JP3533612B2 - 電子交換機の制御方式 - Google Patents
電子交換機の制御方式Info
- Publication number
- JP3533612B2 JP3533612B2 JP27217192A JP27217192A JP3533612B2 JP 3533612 B2 JP3533612 B2 JP 3533612B2 JP 27217192 A JP27217192 A JP 27217192A JP 27217192 A JP27217192 A JP 27217192A JP 3533612 B2 JP3533612 B2 JP 3533612B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electronic exchange
- terminal
- call processing
- exchange
- control means
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
関する。
が大きくなった場合、同一構内であれば単一交換機の回
線増設が必要となる。また、複数の交換機を接続する場
合では、共通線などの方法により各交換機を結び、核と
なる交換機が網内のすべての加入者の方路決定を行う必
要がある。さらに、この共通線を通してのサービス機能
は、単一交換機の場合の発着集中制御と違い発着分離制
御となり、その制御方法の違いから、自局内加入者同士
のサービスとは別に開発していた。
御方式では、初期に設置した交換機の上限以上に回線増
設を行う必要が生じた場合、より回線サイズの大きな交
換機への交換が必要となり、また、スター型配線となる
ため、交換機に配線が集中してしまい未端加入者までの
配線が長大となってしまう。
を実現する場合、自局内加入者同士のサービスとは呼処
理の制御が異なり、相手のデータベースを直接参照でき
ないなどの相違により、自局の内と外とで同じサービス
を提供するためには、それぞれ別々のソフトウェアを開
発しなければならないという欠点があった。
し、電子交換機間にまたがって自局内と等価なサービス
を提供することにより、小規模の電子交換機を複数接続
して大規模な電子交換機と等価な交換システムを実現す
る電子交換機の制御方式を提供することにある。
御方式では、制御情報を伝送する情報通信路と音声及び
データを伝送する通話路を介して接続される複数の電子
交換機は、自電子交換機の加入者データを管理する記憶
部と、収容内線加入者分の論理端子以外に少なくとも１
以上の予備の空き論理端子とを有し、内線加入者毎に割
り当てられる論理端子番号を用いて呼処理を行う上位呼
処理制御手段と、物理端子に割り当てられた論理端子番
号を対応付けた端子変換テーブルを参照して前記上位呼
処理制御手段からの指示に基づいて前記物理端子に接続
される内線加入者を制御する下位端末制御手段を備え、
前記上位呼処理制御手段及び前記下位端末制御手段は各
々前記情報通信路によりバス接続され、異なる電子交換
機にそれぞれ収容されている内線加入者間で相互接続す
る場合、発呼者側電子交換機の上位呼処理制御手段は、
被呼者側電子交換機から前記情報通信路を介して被呼者
の加入者データを自記憶部にコピーし、予備の空き論理
端子に一時的に割り当て、前記被呼側電子交換機の端子
変換テーブルに登録されている論理端子番号と割り当て
られた前記予備の空き論理端子番号の関連付けを行った
うえで、前記予備の空き論理端子番号を用いて発呼者側
電子交換機が呼処理制御を行い、前記被呼側電子交換機
の下位端末制御手段に呼制御結果を伝送して制御するこ
とを特徴とする。
は、前記情報通信路に接続された全ての電子交換機に収
容される内線加入者の加入者位置情報を記憶したデータ
ベース装置を有し、前記発呼者側電子交換機の上位呼処
理制御手段は当該発呼が自電子交換機外への接続と判断
した場合に前記情報通信路を介して前記データベース装
置に対して問い合わせを行い、前記データベース装置か
ら前記被呼者の位置情報を取得して前記予備の空き論理
端子のひとつに割り当てる手段を有する。
は、前記電子交換機の上位呼処理制御手段は、前記情報
通信路を介して複数の相手電子交換機に対して同時放送
で制御情報を送信する。
記上位呼処理制御部は複数の相手電子交換機に対して同
時放送で呼処理制御情報の送信を行う手段を有する。
る。図１は本発明の一実施例を示すブロック図である。
電子交換機１および２は、接続，転送などの呼サービス
を司る上位呼処理制御部１−３，２−３と、端末の発呼
検出，表示制御などを司る下位端末制御部１−４，２−
４から構成され、上位呼制御部１−３，２−３、下位端
末制御部１−４，２−４および収容位置データベース装
置５は互いに情報通信路６によってメッセージ通信を行
うことができる。上位呼制御部１−３，２−３と下位端
末制御部１−４，２−４間の内線加入者に関する呼制御
情報は、上位呼制御部１−３，２−３内で任意に割り振
られた論理ポート番号に対して行われ、論理ポート番号
から実収容位置への変換は、下位端末制御部１−４，２
−４内において端子変換テーブル１−５，２−５により
行われる。上位呼制御部１−３，２−３は、自電子交換
機内の内線加入者に対応して割り当られている論理ポー
ト以外に、空きの論理ポートおよびその呼制御を行うこ
とができる。収容位置データベース装置５は情報通信路
６により接続されたすべての電子交換機１，２の加入者
番号とその番号が何れの電子交換機に収容されているか
を知ることができるデータベースを持ち、これを検索す
る機能を有する。また、電子交換機１および２は、通話
路７により相互に通話路を接続することができる。
ージの形式を示す図である。受信者アドレスに予め決め
られた同報のための特定のアドレス（例えば“００”）
を設定することにより、全受信者に対して内線加入者の
空き、話中などの状態情報を同報でメッセージを送るこ
とができる。
線加入者８が発呼し、内線加入者９の番号をダイヤルし
た場合、電子交換機の上位呼制御部１−３は、自制御部
内の記憶装置の加入者データベースを参照してダイヤル
された番号が自局内であることを識別し、従来通りの通
