JPS5848988Y2 - ヒ−トポンプ式空調機の除霜装置 - Google Patents
ヒ−トポンプ式空調機の除霜装置Info
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- JPS5848988Y2 JPS5848988Y2 JP11543478U JP11543478U JPS5848988Y2 JP S5848988 Y2 JPS5848988 Y2 JP S5848988Y2 JP 11543478 U JP11543478 U JP 11543478U JP 11543478 U JP11543478 U JP 11543478U JP S5848988 Y2 JPS5848988 Y2 JP S5848988Y2
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案はヒートポンプ式空調機の除霜装置に係り、特
に除霜運転中に保護装置が作動しないようにしたヒート
ポンプ式空調機の除霜装置に関する。
に除霜運転中に保護装置が作動しないようにしたヒート
ポンプ式空調機の除霜装置に関する。
冬期などにヒートポンプ穴空調和機を暖房運転すると、
蒸発器として作用している室外側熱交換器に着霜する。
蒸発器として作用している室外側熱交換器に着霜する。
着霜による暖房能力の低下を防ぐため、しばしば除霜を
行う必要がある。
行う必要がある。
従来、この除霜を行うため圧縮機と室内側熱交換器およ
び室外側熱交換器間に設けられ、暖房時に付勢され圧縮
機から吐出するガス冷媒を室内側熱交換器(凝縮器とし
て作用させる)に流入させる冷媒切換弁、例えば四方弁
の電磁コイルと直列に1個の除霜サーモスタットを接続
し、さらにこの除霜サーモスタットと並列に所定時限で
除霜側接点、暖房側接点に切換えられるように設けられ
たタイマースイッチを接続して除霜サーモスタットが開
放した後、次の除霜周期がきてタイマースイッチが除霜
側接点に切換わった場合にのみ、前記電磁コイルを消勢
して所定時限の間ガス冷媒を前記とは逆に圧縮機から室
外側熱交換器に流入させ、この室外側熱交換器を凝縮器
として作用させることによって除霜を行うようにしてお
り、この除霜の間室外側熱交換器用ファンモータを停止
させるようにしていた。
び室外側熱交換器間に設けられ、暖房時に付勢され圧縮
機から吐出するガス冷媒を室内側熱交換器(凝縮器とし
て作用させる)に流入させる冷媒切換弁、例えば四方弁
の電磁コイルと直列に1個の除霜サーモスタットを接続
し、さらにこの除霜サーモスタットと並列に所定時限で
除霜側接点、暖房側接点に切換えられるように設けられ
たタイマースイッチを接続して除霜サーモスタットが開
放した後、次の除霜周期がきてタイマースイッチが除霜
側接点に切換わった場合にのみ、前記電磁コイルを消勢
して所定時限の間ガス冷媒を前記とは逆に圧縮機から室
外側熱交換器に流入させ、この室外側熱交換器を凝縮器
として作用させることによって除霜を行うようにしてお
り、この除霜の間室外側熱交換器用ファンモータを停止
させるようにしていた。
しかしながら、室外側熱交換器の外気吸込面が2面以上
に亙り、かつ各面毎に熱交換器を分割して配置し冷媒を
各熱交換器に並流させるようにしたものでは、設置場所
により各熱交換器が日なた、日陰または降雪の方向に面
し、各熱交換器の負荷が異なる。
に亙り、かつ各面毎に熱交換器を分割して配置し冷媒を
各熱交換器に並流させるようにしたものでは、設置場所
により各熱交換器が日なた、日陰または降雪の方向に面
し、各熱交換器の負荷が異なる。
このような場合着霜の少ない面を基準に除霜サーモスタ
ットの作動温度を設定すると他の面では着霜残りが生じ
る。
ットの作動温度を設定すると他の面では着霜残りが生じ
る。
また、これとは逆に着霜の多い面を基準に設定すると他
の面では除霜過多となる。
の面では除霜過多となる。
この場合室外側熱交換器用ファンモータは停止している
ので吐出圧力を上昇し保護装置(高圧スイッチ)が作動
