JP2003008621A - 系構成制御装置 - Google Patents

系構成制御装置

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JP2003008621A
JP2003008621A JP2001184640A JP2001184640A JP2003008621A JP 2003008621 A JP2003008621 A JP 2003008621A JP 2001184640 A JP2001184640 A JP 2001184640A JP 2001184640 A JP2001184640 A JP 2001184640A JP 2003008621 A JP2003008621 A JP 2003008621A
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Ryoji Osaka
亮二 大坂
Hiroaki Kamibayashi
浩明 上林
Osamu Tsuchiya
修 土谷
Rei Kusumi
れい 楠美
Yasuhiro Matsumura
康弘 松村
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、機能分散や負荷分散が図られたノ
ードにおいて系構成を維持する系構成制御装置に関し、
信頼性が低下することなくハードウエアの規模の削減が
図られることを目的とする。 【解決手段】 スイッチと複数の通信リンクとの間のイ
ンタフェースをとるインタフェース手段と、これらの通
信リンクの通信制御を主導的に行う通信制御手段との間
で、その通信制御にかかわる情報の引き渡しを負荷分散
方式に基づいて行う複数の情報処理手段の障害を個別に
識別する監視手段と、その障害が発生した情報処理手段
が冗長に構成されているか否かを判別し、その結果が偽
であるときに、その情報処理手段によって情報の引き渡
しが行われるインタフェース手段に一端が接続された通
信路にかかわるスイッチに対する解除の要求を規制する
通信路保全手段とを備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機能分散と負荷分
散との双方もしくは何れかが図られた複数のユニットか
ら構成され、かつ所定の通信制御を行うノードにおい
て、これらの複数のユニットの状態に適合した系構成を
維持する系構成制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】網の末端や分岐点に設置され、かつ多様
な情報の伝送サービスを実現する多くのノードでは、高
度に進展した情報処理技術およびディジタル伝送技術が
適用され、かつ既存の呼やトラヒックの維持に併せて、
保守や運用にかかわる作業の円滑な遂行を可能とする冗
長な構成とモジュール化との下で、機能分散や負荷分散
が適正に図られることによって、総合的な信頼性が高く
維持されている。図7は、冗長に構成された交換機の構
成例を示す図である。
【0003】図において、二重化された主プロセッサ4
0-1、40-2と、二重化された中継プロセッサ41-1、
41-2とは、予備のバス42-Sとのインタフェースをと
るバス交差制御部43BCによってその予備のバス42
-Sと区分された現用のバス42-Aに接続される。中継プ
ロセッサ41-1、41-2が有する第一ないし第三の通信
ポートには、二重化されたローカルプロセッサ(43-1
1、43-12)、(43-21、43-22)、(43-31、43-3
2)の個々の第一の通信ポートに接続される。
【0004】また、網50に接続され、かつ個別に二重
化された網インタフェース部(51-11、51-12)、(5
1-21、51-22)は、同様に二重化されたスイッチ52-
1、51-2の対応するポートに接続される。これらの網
インタフェース部(51-11、51-12)、(51-21、51
-22)とスイッチ52-1、51-2との通信ポートは、上述
したローカルプロセッサ(43-11、43-12)、(43-2
1、43-22)、(43-31、43-32)の第二の通信ポート
に接続される。
【0005】なお、以下では、網インタフェース部(5
1-11、51-12)、(51-21、51-22)については、ロ
ーカルプロセッサ(43-11、43-12)、(43-21、43
-22)の内、それぞれ符号に付加された添え番号が同じで
あるローカルプロセッサのみと対をなし、このような対
毎に常用冗長方式に基づいて作動すると仮定する。この
ような構成の交換機では、既述の通りに二重化された下
記の構成要素の対の何れについても、所定の系構成制御
の下で、一方の構成要素が「現用系」として稼働し、か
つ他方の構成要素が「待機系」として稼働する。
【0006】・主プロセッサ40-1、40-2 ・中継プロセッサ41-1、41-2 ・ローカルプロセッサ(43-11、43-12)、(43-21、
43-22)、(43-31、43-32) ・網インタフェース部(51-11、51-12)、(51-21、
51-22) ・スイッチ52-1、52-2 なお、以下では、上述した「現用系」として稼働する構
成要素については、末尾の添え番号に代えて添え文字
