JPH0410536Y2 - - Google Patents

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JPH0410536Y2
JPH0410536Y2 JP16933285U JP16933285U JPH0410536Y2 JP H0410536 Y2 JPH0410536 Y2 JP H0410536Y2 JP 16933285 U JP16933285 U JP 16933285U JP 16933285 U JP16933285 U JP 16933285U JP H0410536 Y2 JPH0410536 Y2 JP H0410536Y2
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refrigerant
refrigeration system
detection device
indoor unit
refrigerant gas
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、分離形直膨冷凍装置に係り、特に該
冷凍装置の室内ユニツトを設置した室内での多量
の冷媒ガス漏れを防止する安全装置に関する。
(従来の技術) 一般に使用されている分離形の直膨冷凍装置
は、室内に熱交換器を設置して冷凍回路に直接フ
ロン系冷媒を循環させ室内を冷却または加熱して
いる。このため、万一事故によりフロン系冷媒ガ
スが室内に漏洩した場合には、充填されている冷
媒の殆ど全量が室内に充満することになる。とこ
ろが、フロン系冷媒は一応無毒(毒性が極めて低
い)とされているので、従来は特に積極的な対策
が講じられていない(実公昭60−28935号公報)。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながらフロン系冷媒自体では毒性が極め
て低くても、最近の室内は気密性が高いため冷媒
ガスが多量に漏洩すると酸欠状態となる危険があ
り、また冷蔵室などの如く気密性の特に高い室内
ではこの危険が高い。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題点を解決するための手段とし
て、分離形直膨冷凍装置の室内ユニツトBを設置
した室内に、室内ユニツトBからの冷媒ガス漏れ
を検知する検知装置8を配設し、該検知装置8の
冷媒ガス漏れ検知信号により冷凍装置の冷媒を室
外ユニツトA内に回収するポンプダウンを行うよ
うにしたものである。
(作用) 本考案では上記手段により、たとえ室内で冷媒
漏れが発生しても、大事故に至る前にポンプダウ
ンにより冷凍装置に充填された殆どの冷媒が室外
ユニツトA内に回収されるので、気密性の高い室
内でも安全性が向上するものである。
(実施例) 以下第1図および第2図を参照して、本考案の
好適な実施例として三室用マルチ式の分離形直膨
冷凍装置について詳細に説明する。
第1図に示す冷凍装置は、1台の室外ユニツト
Aと3台の室内ユニツトBとからなり、室外ユニ
ツトAは圧縮機1、四路切換弁2、室外熱交換器
3、デフロスト用電動膨張弁4、電磁弁5をこれ
らの順に接続して形成している。一方、各室内ユ
ニツトBは、それぞれ冷却用電動膨張弁6-1,6
−2,6-3と、室内熱交換器7-1,7-2,7-3とを
直列に接続して形成している。そして3台の室内
ユニツトBを並列に接続して前記室外ユニツトA
の電磁弁5と四路切換弁2との間に接続して循環
冷凍回路を形成して該冷凍回路にフロン系冷媒を
充填し、四路切換弁2を切換えて冷媒を実線また
は破線矢印の如く流通させて冷却または加熱を行
う。また、各室内にはフロンガスの検知装置8-
,8-2,8-3をそれぞれ設けている。
この検知装置としては、例えば半導体式センサ
が使用される。このものは金属酸化物半導体表面
のガス吸着による電気伝導度変化を測定するガス
センサで、長期の焼結処理工程を施した金属酸化
物SnO2からなるn型半導体の焼結体内部に、2
個の白金属合金線(Pd−Ir)コイルを内蔵させ
た半導体ガスセンサは、そのうち1つのコイルに
電圧を加えヒータ兼用とし、更にセンサ電流(ジ
ユール熱)により約350℃に加熱して使用するも
のである。
この冷凍装置は、冷却運転時には第1図の実線
矢印の如く冷媒を流通させデフロスト用電動膨張
弁4、電磁弁5に通電し全開とし、各室内ユニツ
トBの冷却用電動膨張弁6-1,6-2,6-3により
冷媒流量を制御し、各室内を適宜に冷却する。そ
して、室内熱交換器7のデフロストが必要なとき
は、四路切換弁2を切換え、冷媒の流れを破線矢
印の如く、冷却用電動膨張弁6-1,6-2,6-3
全開し、デフロスト用電動膨張弁4で流量制御し
て逆サイクルによるデフロストを行う。
