JPH02272249A - 空気調和装置の運転制御装置 - Google Patents
空気調和装置の運転制御装置Info
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- JPH02272249A JPH02272249A JP1090974A JP9097489A JPH02272249A JP H02272249 A JPH02272249 A JP H02272249A JP 1090974 A JP1090974 A JP 1090974A JP 9097489 A JP9097489 A JP 9097489A JP H02272249 A JPH02272249 A JP H02272249A
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- Air Conditioning Control Device (AREA)
- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
従来より、例えば特開昭63−73052号公報に開示
される如く、風量の調節可能な室内ファンを備えた空気
調和装置において、室内ファンの風量をサーモオン時に
は標準風量に維持する一方、暖房運転中におけるサーモ
オフ時には微風量にすることにより、室内のドラフト感
を緩和しようとするものは公知の技術である。
される如く、風量の調節可能な室内ファンを備えた空気
調和装置において、室内ファンの風量をサーモオン時に
は標準風量に維持する一方、暖房運転中におけるサーモ
オフ時には微風量にすることにより、室内のドラフト感
を緩和しようとするものは公知の技術である。
(発明が解決しようとする課題)
ところで、−台の室外ユニットに対して複数の室内ユニ
ットを接続したいわゆるマルチ形空気調和装置において
は、サーモオン、サーモオフ状態は各室内ユニット毎に
生じるので、一つの室内ユニットがサーモオンであると
きに、他の室内ユニットがサーモオフになることがある
。
ットを接続したいわゆるマルチ形空気調和装置において
は、サーモオン、サーモオフ状態は各室内ユニット毎に
生じるので、一つの室内ユニットがサーモオンであると
きに、他の室内ユニットがサーモオフになることがある
。
したがって、このようなマルチ形空気調和装置の暖房運
転中におけるデフロスト運転、油回収運転等の逆サイク
ル運転を行う際、その運転に入る前に、ある室内ユニッ
トがサーモオフ状態であることがある。そして、その場
合、逆サイクル運転中には室内ファンは停止するが、逆
サイクル運転終了後に所定時間の間圧縮機が均圧等のた
めに停止する再起動待機時、サーモオフ状態で逆サイク
ル運転に入った室内ユニットの室内ファンの風量が微風
量に制御される。
転中におけるデフロスト運転、油回収運転等の逆サイク
ル運転を行う際、その運転に入る前に、ある室内ユニッ
トがサーモオフ状態であることがある。そして、その場
合、逆サイクル運転中には室内ファンは停止するが、逆
サイクル運転終了後に所定時間の間圧縮機が均圧等のた
めに停止する再起動待機時、サーモオフ状態で逆サイク
ル運転に入った室内ユニットの室内ファンの風量が微風
量に制御される。
すなわち、各室内ユニットのうちサーモオフ状態にある
ものでは、サーモオフ状態時の制御が適用され、微風量
で運転されることになり、室内に逆サイクル運転により
蒸発器として機能していた室内熱交換器の冷媒との熱交
換により冷却された冷風が室内に供給され、空調感を損
ねることになる。
ものでは、サーモオフ状態時の制御が適用され、微風量
で運転されることになり、室内に逆サイクル運転により
蒸発器として機能していた室内熱交換器の冷媒との熱交
換により冷却された冷風が室内に供給され、空調感を損
