JPH11355869A - 大容量電子交換装置及び方法 - Google Patents

大容量電子交換装置及び方法

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JPH11355869A
JPH11355869A JP10158193A JP15819398A JPH11355869A JP H11355869 A JPH11355869 A JP H11355869A JP 10158193 A JP10158193 A JP 10158193A JP 15819398 A JP15819398 A JP 15819398A JP H11355869 A JPH11355869 A JP H11355869A
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communication path
path signal
primary
exchange
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Mikifumi Kakiuchi
幹史 垣内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第2のスイッチモジュール手段を介した通話
路リンクを設定できない場合においても、第1のスイッ
チモジュール手段の間において通話路リンクを設定する
ことが可能な大容量電子交換装置及び方法を提供する。 【解決手段】 加入者端末400、・・、40nと接続
され、通話路信号を交換するための1次/3次スイッチ
モジュール100、・・、10nと、1次/3次スイッ
チモジュール100、・・、10nから出力された通話
路信号を交換して他の1次/3次スイッチモジュール1
00、・・、10nに出力する2次スイッチモジュール
200とを有し、1次/3次スイッチモジュール10
0、・・、10nのそれぞれを、配線により専用リンク
500を介して接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大容量電子交換装
置及び方法に関し、特に、障害時に使用する専用リンク
を介して通話路リンクを設定することが可能な大容量電
子交換装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電話網等に代表されるような巨大
なネットワークにおいては、各電話機等の端末からの情
報を交換するための電子交換機が多用されている。
【0003】従来の電子交換機には、電話機等の端末を
収容する加入者回路や、他局とのインタフェースである
トランク回路が実装されており、この加入者回路やトラ
ンク回路から入出力される通話路信号を交換するため
に、通話路スイッチが使用されている。
【0004】電子交換機に使用される通話路スイッチの
実現方法としては、時分割スイッチが広く使用されてい
る。この時分割スイッチを用いた電子交換機では、収容
される加入者回線の数が大きくなると、高速化や構成の
大規模化が求められる。しかし、収容する加入者回線の
数を大きくしようとすると、単一の時分割スイッチで通
話路を実現することは困難である。
【0005】このため、収容する加入者回線の数が大き
い電子交換機では、時分割スイッチ等のスイッチを多段
接続して使用することにより、大規模通話路スイッチを
実現し、大容量電子交換装置を形成している。
【0006】上記大規模通話路スイッチの代表的な方式
として、1次スイッチ−2次スイッチ−3次スイッチと
いった3段の通話路スイッチを組み合わせて使用する、
3段スイッチ方式の大規模通話路スイッチがある。
【0007】ここで、上記大規模通話路スイッチを用い
た、従来の大容量電子交換装置について、図12を参照
して説明する。図12に、従来の大容量電子交換装置を
3段スイッチ方式として実現した、大容量電子交換装置
の第1例の概略のブロック図を示す。
【0008】図12に示される、従来の大容量電子交換
装置の第1例は、加入者端末901と、この加入者端末
901に接続され、加入者端末901から出力される信
号を交換して出力する1次スイッチモジュール903
と、この1次スイッチモジュール903から出力された
信号を交換する2次スイッチモジュール905と、この
2次スイッチモジュール905から出力された信号を交
換して、加入者端末909に出力する3次スイッチモジ
ュール907と、この3次スイッチモジュール907か
ら出力された信号を受信する加入者端末909と、1次
スイッチモジュール903、2次スイッチモジュール9
05、及び3次スイッチモジュール907の動作を制御
する中央制御装置911とから構成される。
【0009】図12に示される従来の大容量電子交換装
置の第1例は、その動作が1つの中央制御装置911に
より制御される。例えば、加入者端末901から呼の要
求があった場合は、中央制御装置911が各スイッチモ
ジュールを制御して通話路リンク(以下、単に通話路と
もいう。)を設定し、端末間通信を可能にする。
【0010】しかし、このような従来の大容量電子交換
装置の第1例においては、中央制御装置911が異常状
態となってしまうと、スイッチモジュールの制御ができ
ず通話路リンクが設定不可能となり、障害等の異常状態
に対する耐性が不満足なものであるという問題点を有し
ていた。
【0011】ここで、中央制御装置911が異常状態に
なった場合について、図13を参照して説明する。図1
3に、図12に示される中央制御装置911が異常状態
になった場合の概略図を示す。図13に示されるよう
に、中央制御装置911が異常状態となり、その動作が
不能になった場合は、たとえ、1次スイッチモジュール
903、2次スイッチモジュール905、及び3次スイ
ッチモジュール907が正常であり、動作が可能な状態
であったとしても、中央制御装置911が動作できず、
1次スイッチモジュール903、2次スイッチモジュー
ル905、及び3次スイッチモジュール907の制御が
不可能となり、通話路リンクの設定が行えなくなってし
まう。
【0012】そこで、上記のような問題点を回避し、な
おかつ、大規模通話路スイッチとして実現される大容量
電子交換装置を形成するため、従来の大容量電子交換装
置の第2例として、例えば、図14に示されるような大
容量電子交換装置が提案された。ここで、図14に、大
規模通話路スイッチを3段スイッチ方式として実現し
た、従来の大容量電子交換装置の第2例のブロック図を
示す。
【0013】図14に示されるように、この従来の3段
スイッチを用いた大容量電子交換装置の第2例は、加入
者回路が収容される、n個の(nは1以上の任意の整
数。本明細書中において同じ。)1次/3次スイッチモ
ジュール600、601、・・、60nと、この1次/
3次スイッチモジュール600、601、・・、60n
間を接続する2次スイッチモジュール700とを主要部
材として構成される。
【0014】また、1次/3次スイッチモジュール60
0、601、・・、60nと2次スイッチモジュール7
00との間は、時分割多重路800、801、・・、8
0n、810、811、・・、81nによりリンク接続
される。
【0015】1次/3次スイッチモジュール600、6
01、・・、60nはそれぞれ1次/3次スイッチ61
0、611、・・、61nと、これらを制御するための
中央制御装置620、621、・・、62nと、加入者
端末を収容するための加入者回路630、631、・
・、63nとから構成される。
【0016】ここで、上記1次/3次スイッチ610、
611、・・、61nは時分割スイッチを用いて実現さ
れている。
【0017】また、1次/3次スイッチ610、61
1、・・、61nは、それぞれ中央制御装置620、6
21、・・、62nにより制御され、任意の加入者回路
630、631、・・、63nからの信号をそれぞれ、
必要なタイムスロット交換を行なって時分割多重路80
0、801、・・、80nに出力し、時分割多重路81
0、811、・・、81nからの信号をそれぞれ、必要
なタイムスロット交換を行って任意の加入者回路63
0、631、・・、63nに出力する。
【0018】また、中央制御装置620、621、・
・、62nは加入者回路630、631、・・、63n
の制御も行う。
【0019】2次スイッチモジュール700は、2次ス
イッチ710と、これを制御するための中央制御装置7
20とにより構成される。
【0020】2次スイッチ710は、空間分割スイッチ
を用いて実現され、1次/3次スイッチモジュール60
0、601、・・、60nのそれぞれから出力されたn
+1個の時分割多重路800、801、・・、80n上
の通話路信号を、同一チャネル(タイムスロット)上の
通話路情報を他の時分割多重路に入れ替えることによ
り、n+1個の時分割多重路810、811、・・、8
1nへ出力する。
【0021】1次/3次スイッチモジュール600、6
01、・・、60nの中央制御装置620、621、・
・、62n、及び2次スイッチモジュール700の中央
制御装置720は、それぞれのスイッチモジュール内の
制御を行うと共に、制御バス950を介して相互に接続
されている。
【0022】そのため、この制御バス950を介して各
中央制御装置620、621、・・、62n、720間
で交換動作に必要な制御情報の送受を行うことができ
る。
【0023】次に、図14を用いて従来の大容量電子交
換装置の動作概要について述べる。ただし、以下の説明
においては、例として、図14に示される1次/3次ス
イッチモジュール600の加入者回路630に接続され
る加入者端末900を発信側加入者端末とし、1次/3
次スイッチモジュール601の加入者回路631に接続
される加入者端末901を着信側加入者端末として説明
する。
【0024】発信側加入者端末900と着信側加入者端
末901との間で通話路を接続する場合、発信側の1次
/3次スイッチモジュール600に組み込まれている1
次スイッチ、着信側の1次/3次スイッチモジュール6
