JPH058387Y2 - - Google Patents

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JPH058387Y2
JPH058387Y2 JP16783286U JP16783286U JPH058387Y2 JP H058387 Y2 JPH058387 Y2 JP H058387Y2 JP 16783286 U JP16783286 U JP 16783286U JP 16783286 U JP16783286 U JP 16783286U JP H058387 Y2 JPH058387 Y2 JP H058387Y2
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pressure
chamber
valve
actuator
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は調圧弁に関し、特に、圧力供給源か
らの圧力を所望の値に調圧してアクチユエータに
供給することができる調圧弁に関するものであ
る。
〔従来技術およびその問題点〕
従来、特開昭56−56929号公報に示されている
ように、自動車に使用されるアクチユエータを駆
動する駆動源としては、インテークマニホールド
に発生する圧力が使用されており、この圧力をア
クチユエータに導いてアクチユエータを駆動して
いる。
しかしながら、このインテークマニホールドに
発生する圧力は低圧なので、大きな駆動力を発生
するアクチユエータでは、その受圧面積を大きく
する以外には対応することができず、したがつ
て、アクチユエータ自体が大型となつてしまい、
アクチユエータの取付けスペースが大きくなつて
しまうという問題点を有していた。
この考案は上記のような従来のもののもつ問題
点を解決して、インテークマニホールドに発生す
る圧力を用いることなく、別個に設けたコンプレ
ツサ等の圧力供給源の圧力をアクチユエータに供
給する場合において、所望の圧力をアクチユエー
タに供給するようにできる調圧弁を提供すること
を目的とする。
この考案は上記のような従来のもののもつ問題
点を解決したものであつて、コンプレツサ等の圧
力供給源からの空気圧をいずれかに逃がすことな
く、所定の値に減圧してアクチユエータへ供給で
きるようにした調圧弁を提供することを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するためにこの考案は、ダ
イアフラムによつて第1室と第2室とに区画され
るとともに、前記第1室に、絞り弁を介して所定
の圧力を供給するコンプレツサ等の圧力供給源と
接続される第1流入口が、また、前記第2室に、
バイパス路を介して前記圧力供給源と直接接続さ
れる第2流入口がそれぞれ設けられ、前記第2室
に、アクチユエータと接続される導出口を設ける
とともに、第2室内に、前記第1室および第2室
内の圧力差による前記ダイアフラムの移動に追従
して前記導出口を開閉する開閉弁を設け、さら
に、前記開閉弁が前記導出口を閉塞するように付
勢する付勢部材を設けたことを特徴とする調圧弁
を構成したものである。
〔作用〕
この考案は、上記の手段を採用したことによ
り、切換弁を圧力供給源側に切換えた場合、圧力
供給源から第1室に所定の圧力が供給されるとと
もに、バイパス路を介して第2流入口から第2室
へ前記圧力を導入し、所定時間内の前記第1室お
よび第2室の空気圧の差により第2室の開閉弁を
開いて前記アクチユエータに減圧した所定の圧力
を前記圧力供給源から供給し、所定時間経過後
は、前記開閉バルブを閉塞し、前記アクチユエー
タへ圧力の供給を停止するように動作するもので
ある。
〔実施例〕
以下、図面に示すこの考案の実施例について説
明する。
第1図にこの考案の一実施例である調圧弁の構
成を示す。
図面において、調圧弁は、所定の圧力の空気を
提供するコンプレツサ等の圧力供給源1と、この
圧力供給源1に切換弁2および絞り3とが接続さ
れている。
上記絞り弁3に接続される第1流入口4を有
し、かつ、ダイアフラム5によつて区画された第
1室6、および第2室7と、上記切換弁2により
圧力供給源1からの圧力空気が、前記絞り弁3を
介して第1流入口4から前記第1室6に導入され
たときに、前記第2室7に第2流入口8を介して
上記圧力供給源1からの圧力空気を導入するため
のバイパス路9と、前記第2室7内に配置され、
前記ダイアフラム5にその上端が接続されたロツ
ド14と、このロツド14の下端に接続され、前
記第2室7の圧力空気によるダイアフラム5の移
動に追従して導出口10を開閉するための開閉弁
11と、前記導出口10に接続されたアクチユエ
ータ15とを具えている。
また、上記のバイパス路9には、前記切換弁2
が大気開放側に切換わつたときに、アクチユエー
タ15内の圧力をリリーフするためにチエツクバ
ルブ12が接続されている。
次に、上記構成の調圧弁の動作について説明す
る。
まず、切換弁2を圧力供給側に切換えると、圧
力供給源1の圧力空気は、切換弁2から絞り弁3
により空気流量が絞られて第1流入口4から第1
室6内に導かれるとともに、バイパス路9を介し
て第2流入口8から第2室7内にも導入される。
ここで、第1室6内の空気圧力をPA、第2室
7内の空気圧力をPBとすると、第1室6内の空
気圧力PAは第2図に示すように、一定時間の経
過後に圧力供給源1の空気圧PO(元圧)まで上昇
する。
一方、第2室7内の空気圧力PBは、上記絞り
弁3を通さずに、バイパス路9から第2流入口8
を介して第2室7内に直接導入されるために、第
3図に示すように、ほぼ瞬時に元圧POまで上昇
する。
したがつて、上記第1室6と上記第2室7との
空気圧力は、下記の関係式により示される。
(PA・D)+W<PB・D ……(1) なお、上記(1)式において、Dはダイアフラム5
の受圧面積、Wは、スプリング13のスプリング
荷重とする。
上記(1)式から明らかなように、切換弁2を介し
て圧力を導入した初期には、第1室6の空気圧力
PAよりも第2室7の空気圧力PBの方が高くなる
ために、ダイアフラム5がスプリング13に抗し
て上方へ移動し、ロツド14を介して開閉弁11
を開放する。
そのため、アクチユエータへ圧力供給源1から
の圧力空気が供給されることとなる。
次に、一定時間経過後の上記第1室6と第2室
7との室内の圧力空気の関係式を示す。
(PA・D)+W+PO・D1>PO・D+PC・D1
……(2) なお、上記(2)式において、D1は開閉弁11の
受圧面積とし、また、PCは定数としてあらかじ
め定めた値であり、かかる値が1〜3Kg/cm2の圧
力になるように、例えば絞り弁3の絞り量、アク
チユエータの容量等、圧力に関係する諸元を考慮
して決定するものとする。
上記(2)式に示すように、一定時間経過後は、第
1室6内の圧力と、前記第2室内の圧力とがほぼ
等しくなり、この時、スプリング13の付勢力と
元圧とが前記開閉弁11に作用し、また、これら
がアクチユエータ側から開閉弁11に作用する力
よりも大きいために、ダイアフラム5が下方に移
動し、開閉弁11を閉塞することとなる。
また、バイパス路9に設けられたチエツクバル
ブ12は、切換弁2が大気開放側に切換わつた場
合にアクチユエータ内の空気圧力をリリーフする
ように作用するものである。
上記のように、切換弁2が圧力供給側に切換わ
ると、圧力供給源1からの圧力空気は、バイパス
路9を介して第2室7内に入り、所定の値に減圧
された圧力空気がアクチユエータへ供給されるこ
とになる。
〔考案の効果〕
この考案は上記のように、所定の圧力を供給す
るコンプレツサ等の圧力供給源と、この圧力供給
源に接続された絞り弁と、第1流入口を有し、か
つ、ダイアフラムによつて区画された第1室およ
び第2室と、上記圧力供給源からの圧力が前記絞
り弁を介して前記第1流入口から前記第1室内に
導入されたときに、前記第2室内にも第2流入口
を介して上記圧力供給源からの圧力を導入するた
めのバイパス路と、前記第2室内に配置され、前
記第1室および第2室内の圧力による前記ダイア
フラムの移動に追従して導出口を開閉するための
開閉弁と、前記導出口に接続されたアクチユエー
タとを具え、前記切換弁による圧力供給時には、
前記第1室内の圧力よりも前記第2室内の圧力を
高くし、前記ダイアフラムを上方へ移動させて前
記開閉弁を開き、前記圧力供給源から前記アクチ
ユエータに所定の圧力を供給し、一方、所定時間
経過後、前記第1室内の圧力を前記第2室内の圧
力とほぼ等しくして前記ダイアフラムを下方に移
動させて前記開閉弁を閉塞し、前記アクチユエー
タへの圧力の供給を停止するようにしたので、コ
ンプレツサ等の圧力供給源からの正圧力としての
圧力空気をいずれにも逃すことなく、所定の圧力
に減圧してアクチユエータへ供給することがで
き、負圧利用のアクチユエータと比較して小型で
安価なアクチユエータの使用が可能となるなどの
すぐれた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す調圧弁の概
略構成図、第2図は上記調圧弁における切換弁を
圧力供給側へ切換えた場合の第1室における圧力
の変化を示す図、第3図は同じく上記調圧弁にお
ける切換弁を圧力供給側へ切換えた場合の第2室
における圧力の変化を示す図である。 1……圧力供給源、2……切換弁、3……絞り
弁、4……第1流入口、5……ダイアフラム、6
……第1室、7……第2室、8……第2流入口、
9……バイパス路、10……導出口、11……開
閉弁、12……チエツクバルブ、13……スプリ
ング、15……アクチユエータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ダイアフラム5によつて第1室6と第2室7と
    に区画されるとともに、前記第1室6に、絞り弁
    3を介して所定の圧力を供給するコンプレツサ等
    の圧力供給源1と接続される第1流入口4が、ま
    た、前記第2室7に、バイパス路9を介して前記
    圧力供給源1と直接接続される第2流入口8がそ
    れぞれ設けられ、前記第2室7に、アクチユエー
    タ15と接続される導出口10を設けるととも
    に、第2室7内に、前記第1室6および第2室7
    内の圧力差による前記ダイアフラム5の移動に追
    従して前記導出口10を開閉する開閉弁11を設
    け、さらに、前記開閉弁11が前記導出口10を
    閉塞するように付勢する付勢部材13を設けたこ
    とを特徴とする調圧弁。
JP16783286U 1986-10-31 1986-10-31 Expired - Lifetime JPH058387Y2 (ja)

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JP16783286U JPH058387Y2 (ja) 1986-10-31 1986-10-31

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Publication Number Publication Date
JPS6374579U JPS6374579U (ja) 1988-05-18
JPH058387Y2 true JPH058387Y2 (ja) 1993-03-02

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ID=31100136

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