JPH0237051Y2 - - Google Patents

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JPH0237051Y2
JPH0237051Y2 JP1987111978U JP11197887U JPH0237051Y2 JP H0237051 Y2 JPH0237051 Y2 JP H0237051Y2 JP 1987111978 U JP1987111978 U JP 1987111978U JP 11197887 U JP11197887 U JP 11197887U JP H0237051 Y2 JPH0237051 Y2 JP H0237051Y2
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JP
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pedal
vehicle
tread
protruding piece
large number
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JP1987111978U
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JPS6418319U (ja
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  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車輌用ペダルに関する。
(従来の技術) 従来、一般に使用されている車輌用ペダルは、
その踏面に弾性ゴム材等からなる防滑カバーを添
設した構造のものが殆どであつた。
また、ペダルの踏面に、その表面より稍高くし
た隆起部を形成した棒状部材を適宜間隔をあけて
横方向に並設させてなるペダル等も考え出されて
いた。更に、実開昭53−165536号に開示されてい
る如く、ブレーキペダルの踏面に防滑紙布を折曲
可能な金属片で固設する取り替え自在な防滑カバ
ーが提案されている。
(考案の解決しようとする問題点) しかしながら、上記したような従来の車輌用ペ
ダルは、その踏面が摩耗したり、或いは雨天等の
場合に靴底に付着した泥等が防滑カバーの溝部内
に付着した場合等にあつては、靴底と防滑カバー
との摩擦係数が低下し、滑り易くなつて運転操作
を誤る危険性を存していた。
また、上記した棒状部材を適宜間隔をあけて横
方向に並設させてなるペダル等にあつては、上下
方向の滑り止めは効果的にできても横(左右)方
向には滑り易く、そのためペダルを斜めに踏み込
んだ場合や、雨降りの濡れた靴でのペダル操作等
にあつては特にこの横方向への滑りが危険であ
り、防滑効果に乏しいものであつた。
更に、横方向に並設させた棒状部材の間に適宜
間隔があいていることから、該隙間に突起物等が
挟まつてペダルの押し込み操作ができなくなると
いつた危険性があつた。
また、実開昭53−165536号に開示されている如
く、踏面全体に防滑紙布を折曲可能な金属片で固
設するものにあつては、踏面或いは防滑カバー等
の隆起部が摩耗した場合にあつては、ペダル或い
は踏板ごと取り換えなければならず、不経済でも
あつた。
本考案はこのような従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、踏面等の隆起部(若しくは突出片)
が、長期間の使用によつて摩耗しても簡単に取り
換えでき、また雨天等の場合にも靴底との摩擦抵
抗が低下することなく、しかも上下、左右、斜め
のあらゆる方向に対しても滑り止めできる車輌用
ペダルを提供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 上述の如き従来の問題点を解決し所期の目的を
達成するため本考案の構成は、多数の環状突出片
を具備してなる車両用ペダルにおいて、該ペダル
の踏板に表から裏面まで貫通した多数の透孔を穿
設するとともに該透孔内に貫通した開孔部を有す
る短筒状の突出片を着脱自在に装着してなること
を特徴とする車両用ペダルに存する。
(作用) このように構成される車輌用ペダルは、踏面に
多数の環状の突出片を突設したことによつて運転
者の靴底と車輌用ペダルの踏面との接触状態が各
突出片の上端における環状の端面のみでなされ、
一様な面接触とはならずに、不連続な、接触面積
の極めて少ない面接触となり、かつ、各突出片を
環状に形成したことで、上下、左右、斜めのあら
ゆる方向に対して滑り防止効果が発揮されること
となる。
また、ペダルの踏面に環状の突出片を取り外し
自在に設けたことによつて、この環状の突出片が
長期間の使用によつて摩耗し、靴底との摩擦係数
が低下した場合にあつても、それのみを容易に交
換できることとなる。
更に、ペダルの踏板に多数の透孔を穿設して、
その各透孔内にそれぞれ環状の突出片を取外し自
在に備えれば、靴底に泥等が付着している場合に
は、その泥等は踏面との接触に伴い、突出片のそ
れぞれの開孔部内に落ち込んで踏板裏側(奥行方
向)へ落下するので、泥等が靴底と踏面間に介在
することなく両者の摩擦抵抗の低下を阻止し得る
こととなる。
(実施例) 次に、本考案の実施の一例を図面を参照しなが
ら説明する。
図中Aは、本考案に係る車輌用ペダルであり、
この車輌用ペダルAは、その踏板1に多数の透孔
1a,1a……を多数穿設しており、それぞれの
透孔1a内に環状の突出片2,2……を取り外し
自在に備えている。
この環状の突出片2,2……は、硬質合成樹脂