して除霜毎に冷凍サイクルが運転停止になるという不都
合な事態が生じる。
ので吐出圧力を上昇し保護装置(高圧スイッチ)が作動
して除霜毎に冷凍サイクルが運転停止になるという不都
合な事態が生じる。
この考案は上記事情にもとづきなされたもので、その目
的とするところは、冷媒切換弁の電磁コイルと直列に接
続された除霜時付勢されるように設けられたリレーのb
接点を室外側熱交換器用ファンモータと直列に接続し、
このb接点と並列にこのリレーのa接点と除霜時室外側
熱交換器の冷媒流出側となる管路の圧力を感知して作動
する圧力スイッチを直列に接続し、この点の圧力が所定
値になったとき、この圧力スイッチを閉成させてファン
モータを回転し圧力を下げるようにすることにより、上
記不都合を解消したヒートポンプ式空調機の除霜装置を
提供しようとするものである。
的とするところは、冷媒切換弁の電磁コイルと直列に接
続された除霜時付勢されるように設けられたリレーのb
接点を室外側熱交換器用ファンモータと直列に接続し、
このb接点と並列にこのリレーのa接点と除霜時室外側
熱交換器の冷媒流出側となる管路の圧力を感知して作動
する圧力スイッチを直列に接続し、この点の圧力が所定
値になったとき、この圧力スイッチを閉成させてファン
モータを回転し圧力を下げるようにすることにより、上
記不都合を解消したヒートポンプ式空調機の除霜装置を
提供しようとするものである。
以下、この考案の一実施例をヒートポンプ式チラーに実
施した場合につき、第1図乃至第3図を参照して説明す
る。
施した場合につき、第1図乃至第3図を参照して説明す
る。
第1図はこのチラーの冷凍サイクルを示すもので、図に
おいて1は圧縮機、2は冷媒切換弁としての四方弁、3
a 、3 bは空気熱交換器でこの空気熱交換器3
a 、3 bは第2図に示すようにチラ一本体Aの両側
に分割配置されており、中央にはファン4が設けられて
いる。
おいて1は圧縮機、2は冷媒切換弁としての四方弁、3
a 、3 bは空気熱交換器でこの空気熱交換器3
a 、3 bは第2図に示すようにチラ一本体Aの両側
に分割配置されており、中央にはファン4が設けられて
いる。
5は水熱交換器で、この水熱交換器5には図示しないが
室内に設けた例えばファンコイルと連通する水管が設け
られており、四方弁2を切換え、このチラーを冷房また
は暖房運転させることにより水熱交換器5の水管内の水
を冷却または暖め、この水をファンコイルに循環させる
ことにより室内の冷房または暖房を行うものである。
室内に設けた例えばファンコイルと連通する水管が設け
られており、四方弁2を切換え、このチラーを冷房また
は暖房運転させることにより水熱交換器5の水管内の水
を冷却または暖め、この水をファンコイルに循環させる
ことにより室内の冷房または暖房を行うものである。
なお、6は冷房用膨張弁、7は暖房用膨張弁、8は第1
の逆止弁、9は第2の逆止弁である。
の逆止弁、9は第2の逆止弁である。
次に、第3図に示す除霜制御回路について説明する。
11.12は図示しない制御電源に接続された母線で、
この母線11.12間には停止用押釦スイッチ13、後
述する第1のリレーのa接点17aを並列に接続した運
転用押釦スイッチ14、冷暖切換スイッチ15、第1の
切換リレースイッチ16、前述したa接点17 aを有
する第1のリレー17および圧縮機1の吐出側管路B接
点の圧力を感知するように設けられ通常は閉成され所定
圧力、例えば25kg/cm2で開放され、手動で閉成
する保護用高圧スイッチ18が直列に接続されている。
この母線11.12間には停止用押釦スイッチ13、後
述する第1のリレーのa接点17aを並列に接続した運
転用押釦スイッチ14、冷暖切換スイッチ15、第1の
切換リレースイッチ16、前述したa接点17 aを有
する第1のリレー17および圧縮機1の吐出側管路B接
点の圧力を感知するように設けられ通常は閉成され所定
圧力、例えば25kg/cm2で開放され、手動で閉成
する保護用高圧スイッチ18が直列に接続されている。
前記冷暖切換スイッチ15および第1の切換リレースイ
