JPH02263075A - 空気調和装置の運転制御装置 - Google Patents

空気調和装置の運転制御装置

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JPH02263075A
JPH02263075A JP1085098A JP8509889A JPH02263075A JP H02263075 A JPH02263075 A JP H02263075A JP 1085098 A JP1085098 A JP 1085098A JP 8509889 A JP8509889 A JP 8509889A JP H02263075 A JPH02263075 A JP H02263075A
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修 田中
Tomohiro Iwata
岩田 友宏
Tadashi Matsushita
松下 忠志
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    • B65H49/00Unwinding or paying-out filamentary material; Supporting, storing or transporting packages from which filamentary material is to be withdrawn or paid-out
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments

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  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、温度センサの検出値に応じてセンサの異常を
検知するようにした空気調和装置の運転制御装置に係り
、特に、センサの異常信号による装置の不必要な運転停
止の防止対策に関する。
(従来の技術) 従来より、例えば実開昭59−129034号公報に開
示される如く、空気調和装置において、圧縮機の吐出管
温度を検出するための温度センサを配置し、その温度に
応じてインバータ周波数を制御するようにしたものや、
特公昭61−52375号公報に開示される如く、室内
温度を検出するための温度センサを配置し、その温度に
応じて装置の運転状態を制御するようにしたものは公知
の技術である。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上記従来のもののように、温度センサの検出
値に応じて装置の運転を制御する場合、温度センサとし
て使用されるサーミスタの特性上、所定の温度領域外の
低温又は高温時には温度センサが故障していると考えら
れる。すなわち、第9図に示すように、温度に応じて変
化するサーミスタ(th)の抵抗値rを測定するには、
通常、所定の抵抗r1を介して基1stti圧Veeを
印加し、サーミスタ(th)の両端の電圧Vを測定する
方法がとられる。その際、故障であれば、サーミスタ(
th)が短絡又は絶縁状態になるので、電圧が「0」か
「vcc」のときに故障と判断するべきであるが、実際
には、検出誤差があるので、それよりも狭い領域内にあ
るか否かでサーミスタ(t ’h )の故障を判定する
ことになる。
しかしながら、上記のようにして、サーミスタ(th)
の故障を判断する場合、次のような問題がある。
例えば、吸入管に配置された温度センサにおいて、暖房
運転における正サイクルデフロスト運転時、室内への冷
風の供給を防止すべく室内ファンを停止して運転すると
、低圧が低下し、また外気温度が低いので高圧も低下す
る傾向があり、その結果、低圧が極端に下がることがあ
る。したかって、温度センサの検出値が異常に低下して
故障と判断され、装置の運転停止を招く虞れがある。
また、吐出管に配置された温度センサについても、暖房
運転時、外気温度が低い状態におけるサーモオフ中は高
圧が極端に低下する場合があり、上記と同様の装置の運
転停止F、を招く虞れがある。
さらに、送風モード時など、温度センサが故障していた
としても装置の運転を停止する必要がない場合もある。
