JP2979597B2 - 多方向多重通信システムの中継局 - Google Patents
多方向多重通信システムの中継局Info
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- JP2979597B2 JP2979597B2 JP20366690A JP20366690A JP2979597B2 JP 2979597 B2 JP2979597 B2 JP 2979597B2 JP 20366690 A JP20366690 A JP 20366690A JP 20366690 A JP20366690 A JP 20366690A JP 2979597 B2 JP2979597 B2 JP 2979597B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はローカル交換機の加入者線を複数の無線チャ
ンネルを利用して多方向に拡張する時分割多方向多重通
信システムに関し、特に親局と子局とを接続する中継局
に関する。
ンネルを利用して多方向に拡張する時分割多方向多重通
信システムに関し、特に親局と子局とを接続する中継局
に関する。
従来、この種の時分割多方向多重通信システムは、例
えば第2図に示すように、親局1と複数の子局41〜44と
を直接あるいは中継局31,32を介して相互に接続する構
成がとられている。そして、親局1にはローカル交換機
2が接続され、子局相互の回線の交換処理を行ってい
る。なお、51〜55は各子局に接続された加入者端末であ
る。
えば第2図に示すように、親局1と複数の子局41〜44と
を直接あるいは中継局31,32を介して相互に接続する構
成がとられている。そして、親局1にはローカル交換機
2が接続され、子局相互の回線の交換処理を行ってい
る。なお、51〜55は各子局に接続された加入者端末であ
る。
このようなシステムにおいては、例えば、中継局32は
子局43,44からの受信信号をそのまま上位の中継局31に
送信し、また上位の中継局31からの受信信号をそのまま
子局43,44に送信して接続を行っている。また、上位の
中継局31は子局42を親局1に接続させている。子局41は
直接親局1に接続されている。そして、各子局間での回
線の交換処理は、親局1にまで信号を伝送した上で、親
局1に附属されたローカル交換機2において行ってい
る。
子局43,44からの受信信号をそのまま上位の中継局31に
送信し、また上位の中継局31からの受信信号をそのまま
子局43,44に送信して接続を行っている。また、上位の
中継局31は子局42を親局1に接続させている。子局41は
直接親局1に接続されている。そして、各子局間での回
線の交換処理は、親局1にまで信号を伝送した上で、親
局1に附属されたローカル交換機2において行ってい
る。
上述した従来の時分割多方向多重通信システムでは、
中継局は単に無線回線の中継をしているにすぎないた
め、自局と上位の中継局あるいは親局との間で無線回線
が断になるような障害が発生した場合には、信号がロー
カル交換機に到達されないことになり、自局装置以下の
中継局および子局が正常であるにも関わらず、一切の交
換処理ができなくなるという問題がある。
中継局は単に無線回線の中継をしているにすぎないた
め、自局と上位の中継局あるいは親局との間で無線回線
が断になるような障害が発生した場合には、信号がロー
カル交換機に到達されないことになり、自局装置以下の
中継局および子局が正常であるにも関わらず、一切の交
換処理ができなくなるという問題がある。
本発明の目的は上位の中継局あるいは親局との間の回
線に障害が生じた場合でも、下位局間での交換処理を可
能にした中継局を提供することにある。
線に障害が生じた場合でも、下位局間での交換処理を可
能にした中継局を提供することにある。
本発明の中継局は、下位の中継局および子局から送ら
れてきた上り受信信号から主信号を分離する主信号分離
手段と、前記上り受信信号からダイヤリングパルス等の
制御信号を分離する制御信号分離手段と、前記上り受信
信号から発呼や着呼等を表す呼処理信号を分離する呼処
理信号分離手段と、前記制御信号分離手段と呼処理信号
分離手段の出力信号とによりスイッチ手段を制御し、か
つ制御信号と呼処理信号を出力する呼処理制御手段と、
前記主信号分離手段の出力信号を呼処理制御手段の出力
信号によって指定された無線チャンネルに接続するスイ
ッチ手段と、このスイッチ手段から出力される主信号を
下り受信信号に時分割多重化する主信号多重化手段と、
前記呼処理制御手段から出力される制御信号を下り受信
信号に時分割多重化する制御信号多重化手段と、前記呼
処理制御手段から出力される呼処理信号を下り受信信号
に時分割多重化する呼処理信号多重化手段とを備えてい
る。
れてきた上り受信信号から主信号を分離する主信号分離
手段と、前記上り受信信号からダイヤリングパルス等の
制御信号を分離する制御信号分離手段と、前記上り受信
信号から発呼や着呼等を表す呼処理信号を分離する呼処
理信号分離手段と、前記制御信号分離手段と呼処理信号
分離手段の出力信号とによりスイッチ手段を制御し、か
つ制御信号と呼処理信号を出力する呼処理制御手段と、
前記主信号分離手段の出力信号を呼処理制御手段の出力
信号によって指定された無線チャンネルに接続するスイ
ッチ手段と、このスイッチ手段から出力される主信号を
下り受信信号に時分割多重化する主信号多重化手段と、
前記呼処理制御手段から出力される制御信号を下り受信
信号に時分割多重化する制御信号多重化手段と、前記呼
処理制御手段から出力される呼処理信号を下り受信信号
に時分割多重化する呼処理信号多重化手段とを備えてい