01に組み込まれている3次スイッチ、及び2次スイッ
チモジュール700に組み込まれている2次スイッチ
の、それぞれのスイッチ内で通話路が設定される必要が
ある。ここで、本明細書中においては、kを任意の正の
整数として、k次スイッチモジュールに組み込まれてい
るスイッチを、k次スイッチという。
【0025】通話路を設定する場合、まず、1次/3次
スイッチモジュール600では、加入者端末900が接
続されている加入者回路630と時分割多重路800と
の間を接続する。このため、中央制御装置620は、自
1次/3次スイッチ610と、接続先の1次/3次スイ
ッチ611を2次スイッチ710を介して接続する時分
割多重路800、811、801、810において共通
に使用可能なチャネル(タイムスロット)を2次スイッ
チモジュール700の中央制御装置720に指示して選
択させる。ここで選択されたチャネルに対応する時分割
多重路800上のタイムスロットに加入者回路630の
収容位置に対応して決まっているタイムスロット上の信
号を乗せかえる制御を行なう。
【0026】2次スイッチモジュール700では、中央
制御装置720が2次スイッチ710を制御し、時分割
多重路800と時分割多重路811との間を接続する。
このため、中央制御装置720は、時分割多重路800
の先程選択したチャネル上の信号を時分割多重路811
の同一チャネルに入れ替える制御を行なう。
【0027】次に、1次/3次スイッチモジュール60
1では、中央制御装置621が時分割スイッチ611を
制御して、加入者端末901が接続されている加入者回
路631と時分割多重路811との間を接続する。この
ため、中央制御装置621は、時分割多重路811の1
次/3次スイッチ610の制御で選択・使用されたと同
じチャネルのタイムスロット上の信号を1次/3次スイ
ッチ611内で加入者回路631の収容位置に対応して
決まっているタイムスロット上に乗せかえる制御を行な
う。
【0028】このように、中央制御装置620、62
1、及び720は、制御バス950を介して、それぞれ
の間で通話路を設定するのに必要な情報の送受信を行っ
ており、加入者端末901から加入者端末900に向か
う方向の信号も同様な方法で交換処理が行われる。これ
により発信側加入者端末900と着信側加入者端末90
1との間に通話路が設定される。
【0029】従って、従来技術によれば、図14に示さ
れるような、多段(3段)接続されたスイッチを使用す
ることにより、スイッチ単一の規模を拡大することな
く、大規模通話路スイッチによる大容量電子交換装置を
実現することが可能であるとしている。
【0030】さらに、図14に示される例からも明らか
なように、個々の1次/3次スイッチモジュールのそれ
ぞれに自己の動作を制御するための中央制御装置が形成
されているため、たとえ、他の1次/3次スイッチモジ
ュールの中央制御装置が異常状態となった場合であって
も、この大容量電子交換装置の全体が動作不能になると
いう問題点を回避することができる。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例え
ば、図14に示されるような、従来の多段(3段)スイ
ッチ方式を採用する大容量電子交換装置では、発信側と
着信側とが異なる1次/3次スイッチモジュール60
0、601、・・、60nに収容されている場合、発信
側と着信側とを接続する場合は必ず1次スイッチ→2次
スイッチ→3次スイッチという経路を経由して通話路が
設定されるため、例えば、図14に示されるような、中
間段装置(2次スイッチモジュール)が異常状態となり
交換動作を行えない場合、発信側と着信側との間で通話
路を設定することが不可能になるという問題点を有して
いる。
【0032】このため、図14に示される従来の大容量
電子交換装置では、2次スイッチモジュール700が異
常状態になり交換動作を行うことができなくなった場合
においては、発信側と着信側の加入者端末、及びトラン
ク回路が同一の1次/3次スイッチモジュール600、
601、・・、60nに収容されている場合にのみ自1
次/3次スイッチモジュール内での交換動作が可能であ
り、異なる1次/3次スイッチモジュール600、60
1、・・、60n間の通話に関しては、交換動作が全く
行えなくなるといった問題点を有している。
【0033】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
第2のスイッチモジュール手段を介した通話路リンクを
設定できない場合においても、第1のスイッチモジュー
ル手段の間において通話路リンクを設定することが可能
な大容量電子交換装置及び方法を提供することを目的と
する。
【0034】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
加入者端末と接続され、通話路信号を交換するための少
なくとも1個以上の第1のスイッチモジュール手段と、
前記第1のスイッチモジュール手段から出力された通話
路信号を交換して他の第1のスイッチモジュール手段に
伝送路を介して出力するための第2のスイッチモジュー
ル手段とを有し、前記第1のスイッチモジュール手段
が、該第1のスイッチモジュール手段とは異なる他の第
1のスイッチモジュール手段と、通話路リンクを設定す
るための専用線により接続されていることを特徴とす
る。
【0035】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記専用線が、前記第1のスイッチモジュ
ール手段と、該第1のスイッチモジュール手段とは異な
る他の全ての第1のスイッチモジュール手段との間にお
いて、1対1の対応で、直接に接続されていることを特
徴とする。
【0036】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記専用線が、前記第1のスイッチモジュ
ール手段と、該第1のスイッチモジュール手段とは異な
る他の第1のスイッチモジュール手段との間において、
少なくとも前記専用線を介した通話路リンクが設定可能
なように、接続されていることを特徴とする。
【0037】請求項4記載の発明は、請求項1から3の
いずれかに記載の発明において、前記専用線を介しての
通話路リンクの設定が、前記第2のスイッチモジュール
手段の異常状態が検知された際に行われることを特徴と
する。
【0038】請求項5記載の発明は、請求項1から4の
いずれかに記載の発明において、前記第1のスイッチモ
ジュール手段、及び前記第2のスイッチモジュール手段
を制御するための中央制御手段を有することを特徴とす
る。
【0039】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明において、前記中央制御手段が、前記第1のスイッチ
モジュール手段を制御するための第1の中央制御手段
と、前記第2のスイッチモジュール手段を制御するため
の第2の中央制御手段とを有し、該第1の中央制御手段
と、該第2の中央制御手段との間において、制御バス手
段を用いて情報の送受が行われることを特徴とする。
【0040】請求項7記載の発明は、請求項6記載の発
明において、前記専用線を介しての通話路リンクの設定
が、前記制御バス手段が、該制御バス手段の断を含む異
常状態となり、前記第1の中央制御手段と、前記第2の
中央制御手段との間において情報の送受を行うことがで
きなくなった場合に行われることを特徴とする。
【0041】請求項8記載の発明は、請求項1から7の
いずれかに記載の発明において、前記専用線を介しての
通話路リンクの設定が、前記第1のスイッチモジュール
手段と前記第2のスイッチモジュール手段との間の前記
伝送路が、断となった場合もしくはその他の異常状態と
なり、この間において前記通話路信号を交換することが
できなくなった場合に行われることを特徴とする。
【0042】請求項9記載の発明は、加入者端末と接続
され、通話路信号を交換するための少なくとも1個以上
の第1のスイッチモジュール手段と、mを2以上の任意
の整数として、前記第1のスイッチモジュール手段、m
−1段目のスイッチモジュール群、若しくはm+1段目
のスイッチモジュール群から出力された通話路信号を、
前記第1のスイッチモジュール手段、前記m−1段目の
スイッチモジュール群、若しくは前記m+1段目のスイ
ッチモジュール群に交換するための少なくとも1個以上
の第mのスイッチモジュール手段により構成されたm段
目のスイッチモジュール群とを有し、前記第1のスイッ
チモジュール手段が、該第1のスイッチモジュール手段
とは異なる他の第1のスイッチモジュール手段と、第1
の専用線により接続され、前記m段のスイッチモジュー
ル群のうちの少なくともいずれか1以上のスイッチモジ
ュール群、を構成する前記少なくとも2個以上のスイッ
チモジュール手段の間が、第2の専用線により接続され
ていることを特徴とする。
【0043】請求項10記載の発明は、加入者端末から
の通話路信号を交換する少なくとも1以上の第1の通話
路信号交換工程と、前記第1の通話路信号交換工程から
出力された通話路信号を交換して他の第1の通話路信号
交換工程に伝送路を介して出力する第2の通話路信号交
換工程とを有し、前記第1の通話路信号交換工程が、該
第1の通話路信号交換工程とは異なる他の第1の通話路
信号交換工程と、専用線を介して通話路リンクを設定す
ることを特徴とする。
【0044】請求項11記載の発明は、請求項10記載
の発明において、前記専用線が、前記第1の通話路信号
交換工程と、該第1の通話路信号交換工程とは異なる他
の全ての第1の通話路信号交換工程との間において、1
対1の対応で、直接、前記通話路リンクを設定するよう
に接続されていることを特徴とする。
【0045】請求項12記載の発明は、請求項10記載
の発明において、前記専用線が、前記第1の通話路信号
交換工程と、該第1の通話路信号交換工程とは異なる他
の第1の通話路信号交換工程との間において、少なくと
も前記通話路リンクが設定可能なように接続されている
ことを特徴とする。
