JPH022797A

JPH022797A - 分散交換方式

Info

Publication number: JPH022797A
Application number: JP14690588A
Authority: JP
Inventors: Katsuyuki Yamazaki; 克之山崎
Original assignee: Kokusai Denshin Denwa KK
Current assignee: KDDI Corp
Priority date: 1988-06-16
Filing date: 1988-06-16
Publication date: 1990-01-08

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、電話およびＩ　ＳＤＮの各種サービスを提供
する大規模交換機の分散交換方式の構成に関するもので
ある。

（従来の技術）従来の大規模交換機の分散交換方式の構成例を第５図に
示す。第５図において、５０は通話路スイッチ、５１は
通話路スイッチ制御装置であり、デジタルハイウェイ５
４は通話路スイッチ５０に収容されている。５２−１〜
ｍは信号方式・プロトコルを処理する信号処理装置、５
３−１〜ｍは呼処理装置であり、システムバス５５が各
々の信号処理装置、呼処理装置および通話路スイッチ制
御装置を接続している。ここで、信号処理装置５２−１
〜ｎおよび呼処理装置５３−１〜ｍは各々分散化されて
おり、負荷分散および危険分散が図られている。

（発明が解決しようとする問題点）本図の構成においては、信号処理および呼処理は分散化
されているが、通話路スイッチおよび通話路スイッチ制
御装置は分散化されておらず、それらの障害が即システ
ムダウンおよびサービス途絶を引き起すという信頼度上
の欠点かある。また、システムバス上で全てのシステム
内信号が送受されるため、システムバスのバス転送能力
の制約のために高い呼処理能力が得られないという欠点
がある。

（問題点を解決するための手段）本発明は上記従来技術の欠点に鑑みなされたもので、通
話路スイッチ機能および通話路スイッチ制御装置機能の
分散化を可能とし、かつ、システムハス機能かシステム
呼処理能力の隘路とならないような大規模交換機の分散
交換方式の構成を提供するものである。

１ｉη記１］的を達成するための本発明の特徴は、通話
路スイッチ、通話路スイッチ制御装置、信号処理装置、
呼処理装置およびユニットバスを含みそれ自体で交換動
作可能な複数の交換ユニットと、１１η記各交換ユニツ
ト内の前記通話路スイッチを接続する分配スイッチおよ
び分配スイッチ制御装置を含む分配ユニットと、前記各
交換ユニット内の前記各ユニットバスおよび首記分配ユ
ニット内の１Ｆｆ記分配スイッチ制御装置を接続するシ
ステムバスとを有し、首記交換ユニットに発着する呼は
該交換ユニット学独で交換接続を行い、首記交換ユニッ
ト間をまたがって発着する呼は該着側交換ユニットおよ
び発側交換ユニットと首記分配ユニットで交換接続する
ことにある。また、適用領域の拡大と拡張性を向上させ
るため、前記システムバス上において、前記各交換ユニ
ットと前記分配ユニットの間で送受される局内信号形式
としてＮｏ、７共通線信号方式を用いることにより、異
なる機能あるいはサービスを実現する交換ユニットを容
易に組み込み可能としたことを特徴とする。

（実施例）以下、本発明の実施例を第１図を用いて詳しく説明する
。第１図において、１１−１は通話路スイッチ、１２−
１は通話路スイッチ制御装置であり、デジタルハイウェ
イ１６−１は通話路スイッチ１１−１に収容されている
。１３−１は信号方式・プロトコルを処理する信号処理
装置、１４−１は呼処理装置であり、ユニットバス１５
−１が各々の信号処理装置、呼処理装置および通話路ス
イッチ制御装置を接続している。以上の通話路スイッチ
１１−１、通話路スイッチ制御装置１２−１、信号処理
装置１３−１．呼処理装置１４−１、およびユニットバ
ス１５−１は交換ユニット１Ｏ−１を構成し、それ自体
で交換動作が可能な一つの小形交換機である。同様にし
てｎ個の交換ユニットが構成される。各々の交換ユニッ
ト１０−１〜ｎ内の通話路スイッチ１１−１〜ｎは分配
スイッチ１８と接続される。１９は分配スイッチ；ｔａ
制御装置であり、分配スイッチ１８と合せて分配ユニッ
ト２０を構成する。また、各々の交換ユニット１Ｏ−Ｉ
Ｎｎ内のユニットバス１５−１”−ｎは、システムバス
２１に接続されるとともに、分配スイッチ制御装置１９
もシステムバス２１に接続される。

本図の構成においては、交換ユニット自体での交換動作
が可能なため、交換ユニットに発着する呼は、当該交換
ユニットのみで交換接続が実行され、異なる２つの交換
ユニットをまたがって発着する呼についてのみ、着側交
換ユニット、発側交換ユニットおよび分配ユニットによ
り交換接続が実行される。この様子を第２図に示す。

従って、交換ユニットあるいは交換ユニット内処理装置
の障害時でも当該交換ユニットに収容される回線が影響
を受けるのみであり、システム全体の障害とはならない
。また、分配ユニットの障害時でも交換ユニットに発着
する呼は影響を受けない。例えば、加入者交換階梯では
、加入エリア内に発着する呼が多いことから、交換ユニ
ットをそのような加入エリア単位に設ければ、分配ユニ
ット障害の影響はさらに小さくなる。また、中継交換階
梯においても、各々の交換ユニットに収容する回線をル
ート別に均等化すれば、実質上分配ユニット障害の影響
を無視できるようになる。すなわち、本図の構成により
、サービスの途絶が少なく信頼度の高い大規模交換機が
容易に構成可能となる。