る。
本発明によれば、中継局は交換機能を備えることにな
り、その中継局よりも上位側の回線に障害が生じた場合
でも、下位側の中継局および子局間の回線に対する交換
処理を実行することが可能となる。
り、その中継局よりも上位側の回線に障害が生じた場合
でも、下位側の中継局および子局間の回線に対する交換
処理を実行することが可能となる。
次に、本発明を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の中継局の一実施例のブロック図であ
る。同図において、主信号分離手段101は、下位の中継
局および子局から送られてきた上り受信信号10から主信
号21を分離する。制御信号分離手段102は、下位の中継
局および子局から送られてきた上り受信信号10からダイ
ヤルパルス等の制御信号22を分離する。呼処理信号分離
手段103は、下位の中継局および子局から送られてきた
上り受信信号10から発呼,着呼等を表す呼処理信号23を
分離する。
る。同図において、主信号分離手段101は、下位の中継
局および子局から送られてきた上り受信信号10から主信
号21を分離する。制御信号分離手段102は、下位の中継
局および子局から送られてきた上り受信信号10からダイ
ヤルパルス等の制御信号22を分離する。呼処理信号分離
手段103は、下位の中継局および子局から送られてきた
上り受信信号10から発呼,着呼等を表す呼処理信号23を
分離する。
また、呼処理制御手段200は、制御信号分離手段102の
出力信号22と呼処理信号分離手段103の出力信号23とに
より、スイッチ回路300の制御および制御信号42と、呼
処理信号43を出力する。
出力信号22と呼処理信号分離手段103の出力信号23とに
より、スイッチ回路300の制御および制御信号42と、呼
処理信号43を出力する。
前記スイッチ回路300は、主信号分離手段101の出力信
号21を呼処理制御手段200の出力信号30によって指定さ
れた無線チャンネルに接続する。
号21を呼処理制御手段200の出力信号30によって指定さ
れた無線チャンネルに接続する。
一方、主信号多重化手段401は、スイッチ回路300から
出力される主信号41を下り受信信号51に時分割多重化す
る。制御信号多重化手段402は、呼処理制御手段200から
出力される制御信号42を下り受信信号52に時分割多重化
する。呼処理信号多重化手段403は、呼処理制御手段200
から出力される呼処理信号43を下り受信信号53に時分割
多重化する。
出力される主信号41を下り受信信号51に時分割多重化す
る。制御信号多重化手段402は、呼処理制御手段200から
出力される制御信号42を下り受信信号52に時分割多重化
する。呼処理信号多重化手段403は、呼処理制御手段200
から出力される呼処理信号43を下り受信信号53に時分割
多重化する。
次に本発明の動作を第2図の時分割多方向多重通信シ
ステムを用いて説明する。
ステムを用いて説明する。
いま、中継局31と中継局32の間で無線回線が障害によ
り断となったと仮定し、子局43に収容された加入者端末
53から子局44に収容された加入者端末54に電話をかける
場合で例示する。
り断となったと仮定し、子局43に収容された加入者端末
53から子局44に収容された加入者端末54に電話をかける
場合で例示する。
子局43の端末53が発呼すべくオンフックすると、中継
局32では子局43を通じて受信した上り信号10から呼処理
信号分離回路103にて発呼信号が分離され、呼処理制御
部200に送信される。呼処理制御部200から発呼応答信号
43とダイヤルトーン42が出力され、それぞれ呼処理信号
多重化回路403および制御信号多重化回路402にて下り信
号に多重化されて子局43に送信される。発呼側の端末53
は、このダイヤルトーンを確認すると着呼側端末54の加
入者番号をダイヤルする。
局32では子局43を通じて受信した上り信号10から呼処理
信号分離回路103にて発呼信号が分離され、呼処理制御
部200に送信される。呼処理制御部200から発呼応答信号
43とダイヤルトーン42が出力され、それぞれ呼処理信号
多重化回路403および制御信号多重化回路402にて下り信
号に多重化されて子局43に送信される。発呼側の端末53
は、このダイヤルトーンを確認すると着呼側端末54の加
入者番号をダイヤルする。
発呼側端末53から送られてくるダイヤルパルスは、制
御信号分離回路102で電離されて呼処理制御部200へ送ら
れ、呼処理制御部200ではダイヤルパルスを解析して着
呼端末の加入者番号が自局の下位に無線接続されている
子局であると判断して、スイッチ回路300を制御し、主
信号分離回路101で分離した発呼端末からの受信信号と
着呼側端末54へ送信される主信号とを接続するととも
に、着呼信号43とリンギングパルス42を送出し、それぞ
れ呼処理信号多重化回路403と制御信号多重化回路402に
て下り信号に多重化され、子局44に送信される。
御信号分離回路102で電離されて呼処理制御部200へ送ら
れ、呼処理制御部200ではダイヤルパルスを解析して着
呼端末の加入者番号が自局の下位に無線接続されている
子局であると判断して、スイッチ回路300を制御し、主
信号分離回路101で分離した発呼端末からの受信信号と
着呼側端末54へ送信される主信号とを接続するととも
に、着呼信号43とリンギングパルス42を送出し、それぞ
れ呼処理信号多重化回路403と制御信号多重化回路402に
て下り信号に多重化され、子局44に送信される。
着呼側端末54はリンギングを聞いてオンフックすると
端末53と54の間で通話が開始される。