ッチ16にはそれぞれ共通に接続された冷房側固定接点
15 a 、16 aおよび暖房側固定接点15b、1
6bが設けられており、一方の冷暖切換スイッチ15に
は手動で切換えられる切換接点15Cに接続された切換
接片15dが設けられている。
ッチ16にはそれぞれ共通に接続された冷房側固定接点
15 a 、16 aおよび暖房側固定接点15b、1
6bが設けられており、一方の冷暖切換スイッチ15に
は手動で切換えられる切換接点15Cに接続された切換
接片15dが設けられている。
また他方の第1の切換リレースイッチ16には通常は冷
房側固定接点16 a側にあり、後述する第3のリレー
が付勢されることにより暖房側固定接点16bに切換わ
る切換接点16 Cに接続された切換接片16dが設け
られている。
房側固定接点16 a側にあり、後述する第3のリレー
が付勢されることにより暖房側固定接点16bに切換わ
る切換接点16 Cに接続された切換接片16dが設け
られている。
19はファンモータ(空気熱交換器用)用電磁接触器の
コイルで、このコイル19の一端は前記運転用押釦スイ
ッチ14と冷暖切換スイッチ15の切換接点15Cとの
接続点から延出した第1のライン20に接続され、この
コイル19の他端は後述する第4のリレーのb接点31
bを介して前記高圧スイッチ18と第1のリレー17
との接続点から延出した第2のライン21に接続されて
いる。
コイルで、このコイル19の一端は前記運転用押釦スイ
ッチ14と冷暖切換スイッチ15の切換接点15Cとの
接続点から延出した第1のライン20に接続され、この
コイル19の他端は後述する第4のリレーのb接点31
bを介して前記高圧スイッチ18と第1のリレー17
との接続点から延出した第2のライン21に接続されて
いる。
また前記す接点31 bにはこれと並列に後述する第4
のリレーのa接点31 aと除霜時空気熱交換器の冷媒
流出側となる管路C点の圧力を感知するように設けられ
通常は開放(例えば17 kg/cm2)され所定圧力
(前記高圧スイッチ18の動作圧力により低い例えば2
2 kg/cm2)で閉成する圧力スイッチ22が直列
に接続されている。
のリレーのa接点31 aと除霜時空気熱交換器の冷媒
流出側となる管路C点の圧力を感知するように設けられ
通常は開放(例えば17 kg/cm2)され所定圧力
(前記高圧スイッチ18の動作圧力により低い例えば2
2 kg/cm2)で閉成する圧力スイッチ22が直列
に接続されている。
また、前記第1および第2のライン20.21間には第
2の切換リレースイッチ23、冷暖用サーモスタット2
4および圧縮機用電磁接触器のコイル25が直列に接続
されている。
2の切換リレースイッチ23、冷暖用サーモスタット2
4および圧縮機用電磁接触器のコイル25が直列に接続
されている。
この第2の切換リレースイッチ23、冷暖用サーモスタ
ット24はそれぞれ共通に接続された冷房側固定接点2
3 a 、24 a、暖房側固定接点23 b 、24
bを有し、一方の第2の切換リレースイッチ23には
通常は冷房側固定接点23 a側にあり、後述する第3
のリレーが付勢されることにより暖房側固定接点23
bに切換わる切換接点23 Cに接続された切換接片2
3 dが設けられている。
ット24はそれぞれ共通に接続された冷房側固定接点2
3 a 、24 a、暖房側固定接点23 b 、24
bを有し、一方の第2の切換リレースイッチ23には
通常は冷房側固定接点23 a側にあり、後述する第3
のリレーが付勢されることにより暖房側固定接点23
bに切換わる切換接点23 Cに接続された切換接片2
3 dが設けられている。
また他方の冷暖用サーモスタット24には水熱交換器5
の水温が高いときには図示の如く冷房側固定接点24
a側に、また低いときには暖房側固定接点24 b側に
自動的に切換わる切換接点24 Cに接続された切換接
片24 dが設けられている。
の水温が高いときには図示の如く冷房側固定接点24
a側に、また低いときには暖房側固定接点24 b側に
自動的に切換わる切換接点24 Cに接続された切換接