「A」を付加して表記する。
【0007】主プロセッサ40-Aは、呼処理の手順に基
づいて網インタフェース部51-1A、51-2Aおよびスイ
ッチ52-Aと相互に、バス42-A、中継プロセッサ41
-Aおよびローカルプロセッサ43-1A〜43-3Aを介して
所定の情報を交換することによって、その呼処理にかか
わる処理を主導的に行う。なお、このような呼処理の過
程で各部によって行われる下記の処理については、本願
発明の特徴ではなく、かつ公知の多様な技術の適用の下
で実現が可能であるので、ここではその詳細な説明を省
略する。
【0008】・網インタフェース部51-1A、51-2Aが
網50の信号方式に基づいて行うその網50とのインタ
フェース ・スイッチ52-Aによって行われる通話路の形成 また、主プロセッサ40-Aには、下記のイベント駆動型
のプロセス(タスク)がソフトウエアとして組み込まれ
る。
【0009】・上述した系構成にかかわる処理を行う
「系構成プロセス」 ・ローカルプロセッサ(43-11、43-12)、(43-21、
43-22)と相互に所定の情報の引き渡しを行う「ローカ
ルプロセッサ対応プロセス」 ・ローカルプロセッサ43-31、43-32を介してスイッ
チ52-1、52-2の動統括する「スイッチ対応プロセ
ス」 ・ローカルプロセッサ(43-11、43-12)、(43-21、
43-22)を介して網インタフェース部(51-11、51-1
2)、(51-21、51-22)の動作を既述の呼処理の手順等
に基づいて統括する「網インタフェース部対応プロセ
ス」 なお、以下では、これらのプロセスによって行われる処
理については、主プロセッサ40-Aに代えて該当するプ
ロセスの名称を主語として適用する。
【0010】また、これらのプロセス間における情報の
引き渡しに関しては、以下では、簡単のため、主プロセ
ッサ40-Aに組み込まれたオペレーティングシステムに
よってサポートされるプロセス間通信(例えば、メール
ボックス、セマフォア)によって実現されると仮定す
る。主プロセッサ40-Aの主導の下で上述した呼処理の
手順に基づいて網インタフェース部51-1A と連係する
ローカルプロセッサ43-1Aに障害が発生した場合に
は、そのローカルプロセッサ43-1A または「待機系」
に該当するローカルプロセッサ43-1B は、中継プロセ
ッサ41-Aおよびバス42-Aを介してこの主プロセッサ
40-A宛に、その旨を示す「故障通知」を送出する(図
8(1))。
【0011】なお、このような「故障通知」について
は、以下では、簡単のため、下記の識別子が含まれると
仮定する。 ・ローカルプロセッサ43-1A の配下で作動する網イン
タフェース部51-1A を示す「IF識別子」 ・その網インタフェース部51-1A に接続されたスイッ
チ52-Aのポートを示す「P識別子」 ローカルプロセッサ対応プロセスは、その「故障通知」
を系構成プロセスに引き渡す(図8(2))。
【0012】系構成プロセスは、このような「故障通
知」を識別すると、下記の処理を行う。 ・その「故障通知」に含まれるP識別子を含む「閉塞要
求」をスイッチ対応プロセスに与える(図8(3))。 ・この「故障通知」に含まれるIF識別子を含み、その
IF識別子で示される網インタフェース部51-1A のロ
ーカライズの要求を意味する「切り離し要求」を網イン
タフェース部対応プロセスに与える(図8(4))。
【0013】スイッチ対応プロセスは、上述した「閉塞
要求」を識別すると、バス42-A、中継プロセッサ41
-Aおよびローカルプロセッサ43-3A を介してスイッチ
52-A宛に、この「閉塞要求」に含まれるP識別子を含
む「閉塞指示」を与える(図8(5)、図9(1))。また、網
インタフェース部対応プロセスは、上述した「切り離し
要求」を識別すると、その「切り離し要求」に含まれる
IF識別子に対応する網インタフェース部51-1A のロ
ーカライズの実現に必要な所定の処理を行う(図8(6)、
図10(1))。
【0014】なお、このような所定の処理の手順につい
ては、本願発明の特徴に関係がなく、かつ多様な公知技
術の適用の下で実現が可能であるので、ここでは、その
説明を省略する。スイッチ52-Aは、上述した「閉塞指
示」を識別すると、その「閉塞指示」に含まれるP識別
子で示される通話路を解除する(図8(7))。
【0015】したがって、ローカルプロセッサ43-3A
が故障した場合には、そのローカルプロセッサ43-3A
の配下に備えられた網インタフェース部51-1A に生起
した呼にかかわる通話路その他の資源が既述の手順に基
づいて解放される。また、ローカルプロセッサ43-1A
は、代替のモジュールとの差し替え、あるいは修理によ
って回復したときには、中継プロセッサ41-Aおよびバ
ス42-Aを介して主プロセッサ40-A宛に、その旨を示
す「回復通知」を送出する(図8(8))。
【0016】なお、このような「回復通知」について
は、以下では、簡単のため、既述の「IF識別子」が含
まれると仮定する。ローカルプロセッサ対応プロセス
は、系構成プロセスにその「回復通知」を引き渡す(図
8(9))。系構成プロセスは、このような「回復通知」を
識別すると、その「回復通知」に含まれるIF識別子を