ねることになる。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目
的は、このようなサーモオフ信号による室内ファンの微
風量運転を停止させることにより、空調感の悪化を有効
に防止することにある。
的は、このようなサーモオフ信号による室内ファンの微
風量運転を停止させることにより、空調感の悪化を有効
に防止することにある。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するため第1の解決手段は、第1図に示
すように、圧縮機(1)及び室外熱交換器(8)を有す
る一台の室外ユニット(A)に対して、風量の調節可能
な室内ファン(12a)を付設した室内熱交換器(12
)を有する複数の室内ユニット(B)〜(F)を接続し
、かつ冷暖房サイクルの切換え可能に構成された冷媒回
路(14)を備えた空気調和装置を前提とする。
すように、圧縮機(1)及び室外熱交換器(8)を有す
る一台の室外ユニット(A)に対して、風量の調節可能
な室内ファン(12a)を付設した室内熱交換器(12
)を有する複数の室内ユニット(B)〜(F)を接続し
、かつ冷暖房サイクルの切換え可能に構成された冷媒回
路(14)を備えた空気調和装置を前提とする。
そして、空気調和装置の運転制御装置として、暖房運転
時、デフロスト運転又は油回収運転等の逆サイクル運転
の終了後、圧縮機(1)を所定時間停止したのち再起動
させるよう制御する運転制御手段(51)と、各室内ユ
ニット(B)の室内ファン(12)を、対応する室内ユ
ニット(B)のサーモオフ時には当該室内ファン(12
a)の風量を微風量に、逆サイクル運転時には各々の室
内ファン(12a)の運転を停止させるように制御する
風量制御手段(52)とを設けるものとする。
時、デフロスト運転又は油回収運転等の逆サイクル運転
の終了後、圧縮機(1)を所定時間停止したのち再起動
させるよう制御する運転制御手段(51)と、各室内ユ
ニット(B)の室内ファン(12)を、対応する室内ユ
ニット(B)のサーモオフ時には当該室内ファン(12
a)の風量を微風量に、逆サイクル運転時には各々の室
内ファン(12a)の運転を停止させるように制御する
風量制御手段(52)とを設けるものとする。
さらに、上記運転制御手段(51)による逆サイクル運
転終了後の圧縮機(1)の再起動待機時、サーモオフ状
態にある室内ユニット(B)の室内ファン(12a)の
上記風量制御手段(52)による風量制御を強制的に停
止して、該室内ファン(12a)の運転を停止させるフ
ァン停止手段(53)を設ける構成としたものである。
転終了後の圧縮機(1)の再起動待機時、サーモオフ状
態にある室内ユニット(B)の室内ファン(12a)の
上記風量制御手段(52)による風量制御を強制的に停
止して、該室内ファン(12a)の運転を停止させるフ
ァン停止手段(53)を設ける構成としたものである。
第2の解決手段は、上記第1の解決手段における風量制
御手段(52)を、圧縮機(1)の再起動待機時にはサ
ーモオン中の室内ユニット(B)の室内ファン(12a
)の運転を停止させるよう制御するものとして構成した
ものである。
御手段(52)を、圧縮機(1)の再起動待機時にはサ
ーモオン中の室内ユニット(B)の室内ファン(12a
)の運転を停止させるよう制御するものとして構成した
ものである。
(作用)
以上の構成により、請求項(1)の発明では、暖房運転
中、油回収運転、デフロスト運転等の逆サイクル運転条
件が成立すると、運転制御手段(51)により、逆サイ
クル運転が行われた後、逆サイクル運転の終了後所定時
間の間は圧縮機(1)を停止して、均圧の完了による圧
縮機(1)の再起動を待機するよう制御される。
中、油回収運転、デフロスト運転等の逆サイクル運転条
件が成立すると、運転制御手段(51)により、逆サイ
クル運転が行われた後、逆サイクル運転の終了後所定時
