JPH0227091B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0227091B2 JPH0227091B2 JP56098703A JP9870381A JPH0227091B2 JP H0227091 B2 JPH0227091 B2 JP H0227091B2 JP 56098703 A JP56098703 A JP 56098703A JP 9870381 A JP9870381 A JP 9870381A JP H0227091 B2 JPH0227091 B2 JP H0227091B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- command
- speed
- pulse
- generated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 23
- 238000003860 storage Methods 0.000 claims description 14
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 claims description 5
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 15
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 8
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 5
- 238000009760 electrical discharge machining Methods 0.000 description 4
- 230000004044 response Effects 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H7/00—Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
- B23H7/14—Electric circuits specially adapted therefor, e.g. power supply
- B23H7/18—Electric circuits specially adapted therefor, e.g. power supply for maintaining or controlling the desired spacing between electrode and workpiece
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H7/00—Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
- B23H7/26—Apparatus for moving or positioning electrode relatively to workpiece; Mounting of electrode
- B23H7/32—Maintaining desired spacing between electrode and workpiece, e.g. by means of particulate material
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B19/00—Programme-control systems
- G05B19/02—Programme-control systems electric
- G05B19/18—Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
- G05B19/19—Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by positioning or contouring control systems, e.g. to control position from one programmed point to another or to control movement along a programmed continuous path
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Human Computer Interaction (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
- Control Of Position Or Direction (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は放電加工機の後退制御方法に係り、特
に所定形状を有する電極をワークに接近した状態
で切込方向に移動させると共に、該電極とワーク
間で放電を生じさせ該ワークに前記電極と同形の
加工を施す放電加工機に適用して好適な放電加工
機の後退制御方法に関する。 (従来の技術) 放電加工機には、ワイヤ電極を指令通路に沿つ
てワークに対し相対的に移動させて放電加工を行
なうワイヤカツト放電加工機と、所定形状の電極
をワークに接近した状態で切込方向に移動させる
と共に該電極とワーク間で放電を生じさせると共
に該電極と同形の加工を施す放電加工機とがあ
る。 第1図は上記後者の放電加工機の概略説明図で
ある。ポンチとなる電極EPはスピンドルSPによ
り支持されるとともに、図示しないサーボモータ
により矢印方向に加工送りが与えられる。又、ダ
イとなる被加工体(ワーク)WKと電極EP間に
は電源PSから通電が行なわれる。従つて、ワー
クWKと電極EP間に微小間隙を形成しながら、
該電極を加工送りすればワークWKは電極EPと
同形に加工される。そして、ワークWKには加工
パルス、エネルギー等の制御によつて容易に目的
寸法の拡大加工ができ、必要に応じて電極EPを
偏心運動させながら加工すれば任意の寸法の拡大
加工ができる。 (発明が解決しようとする課題) このような従来の放電加工機においては、電極
EPがワークWKに接触して短絡信号が発生した
ら即座に電極を後退させる必要がある。しかしな
がら、従来のサーボ制御方法では短絡信号が発生
して電極の移動方向を変えても直ちに電極EPを
後退させることができなかつた。 第2図は、従来の放電加工機のサーボ制御方式
を示すブロツク図であり、これにより従来の後退
制御の問題点について説明する。 図において101はNC指令データが穿孔され
ている紙テープ、102は制御部であり、紙テー
プ101から図示しないテープリーダをしてNC
データを読取らせると共に、読取られたNCデー
タを解読し、たとえばM,S,T機能命令等であ
れば図示しない強電盤を介して機械側へ送出し、
又移動指令Zcであれば後退のパルス分配器に出
力する。103はパルス分配器であり、移動指令
Zcに基いて公知のパルス分配演算を実行して指
令速度に応じた周波数の分配パルスPsを発する。
104は分配パルス列Psのパルス速度を該パル
ス列の発生時に直線的に加速し、又該パルス列の
終了時に直線的に減速してパルス列Piを発生する
公知の加減速回路、105は電極EPを加工送り
する直流モータ、106は直流モータが所定量回
