JP3108777U - 健康ゴムマット - Google Patents
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Abstract
【課題】 本考案は、廃タイヤを有効利用したゴムマットであって、足裏マッサージ効果があり、滑り防止の機能を有する健康ゴムマットを提供することを目的とする。
【解決手段】
本考案の健康ゴムマットは、バージンゴムのチップからなる表層部2と廃タイヤのチップからなる裏面部3とを少なくとも有し、該表層部の表面に多数の凸部4が設けられている。
【選択図】 図2
Description
本考案は、健康ゴムマットに関する。
大部分の車の廃タイヤは、経済的に見合う再利用の方法が見つからず、燃料として燃やしたり、廃棄したりしている。かかる状況下、廃タイヤを有効利用することが期待されている。
一方、一般家庭では、主婦がキッチンで料理等をする際は長時間立ち続けなければならないので、足への負担を軽減することが期待されている。また、風呂上りは、足が濡れているので、床を滑りにくくすることも期待されている。
一方、一般家庭では、主婦がキッチンで料理等をする際は長時間立ち続けなければならないので、足への負担を軽減することが期待されている。また、風呂上りは、足が濡れているので、床を滑りにくくすることも期待されている。
本考案は、廃タイヤを有効利用したゴムマットであって、足裏マッサージ効果があり、滑り防止の機能を有する健康ゴムマットを提供することを目的とする。
本考案によれば、以下に示す健康ゴムマットが提供される。
〔1〕 バージンゴムのチップからなる表層部と廃タイヤのチップからなる裏面部とを少なくとも有し、該表層部の表面に多数の凸部が設けられていることを特徴とする健康ゴムマット。
〔2〕 バージンゴムのチップの長さが2.5〜4.0mmであり、廃タイヤのチップの長さが2.5〜5mmであることを特徴とする前記〔1〕に記載の健康ゴムマット。
〔3〕 接着剤を混合したバージンゴムのチップと接着剤を混合した廃タイヤのチップを加熱加圧成型することにより得られたことを特徴とする前記〔1〕又は〔2〕に記載の健康ゴムマット。
〔4〕 内部に暖房用のヒーターが設けられていることを特徴とする前記〔1〕〜〔3〕のいずれかに記載の健康ゴムマット。
〔1〕 バージンゴムのチップからなる表層部と廃タイヤのチップからなる裏面部とを少なくとも有し、該表層部の表面に多数の凸部が設けられていることを特徴とする健康ゴムマット。
〔2〕 バージンゴムのチップの長さが2.5〜4.0mmであり、廃タイヤのチップの長さが2.5〜5mmであることを特徴とする前記〔1〕に記載の健康ゴムマット。
〔3〕 接着剤を混合したバージンゴムのチップと接着剤を混合した廃タイヤのチップを加熱加圧成型することにより得られたことを特徴とする前記〔1〕又は〔2〕に記載の健康ゴムマット。
〔4〕 内部に暖房用のヒーターが設けられていることを特徴とする前記〔1〕〜〔3〕のいずれかに記載の健康ゴムマット。
本考案の健康ゴムマットは、裏面部が廃タイヤからなるので、廃タイヤの有効利用が促進される。また、表層部の表面には凸部が設けられているので、足裏マッサージ効果、滑り防止効果に優れている。
また、本考案の健康ゴムマットは、内部にヒーターを設けることにより、寒い冬場でも足が冷えることを防ぐことができる。
また、本考案の健康ゴムマットは、内部にヒーターを設けることにより、寒い冬場でも足が冷えることを防ぐことができる。
以下、本考案の健康ゴムマット(以下、単にゴムマットともいう。)について、図面に基づいて詳細に説明する。ここで、図1は本考案の健康ゴムマットの平面図であり、図2は図1のA−A線に沿う断面図である。
本考案のゴムマット1は、図1、図2示すように、バージンゴムのチップからなる表層部2と廃タイヤのチップからなる裏面部3とを少なくとも有し、表層部2の表面に複数の凸部4が設けられている。本考案は、その裏面部3が廃タイヤのチップからなるので、廃タイヤの有効利用に役立つものである。また、表層部2の表面に複数の凸部4が設けらているのでマッサージ効果がある。また、表層部2、裏面部3共にゴムからなるので、適度な弾力性があり、足にかかる負担が和らげられる。
尚、本明細書において、表層部と裏面部とを少なくとも有しとは、表層部と裏面部との間に他の層を設けても良いことを意味し、この場合、マット全体を弾力性に優れたものとするため、他の層もゴムのチップで構成することが好ましい。
本考案のゴムマット1は、図1、図2示すように、バージンゴムのチップからなる表層部2と廃タイヤのチップからなる裏面部3とを少なくとも有し、表層部2の表面に複数の凸部4が設けられている。本考案は、その裏面部3が廃タイヤのチップからなるので、廃タイヤの有効利用に役立つものである。また、表層部2の表面に複数の凸部4が設けらているのでマッサージ効果がある。また、表層部2、裏面部3共にゴムからなるので、適度な弾力性があり、足にかかる負担が和らげられる。
尚、本明細書において、表層部と裏面部とを少なくとも有しとは、表層部と裏面部との間に他の層を設けても良いことを意味し、この場合、マット全体を弾力性に優れたものとするため、他の層もゴムのチップで構成することが好ましい。
上記表層部2は、バージンゴムのチップからなる。表層部2にバージンゴムのチップを用いるのは、バージンゴムは発色性に優れることから、表層部2を美麗に着色することにより、商品価値を高めるためである。該バージンゴムのチップの長さは、2.5〜4mmであることが好ましい。バージンゴムのチップが短すぎると、ゴム製品に近くなりすぎる。長すぎると、足裏刺激が強すぎる。
表層部2は、商品価値を高めるために着色することが好ましく、通常はベージュや
