JPH0235282A - 高速駆動弁 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、高速度て弁座を開閉するバイコツ１〜形弁に
関するものである。

［従来の技術］ 弁部と駆動部とを備えたパイロット形弁は、周知である
。

第４図は周知のパイ四ツｌ−形２ポート弁の一例を示し
、弁部１における弁本体４は、２つのボー１−Ａ、Ｂ、
これらのポートを連通させる通路中の弁座５を備え、弁
部１と駆動部２間のプレート７に弁座５の開口面積と略
凹−面積の均圧室８を設ｉ−１、ボー１−Ａと均圧室８
とを連通させる均圧孔９゜・を有する弁体６は、均圧室
８に気密に摺動可能に挿入され、該弁体６を弁座５に向
けて付勢するｌ−ラヘルスプリンクＩＯを介してロット
１１に装着されており、ロット１１はプレート７を気密
に貫通して駆動部２に延出している。

上記駆動部２のカバー１３は、ロッ）〜１１の先端に固
着したピストン１４によってプレー１−側のパイロット
室１５と反対側の呼吸室１６とに区画され、パイロット
室１５はパイロット通路］、５ａによってパイロットポ
ート１７に、呼吸室１６ば呼吸ポート１８にそれぞれ連
通し、呼吸室１６にピストン１４の復帰はね１９を縮設
している。

上記周知のパイ四ツ１〜形２ボー１〜弁は、パイロット
室１５にパイロット空気を供給すると弁体６か弁座５を
開放し、パイロット室１５のパイ四ツ１〜空気を排出す
ると復帰はね１９の付勢力によって弁体６か弁座５を閉
鎖する。この場合、均圧孔９・によって弁体６の両側に
作用する流体圧か等しいのて、弁体６による弁座５の開
閉が流体圧によって妨げられることはない。

」二記周知の２ポート弁は、パイロット流体圧を高くす
ると弁座５の開放速度を早くすることかてきるが、復帰
はね１９の付勢力による弁座５の閉鎖速度か遅くなり、
弁座の閉鎖速度を早くするために、パイロット流体圧を
低くするか或いは復帰はね１９の付勢力を大きくすると
、弁座の開放速度か遅くなるという問題かある。

したかって、公知のパイロット形弁は、弁座を高速度て
開閉することか困難である。

［発明か解決しようとする課題］ 本発明か解決しようとする課題は、パイ四ツ１〜形弁を
高速度て開閉させることにある。

［課題を解決するだめの手段］ 上記課題を解決するため、本発明の高速駆動弁ば、複数
のポート、これらのポートを連通させる通路中の弁座、
及び該弁座を開閉する弁体を有する弁部と、上記弁体を
駆動するビスｌ−ンによって区画されたパイロット室と
呼吸室、及び呼吸室に縮設した復帰ばねを有する駆動部
とを備え、パイロッ１へ室におけるパイロット流体の作
用力と復帰ばねの付勢力との大小によって弁体か弁座を
開閉するパイロット形弁において、上記駆動部が、ピス
トンの駆動ストローク終端近くにおいてパイロット室の
パイロット流体圧を復帰ばねの付勢力に略等しい作用力
を出力する圧力に減して保持するためのリリーフ伺き減
圧弁を備えていることを特徴としている。

［作　用］ パイロット室にパイロット流体を供給すると、ピストン
か復帰はねの付勢力に抗して駆動して弁体か弁座を開放
または閉鎖する。したかって、パイロット流体圧を高く
することによって、弁座の開放または閉鎖速度を早くす
ることかてきる。

ピストンか駆動ストロークの終端近くに達すると、リリ
ーフ付き減圧弁か作用して、パイ四ツ１〜流体圧を復帰
はねの付勢力に略等しい作用力を出力する圧力に減圧し
てその圧力を保持する。

パイロット流体を排出すると、復帰はねの付勢力によっ
て弁体か弁座を閉鎖または開放する。

この場合、リリーフイ］き減圧弁によって、パイ四ツ１
〜流体圧か復帰ばねの付勢力と略等しい作用力を出力す
る圧力に減圧されているのて、弁体は、復帰ばねの付勢
力によって高速度て弁座を閉鎖または開放する。