転する毎に1個のフイードバツクパルスFPを発
生するパルスコーダ、107は誤差演算記憶部で
あり、たとえば可逆カウンタにより構成され、加
減速回路104から発生した入力パルスPiの数と
フイードバツクパルスFPとの差Erを記憶する。 尚、この誤差演算記憶部は図示の如くPiとFP
の差Erを演算する演算回路107aとErを記憶
する誤差レジスタ107bとで構成してもよい。
即ち、誤差演算記憶部107は直流モータ105
が+方向に回転しているものとすれば入力パルス
Piが発生する毎に該パルスPiをカウントアツプ
し、又フイードバツクパルスFPが発生する毎に
その内容をカウントダウンし、入力パルス数とフ
イードバツクパルス数の差Erを誤差レジスタ1
07bに記憶する。108は誤差レジスタ107
bの内容に比例したアナログ電圧を発生するDA
変換器、109は速度制御回路である。 さて、制御部102から移動指令Zcが出力さ
れればパルス分配器103はZcに基づいてパル
ス分配演算を実行して分配パルスPsを出力する。
加減速回路104はこの分配パルスPsが入力さ
れ、そのパルス速度を加減速して指令パルス列Pi
を誤差演算記憶部107に入力する。これにより
誤差レジスタ107bの内容は零でなくなるか
ら、DA変換器108から電圧が出力され、速度
制御回路109によりモータ105は駆動され、
電極EPが移動する。モータ105が所定量回転
すればパルスコーダ106からフイードバツクパ
ルスEPが発生し誤差演算記憶部107に入力さ
れ、誤差レジスタ107bには指令パルスPiの数
とフイードバツクパルスEPの数との差Erが記憶
されることになる。そして、以後誤差Erが零と
なるようにサーボ制御され、電極EPは加工送り
され目標位置に移動せしめられる。 さて、電極EPが加工送りされているとき、該
電極EPがワークに接触すると短絡信号SSが発生
する。短絡信号が発生すれば制御部102に内蔵
された後退制御部は、電極EPを後退させるべく
後退移動指令をパルス分配器103に出力する。
これによりパルス分配器103から逆方向の後退
パルスBSが発生し、誤差レジスタ107bの内
容は所定時間後に零となり、以後該後退パルスに
より電極EPは後退し、ワークとの接触が解除さ
れる。 このように、第2図の従来方式では短絡信号
SSが発生したとき、誤差レジスタ107bに残
つていると、そのパルスを全て掃き出してからで
なければ後退パルスBSは電極EPを後退させるこ
とができない。換言すれば所定時間経過して誤差
レジスタ107bの内容が零になつてはじめて電
極EPは後退を開始することになる。 又、短絡信号SSが発生しても誤差レジスタ1
07bの内容が所定時間零にならず、それが零に
なる迄電極EPは更に前進する。このため、加工
の再開が遅れ加工時間が長くなる欠点があつた。 本発明は、上記課題を解決するためになされた
もので、モータの回転により生じるパルスを監視
することにより電極の現在位置を把握しておき、
短絡信号が発生したとき直ちに電極の後退を行な
うことができる放電加工機の後退制御方法を提供
することを目的としている。 (課題を解決するための手段) 本発明によれば、移動指令信号と駆動手段によ
る実際の移動量との差を演算し記憶する誤差演算
記憶手段を備え、この誤差演算記憶手段の記憶内
容にしたがつて電極をワークに対し相対的に移動
させながら電極とワーク間で放電を生ぜしめてワ
ークに加工を施す放電加工機の後退制御方法にお
いて、前記移動指令信号のうち速度情報を速度指
令値に変換するステツプ、この速度指令値をD/
A変換してアナログ電圧を発生させることにより
モータを回転して電極を移動せしめるステツプ、
前記モータが所定量回転する毎に検出器から発生
するフイードバツクパルスをカウンタにより計数
するステツプ、このカウンタの計数値を所定周期
毎に読取るステツプ、所定周期毎に読み取つた計
数値を累積加算して前記電極の現在位置を把握す
るステツプ、後退指令が発生したときに後退速度
指令を形成するステツプ、この後退速度指令を前
記移動指令信号に代えて速度指令値に変換して前
記モータを逆転させるステツプを具備してなるこ
とを特徴とする放電加工機の後退制御方法を提供
できる。 (作用) 本発明の放電加工機の後退制御方法では、フイ
ードバツクパルスの計数値を所定周期毎に読取つ
て電極の現在位置を把握しているから、速度指令
値を零にすればモータの回転は直ちに停止できる
だけでなく、短絡信号の発生に応答して後退指令
が発生すれば、直ちに後退速度指令が形成され、
これによつてモータを逆転させるための速度指令
値を形成することができる。 (実施例) 以下、本発明の実施例を図面に従つて詳細に説
明する。 第3図は本発明に係る放電加工機の後退制御方
法の一実施例を説明する要部ブロツク図、第4図
は、第3図の制御部の詳細構成を示すブロツク図
である。尚、第2図の従来例と同一部分には同一
符号を付しその詳細な説明は省略する。 第3図において、第2図の従来例と異なる点
は、 (イ) 速度制御用データSCを速度指令値VAに変換
する指令速度発生回路201を設けている、 (ロ) 誤差レジスタ107bとDA変換器108間
を切断している。 (ハ) 指令速度発生回路201から出力された速度
指令値VAを、DA変換することにより電圧を
発生し、モータ105を駆動している、 (ニ) 電極EPの現在位置を後述するフオローアツ
プ等の手法で把握している、 点である。 さて、図中201は、制御部102から送られ
てくる速度制御用データSCを、アナログ電圧を
発生するためのDA変換器108の入力となるべ
きデータである速度指令値VAに変換する指令速
度発生回路である。この指令速度発生回路201
はモータのギヤ比その他を考慮して電極EPが指
令速度で加工送りされるようDA変換率を考慮し
た速度指令値VAを発生する。 上記指令速度発生回路201は、速度制御用デ
ータSCに対応する速度指令値を記憶するメモリ
で構成される。また上記制御部102は、第4図
に示すように、マイクロコンピユータからなる処
理部102aと、指令テープ101の指令を読み
取る読取制御部102bと、誤差レジスタ107
bの内容を読み取り、読取つた内容を符号を変え
てパルス分配器103に出力せしめる位置制御部
102cと、位置制御部102cで読取つた内容
を累積計数する現在位置カウンタ102dと、後
退制御部102eとからなる。 次に上記構成の放電加工機における後退制御方
法を説明する。 指令テープ101から電極EPの位置指令及び
速度指令が読取制御部102bにより読取られて
入力されると、制御部102の処理部102aは
速度に関する情報(加工速度、後退制御用の速
度、オーバーライト等)のうちから加工速度を指
令速度発生回路201に入力する。これにより指
令速度発生回路201は、所定の速度指令値VA
を出力し、これがDA変換器により電圧に変換さ
れた後、速度制御回路109を介してモータ10
5を回転せしめ、電極EPを指令速度で加工送り
する。 モータ105が回転し、電極EPが移動すれば
パルスコーダ106からモータ105の所定回転
毎に1個のフイードバツクパルスFPが発生する。
このフイードバツクパルスFPが発生する毎に誤
差レジスタ107bの内容は−1づつ減算されて
更新される。従つて、初期時誤差レジスタ107
bの内容が零であるとすれば、m1個のフイード
バツクパルスFPの発生により該誤差レジスタ1
07bの内容は−m1となる。この誤差レジスタ
107bの内容−m1は制御部102の位置制御
