JP2008161997A - 円筒研削盤および円筒研削盤による外面研削方法 - Google Patents

円筒研削盤および円筒研削盤による外面研削方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008161997A
JP2008161997A JP2007000035A JP2007000035A JP2008161997A JP 2008161997 A JP2008161997 A JP 2008161997A JP 2007000035 A JP2007000035 A JP 2007000035A JP 2007000035 A JP2007000035 A JP 2007000035A JP 2008161997 A JP2008161997 A JP 2008161997A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
workpiece
grindstone
peripheral surface
grinding wheel
supports
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007000035A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5085941B2 (ja
Inventor
Hidekazu Hirano
秀和 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTN Corp, NTN Toyo Bearing Co Ltd filed Critical NTN Corp
Priority to JP2007000035A priority Critical patent/JP5085941B2/ja
Publication of JP2008161997A publication Critical patent/JP2008161997A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5085941B2 publication Critical patent/JP5085941B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Abstract

【課題】砥石を支持する軸頭の相対移動機構を複雑にすることなく、ワークの周面と端面を含む外面を一つの砥石で簡単に研削できるようにすることである。
【解決手段】砥石3を支持する軸頭4の回転軸線Tを、ワーク10を支持する主軸台1の回転軸線Wに対して斜めに傾斜させ、砥石3を磨耗の非常に少ないCBN砥石として、その外周面3aの断面形状をR形状とすることにより、砥石3の外周面3aをR形状のいずれかの点で、任意の傾斜角を有するワーク10の周面や端面等の外面と点接触させながら研削し、かつ、この点接触で研削する砥石3の磨耗を抑制して、軸頭4の相対移動機構を複雑にすることなく、一つの砥石3でワーク10の周面と端面を含む外面を研削できるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、円筒研削盤と円筒研削盤による外面研削方法に関する。
円筒研削盤は、円盤状の砥石を支持して回転駆動する軸頭を、主軸台に支持されたワークに対して軸方向と径方向へ相対的に移動させて、ワークの周面や端面等の外面を研削するものであり、近年は、CNC装置による数値制御によって、砥石を支持する軸頭をワークの軸方向と径方向に相対移動させるものが多い。通常、ワークの周面と端面とは、別の砥石に交換するか、ワークを別の研削盤に取り付けるかして研削されている。
このような円筒研削盤には、研削作業を効率化するために、砥石を支持する軸頭の回転軸線を、ワークに対して相対的に回動可能として、ワークを支持する主軸台の回転軸線に対して適宜傾斜させ、ワークの周面と端面を含む外面を、同じ研削盤の一つの砥石で研削可能としたものがある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載されたものでは、砥石の外周面の断面形状を、適宜角度の複数のテーパ面から成る多角形状とし、ワークの周面や端面等の研削される外面の傾斜角に応じて軸頭の回転軸線を傾斜させ、これらのテーパ面のいずれかでワークの外面を研削するようにしている。
特開2003−291062号公報
特許文献1に記載された円筒研削盤は、同じ研削盤の一つの砥石でワークの周面と端面を含む外面を研削できるが、砥石を支持する軸頭をワークの軸方向と径方向へ相対的に移動させるほかに、軸頭をワークに対して相対的に回動可能とする必要があるので、軸頭の相対移動機構が複雑になる問題がある。また、砥石の外周面を形成する複数のテーパ面のうちの一つを、研削されるワークの外面の傾斜角度に応じて、これと平行にする必要があるので、軸頭の回動角度の調整にも手間がかかる。
そこで、本発明の課題は、砥石を支持する軸頭の相対移動機構を複雑にすることなく、ワークの周面と端面を含む外面を一つの砥石で簡単に研削できるようにすることである。
上記の課題を解決するために、本発明の円筒研削盤は、ワークを支持して回転駆動する主軸台と、砥石を支持して回転駆動する軸頭とを備え、前記主軸台に支持されたワークに対して、前記軸頭をワークの軸方向と径方向へ相対的に移動させることにより、前記ワークの外面を研削する円筒研削盤において、前記砥石をCBN砥石として、この砥石を支持する前記軸頭の回転軸線を、前記ワークを支持する主軸台の回転軸線に対して斜めに傾斜させ、前記砥石の外周面の断面形状をR形状とした構成を採用した。