本発明は、斯かる諸点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的は、所定の条件下にあっては、温度センサの検出
値による装置の運転停止を回避する手段を講することに
より、信頼性の向上を図ることにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため本発明の解決手段は、第1図に
示すように(−点鎖線部分を除<)、圧縮機(1)、熱
源側熱交換器(6)、減圧機構(13又は8)及びファ
ン(12a)を付設した利用側熱交換器(12)を接続
し、冷暖房サイクルの切換え可能に構成された冷媒回路
(14)を備えた空気調和装置を前提とする。
そして、空気調和装置の運転制御装置として、吸入管温
度を検出するための吸入管センサ(TH6)と、該吸入
管センサ(TH6)で検出される温度が所定範囲外にあ
るときには、異常信号を出力する異常検知手段(51A
)と、該異常検知手段(5LA)の出力を受け、異常信
号出力時には運転を停止するよう制御する運転制御手段
(15a)とを設けるものとする。
さらに、暖房運転中における逆サイクル運転時及びその
逆サイクル運転終了後の一定時間の間、上記異常検知手
段(51A)による異常検知を中止する異常検知中止手
段(52A)を設ける構成としたものである。
第2の解決手段は、第1図に示すように(破線部分を除
く)、圧縮機(1)、熱源側熱交換器(6)、減圧機構
(13又は8)及び利用側熱交換器(12)を接続して
なる冷媒回路(14)を備えた空気調和装置を前提とし
、該空気調和装置の運転制御装置として、吐出管温度を
検出する吐出管センサ(T H4)と、該吐出管センサ
(TH4)で検出される温度が所定範囲外のときに異常
信号を出力する異常検知手段(51B)と、該異常検知
手段(51B)の出力を受け、異常信号の出力時には運
転を停止するよう制御する運転制御手段(15a)とを
設ける。
さらに、暖房運転時、外気温度を検出する外気温検出手
段(TH7)と、該外気温検出手段(TH7)の出力を
受け、外気温度が所定値以下のときには、サーモオフ中
及び圧縮機(1)の運転開始後所定時間の間、上記異常
検知手段(51B)による異常検知を中止する異常検知
中止手段(52B)とを設けたものである。
第3の解決手段は、第2図に示すように、上記第2の解
決手段と同様の空気調和装置を前提とし、該空気調和装
置の運転制御装置として、空気調和装置に設置される温
度センサ(’rH])〜(T H7)の検知温度に基づ
き異常信号を出力する異常検知手段(51C)と、該異
常検知手段(5,IC)の出力を受け、異常信号の出力
時には運転を停止するよう制御する運転制御手段(]、
5a)とを設ける。
さらに、送風モード時、上記異常信号の運転制御手段(
15a)への入力を阻止する人力阻止手段(53)を設
けたものである。
(作用) 以上の構成により、請求項(1)の発明では、装置の運
転時、吸入管センサ(TH6)で検出される温度がサー
ミスタの特性からみて正常値とされる所定範囲外のとき
には、異常検知手段(51A)により異常信号が出力さ
れ、運転制御手段(15a)により装置が停止するよう
制御される。
その場合、暖房運転中の逆サイクル運転時及びその運転
終了後一定時間であって、ファン(12a)の停止に起
因して低圧が極端に低下する虞れのある間では、異常検
知中止手段(52A)により、上記異常検知手段(51
A)による吸入管センサ(TH6)の異常検知が行われ
ないので、吸入管センサ(TH6)が異常でないのに装
置が停止することがなく、空調の快適性が向上すること
になる。
+jj’j求項(2の発明では、吐出管センサ(TH4
)の検知温度が所定範囲外のときに、異常検知手段(5
1B)によりサー逆スタ異常が検知され、運転制御手段
(15a)により装置が停止するよう制御される。
その場合、外気温度が所定値以下のとき、サーモオフ中
及び圧縮機(1)の運転開始後所定時間の間であって、
外気温度の低下に起因して吐出管温度が極端に低下する
虞れのある間では、異常検知中止手段(52B)により
、異常検知手段(51B)による異常検知が行われない
ので、吐出管センサ(TH4)が異常でないのに装置が
停止することがなく、空調の快適性が向上することにな