片24 dが設けられている。
26は前記第1の切換リレースイッチ16の暖房側固定
接点16b側から延出された第3のラインであり、この
第3のライン26および前記第2のライン21間に第2
のリレー27が並列にまたこの第2のリレー27のa接
点27 aおよび第3のリレー28が直列にそれぞれ接
続されている。
接点16b側から延出された第3のラインであり、この
第3のライン26および前記第2のライン21間に第2
のリレー27が並列にまたこの第2のリレー27のa接
点27 aおよび第3のリレー28が直列にそれぞれ接
続されている。
29は第3のリレー28と第2のリレー27のa接点2
7 aとの接続点から延出された第4のラインであり、
この第4のライン29と前記第3のライン26間に冷凍
サイクルの四方弁2の電磁コイル30と、並列に接続さ
れた後述する第5のリレーのa接点35a、第4のリレ
ー31.除霜時空気熱交換器の冷媒流出側となる管路り
部に感温部を設けた除霜用サーモスタット32とが直列
に接続されている。
7 aとの接続点から延出された第4のラインであり、
この第4のライン29と前記第3のライン26間に冷凍
サイクルの四方弁2の電磁コイル30と、並列に接続さ
れた後述する第5のリレーのa接点35a、第4のリレ
ー31.除霜時空気熱交換器の冷媒流出側となる管路り
部に感温部を設けた除霜用サーモスタット32とが直列
に接続されている。
33はタイマースイッチであり、このタイマースイッチ
33のタイマー34は第3および第4のライン26.2
9間に接続され、スイッチ部分は次のように構成されて
いる。
33のタイマー34は第3および第4のライン26.2
9間に接続され、スイッチ部分は次のように構成されて
いる。
即ち、除霜側固定接点33a、暖房側固定接点33b、
切換接点33 Cおよび切換接片33 dからなり、切
換接点33d、暖房側固定接点32 bは図の如く除霜
用サーモスタット32の接点に並列に接続され、除霜側
固定接点33 aは前述したa接点35 aを有する第
5のリレー35を介して第3のライン26に接続されて
いる。
切換接点33 Cおよび切換接片33 dからなり、切
換接点33d、暖房側固定接点32 bは図の如く除霜
用サーモスタット32の接点に並列に接続され、除霜側
固定接点33 aは前述したa接点35 aを有する第
5のリレー35を介して第3のライン26に接続されて
いる。
しかして、このタイマースイッチ33はタイマー34に
よりその切換接片33 dが設定時間毎(例えば暖房・
・・・・・50分、除霜・・・・・・10分)に繰返し
除霜側固定接点33a++暖房側固定接点33 bへと
切換わるようになっている。
よりその切換接片33 dが設定時間毎(例えば暖房・
・・・・・50分、除霜・・・・・・10分)に繰返し
除霜側固定接点33a++暖房側固定接点33 bへと
切換わるようになっている。
次に、この考案の作用を説明する。
図示の状態、即ち、冷暖用サーモスタット24の切換接
片23 dが暖房側固定接点24 aに切換わっている
夏期に冷暖切換スイッチ15を冷房側に切換えた状態で
運転用押釦スイッチ14を押圧する。
片23 dが暖房側固定接点24 aに切換わっている
夏期に冷暖切換スイッチ15を冷房側に切換えた状態で
運転用押釦スイッチ14を押圧する。
斯くしてファンモータ用電磁接触器のコイル19が付勢
されファンモータは回転する。
されファンモータは回転する。
同時に圧縮機用電磁接触器のコイル25が付勢されて圧
縮機1が運転され、冷凍サイクルは水熱交換器5の水を
冷却する冷房サイクルとなり、この冷却された水を適宜
手段により室内に循環させることにより室内の冷房が行
なわれる。
縮機1が運転され、冷凍サイクルは水熱交換器5の水を
冷却する冷房サイクルとなり、この冷却された水を適宜
手段により室内に循環させることにより室内の冷房が行
なわれる。
また、同時に第1のリレー17が付勢されてこの第1の
リレー17のa接点17aが閉成、自己保持されるので
以後運転用押釦スイッチ14の押圧を解除する。