含み、そのIF識別子で示される網インタフェース部5
1-1A の起動の要求を意味する「組み込み要求」を網イ
ンタフェース部対応プロセスに与える(図8(10)) 。
【0017】網インタフェース部対応プロセスは、上述
した「組み込み要求」を識別すると、バス42-A、中継
プロセッサ41-Aおよびローカルプロセッサ43-1A を
介して、その「組み込み要求」に含まれるIF識別子に
対応した網インタフェース部51-1A 宛に、「初期設定
要求(リセット)」を与える(図8(11)、図10(2))。
【0018】網インタフェース部51-1A は、このよう
な「初期設定要求(リセット)」に応じて新たにハード
ウエアの初期化を伴う始動処理を行う。したがって、ロ
ーカルプロセッサ43-1A は、既述の故障から回復した
ときには、配下に備えられた網インタフェース部51-1
A と共に、現用系もしくは待機系として自動的に系構成
に組み入れられ、かつ通信サービスの提供に有効に適用
される。
【0019】なお、このような始動処理に応じて網イン
タフェース部51-1A が系構成に組み込まれるために各
部の連係の下で行われるべき処理と、ローカルプロセッ
サ43-1A、43-2Aおよび網インタフェース部51-1A
によって適宜送出される応答やメッセージと、これらの
応答やメッセージに対して施されるべき処理の詳細な手
順については、本願発明の特徴に関係がなく、かつ多様
な公知技術の適用の下で実現が可能であるので、ここで
は、その説明を省略する。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来例では、近年、生産管理や生産技術を含む多様な技術
が著しく進展し、ハードウエアやソフトウエアの総合的
な信頼性が著しく高められつつあるにもかかわらず、網
インタフェース部(51-11、51-12)、(51-21、51
-22)およびローカルプロセッサ(43-11、43-12)、
(43-21、43-22)が二重化されている。すなわち、こ
のような二重化が行われなくても十分に高い信頼性が達
成されるにもかかわらず、既述の待機系によって電力が
消費され、このような待機系が実装されるために、装置
の重量、寸法および形状だけではなく、実装にかかわる
レイアウトやフロアの機械的な強度についても過剰な制
約が課され、コスト高となる場合が多かった。
【0021】さらに、このような制約やコスト高につい
ては、収容されるべき加入者線や局線の数が多いほど増
加するために、特に、公衆網に設置される交換機(ノー
ド)では、信頼性が低下することなく確実な削減を可能
とする技術が強く要望されていた。また、ローカルプロ
セッサ(43-11、43-12)、(43-21、43-22)の何れ
かに障害が発生した場合には、配下の網インタフェース
部は既述の系構成の下で強制的に初期化され、さらに、
そのローカルプロセッサが障害から回復した場合には、
この網インタフェース部と主プロセッサ40-Aとの状態
は、既述の機能分散や負荷分散と系構成との下で整合し
ない状態となる場合が多かった。
【0022】本発明は、総合的な信頼性が低下すること
なく既存の系構成との整合や併存が容易に実現され、か
つハードウエアの規模の削減を可能とする系構成制御装
置を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明にかかわ
る系構成制御装置の第一の原理ブロック図である。請求
項1に記載の発明では、インタフェース手段12-1〜1
2-nは、スイッチ10と複数の通信リンク11-1〜11
-Nとの間のインタフェースをとる。監視手段15は、こ
れらの通信リンク11-1〜11-Nの通信制御を主導的に
行う通信制御手段13との間で、その通信制御にかかわ
る情報の引き渡しを負荷分散方式に基づいて行う複数の
情報処理手段14-1〜14-Pの障害を識別する。通信路
保全手段16は、監視手段15によって識別された障害
が発生した情報処理手段が冗長に構成されているか否か
の判別を行い、その判別の結果が偽であるときに、イン
タフェース手段12-1〜12-nの内、その情報処理手段
によって情報の引き渡しが行われるインタフェース手段
に一端が接続された通信路にかかわるスイッチ10に対
する解除の要求を規制する。
【0024】すなわち、複数の情報処理手段14-1〜1
4-Pの何れかに障害が発生した時点に存在する通信路
は、その障害が発生した後にも引き続き保全される。し
たがって、このような通信路を介して行われる通信サー
ビスの品質は、系構成の基本的な手順が大幅に変更され
ることなく高められる。図2は、本発明にかかわる系構
成制御装置の第二の原理ブロック図である。
【0025】請求項2に記載の発明では、インタフェー
ス手段12-1〜12-nは、スイッチ10と複数の通信リ
ンク11-1〜11-Nとの間のインタフェースをとる。監
視手段21は、これらの通信リンク11-1〜11-Nの通
信制御を主導的に行う通信制御手段13との間で、その
通信制御にかかわる情報の引き渡しを負荷分散方式に基
づいて行う複数の情報処理手段14-1〜14-Pに先行し
て生じた障害の回復を個別に識別する。通信路保全手段
22は、このようにして障害の回復が識別された情報処