間の間は圧縮機(1)を停止して、均圧の完了による圧
縮機(1)の再起動を待機するよう制御される。
そのとき、風量制御手段(52)により、各室内ユニッ
ト(B)について、その室内ユニット(B)がサーモオ
ン時にはその室内ファン(12a)が標準風量に、サー
モオフ時には室内ファン(12a)が微風量になるよう
制御されるとともに、圧縮機(1)の再起動待機時には
、ファン停止手段(53)により、室内ファン(12a
)が停止するよう制御されるので、室内への冷風の吹出
が防止され空調感が向上することになる。
ト(B)について、その室内ユニット(B)がサーモオ
ン時にはその室内ファン(12a)が標準風量に、サー
モオフ時には室内ファン(12a)が微風量になるよう
制御されるとともに、圧縮機(1)の再起動待機時には
、ファン停止手段(53)により、室内ファン(12a
)が停止するよう制御されるので、室内への冷風の吹出
が防止され空調感が向上することになる。
請求項(2)の発明では、上記請求項(1)の発明の作
用に加えて、風量制御手段(52)により、圧縮機(1
)の再起動待機時、サーモオン中の室内ユニット(B)
の室内ファン(12a)の運転が停止されるので、いず
れの室内ユニット(B)〜(F)においても、冷風の吹
出が防止されることになる。
用に加えて、風量制御手段(52)により、圧縮機(1
)の再起動待機時、サーモオン中の室内ユニット(B)
の室内ファン(12a)の運転が停止されるので、いず
れの室内ユニット(B)〜(F)においても、冷風の吹
出が防止されることになる。
(実施例)
以下、本発明の実施例について、第2図以下の図面に基
づき説明する。
づき説明する。
第2図は本発明の実施例に係るマルチ型空気調和装置の
冷媒配管系統を示し、(A)は室外ユニット、(B)〜
(F)は該室外ユニット(A)に並列に接続された室内
ユニットである。上記室外ユニット(A)の内部には、
出力周波数を30〜70Hzの範囲で10Hz毎に可変
に切換えられるインバータ(2a)により容量が調整さ
れる第1圧縮機(1a)と、パイロット圧の高低で差動
するアンローダ(2b)により容量がフルロード(10
0%)およびアンロード(50%)状態の2段階に調整
される第2圧縮機(1b)とを逆止弁(1e)を介して
並列に接続して構成される容量可変な圧縮機(1)と、
上記第1.第2圧縮機(la ) 、 (lb )か
ら吐出されるガス中の油をそれぞれ分離する第1.第2
油分離器(4a ) 。
冷媒配管系統を示し、(A)は室外ユニット、(B)〜
(F)は該室外ユニット(A)に並列に接続された室内
ユニットである。上記室外ユニット(A)の内部には、
出力周波数を30〜70Hzの範囲で10Hz毎に可変
に切換えられるインバータ(2a)により容量が調整さ
れる第1圧縮機(1a)と、パイロット圧の高低で差動
するアンローダ(2b)により容量がフルロード(10
0%)およびアンロード(50%)状態の2段階に調整
される第2圧縮機(1b)とを逆止弁(1e)を介して
並列に接続して構成される容量可変な圧縮機(1)と、
上記第1.第2圧縮機(la ) 、 (lb )か
ら吐出されるガス中の油をそれぞれ分離する第1.第2
油分離器(4a ) 。
(4b)と、冷房運転時には図中実線の如く切換わり暖
房運転時には図中破線の如く切換わる四路切換弁(5)
と、冷房運転時に凝縮器、暖房運転時に蒸発器となる室
外熱交換器(6)および該室外熱交換器(6)に付設さ
れた2台の室外ファン(6a)、(6b)と、冷房運転
時には冷媒流量を調節し、暖房運転時には冷媒の絞り作
用を行う室外電動膨張弁(8)と、液化した冷媒を貯蔵
するレシーバ(9)と、アキュムレータ(10)とが主
要機器として内蔵されていて、該各機器(1)〜(10
)は各々冷媒の連絡配管(11)で冷媒の流通可能に接
続されている。また上記室内ユニットCB)〜(F)は
