JPH02292705A - 磁気ヘッド - Google Patents

磁気ヘッド

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JPH02292705A
JPH02292705A JP11345089A JP11345089A JPH02292705A JP H02292705 A JPH02292705 A JP H02292705A JP 11345089 A JP11345089 A JP 11345089A JP 11345089 A JP11345089 A JP 11345089A JP H02292705 A JPH02292705 A JP H02292705A
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JP11345089A
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Heikichi Sato
平吉 佐藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、高密度記録に対応する磁気ヘッドに関するも
のであり、特に磁気ギャップ近傍部が軟磁性金属薄膜で
構成される,いわゆるメタル・イン・ギャップ型の磁気
ヘッドに関する。
〔発明の概要] 本発明は、軟磁性金属Full!が磁気ギャノブ部に配
されてなる磁気ヘッドにおいて、ひさし状部を有するト
ラック幅規制溝の壁面に沿って軟{n性金属薄膜を成膜
することで、電6il変換特性の改再並びに歩留まりの
向上を図ろうとするものである。
〔従来の技術〕
磁気記録の分野においては、例えばビデオテープレコー
ダ等の機器の小型化や長時間記録等の要請から、高密度
記録化.短波長記録化が検討されており、これに対応し
て磁気記録媒体では,いわゆるメタルテーブや蒸着テー
プに見られるような高保磁力化,高残留磁束密度化が進
められている。
これに伴い磁気ヘッドに対しても当然その性能の向上が
要求されている. このような状況から、磁気コアに高飽和磁束密度を有す
る軟磁性金属薄膜を配し、これら軟磁性金属薄膜同士の
突き合わせ部分を作動キャップとした,いわゆるメタル
・イン・ギャンプ型の6■気,,.7ドが開発され、・
持に軟磁性金属薄膜が&i気ギャップを挾んで斜めに連
なる&f気・\ソ1′は、電6I変1角特性にイ憂れる
ばかりか擬似ギャノグの問題も少なく、既にいわゆる8
ミリビデオテープレコーダ等において実用化されている
[発明が解決しようとする課題] ところで、前述の軟{イ1性金属薄11タが斜めに連な
る佑気ヘン1゛を製造ずる場合6こは、fallえば特
開昭61−105710号公報に記載ざれるように、フ
エライト等よりなる基板に対する溝加工や軟磁性金属薄
膜の成IIタ.さらにはガラス融着kの王程を経た後、
スライシング加工によって各・\ノドチソブに切り出す
のが一般的であるや このとき、前記軟磁性金属薄膜が斜めに連なるが故に必
然的にスライシングカIIIによって軟磁性金属薄膜が
中途部で切断されることになり、歩留まりの点で大きな
問題となっている。ずなわら、軟Cil性金属薄膜と基
板との界面近傍では、軟磁性金属薄膜と基板間の熱膨張
率の差や軟磁性金属薄膜成膜時に生ずる歪等によって大
きな応力が加わっており、スライシング加T6,=よっ
て軟磁性金属薄膜が切断ざれると、基板にヒビが発生し
たり軟磁性金属薄膜が剥離する等の現象が起こる。これ
は磁気ヘッドの信頼性を著し< tJlなうもので、歩
留まりを大きく低下する。
また、軟磁性金属薄l模はF e−A l−S i系合
金(いわゆるセングスl− )等の硬い金属材料からな
るために、その切断乙こば大きな労力を要し、さらには
スライシング用の砥石の寿命も短いものとなる。
そこで、例えば磁気ヘンドチソブの幅を軟磁性金属′g
j膜が形成される溝の幅よりも大きくし、スライシング
加工時に軟磁性金属薄膜を切断しないようにすることで
IIII述の問題を解消することが考、えられる。
しかしながら、先の公報にも見られるように、単に{1
斜面を持った断面■字状の溝内に軟rW性金属薄膜を成
膜した場合、必要とする部分以外のところ,例えば前記
傾斜面と対向する面や溝の底部等にも当該軟磁性金属薄
