JP6369649B1 - フィルムラップ加工装置 - Google Patents

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駆動力を抑えた効率のよいオシレーション加工が実施可能なフィルムラップ加工装置を提供する【課題】本発明にかかるフィルムラップ加工装置100の代表的な構成は、ボールねじのねじ軸104のボール溝106を研磨フィルム102で研磨するものであり、ねじ軸104を保持するワーク保持部110と、研磨フィルム102を保持する加工ユニット112と、を備える。ワーク保持部110は、ねじ軸104を回転させる回転機構150と、ねじ軸104を軸方向に揺動させるオシレーション機構162とを有する。加工ユニット112は、円盤状で周方向をボール溝106のリード角に沿わせた姿勢となってボール溝106に研磨フィルム102を押し当てるバックアップローラ128と、バックアップローラ128を保持しつつバックアップローラ128をねじ軸104の揺動に追従させる従動軸164と、を有することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、ボールねじのねじ軸のボール溝を研磨フィルムで研磨するフィルムラップ加工装置に関するものである。
金属部品(例えばボールねじ)の研磨方法として、フィルムラップ加工が知られている。フィルムラップ加工とは、表面に砥粒が塗布された研磨フィルムを用いて行う研磨方法である。古くからの研磨方法としては、砥石やバフ(羽布)を用いる方法が知られている。しかしながら、精密な研磨を行うにあたって、砥石は加工対象物との均一な接触が難しいうえ割れや欠けが発生しやすく、バフは材質が柔らかいため接触させやすいものの研磨力の小ささがネックになる。フィルムラップ加工であれば、研磨フィルムの粒度や、研磨フィルムを押し当てるバックアップ材などを適宜選択し、均一で精度の高い研磨を行うことができる。
特許文献1には、フィルムラップ加工として、ボールねじの研磨装置が開示されている。この研磨装置では、研磨テープTを圧接ロールRでねじ軸のボール溝Bに接触させることに加え、圧接ロールRを縦横に揺振(オシレーション)させ、これらによってボール溝の表面あらさを向上させている。
特開2017−121689号公報
現在、精密部品の製造現場などにおいて研磨工程のさらなる精度向上が求められていて、上記オシレーション加工も有効に活用されている。しかしながら、特許文献1の構成では、研磨テープを保持する加工機側を揺動させている。加工機は、テープ移送機構などの多くの機械要素が詰まっていて、相応の大きさおよび重量を有している。この場合、大きくて重い加工機を揺動させるためには大きな駆動力が必要になり、また、揺動が他の機械要素に影響を与えないよう配慮しなくてはならない。
本発明は、このような課題に鑑み、駆動力を抑えた効率のよいオシレーション加工が実施可能なフィルムラップ加工装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかるフィルムラップ加工装置の代表的な構成は、ボールねじのねじ軸のボール溝を研磨フィルムで研磨するフィルムラップ加工装置において、ねじ軸を保持するワーク保持部と、研磨フィルムを保持する加工ユニットと、を備え、ワーク保持部は、ねじ軸を回転させる回転機構と、ねじ軸を軸方向に揺動させるオシレーション機構と、を有し、加工ユニットは、円盤状で周方向をボール溝のリード角に沿わせた姿勢となってボール溝に研磨フィルムを押し当てるバックアップローラと、バックアップローラを保持しつつバックアップローラをねじ軸の揺動に追従させる従動軸と、を有することを特徴とする。
上記構成によれば、加工対象物(ワーク)であるねじ軸自体を揺動させることで、バックアップローラすなわち加工ユニット側を揺動させる場合に比べて、小さな駆動力で済ませることができる。したがって、加工ユニットはバックアップローラによる研磨フィルムの押付動作に注力することができ、より効率のよい精密な研磨を行うことが可能になる。
上記のワーク保持部はさらに、ねじ軸をその回転に同期して軸方向に移動させるワーク移動機構を有してもよい。この構成によって、ねじ軸の全体を効率よく研磨することが可能になる。
当該フィルムラップ加工装置はさらに、加工ユニットをねじ軸の回転に同期してねじ軸の軸方向に移動させるユニット移動機構を備えてもよい。この構成によっても、ねじ軸の全体を効率よく研磨することが可能になる。
上記のバックアップローラは、少なくとも外周部分が軟質材で形成されているとよい。バックアップローラに適度な柔軟性をもたらすことで、研磨フィルムをボール溝に効率よく接触させることができる。
上記の加工ユニットはさらに、研磨フィルムをバックアップローラ上に送り出すフィルム送出機構を有してもよい。この構成によって、消耗した研磨フィルムを適宜移動させ、効率よく研磨することが可能になる。
本発明によれば、駆動力を抑えた効率のよいオシレーション加工が実施可能なフィルムラップ加工装置を提供することが可能になる。