る。
請求項(3)の発明では、空気調和装置に設置された各
温度センサ(THI)〜(TH7)の信号に応じた装置
の運転が行われ、温度センサ(TRI)〜(TH7)の
検知温度がそれぞれに設定される正常温度範囲外になっ
たときには、運転制御手段(15a)により装置が停止
するように制御される。
その場合、冷媒の循環停止等に起因して各温度センサ(
THI)〜(TH7)の検知温度が正常範囲からずれる
虞れのある送風モード時には、入力阻止手段(53)に
より、異常検知手段(51C)の室外制御装置(15a
)への入力が阻止されるので、温度センサ(THl、)
〜(T H7)の異常の有無に拘らず送風運転がそのま
ま続行され、空調の快適性が向上す2ることになる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について、第3図以下の図面に基
づき説明する。
第3図は本発明の実施例に係るマルチ型空気調和装置の
冷媒配管系統を示し、(A)は室外ユニット、(B)〜
(F)は該室外ユニッ1−(A)に並列に接続された室
内ユニットである。上記室外ユニット(A)の内部には
、出力周波数を30〜70Hzの範囲で1.OHz毎に
可変に切換えられるインバータ(2a)により容量が調
整される第1圧縮機(1a)と、パイロット圧の高低で
差動するアンローダ(2b)により容量がフルロード(
100%)およびアンロード(50%)状態の2段階に
調整される第2圧縮機(1b)とを逆止]1 弁(1e)を介して並列に接続してt111成される容
量可変な圧縮機(1)と、上記第1.第2圧縮機(la
 )、  (i )から吐出されるガス中の油をそれぞ
れ分離する第1.第2油分離器(4a ) 。
(4b)と、冷房運転時には図中実線の如く切換わり暖
房運転時には図中破線の如<9ノ換わる四路切換弁(5
)と、冷房運転時に凝縮器、暖房運転時に蒸発器となる
室外熱交換器(6)および該室外熱交換器(6)に付設
された2台の室外ファン(6a)、  (6b)と、冷
房運転時には冷媒流量を調節し、暖房運転時には冷媒の
絞り作用を行う室外電動膨張弁(8)と、液化した冷媒
を貯蔵するレシーバ(9)と、アキュムレータ(10)
と力、(主要機器として内蔵されていて、該各機器(1
)〜(10)は各々冷媒の連絡配管(11)で冷媒の流
通可能に接続されている。また上記室内ユニッ1−(B
)〜(F)は同一も14成であり、各々、冷房運転時に
は蒸発器、暖房運転時には凝縮器となる室内熱交換器(
12)・・・およびそのファン(12a)・・・を備え
、かつ該室内熱交換器(12)・・の液冷媒分岐管(1
1a )・・・には、暖房運転時に冷媒流量を調節し、
冷房運転時に冷媒の絞り作用を行う室内電動膨張弁(1
3)・・・がそれぞれ介設され、合流後手動閉鎖弁(1
7)を介し連絡配管(1lb )によって室外ユニッ1
−(A)との間を接続されている。すなわち、以上の各
機器は冷媒配管(11)により、冷媒の流通可能に接続
されていて、室外空気との熱交換により得た熱を室内空
気に放出するようにした主冷媒回路(14)が構成され
ている。
次に、(11e )は、吐出管と液管側とを吐出ガス(
ホットガス)のバイパス可能に接続する暖房過負荷制御
用バイパス路であって、該バイパス路(11e )には
、室外熱交換器(6)と共通の空気通路に設置された補
助熱交換器(22)、キャピラリ(28)及び冷媒の高
圧時に開作動する電磁開閉弁(24)が順次直列にかつ
室外熱交換器(6)とは並列に接続されており、冷房運
転時には常時、暖房運転時には高圧が過上昇時に、上記
電磁開閉弁(24)がオンつまり開状態になって、吐出
ガスの一部を主冷媒回路(14)から暖房過負荷制御用
バイパス路(11e)にバイパスするようにしている。
このとき、吐出ガスの一部を補助熱交換器(22)で凝
縮させて室外熱交換器(6)の能力を補助するとともに
、キャピラリ(28)で室外熱交換器(6)側の圧力損
失とのバランスを取るようになされている。
さらに、(11g )は上記暖房過負荷バイパス路(1
1e )の液゛冷媒側配管と主冷媒回路(14)の吸入
ラインとの間を接続し、冷暖房運転時に吸入ガスの過熱
度を調節するためのりギッドインジェクションバイパス