部102cにより読み取られ、現在位置カウンタ
102dに送られ、現在位置カウンタ102dで
は、 M+m1→M(Mの初期値は零) …(1) の演算が施される。これと共に、位置制御部10
2cは、読取つた内容を、符号を変えてパルス分
配器103に入力する。パルス分配器103は
m1が指令されれば直ちにパルス分配演算を行な
い分配パルスPsを出力する。この分配パルスPs
は加減速回路104を介して指令パルスPiとな
り、誤差演算記憶部107に入力され、誤差レジ
スタ107bの内容を正方向に1づつ更新する。
一方、これと並行して誤差演算記憶部107には
モータ105が回転してるかぎり、フイードバツ
クパルスFPが依然として入力されており、その
内容を負方向に1づつ更新している。従つて、誤
差レジスタ107bからその内容−m1が読みと
られた時刻をt1、m1個の分配パルスPsが発生す
る時刻をt2とし、時刻t1とt2の間にフイードバツ
クパルスFPがm2個発生するものとすれば、時刻
t2において誤差レジスタ107bの内容は−m2
となる。 ところで、指令量に等しい数の分配パルスPs
が発生するとパルス分配器103からパルス分配
完了信号DENが発生する。そして、このパルス
分配完了信号DENにより、位置制御部102c
は誤差レジスタ107bの内容(−m2)を再び
読取り、現在位置カウンタ102dに送り、現吾
位置カウンタ102dでは、 M+m2→M(Mの初期値は零) …(1)′ の加算演算を行なう。これとともに位置制御部1
02cは読取り内容の符号を変えた数値m2をパ
ルス分配器103に指令する。尚、この(1)′式の
演算によりMは(m1+m2)となつている。以
後、パルス分配完了信号DENが発生する毎に位
置制御部102cは誤差レジスタ107bの内容
−mi(i=1,2,3…)を読み取り、カウンタ
102dに M+mi→M(=Σmi) …(1)″ の加算演算を行なわせるとともに、数値miをパ
ルス分配器103に入力する。以後、上記動作を
繰返えす。 以上をまとめると、下表のようになる。なお、
時刻t1は最初に誤差レジスタ107bの内容を読
み込んだ時刻であり、ti(i=1,2,3…)は
パルス分配完了信号DENが発生した時刻、miは
時刻ti−1からtiの間に発生したフイードバツクパ
ルスFPの数である。この表から明らかなように、
時刻tj+1迄に発生したフイードバツクパルス
FPの総数である現在位置カウンタ102dの内
容Mは、 M=Σmi(i=1からj+1まで) で表現でき、まさしく誤差レジスタ107bの総
和と一致する。
に所定形状を有する電極をワークに接近した状態
で切込方向に移動させると共に、該電極とワーク
間で放電を生じさせ該ワークに前記電極と同形の
加工を施す放電加工機に適用して好適な放電加工
機の後退制御方法に関する。 (従来の技術) 放電加工機には、ワイヤ電極を指令通路に沿つ
てワークに対し相対的に移動させて放電加工を行
なうワイヤカツト放電加工機と、所定形状の電極
をワークに接近した状態で切込方向に移動させる
と共に該電極とワーク間で放電を生じさせると共
に該電極と同形の加工を施す放電加工機とがあ
る。 第1図は上記後者の放電加工機の概略説明図で
ある。ポンチとなる電極EPはスピンドルSPによ
り支持されるとともに、図示しないサーボモータ
により矢印方向に加工送りが与えられる。又、ダ
イとなる被加工体(ワーク)WKと電極EP間に
は電源PSから通電が行なわれる。従つて、ワー
クWKと電極EP間に微小間隙を形成しながら、
該電極を加工送りすればワークWKは電極EPと
同形に加工される。そして、ワークWKには加工
パルス、エネルギー等の制御によつて容易に目的
寸法の拡大加工ができ、必要に応じて電極EPを
偏心運動させながら加工すれば任意の寸法の拡大
加工ができる。 (発明が解決しようとする課題) このような従来の放電加工機においては、電極
EPがワークWKに接触して短絡信号が発生した
ら即座に電極を後退させる必要がある。しかしな
がら、従来のサーボ制御方法では短絡信号が発生
して電極の移動方向を変えても直ちに電極EPを
後退させることができなかつた。 第2図は、従来の放電加工機のサーボ制御方式
を示すブロツク図であり、これにより従来の後退
制御の問題点について説明する。 図において101はNC指令データが穿孔され
ている紙テープ、102は制御部であり、紙テー
プ101から図示しないテープリーダをしてNC
データを読取らせると共に、読取られたNCデー
タを解読し、たとえばM,S,T機能命令等であ
れば図示しない強電盤を介して機械側へ送出し、
又移動指令Zcであれば後退のパルス分配器に出
力する。103はパルス分配器であり、移動指令
Zcに基いて公知のパルス分配演算を実行して指
令速度に応じた周波数の分配パルスPsを発する。
104は分配パルス列Psのパルス速度を該パル
ス列の発生時に直線的に加速し、又該パルス列の
終了時に直線的に減速してパルス列Piを発生する
公知の加減速回路、105は電極EPを加工送り
する直流モータ、106は直流モータが所定量回
転する毎に1個のフイードバツクパルスFPを発
生するパルスコーダ、107は誤差演算記憶部で
あり、たとえば可逆カウンタにより構成され、加
減速回路104から発生した入力パルスPiの数と
フイードバツクパルスFPとの差Erを記憶する。 尚、この誤差演算記憶部は図示の如くPiとFP
の差Erを演算する演算回路107aとErを記憶
する誤差レジスタ107bとで構成してもよい。
即ち、誤差演算記憶部107は直流モータ105
が+方向に回転しているものとすれば入力パルス
Piが発生する毎に該パルスPiをカウントアツプ
し、又フイードバツクパルスFPが発生する毎に
その内容をカウントダウンし、入力パルス数とフ
イードバツクパルス数の差Erを誤差レジスタ1
07bに記憶する。108は誤差レジスタ107
bの内容に比例したアナログ電圧を発生するDA
変換器、109は速度制御回路である。 さて、制御部102から移動指令Zcが出力さ
れればパルス分配器103はZcに基づいてパル
ス分配演算を実行して分配パルスPsを出力する。
加減速回路104はこの分配パルスPsが入力さ
れ、そのパルス速度を加減速して指令パルス列Pi
を誤差演算記憶部107に入力する。これにより
誤差レジスタ107bの内容は零でなくなるか
ら、DA変換器108から電圧が出力され、速度
制御回路109によりモータ105は駆動され、
電極EPが移動する。モータ105が所定量回転
すればパルスコーダ106からフイードバツクパ
ルスEPが発生し誤差演算記憶部107に入力さ
れ、誤差レジスタ107bには指令パルスPiの数
とフイードバツクパルスEPの数との差Erが記憶
されることになる。そして、以後誤差Erが零と
なるようにサーボ制御され、電極EPは加工送り
され目標位置に移動せしめられる。 さて、電極EPが加工送りされているとき、該
電極EPがワークに接触すると短絡信号SSが発生
する。短絡信号が発生すれば制御部102に内蔵
された後退制御部は、電極EPを後退させるべく
後退移動指令をパルス分配器103に出力する。
これによりパルス分配器103から逆方向の後退
パルスBSが発生し、誤差レジスタ107bの内
容は所定時間後に零となり、以後該後退パルスに
より電極EPは後退し、ワークとの接触が解除さ
れる。 このように、第2図の従来方式では短絡信号
SSが発生したとき、誤差レジスタ107bに残
つていると、そのパルスを全て掃き出してからで
