JPS6239456Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6239456Y2 JPS6239456Y2 JP1982078390U JP7839082U JPS6239456Y2 JP S6239456 Y2 JPS6239456 Y2 JP S6239456Y2 JP 1982078390 U JP1982078390 U JP 1982078390U JP 7839082 U JP7839082 U JP 7839082U JP S6239456 Y2 JPS6239456 Y2 JP S6239456Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pedal
- vehicle
- hole
- sole
- tread surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、車輌用ペダルに関するものである。
従来一般に使用されている車輌用ペダルは、その
踏面に弾性ゴム材等からなる防滑カバーを添設し
た構造のものがほとんどであり、このような従来
の車輌用ペダルは、その踏面が摩耗したり雨天等
の場合に靴底に付着した泥等が防滑カバーの溝部
内に付着して靴底と防滑カバーとの摩擦係数が低
下し滑り易くなつて運転操作を誤る危険性が存し
ていた。
従来一般に使用されている車輌用ペダルは、その
踏面に弾性ゴム材等からなる防滑カバーを添設し
た構造のものがほとんどであり、このような従来
の車輌用ペダルは、その踏面が摩耗したり雨天等
の場合に靴底に付着した泥等が防滑カバーの溝部
内に付着して靴底と防滑カバーとの摩擦係数が低
下し滑り易くなつて運転操作を誤る危険性が存し
ていた。
また、ペダルの踏面に、その表面より稍高くし
た隆起部を形成した棒状部材を適宜間隔をあけて
横方行に並設させてなるペダル等も既に考え出さ
れていたが、これは上下方向の滑り止めは効果的
にできても横(左右)方向には滑り易く、そのた
めペダルを斜めに踏み込んだ場合や、雨降りの濡
れた靴でのペダル操作等にあつては特にこの横方
行への滑りが危険であり、防滑効果に乏しいもの
であつた。
た隆起部を形成した棒状部材を適宜間隔をあけて
横方行に並設させてなるペダル等も既に考え出さ
れていたが、これは上下方向の滑り止めは効果的
にできても横(左右)方向には滑り易く、そのた
めペダルを斜めに踏み込んだ場合や、雨降りの濡
れた靴でのペダル操作等にあつては特にこの横方
行への滑りが危険であり、防滑効果に乏しいもの
であつた。
また、横方向に並設させた棒状部材の間に適宜
間隔をあけていることから、その隙間から靴底に
付着した泥土等が直接に擦り落ち、ペダルの裏側
(奥行き方向)へ散乱してしまうことから掃除に
余儀無くされ、更には該隙間に物が挟まつたり、
或いは、突起物等が挟まつてペダルの押し込み操
作ができなくなるといつた危険性があつた。
間隔をあけていることから、その隙間から靴底に
付着した泥土等が直接に擦り落ち、ペダルの裏側
(奥行き方向)へ散乱してしまうことから掃除に
余儀無くされ、更には該隙間に物が挟まつたり、
或いは、突起物等が挟まつてペダルの押し込み操
作ができなくなるといつた危険性があつた。
本考案は、上述した従来の車輌用ペダルの欠点
に鑑み、長期間の使用によつても摩耗し難く、ま
た雨天等の場合にも靴底との摩擦抵抗が低下する
ことなく、しかも上下、左右、斜めのあらゆる方
向に対しても滑り止めできる車輛用ペダルの提供
を目的とするものである。
に鑑み、長期間の使用によつても摩耗し難く、ま
た雨天等の場合にも靴底との摩擦抵抗が低下する
ことなく、しかも上下、左右、斜めのあらゆる方
向に対しても滑り止めできる車輛用ペダルの提供
を目的とするものである。
かかる本考案の目的を達成するための構成の要
旨は車輌用のアクセルペダル、ブレーキペダル、
クラツチペダル若しくはフツトレストペダル等の
車輌用ペダルにおいて、該ペダルの踏面に多数の
環状の凸部を突設し、その各凸部内に位置してそ
れぞれペダルの裏面側に貫通した孔部を穿設して
なる車輌用ペダルに存する。
旨は車輌用のアクセルペダル、ブレーキペダル、
クラツチペダル若しくはフツトレストペダル等の
車輌用ペダルにおいて、該ペダルの踏面に多数の
環状の凸部を突設し、その各凸部内に位置してそ
れぞれペダルの裏面側に貫通した孔部を穿設して
なる車輌用ペダルに存する。
以下に本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
する。
図中1は車輌用ペダルであり、この車輌用ペダ
ル1はその踏面2a側に多数の環状凸部3を突設
している。車輌用ペダル1の形状はアクセルペダ