理手段が冗長に構成されているか否かの判別を行い、そ
の判別の結果が偽であるときに、インタフェース手段1
2-1〜12-nの内、その情報処理手段によって情報の引
き渡しが行われるインタフェース手段に対する再起動の
要求を規制する。
【0026】すなわち、障害が発生した情報処理手段の
配下に備えられたインタフェース手段は、その障害から
の復旧が図られたときには、ハードウエアの初期化が省
略される。したがって、上述した障害からの復旧が図ら
れた時点で存在する通信路は、その時点以降にも引き続
いて維持され、かつ従来例に比べてサービス品質が高め
られる。
【0027】請求項3に記載の発明では、請求項2に記
載の系構成制御装置において、通信路保全手段22は、
再起動の要求が規制されたインタフェース手段によって
通知され、かつ通信路が保全されるべきトラヒックにか
かわる情報と、通信制御手順13によって行われる通信
制御に整合した情報とを照合し、両者の相違をこのイン
タフェース手段に通知する。
【0028】すなわち、インタフェース手段と情報処理
装置とによって行われる処理と、これらのインタフェー
ス手段と情報処理装置とに障害が発生し、あるいはその
障害の復旧が図られる時点とが違いに非同期であること
に起因し、かつ機能分散や負荷分散の形態に応じて生じ
得る情報や状態の相違は、インタフェース手段と情報処
理装置との双方もしくは何れか一方が冗長に構成されな
い場合であっても、この情報処理装置が障害から復旧し
たときに是正される。
【0029】したがって、本発明は、安価にサービス品
質や信頼性が高められる。請求項1ないし請求項3に記
載の下位概念の発明では、通信路保全手段16、22
は、インタフェース手段12-1〜12-nの内、先行して
発生した故障から復旧したインタフェース手段によって
与えられた始動を示す情報の正否を判別し、その判別の
結果が偽であるときに、このインタフェース手段の再起
動を図る。
【0030】すなわち、インタフェース手段は、情報処
理手段が故障している期間に故障した場合であっても、
始動処理が正常に完結したか否かの判別の結果がこの情
報処理手段に確実に通知される限り、その情報処理手段
が復旧した時点には、確度高く系構成に組み込まれる。
請求項1ないし請求項3に記載の発明に関連した第一の
発明では、監視手段15、21と通信路保全手段16、
22との双方もしくは何れか一方は、通信制御手段13
によって行われる多重処理として実現される。
【0031】すなわち、最頻時におけるトラヒックの分
布に十分に対処可能な処理量が確保される限り、ハード
ウエアの構成、機能分散および負荷分散の多様な形態に
対する柔軟な適応が可能となる。請求項1ないし請求項
3に記載の発明に関連した第二の発明では、監視制御手
段15、21と通信路保全手段16、22とは、単一の
プロセッサによって行われる多重処理として実現され
る。
【0032】すなわち、本願発明は、上述した多重処理
がオペレーティングシステムのサポートその他の環境の
下で可能である限り、余剰の処理量の有効利用の下で確
度高く実現される。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態について詳細に説明する。図3は、本発明の第一
ないし第四の実施形態を示す図である。図において、図
7に示す従来例との構成の主要な相違点は、主プロセッ
サ40-1、40-2に代えて主プロセッサ30-1、30-2
が備えられ、ローカルプロセッサ(43-11、43-12)に
代えて単一のローカルプロセッサ31-1が備えられ、ロ
ーカルプロセッサ(43-21、43-22)に代えて単一の
ローカルプロセッサ31-2が備えられ、網インタフェー
ス部(51-11、51-12)に代えて単一の網インタフェー
ス部32-1が備えられ、網インタフェース部(51-21、
51-22)に代えて単一の網インタフェース部32-2が備
えられた点にある。
【0034】網インタフェース部32-1と網インタフェ
ース部(51-11、51-12)との構成の相違点は、これら
の網インタフェース部(51-11、51-12)がそれぞれ接
続されていたスイッチ52-1、52-2の対応するポート
に個別に接続された2つの入出力端子を有する点にあ
る。なお、網インタフェース部32-2の構成について
は、網インタフェース部32-1の構成と同じであるの
で、ここでは、その説明を省略する。
【0035】図4は、本発明の第一ないし第四の実施形
態の動作を説明する図である。図において、従来例と同
様に行われる処理については、図8に示す番号(1)〜(1
2)と同じ番号を付与して示し、以下では、その詳細な説
明を省略する。図5は、本発明の第一の実施形態におけ
るスイッチ対応プロセスの動作フローチャートである。
【0036】図において、従来例と同様に行われる処理
については、図9に示す番号(1) と同じ番号を付与して
示し、以下では、その詳細な説明を省略する。以下、図
3〜図5を参照して、本発明の第一の実施形態の動作を
説明する。スイッチ対応プロセスは、ローカルプロセッ
サ31-1に障害が発生したために系構成プロセスによっ
て「閉塞要求」が与えられる(図4(1)〜(3))と、下記
の処理を行う。
【0037】(1) この「閉塞要求」に含まれるIF識別