本発明の第1実施形態に係るフィルムラップ加工装置の概要を示した図である。 加工ユニットを各方向から示した図である。 加工ユニットのヘッドの拡大図である。 加工ユニットの本体部を広く拡大した図である。 ワーク保持部を拡大して示した図である。 オシレーション加工の様子を概略的に示した図である。 本発明の第2実施形態に係るフィルムラップ加工装置の概要を示した図である。 第1実施形態および第2実施形態に係る変形例のフィルムラップ加工装置を示した図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示または説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係るフィルムラップ加工装置(以下、加工装置100)の概要を示した図である。当該加工装置100は、研磨フィルム102を用いてボールねじのねじ軸104のボール溝106(図6(a)等参照)を研磨する工作機械である。
加工装置100は、おおまかに、テーブル108を基礎として、加工対象物(ワーク)であるねじ軸104を保持するワーク保持部110と、研磨フィルム102を保持してこれをねじ軸104に当てる加工ユニット112とを備えている。当該加工装置100は、ねじ軸104にオシレーション加工による研磨を施すことを可能にしているが、オシレーションに関する動作は主にワーク保持部110側によって行う。なお、以下に説明する加工ユニット112やワーク保持部110の動作は、コンピュータ制御によって行うことが可能である。
図2は、加工ユニット112を各方向から示した図である。図2(a)は、図1と同じ方向から加工ユニット112を示している。加工ユニット112は、テーブル108に固定された土台部112bの上に、ヘッド114やフィルム送出機構116などを有する本体部112aが設けられた構成となっている。土台部112bと本体部112aとの間には、エアシリンダ118やレール120等を含んだ押圧機構122が備えられている。ねじ軸104を加工する際には、ねじ軸104にヘッド114が接触するよう、本体部112aは押圧機構122によってねじ軸104側へ移動する。
図2(b)は、図2(a)とは反対側から加工ユニット112を示した図である。土台部112bと本体部112aとの間には、傾斜機構124としてヒンジ126が設けられている。傾斜機構124は、後述するバックアップローラ128のねじ軸104に対する角度を変えるための機構である。この傾斜機構124の一部として、ヒンジ126は土台部112bに対する本体部112aの角度を変化させる。ヒンジ126によって本体部112aの角度を変えることで、研磨フィルム102をねじ軸104のボール溝106に的確に接触させることが可能になる。
図3は、加工ユニット112のヘッド114の拡大図である。ヘッド114は、先端のバックアップローラ128と、これを支える各種のフレームや軸などで構成されている。
バックアップローラ128は、研磨フィルム102をねじ軸104に押し当てる円盤状の部位である。バックアップローラ128は、後述する従動フレーム166に回転軸130で接続されていて、その外周面で研磨フィルム102をねじ軸104のボール溝106に押し当てる。
バックアップローラ128は、回転軸130の設けられる中央部分は金属で構成されてもよいが、少なくとも外周部分132は軟質材(例えばウレタン)で形成されていると好適である。素材に軟質材を用いることで、外周部分132に適度な柔軟性をもたらすことができ、これによって研磨フィルム102をボール溝106により均一に効率よく接触させることが可能になる。
バックアップローラ128が設けられた従動フレーム166は先端フレーム134に支えられていて、この先端フレーム134は支持軸136を介して中間フレーム138に接続されている。支持軸136は、先端フレーム134の角度の調節用の支点となる軸であり、先端フレーム134ごとバックアップローラ128の角度を変える。この支持軸136は、前述したヒンジ126(図2(b)参照)を含む傾斜機構124の一部でもある。バックアップローラ128は、支持軸136を含む傾斜機構124の制御を受け、その周方向をねじ軸104のボール溝106のリード角に沿わせた姿勢となることができ、研磨フィルム102をボール溝106に高い精度で効率よく押し当てることが可能になっている。
中間フレーム138は、本体部112aを広く構成する本体フレーム140に対して、シリンダ142を介して接続されている。シリンダ142は、ヘッド114のうち中間フレーム138から先を、バックアップローラ128がねじ軸104に接触するよう移動させる。このシリンダ142は、前述したエアシリンダ118(図2(a)参照)などを含む押圧機構122の一部でもある。バックアップローラ128は、シリンダ142を含む押圧機構122の制御を受けることによっても、研磨フィルム102をボール溝106に高い精度で効率よく押し当てることが可能になっている。
図4は、加工ユニット112の本体部112aを広く拡大した図である。フィルム送出機構116は、本体フレーム140に設けられた供給スプール144と巻取スプール146、および複数のプーリ148を含んで構成されている。フィルム送出機構116によって、研磨フィルム102は供給スプール144から各プーリ148を介してバックアップローラ128上に送り出され、消耗するにしたがって巻取スプール146へと巻き取られる。加工ユニット112は、フィルム送出機構116が消耗した研磨フィルム102を適宜移動させることによって、ねじ軸104を効率よく研磨することが可能になる。
