JPS5852416Y2 - ヒ−トポンプ式冷暖房装置 - Google Patents

ヒ−トポンプ式冷暖房装置

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JPS5852416Y2
JPS5852416Y2 JP2625979U JP2625979U JPS5852416Y2 JP S5852416 Y2 JPS5852416 Y2 JP S5852416Y2 JP 2625979 U JP2625979 U JP 2625979U JP 2625979 U JP2625979 U JP 2625979U JP S5852416 Y2 JPS5852416 Y2 JP S5852416Y2
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JP
Japan
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protection switch
self
switch
auxiliary relay
voltage protection
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JP2625979U
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JPS55126167U (ja
Inventor
隆夫 河原
Original Assignee
三菱電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はホットガスリバース方式により除霜運転を行
なうヒートポンプ式冷暖房装置、特にその電気回路の改
良に関するものである。
従来、この種の装置の電気回路として一般に知られてい
るものを第1図に示す。
第1図に於て、1は始動スイッチ、2は停止スイッチ、
3は自己保持用補助継電器、3aは自己保持用補助継電
器3のa接点、4は高圧保護スイッチ、5は低圧保護ス
イッチ、6は室内温度または水温等により作動する温度
スイッチ、7は圧縮用電磁接触器、8は室外側熱交換器
に着霜が生じた場合に作動し、除霜が終了した時に復帰
するデアイサー、9は室外側送風機用電磁接触器、10
は冷暖房運転切替スイッチ、11は四方弁である。
なお、R,Tは電源端子である。
次に作動について説明する。
自己保持用補助継電器3は、高圧保護スイッチ4および
低圧保護スイッチ5が閉じておれば、始動スイッチ1を
押すことにより自己保持用補助継電器3のa接点3aで
自己保持回路を形成しており、始動スイッチ1の押すこ
とを止めても、保護スイッチ4および5が作動するか停
止スイッチ2を押さない限り、励磁を持続するものであ
る。
また、テ゛アイサー8は通常の暖房時接点が閉じており
、冷暖切替スイッチ10は暖房時(暖)に接続されてい
る。
従って、自己保持用補助継電器3が励磁されると、圧縮
機用電磁接触器7および室外側送風機用電磁接触器9に
通電され、冷暖房装置の圧縮機(図示せず)および室外
側送風機(図示せず)が運転すると共に、四方弁11に
も同時に通電されるため暖房サイクル運転が出来る。
次に、室外側熱交換器に着霜が生じてデアイサー8が作
動し接点が開くと室外側送風機用電磁接触器9の励磁が
とけ、送風機が停止する。
これと共に、四方弁11の励磁もとけて暖房運転から除
霜運転に切り変わる。
そして、除霜が終了してデアイサー8が復帰すると元の
暖房サイクル運転にもどるものである。
また一方、低圧保護スイッチ5が作動し接点が開いた場
合は自己保持用電磁継電器3への通電が断たれて自己保
持用電磁継電器3が無励磁となり、このa接点3aが開
くことになる。
そして、その後に低圧保護スイッチ5が復帰しても、再
び自動的に元の暖房サイクル運転に復帰しないものであ
る。
しかるに、上記のような電気回路を用いる従来のホット
ガスリバース方式の除霜運転を行なうものに於ては、除
霜運転開始直後および除霜運転中に室外側熱交換器にお
ける凝縮圧力は着霜の為、および、その直前まで暖房運
転の冷却器として作動し外気温度より相当低い温度であ
ったために相当低い凝縮圧力となり、しばしば低圧圧力
が異常に低下して低圧保護スイッチ5が作動することが
ある。
そのため、前述の従来の電気回路に於ては、低圧保護ス
イッチ5が一旦作動すると自己保持用補助継電器3の励
磁がとけるため装置は停止し、再度自動復帰が出来ない
そこで、この種の不都合を解消するためには、低圧保護
スイッチ5を自動復帰の回路で構成し低圧保護スイッチ
5が作動しても自己保持用補助継電器3の励磁をとかな
い回路にしておけば良いが、暖房運転時のガス洩れ時等
に於ても低圧保護スイッチ5の自動復帰により装置の運
転の自動再起動をくり返すことになり、保護スイッチの
役目が半減することになる。
そしてまた、除霜運転中に低圧保護スイッチを短絡して
おく方法もあるが、除霜運転中にガス洩れが生じた場合
の保護が不可能となる。
このように従来の電気回路では、ガス洩れなどによる吸
入圧力の異常低下に非ずして除霜運転中の低圧保護スイ
ッチが作動し、運転の継続を阻害する欠点及び除霜運転
中のガス洩れ保護ができない欠点があった。
本考案は、このような欠点を除去するためになされたも
ので、除霜運転時のみ低圧保護スイッチを自己保持用補
助継電器の励磁には作用せず、低圧保護スイッチが作動
した時に圧縮機を止め低圧保護を行うとともに、低圧圧
力が復帰上昇した場合は自動的に圧縮機の運転を再開せ
しめるように構成したヒートポンプ式冷暖房装置を提供
しようとするものである。
以下、この考案の一実施例を第2図に基づいて説明する
