JPH09214601A

JPH09214601A - 交換システムの中に組み込まれた多数の無線スイッチユニット

Info

Publication number: JPH09214601A
Application number: JP8332608A
Authority: JP
Inventors: Bruce Merrill Bales; エム．ベイルズブルース
Original assignee: LE-SENTO TECHNOL Inc; Lucent Technologies Inc
Current assignee: LE-SENTO TECHNOL Inc; Nokia of America Corp
Priority date: 1995-12-13
Filing date: 1996-12-13
Publication date: 1997-08-15
Anticipated expiration: 2016-12-13
Also published as: DE69619638D1; EP0779758A3; EP0779758A2; US5781854A; DE69619638T2; ES2170212T3; CA2189281A1; EP0779758B1; AU7424796A; JP3482311B2; CA2189281C

Abstract

(57)【要約】【課題】本件発明は個人通信サービス・システムにお
いて、電気通信交換システムの中に個人通信システムを
組み込む技術を提供する。【解決手段】本件発明のＰＣＳスイッチは物理的およ
び論理的の両方において交換システムの中に統合化され
る。物理的には、交換システムの通信の制御およびデー
タ媒体に対する接続においてリンク・インタフェースを
エミュレートし、論理的にはその交換システムの動作を
制御している制御プロセッサによってあたかも各ＰＣＳ
スイッチが個々の局のセットのうちの１つのセットであ
るかのように通信する。各ＰＣＳスイッチには一組の無
線セットが割り当てられており、各無線セットは特徴的
な電話番号を持ち、それを交換システムの制御プロセッ
サが通信媒体上の物理的な位置によって識別する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の分野】本発明は個人通信サービス・システムに
関し、特に、電気通信交換システムの中に個人通信シス
テムを組み込むことに関する。

【０００２】

【発明の背景】従来の技術においては、個人通信サービ
ス（ＰＣＳ）システム（無線システムとも呼ばれる）を
中央局（ローカル交換局とも呼ばれる）に対して、ある
いは業務用電気通信交換システム（ＰＢＸとも呼ばれ
る）に対して、見かけの回線接続(line appearance con
nection)と呼ばれているものを使って接続することは周
知である。見かけ上の回線接続においては、ＰＣＳシス
テムに接続できる各無線セットは特徴的な電話番号およ
びその交換システム上の電話リンクを備えている。ＰＣ
Ｓシステムはこれらの各電話リンクを終了し、そして電
話リンク上で受信されている呼出しに対して応答し、そ
の呼出しをその電話リンクに対して割り当てられている
無線セットに対して接続する。無線セットが電話の呼出
しを発信すると、ＰＣＳシステムはその発信側の無線セ
ットに割り当てられている電話リンク上で交換システム
に対して呼出しを発信する。この見かけの回線接続法の
主な利点は、電話のすべての機能が既存の商用交換シス
テムによって提供されることである。さらに、交換シス
テムは、無線セットによって発信された呼出しに関係付
けられる電話料金の必要な請求および記録を提供する。

【０００３】しかし、見かけの回線接続法には、いくつ
かの問題点がある。無線セットの数が少ない場合、見か
け回線接続法は物理的な筐体、電源などを備えている別
々のＰＣＳシステムを必要とするという問題がある。結
果として、無線セットの数が少ない場合、見かけの回線
接続法は比較的高価に付く。さらに、無線セットの数が
増えてくるにつれて、アクティブな無線セットがＰＣＳ
システム経由でその専用の電話リンクに接続できるよう
にするために、ＰＣＳシステムの交換機能を増強するこ
とが必要である。このために、ＰＣＳシステムは音声お
よびデータの交換のために大容量のネットワークを備え
ている必要がある。また、見かけの回線接続法はリンク
の交換システム側において１つのリンク・インタフェー
スを必要とし、各無線ハンドセットに対するリンクのＰ
ＣＳシステム側において１つのリンク・インタフェース
を必要とする。その結果、交換システム側およびＰＣＳ
システム側の両方のリンク・インタフェースに多額の費
用がかかることになる。

【０００４】そこで必要になるのは、少数の無線セット
から多数の無線セットまで、見かけの回線接続法を利用
しているＰＣＳシステムを経済的に増やす方法である。

【０００５】

【発明の概要】前記の問題点は、１つまたは複数のＰＣ
Ｓスイッチを交換システムの中に埋め込むことによって
解決され、この分野の技術の進歩が達成される。ＰＣＳ
スイッチは物理的および論理的の両方において交換シス
テムの中に統合化される。有利なことには、その交換シ
ステムは複雑な交換操作を実行する。物理的には、各Ｐ
ＣＳスイッチは、交換システムの通信の制御およびデー
タ媒体に対するその接続において、リンク・インタフェ
ースをエミュレートする。論理的には、各ＰＣＳスイッ
チ・ユニットはその交換システムの動作を制御している
制御プロセッサによって、あたかも各ＰＣＳスイッチが
個々の局のセットのうちの１つのセットであるかのよう
に通信する。各ＰＣＳスイッチには一組の無線セットが
割り当てられている。各無線セットは特徴的な電話番号
を持ち、それを交換システムの制御プロセッサが通信媒
体上の物理的な位置によって識別する。

