JP3014663U - スリップ防止用靴 - Google Patents
スリップ防止用靴Info
- Publication number
- JP3014663U JP3014663U JP1995001469U JP146995U JP3014663U JP 3014663 U JP3014663 U JP 3014663U JP 1995001469 U JP1995001469 U JP 1995001469U JP 146995 U JP146995 U JP 146995U JP 3014663 U JP3014663 U JP 3014663U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shoe
- sole
- sand
- slip
- shoe sole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 靴底が摩耗してもスリップ防止の効果が減少
しないスリップ防止用靴を提供することを目的とする。 【構成】 ゴム製の靴底1を固定して設けるか、あるい
はゴム製の靴底1′を脱着自在に設けた靴Aにおいて、
該靴底1、1′の内部に適量の砂2をほゞ均等に混入し
て構成されている。
しないスリップ防止用靴を提供することを目的とする。 【構成】 ゴム製の靴底1を固定して設けるか、あるい
はゴム製の靴底1′を脱着自在に設けた靴Aにおいて、
該靴底1、1′の内部に適量の砂2をほゞ均等に混入し
て構成されている。
Description
【0001】
本考案は、スリップ防止用靴に関する。
【0002】
従来のこの種の靴としては、靴底の接地面に種々な形状の凹凸を形成したスリ ップ防止用靴が知られている。
【0003】
しかしながら、前記したスリップ防止用靴は、長期使用により靴底の凹凸部が 漸次摩耗するにつれて、スリップ防止の効果が減少するという問題があった。
【0004】 本考案は、上記の問題点を解消するもので、ゴム製の靴底に砂をほゞ均等に混 入させて構成することにより、靴底の接地面と該接地面に露出する砂にて凹凸を 形成し、歩行中におけるスリップを防止できるようにし、かつ、靴底の接地面が 摩耗してもスリップ防止の効果が消滅しないようにしたスリップ防止用靴を提供 することを目的とする。
【0005】
上記目的を達成するために、本考案に係るスリップ防止用靴は、ゴム製の靴底 を固定または脱着自在に設けた靴において、該靴底の内部に適量の砂をほゞ均等 に混入してなることを特徴とする。
【0006】
靴底の内部に適量の砂がほゞ均等に混入されているので、靴底の接地面と該接 地面に露出する砂にて凹凸が形成され、これが歩行中等におけるスリップ防止の 役割を果たす。
【0007】 そして、使用するにつれて靴底の接地面が摩耗しても、靴底中に含まれる砂が 絶えず当該接地面から露出するためスリップ防止の効果が減少することはない。
【0008】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は本考案の実施の1例を示すスリップ防止用靴の要部を断面とした側面図 である。 同上図に示した如く、ゴム製の靴底1を固定して設けた靴Aにおいて、該靴底 1の内部に適量の砂2をほゞ均等に混入してなるものである。
【0009】 本考案の靴Aは、その種類を問わない。皮靴、運動用布靴、長靴、あるいは婦 人靴等でもよい。靴底1全体がゴム製でなくともよい。例えば、靴底1の上半部 に皮靴を使い、その下面にゴム底を貼着したようなものでもよい。要するに、靴 底1の接地面が所定厚みのゴム底にて形成されていればよいのである。
【0010】 ゴム製の靴底1に混入される砂2の量はだいたい10〜25%が適している。 砂の量がこれ以下では目的とするスリップ防止の効果は発揮し得ない。 また、砂の量が30%以上あると靴底自体の物理的強度が低下するため、耐用 期間が従来品と比べて大幅に短縮するという不都合がある。
【0011】 砂2は海砂、河砂等その種類は問わないが、その粒径はやゝ大き目のものが適 している。例えば、0.1〜2mmの範囲、好ましくは0.5〜1mmの粒径を 有する砂2を選定するのが望ましい。
【0012】 図2は本考案の他の実施例を示す斜視図、図3はその使用状態を示す一部を断 面とした側面図である。 同上図に示した如く、靴Aの踵1aを残いた靴底面1bに対して脱着自在とす るゴム製の靴底1′を設け、該靴底1′の上面にその直角方向へベルト3を貼着 すると共に、該ベルト3の両端上面に止め具3a、3aを各々設けて成るもので ある。 この靴底1′の内部にも前記第1実施例を同じように、適量の砂2を均等に混 入させてあることは勿論である。 砂2の量や粒径等も前記実施例と同様であることが望ましい。 なお、止め具3a、3aとしては図示のように雌ホック(商標名、マジックテ ープ)が適しているが、それ以外のもの、例えばボタン等でもよい。
【0013】 使用に際しては、図3に示したように、靴Aの靴底面1bに靴底1′を当接し 、その両端に延びるベルト3を靴Aの甲部に廻し、止め具3a、3aにて脱落し ないように締付け固定するものである。
【0014】
以上のように、本考案に係るスリップ防止用靴は、任意の靴の底面にあって、 歩行時等に接地面となる固定または脱着自在のゴム製の靴底の内部に適量の砂を ほゞ均等に混入させてなるものであって、以下に述べる効果を有する。 (1) 靴底の接地面に露出する砂による凹凸により歩行中、通常の道路は勿論、雪 道や凍結路等であってもスリップし難い。 したがって、転倒による怪我の防止等に有効である。 (2) 使用するにつれて靴底の接地面が摩耗しても、靴底中に含まれる砂が絶えず 当該接地面から露出するため、スリップ防止の効果が消滅することはない。 したがって、靴底が完全に摩耗するまで使用することができ、その耐用期間 は通常の靴と殆んど変わらない。むしろ適量の砂が含まれている分、靴底の摩 耗する度合が減少するため耐用期間が若干延長されるといってよい。 (3) 使用により靴底に含まれる砂が道路上に散布しても微量であることと、金属 やプラスチック製の粉粒物と異なるため公害問題が発生することはない。 さらに、歩行者や運転中の自動車、オートバイ、自転車等の障害となること もない。 (4) 材料として廉価な砂を使用するため、製品コストも安い。
【図1】本考案の実施の1例を示す要部を断面とした側
面図である。
面図である。
【図2】他の実施例を示す靴底の斜視図である。
【図3】同上の使用状態を示す一部を断面とした側面図
である。
である。
A 靴 1、1′ ゴム製の靴底 2 砂
Claims (1)
- 【請求項1】 ゴム製の靴底を固定または脱着自在に設
けた靴において、該靴底の内部に適量の砂をほゞ均等に
混入してなることを特徴とするスリップ防止用靴。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995001469U JP3014663U (ja) | 1995-02-10 | 1995-02-10 | スリップ防止用靴 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995001469U JP3014663U (ja) | 1995-02-10 | 1995-02-10 | スリップ防止用靴 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3014663U true JP3014663U (ja) | 1995-08-15 |
Family
ID=43150259
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995001469U Expired - Lifetime JP3014663U (ja) | 1995-02-10 | 1995-02-10 | スリップ防止用靴 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3014663U (ja) |
-
1995
- 1995-02-10 JP JP1995001469U patent/JP3014663U/ja not_active Expired - Lifetime
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