端末53と54の間で通話が開始される。
したがって、この例では仮に中継局32と中継局31との
間、あるいはそれよりも上位の中継局31と親局1との間
の回線に障害が生じていた場合でも、中継局32によって
交換処理が行われることになり、子局43,44にそれぞれ
接続された端末53,54間の接続が可能となる。これによ
り、障害の生じていない端末間での通話を確保し、通信
システム全体のダメージを解消する。
間、あるいはそれよりも上位の中継局31と親局1との間
の回線に障害が生じていた場合でも、中継局32によって
交換処理が行われることになり、子局43,44にそれぞれ
接続された端末53,54間の接続が可能となる。これによ
り、障害の生じていない端末間での通話を確保し、通信
システム全体のダメージを解消する。
以上説明したように本発明は、中継局に交換機能を備
えているため、その中継局よりも上位側の回線に障害が
生じた場合でも、中継局が交換機として機能することで
下位側の中継局および子局間の回線に対する交換処理を
行うことができるという効果がある。
えているため、その中継局よりも上位側の回線に障害が
生じた場合でも、中継局が交換機として機能することで
下位側の中継局および子局間の回線に対する交換処理を
行うことができるという効果がある。
第1図は本発明の中継局の一実施例のブロック図、第2
図は多方向多重通信システムの構成を示すブロック図で
ある。 1……親局、2……ローカル交換機、31,32……中継
局、41〜44……子局、51〜55……加入者端末、101……
主信号分離回路、102……制御信号分離回路、103……呼
処理信号分離回路、200……呼処理制御部、300……スイ
ッチ回路、401……主信号多重化回路、402……制御信号
多重化回路、403……呼処理信号多重化回路。
図は多方向多重通信システムの構成を示すブロック図で
ある。 1……親局、2……ローカル交換機、31,32……中継
局、41〜44……子局、51〜55……加入者端末、101……
主信号分離回路、102……制御信号分離回路、103……呼
処理信号分離回路、200……呼処理制御部、300……スイ
ッチ回路、401……主信号多重化回路、402……制御信号
多重化回路、403……呼処理信号多重化回路。
Claims (1)
- 【請求項1】1つの親局と複数の中継局および子局とで
構成され、親局はローカル交換機と接続されるとともに
前記各中継局および子局と複数の無線チャンネルを用い
て通信を行い、中継局は複数の下位の中継局および子局
と複数の無線チャンネルを用いて通信を行い、子局は複
数の加入者局を収容する多方向多重通信システムにおい
て、前記中継局は、下位の中継局および子局から送られ
てきた上り受信信号から主信号を分離する主信号分離手
段と、前記上り受信信号からダイヤリングパルス等の制
御信号を分離する制御信号分離手段と、前記上り受信信
号から発呼や着呼等を表す呼処理信号を分離する呼処理
信号分離手段と、前記制御信号分離手段と呼処理信号分
離手段の出力信号とによりスイッチ手段を制御し、かつ
制御信号と呼処理信号を出力する呼処理制御手段と、前
記主信号分離手段の出力信号を呼処理制御手段の出力信
号によって指定された無線チャンネルに接続するスイッ
チ手段と、このスイッチ手段から出力される主信号を下
り受信信号に時分割多重化する主信号多重化手段と、前
記呼処理制御手段から出力される制御信号を下り受信信
号に時分割多重化する制御信号多重化手段と、前記呼処
理制御手段から出力される呼処理信号を下り受信信号に
時分割多重化する呼処理信号多重化手段とを備えること
を特徴とする多方向多重通信システムの中継局。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20366690A JP2979597B2 (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | 多方向多重通信システムの中継局 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20366690A JP2979597B2 (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | 多方向多重通信システムの中継局 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0488730A JPH0488730A (ja) | 1992-03-23 |
JP2979597B2 true JP2979597B2 (ja) | 1999-11-15 |
Family
ID=16477844
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20366690A Expired - Fee Related JP2979597B2 (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | 多方向多重通信システムの中継局 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2979597B2 (ja) |
-
1990
- 1990-07-31 JP JP20366690A patent/JP2979597B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0488730A (ja) | 1992-03-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |