JPH02284171A - 両面原稿複写装置 - Google Patents

両面原稿複写装置

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JPH02284171A
JPH02284171A JP1104502A JP10450289A JPH02284171A JP H02284171 A JPH02284171 A JP H02284171A JP 1104502 A JP1104502 A JP 1104502A JP 10450289 A JP10450289 A JP 10450289A JP H02284171 A JPH02284171 A JP H02284171A
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JP1104502A
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Hiroshi Takahashi
浩 高橋
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は両面原稿の複写装置に係り、両面原稿の画像読
み取り装置(イメージスキャナ)にも応用し得る複写装
置に関する。
〔従来の技術〕
最近、出版物及び印刷物のほとんど(A4サイズ以下の
85%以上)が両面印刷であり、またファイル量の低減
を図るために自動両面複写装置も開発され、それらの両
面複写物を原稿として複写する機会が特に増えつつある
。しかし、薄手の用紙の原稿では従来の通常モードの複
写では、原稿の裏写りを生じ、表原稿にかぶって複写さ
れてしまうという不具合を生じる場合があった。
原稿濃度を検出して、そのデータに基づき複写濃度(条
件)を変える方法は、特開昭56−92547号、特開
昭56−95253号、特開昭57−204061号、
特開昭57−210336号。
特開昭58−76862号等が知られており、特に特開
昭56−95253号は現像バイアスにより、また特開
昭57−210336号は露光光量の制御により複写濃
度を最適に設定するものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、両面原稿を複写する際に、表原稿にかぶって
裏写りが生じないようにした両面原稿複写装置の提供を
目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記目的を達成するため、複写する原稿が両
面の印刷物である場合、その複写時は通常の複写濃度よ
りも低下させて複写するようにしたものである。また検
出した原稿の裏面濃度により複写濃度を算出し、適正画
像を得るものである。
〔実施例〕 第1図は本発明に係る複写機のシステム全体の一例を示
す。これは主に、第2図に示す本体部、第3図に示す自
動原稿給紙部からなっている。
複写機本体の略中央部には時計回りに回転駆動可能な感
光体ドラム501が配設され、その周囲には除電ランプ
506.帯電チャージャ502゜イー−スランプ503
.第1の現像装置301゜第2の現像装置302.転写
前除電ランプ504゜転写チャージャ4041分離チャ
ージャ405゜ブレード方式のクリーニング装置601
)が配設されている。感光体ドラム501は表面に感光
層を設けたもので、この感光体は前記除電ランプ506
゜帯電チャージャ502によって均一帯電され、光学系
100から画像露光を受ける。
光学系100はコンタクトガラス101の下方で原稿像
を走査可能に配設したもので、光源102と可動ミラー
105,106,107,109゜110と、レンズ1
13.固定ミラー112とから構成されている。前記光
源102.可動ミラー105は、感光体ドラム501の
周速度(V)に対して(V/m)(ここで、mは複写倍
率)の速度で右方向に移動し、可動ミラー106,10
7は(V/2m)の速度で移動するように駆動モータ(
図示せず)で駆動される。この感光体の周速度は、等倍
、変倍にかかわらず一定である。また、複写倍率の変更
に際しては、前記レンズ113が光路上を移動するとと
もに、ミラー109,110が移動し、その倍率に対応
した光路長を確保する。
なお、114は、光学系と作像系とを仕切る防塵ガラス
である。
一方、複写機本体の右側には、それぞれ呼び出しローラ
203,222.給紙ローラ204.223゜分離ロー
ラ205,224を備えた給紙部210゜220が設置
され、複写紙の搬送路はレジストローラ対402、吸引
搬送ローラ407、定着装置700、排紙中間ローラ8
01、本体排紙ローラ802にて構成されている。21
2,225はペーパーサイズ検出スイッチである。
