JPS5846903Y2 - カ−シ−ト - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本案は、新規な構成を有するカーシートを提供しようと
するものである。

以下、図面を参照しながら、本案の１実施例の詳細を説
明する。

１は本案のカーシートで、その構成は、高圧ポリエチレ
ンなどの合成樹脂材を素材として構成した平面方形のシ
ート本体１Ａの周縁部に側壁１Ｂを連設し、上記シート
本体の下方半分には目の粗い菱形の凹凸部１Ｃが形成さ
れ、上記シート本体の上方半分１人の中央部には溝状の
凹凸部１Ｄが縦に刻設されても・る。

１Ｅは上記凹凸部１Ｄの左右に刻設されたます目状の凹
凸部で、１Ｆは上記シート本体の中央部に適宜刻設され
た商標その他意匠的図柄である。

上記上方半分１人の底部は少しく上方方向へ傾斜してい
る。

１Ｇは、上記側壁１Ｂの外周縁を下方に折り曲げて構成
した縁部である。

本案のものは、上述の如く構成されているから、公知の
カーマットの如く敷設使用する。

特に本案の場合、シート本体の周縁に比較的高い側壁が
形成されているから、冬期間靴の底部に付着している雪
が融水してもシートから外部に流出せず、車内を良好な
状態に保持できる。

また、クラツチペタル、アクセルペタルに上面から当接
する上記凹凸部１Ｅをまず目状に構成したから、ペタル
を踏み込む場合、滑ることがない。

また、これら凹凸部１Ｅ間にプレーキペタルに対応する
縦溝状の凹凸部１Ｄが形成されているから、運転時に停
車、減速しようとするときアクセルペタルからプレーキ
ペタルへつま先を移動せしめることになるが、この場合
プレーキペタルに対応する凹凸部１Ｄとアクセルペタル
に対応する凹凸部１Ｅと相違するから感触が異なり、操
作を誤ることがない。

さらに側壁の外周縁を下方に折り曲げた縁部１Ｇを設け
たから、当該カーマットを堅牢なものとすることができ
る。

シート本体の底部には目の粗い凹凸部が形成されている
から、融雪水は凹部にたまるから、凸部の表面に位置す
る靴の底をぬらすことがない。

など、数多くの利点を有する有用な考案である。

【図面の簡単な説明】

図面は、本案の１実施例を示すもので、第１図は斜視図
、第２図は第１図のＡ−Ａ線路図的断面図、第３図は第
１図のＢ−Ｂ線拡大断面図である。 １・・・カーシート、１人・・・カーシート本体、１Ｂ
・・側壁、１Ｃ・・・菱形の凹凸部、１Ｄ・・・溝状の
凹凸部、１Ｅ・・・ます目状の凹凸部。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 合成樹脂材を素材として構成したシート本体の周縁部に
   側壁を連設し、上記シート本体の下方半分程度には目の
   粗い凹凸部を形成すると共に、上記シート本体の上方半
   分には縦溝状の凹凸部を中心にして、左右にはまず目状
   の凹凸部が刻設されていると共に、上記側壁の外周縁に
   は下方へ折り曲げた縁部が連設されていることを特徴と
   するカーシー ト。