JP3154504B2 - 自転車用靴の製造方法 - Google Patents
自転車用靴の製造方法Info
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- JP3154504B2 JP3154504B2 JP09780891A JP9780891A JP3154504B2 JP 3154504 B2 JP3154504 B2 JP 3154504B2 JP 09780891 A JP09780891 A JP 09780891A JP 9780891 A JP9780891 A JP 9780891A JP 3154504 B2 JP3154504 B2 JP 3154504B2
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- JP
- Japan
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- sole
- shoe
- manufacturing
- bicycle
- attached
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- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自転車用靴の製造方
法、特にマウンテンバイク用の自転車用靴の製造方法に
関する。
法、特にマウンテンバイク用の自転車用靴の製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マウンテンバイクに使用される自
転車用靴は、図8に示す如くアッパー3に付着する第1
靴底体5と第2靴底体6とを備えさせることにより、乗
車時のペダル操作が安定よくできるようにするための強
度を第1靴底体5によって備えさせ、降車時の歩行がし
易いようにするための弾性接地底面を第2靴底体6によ
って形成するようになっていた。
転車用靴は、図8に示す如くアッパー3に付着する第1
靴底体5と第2靴底体6とを備えさせることにより、乗
車時のペダル操作が安定よくできるようにするための強
度を第1靴底体5によって備えさせ、降車時の歩行がし
易いようにするための弾性接地底面を第2靴底体6によ
って形成するようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、第2靴底体の他
に、第1靴底体をもこれ専用の作成手段をして作成する
必要があり、生産性が悪くなると共に生産コストが高く
なっていた。本発明の目的は、生産面で有利に得られる
マウンテンバイク用の自転車用靴の製造方法を提供する
ことにある。
に、第1靴底体をもこれ専用の作成手段をして作成する
必要があり、生産性が悪くなると共に生産コストが高く
なっていた。本発明の目的は、生産面で有利に得られる
マウンテンバイク用の自転車用靴の製造方法を提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によるマウンテン
バイク用の自転車用靴の製造方法は、アッパーの底部全
体に、同一サイズのロードレースバイク用靴の靴底体を
形成するための作成型を用いて形成された第1靴底体を
付着し、第1靴底体とは別に形成された第2靴底体を第
1靴底体に付着して弾性接地底面を形成するものであ
る。
バイク用の自転車用靴の製造方法は、アッパーの底部全
体に、同一サイズのロードレースバイク用靴の靴底体を
形成するための作成型を用いて形成された第1靴底体を
付着し、第1靴底体とは別に形成された第2靴底体を第
1靴底体に付着して弾性接地底面を形成するものであ
る。
【0005】
【作用】ロードレースバイクに使用する自転車用靴にあ
っては、降車歩行の頻度が小であることから、図6に示
す如くアッパー14の底部に付着してアッパー全体の下
側に存在する靴底部分を形成する靴底体13を備えてい
る。ロードレースバイク用靴では、この靴底体13が接
地底面を形成するように、かつペダル操作時の安定性を
図る強度を現出するように構成する。したがって、マウ
ンテンバイク用靴を構成する第1靴底体を作成するため
の作成型を、これと同一サイズのロードレースバイク用
靴の靴底体を作成するための作成型と兼用できる。この
ようにして得られた第1靴底体に第2靴底体を付着して
弾性接地底面を形成する。ここでは、第1靴底体をロー
ドレースバイク用靴の靴底体を作成するための作成型を
利用して作成でき、しかもそのような作成型を利用して
ロードレースバイク用靴の靴底体を作成して第1靴底体
とした場合は、ペダル操作時の安定を可能にする強度が
得られる。また、第2靴底体は弾性接地底面を形成する
ので、降車歩行が容易になる。また、第1靴底体にはク
リート取付部が形成されているので、クリートを後付で
取り付けることが可能である。
っては、降車歩行の頻度が小であることから、図6に示
す如くアッパー14の底部に付着してアッパー全体の下