【0046】請求項13記載の発明は、請求項10から
12のいずれかに記載の発明において、前記専用線を介
しての通話路リンクの設定が、前記第2の通話路信号交
換工程の異常状態が検知された際に行われることを特徴
とする。
【0047】請求項14記載の発明は、請求項10から
13記載の発明において、前記第1の通話路信号交換工
程、及び前記第2の通話路信号交換工程の動作を制御す
るための制御工程を有することを特徴とする。
【0048】請求項15記載の発明は、請求項14記載
の発明において、前記制御工程が、前記第1の通話路信
号交換工程を制御するための第1の制御工程と、前記第
2の通話路信号交換工程を制御するための第2の制御工
程とを有し、該第1の制御工程と、該第2の制御工程と
が、制御バス手段を用いて、情報の送受を行うことを特
徴とする。
【0049】請求項16記載の発明は、請求項15記載
の発明において、前記専用線を介しての通話路リンクの
設定が、前記制御バス手段が、該制御バス手段の断を含
む異常状態となり、前記第1の制御工程と、前記第2の
制御工程との間において情報の送受が行うことができな
くなった場合に行われることを特徴とする。
【0050】請求項17記載の発明は、請求項10から
16のいずれかに記載の発明において、前記専用線を介
しての通話路リンクの設定が、前記第1の通話路信号交
換工程と前記第2の通話路信号交換工程との間の前記伝
送路が、断となった場合もしくはその他の異常状態とな
り、この間において前記通話路信号を交換することがで
きなくなった場合に行われることを特徴とする。
【0051】請求項18記載の発明は、加入者端末から
の通話路信号を交換する少なくとも1以上の第1の通話
路信号交換工程と、mを2以上の任意の整数として、前
記第1の通話路信号交換工程、m−1段目の通話路信号
交換工程群、若しくはm+1段目の通話路信号交換工程
群から出力された通話路信号を、前記第1の通話路信号
交換工程、前記m−1段目の通話路信号交換工程群、若
しくはm+1段目の通話路信号交換工程群に交換する少
なくとも1以上の第mの通話路信号交換工程により構成
されるm段目の通話路信号交換工程群とを有し、前記第
1の通話路信号交換工程が、第1の専用線により、該第
1の通話路信号交換工程とは異なる他の第1の通話路信
号交換工程と、通話路信号の交換を行い、前記m段の通
話路信号交換工程群のうちの少なくともいずれか1以上
の通話路信号交換工程群、を構成する前記少なくとも2
個以上の通話路信号交換工程が、第2の専用線により、
通話路信号の交換を行うことを特徴とする。
【0052】以下に、本発明に係る大容量電子交換装置
及び方法の作用について図面を参照して説明する。従来
技術の説明欄において図14を参照して説明したよう
に、従来の3段スイッチ構成を採用する大容量電子交換
装置は、発信側加入者回路と着信側加入者回路とが異な
る1次/3次スイッチモジュールに収容される場合、1
次スイッチ→2次スイッチ→3次スイッチの3段のスイ
ッチを経由して通話路リンクが設定される。
【0053】そのため、2次スイッチモジュールを介し
てのスイッチングが実行不可能である場合、発信側加入
者回路と着信側加入者回路との間で通話路を設定するこ
とが不可能になるといった問題点があった。
【0054】そこで本発明では、上記問題点を解決する
ために、多段構成のスイッチ(図1に示される本発明に
係る大容量電子交換装置の第1の実施形態においては、
従来技術と同様の1次スイッチ→2次スイッチ→3次ス
イッチの3段スイッチ)を用意した上で、例えば、図1
に示される第1の実施形態においては、1次/3次スイ
ッチモジュールが接続管理するブロック毎に、専用リン
クを介して内部のリンクを接続可能な専用線インタフェ
ースを用意し、複数の1次/3次スイッチモジュール間
を、この専用線インタフェース、及び専用リンクを介し
て接続可能な構成としている。
【0055】即ち、例えば図1に示される本発明に係る
大容量電子交換装置の第1の実施形態においては、中央
制御装置は、2次スイッチ、1次スイッチ→2次スイッ
チ間のリンク、及び2次スイッチ→3次スイッチ間のリ
ンク等、に異常が無い場合は、1次スイッチ→2次スイ
ッチ→3次スイッチの接続を行う。
【0056】一方、2次スイッチ、1次スイッチ→2次
スイッチ間のリンク、若しくは2次スイッチ→3次スイ
ッチ間のリンク、のいずれか1つに異常が発生した場合
は、新たな呼の発生に伴い、各中央制御装置は1次スイ
ッチにて専用線インタフェースへ接続し、専用線インタ
フェースは専用リンクを介して着信側の3次スイッチに
接続する専用線インタフェースに接続する。また、3次
スイッチは、この専用線インタフェースと着信側を接続
する。
【0057】この結果、1次スイッチモジュールは2次
スイッチモジュールと接続することなく、3次スイッチ
モジュールへ通話路リンクを設定可能になる。
【0058】これにより、従来2次スイッチモジュール
が動作を停止した場合等において、発信側と着信側とが
異なる1次/3次スイッチモジュールに収容されている
場合は、通話路リンクを設定することができなかった
が、本発明により通話路リンクを設定することが可能に
なる。
【0059】また、2次スイッチモジュールの保守をす
る場合においては、従来2次スイッチモジュールの停止
が大容量電子交換装置の停止を意味していたが、本発明
を用いれば、2次スイッチモジュールの保守のための停
止を行っても、1次/3次スイッチモジュール及び専用
リンクにより大容量電子交換装置はサービスを行うこと
が可能になる。
【0060】次に、本発明のさらなる作用について、図
11を参照して説明する。図11に、本発明に係る大容
量電子交換装置の一例の動作概念図を示す。ただし、図
11において、図1に示される部材と同様の部材につい
ては同じ番号を付す。
【0061】図11の(a)に示されるように、本発明
においては、個々の1次/3次スイッチモジュール10
0、及び1次/3次スイッチモジュール101に、それ
ぞれ中央制御装置120、及び中央制御装置121が形
成されている。また、2次スイッチモジュール200に
も中央制御装置220が形成されている。
【0062】1次/3次スイッチモジュール100、及
び1次/3次スイッチモジュール101は、中央制御装
置120、及び中央制御装置121により制御され、2
次スイッチモジュール200は、中央制御装置220に
より制御される。
【0063】また、1次/3次スイッチモジュール10
0と、1次/3次スイッチモジュール101との間は、
専用リンク500により接続されている。さらに、1次
/3次スイッチモジュール100には、加入者端末40
0が接続され、1次/3次スイッチモジュール101に
は、加入者端末401が接続されている。
【0064】次に、図11に示される大容量電子交換装
置の動作について説明する。まず、図11の(a)に示
されるように、大容量電子交換装置を構成する各部材に
異常が発生しておらず、大容量電子交換装置が正常に動
作してる場合は、それぞれの中央制御装置120、中央
制御装置121、及び中央制御装置220の制御の下
に、それぞれのスイッチモジュール間においてリンクが
接続される。
【0065】次に、例えば、図11の(b)に示される
ように、中央制御装置220が異常状態になった場合を
考える。この場合は、2次スイッチモジュール200
が、中央制御装置220により制御されて動作するた
め、2次スイッチモジュール200が動作不能となる。
【0066】そのため、図11の(b)に示されるよう
に、それぞれの1次/3次スイッチモジュール100と
1次/3次スイッチモジュール101との間で、2次ス
イッチモジュール200を介した通話路リンクを設定す
ることができなくなる。
【0067】しかし、中央制御装置220が異常状態と
なっている場合であっても、図11の(b)に示される
1次/3次スイッチモジュール100、及び1次/3次
スイッチモジュール101は、それぞれ中央制御装置1
20、及び中央制御装置121により制御されるため、
動作が可能である。
【0068】従って、それぞれのスイッチモジュール間
で接続されている専用リンク500を用いてリンク接続
を実行し、通話を可能にする。
【0069】このように、図11に示される本発明に係
る大容量電子交換装置の例では、それぞれのスイッチモ
ジュールの間を専用リンク500により接続しているた
め、2次スイッチモジュールを介したリンク接続が実行
できない場合であっても、スイッチモジュール間の通話
を可能とし、さらに、1次/3次スイッチモジュールを
制御するための中央制御装置を個々のスイッチモジュー
ルに具備させているため、リスク分散を可能にし、さら
に、大容量電子交換装置の異常時の耐性の強化を図るこ
とが可能になる。
【0070】即ち、本発明においては、大容量電子交換
装置を実現するために、例えば、1次スイッチ−2次ス
イッチ−3次スイッチといった多段のスイッチを接続し
て使用する大容量電子交換装置において、複数の1次/
3次スイッチモジュールの相互間を、通常の2次スイッ
チ等の中間交換機を使用して接続される他に、専用リン
ク経由で接続するための専用線インタフェースを用意
し、専用線インタフェース及び専用リンク経由で、他の
1次/3次スイッチモジュールに接続できるようにす
る。
【0071】また、1次/3次スイッチモジュール間
は、他の1次/3次スイッチモジュールに対して通話路
を接続する場合、通常は中央制御装置の制御情報の送受
を制御バス経由で行っているが、2次スイッチモジュー
ルが使用できない場合は、専用線インタフェース、専用
リンクを使用して他の1次/3次スイッチモジュールと
リンク接続する機能を有する。
【0072】これにより、2次スイッチモジュールを介
したリンク接続ができない場合においても、2次スイッ
チモジュールを経由しないで通話路を確保することがで
きるため、障害に強い大容量電子交換装置及び方法を実
現することができる。
【0073】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る大容量電子交