常の内線呼び出し内線相互接続処理を行い内線加入者
８、９間の接続を行う。
者１０の番号をダイヤルした場合、電子交換機１の上位
呼制御部１−３は、自制御部内の記憶回路のデータベー
スを参照してダイヤルされた番号が自局内ではないこと
を識別し、次に収容位置データベース装置５に対してこ
の番号の収容位置の問合わせメッセージを送る。収容位
置データベース装置５は自装置内のデータベースを検索
してこの番号が電子交換機２の内線加入者であることを
電子交換機１の上位制御部１−３に対して通知する図２
に示すメッセージＭを送る。電子交換機１の上位制御部
１−３は電子交換機２の上位制御部２−３に対して図２
に示す内線加入者１０の制御権の要求メッセージＮを送
る。電子交換機２の上位制御部２−３は、要求された内
線加入者１０が空き状態であれば制御権を与えると同時
に、この加入者１０の加入者データのコピーを図２に示
すメッセージＰで送る。電子交換機１の上位制御部１−
３は予め備える空き論理ポート群の１つのポートに内線
加入者１０を割当て、電子交換機２の上位呼処理制御部
２−３から受け取った加入者１０の加入者データをコピ
ーし、つぎに該論理ポートへの呼制御が内線加入者１０
に対して行われるように、電子交換機２の下位端末制御
部２−４に対して図３に示す端子変換テーブル２−５の
変更要求メッセージＱを送る。下位端末制御部は図３に
示す端子変換テーブル１−５，２−５を内部に持ち、加
入者の発呼検出などの情報は、本テーブルを参照して物
理端子番号から論理端子番号に読み変えて上位呼処理制
御部に対して送出する。また上位呼処理制御部からの呼
出信号送出などの制御は、本テーブルを参照して論理端
子番号から物理端子番号に読み換えてからこの物理端子
に対して制御を行う。
部１−３は内線加入者１０を自局内の加入者と等価に制
御することが可能となり、通常の自局内の加入者呼び出
しおよび内線相互接続処理を行って、内線加入者８から
内線加入者１０への局間加入者接続を行うことができ
る。また、上位呼処理制御部１−３，２−３は、内線加
入者の空き、話中などの状態変化に応じて、その状態情
報を同報メッセージで送出する。これにより局間にまた
がる話中表示盤、マルチラインなどのサービス制御を行
う。
線相互接続について説明したが、交換機が三つ以上接続
されている場合、または、その他のサービスにおいても
同様な方法で実現することができる。
立した交換機を通話路情報路と通話路とにより接続する
ことにより大容量の交換機を実現することができ、各交
換機を分散設置することにより加入者配線の簡素化が計
れる。また、自局外の加入者を仮想的に自局内端末とみ
なすことにより自局内の交換サービスをそのまま交換機
間にまたがって提供することができる。
理ポート分の容量の処理機能とデータベースのみを備え
れば良く、またその予備の論理ポート数は、実ポート数
と同じあるいはそれ以下の数で十分であり、交換機同士
を接続したネットワーク全体の規模に左右されないで済
む。
が論理ポート番号により通信を行っていることにより、
各交換機に収容された内線の数、および交換機の数に制
限されることなく、その制限を行うことができる。さら
に、同時放送通信によってマルチラインなどのグループ
サービスの提供が容易となるという効果がある。
示す図である。
ブルの構成を示す図である。
Claims (3)
- 【請求項１】 制御情報を伝送する情報通信路と音声及
びデータを伝送する通話路を介して接続される複数の電
子交換機は、 自電子交換機の加入者データを管理する記憶部と、収容
内線加入者分の論理端子以外に少なくとも１以上の予備
の空き論理端子とを有し、内線加入者毎に割り当てられ
る論理端子番号を用いて呼処理を行う上位呼処理制御手
段と、 物理端子に割り当てられた論理端子番号を対応付けた端
子変換テーブルを参照して前記上位呼処理制御手段から
の指示に基づいて前記物理端子に接続される内線加入者
を制御する下位端末制御手段を備え、 前記上位呼処理制御手段及び前記下位端末制御手段は各
々前記情報通信路によりバス接続され、 異なる電子交換機にそれぞれ収容されている内線加入者
間で相互接続する場合、発呼者側電子交換機の上位呼処
理制御手段は、被呼者側電子交換機から前記情報通信路
を介して被呼者の加入者データを自記憶部にコピーし、
予備の空き論理端子に一時的に割り当て、前記被呼側電
子交換機の端子変換テーブルに登録されている論理端子
番号と割り当てられた前記予備の空き論理端子番号の関
連付けを行ったうえで、前記予備の空き論理端子番号を
用いて発呼者側電子交換機が呼処理制御を行い、前記被
呼側電子交換機の下位端末制御手段に呼制御結果を伝送
して制御することを特徴とする電子交換機の制御方式。 - 【請求項２】 前記情報通信路に接続された全ての電子
交換機に収容される内線加入者の加入者位置情報を記憶
したデータベース装置を有し、前記発呼者側電子交換機
の上位呼処理制御手段は当該発呼が自電子交換機外への
接続と判断した場合に前記情報通信路を介して前記デー
タベース装置に対して問い合わせを行い、前記データベ
ース装置から前記被呼者の位置情報を取得して前記予備
の空き論理端子のひとつに割り当てる手段を有すること
を特徴とする請求項１記載の電子交換機の制御方式。 - 【請求項３】前記電子交換機の上位呼処理制御手段は、
前記情報通信路を介して複数の相手電子交換機に対して
同時放送で制御情報を送信することを特徴とする請求項
１または２記載の電子交換機の制御方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27217192A JP3533612B2 (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | 電子交換機の制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27217192A JP3533612B2 (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | 電子交換機の制御方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06189351A JPH06189351A (ja) | 1994-07-08 |