次に、第2図に示す電気回路に基づいて前記作
動をさらに詳細に説明する。電源は常時ONの状
態とし、検知装置8-1,8-2,8-3は通電状態を
続け常時冷媒ガス漏れを監視する。通常運転は押
釦スイツチ13をONとすると、電磁開閉器のコ
イル11Cおよび第2リレーのコイル14Cがと
もにONとなり、第2リレーの常開接点14aで
押釦スイツチ13回路を自己保持する。
また、6-1A,6-2A,6-3Aは各室の冷却用電動
膨張弁6-1,6-2,6-3を制御する制御装置で、
-1C,6-2C,6-3Cはそのコイル、4Aはデフロ
スト用電動膨張弁4の制御装置で、4cはそのコ
イル、2cは四路切換弁2のコイルであり、四路
切換弁2は通電すれば冷却運転を行うようにして
あるが、逆に非通電で冷却運転するようにしても
良い。デフロスト運転を行うときは、デフロスト
用スイツチ15をOFFにすれば四路切換弁2の
コイル2CがOFFとなり、四路切換弁2がOFF
となつて冷凍回路が切換えられ、デフロスト運転
が行なわれる。
さて、通常の運転状態では各室の検知装置8-
,8-2,8-3は作動していないので、第1リレ
ーの常閉接点12bにより電磁弁5のコイル5C
に通電され電磁弁5は開弁状態になつているが、
例えばフロンガスの検知装置8-1がフロンガス漏
れを検知すると、検知装置8-1の常開接点8-1a
が閉じて検知信号を出力することにより、第1リ
レーのコイル12cに通電され常閉接点12bが
開き電磁弁5は閉弁し、同時に、運転操作用の押
釦スイツチ13と並列に接続された第1リレーの
常開接点12a1が押釦スイツチ13と無関係に
ONとなり、圧縮機1が起動し、また四路切換弁
2のコイル2も第1リレーの常開接点12a2によ
り冷却運転側に切換わる。このため、ポンプダウ
ンが行なわれ冷凍装置の殆どの冷媒が室外熱交換
器3に回収される。回収が終り圧縮機1の吸入圧
力が低下すると、低圧圧力スイツチ16がOFF
となり運転を停止する。従つて室内への冷媒ガス
の漏れ量は少くてすむものである。しかして作動
した室の検知装置8-1は前記ポンプダウン中又は
終了後の冷媒ガスの濃度低下によりその常開接点
-1aが開くので、リセツトボタン17を押すと
常開接点12a3の自己保持がとけ、第1リレーの
コイル12cはOFFとなり、常態に戻るもので
ある。なお、検知装置が作動すると同時に警報を
発するようにすることは好ましいことである。
本考案はヒートポンプ式空気調和装置のマルチ
方式にも適用できるものである。
この場合には、冷房、暖房、デフロストなどの
運転モードとは無関係に、冷媒漏れの場合には全
て冷房運転で室外ユニツトに冷媒をポンプダウン
するものである。
なお、上記実施例においてはポンプダウン時に
は、電磁弁5を閉止して行つたが、電磁弁5の代
りにデフロスト用電動膨張弁4を閉弁することに
より、ポンプダウンを行つても良いものである。
(考案の効果) 叙上の如く、本考案によれば、室内で冷媒漏れ
が発生したときには冷媒ガス漏れを検知する検知
装置によりポンプダウンを行い、冷凍装置内の冷
媒を室外ユニツト内に回収してしまうので、たと
え気密性の高い室内であつても酸欠などの大事故
に至る前に冷媒ガスの放出を止めるので安全性が
向上し、冷媒の損失も少ないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例にかかる三室用マルチ
の分離形直膨冷凍装置の冷凍回路図、第2図は同
装置の電気回路図である。 1……圧縮機、3……室外熱交換器、4……デ
フロスト用電動膨張弁、5……電磁弁、6……冷
却用電動膨張弁、7……室内熱交換器、8……検
知装置、A……室外ユニツト、B……室内ユニツ
ト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧縮機1を備えた室外ユニツトAと室内ユニツ
    トBとを分離して配設し、両ユニツトA,B間に
    冷媒を直接流通させる分離形直膨冷凍装置におい
    て、前記室内ユニツトBを設置した室内に、室内
    ユニツトBからの冷媒ガス漏れを検知する検知装
    置8を配設し、該検知装置8の冷媒ガス漏れ検知
    信号により冷凍装置内の冷媒を室外ユニツトA内
    に回収するポンプダウンを行うことを特徴とする
    分離形直膨冷凍装置。
JP16933285U 1985-11-01 1985-11-01 Expired JPH0410536Y2 (ja)

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JPS6277769U JPS6277769U (ja) 1987-05-18
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