換装置及び方法の実施形態について図面を参照して説明
する。図1に、本発明に係る大容量電子交換装置の第1
の実施形態のブロック図を示す。図1に示される大容量
電子交換装置の第1の実施形態は、時分通話路の迂回方
式を使用した大容量電子交換装置である。なお、以下の
図面を参照して説明する本発明に係る大容量電子交換装
置の第1の実施形態の動作の説明は、本発明に係る大容
量電子交換方法の第1の実施形態の動作の説明も兼ねる
ものである。
【0074】図1に示されるように、本発明に係る大容
量電子交換装置の第1の実施形態は、3段スイッチ方式
を用いた大容量電子交換装置の場合の実施形態を示して
おり、n+1個の1次/3次スイッチモジュール10
0、101、・・、10nと、2次スイッチモジュール
200と、専用リンク500とを主要部材として構成さ
れる。
【0075】1次/3次スイッチモジュール100は、
加入者回路130と、専用線インタフェース140と、
時分割スイッチ110と、これらを制御する中央制御装
置120とから構成される。
【0076】同様に、1次/3次スイッチモジュール1
01、・・、10nは、加入者回路131、・・、13
nと、専用線インタフェース141、・・、14nと、
時分割スイッチ111、・・、11nと、これらを制御
する中央制御装置121、・・、12nとから構成され
る。
【0077】2次スイッチモジュール200は、空間分
割スイッチ210と、これを制御する中央制御装置22
0とから構成される。
【0078】ここで、上記空間分割スイッチ、及び時分
割スイッチについて、図2を参照して説明する。図2
に、空間分割スイッチ、及び時分割スイッチの概略構成
図を示し、図2の(a)に、空間分割(S)スイッチの
概略構成図を示し、図2の(b)に、時分割(T)スイ
ッチの概略構成図を示す。
【0079】図2の(a)に示されるように、空間分割
スイッチ11000は、時分割多重路10001、時分
割多重路10003、及び時分割多重路1000n、を
それぞれ異なる時分割多重路10011、時分割多重路
10013、及び時分割多重路1001nに物理的に接
続するスイッチである。入り側の時分割多重路のあるタ
イムスロット上の信号を、出側の他の時分割多重路の同
一タイムスロット上に乗せかえることによりスイッチ動
作を実現している。
【0080】ただし、図2の(a)に示される例では、
空間分割スイッチの時分割多重路の本数がそれぞれn本
である場合を例に説明したが、本発明において利用され
る空間分割スイッチの時分割多重路の本数は、上記のよ
うにそれぞれn本に限定されるものではなく、その他の
任意の本数であって良い。
【0081】次に、図2の(b)に示されるように、時
分割スイッチ12000は、入り側の時分割多重路10
021を伝送してきた信号の時間順序(タイムスロット
位置)を入れ換えて、出側の他の時分割多重路1002
3に出力するスイッチである。
【0082】ただし、図2の(b)では、0から100
に時分割多重されている例を示しているが、本発明にお
ける時分割スイッチは、このような例に限定さるもので
はなく、その多重度等は、その他の任意の数を利用する
ことができる。
【0083】次に、図1に示される、1次/3次スイッ
チモジュール100、101、・・、10nに具備され
る中央制御装置120、121、・・、12n、及び2
次スイッチモジュール200に具備される中央制御装置
220について説明する。
【0084】1次/3次スイッチモジュール100、1
01、・・、10nに具備される中央制御装置120、
121、・・、12n、及び2次スイッチモジュール2
00に具備される中央制御装置220は、制御バス55
0を用いて相互に接続され、この制御バス550を介し
て1次/3次スイッチモジュール100、101、・
・、10n、及び2次スイッチモジュール200間での
通話路接続の制御に必要な情報の送受が行われる。
【0085】また、1次/3次スイッチモジュール10
0の時分割スイッチ110と、2次スイッチモジュール
200の空間分割スイッチ210との間は、それぞれ時
分割多重路300、及び時分割多重路310により接続
される。
【0086】同様に、1次/3次スイッチモジュール1
01、・・、10nの時分割スイッチ111、・・、1
1nと、2次スイッチモジュール200の空間分割スイ
ッチ210との間は、それぞれ時分割多重路301、・
・、30n、311、・・、31nにより接続される。
【0087】この時分割多重路300、301、・・、
30n、310、311、・・、31nは、1次/3次
スイッチモジュールから2次スイッチモジュール方向の
信号は時分割多重路300、301、・・、30nが使
用され、2次スイッチモジュールから1次/3次スイッ
チモジュール方向の信号は時分割多重路310、31
1、・・、31nが使用される。
【0088】また、1次/3次スイッチモジュール10
0、101、・・、10nには、それぞれが加入者回路
130、131、・・、13nに接続された加入者端末
400、401、・・、40nが接続されている。
【0089】ここで、図1に示される例では、それぞれ
の1次/3次スイッチモジュール100、101、・
・、10nにそれぞれ1個の加入者端末が接続されてい
る場合を示したが、本発明はこのような場合に限定され
るものではなく、加入者端末の数は、それぞれの1次/
3次スイッチモジュールに1つ以上の任意の数であって
良い。
【0090】また、接続される加入者端末としても、種
々のものが実現可能である。この加入者端末の一例につ
いて、図3を参照して説明する。
【0091】図3に、本発明に係る大容量電子交換装置
のスイッチモジュールに接続される加入者端末の例を示
す。図3に示されるように、本発明に係る1次/3次ス
イッチモジュール7000には、専用リンク500の他
に、2次スイッチモジュール(不図示)に接続するため
の時分割多重路7009、及び7011が接続されてい
る。
【0092】さらに、加入者端末として、例えば、サー
バ7001、FAX7003、電話機7005、パソコ
ン7007が接続されている。ただし、図3に示される
例では、本発明に係る1次/3次スイッチモジュール7
000に、それぞれ同種類の加入者端末が1つずつ接続
されているが、本発明はこのような場合に限定されるも
のではなく、同種類の加入者端末を1以上接続していて
も良い。
【0093】さらに、図3に示される端末以外にも、本
発明に係る1次/3次スイッチモジュールに接続される
加入者端末としては、ATM−LANや、ISDN専用
内線や、ATM多重化システムや、BS中継器等を接続
しても良い。
【0094】次に、図1に示される大容量電子交換装置
の第1の実施形態について、さらに説明する。図1に示
される大容量電子交換装置の第1の実施形態には専用リ
ンク500が用意され、1次/3次スイッチモジュール
100、101、・・、10nのそれぞれには、1次/
3次スイッチモジュール100、101、・・、10n
相互間を直接リンク接続するため、専用リンク500と
1次/3次スイッチモジュール100、101、・・、
10nのそれぞれとを接続するための専用線インタフェ
ース140、141、・・、14nが設置されている。
【0095】次に、図1に示される専用リンク500に
ついて、図4、及び図5を参照して説明する。まず、本
発明に係る専用リンク500とは、1次/3次スイッチ
モジュールの間を、物理的な配線により電気的に接続し
たものである。この配線の接続例としては、図4、及び
図5に示されるような種々の例がある。
【0096】図4に、本発明に係る大容量電子交換装置
の専用リンク500の接続の第1例を示す。図4に示さ
れるように、本発明に係る大容量電子交換装置の専用リ
ンクの第1例は、個々の1次/3次スイッチモジュール
100、1次/3次スイッチモジュール101、・・、
1次/3次スイッチモジュール10nの間を、配線32
1、322、・・、32nにより1対1に接続したもの
である。
【0097】即ち、1次/3次スイッチモジュール10
0と1次/3次スイッチモジュール101とは配線32
1により接続され、1次/3次スイッチモジュール10
1と1次/3次スイッチモジュール10nとは配線32
nにより接続され、1次/3次スイッチモジュール10
0と1次/3次スイッチモジュール10nとは配線32
2により接続されている。
【0098】その他の1次/3次スイッチモジュールの
間も同様に接続され、図4に示される第1例では、1つ
の1次/3次スイッチモジュールが必ず、他の1次/3
次スイッチモジュールに直接接続されている。
【0099】このように接続されていることにより、例
えば2次スイッチモジュール200が異常状態になった
場合等には、後述する制御動作により2次スイッチモジ
ュール200を介さなくても、専用リンク500(配
線)を介して、通話路を形成することができる。
【0100】次に、本発明に係る大容量電子交換装置の
専用リンク500の接続の第2例について図5を参照し
て説明する。図5に、本発明に係る大容量電子交換装置
の専用リンク500の接続の第2例を示す。図5に示さ
れるように、本発明に係る大容量電子交換装置の専用リ
ンク500の接続の第2例は、個々の1次/3次スイッ
チモジュール100、1次/3次スイッチモジュール1
01、・・、1次/3次スイッチモジュール10nの間
を、全て直接に接続するのではなく、他のスイッチモジ
ュールを介して通話路を設定することを許容した上で、
少なくともそれぞれのスイッチモジュール間において、
専用リンクを用いた通話路を設定可能なように、配線を
1次/3次スイッチモジュール間で接続したものであ
る。
【0101】例えば、図5に示される例では、1次/3
次スイッチモジュール100と1次/3次スイッチモジ
ュール101とは配線412により接続され、1次/3
次スイッチモジュール101と1次/3次スイッチモジ
ュール10nとは配線42nにより接続されているが、
1次/3次スイッチモジュール100と1次/3次スイ
ッチモジュール10nとは配線により接続されていな