路であって、該バイパス路(11g )には圧縮機(1
)のオン・オフと連動して開閉するインジェクション用
電磁弁(29)と、キャピラリ(30)とが介設されて
いる。
また、(31)は、吸入管(11)中の吸入冷媒と液管
(11)中の液冷媒との熱交換により吸入冷媒を冷却さ
せて、連絡配管(11,b)における冷媒の過熱度の上
昇を補償するための吸入管熱交換器である。
ここで、装置には多くのセンサ類が配置されていて、(
THE、)・・・は各室内熱交換器(12)の空気吸込
口に配置され、吸込空気温度を検出する吸込空気温度セ
ンサ、(′rH2)・・・および(TH3)・・・は各
々室内熱交換器(12)・・・の液側およびガス側配管
における冷媒の温度を検出する室内液温センサ及び室内
ガス温センサ、(TH4)は圧縮機(1)の吐出管温度
を検出する吐出管センサ、(TH5)は暖房運転時に室
外熱交換器(6)の出口温度から着霜状態を検出するデ
フロストセンサ、(TH6)は上記吸入管熱交換器(3
1)の下流側の吸入管(11)に配置され、吸入管温度
を検出する吸入管センサ、(TH7)は室外熱交換器(
6)の空気吸込口に配置され、吸込空気温度を検出する
外気温センサ、(Pl)は冷房運転時には冷媒圧力の低
圧つまり蒸発圧力相当飽和温度Teを、暖房運転時には
高圧つまり凝縮圧力相当飽和温度Teを検出する圧力セ
ンサである。
なお、上記各主要機器以外に補助用の諸機器が設けられ
ている。(1r)は第2圧縮機(1b)のバイパス路(
llc)に介設されて、第2圧縮機(1b)の停止時お
よびアンロード状態時に「開」となり、フルロード状態
で「閉」となるアンローダ用電磁弁、(1g)は上記バ
イパス路(11c )に介設されたキャピラリ、(21
)は吐出管と吸入管とを接続する均圧ホットガスバイパ
ス路(11d )に介設されて、サーモオフ状態等によ
る圧縮機(1)の停止時、再起動前に一定時間開作動す
る均圧用電磁弁、(33a)、  (33b)はそれぞ
れキャピラリ(32a)、  (32b)を介して上記
第1.第2油分離器(4a)。
(4b)から第1.第2圧縮機(la ) 、  (l
b )に油を戻すための油戻し管である。
また、図中、(HPS)は圧縮機保護用の高圧圧力開閉
器、(S P)はザービスポ−1・、(GP)はゲージ
ポートである。
そして、上記各電磁弁およびセンサ類は各主要機器と共
に後述の室外制御ユニッ)(15)に信号線で接続され
、該室外制御ユニット(15)は各室内制御ユニット(
16)・・・に連絡配線によっ]6 て信号の授受可能に接続されている。
第4図は上記室外ユニッ1−(A)側に配置される室外
制御ユニッ1−(15)の内部および接続される各機器
の配線関係を示す電気回路図である。
図中、(、MCI)はインバータ(2a)の周波数変換
回路(INV)に接続された第1圧縮機(1a)のモー
タ、(MC2)は第2圧縮機(1b)のモータ、(52
C,)および(52C2)は各々周波数変換回路(IN
V)およびモータ(MC2)を作動させる電磁接触器で
、上記各機器はヒユーズボックス(FS)、漏電ブレー
カ(BRI)・を介して三相交流電源に接続されるとと
もに、室外制御ユニッI(15)とは単相交流電源で接
続されている。また、(MF)は室外ファン(6a)の
ファンモータ、(52FH)及び(52FL)は該ファ
ンモータ(MF)を作動させる電磁接触器であって、そ
れぞれ三相交流電源のうちの単相成分に対して並列に接
続され、電磁接触器(52FH)が接続状態になったと
きには室外ファン(6a)が強風(標準風量)に、電磁
接触器(52FL)が接続状態になったときには室外フ
ァン(6a)が弱風になるよう択一17J換え可能にな
されている。
次に、室外制御ユニッ1−(15)の内部にあっては、
電磁リレーの常開接点(R,Y+)〜(RY8)が単相
交流電流に対して並列に接続され、これらは順に、四路
切換弁(5)の電磁リレー(20S)、周波数変換回路
(INV)の電磁接触器(52(、+ ) 、第2圧縮
機(1b)の電磁接触器(52C2) 、室外ファン用
電磁接触器(52FH)、  (52FL) 、ホット
ガス用電磁弁(21)の電磁リレー(SVp)、インジ
ェクション用電磁弁(29)の電磁リレー(SVT)及
びアンローダ用電磁弁(1「)の電磁リレー(SVL)