子に対応する網インタフェース部32-1と、その網イン
タフェース部32-1の上位装置として備えられたローカ
ルプロセッサ31-1とにかかわる局情報を参照し、『両
者が二重化され、かつ「待機系」の状態が「現用系」に
代替可能な状態であるか否か』の判別を行う(図4(a)、
図5(a))。
【0038】(2) その判別の結果が真である場合に限っ
て、バス42-A、中継プロセッサ41-Aおよびローカル
プロセッサ43-3A を介してスイッチ52-A宛に、この
「閉塞要求」に含まれるP識別子を含む「閉塞指示」を
与える(図4(5)、図5(1))。このように本実施形態によ
れば、障害が発生したローカルプロセッサ31-1と、そ
のローカルプロセッサ31-1の配下に備えられた網イン
タフェース部32-1との双方もしくは何れか一方が実質
的に冗長に構成されていない場合には、スイッチ52-A
の内部にこの網インタフェース部32-1との間に形成さ
れた通話路の解除が保留される。
【0039】すなわち、単一の網インタフェース部32
-1の信頼性が「二重化されたスイッチ52-1、52-2に
よって達成される信頼性」に比べて著しく低くない限
り、上述した障害が発生した時点で存在し、この網イン
タフェース部32-1を介して通信路が形成されている完
了呼は保全される。したがって、このような完了呼の発
信者および着信者に対して提供されるサービスの品質
は、スイッチ対応プロセスの処理手順に軽微の変更(図
5(a))が施されることによって、従来例より高められ
る。
【0040】以下、本発明の第二の実施形態について説
明する。図6は、本発明の第二ないし第四の実施形態に
おける網インタフェース部対応プロセスの動作フローチ
ャートである。以下、図3、図4および図6を参照して
本発明の第二の実施形態の動作を説明する。
【0041】網インタフェース部対応プロセスは、上述
した「閉塞要求」と共に系構成プロセスによって発せら
れた「切り離し要求」(図4(4))を識別すると、下記の
処理を行う。 (1) この「切り離し要求」に含まれるIF識別子に対応
する網インタフェース部32-1と、その網インタフェー
ス部32-1の上位装置として備えられたローカルプロセ
ッサ31-1とにかかわる局情報を参照し、『両者が二重
化され、かつ「待機系」の状態が「現用系」に代替可能
な状態であるか否か』の判別を行う(図4(b)、図6
(a))。
【0042】(2) その判別の結果を二値情報として「非
冗長化フラグ」(ここでは、簡単のため、上述した「切
り離し要求」に含まれる「IF識別子」に対応し、この
判別の結果「真」、「偽」に対してそれぞれ論理値
「1」、「0」が設定されると仮定する。)に格納する
(図6(b))。 (3) 上述した判別の結果が真である場合に限って、該当
する「切り離し要求」に含まれるIF識別子に対応した
網インタフェース部32-1 のローカライズの実現に必
要な所定の処理を行う(図4(6)、図6(1))。
【0043】さらに、網インタフェース部対応プロセス
は、ローカルプロセッサ31-1が障害から復旧したため
に、系構成プロセスによって既述の「組み込み要求」が
与えられる(図4(8)〜(10)) と、下記の処理を行う。 (1) この「組み込み要求」に含まれるIF識別子に対応
した網インタフェース部32-1と、その網インタフェー
ス部32-1の上位装置として備えられたローカルプロセ
ッサ31-1とにかかわる局情報を参照し、『両者が二重
化され、かつ「待機系」の状態が「現用系」に代替可能
な状態であるか否か』の判別(以下、「第一の判別」と
いう。)を行う(図4(c)、図6(c))。
【0044】(2) この判別の結果が偽である場合には、
上述したIF識別子に対応する「非冗長化フラグ」の値
が「1」であるか否かの判別(以下、「第二の判別」と
いう。)を行う(図6(d))。 (3) 既述の第一の判別の結果が真であり、あるいはこの
第二の判別の結果が偽である場合には、バス42-A、中
継プロセッサ41-Aおよびローカルプロセッサ31-1を
介して、上述した「組み込み要求」に含まれるIF識別
子に対応する網インタフェース部32-1 宛に、従来例
と同様に「初期設定要求(リセット)」を送出する(図
4(11)、図6(2))。
【0045】(4) しかし、第二の判別の結果が真である
場合には、上述した「組み込み要求」に含まれるIF識
別子に対応した網インタフェース部32-1 宛に、「ハ
ードウエアの初期化を伴なうことなく既定の始動処理を
行うべきこと」を意味する「初期設定要求」を与える
(図4(d)、図6(e))。すなわち、二重化されず、かつ先
行して障害が発生したローカルプロセッサ31-1の配下
に備えられた網インタフェース部32-1は、そのローカ
ルプロセッサ31-1が障害から復旧したときには、始動
に際してハードウエアの初期化を行わない。
【0046】このように本実施形態によれば、上述した
ローカルプロセッサ31-1の障害の回復が図られた時点
で存続する完了呼の通話信号の伝送に供される通信路お
よび通話路が引き続いて維持されるので、従来例に比べ
て、サービス品質が高められる。なお、本実施形態で
は、既述の「非冗長化フラグ」の論理値は、ローカルプ
ロセッサ31-1に障害が発生した場合に限って「1」に
