JPH02294965A - リール巻径検出方法 - Google Patents

リール巻径検出方法

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JPH02294965A
JPH02294965A JP1116848A JP11684889A JPH02294965A JP H02294965 A JPH02294965 A JP H02294965A JP 1116848 A JP1116848 A JP 1116848A JP 11684889 A JP11684889 A JP 11684889A JP H02294965 A JPH02294965 A JP H02294965A
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rotation
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rotations
ratio
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Koji Uchikoshi
打越 剛二
Keiji Sano
圭二 佐野
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    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
    • G11B15/46Controlling, regulating, or indicating speed
    • G11B15/54Controlling, regulating, or indicating speed by stroboscope; by tachometer

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■ 従って、巻取リリール21の実際の回転角速度ωr1を
検出し、このωr1が」二式で求めた回転角速度ω,と
一致するよう各リールの回転制御を行なえば、実際のテ
ープ移送速度Vrを希望する速度Vとすることが出来る
(発明が解決しようとする問題点) 然し乍ら、この方法によると、テープ移送始動時からの
時間tの演算式に基づいて制御することになり、この時
間tの管理が非常に困難となる問題点がある。例えば何
かの外的要因で、演算による回転速度ω,と実際の回転
速度ωr1の間に、旦誤差が発生するとその誤差が蓄積
され、蓄積された誤差が演算による回転速度ω1にあら
われてしまう欠点があった。
(問題点を解決する方法) (1)第1と第2のリール間で各リールに巻回される磁
気テープを所定の移送速度で移送すべく、(産業上の利
用分野) 本発明は、磁気記録再生装置のリール叶動制御装置に関
し、特にキャブスタン及びプレッシャロラを用いること
なく、リールの回転を直接制御することにより磁気テー
プを定速移送させるためのリール旺動装置に関する。
(従来の技術) この種のリール旺動制御装置にあっては、磁気テープが
移送されるに伴って供給リール側と巻取リリール側に巻
回される磁気テープの巻き径が時々変化する。このため
、巻き径に応じて各リールの回転速度を制御する必要が
ある。従来行なわれている制御方法の一例を第5図を参
照しながら説明する。同図中、22は供給リールであり
、21は巻取リリールである。
また、テープ移送始動時の巻取リリール21の巻径(半
径)をRo、希望するテープ移送速度を■、テープ厚み
をd、テープ移送始動時からの時間をもとすると、t秒
後の巻取りリール21の回転角速度ω,は、次式で求め
られる。
?記第]及び/又は第2のリールの回転を制御するりー
ル旺動制御方法で、前記磁気テープの移送が開始されて
からの前記第1のリールにおける磁気テープの巻回数の
変化を示す第1の回転回数C,と、磁気テープの移送が
開始されてからの前記第2のリールにおける磁気テープ
の巻回数の変化を示す第2の回転回数02との比C,/
C1をαとし、前記磁気テープの移送が開始される時点
での前記第1及び第2の各リールの巻径Ro及びRsの