第2図に於て、1〜7,9〜11及び3aは前述の第1
図と同等部分を示す。
8は室外側熱交換器の着霜を感知して作動し、除霜後復
帰するテ゛アイサーであり、図中実線は暖房運転時を、
破線はテ゛アイサーが作動した状態を示す。
12は上記デアイサー8が作動した時励磁する補助継電
器、12 aはこの補助継電器12の接点を示し励磁さ
れた時接点が閉じる。
13及び14は補助継電器の接点12 aの開閉で作動
する遅延継電器、13aは励磁と同時に接点が閉じ、励
磁が解けてから、一定時間(約1秒)後接点が開く遅延
接点、14bは励磁されてから一定時間(約1秒)後接
点が開き、励磁が解けると同時に接点が閉じる遅延接点
である。
なお、上記接点13aは低圧保護スイッチ5の電源側へ
、上記接点14bは低圧保護スイッチ5と上記圧縮機用
電磁接触器7との間にそれぞれ接続されている。
次に上記実施例の作動について説明する。
即ち、上記電気回路に於ては室外側熱交換器に着霜がな
く、デアイサー8が作動していない場合は、補助継電器
12は無励磁の状態にあって接点13 aが開、接点1
4 bの閉の状態のままであり、自己保持用補助継電器
3は低圧保護スイッチ5と直列に接続された状態である
ため、低圧保護スイッチが作動した時は、自己保持用補
助継電器3の励磁がとけて装置が停止し、低圧保護スイ
ッチが復帰しても装置は再起動しない。
一方、室外側熱交換器に着霜が生じテ゛アイサー8が作
動した場合は従来の電気回路同様に送風機は停止し、四
方弁の励磁がとけ除霜運転を行うが、補助継電器12が
励磁されるため接点14bが開き、接点13aが閉じて
自己保持用補助継電器3は低圧保護スイッチ5より負荷
側に接続されるため、自己保持用補助継電器3は低圧保
護スイッチ5の作動に関係なく自己保持回路を形成する
従って、除霜運転中に低圧保護スイッチ5が作動しても
、自己保持回路はとけることがなく、圧縮機用電磁接触
器7の励磁がとけて圧縮機(図示せず)の運転が停止す
る。
やがて、低圧圧力が復帰上昇して低圧保護スイッチ5が
閉じた時には、圧縮機用電磁接触器7が再び励磁される
ことになり、除霜運転が継続出来るものである。
除霜運転中一旦装置が停止した場合の再起動時には、室
外側熱交換器の温度は外気温まで上昇しており、暖房運
転から直接除霜運転に切り変わった状態よりも凝縮温度
の低下が少ない為、低圧圧力の異常低下量も少なく、引
き続き、低圧保護装置が作動することが少ない。
なお、本考案の一実施例では、デアイサー8の逆接点に
より補助継電器12を作動させたが、除霜運転に入った
事を″感知する信号、例えば室外側熱交換器部分の圧力
による信号または、除霜運転時に送風機を停止させるた
め、この送風機用電磁接触器の作動による信号または四
方弁切替えにともなう冷媒配管の温度変化等の信号を受
けて補助継電器12を作動させても同一の効果を奏し得
るものである。
以上の様に、この考案によれば、除霜運転中のみに自己
保持用補助継電器を低圧保護スイッチより電源側に接続
し、かつ、圧縮機用電磁接触器は低圧保護スイッチを介
して接続された回路を形成せしめることにより、除霜運
転時に低圧保護スイッチが作動しても自動的に運転を再
開することを可能ならしめ、さらに、ガス洩れ等の保護
効果も存続し得る等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の電気回路図、第2図はこの考案の一
実施例を示す電気回路図である。 図中、3は自己保持用補助継電器、5は低圧保護スイッ
チ、7は圧縮機用電磁接触器、8はテ゛アイサー、9は
室外側送風機用電磁接触器、10は冷暖切替スイッチ、
11は四方弁、12は補助継電器、13.14は遅延継
電器、13 a 、14 bはそれぞれその遅延継電器
の遅延接点、R,Tは電源側端子である。 なお、図中同一符号は、同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ホットガスリバース方式により除霜運転を行なうヒート
    ポンプ式冷暖房装置において、一方が自己保持用補助継
    電器の接点を、他方が低圧保護スイッチを介して電源に
    それぞれ接続された圧縮機用電磁接触器、上記除霜運転
    中に上記自己保持用補助継電器を上記低圧保護スイッチ
    の電源側に接続する第1のスイッチ、および冷暖房中に
    上記自己保持用補助継電器を上記低圧保護スイッチと上
    記圧縮機用電磁接触器との間に接続する第2のスイッチ
    を備えてなるヒートポンプ式冷暖房装置。
JP2625979U 1979-02-28 1979-02-28 ヒ−トポンプ式冷暖房装置 Expired JPS5852416Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2625979U JPS5852416Y2 (ja) 1979-02-28 1979-02-28 ヒ−トポンプ式冷暖房装置

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JP2625979U JPS5852416Y2 (ja) 1979-02-28 1979-02-28 ヒ−トポンプ式冷暖房装置

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Publication Number Publication Date
JPS55126167U JPS55126167U (ja) 1980-09-06
JPS5852416Y2 true JPS5852416Y2 (ja) 1983-11-29

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