設定され、そのローカルプロセッサ31-1の配下に備え
られた網インタフェース部32-1に障害が発生した場合
には何ら更新されないことによって、これらの場合に適
応した処理の峻別に供されている。
【0047】しかし、このような峻別が不要である場合
には、「非冗長化フラグ」は何ら更新されず、かつ参照
されなくてもよい。以下、図3、図4および図6を参照
して本発明の第三の実施形態の動作を説明する。本実施
形態と既述の第二の実施形態との相違点は、網インタフ
ェース部対応プロセスによって行われる下記の処理の手
順にある。
【0048】網インタフェース部対応プロセスは、「組
み込み要求」に含まれるIF識別子に対応した網インタ
フェース部32-1 宛に「初期設定要求」を与えた(図
4(d)、図6(e))後には、下記の処理を行う。 ・この「初期設定要求」に応じて始動処理を行う網イン
タフェース部32-1によって送出され、かつローカルプ
ロセッサ31-1、中継プロセッサ41-Aおよびバス42
-Aを介して与えられる(図4(f))「初期設定応答」を待
ち受ける。
【0049】・その「初期設定応答」を解析することに
よって、上述した「始動処理」が網インタフェース部3
2-1によって正常に行われたか否かを判別する(図4
(g)、図6(f))。 ・その判別の結果が偽である場合には、網インタフェー
ス部32-1 宛に、従来例と同様に「初期設定要求(リ
セット)」を送出する(図4(h)、図6(g))。
【0050】したがって、本実施形態によれば、網イン
タフェース部32-1は、ローカルプロセッサ31-1が故
障している期間に故障した場合であっても、上述した始
動処理が正常に完結したか否かの判別の結果がローカル
プロセッサ31-1に「初期設定応答」として確実に通知
される限り、そのローカルプロセッサ31-1が復旧した
時点で確度高く系構成に組み込まれる。
【0051】以下、本発明の第四の実施形態について説
明する。以下、図3、図4および図6を参照して本発明
の第四の実施形態の動作を説明する。本実施形態と既述
の第二の実施形態との主要な相違点は、網インタフェー
ス部対応プロセスによって行われる下記の処理の手順に
ある。
【0052】網インタフェース部対応プロセスは、既述
の「組み込み要求」に含まれるIF識別子に対応した網
インタフェース部32-1 宛に「初期設定要求」を与え
た(図4(d)、図6(e))には、下記の処理を行う。 (1) 上述したIF識別子に対応する網インタフェース部
32-1に生起した個々の呼(完了呼のみであってもよ
い。)の呼処理の過程で生成され、これらの呼に対応し
た所定の情報(以下、「ユーザデータ」という。)を収
集する(図6(A))。
【0053】(2) 網インタフェース部32-1宛に、これ
らの「ユーザデータ」に対応するユーザデータ(以下、
「被検ユーザデータ」という。)の通知の要求を意味す
る「ユーザデータ要求」を送出する(図4(A)、図6
(B))。網インタフェース部32-1は、この「ユーザデー
タ要求」に応じて上述した「被検ユーザデータ」を収集
し、これらの「被検ユーザデータ」を主プロセッサ30
-A宛に送出する(図4(B))。
【0054】網インタフェース部対応プロセスは、この
ような「被検ユーザデータ」を取得すると、下記の処理
を行う(図4(C))。 ・「被検ユーザデータ」と上述した「ユーザデータ」と
を照合し、両者に相違があるか否かを判別する(図6
(C))。 ・その判別の結果が真である場合には、上述した相違の
是正に必要な情報(以下、「差分データ」という。)を
生成し、網インタフェース部32-1宛に、その差分デー
タを含む「差分データ調整要求」を送出する(図4(D)、
図6(D))。
【0055】網インタフェース部32-1は、この「差分
データ調整要求」に応じて上述した相違を是正する(図
4(E))。すなわち、下記の処理と時点とが何れも非同期
であることに起因し、かつ機能分散や負荷分散の形態に
応じて生じ得るユーザデータの相違は、網インタフェー
ス部32-1とローカルプロセッサ31-1との双方が冗長
に構成されない場合であっても、そのローカルプロセッ
サ31-1の復旧に際して是正される。
【0056】・網インタフェース部32-1およびその網
インタフェース部32-1を配下に備えるローカルプロセ
ッサ31-1と、主プロセッサ30-A(網インタフェース
部対応プロセス)とによって行われる処理 ・これらの網インタフェース部32-1とローカルプロセ
ッサ31-1とに障害が発生し、あるいはその障害の復旧
が図られる時点 したがって、本願発明は、安価にサービス品質や信頼性
が高く維持される。
【0057】なお、上述した各実施形態では、主プロセ
ッサ30-Aには、既述のローカルプロセッサ対応プロセ
ス、スイッチ対応プロセスおよび網インタフェース部対
応プロセスからなるソフトウエアがアプリケーションシ
ステムとして組み込まれている。しかし、本発明はこの
ような構成に限定されず、これらのプロセスの全てまた
は一部は、如何なる形態で併合され、もしくは分割さ
れ、またはスレッドとして構成されてもよい。
【0058】また、これらのプロセスによって行われる
処理については、所望の応答性が確保される多重処理と