レジストローラ対402の手前にはレジストローラ対4
02のON10 F Fを制御するためのレジストロー
ラ前センサーが設けられている。
給紙部210の上部には手差し給紙部201が設けられ
、手差し給紙とカセット給紙はどちらかいずれか一方が
使用できるようになっている。手差し給紙部にはペーパ
ーの幅方向のサイズを検出するサイズセンサー(図示せ
ず)が、設けられている。手差し給紙部は開閉可能にな
っていて、開閉を検出するセンサー(図示せず)により
、開いたときは給紙部210のカセット内ペーパーの加
圧を行なう加圧アーム(図示せず)の加圧力を解除し、
手差し部からの給紙を可能にする。
(−数的な片面複写工程) 手差し給紙部、またはカセット給紙部から送られた用紙
は、レジストローラ対402で感光体上のトナー像とタ
イミングをとられ、転写チャージャ404にて上面にト
ナー像を転写され、分離チャージャ405にて感光体5
01から剥離される。
剥離した転写紙は吸引搬送ローラ407に吸引・搬送さ
れながら定着装置700のガイド板701に送られ、定
着ローラ704.加圧ローラ705により上面のトナー
像が定着される。定着後の転写紙は分離爪707により
定着ローラより剥離され、定着排紙ローラ対708に到
達する。
原稿が1枚の場合は、裏面排紙する必要がないので転写
紙が定着排紙ローラ対708を出た後は、ゲート709
,710を実線の位置にして本体排紙ローラ対801を
経て排紙トレイ802上に排出する。
原稿が複数枚で、コピーが1枚または複数枚の場合は、
転写紙を頁順に排出するため裏面排出する必要がある。
転写紙が定着排紙ローラ対708を出た後はゲート70
9は実線の位置、ゲート710は破線の位置とし合成両
面搬送路819側に搬送する。A4縦サイズよりも大き
いサイズの転写紙の場合はそのまま送り込むと再給紙ロ
ーラ805に達してしまうので、ゲート807を破線の
位置にして大サイズ紙の先端をA3裏面排紙ターン部8
09に進入させる。転写紙の後端がセンサーA314を
通過するまで加圧駆動ローラ810を反時計回りに回転
して搬送し、通過した瞬間に加圧駆動ローラ810の回
転をストップさせ、今度は時計回りに回転させ本体排紙
ローラ801より複写面を下面にして排紙トレイ802
上にスタックさせる。転写紙が本体排紙ローラ801に
達すると加圧駆動ローラは加圧駆動をやめ、次の転写紙
を待つ。
この複写システムでは、後述する原稿自動給紙装置(A
DF)で原稿を頁順に送るので、このように片面のみの
複写の時は、複写面が下面となることにより頁順のコピ
ーが得られる。
(両面複写工程) 定着装置700までの動作については片面複写の場合と
同様なので、それ以降の動作について説明する。転写紙
が定着排紙ローラ708を通過すると、ゲート709は
破線の位置を取り両面搬送路818に送られる。転写紙
は両面搬送ローラ対813を通り両面プルアウトローラ
対812で反転しながら合成両面搬送路811に送られ
る。このとき呼び込みローラ804は実線の位置に上が
っている。転写紙の後端がセンサー817を抜けると加
圧駆動ローラ810が時計回りに回転し、サイズによっ
て回転時間を変え適当な時間で止める。A4縦サイズよ
りも大サイズの転写紙の場合は、先端がA3両面用通路
811に入り込み、本体排紙ローラ対801により排出
してしまうことを防ぐ。
合成両面搬送路819にきた転写紙は、1枚または複数
枚であっても合成両面ジョガー820でジョギングされ
呼び込みローラ804で給紙ローラ8059分離ローラ
806側に送る。転写紙は給紙ローラ805と分離ロー
ラ806とによって1枚づつに分離され搬送ローラ対4
08を経てレジストローラ対402に達する。ここで転
写紙は一旦停止したのち感光体の第2面の像とタイミン
グがとられ再び搬送される。定着装置までは片面複写と
同じ動作で定着排紙ローラ対708までくる。ゲー)7
09,710はいずれも実線の位置にあり転写紙はその
まま本体排紙ローラ対801を経て排紙トレイにスタッ
クされる。こうして第1面を下に、第2面を上にしたス
タックが完了する。
(合成複写工程) 合成複写の場合、定着排紙ローラ708を出た転写紙は
ゲート709は実線の位置、ゲート710は破線の位置
となり合成両面搬送路819に送られる。1枚の合成複
写だけを得る、いわゆるlt。
1の合成の時は最大サイズまで合成が出来るが、複数枚
の合成の場合は、合成複写可能転写紙サイズはA4@i
サイズ以下となる。もちろんゲート710からの放出位
置を図よりももつと左側にとればより大サイズの転写紙
の複数枚合成が可能である。本実施例ではA4縦サイズ
までとした。
合成両面搬送路819にきた転写紙は、1枚または複数
枚であっても合成両面ジョガー820でジョギングされ