比R s / R oをβとしたとき、前記移送が開始
されてからの前記第1のリールの巻径R■に関する式、 R1  α2+2αβ−1 RO   α2+1 及び/又は、前記移送が開始されてからの前記第2のリ
ールの巻径R2に関する式、 R2  2α十β一α2β RO    α2+1 の演算に基づいてコントロール信号を形成腰該コントロ
ール信号と、実際に検出される前記第?及び/又は第2
のリールの回転角速度情報との比較に基づいて、前記第
1及び/又は第2のリルを回転制御する。
(2)第1と第2のリール間で各リールに巻回される磁
気テープを所定の移送速度Vで移送すべく、前記第1及
び/又は第2のリールの回転を制御するため、前記磁気
テープの移送が開始されてからの前記第1のリールの回
転回数であって、その回転方向に応じて増減する第1の
回転回数C■と、磁気テープの移送が開始されてからの
前記第2のリールの回転回数であって、その回転方向に
応じて増減する第2の回転回数C2との比C2/C■を
αとし、前記磁気テープの移送が開始される時点での前
記第1及び第2の各リールの巻径Ro及びRsの比R 
s / R oをβとしたとき、前記比α、βに基づく
演算によりコン1一ロール信号を形成し、該コントロー
ル信号と実際に検出さ才しる前記第1及び/又は第2の
リールの回転角速度情報との比較に基づいて、前記第1
及び/又は第2のリールを回転制御するリール駆動制御
方?1図(b)は、本発明によるテープ走行部の一例を
示す構成図で、図中カートリッジ8は、半径Roのカー
1ヘリッジ内リール(以下Cリールと称す)2と、これ
に巻回された磁気テープ9、及びこの磁気テープ9の先
端部を保持してカートリッジの開口部8■に脱着可能に
装着されたリーダブロック81から構成され、記録再生
装置本体10の図示しないローディング手段により、同
図に示す所定位置に持ちきたされる。この状態でCリル
2は、本体10に設けられた供給リール21と軸接続さ
れ、これと一体的な回転が可能となる。
一方、リーダブロック81は、図示しないリーダブロッ
クガイド手段によってカー1−リッジから外され、所定
の経路を経由して本体10に設けられた半径Roの巻取
リリール]−の凹部11に嵌入され、これと一体的な回
転が可能となる。このとき磁気テーブ9のテープパスは
、同図に示すように、テープガイド3〜6によって規定
され、磁気テープ9と磁気ヘッド7の摺接状態が保たれ
る。
このリーダブロック8,が巻取リリール1の凹法におい
て、 前記第1及び第2の回転回数C1、C2が共に増加する
方向に磁気テープが移送する過程に於いて、前記一方の
回転回数が所定の回転回数に至った時の前記他方の回転
回数の回転情報をメモリし、更に前記第1及び第2の回
転回数C1、C2が共に減少する方向に磁気テープが移
送する過程に於いて、メモリした前記回転情報に基づい
て前記比αを補正する。
(作用) 前記(1)の方法によれは、各リールの回転回数を得る
ことにより、各リールの半径情報か得られ、この半径情
報を基に、磁気テープか所定の移送速度のとき、各リー
ルのあるべき回転角速度を算出することが可能となる。
前記(2)の方法によれば、回転回数C1、C,の値が
少なくなったときに、前記比αへの影響が大きくなる回
転回数C,の回転位置誤差を補正により除くことが可能
となる。
(実施例) ?11に嵌入すべく持ち来された初期状態時のCリール
2のテープ巻き径(半径)をRs、巻取りリール1のテ
ープ巻き径(実質的に巻取リリール1の半径と同値)を
ROとする。また同図に点線で示す如く、この状態から
の任意移動距離1だけ磁気テープが移送されたときの巻
取リリール1及びCリール2の各巻き径(半径)をそれ
ぞれR1、R2とし、更に移動距離1に至る迄に各リー
ルが回転した方向性を有する回転回数をそれぞれC,及
びC2とする。
従って、これら回転回数01、C2は、初期状態時には
共にゼロであり、後述する如く磁気テープ9が正方向移
送(図中、矢印八方向への移送)されるにつれてそれぞ
れ異なる増加率で増加し、また逆方向移送(図中、矢印
B方向への移送)されるにつれてそれぞれ異なる減少率
で減少する。