［実施例］ 第１図及び第２図は本発明の第１実施例を示し、この高
速駆動弁は、弁部２１とリリーフ付き減圧弁２３を有す
る駆動部２２を備えている。

上記弁部２１は、公知の弁部１と同一構成を有している
ので、図中主要な部分に同一の符号を付して詳細な説明
は省略する。

上記駆動部２２におけるカバー２５の頂壁２５ａは、パ
イロット１５室に連通ずるパイロット通路２６の開口２
５ａとパイロツｌヘボー１へ１７とを連通させる通路２
７中に供給弁座２８を備え、該供給弁座２８を開閉する
中空の供給弁体２９は、その脚部が頂壁２５ａに取付げ
られたアタプタ３０の縮径部に気密に摺動可能に装着さ
れている。また、供給弁体２９は、供給弁座２８と同心
の排気弁座３３を備え、排気弁座３３は、上記開口２６
ａと呼吸室１６とを連通させる通路３２中に開口してい
る。

排気弁座３３を開閉する排気弁体３４は、供給弁座２８
と同心てパイロットポート１７に連通ずるシリンダに摺
動可能に装着され、プッシュロツ１〜３５か供給弁体２
９とアタプタ３０の中心孔を通って呼吸室１６内に突出
し、ブツシュロット３５先端のフランジと上記供給弁体
２９の間に、パイロットはね３６を縮設している。そし
て、供給弁座２８、供給弁体２９、及び排気弁座３３、
排気弁体３４によって、」１記すリーフ伺き減圧弁２３
か構成され、これらの弁体２９，３４は、ビスｌ〜ン１
４の駆動スｌ〜ローク終端近くにおいて、弁座２８，３
３を閉鎖するように関係づけられている。そして、上記
パイロットポート１７に、ソレノイド３８ａの励磁、励
磁解除によってパイロット空気を給排するバイコツ１〜
電磁弁３８か接続されている。

上記駆動部２２の他の構成は、第４図に示す２ポート弁
と同しであるから、図中主要な部分に同一の符号を伺し
て詳細な説明は省略する。

次に、上記第１実施例の動作を述べる。

第１図ばソレノイド３８ａを励磁した直後の状態を示し
、パイコツ１ヘボーＩ・１７から供給されるパイ四ツ１
〜空気によって、排気弁体３４か排気弁座３３を閉鎖す
るとともに供給弁体２９か供給弁座２８を開放する。し
たかって、パイロット空気は、通路２７、パイロット通
路２６を通ってパイコツｌ−室１５に流入し、ピストン
１４か復帰はね１９の付勢力に抗して図において上動し
、弁体６か弁座５を開放してボー１〜八とＢか連通ずる
。この場合、パイロット空気圧を高圧にすることにより
、ビス１ヘン１４及び弁体６を高速て駆動することかて
きる。

ビスｌ−ン１４かスＩ−ローク終端近くにおいてブツシ
ュロット３５を押圧すると、排気弁体３４か排気弁座３
３を開放するとともにパイロットはね３５の付勢力によ
って供給弁体２９か供給弁座２８を閉鎖するのて、パイ
ロット室１５のパイロット空気か通路３２を通って呼吸
ポート１８から排出される（第２図参照）。パイロット
室１５のパイロット空気圧か低下すると、復帰ばね１９
の付勢力によってピストン１４か図において僅かに下降
して、パイロット室１５におけるパイロット空気の作用
力と復帰はね１９の（＝１勢力とか等しい位置に停止し
、供給弁座２８と排気弁座３３か共に閉鎖される。した
かって、パイロット室１５のパイロット空気圧が、復帰
はね１つの付勢力と略等しい作用力を出力する圧力に低
下するとともに、この圧力に保持される。

ソレノイド３８ａの励磁を解除すると、排気弁体３４に
作用していたパイロット空気か排出され、排気弁体３４
か排気弁座３３を開放してパイロット室１５のパイロッ
ト空気か排出され、ピストン］４か復帰ばね１９の付勢
力によって図において下動するのて、弁体６か弁座５を
閉鎖してポートＡとＢの連通か遮断される。この場合、
パイロット室１５のパイロット空気圧か減圧されている
のて、弁体６か高速度て弁座５を閉鎖する。

第３図は本発明の第２実施例を示し、第２実施例の駆動
部４０におけるカバー４１の頂壁４１ａは、パイロット
ポート１７とパイロット通路２６の開口２６ａとを連通
させる通路４２中に供給弁座４３を備え、該弁座４３を
開閉する供給弁体４４は、頂壁４　］、　ａの筒部に螺
着させた環状のアダプタ４５内を気密に摺動し、頂壁４
１ａとの間に縮設した供給弁ばね４６によって供給弁座
４３を開放する方向に付勢されている。