呼び込みローラ8051分離ローラ806側に送る。転
写紙は給紙ローラ805と分離ローラ806とによって
1枚づつに分離され搬送ローラ対408を経てレジスト
ローラ対402に達する。ここで転写紙は一旦停止した
のち感光体の第2面の合成すべき像とタイミングがとら
れ再び搬送される。定着装置までは片面複写と同じ動作
で定着排紙ローラ対708までくる。1枚の合成複写を
得る場合は、ゲート709,710はいずれも実線の位
置にあり転写紙はそのまま本体排紙ローラ対801を経
て排紙トレイにスタックされる。複数の合成複写を得る
場合は、片面の時と同じように頁順になるために裏面排
紙をする。
つまり、転写紙が定着排紙ローラ対708を出た後はゲ
ート709は実線の位置、ゲート710は破線の位置と
し合成両面搬送路819側に搬送する。転写紙の後端が
センサーA314を通過するまでに加圧駆動ローラ81
0を反時計回りに回転して搬送し、通過した瞬間に加圧
駆動ローラ810の回転をストップさせ、今度は時計回
りに回転させ本体排紙ローラ801より複写面を下面に
して排紙トレイ802上にスタックさせる。
(自動原稿給紙装置) 第3図を参照して自動原稿給紙装置(ADF)1000
を説明する。
ADFは原稿給紙部1001、搬送部1019、反転部
1012、排紙部1037からなり、原稿給紙部100
1はトレイ1003、呼び出しローラ1004、分離ロ
ーラ1006、’阻止コロ1007を有しており、原稿
面を上面にして上から頁順にセットする。搬送部101
9はベルト駆動ローラ1021により駆動される無端搬
送ベル)1020とベルト固定ローラ1022、ベルト
従動ローラ1024、!:ベルト加圧ローラ1023、
プルアウトローラ:駆動1025、プルアウトローラ:
従動1026、搬送コロ1027、搬送q−ラ1028
などからなる。反転部1012は反転ローラ1013、
従動ローラ1014、偏向爪1015などからなる。排
紙部1037は反転排紙ローラ1029、反転排紙コロ
1030、排紙ガイドコロ1031、排紙コロ1033
、排紙ローラ1034などからなる。
最も一般的な片面原稿からコピーを得る場合、積載され
た原稿りは呼び出しローラ1004、分離ローラ100
6、及び阻止コロ1007により1枚のみプルアウトロ
ーラ1008.1010に搬送され、原稿基準スケール
1018上を通過してコンタクトガラス上に搬送される
。給紙される原稿の送り方向の長さはセンサーA100
5によって行なわれ、これにより搬送ベル)1020の
駆動時間を決定する。このセンサーは原稿の有無も検出
する。搬送ベルト1020により送られる原稿は、原稿
基準位置103Bを原稿後端が一旦通過した後、ベルト
駆動ローラ1021を時計回りに回転させて搬送ベルト
1020を左方向に動かすことにより図の実線の位置に
ある原稿基準スケール1018に突き当てられ、原稿基
準位置1038にセットされる。搬送ベルト1020は
、原稿りが原稿基準スケール1018に突き当たった後
も更に回転し、原稿のレジストレージコンとスキューを
補正してから止まる。このとき搬送ベルト1020と原
稿はスリップすることになる。
光学系による露光が終了すると、ベルト駆動ローラ10
21は反時計まわりに回転駆動され、原稿は右方向に搬
送され、コンタクトガラス101より外側にあるプルア
ウトローラ:駆動1025に送られる。ここで原稿は図
のU形のガイドに沿って反転し、搬送部1019内にあ
る搬送コロ1027、搬送ローラ1028により精通さ
れる。原稿りはここでは画像面が上側になっている。更
に原稿は反転排紙ローラ1029により反転され、排紙
ガイドコロ1031、排紙ローラ1034を通り原稿排
紙口1035を経て画像面を下側にしてADF上に設け
られた原稿受け1036上に排出される。この動作によ
り原稿は原稿面を下面にして頁順に積載される。
両面原稿からコピーを得る場合、まず表面からコピーを
とるので給紙から原稿基準スケール1018に突き当た
るまでは同じである。表面をコピーし終わると次に裏面
をコピーするためにベルト駆動ローラ1021を時計回
りに回転させ、搬送ベルト1020によって原稿を反転
部1012に送り込む。この動作に先立って、原稿基準
スケール!O18は原稿の搬送を妨げないように支点1
017を中心にし、図示してないソレノイドやスプリン
グ等により構成される回転機構により破線の位置に回転
する。このとき原稿基準スケール1018は原稿がコン
タクトガラス101から反転部1012に向かうときの
ガイドの役割をする。原稿は反転ローラ1013と実線
の位置に回転した偏向爪1015により反転してコンタ
クトガラス上へと向かう。
原稿先端がセンサーB1016により検出されるとベル
ト駆動ローラ1021が反時計回りに回転し、搬送ベル