以上の設定のもとに、先ず各リールの巻き径R■、R2
が各リールの回転回数の比(以下、巻回比と称す)α(
α= C 2 / C 1 )の関数で表されることを
示す。
磁気テープの厚みをdとすると C1=(R,,  Ro) / d   ・・・■C2
= (Rs−R2) / d   ・・■となり,これ
ら■、■式から α=Cz/Ct=(Rs  R2)/(Rl.  RO
)”’■どなる。更に、 β=Rs/Ro、x=R1/Ro、y= R 2 / 
R oとすると、■式は、 α=(β一y)/(x−1)     ・・■と表せる
。一方、磁気テープの厚みdによる面積を考えたとき、 π( Rs2− Ro2) =π(R2”−Ro2) +π(R,”−Ro2) −
■が成立ち、これにβ、x.yを代入して整理すると、 (β2−1.)= (y2 1.)+ (x2−1) 
 ・・■となる。■式より x=(β一y)/αであり
、これを■式に代入して整理すると、 (α”+l)y2−2(α+β)y十(β2+2αβ−
α2β2)=Oとなり、この式をyについて解くと 器と称す)12に出力する。一方、回転検出器18も同
様にして供給リール21の回転を検出し、一回転当りn
個の検出パルスPsを含む回転検出信号s2を演算処理
回路11、及びF/V変換器12に出力する。尚、同図
に示す各リールの回転方向C.Dは、第1図(b)に示
す各リールの回転方向C.Dにそれぞれ対応じている。
演算処理回路11は、回転検出信号S1、S2の各検出
パルスPt.Psをそれぞれカウントする2つのカウン
タを内蔵すると共に、各リールの回転方向を監視し、こ
れらのリールがそれぞれC. D方向に回転する場合、
各カウンタがアップカウントし、また逆方向に回転する
場合にはダウンカウン1〜するように構成されている。
また各カウンタは、前記した初期状態時にそれぞれゼロ
リセットされるため、パルスPt.Psの各カウン1・
値P1、P2と、前記した巻取リリール1、Cリール2
の各回転回数C1、C2との関係は、Cl,=P1/n
.  C2=P2/nとなる。
となる。
同様にして■より y−β一α(x−1)であり、これ
を■式に代入して整理すると、(α2+1)x2−2α
(α+β)x十(α2+2αβ−1)=0となり、この
式をXについて解くと となる。
次に、上記の演算結果を用いて、磁気テープを定速移送
させるための方法について説明する。
第1図(a)は、本発明方法の一例を示す制御回路部の
構成図であり、17は巻取リリール」の近傍に配置され
た回転検出器で、巻取リリール1の所定位置に配置され
た被検出部材(図示せず)と協同して、その1. / 
n回転毎に1パルス、即ち巻取リリール1の一回転間に
n個の検出パルスPtを発生し、この回転検出信号s1
を演算処理回路11、及び周波数/電圧変換器(以下F
/V変換更に、演算処理回路1j。は、カウント値P,
とP2の比、即ち前記した巻回比αに基づいて前記した
■、■式を演算してx.y&求め、これに基づいてコン
トロール信号S3を出力する。
尚、■、■式の定数βは、β= R s / R oで
求められる。このうち巻取リリール1、Cリール2の各
半径であるRoは予め定まった定数であるが、初期状態
時のCリールのテープ巻き径であるRsは予め定められ
た定数としてもよいし、下記の要領で求めてもよい。
初期状態時に、磁気テープを所定距離、例えばCリール
が一回転するまで移送し、このときの各検出パルスの比
α1を求める。この比α,とRo、Rs間には、 Rs
=Ro/α, の関係が成立つので、これらの処理をし
てRsを求める。
次に、コンI一ロール信号S3の算出方法について説明
する。
いま、磁気テープが任意移動距離1だけ移送され、旧つ
その時のテープ移送速度がVであったと仮定すると、こ
の時の巻取リリール1と供給リ?21の各回転角速度ω
1、ω2はそれぞれ次式で求まる。
尚、演算により求めたこの回転角速度ω■、ω2を、以
後演算角速度と称す。
ω,,=V/R1=V/ (x−Ro)ω2=V/R2
=V/ (:y − Ro)従って、 Roxy ?なる。
コン1一ロール信号S3は、とのf(α)に比例する電
圧信号として出力され、その電圧値■3は、v3=k,