| JP3533612B2 true JP3533612B2 (ja) | 2004-05-31 |
Family
ID=17510066
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27217192A Expired - Lifetime JP3533612B2 (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | 電子交換機の制御方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3533612B2 (ja) |
-
1992
- 1992-10-12 JP JP27217192A patent/JP3533612B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06189351A (ja) | 1994-07-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4821034A (en) | Digital exchange switch element and network | |
| EP0228204B1 (en) | Architecture for distributed control telecommunication switching systems | |
| JP2635163B2 (ja) | 網サービス提供方法 | |
| JPH04291858A (ja) | メールセンタ管理方式 | |
| JPS60240260A (ja) | 電話通信方式 | |
| US5841839A (en) | Integrated telephone switching apparatus for fully integrating multiple business telephone systems with a single voice mail system | |
| US5805690A (en) | Method of distributed call control in a distributed transit PBX system | |
| JP3712454B2 (ja) | 分割されたプロセッサを持つ単一段電話通信スイッチ | |
| JP3533612B2 (ja) | 電子交換機の制御方式 | |
| JP4119283B2 (ja) | 交換ネットワークシステムとその電話交換装置及びボイスメール装置 | |
| JPH09214601A (ja) | 交換システムの中に組み込まれた多数の無線スイッチユニット | |
| JP2983369B2 (ja) | パケット交換網における代表番号接続方式 | |
| JP2000209230A (ja) | Ｌａｎ電話のグル―プ着信方法及び方式 | |
| JP2737258B2 (ja) | 加入者無線通信システムにおける着信転送方式 | |
| JP2635579B2 (ja) | 情報通信システム | |
| JPH0752901B2 (ja) | 着信拒否方式 | |
| JPS60113564A (ja) | ト−キ−選択送出方式 | |
| JPH0124461B2 (ja) | ||
| JPH0583381A (ja) | 局線着信接続制御方式 | |
| JP3251227B2 (ja) | 共通線信号中継交換機 | |
| JP3422572B2 (ja) | Ｉｓｄｎ交換機のマルチポイント制御方法 | |
| JP3216898B2 (ja) | 加入者回線制御装置 | |
| JP3142047B2 (ja) | 収容替え加入者への呼設定方法 | |
| JPH05300249A (ja) | 音声同報通信方式 | |
| JPH0722287B2 (ja) | 分散形同報方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030311 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20031225 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040227 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080319 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090319 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090319 Year of fee payment: 5 |
|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090319 Year of fee payment: 5 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100319 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100319 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110319 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110319 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120319 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319 Year of fee payment: 9 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319 Year of fee payment: 9 |