なければ後退パルスBSは電極EPを後退させるこ
とができない。換言すれば所定時間経過して誤差
レジスタ107bの内容が零になつてはじめて電
極EPは後退を開始することになる。 又、短絡信号SSが発生しても誤差レジスタ1
07bの内容が所定時間零にならず、それが零に
なる迄電極EPは更に前進する。このため、加工
の再開が遅れ加工時間が長くなる欠点があつた。 本発明は、上記課題を解決するためになされた
もので、モータの回転により生じるパルスを監視
することにより電極の現在位置を把握しておき、
短絡信号が発生したとき直ちに電極の後退を行な
うことができる放電加工機の後退制御方法を提供
することを目的としている。 (課題を解決するための手段) 本発明によれば、移動指令信号と駆動手段によ
る実際の移動量との差を演算し記憶する誤差演算
記憶手段を備え、この誤差演算記憶手段の記憶内
容にしたがつて電極をワークに対し相対的に移動
させながら電極とワーク間で放電を生ぜしめてワ
ークに加工を施す放電加工機の後退制御方法にお
いて、前記移動指令信号のうち速度情報を速度指
令値に変換するステツプ、この速度指令値をD/
A変換してアナログ電圧を発生させることにより
モータを回転して電極を移動せしめるステツプ、
前記モータが所定量回転する毎に検出器から発生
するフイードバツクパルスをカウンタにより計数
するステツプ、このカウンタの計数値を所定周期
毎に読取るステツプ、所定周期毎に読み取つた計
数値を累積加算して前記電極の現在位置を把握す
るステツプ、後退指令が発生したときに後退速度
指令を形成するステツプ、この後退速度指令を前
記移動指令信号に代えて速度指令値に変換して前
記モータを逆転させるステツプを具備してなるこ
とを特徴とする放電加工機の後退制御方法を提供
できる。 (作用) 本発明の放電加工機の後退制御方法では、フイ
ードバツクパルスの計数値を所定周期毎に読取つ
て電極の現在位置を把握しているから、速度指令
値を零にすればモータの回転は直ちに停止できる
だけでなく、短絡信号の発生に応答して後退指令
が発生すれば、直ちに後退速度指令が形成され、
これによつてモータを逆転させるための速度指令
値を形成することができる。 (実施例) 以下、本発明の実施例を図面に従つて詳細に説
明する。 第3図は本発明に係る放電加工機の後退制御方
法の一実施例を説明する要部ブロツク図、第4図
は、第3図の制御部の詳細構成を示すブロツク図
である。尚、第2図の従来例と同一部分には同一
符号を付しその詳細な説明は省略する。 第3図において、第2図の従来例と異なる点
は、 (イ) 速度制御用データSCを速度指令値VAに変換
する指令速度発生回路201を設けている、 (ロ) 誤差レジスタ107bとDA変換器108間
を切断している。 (ハ) 指令速度発生回路201から出力された速度
指令値VAを、DA変換することにより電圧を
発生し、モータ105を駆動している、 (ニ) 電極EPの現在位置を後述するフオローアツ
プ等の手法で把握している、 点である。 さて、図中201は、制御部102から送られ
てくる速度制御用データSCを、アナログ電圧を
発生するためのDA変換器108の入力となるべ
きデータである速度指令値VAに変換する指令速
度発生回路である。この指令速度発生回路201
はモータのギヤ比その他を考慮して電極EPが指
令速度で加工送りされるようDA変換率を考慮し
た速度指令値VAを発生する。 上記指令速度発生回路201は、速度制御用デ
ータSCに対応する速度指令値を記憶するメモリ
で構成される。また上記制御部102は、第4図
に示すように、マイクロコンピユータからなる処
理部102aと、指令テープ101の指令を読み
取る読取制御部102bと、誤差レジスタ107
bの内容を読み取り、読取つた内容を符号を変え
てパルス分配器103に出力せしめる位置制御部
102cと、位置制御部102cで読取つた内容
を累積計数する現在位置カウンタ102dと、後
退制御部102eとからなる。 次に上記構成の放電加工機における後退制御方
法を説明する。 指令テープ101から電極EPの位置指令及び
速度指令が読取制御部102bにより読取られて
入力されると、制御部102の処理部102aは
速度に関する情報(加工速度、後退制御用の速
度、オーバーライト等)のうちから加工速度を指
令速度発生回路201に入力する。これにより指
令速度発生回路201は、所定の速度指令値VA
を出力し、これがDA変換器により電圧に変換さ
れた後、速度制御回路109を介してモータ10
5を回転せしめ、電極EPを指令速度で加工送り
する。 モータ105が回転し、電極EPが移動すれば
パルスコーダ106からモータ105の所定回転
毎に1個のフイードバツクパルスFPが発生する。
このフイードバツクパルスFPが発生する毎に誤
差レジスタ107bの内容は−1づつ減算されて
更新される。従つて、初期時誤差レジスタ107
bの内容が零であるとすれば、m1個のフイード
バツクパルスFPの発生により該誤差レジスタ1
07bの内容は−m1となる。この誤差レジスタ
107bの内容−m1は制御部102の位置制御
部102cにより読み取られ、現在位置カウンタ
102dに送られ、現在位置カウンタ102dで
は、 M+m1→M(Mの初期値は零) …(1) の演算が施される。これと共に、位置制御部10
2cは、読取つた内容を、符号を変えてパルス分
配器103に入力する。パルス分配器103は
m1が指令されれば直ちにパルス分配演算を行な
い分配パルスPsを出力する。この分配パルスPs
は加減速回路104を介して指令パルスPiとな
り、誤差演算記憶部107に入力され、誤差レジ
スタ107bの内容を正方向に1づつ更新する。
一方、これと並行して誤差演算記憶部107には
モータ105が回転してるかぎり、フイードバツ
クパルスFPが依然として入力されており、その
内容を負方向に1づつ更新している。従つて、誤
差レジスタ107bからその内容−m1が読みと
られた時刻をt1、m1個の分配パルスPsが発生す
る時刻をt2とし、時刻t1とt2の間にフイードバツ
クパルスFPがm2個発生するものとすれば、時刻
t2において誤差レジスタ107bの内容は−m2
となる。 ところで、指令量に等しい数の分配パルスPs
が発生するとパルス分配器103からパルス分配
完了信号DENが発生する。そして、このパルス
分配完了信号DENにより、位置制御部102c
は誤差レジスタ107bの内容(−m2)を再び
読取り、現在位置カウンタ102dに送り、現吾
位置カウンタ102dでは、 M+m2→M(Mの初期値は零) …(1)′ の加算演算を行なう。これとともに位置制御部1
02cは読取り内容の符号を変えた数値m2をパ
ルス分配器103に指令する。尚、この(1)′式の
演算によりMは(m1+m2)となつている。以
後、パルス分配完了信号DENが発生する毎に位
置制御部102cは誤差レジスタ107bの内容
−mi(i=1,2,3…)を読み取り、カウンタ
102dに M+mi→M(=Σmi) …(1)″ の加算演算を行なわせるとともに、数値miをパ
ルス分配器103に入力する。以後、上記動作を
繰返えす。 以上をまとめると、下表のようになる。なお、
時刻t1は最初に誤差レジスタ107bの内容を読
み込んだ時刻であり、ti(i=1,2,3…)は
パルス分配完了信号DENが発生した時刻、miは
時刻ti−1からtiの間に発生したフイードバツクパ
ルスFPの数である。この表から明らかなように、
時刻tj+1迄に発生したフイードバツクパルス