)1020を右方向に動かすことにより原稿をコンタク
トガラス上に送り出す。その後は、表面を走査したとき
と同様に、原稿のレジストレーションとスキューを補正
してから走査が始まる。
表面のコピー終了後は、表面のコピー終了と同様に原稿
基準スケール1018を図の破線の位置に回避させて原
稿を反転部1012に送る。偏向爪1015は原稿がコ
ンタクトガラス上に再突入しないように破線の位置にな
り、原稿は反転ローラ1013から偏向爪1015を通
って排紙部1037に向かう。反転排紙ローラ1029
と排紙ローラ1034により原稿は排紙口1035から
ADF本体上の原稿受け1036に排出される。
この場合にも原稿は表面を下面にして1頁目から順にス
タックされるので、頁順が揃った原稿の束として積載さ
れ、る。
以上は、本発明が好適に用いられる複写装置の基本的構
成及び作用であるが、本発明はこの種の装置において、
更に以下説明する構成及び作用を有する。
本複写装置は第3図に示すARDFを備えている。AR
DFの動作詳細については後述する。ARDFには原稿
の裏面濃度を検出するための反射型ホトセンサCが給紙
部の原稿搬送中央部に設置されており、原稿給紙搬送時
にホトセンサCを通過する原稿の裏面印刷の有無とその
濃度レベルを検出する。その検出回路を第7図に示す。
検出回路では、PD(フォトディテクタ)が[、EDの
原稿裏面の反射光量を受光して光量に応じた電流を発生
せしめ、その信号を電流−電圧変換回路で変換し、増幅
してCPUのA/D (アナログ−ディジタル変換)入
力ボートで、そのレベルを検出する。
その検出信号例を第8図に示す。原稿裏面に画像が無い
場合、つまり白色の場合、出力信号は破線のごとく約1
(■)で変動はない。一方、両面原稿の場合、その出力
信号はピークで3(■)を越え、実線の様に変動する。
また、白色の地肌部は約1(v)である。通常の原稿で
は、片面原稿の場合、その濃度は1.5(V)以下で、
それにより原稿が片面か、両面の印刷物かを判断する。
具体的には、原稿裏面濃度レベルが1.5(V)以上で
、裏面にも画像が有ると判断された場合、第4.5.6
図の破線に示す様に、露光ランプ電圧、現像バイアス、
帯電グリッド電圧のいずれかを変化させる。原稿裏面の
裏写りは、裏面濃度のピークに大きく影響される。つま
り、文字原稿の様に文字部の濃度が高く、特に部分的に
濃度が高くなっている所が裏写りし易い傾向にあり、複
写時にかぶって複写される可能性が高い。従って、原稿
裏面の濃度レベルのピーク値によりその複写濃度へ繁映
させる。例えば、ピーク値が3.2(V)を越える場合
は、露光ランプ電圧をさらに1 (■)増加させる。あ
るいは、濃度レベルの最大値、!&小値の差が2(■)
以上の場合、バイアス電圧をさらに−50(V)低下さ
せ、濃度を低く複写するといった具合である。
以上、ARDF時について原稿裏面の濃度を検出する方
法を述べたが、圧板使用時には、圧板の原稿加圧部に同
様の濃度センサを設置して、コンタクトガラス上にセッ
トされた原稿裏面の一部を複写工程前に検出することに
よって同様の効果が得られる。また、Book原稿の場
合は、圧板開放のまま複写される場合があるが、Boo
k原稿の場合そのほとんどが両面印刷物であるため、圧
板開放時の複写は自動的に前述の通り低濃度のモードで
複写するものである。
従来のアナログ複写機では、以下の詳細に述べるような
濃度低下手段を用いるが、デジタル複写機やイメージス
キャナではそのスキャナ読み取り時点や画像処理時点で
濃度低下の処理を行なっても同様の効果が得られる。
次に複写濃度の可変方法を具体的に述べる。
(1)原稿の露光光量を変える方法 第1図の露光ランプ102は、位相制御され、通常62
〜70(V)程度に露光調整している。
複写濃度(ノツチ)は、露光光量を増すことによって原
稿の反射光量が増し、感光体の表面電位を下げることに
より達成される。第4図の実線に示すように、従来は各
ノツチによってランプ電圧を変えていた。前述の両面鷺
−ドでは、破線のように各ノツチにおけるランプ電圧を
増すことにより、通常より薄く複写される。
(2)現像能力を変える方法 (1)と同様に、現像バイアス電圧を増加させるもので
ある。現像バイアスとは、帯電した感光体ドラム上に露
光を行なうと、原稿の黒い部分は光が反射しないため、
感光体ドラム上に電荷が残り、白い部分は光が反射して
感光体ドラム上の電荷は無くなるが完全には無くならな
いため、そのままでは地肌汚れとなる。そのため、白い
部分に残った電荷を相殺する程度のマイナス電圧をかけ
ていることを指している。OPC感光体がマイナス帯電
であるため、マイナスの現像バイアス電圧を増すことに
より感光体へのトナー付着量が低下し、濃度が薄くなる