のコイルに直列に接続され、室外制御ユニット(15)
に直接又は室内制御ユニッ1−(16)、・・・を介し
て入力される各センサ(1’H1)〜(TH7)の信号
に応じて開閉されて、上記各電磁接触器あるいは電磁リ
レーの接点を開閉させるものである。
また、端子CNには、室外電動膨張弁(8)の開度を調
節するパルスモータ(EV+ )のコイルが接続されて
いる。なお、図中右側の回路において、(CH+ )、
CCH2)はそれぞれ第1圧縮機(la)、第2圧縮機
(1c)のオイルフォーミング防止用ヒータで、それぞ
れ′電磁接触器(52C+ )、  (52C2)と直
列に接続され上記各圧縮機(la ) 、  (lb 
)が停止時に電流が流れるようになされている。さらに
、(51C+)はモータ(MC+)の過電流リレー (
49C+)。
(49Cりはそれぞれ第1圧縮機(1a)、第2圧縮機
(1b)の温度上昇保護用スイッチ、(63H+ )、
  (63H2)はそれぞれ第1圧縮機(1,a)、第
2圧縮機(1b)の圧力上昇保護用スイッチ、(51F
)はファンモータ(MF)の過電流リレーであって、こ
れらは直列に接続されて起動時には電磁リレー(30F
x)をオン状態にし、故障にはオフ状態にさせる保護回
路を構成している。そして、室外制御ユニット(15)
には破線で示される室外制御装置(1,5a)が内蔵さ
れ、該室外制御装置(15a)によって各室内制御ユニ
ット(16)・・・あるいは各センサ類から入力される
信号に応じて各機器の動作か制御される。
次に、第5図は室内制御ユニッI・(1,6)の内部お
よび接続される各機器の主な配線を示す電気回路図であ
る。図中、(MF)は室内ファン(12a)のモータで
、単相交流電源を受けて各リレ一端子(RY+)〜(R
Y3 )によって風量の大きい順に強風と弱風とに切換
え、暖房運転時室温サーモスタツ1−(THI)の信号
による停止時のみ微風にするようになされている。そし
て、室内制御ユニット(16)のプリンl−M板の端子
CNには室内電動膨張弁(13)の開度を調節するパル
スモータ(EV2)が接続される一方、室温サーモスタ
ット(THI)および温度センサ(TH2)、  (T
H3)の信号が人力されている。また、各室内制御ユニ
ッ1−(16)は室外制御ユニット(15)に信号線を
介して信号の授受可能に接続されるとともに、リモート
コントロールスイッチ(RC5)とは信号線で接続され
ている。そして、室内制御ユニット(16)には破線で
示される室内制御装置(16a)が内蔵され、該室内制
御装置(16a)によって、各センサ類あるいは室外制
御ユニット(15)からの信号に応じて室内電動膨張弁
(13)あるいは室内ファン(12a)の動作が制御さ
れる。
第3図において、空気調和装置の冷房運転時、四路切換
弁(2)が図中実線側に切換わり、補助熱交換器(22
)の電磁開閉弁(24)が常時開いて、圧縮機(1)で
圧縮された冷媒が室外熱交換器(6)及び補助熱交換器
(22)で凝縮され、連絡配管(1lb )を経て各室
内ユニット(B)〜(F)に分岐して送られる。各室内
ユニット(B)〜(F)では、各室内電動膨張弁(13
)・・・で減圧され、各室内熱交換器(12)・・・で
蒸発した後合流して、室外ユニット(A)にガス状態で
戻り、圧縮機(1)に吸入されるように循環する。
また、暖房運転時には、四路切換弁(5)が図中破線側
に切換わり、冷媒の流れは上記冷房運転時と逆となって
、圧縮機(1)で圧縮された冷媒が各室内熱交換器(1
2)で凝縮され、合流して液状態で室外ユニット(A)
に流れ、室外電動膨張弁(8)により減圧され、室外熱
交換器(6)で蒸発した圧縮機(1)に戻るように循環
する。
そして、空気調和装置の運転中、上記各温度センサ(T
HI)〜(TH7)の信号に応じて、各機器の運転が制
御されるとともに、温度センサ(THI)〜(TH7)
の検知温度がそれぞれ所定範囲外のときには、サーミス
タ異常と判断されて、装置の運転を停止するようになさ
れている。
ただし、所定の条件下では、温度センサの異常による装
置の運転停止を行わないようになされている。その例に
ついて、以下に説明する。
第6図は吸入管センサ(TH6)に対する異常制御のフ
ローを示し、通常制御中、ステップS1で暖房運転中の
逆サイクル運転(例えば、デフロスト運転、油回収運転