f(α)となっている。
但し、k1は比例定数で、磁気テープを第1図(b)に
示す矢印八方向に移動したいとき、プラス極性とし、逆
方向の場合にはマイナス極性とする。
一方、F/V変換器12は、回転検出信号S1、s2を
入力し、実際に回転している各リールの回転角速度(以
下、実角速度と称す)ωp■、ωP.,.の?示す矢印
八方向へテープ移送を加速し、逆に極性がマイナスの時
、そのレベルに応じて矢印B方向へテープ移送を加速す
る。更に、磁気テープが移送される間、所定のテープテ
ンシゴンが得られるように考慮されているものとする。
従って、上記した制御系は、演算処理回路」.1−から
出力されるコン1〜ロール信号S3と角速度和信号s4
が常に一致するように動作し、しかもコントロール信号
S3の極性に応じてテープ移送方向が変わる。
第1図(a)に示す制御回路部は、以上の如く回転検出
信号S■、s2の検出パルスPt.Psを検出し、前記
■式の演算に基づくコントロール信号s1を得ることに
より、テープの移送方向に拘らず、実際のテープ移送速
度vpを前記■式中に想定した所望のテープ速度Vと一
致するように制御することが可能となる。
次に、上記の方法により磁気テープの移送速度制御が行
なわれた場合に発生する問題点について考察する。
和(ωp,+ωP2)に比例した角速度和信号S4を出
力する。従って、この角速度和信号S4の電圧値v4は
、 V4:k,,(ωp,十ωP2)  となっている。
尚、この比例定数k2は磁気テープの走行方向によって
極性が変わるように構成されているものとする。即ち、
磁気テープが第1図(b)に示す矢印八方向に移動し、
各リール1、2がそれぞれ矢印C.Dの方向に回転する
場合、比例定数k2はプラス極性となり、逆方向の場合
にはマイナス極性となる。更に比例定数k,とk,の絶
対値は等しく設定されている。
差動増幅器13は、コン1ヘロール信号s3と角速度和
信号s4を入力し、それらの電圧差信号s5を出力する
。リールモータ邸動回路14は、この入力する電圧差信
号s5に基づき、巻取リリール1と軸直結したリールモ
ータ15と供給リール2,と軸直結したリールモータ1
6とを下記の要領でドライブする。即ち、電圧差信号s
5の極性がプラスの時、そのレベルに応じて第1図(b
)第2図(a)は、前記した初期状態時において、第1
図(b)に示すカー1〜リッジ8内のCリール2に巻回
された磁気テープ9の様子を示している。
この時、マジック等で同図に示す目印線Mを磁気テープ
の巻回径方向に記す。一方、第2図(b)は、同図(a
)の初期状態から一旦巻取リリール1に磁気テープ9を
すべて巻取り、再びCリールに巻戻す往復巻取り動作を
行なった後のCリールへの巻回状態を示している。この
時、初期状態時のテープの巻回状態、或いは巻戻し時の
テープテンションのばらつき等により、Cリール2の回
転位置は同図(a)の初期状態時の位置に対して位置ず
れを生じ、例えば同図(b)に示すごとく、時計方向に
1/4回転すれた状態となる。
この位置すれか、前記した■式の演算結果に及ぼす影響
について考察する。
この■式を書き換えると次式になる。
■′ ?記した如く、上式中の回転比αは、α=C,/C■で
あるが、第3図(a)に、磁気テープの任意移動距離]
に対する各リールの回転回数C■、C2及び回転比αの
各変化状態を示す。
但し、各定数の数値設定は、以下の通りである。
Ro=25mm+Rs=45mm+d==30μm先ず
、C1、C2について説明すると、前記初期設定時のl
=oでのゼロ値から、巻取リリール1に磁気テープ9が
すべて巻取られ、再び両者の値が一致する].=146
.6mでの値666.6まで、C1、C2は、異なった
変化曲線を描いて増加する。一方回転比αは,初期設定
時のl=oでは演算不能であるが、収束値であるRO/
RS、即ち0.556から1の増加に伴って漸増し、■
=146.6mで1となる。
ここで、第2図(b)に示す如く、往復巻取り動作を行
なった後のCリールへの巻回状態が、初期状態時の位置
に対して時計方向に1/4回転ずれた場合を想定する。
この時の回転比の変化状態を第3図(.)に1.9 − ?変化状態を第3図(a)にα2で示す。更に、時計方