からなり、開孔部2cを有する短筒部2aの上端
周縁に、同素材のフランジ部2bを一体的に突設
してなるもので、短筒部2aを前記透孔1a内に
嵌着させた場合に、フランジ部2bが踏面1bよ
り突出するものである。
また、車輌用ペダルAの形状は、アクセルペダ
ル、ブレーキペダル、クラツチペダル若しくはフ
ツトレストペダル等その使用目的に応じて種々選
定し得るものであり、また、環状の突出片2の突
設位置、突設個数、環状部の径もそれら各種の車
輌用ペダルAに対応させて種々選定し得るもので
ある。
尚、本考案の車輌用ペダルAは、本実施例に限
定されるものではなく、例えば、第5図乃至第7
図に示すように、ペダルの踏面1bを別体の金属
基板3で形成し、その金属基板3に多数の透孔1
a,1a……を穿設し、該透孔1a,1a……内
に前記環状の突出片2を取り外し自在に突設させ
ても良く、その際、折り曲げ自在な金属片4,4
……を介して従来のペダルの踏板1上に取り外し
自在に装着させても構わない。
また、本実施例にあつては、踏板1に多数の透
孔1a,1a……を穿設し、その各透孔1a,1
a……内にそれぞれ環状の突出片2,2……を取
外し自在に挿着しているが、これに限定されるこ
となく、例えば、踏板1に凹部を設け、該凹部内
に突出片2を螺着或いは嵌着等の他手段を用いて
踏面1b上に取外し自在に突設させても良い。
更に、突出片2の上端縁に突設された前記フラ
ンジ部2bの表面に、多数の刻み或いは凹凸をつ
けても良い。
(考案の効果) 本考案は上述の如く構成され、アクセルペダ
ル、ブレーキペダル、クラツチペダル若しくはフ
ツトレストペダル等として用いる車輌用ペダルの
踏面に、多数の環状の突出片を突設したことによ
つて、運転者の靴底と車輌用ペダルの踏面との接
触状態が各突出片の上端における環状の端面のみ
でなされ、一様な面接触とはならずに、不連続
な、接触面積の極めて少ない面接触となり、か
つ、各突出片を環状に形成したことで、上下、左
右、斜めのあらゆる方向に対しても滑り防止効果
が効果的に発揮されることとなつた。
そのためペダルを斜めに踏み込んだ場合や、特
に雨降りの濡れた靴でのペダル操作にあつての横
方向への滑りが効果的に防止され、防滑効果に優
れた車輌用ペダルを提供できることとなつた。
また、ペダルの踏面に環状の突出片を個々に取
り外し自在に設けたことによつて、この突出片が
長期間の使用によつて摩耗し、靴底との摩擦係数
が低下した場合にあつても、ペダルの踏板を取り
外すことなく、この環状の突出片のみを容易に交
換できる便利な車輌用ペダルを提供できることと
なつた。
更に、ペダルの踏板に多数の透孔を穿設して、
その各透孔内にそれぞれ環状の突出片を取外し自
在に備えれば、靴底に付着した泥等が、踏面との
接触に伴い、各突出片の開口部を介して踏板裏側
(奥行方向)へ落下することなり、従つて雨天等
の場合に靴底に泥等が付着した状態で運転しても
靴底と車輌用ペダルとの摩擦抵抗の低下を阻止
し、運転の誤操作を招来することもない。
また、構成も単純であるため大量生産に適し、
価格も低廉なものとして需要者に供給することが
できる等、優れた利点を有しているもので、本考
案を実施することはその実益的価値が甚だ大なる
ものがある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施の一例を示すもので、第1
図は本考案に係る車輌用ペダルの正面図、第2図
は本実施例の車輌用ペダルに使用される突出片の
斜視図、第3図は突出片の取付状態を示す要部断
面図、第4図は車輌用ペダルの使用状態を示す斜
視図、第5図は他の実施例を示す正面図、第6図
は同背面図、第7図は使用状態を示す同側面図で
ある。 1……踏板、1a……透孔、1b……踏面、2
……突出片、2a……短筒部、2b……フランジ
部、2c……開孔部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多数の環状突出片を具備してなる車両用ペダル
    において、該ペダルの踏板に表から裏面まで貫通
    した多数の透孔を穿設するとともに該透孔内に貫
    通した開孔部を有する短筒状の突出片を着脱自在
    に装着してなることを特徴とする車両用ペダル。
JP1987111978U 1987-07-23 1987-07-23 Expired JPH0237051Y2 (ja)

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JP1987111978U JPH0237051Y2 (ja) 1987-07-23 1987-07-23

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JPS6418319U JPS6418319U (ja) 1989-01-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4556258B2 (ja) * 1999-09-13 2010-10-06 日産自動車株式会社 ペダル装置、ペダル装置用パッドの製造装置及びペダル装置用パッド
JP4556919B2 (ja) * 2006-06-26 2010-10-06 日産自動車株式会社 ペダル装置

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JPS58183533U (ja) * 1982-05-29 1983-12-07 株式会社オ−トルツク 車輛用ペダル

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