同一構成であり、各々、冷房運転時には蒸発器、暖房運
転時には凝縮器となる室内熱交換器(12)・・・およ
びそのファン(12a)・・・を備え、かつ該室内熱交
換器(12)・・・の液冷媒分岐管(11a )・・・
には、暖房運転時に冷媒流量を調節し、冷房運転時に冷
媒の絞り作用を行う室内電動膨張弁(13)・・・がそ
れぞれ介設され、合流後手動閉鎖弁(17)を介し連絡
配管(1lb )によって室外ユニット(A)との間を
接続されている。すなわち、以上の各機器は冷媒配管(
11)により、冷媒の流通可能に接続されていて、室外
空気との熱交換により得た熱を室内空気に放出するよう
にした主冷媒回路(14)が構成されている。
房運転時には図中破線の如く切換わる四路切換弁(5)
と、冷房運転時に凝縮器、暖房運転時に蒸発器となる室
外熱交換器(6)および該室外熱交換器(6)に付設さ
れた2台の室外ファン(6a)、(6b)と、冷房運転
時には冷媒流量を調節し、暖房運転時には冷媒の絞り作
用を行う室外電動膨張弁(8)と、液化した冷媒を貯蔵
するレシーバ(9)と、アキュムレータ(10)とが主
要機器として内蔵されていて、該各機器(1)〜(10
)は各々冷媒の連絡配管(11)で冷媒の流通可能に接
続されている。また上記室内ユニットCB)〜(F)は
同一構成であり、各々、冷房運転時には蒸発器、暖房運
転時には凝縮器となる室内熱交換器(12)・・・およ
びそのファン(12a)・・・を備え、かつ該室内熱交
換器(12)・・・の液冷媒分岐管(11a )・・・
には、暖房運転時に冷媒流量を調節し、冷房運転時に冷
媒の絞り作用を行う室内電動膨張弁(13)・・・がそ
れぞれ介設され、合流後手動閉鎖弁(17)を介し連絡
配管(1lb )によって室外ユニット(A)との間を
接続されている。すなわち、以上の各機器は冷媒配管(
11)により、冷媒の流通可能に接続されていて、室外
空気との熱交換により得た熱を室内空気に放出するよう
にした主冷媒回路(14)が構成されている。
次に、(11e )は、吐出管と液管側とを吐出ガス(
ホットガス)のバイパス可能に接続する暖房過負荷制御
用バイパス路であって、該バイパス路(11e )には
、室外熱交換器(6)と共通の空気通路に設置された補
助熱交換器(22)、キャピラリ(28)及び冷媒の高
圧時に開作動する電磁開閉弁(24)が順次直列にかつ
室外熱交換器(6)とは並列に接続されており、冷房運
転時には常時、暖房運転時には高圧が過上昇時に、上記
電磁開閉弁(24)がオンつまり開状態になって、吐出
ガスの一部を主冷媒回路(14)から暖房過負荷制御用
バイパス路(11e)にバイパスするようにしている。
ホットガス)のバイパス可能に接続する暖房過負荷制御
用バイパス路であって、該バイパス路(11e )には
、室外熱交換器(6)と共通の空気通路に設置された補
助熱交換器(22)、キャピラリ(28)及び冷媒の高
圧時に開作動する電磁開閉弁(24)が順次直列にかつ
室外熱交換器(6)とは並列に接続されており、冷房運
転時には常時、暖房運転時には高圧が過上昇時に、上記
電磁開閉弁(24)がオンつまり開状態になって、吐出
ガスの一部を主冷媒回路(14)から暖房過負荷制御用
バイパス路(11e)にバイパスするようにしている。
このとき、吐出ガスの一部を補助熱交換器(22)で凝
縮させて室外熱交換器(6)の能力を補助するとともに
、キャピラリ(28)で室外熱交換器(6)側の圧力損
失とのバランスを取るようになされている。
縮させて室外熱交換器(6)の能力を補助するとともに
、キャピラリ(28)で室外熱交換器(6)側の圧力損
失とのバランスを取るようになされている。
さらに、(11g )は上記暖房過負荷バイパス路(1
1e )の液冷媒側配管と主冷媒回路(14)の吸入ラ
インとの間を接続し、冷暖房運転時に吸入ガスの過熱度
を調節するためのリキッドインジェクションバイパス路