向、反時計方向に各1/2回転ずれた場合の回転比の変
化状態をそれぞれα3、α,で示す。
第3図(b)は、回転位置誤差がない場合の回転比αを
上式■′に代入して得たf(α)に対し、回転位置ずれ
が発生したときの回転比α■〜α4をそれぞれ■′式に
代入して得たf(α■)〜f(α4)の各誤差量をパー
セントで表したグラフである。
同図は、往復巻取り動作時に回転位置誤差が発生する場
合、磁気テープの任意移動距離1の減少につれてf(α
,)〜f(α4)の誤差量が急激に増加することを示し
ている。前記した如く磁気テプの移送は、f(α1)〜
f(α4)の演算結果に基づいて制御されるため、Cリ
ール2への磁気テプの巻き戻しが終了する間際になって
、テープ移送速度vpが急激に変化してしまう不都合を
生ずる。
本発明の別の目的は、この不都合を解消するものであり
、以下にその方法を記載する。
α1で示す。但し、このα,は以下の仮定に基づいて算
出されたものである。
即ち、Cリール2の回転回数C,が1つ減る(このこと
はCリールのテープ巻回数が1つ増えることを意味する
)毎に同量の回転ずれ八〇が発生し、一方、巻取リリー
ル1の回転回数C.には誤差が発生していないものと仮
定する。
従って、第3図(b)の場合、八〇は 八〇=1/ (4X666.6) となる。また、C1に誤差が発生しないものと仮定した
のは、回転比に回転位置ずれの影響が現れるのが各リー
ルの回転回数C1、C2が少ない場合、即ちCリール2
のテープ巻回数が多く、逆に巻取リリール1のテープ巻
回数が少ない場合であり、この巻取リリール1のテープ
巻回数が少ない状態では、その回転回数C,の誤差が無
視出来る位少ないからである。
同様にして、往復巻取り動作を行なった後のCリール2
への巻回状態が、初期状態時の位置に対して反時計方向
に]/4回転ずれた場合の回転比=20 前記した初期状態から磁気テープを矢印A方向に移送す
べく、巻取リリール1に磁気テープ9を巻き取る巻取り
過程に於いて、検出される巻取りリール]−の回転回数
01の値が比較的小さい所定の値C1′、例えば174
(この値は、磁気テプの移動距離1に換算すると約30
.2mに相当する)に至ったときのCリールの回転回数
C,の値Cf2を先ずメモリしておく。
尚、この時点で検出される各リールの回転回数C,’ 
. Cf2は、テープ移送が開始されてから間がないた
め、各リールの回転ずれが無視できるものとする。
そして、巻取リリールへの磁気テープの巻取りが終了し
た後、今度は矢印B方向に移送すへくCリール2に磁気
テープを巻き戻す。この巻き戻し過程に於いて、巻取リ
リール1の回転回数C,の値が再びC,’=174にな
ったときに検出されるCリール2の回転回数Cr2を求
める。
この時の巻取リリール」−のテープの巻回数は少ないた
め、その回転ずれが無視できるものとすると、この時点
でのCリール2の回転ずれ△C2はΔC2=Cr,−C
f,lとなる。
上記した不都合をなくすため、この時点以後、つまり巻
き戻し過程に於いて、巻取リリール1の回転回数C1が
0くC.≦C,’=174を満たす間、検出されるC2
の代わりに、次式によって求まる補正値Cc2 ?用い、■′式の巻回比αをα’=Cc2/Cエに変え
て演算する。
尚、上記[相]式による演算が意図するのは、■′式の
演算値f(α)がc, =c,’となった時点で補正値
Cc2による演算値で(α′)に代わる時、その変化状
態が不連続に変化することなく円滑に移行させ、常にテ
ープ移送の安定を保つことにある。
従って、[相]式は、補正値Cc2の補正量がC1の値
の減少に比例して増加するように設定されている。
尚、以上の補正方法を、上記f(α■)〜f(α4)に
対して行なったf(Ct1’)〜f(α4′)の演算結
23一 値P1、P2に基づいて処理するが、これらの各カウン
ト値P1、P2と各回転回数C1、C2の間には、前記
した如く C s =P 1 / n .  C 2 =P 2 
/ nの明らかな関係がある。従って、説明の簡単のた
め、このフローチャ−1−の説明には,回転回数C1、
C2を用い、またこれをもとに設定されたC1’ . 