ル、ブレーキペダル、クラツチペダル若しくはフ
ツトレストペダル等その使用目的に応じて種々選
定し得るものであり、また凸部3の突設位置、突
設個数、環状部の径もそれら各種の車輌用ペダル
1に対応させて種々選定し得るものである。
ル1はその踏面2a側に多数の環状凸部3を突設
している。車輌用ペダル1の形状はアクセルペダ
ル、ブレーキペダル、クラツチペダル若しくはフ
ツトレストペダル等その使用目的に応じて種々選
定し得るものであり、また凸部3の突設位置、突
設個数、環状部の径もそれら各種の車輌用ペダル
1に対応させて種々選定し得るものである。
各凸部3の内方に位置してそれぞれ踏面2a側
から裏面2b側に貫通した孔部4を穿設してい
る。
から裏面2b側に貫通した孔部4を穿設してい
る。
この各孔部4の形状は第3図に示すように、環
状の凸部3側から裏面2b側に至るに従い縮径し
かつ底孔4aを有している。
状の凸部3側から裏面2b側に至るに従い縮径し
かつ底孔4aを有している。
また第4図に示すようにテーパー状の孔部4′
を形成することによつても車輌用ペダル1を構成
することができる。第4図aは孔部4′の形状
を、凸部3から裏面2bに至るに従い縮径するよ
うに形成した場合を示す。第4図bは孔部4′の
形状を凸部3から裏面2bに至るに従い拡径する
ように形成した場合を示すものである。
を形成することによつても車輌用ペダル1を構成
することができる。第4図aは孔部4′の形状
を、凸部3から裏面2bに至るに従い縮径するよ
うに形成した場合を示す。第4図bは孔部4′の
形状を凸部3から裏面2bに至るに従い拡径する
ように形成した場合を示すものである。
上述の構成からなる車輌用ペダル1の作用を以
下に説明する。
下に説明する。
車輌用ペダル例えばブレーキペダルとして上述
した車輌用ペダル1を用いた場合について説明す
るに、車輌の運転者の靴底5は車輌用ペダル1の
踏面2aに接触するが、踏面2aは上述の構成か
ら明らかなとおり孔部4を有する凸部3が突出し
ているため、その接触の状態は一様な面接触とは
ならず、不連続なかつ接触面積の極めて少ない面
接触となる。
した車輌用ペダル1を用いた場合について説明す
るに、車輌の運転者の靴底5は車輌用ペダル1の
踏面2aに接触するが、踏面2aは上述の構成か
ら明らかなとおり孔部4を有する凸部3が突出し
ているため、その接触の状態は一様な面接触とは
ならず、不連続なかつ接触面積の極めて少ない面
接触となる。
すなわち靴底5と車輌用ペダル1との接触は、
各凸部3の上端における環状の円形面のみでなさ
れる。また、各凸部3を環状に形成したことで、
上下、左右、斜めのあらゆる方向に対して滑り防
止効果が発揮されることとなり、その環状凸部3
を踏面2a上に多数突設させたことによつて、車
輛用ペダル1を斜めに踏み込んだ場合や、特に雨
降りの濡れた靴でのペダル操作にあつての横方行
への滑りも防止される。
各凸部3の上端における環状の円形面のみでなさ
れる。また、各凸部3を環状に形成したことで、
上下、左右、斜めのあらゆる方向に対して滑り防
止効果が発揮されることとなり、その環状凸部3
を踏面2a上に多数突設させたことによつて、車
輛用ペダル1を斜めに踏み込んだ場合や、特に雨
降りの濡れた靴でのペダル操作にあつての横方行
への滑りも防止される。
また靴底5に泥等が付着している場合には、そ
の泥等は靴底5と車輌用ペダル1との接触に伴い
孔部4内に落ち込み、したがつて泥等が靴底1と
踏面2a間に介在することなく両者の摩擦抵抗の
低下を阻止し得る。尚ブレーキペダルのほかアク
セルペダル、クラツチペダル若しくはフツトレス
トペダルとして前記車輌用ペダル1を用いた場合
も同様である。
の泥等は靴底5と車輌用ペダル1との接触に伴い
孔部4内に落ち込み、したがつて泥等が靴底1と
踏面2a間に介在することなく両者の摩擦抵抗の
低下を阻止し得る。尚ブレーキペダルのほかアク
セルペダル、クラツチペダル若しくはフツトレス
トペダルとして前記車輌用ペダル1を用いた場合
も同様である。
以上の説明から明らかなように本考案は、アク
セルペダル、ブレーキペダル、クラツチペダル若
しくはフツトレストペダルとして用いる車輌用ペ
ダルの踏面に多数の環状の凸部を突設し、その各
凸部内に位置してそれぞれペダルの裏面側に貫通
した孔部を穿設したものであるから、この車輌用
ペダルを長期間使用した場合にも各凸部の上端面
から徐々に摩耗することになりかつその孔部内に
は孔部を有するため摩擦抵抗の低下を阻止し得る
ものである。
セルペダル、ブレーキペダル、クラツチペダル若
しくはフツトレストペダルとして用いる車輌用ペ
ダルの踏面に多数の環状の凸部を突設し、その各
凸部内に位置してそれぞれペダルの裏面側に貫通