等)か否かを判別し、N。
であれば、ステップS2で上記逆サイクル運転の終了後
所定時間to(例えば、3分間程度の11h間)が経過
したか否かを判別(7て、経過後であればステップS3
で、サーミスタの異常時には装置の運転を停止する吸入
管センサ(′r H6)の異常検知モジュールの制御を
行う。一方、上記ステップS1、S2の判別で、暖房運
転中の逆サイクル運転中、又はその逆サイクル運転終了
後所定時間が経過する前のときには、吸入管温度が極端
に低下する虞れがあると判断して、上記ステップS3の
異常検知モジュールの制御は行わないで通常制御に戻る
次に、第7図は吐出管センサ(TH4)の異常制御の内
容を示し、ステップS11で外気温センサ(TH7)で
検知される外気温度Toが所定温度(本実施例では一1
0°C)以下か否かを判別し、To≦−10℃であれば
、ステップS12で、サーモオフ中又は圧縮機(1)の
運転開始後10分間いないか否かを判別する。そして、
上記ステップSl+又はSI2の判別のいずれかがNO
であれば、ステップSI3で、吐出管センサ(TH4)
の検知温度が所定範囲外のときに運転を停d−する吐出
管センサ(TH4)の異常検知モジュールの制御を行う
一方、上記ステップSll、S12のいずれの判別もY
ESのときには上記異常検知モジュールの制御は行わな
い。
また、第8図は送風モード時におけるサーミスタの異常
制御を示し、ステップS2+で送風モードの運転中か否
かを判別して、送風モード運転中でなければ、ステップ
S22で、各温度センサ(TH1)〜(TH7)の検知
温度に応じて各機器の運転を制御する、つまりサーミス
タ異常があれば装置の運転を停止するサーミスタ情報入
力モジュールの制御を行う一方、送風モード運転中であ
れば、サーミスタ情報入力モジュールの制御は行わず、
各温度センサ(THI)〜(T H7)の検知温度が所
定の正常範囲を外れていても、装置の運転を停止しない
ようにしている。
上記フローにおいて、請求項(1)の発明では、ステッ
プS3により、吸入管センサ(T H6)で検出される
温度が所定範囲外のときには異常信号を出力する異常検
知手段(51A)が構成され、スチップS1及びS2の
判別により、暖房運転中の逆サイクル運転中及びその逆
サイクル運転終了後の一定時間の間、上記異常検知手段
(51、A’)による異常検知を中止する異常検知中止
手段(52A)が構成されている。
請求項(2)の発明では、ステップSI3により、吐出
管センサ(TH4)で検出される温度が所定範囲外のと
きに異常信号を出力する異常検知手段(51B)・が構
成され、ステップSll及び812の判別により、外気
温センサ(外気温度検出手段)(TH7)の出力を受け
、外気温度”roが所定温度(−10°C)以下のとぎ
には、サーモオフ中及び圧縮機(1)の運転開始後所定
時間の間、上記異常検知手段(51B)による異常検知
を中止する異常検知中止手段(52B)が構成されてい
る。
請求項(3)の発明では、ステップS22により、温度
センサ(THI)〜(T H7)の異常に応じて異常信
号を出力する異常検知手段(51C)が構成され、ステ
ップS2+の判別により、送風モード時に、異常信号の
室外制御装置(1,5a)への人力を阻止する入力阻止
手段(53)か構成されている。
したがって、請求項(1)の発明では、装置の運転時、
吸入管センサ(TH6)で検出される温度がサーミスタ
の特性からみて正常値とされる所定範囲外のときには、
異常検知手段(51A)により異常信号が出力され、室
外制御装置(運転制御手段)(15a)により装置が停
止するよう制御される。
その場合、例えばデフロスト運転、油回収運転のような
暖房運転中における逆サイクル運転時には、室内への冷
風の供給を防止すべく、室内ファン(12a)は停止さ
れる。したがって、低圧が極端に低下するときがあり、
吸入管センサ(TH6)で検知される吸入管温度がサー
ミスタの正常と判定される所定範囲外を越えてしまうこ
とがありうる。例えば、第9図における印加電圧VCC
を5ボルトとすると、本来サーミスタが絶縁状態になる
か開放状態になるかしたとき、つまり検知電圧■がOボ
ルト又は5ボルトのときにサーミスタ異常と判定すべき
であるが、検知誤差があるので、実際には、例えば0.