Cf1、Cr2、ΔC2、Cc.等を用いて説明する。
ステップS2で、回転回数61が前記した所定の値C,
′シこなったと判断すると、次のステップS3でこのと
きのC,の値Cf2をメモリする。
尚、この間、演算処理回路11は、f(α)を演算し,
これに基づく電圧値■3−k1・f(α)のコントロー
ル信号S3を出力し続ける。
続くステップS4で、更に巻取リリール1の回転回数C
エを監視する。そして、c1>c1’の間、ステップS
9で往復巻取り動作終了が検出されるまでステップS4
→S7→S9が繰り返される。
従って、このC x > c +. ’の間のコントロ
ール信号果を第3図(b)にそれぞれ点線で示す。
同図に示すように、特に磁気テープの移動距離1が20
m以下での改善が顕著となっている。
また、第3図(a)、 (b)の各グラフは、前記した
それぞれの仮定の基に、シュミレーションによって求め
たものであるが、実測においても略同様の結果を示した
第4図は、第1図(a)の演算処理回路11が、前記し
た動作の他に、上記した補正方法に基づいて行なう補正
処理の流れを示すフローチャートである。
先ず,ステップS1で、前記した初期状態から始まる往
復巻取り動作が開始されたか否かを監視し、開始された
場合、次のステップS2で巻取りリール1の回転回数C
1が前記した所定の値C,′になったかを監視する。
尚、演算処理回路11は、実際には各リール1、2の回
転に伴って発生される回転検出信号S1、S2の各検出
パルスPt.Psをその回転方向に応じてアップまたは
ダウンカウン1へしたカウント?3の電圧値v3は、引
き続きk1・f(α)となっている。
次に+ c1=c,’ になるとステップS6に移り、
この時のC2の値Crzを検出して八C2を算出する。
そして往復巻取り動作終了を検出するステップS8を経
て再びステップS4に戻る。
次に、C■<C1′ になると、ステップS5に移る。
このステップS5では、前記[相]式により補正値Cc
2を演算し、更にこれに基づく補正された巻回比α′に
よりf(α′)を演算する。従って演算処理回路11は
、この時点でコントロール信号s3の電圧値v3をkエ
・f(α)から補正された電圧値k,・f(α′)に切
換える。以後、C■<C1″の間、ステップS8で往復
巻取り動作終了が検出されるまで、補正された電圧値k
■・f(α′)を出力する。
また、ステップ8で検出される往復巻取り動作終了とは
、巻取リリール1の回転回数G,がゼロ、或いはそれに
近い値になった時のこととしてもよいし、また操作者が
図示しない操作手段によりテ?移送を中止すべく操作し
た時のこととしてもよいなど、適宜設定されるものであ
る。
尚、」二記実施例では、各演算角速度の和(ω、十ω2
)と、実角速度の和(ωp,+ωpz)との比較に基づ
いて各リールモータを制御したが、ω1とωp,との比
較、或いはω2とωp2との比較に基づいて各リールモ
ータを制御してもよい。また磁気テープを巻き取る方の
リールモータのみを回転制御し、他方のリールにメカ的
なブレーキ手段を施して、テープテンションを与えるよ
うに構成してもよい。
更に、上記実施例では、ΔC2を巻取リリール1の回転
回数C,を基準に検出したが、下記の方法によって求め
ても良い。
即ち、前記巻取り過程に於いては、前記と同様に、巻取
リリール1の回転回数C■が所定の値C,′に至った時
のCリール2の回転回数02の値Cf2をメモリする。
一方、前記巻き戻し過程にあってはCリール2がメモリ
した値Cf2となったときの巻取リリール1の回転回数
C1を検出し、これ=27 方法において、巻き戻し過程における検出ポイントを多
少づらして行なう場合、算出される各ΔC2、ΔC2′
、ΔC2″からづらした量を引いてやれば同様の結果が
得られることは勿論である。
更に、」二記実施例では、八C2、ΔC2′、八C2′
′を、それぞれ[相]、[相]′、[相]″式に代入し
て補正したが、これ等の補正方法は、一例を示すもので
、これに限定されるものではなく、種々の対応が考えら
れるものである。
(発明の効果) 本発明によれば、テープ移送が開始されるきの各リール
のテーブ巻径の比β、及びテープ移送が開始されてから
の各リールの磁気テープ巻回数の変化量の比αを得るこ
とで、磁気テープを所定の移送速度で移送すべく、リー
ルモータをコントロルすることが可能となる。
また、往復巻取り動作を行なう場合、巻き戻し過程にお
いて発生する回転位置誤差の影響も、許容範囲内とする
ことができる。
従って、本発明によれば、時間情報、磁気テーをCr,
とすると、それら差八C 2’八C2’ ==C,’ 
−C r, は、ΔC2と略同値となり、前記[相]式を、Cr, とすることにより、同様の補正が可能となる。