また、本発明の円筒研削盤による外面研削方法は、回転駆動される円筒研削盤の主軸台にワークを支持し、砥石を支持して回転駆動される軸頭を、ワークの軸方向と径方向へ相対的に移動させることにより、ワークの外面を研削する円筒研削盤による外面研削方法において、前記砥石をCBN砥石として、その外周面の断面形状をR形状とし、この砥石を支持する前記軸頭の回転軸線を、前記ワークを支持する主軸台の回転軸線に対して斜めに傾斜させた方法を採用した。
すなわち、砥石を磨耗の非常に少ないCBN砥石として、この砥石を支持する軸頭の回転軸線を、ワークを支持する主軸台の回転軸線に対して斜めに傾斜させ、砥石の外周面の断面形状をR形状とすることにより、砥石の外周面をR形状のいずれかの点で、任意の傾斜角を有するワークの周面や端面等の外面と点接触させて研削し、かつ、この点接触で研削する砥石の磨耗を抑制して、砥石を支持する軸頭の相対移動機構を複雑にすることなく、ワークの周面と端面を含む外面を一つの砥石で簡単に研削できるようにした。
本発明の円筒研削盤および円筒研削盤による外面研削方法は、砥石を磨耗の非常に少ないCBN砥石として、この砥石を支持する軸頭の回転軸線を、ワークを支持する主軸台の回転軸線に対して斜めに傾斜させ、砥石の外周面の断面形状をR形状とすることにより、砥石の外周面をR形状のいずれかの点で、任意の傾斜角を有するワークの周面や端面等の外面と点接触させて研削し、かつ、この点接触で研削する砥石の磨耗を抑制するようにしたので、砥石を支持する軸頭の相対移動機構を複雑にすることなく、ワークの周面と端面を含む外面を一つの砥石で簡単に研削することができる。
また、この円筒研削盤は、CNC装置による数値制御によって、砥石を支持する軸頭をワークの軸方向と径方向へ相対移動させるものとすれば、CBN砥石の磨耗が非常に少ないので、先に研削した加工終了後、または取代を残した加工終了前のワークのポストゲージを使用して、次のワークを高い精度で追い込み研削することができる。
以下、図面に基づき、本発明の実施形態を説明する。この円筒研削盤は、図1に示すように、ワーク10を支持して回転駆動する主軸台1および心押し台2と、砥石3を支持して回転駆動する軸頭4とを備え、主軸台1と心押し台2のセンタ1a、2aに両端を支持されたワーク10に対して、CNC装置(図示省略)による数値制御によって、軸頭4がワーク10の軸方向(X方向)と径方向(Z方向)に移動させられるようになっている。また、軸頭4の回転軸線Tは、主軸台1の回転軸線Wに対して斜めに傾斜しており、砥石3が磨耗の非常に少ないCBN砥石とされ、その外周面3aの断面形状はR形状とされている。
前記ワーク10は軸受部品の円筒ころであり、軸頭4に支持された砥石3は、図1中に実線で示した位置Aから、一点鎖線で示した各位置B、C、Dへと順次移動させられ、砥石3の外周面3aがR形状のいずれかの点で、ワーク10の端面10a、一方の肩部10b、外周面10cおよび他方の肩部10dと点接触しながら、これらのワーク10の外面を研削する。
上述した実施形態では、ワークを円筒ころとしたが、本発明に係る円筒研削盤は、円錐面、太鼓面、段差面等を有する任意の形状のワークの外面を一つの砥石で研削することができる。
円筒研削盤の実施形態を示す平面図
符号の説明
1 主軸台
2 心押し台
1a、2a センタ
3 砥石
3a 外周面
4 軸頭
10 ワーク
10a 端面
10b、10d 肩部
10c 外周面

Claims (2)

  1. ワークを支持して回転駆動する主軸台と、砥石を支持して回転駆動する軸頭とを備え、前記主軸台に支持されたワークに対して、前記軸頭をワークの軸方向と径方向へ相対的に移動させることにより、ワークの外面を研削する円筒研削盤において、前記砥石をCBN砥石として、この砥石を支持する前記軸頭の回転軸線を、前記ワークを支持する主軸台の回転軸線に対して斜めに傾斜させ、前記砥石の外周面の断面形状をR形状としたことを特徴とする円筒研削盤。
  2. 回転駆動される円筒研削盤の主軸台にワークを支持し、砥石を支持して回転駆動される軸頭を、ワークの軸方向と径方向へ相対的に移動させることにより、ワークの外面を研削する円筒研削盤による外面研削方法において、前記砥石をCBN砥石として、その外周面の断面形状をR形状とし、この砥石を支持する前記軸頭の回転軸線を、前記ワークを支持する主軸台の回転軸線に対して斜めに傾斜させたことを特徴とする円筒研削盤による外面研削方法。
JP2007000035A 2007-01-04 2007-01-04 円筒研削盤および円筒研削盤による外面研削方法 Active JP5085941B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007000035A JP5085941B2 (ja) 2007-01-04 2007-01-04 円筒研削盤および円筒研削盤による外面研削方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007000035A JP5085941B2 (ja) 2007-01-04 2007-01-04 円筒研削盤および円筒研削盤による外面研削方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008161997A true JP2008161997A (ja) 2008-07-17
JP5085941B2 JP5085941B2 (ja) 2012-11-28