FPの総数である現在位置カウンタ102dの内
容Mは、 M=Σmi(i=1からj+1まで) で表現でき、まさしく誤差レジスタ107bの総
和と一致する。
【表】
したがつて、現在位置カウンタ102dの内容
Mを処理部102aが読み取つて、この内容Mと
指令された移動量とを比較し、一致したときに処
理部102aから速度指令値VAの出力を零とす
るような速度制御用データSCを送れば、モータ
105の回転は直ちに停止して電極EPは目標位
置に停止する。 以上の制御により現在位置を把持する手法は、
一般にフオローアツプといわれ、本発明の放電加
工後の後退制御方法では、この手法を利用してフ
イードバツクパルスの計数値を所定周期毎に読取
つて電極の現在位置を把持することができ、した
がつて速度指令値を零にすればモータの回転は直
ちに停止できる。 また、こうしたフオローアツプの手法によらず
に、電極EPの位置を知ることも可能である。第
3図において、加減速回路104と誤差演算記憶
部107との間を切断する。つまり誤差演算記憶
部107にはフイードバツクパルスFPのみ入力
されるよにする。そしてあるサンプリング周期
で、誤差レジスタ107bの内容を読取制御部1
02bで読み取り、これを読み取ると同時に誤差
レジスタ107bを0クリアする。読取制御部1
02bでは一定周期毎に読み取られるフイードバ
ツクパルスFP数を現在位置カウンタ102dで
加え合せ、これにより現在位置が判別されること
になる。 一方、上記加工送り中に電極EPがワークに接
触すると、短絡信号SSが発生する。短絡信号SS
が発生すれば制御部102に内蔵された後退制御
部102eは、電極EPを後退させるべく後退指
令BCを処理部102aへ指令し、処理部102
aは後退制御用の速度情報、すなわち後退速度指
令BSCを指令速度発生回路201に出力する。
これにより指令速度発生回路201は直ちに後退
移動を実行するための、今までとは逆符号の速度
指令値VAを出力し、DA変換器108を通して
モータ105を逆転し、電極EPを後退させる。
そして、短絡が解除されると、処理部102aは
加工速度を指令速度発生回路201に送り、再び
加工送りが行なわれる。 なお、後退時における電極EPの移動量及び現
在位置も、前述のフオローアツプ等の手法により
把持される。 本発明は上述の実施例に限らず、例えば加工送
り方向に対してのみ後退制御を適用し、それ以外
の方向への移動は通常のパルス分配により行なう
など、本発明の主旨の範囲内で種々の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するもの
ではない。 (発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、短絡信
号の発生に応答して後退指令が発生すると直ちに
後退速度指令が形成され、これによつてモータを
逆転させるための速度指令値を形成することがで
きるため、電極の短絡が生じても直ちに電極を後
退できるばかりか、短絡が解除された後に直ちに
加工送り、つまり前進させることができ、短絡時
間が短く電極EPの損傷が防げる他に、加工の再
開も早く加工時間を短縮できる放電加工機の後退
制御方法を提供できる。
Mを処理部102aが読み取つて、この内容Mと
指令された移動量とを比較し、一致したときに処
理部102aから速度指令値VAの出力を零とす
るような速度制御用データSCを送れば、モータ
105の回転は直ちに停止して電極EPは目標位
置に停止する。 以上の制御により現在位置を把持する手法は、
一般にフオローアツプといわれ、本発明の放電加
工後の後退制御方法では、この手法を利用してフ
イードバツクパルスの計数値を所定周期毎に読取
つて電極の現在位置を把持することができ、した
がつて速度指令値を零にすればモータの回転は直
ちに停止できる。 また、こうしたフオローアツプの手法によらず
に、電極EPの位置を知ることも可能である。第
3図において、加減速回路104と誤差演算記憶
部107との間を切断する。つまり誤差演算記憶
部107にはフイードバツクパルスFPのみ入力
されるよにする。そしてあるサンプリング周期
で、誤差レジスタ107bの内容を読取制御部1
02bで読み取り、これを読み取ると同時に誤差
レジスタ107bを0クリアする。読取制御部1
02bでは一定周期毎に読み取られるフイードバ
ツクパルスFP数を現在位置カウンタ102dで
加え合せ、これにより現在位置が判別されること
になる。 一方、上記加工送り中に電極EPがワークに接
触すると、短絡信号SSが発生する。短絡信号SS
が発生すれば制御部102に内蔵された後退制御
部102eは、電極EPを後退させるべく後退指
令BCを処理部102aへ指令し、処理部102
aは後退制御用の速度情報、すなわち後退速度指
令BSCを指令速度発生回路201に出力する。
これにより指令速度発生回路201は直ちに後退
移動を実行するための、今までとは逆符号の速度
指令値VAを出力し、DA変換器108を通して
モータ105を逆転し、電極EPを後退させる。
そして、短絡が解除されると、処理部102aは
加工速度を指令速度発生回路201に送り、再び
加工送りが行なわれる。 なお、後退時における電極EPの移動量及び現
在位置も、前述のフオローアツプ等の手法により
把持される。 本発明は上述の実施例に限らず、例えば加工送
り方向に対してのみ後退制御を適用し、それ以外
の方向への移動は通常のパルス分配により行なう
など、本発明の主旨の範囲内で種々の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するもの
ではない。 (発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、短絡信
号の発生に応答して後退指令が発生すると直ちに
後退速度指令が形成され、これによつてモータを
逆転させるための速度指令値を形成することがで
きるため、電極の短絡が生じても直ちに電極を後
退できるばかりか、短絡が解除された後に直ちに
加工送り、つまり前進させることができ、短絡時
間が短く電極EPの損傷が防げる他に、加工の再
開も早く加工時間を短縮できる放電加工機の後退
制御方法を提供できる。
第1図は放電加工機の概略説明図、第2図は従
来の放電加工機の制御ブロツク図、第3図は本発
明に係る放電加工機の後退制御方法の一実施例を
説明する要部ブロツク図、第4図は、第3図の制
御部の詳細構成を示すブロツク図である。 SP……スピンドル、EP……電極、WK……ワ
ーク、101……紙テープ、102……制御部、
103……パルス分配器、104……加減速回
路、105……モータ、106……パルスコー
ダ、107……誤差演算記憶部、108……DA
変換器、201……速度指令電圧発生回路。
来の放電加工機の制御ブロツク図、第3図は本発
明に係る放電加工機の後退制御方法の一実施例を
説明する要部ブロツク図、第4図は、第3図の制
御部の詳細構成を示すブロツク図である。 SP……スピンドル、EP……電極、WK……ワ
ーク、101……紙テープ、102……制御部、
103……パルス分配器、104……加減速回
路、105……モータ、106……パルスコー
ダ、107……誤差演算記憶部、108……DA
変換器、201……速度指令電圧発生回路。
Claims (1)
- 1 移動指令信号と駆動手段による実際の移動量
との差を演算し記憶する誤差演算記憶手段を備
え、この誤差演算記憶手段の記憶内容にしたがつ
