JP6343216B2 - 車両用のペダルパッド - Google Patents

車両用のペダルパッド Download PDF

Info

Publication number
JP6343216B2
JP6343216B2 JP2014200175A JP2014200175A JP6343216B2 JP 6343216 B2 JP6343216 B2 JP 6343216B2 JP 2014200175 A JP2014200175 A JP 2014200175A JP 2014200175 A JP2014200175 A JP 2014200175A JP 6343216 B2 JP6343216 B2 JP 6343216B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pedal
groove
driver
pedal pad
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014200175A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016071618A (ja
Inventor
健太 杉岡
健太 杉岡
幸一 芥田
幸一 芥田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP2014200175A priority Critical patent/JP6343216B2/ja
Publication of JP2016071618A publication Critical patent/JP2016071618A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6343216B2 publication Critical patent/JP6343216B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

本発明は、車両用のペダルパッド、特にブレーキペダル本体に取り付けられるペダルパッドに関する。
図3は、特許文献1により開示されている車両用のペダルパッドの正面図である。ペダルパッド90は、たとえば合成ゴムからなり、板状部材91の表面に複数の突起部92が形成されている。突起部92が形成されることで、ペダルを大きく踏み込んだ運転者の靴底をすべりにくくさせるとともに、ペダルパッドの美感を良好なものとすることができる。
しかしながら、通常の車両の制動操作は、運転者の足の踵を浮かさず、前記踵を回転軸として、前記足の爪先が弧を描くようにアクセルペダルからブレーキペダルに踏み替えることが一般的である。このとき、開示されているペダルパッド90では、運転者の靴底が突起部92に引っかかりやすいという問題があり、通常の車両の制動操作を阻害させる懸念がある。
実開平2−50731号公報
本発明は上記事情に鑑み、ペダルを大きく踏み込んだ際に運転者の靴底がすべることを抑制するとともに、通常の車両の制動操作をスムーズに行うことが可能な車両用のペダルパッドを提供することをその課題とする。
本発明によって提供される車両用のペダルパッドは、ペダル本体を被覆するように前記ペダル本体に取り付けられる車両用のペダルパッドであって、車両の運転者から見て右下側に位置し、かつ斜め右上がり方向の溝部が形成された溝部領域と、前記溝部領域に対して左上側の領域すべてを占めており、かつ複数の突起部が形成された突起部領域とを有することを特徴としている。
本発明によれば、前記ペダルパッドにおいて、運転者から見て右下側に形成された前記溝部領域の前記溝の方向が斜め右上がり方向となっている。該方向は、運転者の通常の制動操作において、アクセルペダルからブレーキペダルに踏み替える際、運転者の足の爪先が通過する方向と略一致する。また、前記制動操作において、運転者の靴底は前記溝部領域のみを通過する。これにより、前記制動操作において、運転者の靴底が前記突起部に引っかかるという事態が解消される。したがって、前記突起部領域の形成によりペダルを大きく踏み込んだ際に運転者の靴底がすべることを抑制するとともに、前記溝部領域の形成により通常の車両の制動操作をスムーズに行うことが可能であるという効果が得られる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本発明に係るペダルパッドの一例を示す正面図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 従来のペダルパッドの一例を示す正面図である。
本発明の実施形態に係るペダルパッドについて、添付図面を参照して以下のとおり説明する。
図1は、本発明に係るペダルパッドの一例を示している。本実施形態のペダルパッド1は、たとえば合成ゴムからなり、溝部領域AGおよび突起部領域APを備えている。
溝部領域AGには、複数の溝部11が形成されている。複数の溝部11は、車両の運転者から見てペダルパッド1の右下側に位置し、かつ各々が斜め右上がり方向に延びている。溝部11の設置により、溝部領域AGにおいて複数の縞状突起部12があわせて形成される。本実施形態の溝部11の数は複数であるがこれに限定されず、1のみとすることができる。また、本実施形態の溝部11の横断面形状はV型であるがこれに限定されず、たとえばこれをU型とすることができる。
突起部領域APは、溝部領域AGに対してペダルパッド1の左側の領域すべてを占めており、かつ複数の突起部13が設置されることで形成される。本実施形態の突起部13の形状は円形であるがこれに限定されず、たとえばこれを多角形とすることができる。
図2は、図1のII−II線に沿う断面図である。ペダルパッド1の使用形態は、鍵状部14をペダル本体2に掛合させ、ペダル本体2を被覆するようにペダル本体2に取り付けられる。本実施形態では、縞状突起部12の高さと、突起部13の高さとが略一致しているがこれに限定されず、相互の高さは自在に変更可能である。
次に、ペダルパッド1の作用について説明する。
本実施形態によれば、ペダルパッド1に形成された溝部領域AGの溝部11の方向が斜め右上がり方向となっている。該方向は、運転者の通常の制動操作において、アクセルペダルからブレーキペダルに踏み替える際、運転者の足の爪先が通過する方向と略一致する。また、前記制動操作において、運転者の靴底は溝部領域AGのみを通過する。これにより、ペダルパッド1において、前記制動操作による運転者の靴底の移動方向は、溝部11の方向、すなわち縞状突起部12の長辺方向と略一致する。したがって、前記靴底が突起部13に引っかかるという事態が解消される。
溝部領域AGに対して、ペダルパッド1の左側の領域すべてを、突起部13により形成された突起部領域APが占めている。よって、ペダルを大きく踏み込んだとき、運転者の靴底に作用するペダルパッド1からの支圧応力が増加するため、前記靴底とペダルパッド1との摩擦抵抗が増加し、前記靴底がすべりにくくなる。たとえば、上り勾配の坂道において信号待ち等により車両を停止させるときは、ブレーキペダルを大きく踏み込む必要があるため、突起部領域APが有効に作用する。
以上より、突起部領域APの形成により、ペダルを大きく踏み込んだ際に運転者の靴底がすべりにくくなるとともに、溝部領域AGの形成により、通常の車両の制動操作をスムーズに行うことが可能であるという効果が得られる。
本発明に係るペダルパッドは、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係るペダルパッドの具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
1:ペダルパッド
11:溝部
12:縞状突起部
13:突起部
14:鍵状部
AP:突起部領域
AG:溝部領域
2:ペダル本体