膜が{=j若し、電磁変換特性や歩留まり等に悪影響を
及ぼす。例えば、前記傾斜而と対向する面や溝のJ+’
f部等に{=1着した軟磁性金属薄11々は、一般に磁
気特性,4、Yに保磁力が劣化しており、電磁変換特性
を悪化する顛向にある。
また、余分な軟磁性金属薄膜は、先にiホベた理山から
やはり応力を大きくする原因となり、ギャンブ融着等の
熱処理時に法{及にヒビが発41. 1〜易くなる。
本発明は、このような実情に鑑みて提案されたものであ
って、磁気ギャンブ部に軟磁性金属薄膜が配された磁気
ヘッドにおける歩留まりの改占並びに電磁変換特性の改
善を目的とし、生産性,信転性に優れ、しかも電磁変換
特性の劣化の無い[51気ヘッドを提供することを目的
とする。
〔課題を解決するだめの手段〕
前述の目的を達成するために、本発明の磁気ヘッドは、
一対の磁気コア半体同士を接合ずることで閉磁路が構成
されてなる磁気ヘッドであって、少なくとも一方の磁気
コア半体の突き合ね七面にひさし状部を有するI・ラン
ク幅思制溝が設けられ、当該I・ランク幅規制溝の壁面
に沿って軟磁性金属薄膜が成膜されるとともに、前記軟
磁性金属}W11タの突き合わせ面に磁気ギャップが構
成されたことを特徴とするものである。
〔作用] 本発明の磁気ヘッドでは、軟磁性金属薄膜は[ランク幅
規制溝内に成膜され、このトラック幅規制溝の列側でス
ライジング加工されているので、軟磁性金属薄膜が切断
されることはなく、ヒビ割れや膜剥がれが抑制される。
また、トラック幅規制溝がひさし状部を有するため、軟
磁性金属薄膜を成膜したときに余分な部分への付着が抑
えられ、応力が低減して基板へのヒビの発生が低減され
る。同時に、この余分な膜の削凋は、当該膜が磁気特性
に劣ることがらflu 735変換特性」二も有利であ
るや 〔実施例〕 以下、本発明を適用した磁気ヘッ.ドの一実施例を図面
を参照しながら説明する。
本実施例のf1気ヘッドは、軟もfl性金属薄膜が磁気
記録媒体対接面で斜めに連なってなる磁気ヘッドであり
、第1図及び第2図に示すように、磁気コア半体1, 
 ■はMn−Znフエライト等の酸化物磁性材料からな
るコア部(1), (2)を主体とし、その突き合わせ
部にそれぞれ軟磁性金属薄11i(3)(4)が配され
ている。
前記コア部(1) , (2)の突き合わせ面には、当
該突き合わせ面に対して所定の角度で傾斜する傾斜面を
持った略々U字状のトラック幅規制溝(la),(2a
)が切削加工され、このトラック幅規制溝(1d)(2
a)の内壁に沿って軟磁性金属薄膜(3) , (4)
が成nタされている。ここで、前記トラック幅規制溝(
1a) . (2a)は、当該溝(la) , (2a
)の上方に張り出すひさし状部(lc) , (2c)
を残すように前記突き合わせ面に対して傾斜するが如き
形状を有している.そして、コア部(1).(2)の突
き合わせ面に対して所定の角度で傾斜する1頃斜面が薄
膜形成面(1a+),(2a.)とされ、この薄膜形成
而(1al)1(2al)上に軟磁性金属薄膜(3) 
, (4)が突き合わせ部から離れるにつれて次第に薄
くなるように成膜されている。
特に、トラック幅規制溝(la) , (2a)の底部
(lag)(2az)や薄膜形成面(1a+), (2
a.)と向かい合う面(law) ,(2as)に被着
される軟磁性金属119(3a),(4a)の膜厚は著
しく薄いものとされ、面(la3) , (2as)上
にはほとんど付着されていないような状態となっている
. そして、これら軟磁性金属薄膜(3),(4)の端而同
士が対向する如く磁気コア半体I,■がギャンプ材を介
して接合され、閉磁路が構成されるとともに、前記軟磁
性金属薄膜(3) , (4)の端面間に所定のトラッ
ク幅Twを有する磁気ギャップgが11カ.成されてい
る.また、一方の磁気コア半体Iには、コイルを巻ロす
るための巻線講(10)が講加工されており、前記磁気
ギャップgのデプスを決定すると同時に、この壱線溝(
lO)を通してコイルを巻回することで当該磁気ヘッド
に電磁誘導によって記録信号を供給し,あるいは再生信
号を取り出すようになっている。
なお、前記コア部(1) . (2)は、軟[i3性金
属薄膜(3),(4)によって構成される磁気ギャンブ
どの両端位置から切削溝(Ib),(2h)によって磁
気コア半体1,[1の両側縁に至るまで削り取られ、磁