【０００６】特定の無線セットに対して入ってきた呼出
しを受信した時、制御プロセッサは、制御プロセッサが
信じているものが付加されているステーション・セット
であるとエミュレートしているＰＣＳスイッチに対し
て、その呼出しの音声および制御情報を導く。その無線
セットが割り当てられたＰＣＳスイッチに付加されてい
る基地局上で登録されていた場合、割り当てられたＰＣ
Ｓスイッチ、及びその無線セットと制御プロセッサとの
間の通信を直接に扱っているＰＣＳスイッチとによっ
て、その呼出しが基地局を経由して完了される。さら
に、ＰＣＳスイッチは、その基地局と交換システムの交
換ネットワークの通信媒体との間で音声部分を接続する
ための内部ネットワークを提供する。その無線セットが
割り当てられたＰＣＳスイッチ以外の別のＰＣＳスイッ
チに対して接続されている基地局に登録されていた場
合、その割り当てられたＰＣＳスイッチはその呼出しの
制御情報をその制御プロセッサから受信し、この情報を
他のＰＣＳスイッチへ通信する。次に、その割り当てら
れたＰＣＳスイッチが制御プロセッサと他のＰＣＳスイ
ッチとの間で交換されつつあるすべての制御情報を中継
し続ける。割り当てられたＰＣＳスイッチは、他のＰＣ
Ｓスイッチに対し、その呼出しの音声部分または回路交
換データ部分のためのネットワーク接続情報を送信す
る。他のＰＣＳスイッチはこのネットワーク接続情報に
応答して、基地局経由でその無線セットを交換システム
の交換ネットワークに接続する。無線セットが呼出しを
発信する時、同様な動作が実行される。

【０００７】無線セットがシステムに対して追加される
時、追加のＰＣＳスイッチがその交換システムに挿入さ
れる。ＰＣＳスイッチはその交換システムの通信媒体上
でそれら自身の間で制御情報を通信するので、ＰＣＳス
イッチ間の通信が物理的に提供されている。さらに、音
声または回路データの交換はその交換システムの交換ネ
ットワークによって行なわれ、無線セットの数が増えて
もＰＣＳの追加の交換機能は不要である。無線セットの
数が少ない場合、その交換システムに挿入される必要が
あるＰＣＳスイッチは１つだけで済む。従って、追加の
物理的な筐体、電源などは不要である。このことは本発
明によって無線セットの数を少数から非常に多い数へ経
済的な方法で増やすことができることを意味する。

【０００８】本発明の上記の利点および他の利点および
特徴は図面と一緒に本発明の説明的な次の実施例の記述
から明らかとなる。

【０００９】

【発明の詳細な記述】図１は本発明の最初の実施例を示
している。交換システム１００は中央局または業務電気
通信交換システムであってよい。交換システム１００は
ＡＴ＆Ｔによって製造されているDefinity(R) 業務電気
通信交換システムが有利である。交換システム１００は
交換システム１００の制御、管理、および保守の操作を
提供する制御コンピュータ１０１を含んでいる。ネット
ワーク１０２はその上で終端しているＴＤＭバス１０３
などの複数のＴＤＭバスを備えている。しかし、図１に
はＴＤＭバス１０３だけが示されている。制御コンピュ
ータ１０１はＬＡＮバス１０４上で情報の送受信を行な
う。交換システム１００は印刷回路カードのキャリアま
たはラックを使って物理的に構築されている。これらの
印刷回路カード・キャリアの中に物理的に挿入されるの
は、制御コンピュータ１０１およびネットワーク１０２
以外に、ＢＲＩリンク・インタフェース１０７−１０９
およびＰＣＳスイッチ１１１−１１２が搭載された印刷
回路カードである。各ＰＣＳスイッチは単独の印刷回路
カード上に取り付けられている。各印刷回路カード上に
は１２のＢＲＩインタフェースがある。内部に記憶され
ている管理テーブルを使って、制御コンピュータ１０１
はＢＲＩステーション・セットを、１つのキャリアの内
部の物理的な場所に割り当てられている特定のＢＲＩリ
ンク・インタフェースに関連付ける。例えば、外部呼出
しがＢＲＩステーション・セット１０６に対して受信さ
れた場合、制御コンピュータ１０１はこの入ってきた呼
出しに応答して、ＬＡＮバス１０４を経由してセットア
ップ・メッセージをＢＲＩリンク・インタフェース１０
７へ送信する。ＢＲＩリンク・インタフェース１０７は
そのメッセージをＢＲＩステーション・セット１０６へ
中継する。ＢＲＩステーション・セット１０６のユーザ
がその呼出しに答えると、ＢＲＩステーション・セット
１０６はＢＲＩリンク・インタフェース１０７およびＬ
ＡＮバス１０４を経由して接続メッセージを制御コンピ
ュータ１０１へ送信する。制御コンピュータ１０１はＬ
ＡＮバス１０４を経由して送信された接続確認メッセー
ジによって、ＢＲＩリンク１０７に対して応答する。そ
の接続確認メッセージはＢＲＩリンク・インタフェース
１０７およびＢＲＩステーション・セット１０６に相互
接続しているＢＲＩリンクの２つのＢチャネルのうちの
どれが使われるべきかを規定する。さらに、制御コンピ
ュータ１０１はＴＤＭバス１０３上の制御チャネルを経
由してタイムスロット情報を送信する。そのタイムスロ
ット情報はＢＲＩリンク・インタフェース１０７に対し
て、ＴＤＭバス１０３上で音声または回路データを受信
および送信するタイムスロットを規定する。ＴＤＭバス
１０３はデュアル２５６タイムスロット並列バス（合計
５１２個のタイムスロット）である。その制御チャネル
はＴＤＭバス１０３上のすべてのフレームの最初の５つ
のタイムスロットの中に実装されている。ＢＲＩリンク
・インタフェース１０７は、そのタイムスロット情報に
応答して、指定されたタイムスロット上で情報を送信お
よび受信する。入ってきた呼出しは制御コンピュータ１
０１によってネットワーク１０２を通してＴＤＭバス１
０３に接続されていた別のＴＤＭバス上で受信されたも
のである。交換システム１００はプライマリ・レート・
インタフェース（ＰＲＩ）リンクまたはアナログ回線な
どの各種のトランクをサポートすることができる。