Claims (1)

  1. ペダル本体を被覆するように前記ペダル本体に取り付けられる車両用のペダルパッドであって、
    車両の運転者から見て右下側に位置し、かつ斜め右上がり方向の溝部が形成された溝部領域と、
    前記溝部領域に対して左上側の領域すべてを占めており、かつ複数の突起部が形成された突起部領域とを有することを特徴とする、車両用のペダルパッド。
JP2014200175A 2014-09-30 2014-09-30 車両用のペダルパッド Active JP6343216B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014200175A JP6343216B2 (ja) 2014-09-30 2014-09-30 車両用のペダルパッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014200175A JP6343216B2 (ja) 2014-09-30 2014-09-30 車両用のペダルパッド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016071618A JP2016071618A (ja) 2016-05-09
JP6343216B2 true JP6343216B2 (ja) 2018-06-13

Family

ID=55866957

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014200175A Active JP6343216B2 (ja) 2014-09-30 2014-09-30 車両用のペダルパッド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6343216B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS499853Y1 (ja) * 1970-07-03 1974-03-08
JPH0222731Y2 (ja) * 1985-05-20 1990-06-20
JP2000242354A (ja) * 1999-02-18 2000-09-08 Honda Motor Co Ltd 車両のペダル装置
JP4600083B2 (ja) * 2005-02-28 2010-12-15 三菱自動車エンジニアリング株式会社 ペダルパッド
JP4427073B2 (ja) * 2007-05-07 2010-03-03 本田技研工業株式会社 ペダル装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016071618A (ja) 2016-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
USD773165S1 (en) Nonskid pad for shoes
USD758052S1 (en) Single-sole shoe with green stripe, green sole, midsole, and contrasting upper
JP4083783B1 (ja) 自動車運転用靴
JP2014144170A5 (ja)
CN203897435U (zh) 轻质防滑鞋底
JP6343216B2 (ja) 車両用のペダルパッド
KR101486898B1 (ko) 미끄럼을 방지하는 신발용 밑창
JP3142317U (ja) アクセルペダル。
US2069066A (en) Pedal pad
CN103653534A (zh) 透气呼吸鞋
JP5764648B2 (ja) 運動靴
CN205696019U (zh) 一种防滑橡胶鞋底
KR101267184B1 (ko) 차량용 감성 페달
JP6923777B2 (ja) アクセルペダル嵩上げ部材
JP7224088B2 (ja) ブレーキペダルパッド
KR200480876Y1 (ko) 인체공학적으로 배치된 가속 패달 및 브레이크 시스템
CN204736706U (zh) 一种汽车脚踏板衬套
CN202436259U (zh) 一种防滑抗弯曲鞋底
JP5848319B2 (ja) 背を高く見せる靴
US20160073726A1 (en) Foot supporting structure of a cycling shoe with improved ergonomics
TWI584996B (zh) 自行車踏板
JP5117545B2 (ja) 地下構造物用蓋
CN202664430U (zh) 一种运动鞋鞋底
GB2492452A (en) A riding shoe with inclined treads
JPS6239456Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170821

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180509

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180515

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180518

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6343216

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250