リレー17のa接点17aが閉成、自己保持されるので
以後運転用押釦スイッチ14の押圧を解除する。
次に、冬期などに暖房運転を行うには、冷暖切換スイッ
チ15を暖房側に切換える(切換接片15dは暖房側固
定接点15bに切換わる)ついで運転用押釦スイッチ1
4を押圧する。
チ15を暖房側に切換える(切換接片15dは暖房側固
定接点15bに切換わる)ついで運転用押釦スイッチ1
4を押圧する。
斯くしてファンモータ用電磁接触器のコイル19が付勢
されファンモータは回転する。
されファンモータは回転する。
同時に第2のリレー27が付勢されてこの第2のリレー
27のa接点27 aが閉成される。
27のa接点27 aが閉成される。
この結果、第3のリレー28が付勢されて第1の切換リ
レースイッチ16の切換接片16dは暖房側固定接点1
6bに切換わり第1のリレー17が付勢され、この第1
のリレー17のa接点17 aは閉成、自己保持される
ので以後運転用押釦スイッチ14の押圧を解除する。
レースイッチ16の切換接片16dは暖房側固定接点1
6bに切換わり第1のリレー17が付勢され、この第1
のリレー17のa接点17 aは閉成、自己保持される
ので以後運転用押釦スイッチ14の押圧を解除する。
また同時に第2の切換リレースイッチ23の切換接片2
3 dが暖房側固定接点23bに切換わり(冷暖用サー
モスタット24は水熱交換器5の水温が低いのでその切
換接片24 dは暖房側固定接点24 bに切換わって
いる)圧縮機用電磁接触器のコイル25が付勢されて圧
縮機1が運転される。
3 dが暖房側固定接点23bに切換わり(冷暖用サー
モスタット24は水熱交換器5の水温が低いのでその切
換接片24 dは暖房側固定接点24 bに切換わって
いる)圧縮機用電磁接触器のコイル25が付勢されて圧
縮機1が運転される。
一方電磁コイル30が付勢されて四方弁2が切換わり、
冷凍サイクルは水熱交換器5の水を暖める暖房サイクル
となり、この暖められた水を適宜手段により室内に循環
させることにより室内の暖房が行なわれる。
冷凍サイクルは水熱交換器5の水を暖める暖房サイクル
となり、この暖められた水を適宜手段により室内に循環
させることにより室内の暖房が行なわれる。
なお、タイマースイッチ33はタイマー34により設定
時間毎に繰返し切換接片33 dが除霜側固定接点33
a、暖房側固定接点33 bへと切換わるが、除霜用サ
ーモスタット32が閉成されている限り四方弁2の電磁
コイル30には所定電圧が引続き印加されているので、
暖房運転はそのまま継続される。
時間毎に繰返し切換接片33 dが除霜側固定接点33
a、暖房側固定接点33 bへと切換わるが、除霜用サ
ーモスタット32が閉成されている限り四方弁2の電磁
コイル30には所定電圧が引続き印加されているので、
暖房運転はそのまま継続される。
暖房運転を続け、空気熱交換器に着霜すると除霜用サー
モスタット32が開放される。
モスタット32が開放される。
そして次の除霜周期が到来しタイマースイッチ33の切
換接片33 dが除霜側固定接点33 aに切換わると
第3および第4のライン26.29間にかかる電圧は四
方弁2の電磁コイル30と第4のリレー31コイルで分
圧され第4のリレー31が付勢(電磁コイル30のイン
ピーダンスに比し第4のリレー31のインピーダンスが
はるかに高いため)される。
換接片33 dが除霜側固定接点33 aに切換わると
第3および第4のライン26.29間にかかる電圧は四
方弁2の電磁コイル30と第4のリレー31コイルで分
圧され第4のリレー31が付勢(電磁コイル30のイン
ピーダンスに比し第4のリレー31のインピーダンスが
はるかに高いため)される。
この結果、第4のリレー31のb接点31 bは開放さ
れファンモータ用電磁接触器のコイル19は消勢されて
ファンモータは停止する。
れファンモータ用電磁接触器のコイル19は消勢されて
ファンモータは停止する。
また、同時に第4のリレー31のa接点31 aか゛閉
成される。
成される。
一方、電磁コイル30は消勢されて四方弁2は切換わり