して実現されるならば、その多重処理は如何なる形態で
実現されてもよい。さらに、上述した各実施形態では、
回線交換方式の網に設置された交換機に本発明が適用さ
れている。
【0059】しかし、本発明は、このような交換機に限
定されず、機能分散と負荷分散との双方もしくは何れか
が図られた複数のユニットから構成され、かつ所定の通
信制御を行う装置であるならば、その網との接続に供さ
れるリンクの伝送方式および信号方式の如何にかかわら
ず、蓄積交換方式やメッセージ交換方式の網に接続され
る伝送装置等の多様なノードにも同様に適用が可能であ
る。
【0060】また、本発明は、上述した実施形態に限定
されるものではなく、本発明の範囲において、多様な形
態による実施形態が可能であり、かつ構成装置の一部も
しくは全てに如何なる改良が施されてもよい。以下、上
述した各実施形態に開示された発明の構成を階層的・多
面的に整理し、かつ付記項として順次列記する。
【0061】(付記1) スイッチ10と複数の通信リ
ンク11-1〜11-Nとの間のインタフェースをとるイン
タフェース手段12-1〜12-nと、これらの通信リンク
11-1〜11-Nの通信制御を主導的に行う通信制御手段
13との間で、その通信制御にかかわる情報の引き渡し
を負荷分散方式に基づいて行う複数の情報処理手段14
-1〜14-Pの障害を識別する監視手段15と、前記監視
手段15によって識別された障害が発生した情報処理手
段が冗長に構成されているか否かの判別を行い、その判
別の結果が偽であるときに、前記インタフェース手段1
2-1〜12-nの内、その情報処理手段によって前記情報
の引き渡しが行われるインタフェース手段に一端が接続
された通信路にかかわる前記スイッチ10に対する解除
の要求を規制する通信路保全手段16とを備えたことを
特徴とする系構成制御装置。 (付記2) スイッチ10と複数の通信リンク11-1〜
11-Nとの間のインタフェースをとるインタフェース手
段12-1〜12-nと、これらの通信リンク11-1〜11
-Nの通信制御を主導的に行う通信制御手段13との間
で、その通信制御にかかわる情報の引き渡しを負荷分散
方式に基づいて行う複数の情報処理手段14-1〜14-P
に先行して生じた障害の回復を個別に識別する監視手段
21と、前記監視手段21によって障害の回復が識別さ
れた情報処理手段が冗長に構成されているか否かの判別
を行い、その判別の結果が偽であるときに、前記インタ
フェース手段12-1〜12-nの内、その情報処理手段に
よって前記情報の引き渡しが行われるインタフェース手
段に対する再起動の要求を規制する通信路保全手段22
とを備えたことを特徴とする系構成制御装置。 (付記3) 付記2に記載の系構成制御装置において、
前記通信路保全手段22は、前記再起動の要求が規制さ
れたインタフェース手段によって通知され、かつ通信路
が保全されるべきトラヒックにかかわる情報と、前記通
信制御手順13によって行われる通信制御に整合した情
報とを照合し、両者の相違をこのインタフェース手段に
通知することを特徴とする系構成制御装置。 (付記4) 付記1ないし付記3の何れか1項に記載の
系構成装置において、前記通信路保全手段16、22
は、前記インタフェース手段12-1〜12-nの内、先行
して発生した故障から復旧したインタフェース手段によ
って与えられた始動を示す情報の正否を判別し、その判
別の結果が偽であるときに、このインタフェース手段の
再起動を図ることを特徴とする系構成制御装置。
【0062】(付記5) 付記1ないし付記4の何れか
1項に記載の系構成装置において、前記監視手段15、
21と前記通信路保全手段16、22との双方もしくは
何れか一方は、前記通信制御手段13によって行われる
多重処理として実現されることを特徴とする系構成制御
装置。
【0063】(付記6) 付記1ないし付記4の何れか
1項に記載の系構成装置において、前記監視制御手段1
5、21と前記通信路保全手段16、22とは、単一の
プロセッサによって行われる多重処理として構成された
ことを特徴とする系構成制御装置。
【0064】
【発明の効果】上述したように請求項1に記載の発明で
は、通信路を介して行われる通信サービスの品質は、系
構成の基本的な手順が大幅に変更されることなく高めら
れる。また、請求項2に記載の発明では、情報処理手段
が障害の復旧した時点で存在する通信路は、その時点以
降にも引き続いて維持され、かつ従来例に比べてサービ
ス品質が高められる。さらに、請求項3に記載の発明で
は、安価にサービス品質や信頼性が高められる。
【0065】また、請求項1ないし請求項3に記載の下
位概念の発明では、個々のインタフェース手段は、情報
処理手段が故障している期間に故障した場合であって
も、その情報処理手段が復旧した時点には、確度高く系
構成に組み込まれる。さらに、請求項1ないし請求項3
に記載の発明に関連した第一の発明では、ハードウエア
の構成、機能分散および負荷分散の多様な形態に対する
柔軟な適応が可能となる。
【0066】また、請求項1ないし請求項3に記載の発
明に関連した第二の発明では、余剰の処理量の有効利用
の下で確度高く実現される。したがって、これらの発明
が適用されたノードでは、ハードウエアおよびソフトウ