て電極をワークに対し相対的に移動させながら電
極とワーク間で放電を生ぜしめてワークに加工を
施す放電加工機の後退制御方法において、前記移
動指令信号のうち速度情報を速度指令値に変換す
るステツプ、この速度指令値をD/A変換してア
ナログ電圧を発生させることによりモータを回転
して電極を移動せしめるステツプ、前記モータが
所定量回転する毎に検出器から発生するフイード
バツクパルスをカウンタにより計数するステツ
プ、このカウンタの計数値を所定周期毎に読取る
ステツプ、所定周期毎に読み取つた計数値を累積
加算して前記電極の現在位置を把握するステツ
プ、後退指令が発生したときに後退速度指令を形
成するステツプ、この後退速度指令を前記移動指
令信号に代えて速度指令値に変換して前記モータ
を逆転させるステツプを具備してなることを特徴
とする放電加工機の後退制御方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56098703A JPS584320A (ja) | 1981-06-25 | 1981-06-25 | 放電加工機制御方式 |
KR8202801A KR880002549B1 (ko) | 1981-06-25 | 1982-06-23 | 방전 가공기의 제어방법 및 장치 |
US06/391,386 US4675490A (en) | 1981-06-25 | 1982-06-23 | Method and apparatus for controlling electrode position in an electric discharge machine by counting feedback pulses and repeatedly adding the count |
DE8282303293T DE3275277D1 (en) | 1981-06-25 | 1982-06-24 | Method and apparatus for controlling an electric discharge machine |
EP82303293A EP0068819B1 (en) | 1981-06-25 | 1982-06-24 | Method and apparatus for controlling an electric discharge machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56098703A JPS584320A (ja) | 1981-06-25 | 1981-06-25 | 放電加工機制御方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS584320A JPS584320A (ja) | 1983-01-11 |
JPH0227091B2 true JPH0227091B2 (ja) | 1990-06-14 |
Family
ID=14226855
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56098703A Granted JPS584320A (ja) | 1981-06-25 | 1981-06-25 | 放電加工機制御方式 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4675490A (ja) |
EP (1) | EP0068819B1 (ja) |
JP (1) | JPS584320A (ja) |
KR (1) | KR880002549B1 (ja) |
DE (1) | DE3275277D1 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5815632A (ja) * | 1981-07-21 | 1983-01-29 | Fanuc Ltd | 放電加工機制御方式 |
JPS59115124A (ja) * | 1982-12-22 | 1984-07-03 | Mitsubishi Electric Corp | 放電加工装置 |
JPS62297019A (ja) * | 1986-06-17 | 1987-12-24 | Mitsubishi Electric Corp | 放電加工装置 |
JPS63123605A (ja) * | 1986-11-12 | 1988-05-27 | Fanuc Ltd | タツピング加工制御装置 |
JP2997270B2 (ja) * | 1988-01-19 | 2000-01-11 | ファナック株式会社 | 補間方法 |
US20170266744A1 (en) * | 2015-10-30 | 2017-09-21 | Mitsubishi Electric Corporation | Wire electric discharge machine, control method of control device of wire electric discharge machine, and positioning method |
KR102534820B1 (ko) | 2020-09-29 | 2023-05-19 | 임한석 | 범용공작기계에 장착되는 방전가공용 어태치먼트 |
KR102491642B1 (ko) | 2020-12-23 | 2023-01-26 | 임한석 | 전극 무회전 타입 방전가공용 어태치먼트 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS555217A (en) * | 1978-06-21 | 1980-01-16 | Inoue Japax Res Inc | Electric spark machining device |
JPS55131438A (en) * | 1979-03-30 | 1980-10-13 | Mitsubishi Electric Corp | Electrospark machining device |
Family Cites Families (39)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3370147A (en) * | 1964-05-13 | 1968-02-20 | Ex Cell O Corp | Overriding control means for a servo control system on an electrical discharge apparatus |
US3435176A (en) * | 1966-03-09 | 1969-03-25 | Elox Inc | Variable velocity servo control circuit for electrical discharge machining apparatus |
GB1164806A (en) * | 1966-08-12 | 1969-09-24 | Sparcatron Ltd | Improvements in or relating to Spark-Erosion Machines |
CH476544A (de) * | 1967-11-14 | 1969-08-15 | Agie Ag Ind Elektronik | Elektroerosive Bearbeitungsmaschine mit einer elektronischen, durch digitale Eingabe gesteuerten Steuereinrichtung |