1〜4.9ボルトの範囲外ではサーミスタの異常と判定
するようになされる。
すなわち、従来のものでは、上記のような運転条件に起
因する低圧の低下にも拘らず、異常信号で装置が停止し
てしまう虞れがあることになる。
それに対し、請求項(1)の発明では、暖房運転中の逆
サイクル運転時及びその運転終了後一定時間であって低
圧が極端に低下する虞れのある間では、異常検知中止手
段(52A)により、上記異常検知手段(51A)によ
る吸入管センサ(TH6)の異常検知が行われないので
、吸入管センサ(TH6)が異常でないのに装置が停止
するのを有効に防止することができ、よって、空調の快
適性の向上を図ることができる。
請求項(2)の発明では、吐出管センサ(TH4)の検
知温度が所定範囲外のときに、異常検知手段(51B)
によりサーミスタ異常が検知され、室外制御装置(15
a)により装置か停止するよう制御される。
しかし、外気温度Toが低い場合で、サーモオン中、或
いはサーモオンにより圧縮機(1)か運転を開始しても
所定時間(10分間)の間は、室外熱交換器(6)の凝
縮温度が低下して吐出管温度Tdが正常範囲外の温度(
例えば−21°C以下)になることがありうる。その場
合、従来のものでは、運転条件に起因する吐出管温度T
dの低下にも拘らず、サーミスタ異常と判定されて装置
が異常停止することになる。
それに対し、請求項(2)の発明では、異常検知中止手
段(52B)により、異常検知手段(51B)による異
常検知が行われないので、吐出管センサ(TH4)が異
常でないのに装置が停止するのを有効に防止することが
でき、よって、空調の快適性の向上を図ることができる
のである。
請求項(3)の発明では、通常、空気調和装置に設置さ
れた各温度センサ(THI)〜(TH7)の信号に応じ
た装置の運転か行われ、温度センサ(THI)〜(TH
7)の検知温度がそれぞれに設定される正常温度範囲外
になったときには、室外制御装置(15a)により、装
置が停止するように制御される。しかし、送風モードの
場合には、圧縮機(1)は停止しており、冷媒が循環し
ていないので、温度センサ(THI)〜(TH7)のう
ちいずれかの信号が極端な値を示す場合があり、異常で
ないのに異常として運転停止してしまう虞れがある。一
方、送風モード時には、冷媒の循環がないので、よしん
ば温度センサ(THI)〜(TH7)のいずれかに異常
が生じたとしても、運転を続行するに支障はない。
ここにおいて、本発明では、入力阻止手段(53)によ
り、異常検知手段(51C)の室外制御装置(15a)
への入力が阻止されるので、そのまま運転を続行するこ
とができ、よって、空調の快適性の向上を図ることがで
きる。
(発明の効果) 以上説明したように、請求項(1)の発明によれば、デ
フロスト運転、油回収運転等、暖房運転中の逆サイクル
運転中及びその運転終了後一定時間の間は、吸入管セン
サによるサーミスタ異常検知を中止するようにしたので
、室内ファンの停止に起因する吸入管温度の低下で温度
センサが異常でないのに装置が停止するのを有効に防止
することができ、よって、空調の快適性の向上を図るこ
とができる。
請求項(2)の発明によれば、外気温度が所定値以下の
とき、サーモオフ中及び圧縮機の運転開始後所定時間の
間には、吐出管センサによるサーミスタ異常検知を中止
するようにしたので、外気温度の低下に起因する吐出管
温度の低下で温度センサが異常でないのに装置が停止す
るのを有効に防止することができ、よって、空調の快適
性の向上を図ることができる。
請求項(3)の発明によれば、送風モード時には温度セ
ンサのサーミスタ異常信号を人力しないようにしたので
、温度センサの異常の有無に拘らず送風モード運転を続
行することができ、よって、空調の快適性の向上を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の構成を示すブロッり図であ
る。第3図〜第8図は本発明の実施例を示し、第3図は