【００１０】ＰＣＳスイッチの動作を理解するために、
次の例を考える。無線セット１１３によって利用される
電話番号が、ＰＣＳスイッチ１１４によってエミュレー
トされる仮想ＢＲＩリンク・インタフェースに対して、
制御コンピュータ１０１によって割り当てられていると
仮定する。ＢＲＩステーション・セット１０７が呼出し
を無線セット１１３に対して発信すると、制御コンピュ
ータ１０１は、宛先の電話番号を指定するＢＲＩステー
ション・セット１０６から受信されたセットアップ・メ
ッセージに対して応答し、ＰＣＳスイッチ１１１に対し
てＬＡＮバス１０４経由でセットアップ・メッセージを
回送する。無線セット１１３がＰＣＳスイッチ１１１上
の基地局１１４を経由して登録されていた場合、ＰＣＳ
スイッチ１１１はそのセットアップ・メッセージを無線
セットが受付け可能なフォーマットで無線セット１１３
に対して回送する。無線セット１１３のユーザがＢＲＩ
ステーション・セット１０６からの呼出しに応答する
時、無線セット１１３は基地局１１４とＢＲＩリンク１
２３を経由して接続メッセージをＰＣＳスイッチ１１１
に対して送信する。ＰＣＳスイッチ１１１はこの接続メ
ッセージを制御コンピュータ１０１へ送信する。制御コ
ンピュータ１０１はＬＡＮバス１０４およびＢＲＩリン
ク・インタフェース１０７を経由してＢＲＩステーショ
ン・セット１０６に対してそのセットアップ・メッセー
ジを中継する。その接続メッセージはＢＲＩリンク・イ
ンタフェース１０７に対して、ＢＲＩステーション・セ
ット１０６との間で音声情報を通信するために利用され
るＢチャネルを規定する。さらに、制御コンピュータ１
０１はＴＤＭバス１０３上の制御チャネルを経由して、
ＴＤＭバス１０３上で音声情報を受け取るか、あるいは
音声情報を送信するためにＢＲＩリンク・インタフェー
ス１０７によって利用されるタイムスロットを送信す
る。さらに、無線セット１１３からの接続メッセージに
応答して、制御コンピュータ１０１は接続確認メッセー
ジをＰＣＳスイッチ１１１に対して送り返す。また、制
御コンピュータ１０１はＴＤＭバス１０３の制御チャネ
ルを経由してＰＣＳスイッチ１１１に対して受信および
送信のタイムスロットを送信する。ＰＣＳスイッチ１１
１はこの制御情報を利用して、基地局１１４、ＢＲＩリ
ンク１２３およびＰＣＳスイッチ１１１を経由して、Ｔ
ＤＭスイッチ１０３に対して無線セット１１３からの通
話経路を設定する。

【００１１】次に、この例の拡張を考える。無線セット
１１３が基地局１１９上で登録されていると仮定する。
各ＰＣＳスイッチは無線セットの電話番号を個々のＰＣ
Ｓスイッチに対して割り当てることに関して、無線セッ
トの電話番号を定義している割り当てテーブルを備えて
いる。図５はそのような割り当てテーブルを示してい
る。無線セット１１３が基地局１１９上で登録される
時、ＰＣＳスイッチ１１２はその割り当てテーブルをル
ックアップし、無線セット１１３がＰＣＳスイッチ１１
１に対して割り当てられていることを知る。ＰＣＳスイ
ッチ１１２はＬＡＮバス１０４を経由して、無線セット
１１３がＰＣＳスイッチ１１２上で現在登録されている
ことを示しているメッセージをＰＣＳスイッチ１１１に
対して送信する。ＢＲＩステーション・セット１０６が
セットアップ・メッセージの送信によって無線セット１
１３に対して呼出しを行なった場合、制御コンピュータ
１０１はそのセットアップ・メッセージに応答してこの
メッセージをＰＣＳスイッチ１１１に対して回送する。
ＰＣＳスイッチ１１１はそのアクティブ・テーブル（図
４）からステーション・セット１１３が現在ＰＣＳスイ
ッチ１１２上に登録されていることを知る。次に、ＰＣ
Ｓスイッチ１１１はＬＡＮバス１０４を経由してＰＣＳ
スイッチ１１２に対してそのセットアップ・メッセージ
を中継する。ＰＣＳスイッチ１１２は、この中継のセッ
トアップ・メッセージに応答して基地局１１９経由で無
線セット１１３に対してセットアップ・メッセージを送
信する。無線セット１１３のユーザがその呼出しに応答
すると、無線セット１１３は基地局１１９経由でＰＣＳ
スイッチ１１２に対して接続メッセージを送信する。Ｐ
ＣＳスイッチ１１２はこの接続メッセージに応答して制
御コンピュータ１０１に対してその接続メッセージを中
継するＰＣＳスイッチ１１１に対して接続メッセージを
送信する。制御コンピュータ１０１はそのＰＣＳスイッ
チ１１１の接続メッセージに対して接続確認によって応
答する。制御コンピュータ１０１から接続確認を受け取
ると、ＰＣＳスイッチ１１１はこの接続確認メッセージ
をＰＣＳスイッチ１１２に対して中継する。また、制御
コンピュータ１０１はＴＤＭバス１０３の制御チャネル
を経由して受信および送信のタイムスロットの番号もＰ
ＣＳスイッチ１１１に対して送信する。そのタイムスロ
ット情報を受信すると、ＰＣＳスイッチはこの情報をＰ
ＣＳスイッチ１１２に対して送信する。ＰＣＳスイッチ
１１２はその受信および送信のタイムスロット番号に応
答して、無線セット１１８とＴＤＭバス１０３との間の
接続を確立する。