い。
【0102】その他の1次/3次スイッチモジュールの
間も同様であり、図5に示される場合では、必ずしも個
々の1次/3次スイッチモジュールが1対1に接続され
ている訳ではない。
【0103】このような接続例であっても、例えば、専
用リンク500を介して1次/3次スイッチモジュール
100と1次/3次スイッチモジュール10nとので通
話路を設定する場合は、1次/3次スイッチモジュール
101を介して、即ち、配線412、及び配線42nを
用いて、その設定を可能にする。なお、本明細書中にお
いては、図5に示されるような、専用リンク500の配
線の接続例を、「少なくとも配線を介した通話路が設定
可能なように、配線が接続されている」接続であるとす
る。
【0104】従って、専用リンク500が図5に示され
るように接続されていることにより、例えば2次スイッ
チモジュール200が異常状態になった場合等には、後
述する制御動作により2次スイッチモジュール200を
介さなくても、通話路を形成することができる。
【0105】これにより、図1に示される大容量電子交
換装置の第1の実施形態は、1次/3次スイッチモジュ
ール100、101、・・、10n間をリンク接続する
手段として、2次スイッチモジュール200を経由する
手段と、専用線インタフェース140、141、・・、
14n及び専用リンク500を経由する手段との2種類
の手段を有することになる。
【0106】なお、専用線インタフェース140、14
1、・・、14n及び専用リンク500の種類及び信号
方式については特に限定するものではなく、アナログ回
線、若しくはデジタル回線のいずれか一方であれば良
く、個別線信号方式や共通線信号方式等の通常交換機間
の接続に用いられる回線、信号方式で接続されていれば
良い。
【0107】ここで、上記個別線信号方式とは、それぞ
れの通話回線を利用して、それぞれの通話回線の接続制
御信号情報を送受する方式である。
【0108】また、上記共通線信号方式とは、通話回線
とは別に、接続制御信号情報の信号線があり、それを利
用していくつかの通話回線の接続制御信号情報をまとめ
て送受する方式である。
【0109】次に、図1に示される大容量電子交換装置
の第1の実施形態の動作について、図面を参照して説明
する。
【0110】まず、図1に示される、本発明に係る大容
量電子交換装置の第1の実施形態の動作について、図6
を参照して説明する。
【0111】図6に、図1に示される本発明に係る大容
量電子交換装置の第1の実施形態の動作のフローチャー
トを示す。
【0112】まず、図6にも示されるように、いずれか
の加入者端末から呼の要求があった場合(ステップS
1)、この呼の要求を受けた1次/3次スイッチモジュ
ールの中央制御装置は、2次スイッチモジュールを介し
た通話路接続が可能か否かを判断する(ステップS
3)。
【0113】可能であれば(Yes)、ステップS5に
おいて、2次スイッチモジュールを介した通話路接続を
実行し、その後、加入者端末は、通話状態となる(ステ
ップS7)。ここでは、空間スイッチ210の入り側/
出側のそれぞれの時分割多重路における空きチャネル
(タイムスロット)の選択、それに基く時分割スイッチ
110および時分割スイッチ111におけるタイムスロ
ット交換、空間スイッチ210における時分割多重路3
00/301と時分割多重路311/310での同一チ
ャネル上での信号交換等の制御動作が行われて通話路が
形成される。
【0114】ステップS3の判断において、何らかの障
害や保守上の理由等により2次スイッチモジュールを介
した通話路接続が可能でなければ(No)、ステップS
9に移行する。
【0115】ステップS9において、上述の呼の要求を
受けた中央制御装置は、専用リンク500を介した通話
路の接続を行う。その後、加入者端末は、通話状態とな
る(ステップS7)。ここでは、2次スイッチモジュー
ル200の使用不可という条件で専用リンク使用による
通話路制御接続に移行する。
【0116】ここで、上述の図1に示される本発明に係
る大容量電子交換装置の第1の実施形態の動作について
図1を参照して、さらに詳細に説明する。
【0117】まず、2次スイッチモジュール200が正
常に動作している場合について、発信側加入者端末が1
次/3次スイッチモジュール100に収容される加入者
端末400であり、着信側加入者端末が1次/3次スイ
ッチモジュール101に収容される加入者端末401で
あるとして説明する。なお、この場合の接続方式は、従
来と同様である。
【0118】上述したように、各スイッチモジュールの
中央制御装置120、121、及び220はそれぞれの
間で通話路を接続するのに必要な情報の送受信を制御バ
ス550を介して行い、空間スイッチ210の入り側/
出側のそれぞれの時分割多重路における空きチャネル
(タイムスロット)を選択し、それに基いて1次スイッ
チモジュール100では時分割スイッチ110により、
また3次スイッチモジュール101では時分割スイッチ
111により加入者端末と時分割多重路間でのタイムス
ロット交換が行なわれ、また、2次スイッチモジュール
200では空間スイッチ210における時分割多重路3
00/301と時分割多重路311/310での同一チ
ャネル上での信号交換の制御動作が行われて通話路が形
成される。
【0119】次に、本発明の要旨となる動作例である、
2次スイッチモジュール200を介した通話路接続がで
きない場合の動作について、発信側加入者端末が加入者
端末400であり、着信側加入者端末が加入者端末40
1である場合を一例として図1を参照して説明する。
【0120】1次/3次スイッチモジュール100、1
01、・・、10nは2次スイッチモジュール200の
異常等により、2次スイッチモジュール200経由で通
話路接続ができないことを検出し、若しくは2次スイッ
チモジュール200から通知される。この場合に、1次
/3次スイッチモジュール100、101、・・、10
nは、2次スイッチモジュール200を経由しない接続
についてのみ交換動作が可能になる。
【0121】そして、このような場合に1次/3次スイ
ッチモジュール100に収容された加入者端末400と
1次/3次スイッチモジュール101に収容された加入
者端末401との間で通話路を接続する際は、接続に2
次スイッチモジュール200を使用することができない
ので、専用リンク500を使用して1次/3次スイッチ
モジュール100と1次/3次スイッチモジュール10
1との間の接続を行う。専用リンク500は、図4乃至
図5で説明したように各1次/3次スイッチモジュール
間を一義的に接続している。従って、接続先がどの1次
/3次スイッチモジュールであるかを識別することによ
り使用すべき専用リンクが決定される。また、同一対地
の1次/3次スイッチモジュールに対しては専用リンク
は1つとは限らず、トラフィックに応じて複数本設定さ
れていることもある。
【0122】即ち、1次/3次スイッチモジュール10
0に収容される加入者端末400から、1次/3次スイ
ッチモジュール101に収容される加入者端末401に
対して通話路を接続する場合、1次/3次スイッチモジ
ュール100の中央制御装置120は、2次スイッチモ
ジュール200を使用せずに1次/3次スイッチモジュ
ール101と接続するため、専用リンク500を使用し
て通話路接続する制御を選択すると、まず、接続先の1
次/3次スイッチモジュールと接続されている専用リン
クを収容している専用線インタフェース140に空き回
線があるか否かを確認する。
【0123】空き回線があれば専用線インタフェース1
40を選択・捕捉してその専用線インタフェースを経由
して1次/3次スイッチモジュール101に発呼処理を
行う。すなわち、1次/3次スイッチモジュール100
の中央制御装置120は、加入者端末400から接続先
の加入者端末401の選択情報(電話番号等)を受信し
ているので対地1次/3次スイッチモジュール101を
識別することができる。
【0124】そして、収容位置が予め決められている専
用線インタフェース140のうちで、目的とする1次/
3次スイッチモジュール101と接続されている専用リ
ンクに対応する専用線インタフェースから空き回線を1
つ選択して捕捉する。図示していないが時分割スイッチ
と専用線インタフェースの間は時分割多重路と多重/分
離手段で構成されており、その時分割多重路におけるタ
イムスロット位置(チャネル)と専用線インタフェース
の収容位置とは予め対応づけがなされている。
【0125】従って、1次/3次スイッチモジュール1
00の時分割スイッチ110では加入者端末400の収
容位置に対応する入り側の時分割多重路のタイムスロッ
ト情報を選択された専用線インタフェースに対応する出
側の時分割多重路のタイムスロットに乗せかえる制御が
行なわれる。更に、時分割多重路上の多重信号は図示し
ない多重/分離手段で分離されて対応する専用線インタ
フェースに入力される。
【0126】なお、このような接続動作に先立ち、対地
1次/3次スイッチモジュール101において、その1
次/3次スイッチモジュール101に接続されている専
用線インタフェースと着信加入者である加入者端末40
1との通話路を1次/3次スイッチモジュール101内
で形成させるために発呼処理を行なって1次/3次スイ
ッチモジュール101に選択情報を通知する。
【0127】1次/3次スイッチモジュール101で
は、中央制御装置121が、専用線インタフェース14
1に着信した呼が加入者端末401へのものであること
を検出し、加入者端末401が空きであれば専用線イン
タフェース141と加入者回路131とを接続する。こ
の接続制御も上述した1次/3次スイッチモジュール1
00における制御と同様である。
【0128】すなわち、時分割スイッチ111は呼が着
信した専用線インタフェースから出力される信号を着信
加入者である加入者端末401の収容位置に対応するタ
イムスロットに乗せかえる制御を行う。この接続の結
果、加入者端末401で応答すると1次/3次スイッチ
モジュール100では、中央制御装置120が上述した