CH504716A (de) * | 1968-11-21 | 1971-03-15 | Fujitsu Ltd | Druckkommandoimpulsgesteuerte Nachführsteueranordnung, insbesondere zur Konturen- oder Positionssteuerung einer Werkzeugmaschine |
US3731044A (en) * | 1971-06-23 | 1973-05-01 | Agie Ag Ind Elektronik | Electro-eroding machine with a circuit for the control of at least one advancing device for a wire electrode and/or for a workpiece |
US3752969A (en) * | 1971-09-24 | 1973-08-14 | Allen Bradley Co | Method and means for updating the position dimension of a numerically controlled machine tool |
US4005303A (en) * | 1972-03-07 | 1977-01-25 | Inoue-Japan Research Inc. | EDM parameter control system |
DE2215569A1 (de) * | 1972-03-30 | 1973-10-11 | Aeg Elotherm Gmbh | Positioniersteuerung fuer den werkstuecktraeger an werkzeugmaschinen, sowie mit dieser positioniersteuerung ausgeruestete werkzeugmaschine |
CH585089A5 (ja) * | 1975-04-07 | 1977-02-28 | Charmilles Sa Ateliers | |
PL104327B1 (pl) * | 1975-05-13 | 1979-08-31 | Uklad sterowania numerycznego drazarek elektroerozyjnych | |
JPS6042483B2 (ja) * | 1975-10-01 | 1985-09-24 | 株式会社東芝 | 数値制御装置 |
JPS5272077A (en) * | 1975-12-05 | 1977-06-16 | Hitachi Ltd | Positioning system |
US4039779A (en) * | 1975-12-11 | 1977-08-02 | Raycon Corporation | Apparatus for compensating for electrode wear in an electrical discharge machine |
CH603300A5 (ja) * | 1976-08-12 | 1978-08-15 | Charmilles Sa Ateliers | |
DE2638584A1 (de) * | 1976-08-27 | 1978-03-02 | Exnii Metallorezh Stankov | Einrichtung zur programmsteuerung einer gruppe von elektroerosionsmaschinen, die werkstuecke nach vorgegebenen konturen bearbeiten |
US4152569A (en) * | 1977-05-13 | 1979-05-01 | Colt Industries Operating Corp. | Servo feed circuit for electrical discharge machining apparatus |
JPS5412081A (en) * | 1977-06-29 | 1979-01-29 | Mitsubishi Electric Corp | Numerical value controller |
FR2405584A1 (fr) * | 1977-10-05 | 1979-05-04 | Cii Honeywell Bull | Procede et systeme d'asservissement d'un moteur a courant continu et a excitation independante |
JPS5458179A (en) * | 1977-10-18 | 1979-05-10 | Yaskawa Electric Mfg Co Ltd | Self-correcting type control apparatus |
CH615376A5 (ja) * | 1977-12-29 | 1980-01-31 | Charmilles Sa Ateliers | |
JPS54141968A (en) * | 1978-04-26 | 1979-11-05 | Toshiba Corp | Numerical control device |
JPS5544681A (en) * | 1978-09-27 | 1980-03-29 | Fanuc Ltd | Tool correction system |
GB2041574B (en) * | 1978-12-08 | 1983-03-09 | Inoue Japax Res | Microprocessor - controlled edm method and apparatus |
JPS55103097A (en) * | 1979-01-29 | 1980-08-06 | Hitachi Ltd | System for driving motor for moving stage |
GB2041576A (en) * | 1979-02-02 | 1980-09-10 | Leeds & Northrup Co | Electric drive unit control apparatus |
JPS55120953A (en) * | 1979-03-13 | 1980-09-17 | Fanuc Ltd | Method for controlling feeding speed of cutting tool |
GB2053514B (en) * | 1979-06-21 | 1983-05-18 | Inoue Japax Res | Electrical discharge machining gap control using recurrent counting of gap discharges |
JPS5619392A (en) * | 1979-07-19 | 1981-02-24 | Toshiba Mach Co Ltd | Main shaft driving device using induction motor |
JPS5636710A (en) * | 1979-09-04 | 1981-04-10 | Fanuc Ltd | Feed speed command system |