【００１２】次に前の例の拡張として無線セット１１３
が基地局１１４とＰＣＳスイッチ１１１を経由してアク
ティブな呼出しに関与する場合を考える。無線セット１
１３は物理的に移動し、基地局１１９との通信を開始す
る。無線セット１１３はセットアップ・メッセージをＰ
ＣＳスイッチ１１２に対して送信することによって、ハ
ンドオフ手順を開始する。他の無線プロトコルを使うと
有利な場合もある。そのセットアップ・メッセージはハ
ンドオフが発生していることを指定する。ＰＣＳスイッ
チ１１２は自分の割り当てテーブルを調べ、無線セット
１１３の電話番号がＰＣＳスイッチ１１１に対して割り
当てられていることを知る。この情報に基づいて、ＰＣ
Ｓスイッチ１１２はＰＣＳスイッチ１１１に対してメッ
セージを送信し、無線セット１１３がハンドオフ操作を
実行したことをＰＣＳスイッチ１１２に対して知らせ
る。次に、ＰＣＳスイッチ１１１はＰＣＳスイッチ１１
２に対して受信および送信のタイムスロット番号を送り
返す。ＰＣＳスイッチ１１２はこのタイムスロット情報
を利用して基地局１１９経由で無線セット１１３とＴＤ
Ｍバス１０３との間の通話経路を確立する。ＰＣＳスイ
ッチ１１１は無線セット１１３が現在ＰＣＳスイッチ１
１２上でアクティブであることを記録し、制御コンピュ
ータ１０１から受信されたすべての制御メッセージをＰ
ＣＳスイッチ１１２に対して送信する。無線セット１１
３がＰＣＳスイッチ１１２上での登録の前に、ＰＣＳス
イッチ１１１および１１２以外の別のＰＣＳスイッチ上
で登録されていた場合、ＰＣＳスイッチ１１１はその他
のＰＣＳスイッチに対してＰＣＳスイッチ１１２上での
登録を知らせることになる。

【００１３】図２はＰＣＳスイッチ１１１をさらに詳細
に示している。スイッチ・プロセッサ２０１はＰＣＳス
イッチ１１１の全体的な制御を提供する。ＰＣＳスイッ
チ１１１は内部のＬＡＮバス２０８、内部のＴＤＭバス
２０９、およびＳＣＯＴＣＨ回路２０７を含んでいる内
部交換ネットワークを備えている。この内部ネットワー
クはネットワーク・プロセッサ２０２によって制御され
る。ネットワーク・プロセッサ２０２は内部のＬＡＮバ
ス２０８を経由して、ＢＲＩリンク・インタフェース２
０４−２０６に対してタイムスロット情報を送信する。
ＳＣＯＴＣＨ回路２０７はケーブル２１３を経由して制
御される。ネットワーク・プロセッサ２０２は内部ネッ
トワークの内部動作を制御し、スイッチ・プロセッサ２
０１とＢＲＩリンク・インタフェース２０４−２０６と
の間でメッセージを通信する。ネットワーク・プロセッ
サ２０２はＬＡＮインタフェース２０３を経由して情報
を受信および送信する。スイッチ・プロセッサ２０１は
ＬＡＮインタフェース２１１および「サニティ・アンド
・コントロール・インタフェース」（ＳＡＫＩ）２１２
を経由してＬＡＮバス１０４およびＴＤＭバス１０３と
通信し、メッセージを受信する。ＳＣＯＴＣＨ回路２０
７は内部のＴＤＭバス２０９とＴＤＭバス１０３との間
で音声および回路交換データの通信を制御する交換コン
ファレンサであり、また、コンセントレーション・ハン
ドラである。ＬＡＮインタフェース、ＳＡＫＩインタフ
ェース、およびＳＣＯＴＣＨ回路の詳細は米国特許第
３，３１１，５７６号および５，３２９，５７９号の中
で与えられている。それらの特許は参照によってここに
組み込まれている。ＳＡＫＩインタフェース２１２はＴ
ＤＭバス１０３の制御チャネル上で受信および送信する
ためにスイッチ・プロセッサ２０１によって利用され
る。

【００１４】ＰＣＳスイッチ１１１は２４のＢＲＩステ
ーション・セットを有利にエミュレートすることができ
る。従って、ＰＣＳスイッチ１１１に対して２４の無線
セットの電話番号を割り当てることができる。さらに、
ＰＣＳスイッチ１１１は１２のＢＲＩリンク・インタフ
ェースを備えることができる。この分野の技術に熟達し
た人であれば、割り当てられた無線セットの電話番号の
数およびＢＲＩリンク・インタフェースの数を増減でき
ることは容易に分かる。

【００１５】前の例で無線セット１１３が基地局１１４
を経由してＰＣＳスイッチ１１１上で登録された場合を
考える。基地局１１４はＢＲＩリンク・インタフェース
２０４上でターミネートされているＢＲＩリンク１２３
を経由して、ＰＣＳスイッチ１１１に対して接続されて
いる。スイッチ・プロセッサ２０１がＬＡＮインタフェ
ース２１１を経由してＬＡＮバス１０４から入ってくる
呼出しを示しているセットアップ・メッセージを受信す
ると、スイッチ・プロセッサ２０１はまず無線セット１
１３がＰＣＳスイッチ１１１に対して付加されている基
地局１１４−１１７のどれかの上で登録されているかど
うかを確認する。無線セット１１３は基地局１１４上に
登録されているので、スイッチ・プロセッサはネットワ
ーク・プロセッサ２０２、ＬＡＮインタフェース２０
３、内部ＬＡＮバス２０８、およびＢＲＩリンク・イン
タフェース２０４を経由して、セットアップ・メッセー
ジを無線セット１１３に対して送信する。接続メッセー
ジが無線セット１１３から送り返されてくると、スイッ
チ・プロセッサ２０１はＬＡＮインタフェース２１１お
よびＬＡＮバス１０４を経由して、制御コンピュータ１
０１に対してこの接続メッセージを送信する。制御コン
ピュータ１０１から受信された接続確認メッセージは、
セットアップ・メッセージに対して詳しく説明したのと
同じ経路を経由して無線セット１１３に対して回送され
る。制御コンピュータ１０１がＴＤＭバス１０３の制御
チャネルを経由して受信および送信のタイムスロット番
号を送信すると、ＳＡＫＩインタフェース２１２がこの
情報を受信し、それをスイッチ・プロセッサ２０１へ転
送する。スイッチ・プロセッサ２０１はそのタイムスロ
ット情報に応答して内部ＴＤＭバス２０９とＴＤＭバス
１０３との間の経路を確立するために、ケーブル２１３
を経由してＳＣＯＴＣＨ回路２０７をイネーブルするよ
うにネットワーク・プロセッサ２０２を制御する。ま
た、ネットワーク・プロセッサ２０２は、ＬＡＮインタ
フェース２０３を経由して内部ＬＡＮバス２０８上でメ
ッセージを送信することによって、無線セット１１３と
の間で通信している情報のために利用できるタイムスロ
ットについてＢＲＩリンク・インタフェース２０４にも
知らせる。個々のＰＣＳスイッチに対して基地局を接続
するためにＢＲＩリンクが利用されたが、この分野の技
術に熟達した人であれば、これらのリンクがＰＲＩリン
クあるいは別のプロトコルを使っているリンクであって
もよいことは容易に分かる。