気ギャップgと平行なエノジ部が磁気記録媒体対接面に
臨むことがなく余分な信号を拾うことがないようにされ
ている。また、この切削溝(lb) . (2b)を形
成したことによる空間にはガラス等のJIE iff性
材(5) , (6)が、同様にトラック幅規制溝(l
a) , (2a)を形成したことによる空間には非&
it性+4’ (7) , (El)がそれぞれ充填さ
れ、磁気ヘッドに対する当たり幅が確保されている. また、本実施例の磁気ヘッドでは、磁気コア半体I,■
の幅は少なくともトラック幅規制溝(la)(2a)を
収容し得る程度され、スライシング加工によって軟磁性
金属薄膜(3) . (4)が切断されることがないよ
うにされるとともに、磁気記録媒体対接面は円筒研磨に
よって所定の曲率となるように加エされ、その両側に段
差加工が施されることで磁気記録媒体に対する当たり幅
が決定されている。
すなわち、磁気コア半体[+  nの両側には6■気記
録媒体の走行方向に沿って切削による段差部(9)(9
)が設けられ、前記磁気ギャップgを中心として所定幅
の磁気記録媒体対接面が構成され、先のひさし状部(l
c) , (2c)は当El (11気記録媒体対接面
から後退する位置まで切削され磁気記録媒体に直接接触
しないような形とされている。
かかる構造を有する磁気ヘッドでは、前記軟磁性金属薄
膜(3) , (4)は斜めに削られた薄膜形成面(1
al),(2a+)上に成膜されることから、磁気ギャ
ップgを挾んで斜めに連なるかたちとなり、いわゆるア
ジマス損失によって酸化物磁性材料からなるコア部(1
) , (2)と軟磁性金属薄膜(3) . (4)と
の界面が磁気ギャップgに対して擬似ギャップとして動
作する虞れはない. ここで、薄膜形成面(1a+), (2a1)  (す
なわち軟磁性金属薄膜(3L(4) )の磁気ギャップ
gに対する傾斜角は、5゜〜80゜ とする。当該傾斜
角が5゜未尚であると擬似ギャップや隣接1・ラックか
らのクロス1・−ク等が問題となる。逆に80゜を越え
ると、軟磁性金属薄膜(3),(4)の膜厚を1・ラ・
7ク幅′I″Wとほぼ−・致さーlt1ノればならず、
成膜に長時間を要し、膜構造や酊1″I′l耗1’l一
等の点でも問題が生ずる。
ところで、本実施例の磁気ヘッドでは、前記軟ifi性
金属薄膜(3) . (4)が磁気ギャソブgに対して
斜めに成膜ざれ−Cいるばかりでなく、[・ランク輔思
制溝(la>,(2a)がひさし状部(Ic) . (
2c)をtI′シ、底部(1む).(2az)や薄膜形
成面(la1), (2a,)よ向かい合う面(lai
) , (2ax)に破符される軟磁性金属薄膜(3a
) , (4a)の付着鼠が少ないことが重要である。
この部分への執るn性金属i’i”Jlタの{=J着M
が多いと、応力が大きくなりヒビが発仕し易くなるとと
もに、電651変換特性上も悪影哲を及ぼす虞れがある
また、薄膜形成面(la.), (2a,)上に成膜さ
れる軟{f口生金属FiVII!J(3), (4) 
ハ、ソi7) 膜Wl カ均T: ナく磁気ギャンブg
における膜17Tと段差加工による切断面(9a) ,
 (9a)における膜Jゾしとを比べたときに、後者の
方が薄いことが好ま1,い。
このように、段差加工の切断面(9a)における膜厚L
を薄くずることによっ゛C、この部分で軟磁性金属薄膜
(3) . (4)に加わる応力が緩和され、当該段差
加工する際に軟CPt性金属薄膜(3) , (4)が
切断されてもヒビ割れや膜7りがれ等が発生することは
ない。実際、t4≦T/2とずるごとで歩Wlまりの改
善率は30%程度となる。特にし≦′I’ / 3と−
4れば歩留まりの改善率が50%以−1二にもなる。;
1タ厚の絶対値で言えば、聾,≦1 0 tt mで歩
留まりの改善率が大きい。
なお、本実施例では第2図に示すように軟{.〃性金属
薄膜(3),(4)が直線的に膜厚が減少ずるような形
となっているが、これに限られるものではな7く、例え
ば軟磁性金属薄11ク(3) . (4)の表面(ここ
では成膜時における表面)が略円弧状を?し前記切断面
(9a)における■タ厚が薄くなるようにしてもよいし
、あるいは磁気ギ中ツプと近傍部ではほぼ同じ膜厚で切
断面(9a)近傍部で膜厚が急激に減少するようなかた