、冷凍サイクルは暖房サイクルから除霜サイクル(逆サ
イクル)になり、タイマー34によって設定された時間
除霜が行なわれる。
、冷凍サイクルは暖房サイクルから除霜サイクル(逆サ
イクル)になり、タイマー34によって設定された時間
除霜が行なわれる。
なお、切換接片33 dが除霜側固定接点33 aに切
換わってから除霜用サーモスタット32が開放された場
合には第5のリレー35によりa接点35aが自己保持
され電磁コイル30は付勢されているので除霜には入ら
ない。
換わってから除霜用サーモスタット32が開放された場
合には第5のリレー35によりa接点35aが自己保持
され電磁コイル30は付勢されているので除霜には入ら
ない。
また、設定された除霜時間内に除霜用サーモスタット3
2が復帰した場合には、直ちに暖房運転に入り、この場
合も前記同様a接点35 aは自己保持され復帰直後に
おける除霜用サーモスタット32のバタツキの影響をな
くしている。
2が復帰した場合には、直ちに暖房運転に入り、この場
合も前記同様a接点35 aは自己保持され復帰直後に
おける除霜用サーモスタット32のバタツキの影響をな
くしている。
このように除霜が進み一方の日陰側に面した例えば熱交
換器3aの除霜は未了であっても、他の日なた側に面し
た熱交換器3bの除霜が終了すると、冷媒流出側管路の
圧力が上昇して、その圧力が22 kg/cm2になる
と圧力スイ゛どチ22が閉成されファンモータは回転す
る。
換器3aの除霜は未了であっても、他の日なた側に面し
た熱交換器3bの除霜が終了すると、冷媒流出側管路の
圧力が上昇して、その圧力が22 kg/cm2になる
と圧力スイ゛どチ22が閉成されファンモータは回転す
る。
この結果熱交換器は冷却され冷媒流出側管路の圧力は低
下する。
下する。
そしてこの圧力が17 kg/Cm2になれは゛圧力ス
イッチ22は開放されてファンモータは停止する。
イッチ22は開放されてファンモータは停止する。
なお、前記圧力スイッチ22のON圧力は高圧スイッチ
18のOFF圧力より低く設定しであるので、除霜中高
圧スイッチ18が作動することはない。
18のOFF圧力より低く設定しであるので、除霜中高
圧スイッチ18が作動することはない。
斯くして日陰側に面した熱交換器3aの除霜も終り除霜
用サーモスタット32が閉成されると、また暖房運転に
入る。
用サーモスタット32が閉成されると、また暖房運転に
入る。
なお、この実施例ではヒートポンプ式チラーについて説
明したが、この水熱交換器を空気熱交換器とし、この空
気熱交換器を室内に設ける形式の空気調和機にも容易に
実施できるものである。
明したが、この水熱交換器を空気熱交換器とし、この空
気熱交換器を室内に設ける形式の空気調和機にも容易に
実施できるものである。
この考案は上記したように、冷媒切換弁の電磁コイルと
直列に接続された除霜時付勢されるように設けられたリ
レーのb接点を室外側熱交換器用ファンモータと直列に
接続し、このb接点と並列に、このリレーのa接点と除
霜時室外側熱交換器の冷媒流出側管路の圧力を感知して
作動する圧力スイッチを直列に接続するようにしたので
、冷媒流出側の圧力が高くなったときにはファンモータ
を回転させて圧力を低下させ、圧力が低下したときには
ファンモータを停止させるようにできるので、除霜中高
圧スイッチが作動して冷凍サイクルが運転停止になるよ
うなことはない。
直列に接続された除霜時付勢されるように設けられたリ
レーのb接点を室外側熱交換器用ファンモータと直列に
接続し、このb接点と並列に、このリレーのa接点と除
霜時室外側熱交換器の冷媒流出側管路の圧力を感知して
作動する圧力スイッチを直列に接続するようにしたので
、冷媒流出側の圧力が高くなったときにはファンモータ
を回転させて圧力を低下させ、圧力が低下したときには
ファンモータを停止させるようにできるので、除霜中高
圧スイッチが作動して冷凍サイクルが運転停止になるよ
うなことはない。
従って除霜用サーモスタットの作動温度を着霜量の多い
面を基準に設定できるので、熱交換器全体の除霜が完全
に行なわれる。