【００１６】図３は図２のスイッチ・プロセッサ２０１
のソフトウェア・アーキテクチャを示している。図３に
示されているアーキテクチャは米国特許第５，１５９，
５９４号および第５，３８６，４６６号の中で詳細に説
明されている。これらの特許は参照によってここに組み
込まれている。ローカル・エンジェル３０３によってネ
ットワーク・プロセッサ２０２とＬＡＮインタフェース
２１１との間で転送される情報は、この２つの組み込ま
れた特許の中で記述されているのと同じ方法で扱われ
る。ＳＡＫＩインタフェース２１２からの情報はローカ
ル・エンジェル３０３によってメッセージに組み立てら
れ、ソフトウェア層３１０−３１５を経由して無線マネ
ージャ３０１へ送信される。ローカル・エンジェル３０
３は別のプロセッサとして示されているが、組み込まれ
ている特許の中で説明されているように、スイッチ・プ
ロセッサ２０１の中に実装されているソフトウェア・プ
ロセスである。無線マネージャ３０１は無線セットに関
する動作の実施を制御する。接続マネージャ３０２はＰ
ＣＳスイッチ１１１の内部ネットワークの接続を制御す
る。

【００１７】図４は次の情報をそのＰＣＳスイッチに対
して割り当てられている電話番号を求めるために、割り
当てられたＰＣＳスイッチによって利用されるアクティ
ビティ・テーブルを示している。カラム４０４は割り当
てられた電話番号を定義している。カラム４０６は特定
の電話番号に対してどのＰＣＳスイッチがアクティブな
ＰＣＳスイッチであるかを定義し、カラム４０７はハン
ドオフが発生したＰＣＳスイッチを示している。カラム
４０８はその電話番号に対して割り当てられている無線
セットの呼出し状態を表し、カラム４０９は図１のＴＤ
Ｍバス１０３によって通信するためにＰＣＳスイッチに
よってどの受信および送信のタイムスロットが利用され
るかを示している。

【００１８】図５は割り当てテーブルである。各ＰＣＳ
スイッチはその電話番号が割り当てられているＰＣＳス
イッチに対する各電話番号を定義している、図５のよう
なテーブルを維持している。

【００１９】図６−図９はスイッチ・プロセッサによっ
て実行される動作の詳細を示している。判定ブロック６
０１は、実行中のＰＣＳスイッチの基地局との通信を確
立した無線セットからのメッセージが、基地局経由でＰ
ＣＳスイッチに対してメッセージを送信したかどうかを
決定する。その答えがイエスであった場合、判定ブロッ
ク６０２はそのメッセージが呼出しの発信のセットアッ
プ・メッセージであるかどうかを決定する。このタイプ
のセットアップ・メッセージはその無線セットが新しい
呼出しを起動していることを意味する。その答えがノー
であった場合、判定ブロック６０３はそのメッセージが
呼出しハンドオフのセットアップ・メッセージであるか
どうかを決定する。その答えがイエスであった場合、制
御は判定ブロック６０４へ移され、その無線セットがこ
のＰＣＳスイッチに対して割り当てられているかどうか
が決定される。割り当てられたＰＣＳスイッチは、その
無線セットが配線されたステーション・セットとして接
続されることを図１の制御コンピュータ１０１が信じて
いるスイッチである。判定ブロック６０４における決定
がノーであった場合、制御は図９のブロック９０１へ移
される。判定ブロック６０４の中の答えがイエスであっ
た場合、ブロック６０５は現在アクティブであるＰＣＳ
スイッチに対して「別のＰＣＳスイッチに対するハンド
オフを送信せよ」という中継メッセージを送信する。現
在アクティブなＰＣＳスイッチはこのメッセージに応答
して交換システム１００に対する音声情報の通信を停止
する。現在割り当てられているＰＣＳスイッチはそれ自
身から通話経路を取り除くことによってこれを行なう。
次に、ブロック６０６は実行中のスイッチを通る通話経
路をセットアップし、図１のＴＤＭバス１０３との情報
通信を開始する。ブロック６０７は現在アクティブであ
るＰＣＳスイッチとして実行中のＰＣＳスイッチをマー
クし、そして制御を判定ブロック６０１へ戻す。

【００２０】判定ブロック６０２へ戻って、その答えが
イエスであった場合、制御は判定ブロック６０８へ移さ
れる。後者の判定ブロックは、その無線セットが実行中
のＰＣＳスイッチに対して割り当てられているかどうか
を決定する。その答えがイエスであった場合、ブロック
６０９は判定ブロック６０１へ制御を戻す前に、普通の
方法で呼出しの発信を処理する。判定ブロック６０８に
おける答えがノーであった場合、ブロック６１１はその
無線セットの割り当てられたＰＣＳスイッチを決定し、
そしてブロック６１２は割り当てられたＰＣＳスイッチ
に対して「中継確立要求」メッセージを送信する。「中
継確立要求」メッセージは、割り当てられたＰＣＳスイ
ッチが現在の実行中のＰＣＳスイッチと図１の制御コン
ピュータ１０１との間でメッセージを通信ができるよう
にするメッセージ経路をセットアップする。次に、判定
ブロック６１３は「中継要求受領」メッセージが割り当
てられたＰＣＳスイッチから返ってきているかどうかを
決定する。その答えがノーであった場合、ブロック６１
７はリジェクト・メッセージをその無線セットに対して
送信する。判定ブロック６１３における答えがイエスで
あった場合、ブロック６１４は割り当てられたＰＣＳに
対してセットアップ・メッセージを中継し、そのＰＣＳ
はそのメッセージを制御プロセッサ１０１に対して中継
し、そしてブロック６１６は実行中のＰＣＳスイッチを
アクティブＰＣＳスイッチとしてマークする。