ちとしてもよい。いずれにしても、切断面(9a)にお
ける膜厚しが磁気ギャソブgにおける膜厚Tの1/2以
下という要{ノ1を満たずことが好ましい。
1:.述の軟侑1ノ1金属i″itJ++ψ(3),(
4)を構成する軟{任性金属材料としては、Fe−Af
−Si系合金(センダスI・)やFe − N i合金
(パーマ(コイ)Fe−Aj’.系合金,Fe−Si系
合金,FeGa−Si系合金.アモルファス合金等、低
保磁力で月つ高飽和磁束密度を有する金属材ネ゛1がい
ずれも使用でき、これまでこの種の61気ヘッl・に川
いられているものがいずれも採用できる。
軟{f5.性金属薄膜(3) , (4)の成膜方法と
しては、蒸着やスパッタリング,イオンブ1/−テイン
グ等に代表ざれる真空薄膜形成技術(いわゆるPVD)
が挙げられ、成膜時の溝(先の1−ラ,ク幅規制溝に相
当する。)の形状を工夫することで先に述一ζたような
膜厚分布を持たせることができる。
そこで次に、前述の実施例の磁気ヘッドの製造方法の一
例を説明する。
先の実施例の磁気ヘノドを作製するには、先ず第3図八
に示すように、〜1n−Znファ6ライ1・等よりなる
基板(11)の」二面(lla),ずなわらこの基板(
!l)における磁気コア半体突き合ね(遍時の接合面に
、砥石等によって斜めにllfl flする第1の切削
;111(12)を全幅に亘って加工する。
この第1の切削溝(12)は、例えば回転ずる砥石を斜
めに傾けて基板(11)に当てることで節C11に形成
することができる。しかも軟{イタ性金属薄膜が成膜さ
れる傾斜面(12a)が砥石(ブレード)の側面によっ
て研磨されることになるので、表面性に優れたものとな
り、また高精度に加工される。
前記傾斜面(12a)は、後述の工程で軟磁性金属薄膜
が成膜される面であり、先の研気ヘントにおける薄膜形
成面(la.), (2a,)に対応ずるものであるた
め、磁気ギャップ形成面に対応する2λ板(11)の上
面(lla)に対ずる傾斜角θ1ほ5゛−80゜に設定
される。ここでは45゜とした。
一方、前記第1の切削溝(l2)において、傾斜面(1
2a)と向かい合う切削面(12b)の傾斜角θ2は、
90゜〈θ2≦175゛とされる。90゜くθ2とずる
のは、2S+N(11)のひさし状部(llb)を残し
、その影となる部分の軟c汀性金属薄11タの膜jγを
illl制するためである。また、θ2≦175゜とす
るのは加工上の問題で、これ以上にすると先のひさし状
部(llb)が脆くなる等の問題が生ずる。木例では1
15゜に設定した。
なお、前記第1の切削講(l2)の形状は、この例に限
らず、例えば第4図に示すように基板(l1)の上面と
垂直な面(12c)  (θt−90゜〕と1111述
の角度T・n囲を有する切削面(12b) 、あるいは
第5図に示すように第1の切削iM(12)を拡口ずる
如き開放而(12d)  (θ2〈90゜]と前述の角
度範囲を有する切削面( 1 2 b )とからなるよ
うな形状としてもよく、要は基板(1l)に切削溝(l
2)内に張り出すひさし状部(llb)が残存するよう
なものであれば良い。
次に、第3図已に示すように、基板(11)の上面方向
から軟Lil性金属t’i’JIlタ(l3)をスパノ
タリング等の手法により成膜する。このとき、前記第1
の切削溝(l2)の傾斜面(12a)上に成膜される軟
cf主性金属gJ.膜(13a)は、切削溝(12)の
入口付近ではトラック幅に対応して厚く成膜され、一方
切削溝(12)の奥の方では前記基板(l1)のひさし
状部(llb)の影となり次第に膜厚が薄くなる。特に
切削溝(l2)の底部や傾斜面(12a)と向かい合う
切削面(12b)には、ほとんど軟磁性金属薄膜が付着
されることはない. さらに、第3図Cに示すように、前記切削溝(12)内
にガラス(14)を充填した後、基板(1l)の上面(
lla)を研磨し、不要な軟磁性金属薄膜(13)を除
去して傾斜面(12a)上に成膜された軟磁性金属薄膜
(l3)の端面を露出させる。
次いで、第3図Dに示すように、傾斜面(12a)上に
成膜された軟磁性金属薄膜(13)の一端縁に接するよ
うに第1の切削溝(l2)と平行な第2の切削溝(l5
)を溝加工する.この第2の切削溝(15)を設けるこ
とにより、基板(11)の上面(lla)にはこれら第
1の切削溝(12),第2の切削溝(l5)によってト