した孔部を穿設したものであるから、この車輌用
ペダルを長期間使用した場合にも各凸部の上端面
から徐々に摩耗することになりかつその孔部内に
は孔部を有するため摩擦抵抗の低下を阻止し得る
ものである。
また、ペダルの踏面に多数の環状の凸部を突設
したことによつて、上下、左右、斜めのあらゆる
方向に対しても滑り防止効果が発揮されることと
なり、ペダルを斜めに踏み込んだ場合や、特に雨
降りの濡れた靴でのペダル操作にあつての横方行
への滑りも防止され、防滑効果に優れた車輛用ペ
ダルを提供できることとなつた。
したことによつて、上下、左右、斜めのあらゆる
方向に対しても滑り防止効果が発揮されることと
なり、ペダルを斜めに踏み込んだ場合や、特に雨
降りの濡れた靴でのペダル操作にあつての横方行
への滑りも防止され、防滑効果に優れた車輛用ペ
ダルを提供できることとなつた。
また、靴底に付着した泥等は、靴底と踏面との
接触に伴ない孔部を介して下方に落ち込み、した
がつて雨天等の場合に靴底に泥等が付着した状態
で運転しても靴底と車輌用ペダルとの摩擦抵抗の
低下を阻止し、運転の誤操作を招来することもな
い。
接触に伴ない孔部を介して下方に落ち込み、した
がつて雨天等の場合に靴底に泥等が付着した状態
で運転しても靴底と車輌用ペダルとの摩擦抵抗の
低下を阻止し、運転の誤操作を招来することもな
い。
第1図は本考案の車輌用ペダルの一実施例を示
す一部省略正面図、第2図は使用状態の同上の側
面図、第3図は第1図の−線断面図、第4図
a,bはそれぞれ孔部の形状をテーパー状とした
場合の一部省略断面図である。 1……車輌用ペダル、2a……踏面、2b……
裏面、3……凸部、4,4′……孔部、4a……
底孔、5……靴底。
す一部省略正面図、第2図は使用状態の同上の側
面図、第3図は第1図の−線断面図、第4図
a,bはそれぞれ孔部の形状をテーパー状とした
場合の一部省略断面図である。 1……車輌用ペダル、2a……踏面、2b……
裏面、3……凸部、4,4′……孔部、4a……
底孔、5……靴底。
Claims (1)
- 車輛用のアクセルペダル、ブレーキペダル、ク
ラツチペダル若しくはフツトレストペダル等の車
輛用ペダルにおいて、該ペダルの踏面に多数の環
状の凸部を突設し、その各凸部内に位置してそれ
ぞれペダルの裏面側に貫通した孔部を穿設してな
る車輛用ペダル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7839082U JPS58183533U (ja) | 1982-05-29 | 1982-05-29 | 車輛用ペダル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7839082U JPS58183533U (ja) | 1982-05-29 | 1982-05-29 | 車輛用ペダル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58183533U JPS58183533U (ja) | 1983-12-07 |
JPS6239456Y2 true JPS6239456Y2 (ja) | 1987-10-08 |
Family
ID=30087608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7839082U Granted JPS58183533U (ja) | 1982-05-29 | 1982-05-29 | 車輛用ペダル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58183533U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0237051Y2 (ja) * | 1987-07-23 | 1990-10-08 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4996626U (ja) * | 1972-12-12 | 1974-08-21 | ||
JPS49100330U (ja) * | 1972-12-20 | 1974-08-29 | ||
JPS5028429U (ja) * | 1973-07-12 | 1975-04-01 |
-
1982
- 1982-05-29 JP JP7839082U patent/JPS58183533U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58183533U (ja) | 1983-12-07 |
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