JPH037465Y2 - - Google Patents

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JPH037465Y2
JPH037465Y2 JP1984196883U JP19688384U JPH037465Y2 JP H037465 Y2 JPH037465 Y2 JP H037465Y2 JP 1984196883 U JP1984196883 U JP 1984196883U JP 19688384 U JP19688384 U JP 19688384U JP H037465 Y2 JPH037465 Y2 JP H037465Y2
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protrusion
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shaped portion
exterior material
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は建築用外装板にかゝわり、特に横張り
外装板の改良に関する。
(従来の技術) 従来建築用に横張り外装板が知られているが、
例えば実公昭50−15710号公報に横張り外装板の
接合部の改良が提案されている。
しかしながら従来方式では上下外装板の接合部
において、下方外装板に沿つて風雨が吹き込み易
い欠点があつた。外装板裏側に雨水が流れ込み、
流れ込んだ雨水が外部に出ないと、外装板の断熱
材、胴縁、間柱下地材の腐食の原因となる。特に
表面材が鉄板の場合には、吸水した断熱材によつ
て悪影響をうける。又外壁と内壁との空間の湿気
は結露を発生し易くなる。
一般に横張り外装板には、ヨロイ式とフラツト
式とがある。ヨロイ式は材料歩留が悪く、中央部
に間柱との空間ができ、強度が弱い。又水密性を
保つのが難しい。一方フラツト式は平面的であ
り、立体感がない。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、接合部に優れた水密性を有し、立体
感を有する横張り外装板を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、外装材10の表面材11に、長手方
向にのびる段差14を設け、表面材11に断熱材
12を設けて裏面紙13を裏打ちし、上縁の肉厚
t1を漸減して前記段差14と平行でかつ前記段差
14より低い段差15を設け、上縁端に突部16
を形成して上縁固定面17をU字状に設けて、裏
面紙13と同一面とし、下縁に肉厚t2を有する端
面21を形成して、長さを付与させたU字状部
19を設けて、前記突部16と前記U字状部19
とを密に嵌合せしめ、U字状部19に突条20を
形成して、突部16との間に空隙を構成し、かつ
段差15と端面21とで同一面を形成するように
してなる建築用外装板である。
以下図面について本考案を詳述する。
本考案の外装材10は表面材11に断熱材12
を設けて、裏面紙13を裏打ちして構成される。
外装材10の上縁は、肉厚t1を中央部よりも漸減
せしめて段差15を設けている。更に上縁端に突
部16を形成して、上縁固定面17をU字状に設
け、裏面紙13と同一レベルが与えられている。
なお、前記上縁固定面17は幅Lを与えられ、
釘、ビス等で間柱、胴縁等に固定される。
外装材10の下縁は、肉厚t2を有する端面21
を形成して、長さぎ与えられたU字状部19を
設けている。長さは、後述するように端面21
と段差15とが同一面を得るようにきめられる。
又外装材10のU字状部19に、突条20を形成
し、雨水の毛細管現象による浸水を防止する。2
2,23は折曲はぜ部であつて、施工時に人体を
傷付けないようにするものである。
外装材10の略中央部に段差14を長手方向に
設けると、意匠的効果を得る。即ち本考案の外装
材は、傾斜部Aと平面図Bとで構成し、その長さ
比をA:B=1:9〜9:1、好ましくは3:7
〜7:3に設定して立体感を得るようにした。
又下縁U字状部19の変形を防止するため、断
熱材の厚さt3を設定し、裏面をフラツトにして裏
面紙13を用いるので、間柱等と面で接触する。
本考案の外装材の構成は上述の通りであるが、
横張りに当つては下方から外装材が張られる。即
ち上下外装材10−2の上縁に形成する突部16
と、上方外装材10−1の下縁に設けるU字状部
19とが密に嵌合されて、極めて優れた水密性を
得る。
又本考案の下方外装材の段差15と、上方外装
材の端面21とが同一面を形成するので、接合部
に吹きつけられた雨水は段差15によつて長手方
向に拡散し、緩衝されて、吹き上げをやわらげら
れる。即ち段差15より端面21が短い場合、上
縁突部の平面部に受けた風雨が、下方外装材に沿
つて吹き込む。また上下外装材の接合部におい
て、境界線が複数となり外観が悪い。
又端面21が長い場合は、上方外装材の下縁U
字状部16と下方外装材の突条20と、表面材の
傾斜部とで袋状空間ができ、風雨が嵌合部に流入
しやすくなる。このため段差15と端面21と
は、同一面を形成するよう寸法設定する。
又段差15と端面21とは合体されるので、前
記段差14と相まつて、外装材の仕上がりに陰影
を形成して、デザイン上の効果もある。更に突条
20は雨水の毛細管現象による浸水を防止する。
本考案の外装材は、公知の冷間ロール成形によ
るが、表面材としては鉄板、銅板、アルミ板、ス
テンレス板等の金属板、合成樹脂板がある。必要
に応じ、板の表面にエンボス加工、リシン塗装等
を施したものであつても良い。厚さは0.1〜2mm
程度が望ましい。
又断熱材は、フエノールフオーム、尿素樹脂フ
オーム、ポリアミドフオーム、ウレタン変性イソ
シアヌレートフオーム等の合成樹脂発泡体、パー
ライトなどの無機質軽量骨材を混入した合成樹脂
発泡体、発泡コンクリート、発泡石膏などの軽量
無機材、グラスウール、ロツクウール、セルロー
ズ繊維などの繊維状材料などを用いる。
裏面紙は紙、ラミネート紙、フイルム、金属フ
オイルなどがある。
(考案の効果) 以上本考案の建築用外装材によると、水密性に
優れた接合部が得られ、かつ横張りに仕上がつた
外装材は広幅材であつても、接合部と外装材中央
部とで段差による陰影効果を得るので、幅のせま
い材料を張つた場合と同じ外観が得られ、同一面
積に施工する枚数が少なくてすむうえ、表面材等
の材料歩留りが向上し、経済的であるので、実用
的効果が大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の断面図、第2図は部分拡大図
である。 10……外装材、11……表面材、12……断熱
材、13……裏面紙、16……上縁突部、19…
…下縁U字状部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外装材10の表面材11に、長手方向にのびる
    段差14を設け、表面材11に断熱材12を設け
    て裏面紙13を裏打ちし、上縁の肉厚t1を漸減し
    て前記段差14と平行でかつ前記段差14より低
    い段差15を設け、上縁端に突部16を形成して
    上縁固定面17をU字状に設けて、裏面紙13と
    同一面とし、下縁に肉厚t2を有する端面21を形
    成して、長さを付与されたU字状部19を設け
    て、前記突部16と前記U字状部19とを密に嵌
    合せしめ、U字状部19に突条20を形成して突
    部16との間に空隙を構成し、かつ段差15と端
    面21とで同一面を形成するようにしてなる建築
    用外装板。
JP1984196883U 1984-12-28 1984-12-28 Expired JPH037465Y2 (ja)

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