ラック幅が規制された軟磁性金属薄膜(l3)の端?が
臨むようになされるが、さらに鏡面仕上げを行ってトラ
ック幅の補正を行う。
このようにして一対の磁気コアブロソクを作成した後、
いずれか一方の[4!気コアブロンクに先の第1の切削
i!4(+2).第2の切削溝(15)と直交する巻線
溝を講加工し、しかる後に第3図Eに示すように顛斜面
(+28)上に成)!タされた軟磁性金属薄膜(l3)
の端面を一致させてこれら一対のCil気コアブロソク
同士をガラス融着する。ガラス融着に際しては、ギャノ
プ材をいずれか一方のGil気コアプロンクの接合面に
予め形成しておいても良いし、融着ガラスをギャンプ材
として利用しても良い。ギヤ’7プ材としては、Sif
2やTa20,、Cr、ZrO■等、通常使用されるも
のがいずれも使用できる。
また、このとき同時に第2の切削溝(l5)内にガラス
(16)が充填される。第2の切削溝(l5)内のガラ
ス(l6)は、ガラス融着の前に予め充填しておいても
良い。
最後に、第1の切削溝(l2)の外側,例えばXxL’
Aに沿ってスライシング加工を施して各るn気ヘッドに
切り出し、y−y線位置で段差加工を施し、さらに円筒
研磨等の仕上げ工程を経て実施例の641気ヘッドを完
成する.このとき、段差加工する部分の軟磁性金v4g
t膜(l3)は、基板(l1)のひさし状部(llb)
の影となって膜j7が非常に薄いので応力の発生が少な
く、したがって当該段差加工によってヒビ割れや膜剥が
れ等が生ずることはなく歩留まりが大幅に向上される。
以上、本発明を適用した実施例及びその製造力法につい
て説明してきたが、本発明がこの実隔例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で形状.材
質,寸法等,種々の変更が可能で、さらには例えば軟磁
性金属薄膜は一方の磁気コア半体にのみ設けられていて
もよい。
〔発明の効果] 以上の説明からも明らかなように、本発明の磁気ヘッド
においては、トラック幅規制溝の外側でスライシング加
工されているので軟磁性金属薄膜が切断されることはな
く、さらに1へランク幅規制講がひさし状部を有ずるた
め軟磁性金属薄膜の不要部分への付着を抑えることがで
きる。したがって、ヒビNllれや膜ヱリがれを抑制1
〜て歩W/まりを大幅,,.:向−卜することができ、
生産性.{11頼+’+にイ憂れた侑気ヘンドを提{』
(することができる。
また、本発明の磁気へ冫ドは、礎気ギャ,ブが飽和磁束
密度の高い軟(.i月I1企・属薄膜の突き合ねり一面
に構成されるものであるので、高密度記録,知波長記録
に対応可能であり、しかも{什気特性に劣る膜が少ない
ことから電磁変喚1・ν性干も有fi1である。
は軟磁性金属薄膜成膜II稈、第3図Cは平而IiJT
磨工程、第3図Dぱ第2の切削溝加工上程、第3図Eは
ガラス融着工程をそれぞれ示す。
第4図は第1の切削溝の他の形状例を示す+ii tm
正面図であり、第5図は第1の切削溝のざらに{11!
の形状例を示す{既略正面図である。
1  ■ ・ ・ 1.  2  ・ ・ la,2a lc,2c 3, 4 ・ ・ 磁気コア半体 コア部 トラック幅思制l?4 ひさし状部 軟ifタ性金属薄膜
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した磁気へ,1′の−実施例を示
す外観.斜視回であり、第2図はそのCl′l気記録媒
体対接面の要部拡大平面レ1である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一対の磁気コア半体同士を接合することで閉磁路が構成
    されてなる磁気ヘッドであって、 少なくとも一方の磁気コア半体の突き合わせ面にひさし
    状部を有するトラック幅規制溝が設けられ、当該トラッ
    ク幅規制溝の壁面に沿って軟磁性金属薄膜が成膜される
    とともに、前記軟磁性金属薄膜の突き合わせ面に磁気ギ
    ャップが構成されたことを特徴とする磁気ヘッド。
JP11345089A 1989-05-02 1989-05-02 磁気ヘッド Pending JPH02292705A (ja)

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