【００２１】判定ブロック６０３へ戻って、その答えが
ノーであった場合、制御は決定６１８へ移される。後者
の判定ブロックは登録メッセージが無線セットから受信
されたかどうかを決定する。その答えがノーであった場
合、判定ブロック６１９は「無線セットとの通信消失」
メッセージが基地局から受信されたかどうかを決定す
る。その答えがイエスであった場合、ブロック６２１は
「無線セットとの通信消失警報」メッセージを、割り当
てられたＰＣＳスイッチに対して送信する。ブロック６
２９は実行中のＰＣＳスイッチの内部テーブルからその
無線セットに対するすべての参照を取り除く。判定ブロ
ック６１９における答えがノーであった場合、６２２は
普通の処理を実行する。

【００２２】判定ブロック６１８へ戻って、その答えが
イエスであった場合、割り当てられたＰＣＳスイッチに
対して登録警報メッセージを送信する６２６へ制御が移
される。判定ブロック６２７は「登録警報に対する確認
メッセージ」メッセージが割り当てられたＰＣＳスイッ
チから受信されたかどうかを決定する。その答えがイエ
スであった場合、ブロック６２８はその無線セットを登
録する。判定ブロック６２７における答えがノーであっ
た場合、ブロック６２３はその無線セットに対してリジ
ェクト・メッセージを送信し、ブロック６２４は誤り回
復を実行する。

【００２３】判定ブロック６０１へ戻って、その答えが
ノーであった場合、制御は図７の判定ブロック７０１へ
移される。判定ブロック７０１は、そのメッセージが交
換システム１００からのものであるかどうかを決定す
る。その答えがイエスであった場合、それがタイムスロ
ット情報であるかどうかを、判定ブロック７０２が決定
する。その答えがイエスであった場合、ブロック７０３
がそのタイムスロット情報を割り当てられたＰＣＳスイ
ッチ（この場合も実行中のＰＣＳスイッチ）の中に格納
する。制御は判定ブロック７０４へ移され、そこでその
無線セットがその実行中のＰＣＳスイッチに対して割り
当てられているかどうかが決定される。その答えがイエ
スであった場合、ブロック７０６がそのメッセージを通
常の方法で処理する。判定ブロック７０４における答え
がノーであった場合、解放メッセージが交換システム１
００から受信されたかどうかを、判定ブロック７０７が
決定する。その答えがイエスであった場合、ブロック７
０８はその無線セットをアイドルとしてマークし、制御
をブロック７０９へ移す。ブロック７０９は、その受信
されたメッセージを中継メッセージとして現在アクティ
ブであるＰＣＳスイッチへ転送する。最後に、ブロック
７０９は図６の判定ブロック６０１へ制御を返す。

【００２４】図７の判定ブロック７０１へ戻って、その
答えがノーであった場合、制御は判定ブロック７１１へ
移される。判定ブロック７１１は別のＰＣＳスイッチか
ら中継メッセージが受信されたかどうかを決定する。そ
の答えがノーであった場合、制御は図８の判定ブロック
８０１へ移される。判定ブロック７１１における答えが
イエスであった場合、現在アクティブであるＰＣＳスイ
ッチがそのメッセージを送信したかどうかを判定ブロッ
ク７１２が決定する。その答えがイエスであった場合、
ブロック７１３はそのメッセージが割り当てられたＰＣ
Ｓスイッチから発信されたものであるかのように、その
中継メッセージを制御プロセッサ１０１へ送信する。判
定ブロック７１２における答えがノーであった場合、そ
の中継されたメッセージがハンドオフ・セットアップ・
メッセージであるかどうかを、判定ブロック７１４が決
定する。その答えがイエスであった場合、ブロック７１
９がその全セットに対するタイムスロット情報を送信中
のＰＣＳスイッチへ送る。さらに、ブロック７２１は、
現在アクティブであるＰＣＳスイッチに対して通信停止
のメッセージを送信する。ブロック７２２は図６の判定
ブロック６０１へ制御を返す前に、現在アクティブであ
るＰＣＳスイッチとしてその送信中のＰＣＳスイッチを
マークする。判定ブロック７１４における答えがノーで
あった場合、その中継されたメッセージが元のセットア
ップ・メッセージであるかどうかを、判定ブロック７１
６が決定する。その答えがイエスであった場合、ブロッ
ク７１８は制御をブロック７２２へ移す前にセットアッ
プ・メッセージを交換システム１００へ送信する。判定
ブロック７１６における答えがノーであった場合、ブロ
ック７１７は制御を図６の判定ブロック６０１へ移す前
に、誤り回復を実行する。

【００２５】図７の判定ブロック７１１へ戻って、その
答えがノーであった場合、制御は図８の判定ブロック８
０１へ移される。判定ブロック８０１は「中継確立要
求」メッセージが受信されたかどうかを決定する。その
答えがイエスであった場合、その「中継確立要求」メッ
セージの対象物である無線セットが実行中のＰＣＳスイ
ッチに対して割り当てられているかどうかを判定ブロッ
ク１０２が決定する。その答えがノーであった場合、図
６の判定ブロック６０１へ制御を移す前に、その送信中
のＰＣＳスイッチに対して「中継要求がリジェクトされ
た」メッセージをブロック８０３が送信する。判定ブロ
ック８０２における答えがイエスであった場合、ブロッ
ク８０４が「中継要求が受け付けられた」メッセージを
送信する。