面を基準に設定できるので、熱交換器全体の除霜が完全
に行なわれる。
また除霜用サーモスタットは従来どおり1個でよいなど
、実用上すぐれた効果を奏することができる。
、実用上すぐれた効果を奏することができる。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図はヒート
ポンプ式チラーの冷凍サイクル図、第2図は同じく熱交
換器の配置状態を示す平面図、第3図は同じく除霜制御
回路図である。 A・・・・・・チラ一本体、3a、3b・・・・・・熱
交換器、15・・・・・・冷暖切換スイッチ、18・・
・・・・高圧スイッチ、19・・・・・・ファンモータ
用電磁接触器のコイル、22・・・・・・圧力スイッチ
、24・・・・・・冷暖用サーモスタット、25・・・
・・・圧縮機用電磁接触器のコイル、30・・・・・・
四方弁の電磁コイル、32・・・・・・除霜用サーモス
タット、33・・・・・・タイマースイッチ。
ポンプ式チラーの冷凍サイクル図、第2図は同じく熱交
換器の配置状態を示す平面図、第3図は同じく除霜制御
回路図である。 A・・・・・・チラ一本体、3a、3b・・・・・・熱
交換器、15・・・・・・冷暖切換スイッチ、18・・
・・・・高圧スイッチ、19・・・・・・ファンモータ
用電磁接触器のコイル、22・・・・・・圧力スイッチ
、24・・・・・・冷暖用サーモスタット、25・・・
・・・圧縮機用電磁接触器のコイル、30・・・・・・
四方弁の電磁コイル、32・・・・・・除霜用サーモス
タット、33・・・・・・タイマースイッチ。
Claims (1)
- 暖房時、冷媒切換弁を切換えることにより冷凍サイクル
を逃サイクルとして室外側熱交換器の除霜を行うように
したし一トポンプ式空調機の除霜装置において、前記冷
媒切換弁の電磁コイルと直列に除霜時付勢されるように
設けられたリレーを接続し、このリレーのb接点を室外
側熱交換器用ファンモータと直列に接続すると共に、こ
のb接点と並列にこのリレーのa接点と除霜時室外側熱
交換器の冷媒流出側となる管路の圧力を感知して作動す
る圧力スイッチを直列に接続したことを特徴とするヒー
トポンプ式空調機の除霜装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11543478U JPS5848988Y2 (ja) | 1978-08-23 | 1978-08-23 | ヒ−トポンプ式空調機の除霜装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11543478U JPS5848988Y2 (ja) | 1978-08-23 | 1978-08-23 | ヒ−トポンプ式空調機の除霜装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5532933U JPS5532933U (ja) | 1980-03-03 |
JPS5848988Y2 true JPS5848988Y2 (ja) | 1983-11-09 |
Family
ID=29067061
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11543478U Expired JPS5848988Y2 (ja) | 1978-08-23 | 1978-08-23 | ヒ−トポンプ式空調機の除霜装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5848988Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-08-23 JP JP11543478U patent/JPS5848988Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5532933U (ja) | 1980-03-03 |
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