図5は、ワーク保持部110を拡大して示した図である。ワーク保持部110は、対になるヘッドストック110aとテールストック110bを有していて、これらヘッドストック110aとテールストック110bとの間にてねじ軸104を保持する。
ワーク保持部110は、回転機構150として、ヘッドストック110aにワーク回転モータ152を備えていて、ねじ軸104を周方向に回転させながら加工ユニット112に接触させる。回転機構150には、ワーク回転モータ152の他、ねじ軸104を把持しつつ回転するチャック154やセンタ156なども含まれる。
ワーク保持部110は、ワーク移動機構158として、テーブル108に設けられたワーク移動レール160と不図示の移動用モータを有している。これによって、ヘッドストック110aおよびテールストック110bは、ワーク移動レール160に沿ってねじ軸104の長手方向(軸方向)に移動することが可能になっている。ワーク移動機構158による移動は、回転機構150によるねじ軸104の回転に同期し、ねじ軸104のボール溝106のリードに合せて行われる。ワーク移動機構158を備えることによって、ねじ軸104の全体を効率よく研磨することが可能になる。
そして本発明の特徴のひとつとして、ワーク保持部110は、ねじ軸104を軸方向に揺動させるオシレーション機構162も備えている。オシレーション機構162は、例えばヘッドストック110aのチャック154の根本付近の内部に設けられたオシレートモータや偏心カム(共に図示省略)などによって実現される。また、オシレーション機構162には、テールストック110bの内部のスプリング(図示省略)なども含まれる。これら構成のオシレーション機構162によって、ねじ軸104はヘッドストック110aとテールストック110bとの間で軸方向に細かく往復揺動することが可能になっている。
図6は、オシレーション加工の様子を模式的に示した図である。図6(a)は、オシレーション機構162(図5参照)の稼働前の様子を示している。本実施形態では、バックアップローラ128は従動軸164を介して先端フレーム134(図3参照)に保持されている。詳しく図3を参照すると、バックアップローラ128は従動フレーム166に設けられていて、この従動フレーム166は従動軸164を介して先端フレーム134に接続されている。これらによって、バックアップローラ128は、従動軸164を中心にして、先端フレーム134に対して回転するように動くことが可能になっている。
図6(b)は、オシレーション機構162(図5参照)の稼働時の様子を示している。オシレーション機構162によって、ねじ軸104は軸方向に細かく往復揺動する。このとき、バックアップローラ128が従動軸164に保持されていることによって、バックアップローラ128は従動軸164を中心にしてねじ軸104の揺動に追従するよう小刻みに動くことができる(この動きを「従動」と呼ぶ)。これら構成によって、バックアップローラ128は、ねじ軸104のボール溝106の円弧方向に研磨フィルム102(図3等の各図参照)をこすり付け、ボール溝106を効率よく研磨することが可能になる。具体的には、ねじ軸104はオシレーションと共に回転および軸方向に移動するため、ボール溝106はジグザグのラインで研かれていく。
本実施形態の構成によれば、まず、ワーク保持部110(図5参照)側にオシレーション機構162を搭載し、加工対象物(ワーク)であるねじ軸104自体を揺動させているため、バックアップローラ128すなわち加工ユニット112側を揺動させる場合に比べて、小さな駆動力で済ませることができる。そして、オシレーション機構162がワーク保持部110側で実施されていることで、加工ユニット112は押圧機構122(図2(a)参照)や傾斜機構124(図2(b)参照)、さらにはフィルム送出機構116などを実装して、バックアップローラ128による研磨フィルム102の押付動作に注力することが可能になっている。
そして、上述したように、本実施形態ではワーク保持部110側のオシレーション機構162と、加工ユニット112側によるバックアップローラ128の従動とによって、図6(b)のボール溝106の円弧方向に研磨フィルム102を往復揺動させながらジグザグに研ぐことが可能になり、これによってボール溝106の面粗さを効率的に改善することができる。したがって、本実施形態であれば、ねじ軸104を高精度に研磨し仕上げることができ、ボールねじの長寿命化や騒音の低減などを図ることが可能になる。
(第2実施形態)
図7は、本発明の第2実施形態に係るフィルムラップ加工装置(以下、加工装置200)の概要を示した図である。なお、以降の記載において、既に説明した構成要素については、同じ符号を付することによって、その説明を省略する。また、既に説明した構成要素と同じ名称の構成要素は、異なる符号が付されていても、同じ構成および機能を有するものとする。
加工装置200は、図1等に示した加工装置100と異なり、ワーク保持部110ではなく加工ユニット112がねじ軸104の軸方向に移動する構成となっている。具体的には、加工装置200は、ユニット移動機構202として、テーブル108に設けられたユニット移動レール204と不図示の移動用モータを有している。これによって、加工ユニット112は、ユニット移動レール204に沿ってねじ軸104の軸方向に移動することが可能になっている。このときの加工ユニット112の移動も、ワーク保持部110の回転機構150によるねじ軸104の回転に同期し、ねじ軸104のボール溝106のリードに合わせて行われる。