【００２６】判定ブロック８０１へ戻って、その答えが
ノーであった場合、「登録警報」メッセージが受信され
たかどうかを判定ブロック８０６が決定する。このメッ
セージは無線セットが登録する時にＰＣＳスイッチによ
って割り当てられたＰＣＳスイッチに対して送信され
る。判定ブロック８０６における答えがイエスであった
場合、その無線セットが実行中のＰＣＳスイッチに対し
て割り当てられているかどうかを判定ブロック８０７が
決定する。その答えがノーであった場合、ブロック８１
１が「登録警報リジェクト」メッセージを送信中のＰＣ
Ｓスイッチに対して送り返す。判定ブロック８０７にお
ける答えがイエスであった場合、ブロック８０８は「登
録確認」メッセージを送信中のＰＣＳスイッチに対して
送信し、そして図４に示されているテーブルの中にある
送信中のＰＣＳスイッチ上にあるものとして、ブロック
８０９がその無線セットをマークする。

【００２７】判定ブロック８０６へ戻って、その答えが
ノーであった場合、制御は判定ブロック８１２へ移さ
れ、判定ブロック８１２はその受信されたメッセージが
「無線セットとの通信消失警報」メッセージであったか
どうかを決定する。その答えがイエスであった場合、そ
の無線セットが実行中のＰＣＳスイッチに対して割り当
てられているかどうかを判定ブロック８１６が決定す
る。その答えがノーであった場合、制御はブロック８１
８へ移され、ブロック８１８は「無線セットとの消失し
た通信のリジェクト」メッセージを送信中のＰＣＳスイ
ッチに対して送信する。判定ブロック８１６における答
えがイエスであった場合、ブロック８１７は「無線セッ
トとの通信の消失確認」メッセージを送信中のＰＣＳス
イッチに対して送信する。判定ブロック８１２へ戻っ
て、その答えがノーであった場合、そのメッセージが割
り当てられたＰＣＳスイッチからの「通信停止」メッセ
ージであったどうかを、定ブロック８１９が決定する。
このメッセージは現在実行中のＰＣＳスイッチからの別
のＰＣＳスイッチに対するハンドオフ中に送信される。
判定ブロック８１９における答えがノーであった場合、
ブロック８１４は任意の他のメッセージを普通の方法で
処理する。判定ブロック８１９における答えがイエスで
あった場合、ブロック８２１は実行中のＰＣＳスイッチ
を通る通話経路を取り除き、ブロック８２２は図４の中
に示されているその無線セットに対するすべての参照を
取り除く。

【００２８】図６の判定ブロック６０４へ戻って、その
答えがノーであった場合、制御は図９のブロック９０１
へ移される。判定ブロック６０４から図９のブロック９
０１への移行は、実行中のＰＣＳスイッチに対して割り
当てられていない無線セットに対して、呼出しのハンド
オフ・セットアップ・メッセージが受信されたことを意
味する。これが発生すると、実行中のＰＣＳスイッチは
割り当てられたＰＣＳスイッチにアクセスしてそのタイ
ムスロット情報を得、そのハンドオフが発生しているＰ
ＣＳスイッチをアイドルにするように、その割り当てら
れたＰＣＳスイッチに指令する。ブロック９０１は図５
の中で示されているテーブルから、その無線セットに対
して割り当てられているＰＣＳスイッチを決定する。ブ
ロック９０１は割り当てられているＰＣＳスイッチに対
して「中継確立要求」メッセージを送信する。「中継確
立要求」メッセージがその割り当てられたＰＣＳスイッ
チによって受け付けられたかどうかを判定ブロック９０
３が決定する。その答えがイエスであった場合、ブロッ
ク９０４はその無線セットから受信されたセットアップ
・メッセージを図１の制御プロセッサ１０１に対して送
信するために、その割り当てられたＰＣＳスイッチに対
して送信する。判定ブロック９０６および９０７は割り
当てられたＰＣＳスイッチからの接続メッセージ、ある
いは無線セットからの切り離しメッセージのいずれかが
受信されるのを待つ。切り離しメッセージが判定ブロッ
ク９０７によって決定された場合、ブロック９０８が割
り当てられているＰＣＳスイッチに対して「中継切り離
し」メッセージを送信し、その割り当てられているＰＣ
Ｓスイッチは、切り離しメッセージを図１の制御プロセ
ッサ１０１に対して送信し、その呼出しの発信試行を終
了する。「中継接続」メッセージが受信された場合、判
定ブロック９０７はブロック９０９へ制御を移し、ブロ
ック９０９は「中継接続確認」メッセージを制御プロセ
ッサ１０１へ送信するために、その割り当てられている
ＰＣＳスイッチに対して送信する。割り当てられている
ＰＣＳスイッチからタイムスロット・メッセージが受信
されたかどうかを判定ブロック９１１が決定する。その
答えがノーであった場合、ブロック９１４はリジェクト
・メッセージをその無線セットに対して送信し、ブロッ
ク９１６は割り当てられているＰＣＳスイッチに対して
「中継切り離し」メッセージを送信する。判定ブロック
９１１における答えがイエスであった場合、ブロック９
１２は実行中のＰＣＳスイッチを通る通話経路を確立
し、ブロック９１３はその実行中のＰＣＳスイッチを現
在アクティブであるＰＣＳスイッチとしてマークしてか
ら、制御を図６の判定ブロック９０１へ戻す。判定ブロ
ック９０３における答えがノーであった場合、ブロック
９１４および９１６が実行される。それらの動作につい
ては既に説明されている。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例をブロック図の形で示してい
る。