イエローに着色する。但し、本考案はこれらの色に限定するものではない。
イエローに着色する。但し、本考案はこれらの色に限定するものではない。
前記裏面部3は、廃タイヤのチップからなる。該廃タイヤのチップの長さは、2.5〜5mmであることが好ましい。
裏面部3も、商品価値を高めるために着色することが好ましく、表層部と同色が好ましいが、通常は黒に着色する。但し、本考案はこれらの色に限定するものではない。
前記表層部2の厚みは、3〜10mmであることが好ましい。また、前記表層部2は、全部バージンゴムであることが好ましい。表層部2の厚みが薄すぎると、製造時に裏面部の色が出て来てむずかしい。厚すぎたり、表層部全部がバージンゴムだと価格が高くなる。
前記裏面部3の厚みは、5〜12mmであることが好ましい。裏面部3の厚みが薄すぎると、廃タイヤの再利用としての意味がなくなるおそれがある。
表層部2の厚みと裏面部3の厚みの比(表層部2の厚み/裏面部3の厚み)は、0.5〜0.7程度であることがより好ましい。表層部2の厚みが裏面部3の厚みに対して薄すぎると、かたすぎるように感じ、表層層部2の厚みが裏面部3の厚みに対して厚すぎると、柔らかすぎるように感ずる。
ゴムマットの凸部4を除いた部分の厚みは、15〜20mmであることが好ましい。該厚みが薄すぎると、弾力性が不足するので、足にかかる負担を和らげることができない虞がある。一方、該厚みが厚すぎると、重すぎて取扱いにくくなる上に、弾力性の向上もそれほど期待することができない。また、コストも高くなる。
本考案のゴムマットにおいては、表層部2の表面に、複数の凸部4が設けられている。凸部4の高さは、4〜6mm程度が好ましい。凸部4が高すぎると、足に与える刺激が強くなりすぎる虞があり、凸部4が低すぎると所望のマッサージ効果が得られない虞がある。
凸部4の横断面積は、280mm2前後であることが好ましい。該横断面積があまり小さすぎると、凸部4の強度が弱くなるので所望のマッサージ効果が得られない虞があり、横断面積があまり大きすぎても所望のマッサージ効果が得られない虞がある。
凸部4は、1m2当り800〜900個程度設けられていることが好ましい。
凸部4は、1m2当り800〜900個程度設けられていることが好ましい。
凸部4の形状に制限はなく、円柱、楕円柱、三角柱、四角柱、円錐、三角錐等にすることができるが、通常は円柱が好ましい。
凸部4の配置に制限はなく、例えば、平面視で直線状、千鳥状等に配列することができる。
凸部4の配置に制限はなく、例えば、平面視で直線状、千鳥状等に配列することができる。
本考案のゴムマットは、例えば、接着剤を混合したバージンゴムのチップと接着剤を混合した廃タイヤのチップを加熱加圧成型することにより得ることができる。用いる接着剤に制限はないが、ウレタン系接着剤を用いることが好ましい。
加熱加圧成型については従来公知の方法、条件で行うことができる。
加熱加圧成型については従来公知の方法、条件で行うことができる。
本考案のゴムマットは、図3に示すように、内部に暖房用のヒーター5が設けられていることが好ましい。暖房用のヒーター5を加熱することにより、寒い冬場でも足が冷えることを防ぐことができる。ヒーター5としては、この種のゴムマットの暖房のために従来使用されている各種のタイプのものを使用することができる。
1 ゴムマット
2 表層部
3 裏面部
4 凸部
5 ヒーター
2 表層部
3 裏面部
4 凸部
5 ヒーター
Claims (4)
- バージンゴムのチップからなる表層部と廃タイヤのチップからなる裏面部とを少なくとも有し、該表層部の表面に複数の凸部が設けられていることを特徴とする健康ゴムマット。
- バージンゴムのチップの長さが2.5〜4.0mmであり、廃タイヤのチップの長さが2.5〜5mmであることを特徴とする請求項1に記載の健康ゴムマット。
- 接着剤を混合したバージンゴムのチップと接着剤を混合した廃タイヤのチップを加熱加圧成型することにより得られたことを特徴とする請求項1又は2に記載の健康ゴムマット。
- 内部に暖房用のヒーターが設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の健康ゴムマット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004002312U JP3108777U (ja) | 2004-04-26 | 2004-04-26 | 健康ゴムマット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004002312U JP3108777U (ja) | 2004-04-26 | 2004-04-26 | 健康ゴムマット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3108777U true JP3108777U (ja) | 2005-04-28 |
Family
ID=43271442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004002312U Expired - Fee Related JP3108777U (ja) | 2004-04-26 | 2004-04-26 | 健康ゴムマット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3108777U (ja) |
-
2004
- 2004-04-26 JP JP2004002312U patent/JP3108777U/ja not_active Expired - Fee Related
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