空気調和装置の冷媒系統配管図、第4図は室外制御ユニ
ットの電気回路図、第5図は室内制御ユニットの電気回
路図、第6図及び第7図は、それぞれ吸入管センサ及び
吐出管センサの異常制御の内容を示すフローチャー1・
図、第8図は送風モード運転における制御内容を示すフ
ローチャート図である。第9図はサーミスタ温度検知の
原理を示す電気回路図である。 1   圧縮機 6   室外熱交換器 8   室外電動膨張弁 (減圧機構) 12  室内熱交換器 12a  室内ファン 13  室内電動膨張弁 (減圧機構) 14  冷媒回路 15a  室外制御装置 (運転制御手段) 3〕 H4 H6 異常検知手段 異常検知中止手段 入力阻止手段 吐出管センサ 吸入管センサ 2a 5a H4 H6 圧縮機 室外熱交換器 室外電動膨張弁 (減圧機構) 室内熱交換器 室内ファン 室内電動膨張弁 (減圧機構) 冷媒回路 室外制御装置 (運転制御手段) 異常検知手段 異常検知中止手段 入力阻止手段 吐出管センサ 吸入管センサ H Tト 第1図 第 図 C 第 図 第 図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)圧縮機(1)、熱源側熱交換器(6)、減圧機構
    (13又は8)及びファン(12a)を付設した利用側
    熱交換器(12)を接続し、冷暖房サイクルの切換え可
    能に構成された冷媒回路(14)を備えた空気調和装置
    において、吸入管温度を検出するための吸入管センサ (TH6)と、該吸入管センサ(TH6)で検出される
    温度が所定範囲外にあるときには、異常信号を出力する
    異常検知手段(51A)と、該異常検知手段(51A)
    の出力を受け、異常信号出力時には運転を停止するよう
    制御する運転制御手段(15a)とを備えるとともに、
    暖房運転中における逆サイクル運転時及びその逆サイク
    ル運転終了後の一定時間の間、上記異常検知手段(51
    A)による異常検知を中止する異常検知中止手段(52
    A)を備えたことを特徴とする空気調和装置の運転制御
    装置。
  2. (2)圧縮機(1)、熱源側熱交換器(6)、減圧機構
    (13又は8)及び利用側熱交換器(12)を接続して
    なる冷媒回路(14)を備えた空気調和装置において、 吐出管温度を検出する吐出管センサ(TH4)と、該吐
    出管センサ(TH4)で検出される温度が所定範囲外の
    ときに異常信号を出力する異常検知手段(51B)と、
    該異常検知手段(51B)の出力を受け、異常信号の出
    力時には運転を停止するよう制御する運転制御手段(1
    5a)とを備えるとともに、 暖房運転時、外気温度を検出する外気温検出手段(TH
    7)と、該外気温検出手段(TH7)の出力を受け、外
    気温度が所定値以下のときには、サーモオフ中及び圧縮
    機(1)の運転開始後所定時間の間、上記異常検知手段
    (51B)による異常検知を中止する異常検知中止手段
    (52B)とを備えたことを特徴とする空気調和装置の
    運転制御装置。
  3. (3)圧縮機(1)、利用側熱交換器(6)、減圧機構
    (13又は8)及びファン(12a)を付設した利用側
    熱交換器(12)を接続してなる空気調和装置において
    、 空気調和装置に設置される温度センサ(TH1)〜(T
    H7)の検知温度に基づき異常信号を出力する異常検知
    手段(51C)と、該異常検知手段(51C)の出力を
    受け、異常信号の出力時には運転を停止するよう制御す
    る運転制御手段(15a)とを備えるとともに、 送風モード時、上記異常信号の運転制御手段(15a)
    への入力を阻止する入力阻止手段(53)を備えたこと
    を特徴とする空気調和装置の運転制御装置。
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