また、本発明の構成では、交換ユニット内接続のための
信号はユニットバス上に流れるのみで、システムバス上
には流れない。従って、従来の構成のようにシステムバ
スが隘路となることかなく、高い呼処理能力を得ること
ができる。特に、面述の例のごとく、加入者交換階梯で
は交換ユニットを加入エリア単位とし、中継交換階梯で
は各交換ユニットへの回線収容をルート別に均等化すれ
ば、分配ユニットで接続される呼が少なくなるためより
高い呼処理能力を得ることができる。

また、第１図の構成では、交換ユニットを単位とした疎
結合構成となっているため、交換ユニットの数を適宜に
選択することにより、所要の呼処理能力と回線数に応じ
て、小規模交換機から大規模交換機までを経済的に構成
できるとともに、設置後の増設も容易である。

さらに、本発明の構成は交換ユニット相互間の独立性が
高いため、新しい機能・サービスの拡張性にも優れてい
る。特に、システムバス上において、各交換ユニットと
分配ユニットの間で送受される局内信号形式としてＮ０
０７共通線信号方式を採用すれば、ユニット間の接続を
あたかも局間接続であるかの如く取扱うことが可能とな
り、共通化された局内信号方式が確立でき、新しい機能
・サービスを実現する交換ユニットを該信号方式により
容易に接続可能となる。第６図に、この場合のユニット
間Ｎｏ、７易内信号による呼接続シーケンス例を示す。

以丁に、本発明の構成により、Ｉ　ＳＤＮ交換機として
機能・サービスの拡張性を向上させた例を示す。第３図
は、交換ユニットの一つとしてパケット網間接続用交換
ユニットを組込んだ場合の呼接続例である。第３図にお
いて、パケット網間接続用交換ユニットは、パケットハ
ンドラ機能を有し、パケット網とのチャネル（Ｄ、Ｄ’
等）を収容し網間インタフェース・プロトコルを有する
。

パケット呼が着信した場合には、交換ユニットは、該チ
ャネル（Ａ、Ａ’等）を分配ユニットを経由してパケッ
ト網間接続用交換ユニットへ接続するのみでよい。この
時、システム内の接続動作は通常の呼接続と全く同じで
あり、パケット特有の処理は全てパケット網間接続用交
換ユニットで実行される。もう一つ、サブレート交換の
例を第４図に示す。第４図で、サブレート交換用交換ユ
ニットは６４ｋｂｐｓチヤネル（Ｃ）内のサブレート（
８，＋６．　：１２ｋｂｐｓ）の交換を行う。発着の間
の６４ｋｂｐｓチヤネル（ＡおよびＡ’　）の交換は、
サブレート交換用交換ユニットを串刺にした形で交換ユ
ニットと分配ユニットで実行される。Ｉ　ＳＤＮに向け
て将来導入が予定されている機能・サービスでは、信号
処理装置、呼処理装置のみならず、パケット交換、サブ
レート交換等、通話路スイッチ、通話路スイッチ制御装
置を含む交換機の全ての構成要素に機能追加・変更が要
求されるものが多い。また、各装置個別の機能追加・変
更ではなく、装置間インタフェースを含め、交換機とし
ての構成の変更および最適化が必須である。本発明の構
成は、このような場合にも、新規追加の機能・サービス
のための各装置を交換ユニットとして最適化して構成し
、システム全体の中へ組み込み可能であり、将来の拡張
性に優れている。

以−トの例は、新規の機能・サービスを有する交換ユニ
ットを組み込んだ例であるが、交換ユニットとして異る
交換階梯を組み込むこともできる。

すなわち、加入者階梯の交換ユニットと国際中継階梯の
交換ユニットを併せて組み込むことが可能であり、小規
模のネットワークにおいては、経済的な交換機構成およ
びフロアレイアウトが可能である。

（発明の効果）以上説明したように本発明の構成によれば、単独で交換
動作可能な複数の交換ユニットを分配ユニットおよびシ
ステムバスで接続するため、信頼度の高い大規模交換機
が容易に構成可能である。

また、小規模から大規模までの交換機を経済的に構成可
能であり、さらに、局内信号形式としてＮｏ、７信号方
式を採用することにより、ｌ５ＤＮのための新規機能・
サービスの追加に容易に対処可能となり、高い拡張性と
柔軟性を実現することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による分散交換方式の構成例、第２図、
第３図および第４図は本発明による交換接続例、第５図
は従来の分散交換方式の構成例で、第６図はユニット間
Ｎｏ、７届内信号による呼接続シーケンスの例を示す図
である。１０−１〜１０−ｎ；交換ユ＝、７ト２０；分配ユニット２１；システムバスイ止泉の枝林テ第５図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）デジタルハイウェイに接続される通話路スイッチ
、これを制御する通話路スイッチ制御装置、信号処理装
置、呼処理装置およびユニットバスを含みそれ自体で交
換動作可能な複数の交換ユニットと、該各交換ユニット内の前記通話路スイッチを接続する分
配スイッチおよび分配スイッチ制御装置を含む分配ユニ
ットと、前記各交換ユニット内の前記各ユニットバスおよび前記
分配ユニット内の前記分配スイッチ制御装置を接続する
システムバスとを有し、ひとつの交換ユニットのみに発着する呼は該交換ユニッ
ト単独で交換接続を行い、複数の交換ユニットの間をま
たがって発着する呼は着側交換ユニットおよび発側交換
ユニットと前記分配ユニットを介して交換接続すること
を特徴とする分散交換方式。
（２）前記システムバスの上で、前記各交換ユニットと
前記分配ユニットの間で送受される局内信号形式として
Ｎｏ．７共通線信号方式を用い、複数の異なる機能ある
いはサービスを実現する交換ユニットを容易に組み込み
可能とし、適用領域の拡大と拡張性を向上させたことを
特徴とする請求項１記載の分散交換方式。