側に存在する靴底部分を形成する靴底体13を備えてい
る。ロードレースバイク用靴では、この靴底体13が接
地底面を形成するように、かつペダル操作時の安定性を
図る強度を現出するように構成する。したがって、マウ
ンテンバイク用靴を構成する第1靴底体を作成するため
の作成型を、これと同一サイズのロードレースバイク用
靴の靴底体を作成するための作成型と兼用できる。この
ようにして得られた第1靴底体に第2靴底体を付着して
弾性接地底面を形成する。ここでは、第1靴底体をロー
ドレースバイク用靴の靴底体を作成するための作成型を
利用して作成でき、しかもそのような作成型を利用して
ロードレースバイク用靴の靴底体を作成して第1靴底体
とした場合は、ペダル操作時の安定を可能にする強度が
得られる。また、第2靴底体は弾性接地底面を形成する
ので、降車歩行が容易になる。また、第1靴底体にはク
リート取付部が形成されているので、クリートを後付で
取り付けることが可能である。
【0006】
【発明の効果】第1靴底体の作成型をロードレース用靴
のものと兼用し、靴底体作成の面から比較的安価に、か
つ、生産性の良い状態で得られるようになった。
のものと兼用し、靴底体作成の面から比較的安価に、か
つ、生産性の良い状態で得られるようになった。
【0007】
【実施例】図1に示すように、上舌1及び締付バンド2
等を備えたアッパー3と、クリート(図示せず)の取付
けが可能な靴底部4とを連結して、マウンテンバイクに
使用する自転車用靴を構成してある。靴底部4は、図1
及び図7に示すようにアッパー3の底部に付着した板状
の第1靴底体と、この第1靴底体5に付着した第2靴底
体6とによって形成してあり、第1靴底体5は、アッパ
ー3の全体の下側に存在する硬質の靴底部分を形成する
ように、図2及び図3に示す如き形状に形成し、かつ、
クリート取付部7をつま先側に備えてあるプラスチック
製板状体によって作成してある。第2靴底体6は、第1
靴底体5に図4の如き滑止め用の突起8や突条9を備え
る弾性接地底面10を形成するように、図4及び図5の
如き形状に形成し、かつ、第1靴底体5のクリート取付
部7に合致するクリート配置用凹部11を備えてあるゴ
ム製板状体によって作成してある。すなわち、第1靴底
体5がプラスチック製に起因し、ペダル操作反力によっ
ては容易には変形しない強度を現出して、乗車時のペダ
ル操作を安定的に行うことを可能にするのであり、第2
靴底体6がゴム製による弾性に起因し、比較的容易に変
形したり滑止め作用をして、降車時の歩行をし易くする
のである。第2靴底体6は第1靴底体5とは各別に形成
して、付着してあり、第1靴底体5の作成型と、図6に
示すロードレース用の自転車用靴12における靴底体1
3の作成用の作成型とを兼用して第1靴底体5を作成す
るところの製作方法を採用して製作できるように構成し
てある。すなわち、第1靴底体5はアッパー3全体の下
側に存在する状態の靴底部分を形成することにより、第
2靴底体6を付着しない状態においてもアッパー3の底
部が地面やペダルに接触しにくいようにしながら接地面
を形成することが可能となっているのである。つまり、
第1靴底体のアッパー3等に対する配置や靴底形成等の
条件がロードレース用の自転車用靴12における靴底体
13のアッパー14等に対する配置や靴底形成等の条件
と同一になっているのである。尚、図2及び図3に示す
貫通孔15は、空気導入孔である。図6及び図7に示す
16は中底を形成する不織布であり、17は中底を形成
する中敷である。
等を備えたアッパー3と、クリート(図示せず)の取付
けが可能な靴底部4とを連結して、マウンテンバイクに
使用する自転車用靴を構成してある。靴底部4は、図1
及び図7に示すようにアッパー3の底部に付着した板状
の第1靴底体と、この第1靴底体5に付着した第2靴底
体6とによって形成してあり、第1靴底体5は、アッパ
ー3の全体の下側に存在する硬質の靴底部分を形成する
ように、図2及び図3に示す如き形状に形成し、かつ、
クリート取付部7をつま先側に備えてあるプラスチック
製板状体によって作成してある。第2靴底体6は、第1
靴底体5に図4の如き滑止め用の突起8や突条9を備え
る弾性接地底面10を形成するように、図4及び図5の
如き形状に形成し、かつ、第1靴底体5のクリート取付
部7に合致するクリート配置用凹部11を備えてあるゴ
ム製板状体によって作成してある。すなわち、第1靴底
体5がプラスチック製に起因し、ペダル操作反力によっ
ては容易には変形しない強度を現出して、乗車時のペダ
ル操作を安定的に行うことを可能にするのであり、第2
靴底体6がゴム製による弾性に起因し、比較的容易に変
形したり滑止め作用をして、降車時の歩行をし易くする
のである。第2靴底体6は第1靴底体5とは各別に形成
して、付着してあり、第1靴底体5の作成型と、図6に
示すロードレース用の自転車用靴12における靴底体1
3の作成用の作成型とを兼用して第1靴底体5を作成す
るところの製作方法を採用して製作できるように構成し
てある。すなわち、第1靴底体5はアッパー3全体の下