US4361745A (en) * | 1979-09-21 | 1982-11-30 | Raycon Corporation | Process control for electrical discharge machining apparatus |
US4451892A (en) * | 1980-01-31 | 1984-05-29 | Mcmurtry David R | Method of and apparatus for measuring distances in numerically controlled machine tools |
US4396975A (en) * | 1980-10-01 | 1983-08-02 | Fujitsu Fanuc Limited | Position control system for a closed loop type numerical-controlled machine tool |
US4376970A (en) * | 1980-12-22 | 1983-03-15 | Kearney & Trecker Corporation | High speed digital position monitoring system |
US4404505A (en) * | 1981-03-03 | 1983-09-13 | Swanson Systems, Inc. | Programmable multiple position machine |
JPS584321A (ja) * | 1981-06-25 | 1983-01-11 | Mitsubishi Electric Corp | 放電加工制御装置 |
JPS584319A (ja) * | 1981-06-25 | 1983-01-11 | Fanuc Ltd | 放電加工機制御装置 |
JPS5815631A (ja) * | 1981-07-21 | 1983-01-29 | Fanuc Ltd | 放電加工機制御装置 |
JPS5815632A (ja) * | 1981-07-21 | 1983-01-29 | Fanuc Ltd | 放電加工機制御方式 |
-
1981
- 1981-06-25 JP JP56098703A patent/JPS584320A/ja active Granted
-
1982
- 1982-06-23 KR KR8202801A patent/KR880002549B1/ko active
- 1982-06-23 US US06/391,386 patent/US4675490A/en not_active Expired - Fee Related
- 1982-06-24 DE DE8282303293T patent/DE3275277D1/de not_active Expired
- 1982-06-24 EP EP82303293A patent/EP0068819B1/en not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS555217A (en) * | 1978-06-21 | 1980-01-16 | Inoue Japax Res Inc | Electric spark machining device |
JPS55131438A (en) * | 1979-03-30 | 1980-10-13 | Mitsubishi Electric Corp | Electrospark machining device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR840000323A (ko) | 1984-02-18 |
JPS584320A (ja) | 1983-01-11 |
EP0068819B1 (en) | 1987-01-28 |
EP0068819A2 (en) | 1983-01-05 |
DE3275277D1 (en) | 1987-03-05 |
KR880002549B1 (ko) | 1988-11-29 |
US4675490A (en) | 1987-06-23 |
EP0068819A3 (en) | 1984-05-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR890000026B1 (ko) | 수치제어 공작기계에 있어서의 상태 복구 방식 | |
EP1967924A1 (en) | Apparatus for synchronously controlling a plurality of servomotors | |
US4580225A (en) | Method for producing multiple entry threads | |
US4326257A (en) | Tool breakdown detecting system | |
JPS6210776B2 (ja) | ||
JPH0227091B2 (ja) | ||
WO1994023869A1 (en) | Nc machining apparatus | |
US4667079A (en) | Electrode retraction control system of electric discharge machine | |
US4538098A (en) | Method and apparatus for controlling electric discharge machine | |
US3792333A (en) | Feedrate control system for numerical control apparatus | |
US4086517A (en) | System for controlling numerically controlled machine tool used for cutting threads | |
JPS639931B2 (ja) | ||
JPH03190601A (ja) | ワーク交換方法 | |
US4567342A (en) | Method and apparatus for controlling direction reversal in electric discharge machines | |
DE112022005535T5 (de) | Vorrichtung zur Bearbeitungszeitvorhersage und Verfahren zur Bearbeitungszeitvorhersage | |
JP2880211B2 (ja) | 工具負荷監視制御方法 | |
KR880002561B1 (ko) | 방전 가공기의 제어방법 및 장치 | |
JPS5969220A (ja) | 放電加工機の電極ジヤンプ制御方式 | |
JP2788725B2 (ja) | 数値制御装置 | |
JP2622415B2 (ja) | 数値制御装置の教示データ作成方式及び加工速度制御方式 | |
JPH0312711A (ja) | 位置信号出力装置 | |
JP2868527B2 (ja) | 数値制御装置 | |
JPH06312341A (ja) | 数値制御装置 | |
JPS6044232A (ja) | 放電加工機の電極後退制御方式 | |
JPH02237743A (ja) | 数値制御装置の主軸制御方式 |