。第5図の実線は通常の複写時の現像バイアスであり、
各ノツチにおける前記両面モード時は破線のようにバイ
アス電圧を増すことにより、複写濃度を薄くする。
(3)感光体の帯電量を変える方法 感光体への帯電はスコロトロン方式を採用し、暗中にお
いてチャージワイヤに高電圧(−5,0〜−7,5KV
)を印加してコロナ枚重を行い、マイナス電荷をグリッ
ドを通して感光体ドラム上に均一に帯電する(ドラム電
位L5−750 V)方式である。この場合、感光体ド
ラムの表面電位はOPCの特性で作像工程を繰り返すこ
とにより、残留電位が徐々に高くなり、一定の帯電電荷
を与えているとコピー画像に影響を及ぼす。そこでPセ
ンサにより残留電位を検知しグリッド電圧を可変し、感
光体の感度低下の補正を行い、画像濃度を適正に保つこ
とが従来よりなされている。またこのとき、ランプ電圧
、現像バイアスも同時に補正している。マイナスのグリ
ッド電圧を増す毎に帯電量は大きくなり複写濃度が増す
従って、第6図に示す破線の如くグリッド電圧を従来の
補正値より低くして、複写濃度の低下を実現できる。ま
た、帯電チャージャの印加電圧や帯電距離を変えること
により、容易に帯電量を制御でき、複写濃度を低下させ
ることができる。
その他、転写率を変えることや、トナー補給量を制限す
ること等で、複写濃度の低下が図れ、以上の手段の組合
わせでも同様の効果が得られる。
〔発明の効果〕
本発明は以上の如くであるから、両面原稿であることを
検出した場合、複写濃度を低下させ、裏面のかぶった(
重なった)複写を防止、低減することができる。また、
原稿裏面の濃度レベルにより適正な複写濃度を算出して
複写するから、やはりかぶりのない複写を得ることがで
きる。
更に濃度低下手段として、アナログ複写装置における通
常用いられている手段を用いれば、格別コストアップを
必要としない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る複写装置のシステム全体を示す説
明図、第2図は第1図装置の本体部分の説明図、第3図
は第1図装置の自動原稿給紙部の説明図、第4図は露光
ランプ電圧と複写濃度との関係を示すグラフ、第5図は
現像バイアス電圧を複写電圧の関係を示すグラフ、第6
図は帯電グリッド電圧と複写濃度との関係を示すグラフ
、第7図は原稿裏面の濃度を検出する回路図、第8図は
第7図の検出回路により得られる検出信号波形図である
。 C・・・・−・・ホトセンサ、D−−−−−・−原稿、
PD・・・−・・フォトディテクタ。 第4図 こし ノツチ うTLI 第5図 第6 図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複写される原稿が両面原稿であることを検出する
    検出手段と、複写濃度を設定する設定手段とを備え、前
    記検出手段により両面原稿であることが検出されたこと
    に基づき、前記設定手段により複写濃度を片面原稿モー
    ド時の複写濃度より低く設定するようにしたことを特徴
    とする両面原稿複写装置。
  2. (2)複写される両面原稿の裏面の濃度を検出する濃度
    検出手段と、複写濃度を設定する設定手段とを備え、前
    記濃度検出手段により検出した濃度に基づき、前記設定
    手段により複写濃度を設定することを特徴とする両面原
    稿複写装置。
  3. (3)前記複写濃度を設定する設定手段は、複写濃度を
    可変する可変手段を含み、該可変手段は、原稿の露光光
    量制御手段、現像バイアス電圧制御手段、感光体の帯電
    量制御手段の少なくともいずれか一つ以上を備えたこと
    を特徴とする請求項(1)または(2)の両面原稿複写
    装置。
JP1104502A 1989-04-26 1989-04-26 両面原稿複写装置 Pending JPH02284171A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61160769A (ja) * 1985-01-09 1986-07-21 Ricoh Co Ltd 電子写真複写機における自動濃度調整方法
JPS62148940A (ja) * 1985-12-23 1987-07-02 Sharp Corp 両面原稿モードおよび自動露光制御装置を備えた複写機
JPS62280870A (ja) * 1986-05-30 1987-12-05 Canon Inc 画像形成装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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