【図２】ＰＣＳスイッチの内部構造をブロック図の形で
示している。

【図３】ＰＣＳスイッチのスイッチ・プロセッサのソフ
トウェア構造をブロック図の形で示している。

【図４】図１のＰＣＳスイッチのスイッチ・プロセッサ
によって利用されるテーブルを示している。

【図５】図１のＰＣＳスイッチのスイッチ・プロセッサ
によって利用されるテーブルを示している。

【図６】スイッチ・プロセッサによって実行される動作
の詳細を示している。

【図７】スイッチ・プロセッサによって実行される動作
の詳細を示している。

【図８】スイッチ・プロセッサによって実行される動作
の詳細を示している。

【図９】スイッチ・プロセッサによって実行される動作
の詳細を示している。

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】第１の組の基地局、および電気通信交換
システムの動作を制御する制御プロセッサを備えている
電気通信交換システム、および、電話のリンクを経由し
て電話機セットが接続されている電話インタフェース回
路によって制御プロセッサが制御情報を通信する、その
制御プロセッサに対して接続されている通信媒体とを経
由して、割り当てられている無線セット電話機に対して
サービスを提供するための電気通信交換システムの肝要
な部分として使われる第１の無線スイッチであって、そ
の無線スイッチが、複数の基地局の第１の組に対して接続されているインタ
フェース・リンクと、その通信媒体に対して直接に接続されているインタフェ
ース回路と、その媒体およびインタフェース回路を経由して制御プロ
セッサと独占的に通信することによって、その割り当て
られている無線電話機に対する電気通信サービスを提供
するためのコントローラとを含み、そのコントローラ
が、その媒体に対するコントローラの接続においてイン
タフェース回路をエミュレートし、そして制御プロセッ
サとの通信において電話機のセットをエミュレートして
おり、そのコントローラは、通信媒体およびインタフェース回
路を経由して第２の無線スイッチに対して第１の制御メ
ッセージを通信するための、第２の無線スイッチに対し
て接続されている第２の組の基地局の１つの上で登録さ
れている割り当てられた無線電話機の１つについて、割
り当てられている無線電話機の１つに対して制御プロセ
ッサから受信された、入ってきた呼出しに対する最初の
制御メッセージに対して応答し、さらに、そのコントローラはその第２の制御メッセージ
を制御プロセッサに対して通信するための通信媒体およ
びインタフェース回路を経由して、第２の無線スイッチ
から受信されて入ってきた呼出しに対する第２の制御メ
ッセージに対して応答することを特徴とするスイッチ。
【請求項２】制御プロセッサから受信されて入ってき
た呼出しに関連しているすべての制御メッセージを第３
の無線スイッチに対して通信するために、第３の無線ス
イッチを経由して入ってくる呼出しについて、割り当て
られた無線電話機の１つが現在通信していることを示し
ている、第３の無線スイッチから通信媒体を経由して受
信された第３のメッセージに対してコントローラがさら
に応答することを特徴とする、請求項１に記載の第１の
無線スイッチ。
【請求項３】第２の無線スイッチに対して第４の制御
メッセージを送信するための第３のメッセージに対して
コントローラがさらに応答することを特徴とする、請求
項２に記載の第１の無線スイッチ。
【請求項４】第２の無線スイッチがその呼出しを放棄
するために、第４の制御メッセージに対して応答するこ
とを特徴とする、請求項３に記載の第１の無線スイッ
チ。
【請求項５】第１の組の基地局および、電気通信交換
システムの動作を制御するための制御プロセッサを備え
ている電気通信交換システム、および電話リンク経由で
電話機セットが接続されている電話インタフェース回路
と制御プロセッサが制御情報を通信する、制御プロセッ
サに対して接続されている通信媒体とを経由して、割り
当てられた無線電話機群に対してサービスを提供するた
めの、電気通信交換システムの肝要な部分として使われ
る第１の無線スイッチを制御するための方法であって、
その第１の無線スイッチが、複数の基地局の第１の組に
対して接続されているインタフェース・リンク、コント
ローラ、および通信媒体に直接に接続されているインタ
フェース回路を備えていて、その方法が、その媒体およびインタフェース回路を経由して独占的に
制御プロセッサとを通信し、媒体に対する接続において
インタフェース回路をコントローラによってエミュレー
トし、そしてコントローラによって制御プロセッサとの
その通信において電話機セットをエミュレートすること
によって、割り当てられている無線電話機に対するコン
トローラによって電気通信サービスを提供するステップ
と、第２の無線スイッチに接続されている第２の組の基地局
の１つにおいて登録されている割り当てられた無線電話
機の１つと、その割り当てられている無線電話機の１つ
に対して制御プロセッサから受信された入ってきた呼出
しに対する最初の制御メッセージに対してそのコントロ
ーラが応答することによって、その通信媒体およびイン
タフェース回路を経由して第２の無線スイッチに対して
第１の制御メッセージを通信するステップと、通信媒体およびインタフェース回路を経由して第２の無
線スイッチから受信されて入ってきた呼出しに対する第
２の制御メッセージに応答して、コントローラによって
制御プロセッサに対して第２の制御メッセージを通信す
るステップと、を含む方法。
【請求項６】第３の無線スイッチを経由して入ってき
た呼出しについて、割り当てられている無線電話機の１
つが現在通信中であることを示している、第３の無線ス
イッチからの通信媒体経由で受信された第３のメッセー
ジに対して応答し、コントローラによって第３の無線ス
イッチに対して制御プロセッサから受信されて入ってき
た呼出しに関連しているすべての制御メッセージを通信
するステップをさらに含むことを特徴とする、請求項５
に記載の方法。
【請求項７】第３のメッセージに応答して、コントロ
ーラによって第２の無線スイッチに対して第４の制御メ
ッセージを送信するステップをさらに含む、請求項６に
記載の方法。
【請求項８】第４の制御メッセージに対して第２の無
線スイッチが応答することによって、その呼出しを放棄
するステップをさらに含む、請求項７に記載の方法。