カバー４１内をパイロット室１５と呼吸室１６とに区画
するピストン４７は、呼吸室側か開口する四部４７ａに
排気弁座４８を備え、該凹部４７ａの底部はピストン４
７に螺着させたロット４９のポート５０によってパイロ
ット室１５に連通している。上記排気弁座４８を開閉す
る排気弁体５１は、供給弁体４４を押圧するためのブツ
シュロット５２を備え、供給弁はね４６よりイ」勢力の
大きい排気弁はね５３によって損気弁座４８を閉鎖する
方向に伺勢されている。そしてこれらの弁座４３，４８
と弁体４４，５］によってリリフ付き減圧弁２３か構成
される。

第２実施例の他の構成は第１実施例と同しであるから、
図中主要な箇所に同一の符号を（」シて詳細な説明は省
略する。

上記第２実施例は、ビスＩ〜ン４７か復帰はね１（ｌの
付勢力により下動しているときは、ばねｌ１ｆｉ、５３
の付勢力によって、供給弁体４４か供給弁座４３を開放
し排気弁体５１か損気弁座Ｉ＋８を閉鎖している。

パイロット室１５へのパイロット空気の供給により、ビ
ス１−ン４７か図において上動してスＩ〜ローク終端近
くに達すると、ブンシュロッ１〜５２か供給弁体４４を
押圧して供給弁座４３を閉鎖させ、さらにピストン４７
か僅かに上動すると、排気弁体５１かυ１．気弁はね５
３の付勢力に抗して排気弁座４８を開放する（第３図参
照）。したかって、パイロット室］５のパイロット空気
圧か低下し、ビス１〜ン４７は、パイロット室１５の低
下したパイロット空気圧の作用力と復帰はね１９の付勢
力とか等しい位置に停止し、弁座４：］、４８か共に閉
鎖されてパイロッｌへ室１５の空気圧か低下した圧力に
保持される。

パイロット室１５のパイロット空気の排出によるｊｔ体
５の弁座５の閉鎖は、第１実施例と同しであるから詳細
な説明は省略する。

なお、」二記実施例は、いずれもパイロット空気によっ
て弁体６か弁座５を開放する常閉型であるが、パイロッ
ト空気によって弁体６か弁座５を閉鎖する常開型とする
こともてきる。

［発明の効果］ 本発明の高速駆動弁は、■動部に設けたリリーフ例き減
圧弁によって、ピストンか駆動ストローク終端近くに達
したときにパイロット室のパイ０ット流体圧を復帰はね
の４−ｊ勢力に略等しい作用力を出力する圧力に減圧さ
せて保持するため、パイロット流体を排出するとピスト
ン及び弁体か復帰ばねの付勢力によって高速度で復帰す
るのてパイロット形弁の応答性を高めることかできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例の縦断止面し１、第２図は
同上リリーフ時の要部を示す縦断面図、第３図は第２実
施例のリリーフ時の要部を示ずｍ断面図、第４図は周知
のパイロット形弁の縦断正面図である。 ５・・弁座、　　　　６　・・弁体、 １４．４７　　・・ピストン、］５・・パイロット室、
１６・・呼吸室、　　　１９・・復帰ばね、２１・・弁
部、　　　　２２．４０　　・・駆動部、２３・・リリ
ーフ付き減圧弁、 Ａ　Ｂ　・・ボーｌ−０ Ｏう （ト 味 く

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、複数のポート、これらのポートを連通させる通路中
   の弁座、及び該弁座を開閉する弁体を有する弁部と、上
   記弁体を駆動するピストンによって区画されたパイロッ
   ト室と呼吸室、及び呼吸室に縮設した復帰ばねを有する
   駆動部とを備え、パイロット室におけるパイロット流体
   の作用力と復帰ばねの付勢力との大小によって弁体が弁
   座を開閉するパイロット形弁において、 上記駆動部が、ピストンの駆動ストローク終端近くにお
   いてパイロット室のパイロット流体圧を復帰ばねの付勢
   力に略等しい作用力を出力する圧力に減圧して保持する
   ためのリリーフ付き減圧弁を備えている、 ことを特徴とする高速駆動弁。