このように、当該加工装置200であっても、ユニット移動機構202を利用してねじ軸104の全体を効率よく研磨することが可能である。特に、ユニット移動レール204は、ねじ軸104の両端のヘッドストック110aおよびテールストック110bを移動させるワーク移動レール160(図1参照)に比べて短くて済むため、加工装置200の全体構成の小型化に役立てることができる。
(変形例)
図8は、第1実施形態および第2実施形態に係る変形例のフィルムラップ加工装置(以下、加工装置300)を示した図である。加工装置300は、第1実施形態の加工装置100および第2実施形態の加工装置200を代表して、加工装置100の変形例として示している。
加工装置300では、加工ユニット112が複数、計4台設けられている(加工ユニット112および他の加工ユニット302a〜302c)。加工ユニット302a〜302cは、設置する向きが異なっているのみで、加工ユニット112と同じ構成である。具体的には、加工ユニット112のねじ軸104の反対側に加工ユニット302aが設けられ、加工ユニット302bのねじ軸104の反対側に加工ユニット302cが設けられている。
また、加工装置300では、各加工ユニットに使用する研磨フィルム102の種類を異ならせることも可能である。例えば、ワーク移動機構158の上手から下手に向かって、各加工ユニットの研磨フィルムを順に粒度の小さいものにすることで、一度の動作で粗削りから仕上げまでを行うことが可能になる。これら複数台の加工ユニット112、302a〜302cによる研磨は、第2実施形態の加工装置200でも実施することができる。加えて、さらに複数の加工ユニットを設けることもでき、これら構成によってねじ軸104を効率よくさらに精密に研きあげることが可能になる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施例について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、ボールねじのねじ軸のボール溝を研磨フィルムで研磨するフィルムラップ加工装置に利用することができる。
100…第1実施形態の加工装置、102…研磨フィルム、104…ねじ軸、106…ボール溝、108…テーブル、110…ワーク保持部、110a…ヘッドストック、110b…テールストック、112…加工ユニット、112a…本体部、112b…土台部、114…ヘッド、116…フィルム送出機構、118…エアシリンダ、120…レール、122…押圧機構、124…傾斜機構、126…ヒンジ、128…バックアップローラ、130…回転軸、132…外周部分、134…先端フレーム、136…支持軸、138…中間フレーム、140…本体フレーム、142…シリンダ、144…供給スプール、146…巻取スプール、148…プーリ、150…回転機構、152…ワーク回転モータ、154…チャック、156…センタ、158…ワーク移動機構、160…ワーク移動レール、162…オシレーション機構、164…従動軸、166…従動フレーム、200…第2実施形態の加工装置、202…ユニット移動機構、204…ユニット移動レール、300…変形例の加工装置、302a〜302c…他の加工ユニット

Claims (5)

  1. ボールねじのねじ軸のボール溝を研磨フィルムで研磨するフィルムラップ加工装置において、
    前記ねじ軸を保持するワーク保持部と、
    前記研磨フィルムを保持する加工ユニットと、
    を備え、
    前記ワーク保持部は、
    前記ねじ軸を回転させる回転機構と、
    前記ねじ軸を軸方向に揺動させるオシレーション機構と、
    を有し、
    前記加工ユニットは、
    円盤状で周方向を前記ボール溝のリード角に沿わせた姿勢となって該ボール溝に前記研磨フィルムを押し当てるバックアップローラと、
    前記バックアップローラを保持しつつ該バックアップローラを前記ねじ軸の揺動に追従させる従動軸と、
    を有することを特徴とするフィルムラップ加工装置。
  2. 前記ワーク保持部はさらに、前記ねじ軸をその回転に同期して軸方向に移動させるワーク移動機構を有することを特徴とする請求項1に記載のフィルムラップ加工装置。
  3. 当該フィルムラップ加工装置はさらに、前記加工ユニットを前記ねじ軸の回転に同期して該ねじ軸の軸方向に移動させるユニット移動機構を備えることを特徴とする請求項1に記載のフィルムラップ加工装置。
  4. 前記バックアップローラは、少なくとも外周部分が軟質材で形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のフィルムラップ加工装置。
  5. 前記加工ユニットはさらに、前記研磨フィルムを前記バックアップローラ上に送り出すフィルム送出機構を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のフィルムラップ加工装置。
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