JP3270409B2 - ネットワーク管理システムによる共通線信号中継網のトラヒック迂回方式 - Google Patents

ネットワーク管理システムによる共通線信号中継網のトラヒック迂回方式

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、共通線信号中継網
のトラヒック迂回方式に関し、特に、必要最小限度のト
ラヒックを迂回することができるトラヒック迂回方式に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、共通線信号中継交換機(ST
P)では、通常、同一方路向の信号は、リンク群内の信
号リンクに均等に信号を分散することによりトラヒック
を中継している。
【0003】図2は、従来のトラヒック迂回方式の構成
を示す概略図である。この方式は、共通線信号中継網に
おいて、回線設定方法は対称な2面構成をとり、STP
2として、4つの交換機STPA,STPB,STP
C,STPDを有する。各々のSTPは、網トラヒック
監視システム(NSS)との間に網トラヒック情報送出
リンクおよび網トラヒック情報送受信機能を備えてい
る。網トラヒック監視システムは、網内の全STPのト
ラヒック情報・信号方路障害情報を管理する機能を有す
る。共通線信号中継交換機間にて構成される伝送網にお
いては、共通線信号中継交換機STP間は信号リンクに
て接続され、同一共通線信号中継交換機STP間には、
複数のリンクが設定され、そのリンクの束にてリンク群
を構成する。
【0004】次に、図2を参照して、従来のトラヒック
迂回方式の動作について説明する。
【0005】従来例における網設備故障時のトラヒック
迂回方式は、平常時、STPAにおいてSTPB向けの
信号方路は、方路「ab」のみを使用する。方路「a
b」のリンクは図では5本あり、そのうちの3本(過半
数)が故障して方路「ab」が方路準正常となると、S
TPA〜STPC間の方路「ac」を使用する。しかし
ながら、STPAにおいては、STPC〜STPD間の
方路「cd」の状態は不明であるため、方路「ab」の
迂回により方路「cd」にて輻輳等を引き起こすことが
ある。また、STPAにおいて、面間への迂回は「リン
ク群内の使用可リンクが過半数以下となった時」として
いるため、使用可リンクがあるにも関わらず、すべての
トラヒックが面間リンク群を経由して転送される。よっ
て、使用可リンクが全く使用されないこととなる。
【0006】上述したように、従来のトラヒック迂回方
式においては、共通線信号中継交換機STPとして、伝
送路障害等により信号リンクが故障となると、通常は同
一リンク群内の各リンクにてトラヒックの迂回を行う
が、同一リンク群内の故障リンクがリンク群内の総リン
ク数の過半数以上となる(ルート準正常)と、該当リン
ク群を使用して転送されていたトラヒックはすべて面間
に設置された面間リンク群を経由して転送されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の方式によると、ルート準正常となったルートに設置さ
れた信号リンクは、故障リンクが回復し、リンク群内総
リンク数の過半数以上が使用可となるまで使用されなく
なるという問題があった。
【0008】また、面間の迂回の可否は、面間リンク群
の状態にのみよって判断されるため、迂回先の方路にお
いて輻輳等が発生し、網全体のスループットを低下させ
ることがあるという問題があった。
【0009】そこで、本発明の目的は、上記問題を解決
するために、必要最小限度のトラヒックのみを迂回させ
るトラヒック迂回方式を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のトラヒック迂回方式は、複数の共通線信号
交換機間の回線設定が対称的な2面構成をとる共通線信
号中継網のトラヒック迂回方式において、共通線信号中
継網を監視するために、複数の共通線信号中継交換機の
各々に接続されたネットワーク管理システムを備え、ネ
ットワーク管理システムにより、複数の共通線信号中継
交換機間の信号リンクが故障しているリンクか正常のリ
ンクかを判断し、信号シンクのうち、故障しているリン
クの本数が正常のリンクの本数より多くなった場合に、
複数の共通線信号中継交換機に適切なリンク迂回情報を
提供し、故障となった信号リンクにかかる必要最小限の
トラヒックのみを迂回させることを特徴とする。
【0011】
【0012】
【0013】また、ネットワーク管理システムは、複数
の共通線信号中継交換機の全てのトラヒック情報,信号
方路障害情報を管理する機能を備えるのが好ましい。
【0014】さらに、ネットワーク管理システムは、複
数の共通線信号中継交換機との間にトラヒック情報を送
出する送出リンクと、トラヒック情報を送受信する送受
信機能とを備えるのが好ましい。
【0015】またさらに、ネットワーク管理システム
は、ディジタル・ネットワークに対応した共通線信号方
式であるNO.7共通線信号方式を監視するNO.7ネ
ットワーク管理システムであるのが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して、本発明の
実施の形態について詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明のトラヒック迂回方式の実
施の形態の構成を示す概略図である。この方式における
共通線信号中継網の回線設定方法は、図2に示した従来
例と同様に対称な2面構成をとり、共通線信号中継交換
機(STP)2として、STPA,STPB,STP
C,STPDを有する。各々のSTP2は、ネットワー
ク管理システム1と接続され、ネットワーク管理システ
ムとの間に網トラヒック情報を送出する送出リンクおよ
び網トラヒック情報を送受信する送受信機能を備えてい
る。ネットワーク管理システム1は、網内全STP2の
トラヒック情報・信号方路障害情報を管理する機能を有
する。STP2にて構成される伝送網においては、ST
P2間は信号リンクにて接続され、同一共通線のSTP
2間には、複数のリンク3が設定され、そのリンク3の
束にてリンク群を構成する。STP2の間は、信号を中
継する方路として、例えば、STPA〜STPB間を方
路ab,STPB〜STPC間を方路bc,STPC〜
STPD間を方路cd,STPB〜STPD間を方路b
dとしている。また、リンク3は、例えば、STPA〜
STPB間の方路abに示すように、正常なリンク3+
と故障したリンク3−とを有し、故障したリンク3−
が、総リンク3の過半数になったときに準正常とする。
すなわち、STPA〜STPB間では、総リンク3の本
数5に対して故障したリンク3−は3本と過半数になっ
ているので、STPA〜STPBは、準正常とする。
【0018】本発明のネットワーク管理システム1は、
共通線信号交換機STPA,STPB,STPC,ST
PDの各々に接続されている。このネットワーク管理シ
ステム1にて交換機STP間の信号リンク運用状態(使
用可/不可)を監視し、特定共通線信号中継交換機間に
て、例えば、STPAとSTPBとの間のルート「a
b」が準正常となったときに、各面の共通線信号中継交
換機へ適切なリンク迂回情報を提供し、必要最小限度の
トラヒックのみを迂回させる。
【0019】次に、図1を参照して、本発明の実施の形
態の動作について詳細に説明する。
【0020】本発明のトラヒック迂回方式では、共通線
信号中継交換機STPA,STPB,STPC,STP
Dに接続されたネットワーク管理システム1を備える。
これにより、ネットワーク管理システム1からSTPへ
トラヒック迂回指示を送る。共通線信号交換機2間には
リンク3が設けられ、上述したように、正常なリンクを
リンク3+とし、故障したリンクをリンク3−とする
と、従来のトラヒック迂回方式では、使用されなかった
ルート「ab」上の正常なリンク3+も使用することが
できる。ネットワーク管理システム1は、NO.7共通
線信号方式を監視するネットワークシステムとすること
ができる。NO.7共通線信号方式は、ディジタル・ネ
ットワークに対応した共通線信号方式であり、電話交
換,データ交換,ISDNの疎通だけでなく、交換局の
遠隔制御,ネットワークの保守や運用管理などの多様な
用途に使用できるネットワークシステムである。
【0021】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、網設備故障時に網全体の設備リソースを適切に使用
できるため、網設備故障時に網全体のトラヒックスルー
プットを維持できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトラヒック迂回方式の実施の形態の構
成を示す概略図である。
【図2】従来のトラヒック迂回方式の構成を示す概略図
である。
【符号の説明】
1 ネットワーク管理システム 2 STP 3 リンク 3+ 正常リンク 3− 故障リンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 3/00 H04M 3/16 - 3/20 H04M 3/38 - 3/40 H04M 7/00 - 7/16