Family

ID=39692149

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007000035A Active JP5085941B2 (ja) 2007-01-04 2007-01-04 円筒研削盤および円筒研削盤による外面研削方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5085941B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014202329A (ja) * 2013-04-09 2014-10-27 Ntn株式会社 軸受用ころの外面研削方法およびころ軸受
CN113414647A (zh) * 2021-07-19 2021-09-21 福建省立新船舶工程有限公司 一种基于卧式机床的砂光设备
CN115056047A (zh) * 2022-06-16 2022-09-16 贵溪骏达特种铜材有限公司 一种铝青铜生产用棒材多面同步抛光设备

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003291069A (ja) * 2002-03-29 2003-10-14 Toyoda Mach Works Ltd 研削盤用の砥石及びこの砥石を使用する研削方法
JP2004130439A (ja) * 2002-10-10 2004-04-30 Shigiya Machinery Works Ltd シーブ部材の研削方法、及びその装置
JP2005324313A (ja) * 2004-04-12 2005-11-24 Toyoda Mach Works Ltd 工作物の研削方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003291069A (ja) * 2002-03-29 2003-10-14 Toyoda Mach Works Ltd 研削盤用の砥石及びこの砥石を使用する研削方法
JP2004130439A (ja) * 2002-10-10 2004-04-30 Shigiya Machinery Works Ltd シーブ部材の研削方法、及びその装置
JP2005324313A (ja) * 2004-04-12 2005-11-24 Toyoda Mach Works Ltd 工作物の研削方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014202329A (ja) * 2013-04-09 2014-10-27 Ntn株式会社 軸受用ころの外面研削方法およびころ軸受
CN113414647A (zh) * 2021-07-19 2021-09-21 福建省立新船舶工程有限公司 一种基于卧式机床的砂光设备
CN115056047A (zh) * 2022-06-16 2022-09-16 贵溪骏达特种铜材有限公司 一种铝青铜生产用棒材多面同步抛光设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP5085941B2 (ja) 2012-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI434749B (zh) 研磨機
JP5318914B2 (ja) 研削方法
JP2011194561A (ja) 円盤状ワークの面取装置
JP2009101480A (ja) 旋回装置およびそれを備えた円筒研削盤
JP2008302475A (ja) 研削盤における砥石軸装置
CN102205516A (zh) 圆板状工件的外周加工装置
JP2008030195A (ja) 研削装置
JP5085941B2 (ja) 円筒研削盤および円筒研削盤による外面研削方法
JP2008290235A (ja) 構成部材の少なくとも1つの区分を円筒研削するための装置
JP2015150638A (ja) 円すいころの研削装置及び円すいころの研削方法
JP2005254333A (ja) 円筒研削盤及び研削方法
JP6159639B2 (ja) 研削装置
JP6127657B2 (ja) 回転砥石のツルーイング方法及びそのツルーイング方法を実施するための研削盤
JP6136199B2 (ja) ころ状ワークの球面状端面研削装置
JP5206194B2 (ja) 砥石のツルーイング方法およびツルーイング装置
JP2007038354A (ja) 研削装置
JP2010042489A (ja) ワーク受け及びこれを備えた円筒研削盤
JP5523438B2 (ja) 軸受体及び研削装置
JP2011056632A (ja) 非真円形状の加工方法
JP4788132B2 (ja) 砥石車装置及びこれを備えた研削盤
JP6006144B2 (ja) レンズ加工装置、レンズ加工方法、及びレンズ加工用工具
WO2010147086A1 (ja) 研削装置
JP6107348B2 (ja) 内面研削盤
JP4395782B2 (ja) バリ取り装置及びバリ取り方法
JP5428438B2 (ja) ねじ研削盤

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090924

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111122

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120120

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120521

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20120528

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120821

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120906

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5085941

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150914

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250