更に、前記巻取り過程に於いて、Cリール2の回転回数
C2が、前記所定の値Ci. + に対応する比較的小
さい所定の値02′ に至ったときの巻取りリール1の
回転回数C1の値Cfユをメモリし、方、前記巻き戻し
過程において、Cリール2が再び所定の値C2′ どな
ったときの巻取リリール1の回転回数C,を検出し、こ
れをCr,’とすると、それら差ΔC2″ 八C2” =Cf,−Cr, もΔC,と略同値となり、前記[相]式を、Cr, とすることにより、同様の補正が可能となる。
更に、前記したΔC2、ΔC2′、八02″の検出プの
厚み情報等が不要なため、簡単で、常に安定したリール
旺動制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は、本発明の一実施例を示す制御回路部の
構成図、第1図(b)は、本発明の一実施例を示すテー
プ走行部の構成図、第2図及び第3図は、本発明の説明
に供するCリールのテープ巻回状態を示す図及び各数値
の変化特性図、第4図は、本発明の一動作例を示すフロ
ーチャ−1・、第5は、従来例の説明に供する図である
。 1・・巻取リリール、2・・力−I〜リッジ内リール、
3〜6・・・テープガイド、7 磁気ヘッド、8・力一
1・リッジ、9 ・磁気テープ、10・・記録再生装置
本体、11・演算処理回路、12・・F/v変換器、1
3・・・差動増幅器、14・リールモータ駆動回路、1
5、16・・・リールモータ、17、18回転検出器。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1と第2のリール間で各リールに巻回される磁
    気テープを所定の移送速度で移送すべく、前記第1及び
    /又は第2のリールの回転を制御するリール駆動制御方
    法であり、 前記磁気テープの移送が開始されてからの前記第1のリ
    ールにおける磁気テープの巻回数の変化を示す第1の回
    転回数C_1と、磁気テープの移送が開始されてからの
    前記第2のリールにおける磁気テープの巻回数の変化を
    示す第2の回転回数C_2との比C_2/C_1をαと
    し、 前記磁気テープの移送が開始される時点での前記第1及
    び第2の各リールの巻径Ro及びRsの比Rs/Roを
    βとしたとき、 前記移送が開始されてからの前記第1のリールの巻径R
    _1に関する式、 R_1/Ro=(α^2+2αβ−1)/(α^2+1
    )及び/又は、前記移送が開始されてからの前記第2の
    リールの巻径R_2に関する式、 R_2/Ro=(2α+β−α^2β)/(α^2+1
    )の演算に基づいてコントロール信号を形成し、該コン
    トロール信号と、実際に検出される前記第1及び/又は
    第2のリールの回転角速度情報との比較に基づいて、前
    記第1及び/又は第2のリールを回転制御することを特
    徴とするリール駆動制御方法。
  2. (2)第1と第2のリール間で各リールに巻回される磁
    気テープを所定の移送速度Vで移送すべく、前記第1及
    び/又は第2のリールの回転を制御するため、 前記磁気テープの移送が開始されてからの前記第1のリ
    ールの回転回数であって、その回転方向に応じて増減す
    る第1の回転回数C_1と、磁気テープの移送が開始さ
    れてからの前記第2のリールの回転回数であって、その
    回転方向に応じて増減する第2の回転回数C_2との比
    C_2/C_1をαとし、前記磁気テープの移送が開始
    される時点での前記第1及び第2の各リールの巻径Ro
    及びRsの比Rs/Roをβとしたとき、 前記比α、βに基づく演算によりコントロール信号を形
    成し、該コントロール信号と実際に検出される前記第1
    及び/又は第2のリールの回転角速度情報との比較に基
    づいて、前記第1及び/又は第2のリールを回転制御す
    るリール駆動制御方法において、 前記第1及び第2の回転回数C_1、C_2が共に増加
    する方向に磁気テープが移送する過程に於いて、前記一
    方の回転回数が所定の回転回数に至った時の前記他方の
    回転回数の回転情報をメモリし、更に前記第1及び第2
    の回転回数C_1、C_2が共に減少する方向に磁気テ
    ープが移送する過程に於いて、メモリした前記回転情報
    に基づいて前記比αを補正することを特徴とするリール
    駆動制御方法。
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