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の共通線信号交換機間の回線設定が対
    称的な2面構成をとる共通線信号中継網のトラヒック迂
    回方式において、 前記共通線信号中継網を監視するために、前記複数の共
    通線信号中継交換機の各々に接続されたネットワーク管
    理システムを備え、前記ネットワーク管理システムによ
    り、前記複数の共通線信号中継交換機間の信号リンクが
    故障しているリンクか正常のリンクかを判断し、前記信
    号シンクのうち、故障しているリンクの本数が正常のリ
    ンクの本数より多くなった場合に、前記複数の共通線信
    号中継交換機に適切なリンク迂回情報を提供し、故障と
    なった信号リンクにかかる必要最小限のトラヒックのみ
    を迂回させることを特徴とする共通線信号中継網のトラ
    ヒック迂回方式。
  2. 【請求項2】前記ネットワーク管理システムは、前記複
    数の共通線信号中継交換機の全てのトラヒック情報,信
    号方路障害情報を管理する機能を備えたことを特徴とす
    る請求項1に記載の共通線信号中継網のトラヒック迂回
    方式。
  3. 【請求項3】前記ネットワーク管理システムは、前記複
    数の共通線信号中継交換機との間に前記トラヒック情報
    を送出する送出リンクと、前記トラヒック情報を送受信
    する送受信機能とを備えたことを特徴とする請求項2に
    記載の共通線信号中継網のトラヒック迂回方式。
  4. 【請求項4】前記ネットワーク管理システムは、ディジ
    タル・ネットワークに対応した共通線信号方式であるN
    O.7共通線信号方式を監視するNO.7ネットワーク
    管理システムであることを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれかに記載の共通線信号中継網のトラヒック迂回方
    式。
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