制御で加入者回路130と専用線インタフェース140
との間の通話路接続を行う。
【0129】また、専用リンク500と、この専用リン
ク500を収容する専用線インタフェース140、14
1、・・、14nとの回線種別及び信号方式は限定する
ものではなく、前述のように一般的に交換機間での接続
に使用されているものと同様のものを用いることがで
き、1次/3次スイッチモジュール100、101、・
・、10nの相互間に通話路の接続を行う。
【0130】これにより、2次スイッチモジュール20
0において障害(異常)が発生した場合においても、例
えば、1次/3次スイッチモジュール100に収容され
ている加入者端末400と、1次/3次スイッチモジュ
ール101に収容されている加入者端末401との間の
通話路を、2次スイッチモジュール200を使用せずに
設定することが可能になる。
【0131】ここで、上述の2次スイッチモジュール2
00を介したリンク接続ができない場合の一例につい
て、図7、及び図8を参照して説明する。図7、及び図
8に、図1に示される本発明に係る大容量電子交換装置
の第1の実施形態が、2次スイッチモジュール200を
介した通話路接続ができない場合の一例の概略図を示
す。
【0132】2次スイッチモジュール200を介した通
話路接続ができない場合には、まず、第1の異常状態と
して、図7の(a)に示されるように、空間分割スイッ
チ210が異常状態である場合がある。
【0133】この場合は、空間分割スイッチ210の異
常を中央制御装置220が検出して1次/3次スイッチ
モジュール100、101、・・、10nの中央制御装
置120、121、・・、12nに対して異常状態を通
知する。
【0134】次に、第2の異常状態として、図7の
(b)に示されるように、2次スイッチモジュール20
0の中央制御装置220が異常状態である場合がある。
【0135】この場合は、2次スイッチモジュール20
0の中央制御装置220が故障状態、若しくは電源が断
している場合を含み、中央制御装置220と1次/3次
スイッチモジュール100、101、・・、10nとの
間で制御バス550を介した通信ができなくなってい
る。
【0136】次に、第3の異常状態として、図8の
(a)に示されるように、制御バス550が異常状態に
なっている場合がある。
【0137】この場合は、制御バス550が異常状態に
なり1次/3次スイッチモジュール100、101、・
・、10nと2次スイッチモジュール200との間のデ
ータの送受ができなくなっている場合である。
【0138】さらに、第4の異常状態として、図8の
(b)に示されるように、1次/3次スイッチモジュー
ル100、101、・・、10nと2次スイッチモジュ
ール200との間の接続に使用する時分割多重路30
0、301、・・、30n、310、311、・・、3
1nが異常状態となっている場合である。
【0139】ただし、図8の(b)に示される例では、
全ての時分割多重路が異常状態となっている場合を例示
しているが、本発明はこのような場合に限定するのでは
なく、時分割多重路のうちのいずれか1つが異常状態と
なっている場合に、2次スイッチモジュール200を介
した通話路接続ができない場合であるとして良い。
【0140】この場合は、時分割多重路が異常状態とな
っているため、1次/3次スイッチモジュール100、
101、・・、10nと2次スイッチモジュール200
との間の通話路を設定することができなくなったことを
1次/3次スイッチモジュール100、101、・・、
10nの中央制御装置120、121、・・、12nが
検出、若しくは2次スイッチモジュール200の中央制
御装置220が検出し、1次/3次スイッチモジュール
100、101、・・、10nへ通知する。
【0141】ただし、本発明においては2次スイッチモ
ジュール200を介した通話路接続ができない場合とし
て、図7、及び図8に示されるような、上記異常に限定
するものではなく、その他の1次/3次スイッチモジュ
ールと2次スイッチモジュールとの間において通話路接
続ができなくなった場合の異常を含んでも良い。
【0142】さらに、本実施形態では、2次スイッチモ
ジュール200を用いて通話路接続する方法を通常用い
られる方法としており、1次/3次スイッチモジュール
に収容される加入者回路、トランク回路等の回線が全て
他の1次/3次スイッチモジュール100、101、・
・、10nと接続可能なように、時分割多重路300、
301、・・、30n、310、311、・・、31n
のチャネル数、及び2次スイッチ210の容量は確保さ
れている。
【0143】一方、2次スイッチモジュール200を経
由しないで、専用リンク500及び専用線インタフェー
ス140、141、・・、14nを経由して通話路接続
する方法では、1次/3次スイッチモジュール100、
101、・・、10nの間を接続する専用リンク500
の回線数は、2次スイッチモジュール200の異常の際
に必要な最低限の回線数しか確保されていない。しか
し、本発明ではこの両者の回線数に関して、どのような
数が設定されていてもかまわないものとする。
【0144】ここで、上述の2次スイッチモジュール2
00を介した通話路接続ができない場合に、1次/3次
スイッチモジュールの間で専用リンク500を介して通
話を実行する場合の動作手順について、図9を参照して
説明する。図9に、1次/3次スイッチモジュールの間
で通話を実行する場合の一例の動作手順図を示す。
【0145】ただし、図9に示される例では、通話を実
行する加入者端末が、共に、電話機である場合を例に説
明する。そして、発信側加入者端末として、電話機90
1を想定し、着信側加入者端末として、電話機903を
想定する。さらに、電話機901の属する1次/3次ス
イッチモジュールが1次/3次スイッチモジュール10
0であり、電話機903の属する1次/3次スイッチモ
ジュールが1次/3次スイッチモジュール101である
場合を例に説明する。
【0146】まず、電話機901において、発呼(受話
器上げ)を行う(時点T1)。次に、上記発呼を受けた
1次/3次スイッチモジュール100は、電話機901
に、発信音を返信する(時点T2)。
【0147】次に、上記発信音を受けた電話機901
は、ダイヤルパルスを1次/3次スイッチモジュール1
00に送信する(時点T3)。
【0148】次に、上記ダイヤルパルスを受けた1次/
3次スイッチモジュール100は、2次スイッチモジュ
ールが使用不可ということで、起動信号を、専用リンク
500を介して、1次/3次スイッチモジュール101
に送信する(時点T4)。
【0149】次に、上記起動信号を受けた1次/3次ス
イッチモジュール101は、専用リンク500を介し
て、接続確認信号を1次/3次スイッチモジュール10
0に送信する(時点T5)。
【0150】次に、上記接続確認信号を受けた1次/3
次スイッチモジュール100は、専用リンク500を介
して、選択信号を1次/3次スイッチモジュール101
に送信する(時点T6)。
【0151】次に、上記選択信号を受けた1次/3次ス
イッチモジュール101は、専用リンク500等を介し
て、電話機901に呼出音を要求すると共に、電話機9
03にリンギング信号を送信する(時点T7)。
【0152】次に、上記リンギング信号を受けた電話機
903は、応答(受話器上げ)を行う(時点T8)。
【0153】次に、1次/3次スイッチモジュール10
1は、専用リンク500を介して、応答信号を1次/3
次スイッチモジュール100に送信し、この応答信号を
受けた1次/3次スイッチモジュール100は、電話機
901の呼出音の遮断を実行する(時点T9)。
【0154】次に、電話機901と、電話機903との
間で、専用リンク500を介して、通話を行う(時点T
10)。
【0155】次に、電話機903は、復旧(受話器下ろ
す)を行い、この状態を1次/3次スイッチモジュール
101に通知する(時点T11)。
【0156】次に、上記通知を受けた1次/3次スイッ
チモジュール101は、終話信号を、専用リンク500
を介して1次/3次スイッチモジュール100に送信す
ると共に、この終話信号を受けた1次/3次スイッチモ
ジュール100は、規制音、若しくは話中音を電話機9
01に送信する(時点T12)。
【0157】次に、上記規制音、若しくは話中音を確認
した電話機901は、復旧(受話器下ろす)を行い、こ
の状態を1次/3次スイッチモジュール100に通知す
る(時点T13)。
【0158】次に、上記通知を受けた1次/3次スイッ
チモジュール100は、切断信号を、専用リンク500
を介して1次/3次スイッチモジュール101に送信し
(時点T14)、以上で通話動作を終える。ただし、図
9に示される動作は、あくまでも一例であり、図9に示
される各時点における動作のうち、不必要なものは削除
しても構わず、また、図9に示される動作の他に、さら
に必要な動作を適宜付け加えても良い。
【0159】このように、本発明に係る大容量電子交換
装置の第1の実施形態においては、2次スイッチモジュ
ール200を介した通信が実行できない場合であって
も、専用リンク500を介して通信を行うことができる
ので、異常状態が発生した場合等の障害に強い大容量電
子交換装置を提供することができる。
【0160】次に、本発明に係る大容量電子交換装置の
第2の実施形態について、図10を参照して説明する。
図10に、本発明に係る大容量電子交換装置の第2の実
施形態の構成のブロック図を示す。なお、以下に述べ
る、本発明に係る大容量電子交換装置の第2の実施形態
の説明は、本発明に係る大容量電子交換方法の第2の実
施形態の説明も兼ねるものである。
【0161】図10に示される、本発明に係る大容量電
子交換装置の第2の実施形態は、スイッチモジュール
が、前述の第1の実施形態のように、1次スイッチモジ
ュール、2次スイッチモジュール、及び3次スイッチモ
ジュールというような3段構成の大容量電子交換装置で
はなく、任意の段数のスイッチモジュールにより構成さ
れる大容量電子交換装置である。
【0162】即ち、本発明に係る大容量電子交換装置の
第2の実施形態は、図10に示されるように、2次スイ
ッチモジュール8401に接続された、少なくとも1以
上の1次/m次スイッチモジュール8101、810
2、・・、810nと、2次スイッチモジュール840
2に接続された、少なくとも1以上の1次/m次スイッ
チモジュール8201、8202、・・、820nと、
2次スイッチモジュール840nに接続された、少なく
とも1以上の1次/m次スイッチモジュール8301、
8302、・・、830nとから構成されている。ただ
し、ここで、mは、3以上の任意の整数である。
【0163】また、前述の第1の実施形態のように、加
入者端末が接続されている1次/m次スイッチモジュー
ルは、すべてが相互に専用リンクにより接続されている
のではなく、図10に示されるように、専用リンク80
00、専用リンク8001、・・、専用リンク800n
により分散して接続されている。これは、コストや構造
の簡便化を図る場合に有効である。
【0164】さらに、図10には示されていないが、2
次スイッチモジュール8401、8402、・・、84
0nは、時分割多重路8601、8602、・・、86
0nを介して、さらに上段の、少なくとも1以上の3次
スイッチモジュールに接続されている。
【0165】同様に、前述の少なくとも1以上の3次ス
イッチモジュールは、少なくとも1以上の4次スイッチ
モジュール(不図示)に接続され、以下、同様に、スイ
ッチモジュールが多段に接続されている。
【0166】さらに、前述の本発明に係る大容量電子交
換装置の第1の実施形態では、1次/3次スイッチモジ
ュールが、相互に、専用リンクを介して接続されている
のみであったが、図10に示される本発明に係る大容量
電子交換装置の第2の実施形態においては、1次/m次
スイッチモジュールが専用リンクにより相互に接続され
ているのみではなく、2次スイッチモジュール840
1、2次スイッチモジュール8402、・・、及び2次
スイッチモジュール840nが、専用リンク8100に
より相互に接続されている。
【0167】なお、図10に示される場合では、全ての
2次スイッチモジュール8401、8402、・・、8
40nが1つの専用リンク8100に接続されている場
合を例示したが、本発明はこのような場合に限定される
のではなく、ある2次スイッチモジュール群は1つの専
用リンクに、そして、他の2次スイッチモジュール群は
他の専用リンクに接続されているというように、分散し
て接続されていても良い。即ち、2次スイッチモジュー
ルも、それぞれの2次スイッチモジュール群毎に、図1
0に示される1次/3次スイッチモジュールのように、
異なる専用リンクに接続されているとして良い。このよ
うにすることにより、コストや構造の簡便化を図ること
が可能になる。
【0168】同様に、図10には示されていないが、前
述の少なくとも1以上の3次スイッチモジュールも、専
用リンクにより相互に接続されていても良く、さらに、
上段のスイッチモジュールも、専用リンクにより相互に
接続されていて良い。
【0169】従って、1次スイッチモジュールのみなら
ず、2次以降のスイッチモジュールも専用リンクにより
それぞれ接続されていることにより、例えば図10に示
される2次スイッチモジュール8401の上段のスイッ
チモジュール(不図示)が異常状態になった場合であっ
ても、2次スイッチモジュール8401は、専用リンク
8100を介して、他の2次スイッチモジュール、例え
ば2次スイッチモジュール8402や、840n等に接
続することができる。
【0170】ここで、上段のスイッチモジュールの異常
状態については、前述の第1の実施形態において図7、
及び図8を参照して説明した場合と同様の異常状態等で
あって良い。
【0171】さらに、2次スイッチモジュール及び上段
のスイッチモジュール等の間を相互に接続する専用リン
クについても、前述の第1の実施形態において説明した
場合と同様に、アナログ回線、若しくはデジタル回線、
個別線信号方式、若しくは共通線信号方式といった通常
交換機間の接続に用いられる回線、信号方式で接続され
ていれば良い。
【0172】このように、本発明に係る大容量電子交換
装置の第2の実施形態においては、前述の本発明に係る
大容量電子交換装置の第1の実施形態のように、1次/
3次スイッチモジュールの間を専用リンクを介して相互
に接続するのみではなく、上段のスイッチモジュールの
間も、専用リンクで相互に接続することにより、さらに
障害等が発生した場合に強い大容量電子交換装置を提供
することができる。
【0173】ただし、本発明は、前述の第1の実施形
態、及び第2の実施形態に示される大容量電子交換装置
に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない
範囲においてその他の種々の変形実施が可能である。
【0174】例えば、前述の第1の実施形態では、3段
スイッチの構成として、T−S−T、すなわち、1次ス
イッチ及び3次スイッチの方式として時分割スイッチ
(T)を、また2次スイッチの方式として空間分割スイ
ッチ(S)を例に説明したが、これらのスイッチの方式
については本発明では問わず、1次スイッチ、2次スイ
ッチ、3次スイッチの方式は、時分割、空間分割を任意
に組み合わせた方式や、その他のどのような方式でも良
い。また、前述の第2の実施形態において用いられてい
るスイッチも、時分割、空間分割を任意に組み合わせた
方式や、その他のどのような方式でも良い。
【0175】また上述の第1の実施形態では、1次/3
次スイッチモジュール100、101、及び2次スイッ
チモジュール200の中央制御装置120、121、2
20が、それぞれのスイッチモジュールを制御している
場合を説明したが、1つの中央制御装置が複数のスイッ
チモジュールを制御してもよく、スイッチモジュールの
数と中央制御装置の数との関係については、本発明では
特に上記各実施形態に示される例に限定されるものでは
なく、その他の適宜な関係を用いることができる。
【0176】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、3段スイッチの方式等の多段スイッチ方式を
採用する大容量電子交換装置及び方法において、異なる
第1のスイッチモジュール手段及び工程間を接続する場
合に必ず第2のスイッチモジュール手段及び工程を経由
しなければならなかった通話路経路を、第1のスイッチ
モジュール手段及び工程の相互間を直接専用線により接
続し、第2のスイッチモジュール手段及び工程を経由せ
ずに専用線により内部リンクの接続を可能としたことに
より、第2のスイッチモジュール手段及び工程に異常
(障害)が発生した場合に、この専用線経由で通話路を
設定することが可能な大容量電子交換装置及び方法を提
供することができる。
【0177】従って、従来第2のスイッチモジュール手
段及び工程に異常(障害)が発生した場合では、異なる
第1のスイッチモジュール手段及び工程間を接続するこ
とは不可能であったが、本発明により通話路リンクの設
定が可能になり、交換機のサービス提供の持続を図るこ
とができる。
【0178】また、第2のスイッチモジュール手段及び
工程の保守をする場合においては、従来第2のスイッチ
モジュール手段及び工程の停止が大容量電子交換装置及
び方法の停止を意味していたが、本発明を用いれば、第
2のスイッチモジュール手段及び工程の保守を行って
も、第1のスイッチモジュール手段若しくは工程、及び
専用線により大容量電子交換装置及び方法はサービスを
継続することができ、その利便性をさらに向上させるこ
とが可能な大容量電子交換装置及び方法を提供すること
ができる。
【0179】さらに、スイッチモジュール手段が任意の
段数にわたって構成されている大容量電子交換装置及び
方法においては、それぞれの段のスイッチモジュール手
段及び工程同士を専用線により接続しているため、上段
のスイッチモジュール手段及び工程に異常が発生した場
合であっても、専用線を用いて、下段のスイッチモジュ
ール間の通信を確保することが可能な大容量電子交換装
置及び方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る大容量電子交換装置の第1の実施
形態の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明に係る大容量電子交換装置が具備するス
イッチの一例を示す概略図であり、(a)が、空間分割
スイッチの一例を示す概略図であり、(b)が、時分割
スイッチの一例を示す概略図である。
【図3】本発明に係る大容量電子交換装置に接続する加
入者端末の一例を示す図である。
【図4】図1に示される大容量電子交換装置における専
用リンクの接続の一例を示す概略図である。
【図5】図1に示される大容量電子交換装置における専
用リンクの接続の一例を示す概略図である。
【図6】図1に示される大容量電子交換装置の動作の一
例を示すフローチャートである。
【図7】図1に示される大容量電子交換装置の異常状態
の一例を示す概略図である。
【図8】図1に示される大容量電子交換装置の異常状態
の一例を示す概略図である。
【図9】図1に示される大容量電子交換装置における1
次/3次スイッチモジュール間の通話動作の一例を示す
動作手順図である。
【図10】本発明に係る大容量電子交換装置の第2の実
施形態の構成を示すブロック図である。
【図11】本発明に係る大容量電子交換装置のリンク接
続の概略図である。
【図12】従来の大容量電子交換装置の第1例の構成を
示すブロック図である。
【図13】図12に示される従来の大容量電子交換装置
の異常状態時の概略図である。
【図14】従来の大容量電子交換装置の第2例の構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
100,101,10n 1次/3次スイッチモジュー