側に存在する状態の靴底部分を形成することにより、第
2靴底体6を付着しない状態においてもアッパー3の底
部が地面やペダルに接触しにくいようにしながら接地面
を形成することが可能となっているのである。つまり、
第1靴底体のアッパー3等に対する配置や靴底形成等の
条件がロードレース用の自転車用靴12における靴底体
13のアッパー14等に対する配置や靴底形成等の条件
と同一になっているのである。尚、図2及び図3に示す
貫通孔15は、空気導入孔である。図6及び図7に示す
16は中底を形成する不織布であり、17は中底を形成
する中敷である。
【0008】上記実施例にあっては、第1靴底体5を形
成の後にアッパー3に付着する製作方法を採用している
が、第1靴底体5の作成型にアッパー3をはめ合わせた
状態にして作成型に溶融状態のプラスチックを注入する
ことにより、第1靴底体5を、形成と同時にアッパー3
に付着する製作方法を採用する靴にも本発明は適用でき
る。
成の後にアッパー3に付着する製作方法を採用している
が、第1靴底体5の作成型にアッパー3をはめ合わせた
状態にして作成型に溶融状態のプラスチックを注入する
ことにより、第1靴底体5を、形成と同時にアッパー3
に付着する製作方法を採用する靴にも本発明は適用でき
る。
【0009】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】自転車用靴全体の一部切欠き側面図
【図2】第1靴底体の平面図
【図3】第1靴底体の断面図
【図4】第2靴底体の底面図
【図5】第2靴底体の断面図
【図6】ロードレース用靴の下部の断面図
【図7】マウンテンバイク用靴の下部の断面図
【図8】従来のマウンテンバイク用靴の下部の断面図
3 アッパー 5 第1靴底体 6 第2靴底体 10 弾性接地底面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A43B 1/00 - 23/30 A43D 65/02
Claims (1)
- 【請求項1】マウンテンバイク用の自転車用靴の製造方
法であって、 アッパー(3)の底部全体に、同一サイズのロードレース
バイク用靴の靴底体を形成するための作成型を用いて形
成された第1靴底体(5)を付着し、 前記第1靴底体(5)とは別に形成された第2靴底体(6)を
前記第1靴底体(5)に付着して弾性接地底面(10)を形成
する、 自転車用靴の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09780891A JP3154504B2 (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 自転車用靴の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09780891A JP3154504B2 (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 自転車用靴の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04327801A JPH04327801A (ja) | 1992-11-17 |
JP3154504B2 true JP3154504B2 (ja) | 2001-04-09 |
Family
ID=14202070
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09780891A Expired - Fee Related JP3154504B2 (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 自転車用靴の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3154504B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA2802538C (en) * | 2010-06-17 | 2017-03-07 | Dashamerica, Inc. D/B/A Pearl Izumi Usa, Inc. | Dual rigidity shoe sole |
EP2688436B1 (en) | 2011-03-25 | 2018-12-26 | Dashamerica, Inc. D/b/a Pearl Izumi Usa, Inc. | Flexible shoe sole |
-
1991
- 1991-04-30 JP JP09780891A patent/JP3154504B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04327801A (ja) | 1992-11-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |