JPH0234336Y2 - - Google Patents

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JPH0234336Y2
JPH0234336Y2 JP19688284U JP19688284U JPH0234336Y2 JP H0234336 Y2 JPH0234336 Y2 JP H0234336Y2 JP 19688284 U JP19688284 U JP 19688284U JP 19688284 U JP19688284 U JP 19688284U JP H0234336 Y2 JPH0234336 Y2 JP H0234336Y2
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exterior
protrusion
shaped groove
groove
present
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、建築用外装板にかゝわり、特に横張
りとともに縦張りが可能な外装板の改良に関す
る。
(従来の技術) 従来建築用に外装板が知られているが、例えば
実公昭57−12085号公報等に、外装板の接合部の
改良が提案されている。
一般に外装板の横張りには、壁面の上から張る
方法と下から張る方法とがあるが、上から張る方
法は、壁の上部で水平基準をとることが必要で、
作業が行いにくい。又下部で寸法調整することが
必要となり、三角壁の場合調整のため加工する作
業長が長くなる。更に上端部は笠木が使用可能で
あるが、下端部の処理が面倒である。又、下から
張る方法は上記の欠点を解消できるが、従来方法
ではパネルを下から上へ引き上げて、手で押えな
がら釘等で固定するので作業の不便が残つた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は壁の下方から横張り作業を効率良く行
う外装板を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、表面材11に断熱材12を充てんし
て裏面紙13を裏打ちし、上縁端部に傾斜面14
−1を形成して肉厚tを有する突部15を設け、
更に折返しU字状部16を設けて上縁固定面19
を与え、下縁に傾斜面14−2を形成して幅lを
設けたU字状溝18を形成し、前記突部15と前
記U字状溝18とを嵌合せしめ、かつ傾斜面14
−1,14−2とで、横方向溝17を形成せしめ
るようにしてなる建築用外装板である。
以下本考案を図面について詳述する。
本考案の外装板10は、表面材11に断熱材1
2が所望の厚みt2を得て充てんされ、裏面紙13
が裏打ちされている。外装板10の上縁端部は、
傾斜面14−1を形成して肉厚t1を有する突部1
5が構成され、更に折返しU字状部16を設けて
幅Lを有する上縁固定面19が与えられている。
面19と裏面紙13とは同一レベルにとることが
望ましい。又面19は幅Lを与えられ釘、ビス等
で間柱、胴縁等に固定される。
外装板10の下縁は、傾斜面14−2を形成し
て、幅lを有するU字状溝18が設けられる。溝
18は隣設の外装板10−2の突部15と嵌合す
る。溝18には、突条21が外装板の長さ方向に
形成されて、突部15と接触している。傾斜面1
4−2は隣設の外装板10−2の傾斜面14−1
とで横方向溝17を構成している。又下縁U字状
溝18の変形を防止するため断熱材の厚みt2を設
定し、裏面をフラツトにして裏当紙13を用いる
ので、間柱と面接触する。
本考案の外装板の構成は上述の通りであるが、
横張りに当つては、壁の下方から外装板が張られ
る、即ち下方の外装板10−2の上縁に形成され
る突部15は、上方の外装板10−1の下縁に設
けるU字状溝18に差し込み嵌合される。又U字
状溝18には突条21を有するので、毛細管現象
による雨水の侵入を防止する。更にU字状部溝1
8にコーキング材を入れることによつて、水密性
を増すことができる。
本考案の外装材は、壁の下方から突部15にU
字状溝18を嵌合し、重ねて張るので、例えば三
角壁の場合には上部では端材が使用できて、材料
が有効に活用できる。
又上下外装板の傾斜面14が形成する溝17
は、外装板の中央部に設ける溝20と同一形状が
与えられているので、意匠的効果を得る。
本考案の外装材は公知の冷間ロール成形による
が、表面材としては鉄板、銅板、アルミ板、ステ
ンレス板等の金属板、合成樹脂板がある。必要に
応じ、板の表面にエンボス加工、リシン塗装等を
施したものであつても良い。厚さは0.1〜2mm程
度が望ましい。
又断熱材は、フエノールフオーム、尿素樹脂フ
オーム、ポリアミドフオーム、ウレタン変性イソ
シアヌレートフオーム等の合成樹脂発泡体、パー
ライトなどの無機質軽量骨材を混入した合成樹脂
発泡体、発泡コンクリート、発泡石膏などの軽量
無機材、グラスウール、ロツクウール、セルロー
ズ繊維などの繊維状材料などを用いる。
裏面紙は紙、ラミネート紙、フイルム、金属フ
オイルなどがある。
(考案の効果) 本考案によると、壁の下方から張る横張り外装
板で、下方外装板を固定した後、上方外装板を載
せるだけで接合できるので、作業の効率がよい。
又本考案は横張りのみならず縦張りにも利用し得
て、仕上つた外装板は広幅材であつても、接合部
と外装板中央部とで、段差による陰影効果を得る
ので、実用的効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の断面図、第2図は本考案の部
分拡大図である。 10……外装板、11……表面材、12……断
熱材、13……裏面紙、15……上縁突部、18
……下縁U字状溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表面材11に断熱材12を充てんして裏面紙1
    3を裏打ちし、上縁端部に傾斜面14−1を形成
    して肉厚tを有する突部15を設け、更に打返し
    U字状部16を設けて上縁固定面19を与え、下
    縁に傾斜面14−2を形成して幅lを設けたU字
    状溝18を形成し、前記突部15と前記U字状溝
    18とを嵌合せしめ、かつ傾斜面14−1,14
    −2とで、横方向溝17を形成せしめるようにし
    てなる建築用外装板。
JP19688284U 1984-12-28 1984-12-28 Expired JPH0234336Y2 (ja)

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JPS61113834U JPS61113834U (ja) 1986-07-18
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