エアの構成の標準化が容易に達成され、かつランニング
コストが増加することなく総合的な信頼性が高められ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかわる系構成制御装置の第一の原理
ブロック図である。
【図2】本発明にかかわる系構成制御装置の第二の原理
ブロック図である。
【図3】本発明の第一ないし第四の実施形態を示す図で
ある。
【図4】本発明の第一ないし第四の実施形態の動作を説
明する図である。
【図5】本発明の第一の実施形態におけるスイッチ対応
プロセスの動作フローチャートである。
【図6】本発明の第二ないし第四の実施形態における網
インタフェース部対応プロセスの動作フローチャートで
ある。
【図7】冗長に構成された交換機の構成例を示す図であ
る。
【図8】従来例の動作を説明する図である。
【図9】従来例におけるスイッチ対応プロセスの動作フ
ローチャートである。
【図10】従来例における網インタフェース部対応プロ
セスの動作フローチャートである。
【符号の説明】
10,52 スイッチ 11 通信リンク 12 インタフェース手段 13 通信制御手段 14 情報処理手段 15,21 監視手段 16,22 通信路保全手段 30,40 主プロセッサ 31,43 ローカルプロセッサ 32,51 網インタフェース部 41 中継プロセッサ 42 バス 43BC バス交差制御部 50 網
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上林 浩明 宮城県仙台市青葉区一番町3丁目3番5号 富士通東日本コミュニケーション・シス テムズ株式会社内 (72)発明者 土谷 修 宮城県仙台市青葉区一番町3丁目3番5号 富士通東日本コミュニケーション・シス テムズ株式会社内 (72)発明者 楠美 れい 宮城県仙台市青葉区一番町3丁目3番5号 富士通東日本コミュニケーション・シス テムズ株式会社内 (72)発明者 松村 康弘 宮城県仙台市青葉区一番町3丁目3番5号 富士通東日本コミュニケーション・シス テムズ株式会社内 Fターム(参考) 5B034 BB02 BB11 5K030 GA12 HA01 HC02 JA10 KA01 KA05 KA13 KX25 KX30 LE01 MA12 MA14 MD02 5K051 AA03 CC02 DD01 DD13 FF01 FF02 FF03 LL07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチと複数の通信リンクとの間のイ
    ンタフェースをとるインタフェース手段と、これらの通
    信リンクの通信制御を主導的に行う通信制御手段との間
    で、その通信制御にかかわる情報の引き渡しを負荷分散
    方式に基づいて行う複数の情報処理手段の障害を個別に
    識別する監視手段と、 前記監視手段によって識別された障害が発生した情報処
    理手段が冗長に構成されているか否かの判別を行い、そ
    の判別の結果が偽であるときに、前記インタフェース手
    段の内、その情報処理手段によって前記情報の引き渡し
    が行われるインタフェース手段に一端が接続された通信
    路にかかわる前記スイッチに対する解除の要求を規制す
    る通信路保全手段とを備えたことを特徴とする系構成制
    御装置。
  2. 【請求項2】 スイッチと複数の通信リンクとの間のイ
    ンタフェースをとるインタフェース手段と、これらの通
    信リンクの通信制御を主導的に行う通信制御手段との間
    で、その通信制御にかかわる情報の引き渡しを負荷分散
    方式に基づいて行う複数の情報処理手段に先行して生じ
    た障害の回復を個別に識別する監視手段と、 前記監視手段によって障害の回復が識別された情報処理
    手段が冗長に構成されているか否かの判別を行い、その
    判別の結果が偽であるときに、前記インタフェース手段
    の内、その情報処理手段によって前記情報の引き渡しが
    行われるインタフェース手段に対する再起動の要求を規
    制する通信路保全手段とを備えたことを特徴とする系構
    成制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の系構成制御装置におい
    て、 前記通信路保全手段は、 前記再起動の要求が規制されたインタフェース手段によ
    って通知され、かつ通信路が保全されるべきトラヒック
    にかかわる情報と、前記通信制御手順によって行われる
    通信制御に整合した情報とを照合し、両者の相違をこの
    インタフェース手段に通知することを特徴とする系構成
    制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100362816C (zh) * 2004-10-22 2008-01-16 华为技术有限公司 一种备用通道好坏检测的方法
WO2014042122A1 (ja) * 2012-09-14 2014-03-20 ヤマハ株式会社 信号処理システムおよびプログラム

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