ル 110,111,11n 時分割スイッチ 120,121,12n 中央制御装置 130,131,13n 加入者回路 140,141,14n 専用線インタフェース 200 2次スイッチモジュール 210 空間分割スイッチ 220 中央制御装置 300,301,30n,310,311,31n 時
分割多重路 321,322,32n 配線 400,401,40n 加入者端末 412,42n 配線 500 専用リンク 550 制御バス 901,903 電話機 7000 1次/3次スイッチモジュール 7001 サーバ 7003 FAX 7005 電話機 7007 パソコン 7009,7011 時分割多重路 8000,8001,800n 専用リンク 8100 専用リンク 8101,8102,810n 1次/m次スイッチモ
ジュール 8201,8202,820n 1次/m次スイッチモ
ジュール 8301,8302,830n 1次/m次スイッチモ
ジュール 8401,8402,840n 2次スイッチモジュー
ル 8601,8602,860n 時分割多重路 10001,10003,1000n 時分割多重路 10011,10013,1001n 時分割多重路 11000 空間分割スイッチ 12000 時分割スイッチ 10021,10023 時分割多重路

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加入者端末と接続され、通話路信号を交
    換するための少なくとも1個以上の第1のスイッチモジ
    ュール手段と、 前記第1のスイッチモジュール手段から出力された通話
    路信号を交換して他の第1のスイッチモジュール手段に
    伝送路を介して出力するための第2のスイッチモジュー
    ル手段とを有し、 前記第1のスイッチモジュール手段が、該第1のスイッ
    チモジュール手段とは異なる他の第1のスイッチモジュ
    ール手段と、通話路リンクを設定するための専用線によ
    り接続されていることを特徴とする大容量電子交換装
    置。
  2. 【請求項2】 前記専用線が、 前記第1のスイッチモジュール手段と、該第1のスイッ
    チモジュール手段とは異なる他の全ての第1のスイッチ
    モジュール手段との間において、 1対1の対応で、直接に接続されていることを特徴とす
    る請求項1記載の大容量電子交換装置。
  3. 【請求項3】 前記専用線が、 前記第1のスイッチモジュール手段と、該第1のスイッ
    チモジュール手段とは異なる他の第1のスイッチモジュ
    ール手段との間において、 少なくとも前記専用線を介した通話路リンクが設定可能
    なように、接続されていることを特徴とする請求項1記
    載の大容量電子交換装置。
  4. 【請求項4】 前記専用線を介しての通話路リンクの設
    定が、 前記第2のスイッチモジュール手段の異常状態が検知さ
    れた際に行われることを特徴とする請求項1から3のい
    ずれかに記載の大容量電子交換装置。
  5. 【請求項5】 前記第1のスイッチモジュール手段、及
    び前記第2のスイッチモジュール手段を制御するための
    中央制御手段を有することを特徴とする請求項1から4
    のいずれかに記載の大容量電子交換装置。
  6. 【請求項6】 前記中央制御手段が、前記第1のスイッ
    チモジュール手段を制御するための第1の中央制御手段
    と、 前記第2のスイッチモジュール手段を制御するための第
    2の中央制御手段とを有し、 該第1の中央制御手段と、該第2の中央制御手段との間
    において、制御バス手段を用いて情報の送受が行われる
    ことを特徴とする請求項5記載の大容量電子交換装置。
  7. 【請求項7】 前記専用線を介しての通話路リンクの設
    定が、 前記制御バス手段が、該制御バス手段の断を含む異常状
    態となり、前記第1の中央制御手段と、前記第2の中央
    制御手段との間において情報の送受を行うことができな
    くなった場合に行われることを特徴とする請求項6記載
    の大容量電子交換装置。
  8. 【請求項8】 前記専用線を介しての通話路リンクの設
    定が、 前記第1のスイッチモジュール手段と前記第2のスイッ
    チモジュール手段との間の前記伝送路が、断となった場
    合もしくはその他の異常状態となり、この間において前
    記通話路信号を交換することができなくなった場合に行
    われることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記
    載の大容量電子交換装置。
  9. 【請求項9】 加入者端末と接続され、通話路信号を交
    換するための少なくとも1個以上の第1のスイッチモジ
    ュール手段と、 mを2以上の任意の整数として、前記第1のスイッチモ
    ジュール手段、m−1段目のスイッチモジュール群、若
    しくはm+1段目のスイッチモジュール群から出力され
    た通話路信号を、前記第1のスイッチモジュール手段、
    前記m−1段目のスイッチモジュール群、若しくは前記
    m+1段目のスイッチモジュール群に交換するための少
    なくとも1個以上の第mのスイッチモジュール手段によ
    り構成されたm段目のスイッチモジュール群とを有し、 前記第1のスイッチモジュール手段が、該第1のスイッ
    チモジュール手段とは異なる他の第1のスイッチモジュ
    ール手段と、第1の専用線により接続され、 前記m段のスイッチモジュール群のうちの少なくともい
    ずれか1以上のスイッチモジュール群、を構成する前記
    少なくとも2個以上のスイッチモジュール手段の間が、
    第2の専用線により接続されていることを特徴とする大
    容量電子交換装置。
  10. 【請求項10】 加入者端末からの通話路信号を交換す
    る少なくとも1以上の第1の通話路信号交換工程と、 前記第1の通話路信号交換工程から出力された通話路信
    号を交換して他の第1の通話路信号交換工程に伝送路を
    介して出力する第2の通話路信号交換工程とを有し、 前記第1の通話路信号交換工程が、該第1の通話路信号
    交換工程とは異なる他の第1の通話路信号交換工程と、
    専用線を介して通話路リンクを設定することを特徴とす
    る大容量電子交換方法。
  11. 【請求項11】 前記専用線が、 前記第1の通話路信号交換工程と、該第1の通話路信号
    交換工程とは異なる他の全ての第1の通話路信号交換工
    程との間において、 1対1の対応で、直接、前記通話路リンクを設定するよ
    うに接続されていることを特徴とする請求項10記載の
    大容量電子交換方法。
  12. 【請求項12】 前記専用線が、 前記第1の通話路信号交換工程と、該第1の通話路信号
    交換工程とは異なる他の第1の通話路信号交換工程との
    間において、 少なくとも前記通話路リンクが設定可能なように接続さ
    れていることを特徴とする請求項10記載の大容量電子
    交換方法。
  13. 【請求項13】 前記専用線を介しての通話路リンクの
    設定が、 前記第2の通話路信号交換工程の異常状態が検知された
    際に行われることを特徴とする請求項10から12のい
    ずれかに記載の大容量電子交換方法。
  14. 【請求項14】 前記第1の通話路信号交換工程、及び
    前記第2の通話路信号交換工程の動作を制御するための
    制御工程を有することを特徴とする請求項10から13
    のいずれかに記載の大容量電子交換方法。
  15. 【請求項15】 前記制御工程が、前記第1の通話路信
    号交換工程を制御するための第1の制御工程と、 前記第2の通話路信号交換工程を制御するための第2の
    制御工程とを有し、 該第1の制御工程と、該第2の制御工程とが、制御バス
    手段を用いて、情報の送受を行うことを特徴とする請求
    項14記載の大容量電子交換方法。
  16. 【請求項16】 前記専用線を介しての通話路リンクの
    設定が、 前記制御バス手段が、該制御バス手段の断を含む異常状
    態となり、前記第1の制御工程と、前記第2の制御工程
    との間において情報の送受が行うことができなくなった
    場合に行われることを特徴とする請求項15記載の大容
    量電子交換方法。
  17. 【請求項17】 前記専用線を介しての通話路リンクの
    設定が、 前記第1の通話路信号交換工程と前記第2の通話路信号
    交換工程との間の前記伝送路が、断となった場合もしく
    はその他の異常状態となり、この間において前記通話路
    信号を交換することができなくなった場合に行われるこ
    とを特徴とする請求項10から16のいずれかに記載の
    大容量電子交換方法。
  18. 【請求項18】 加入者端末からの通話路信号を交換す
    る少なくとも1以上の第1の通話路信号交換工程と、 mを2以上の任意の整数として、前記第1の通話路信号
    交換工程、m−1段目の通話路信号交換工程群、若しく
    はm+1段目の通話路信号交換工程群から出力された通
    話路信号を、前記第1の通話路信号交換工程、前記m−
    1段目の通話路信号交換工程群、若しくはm+1段目の
    通話路信号交換工程群に交換する少なくとも1以上の第
    mの通話路信号交換工程により構成されるm段目の通話
    路信号交換工程群とを有し、 前記第1の通話路信号交換工程が、第1の専用線によ
    り、該第1の通話路信号交換工程とは異なる他の第1の
    通話路信号交換工程と、通話路信号の交換を行い、 前記m段の通話路信号交換工程群のうちの少なくともい
    ずれか1以上の通話路信号交換工程群、を構成する前記
    少なくとも2個以上の通話路信号交換工程が、第2の専
    用線により、通話路信号の交換を行うことを特徴とする
    大容量電子交換方法。
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