であって、該バイパス路(11g )には圧縮機(1)
のオン・オフと連動して開閉するインジェクション用電
磁弁(29)と、キャピラリ(30)とが介設されてい
る。
1e )の液冷媒側配管と主冷媒回路(14)の吸入ラ
インとの間を接続し、冷暖房運転時に吸入ガスの過熱度
を調節するためのリキッドインジェクションバイパス路
であって、該バイパス路(11g )には圧縮機(1)
のオン・オフと連動して開閉するインジェクション用電
磁弁(29)と、キャピラリ(30)とが介設されてい
る。
また、(31)は、吸入管(11)中の吸入冷媒と液管
(11)中の液冷媒との熱交換により吸入冷媒を冷却さ
せて、連絡配管(llb)における冷媒の過熱度の上昇
を補償するための吸入管熱交換器である。
(11)中の液冷媒との熱交換により吸入冷媒を冷却さ
せて、連絡配管(llb)における冷媒の過熱度の上昇
を補償するための吸入管熱交換器である。
ここで、装置には多くのセンサ類が配置されていて、(
THI)・・・は各室内温度を検出する室温サーモスタ
ット、(TH2)・・・および(TH3)・・・は各々
室内熱交換器(12)・・・の液側およびガス側配管に
おける冷媒の温度を検出する室内液温センサ及び室内ガ
ス温センサ、(TH4)は圧縮機(1)の吐出管温度を
検出する吐出管センサ、(TH5)は暖房運転時に室外
熱交換器(6)の出口温度から着霜状態を検出するデフ
ロストセンサ、(TH6)は上記吸入管熱交換器(31
)の下流側の吸入管(11)に配置され、吸入管温度を
検出する吸入管センサ、(TH7)は室外熱交換器(6
)の空気吸込口に配置され、吸込空気温度を検出する外
気温センサ、(Pl)は冷房運転時には冷媒圧力の低圧
つまり蒸発圧力相当飽和温度Teを、暖房運転時には高
圧つまり凝縮圧力相当飽和温度Tcを検出する圧力セン
サである。
THI)・・・は各室内温度を検出する室温サーモスタ
ット、(TH2)・・・および(TH3)・・・は各々
室内熱交換器(12)・・・の液側およびガス側配管に
おける冷媒の温度を検出する室内液温センサ及び室内ガ
ス温センサ、(TH4)は圧縮機(1)の吐出管温度を
検出する吐出管センサ、(TH5)は暖房運転時に室外
熱交換器(6)の出口温度から着霜状態を検出するデフ
ロストセンサ、(TH6)は上記吸入管熱交換器(31
)の下流側の吸入管(11)に配置され、吸入管温度を
検出する吸入管センサ、(TH7)は室外熱交換器(6
)の空気吸込口に配置され、吸込空気温度を検出する外
気温センサ、(Pl)は冷房運転時には冷媒圧力の低圧
つまり蒸発圧力相当飽和温度Teを、暖房運転時には高
圧つまり凝縮圧力相当飽和温度Tcを検出する圧力セン
サである。
なお、上記各主要機器以外に補助用の諸機器が設けられ
ている。(1r)は第2圧縮機(1b)のバイパス路(
11c )に介設されて、第2圧縮機(1b)の停止時
およびアンロード状態時に「開」となり、フルロード状
態で「閉」となるアンローダ用電磁弁、(1g)は上記
バイパス路(11c )に介設されたキャピラリ、(2
1)は吐出管と吸入管とを接続する均圧ホットガスバイ
パス路(11d )に介設されて、サーモオフ状態等に
よる圧縮機(1)の停止時、再起動前に一定時間開作動
する均圧用電磁弁、(33a)、 (33b)はそれ
ぞれキャピラリ(32a)、 (32b)を介して上
記第1.第2油分離器(4a)。
ている。(1r)は第2圧縮機(1b)のバイパス路(
11c )に介設されて、第2圧縮機(1b)の停止時
およびアンロード状態時に「開」となり、フルロード状
態で「閉」となるアンローダ用電磁弁、(1g)は上記
バイパス路(11c )に介設されたキャピラリ、(2
1)は吐出管と吸入管とを接続する均圧ホットガスバイ
パス路(11d )に介設されて、サーモオフ状態等に
よる圧縮機(1)の停止時、再起動前に一定時間開作動
する均圧用電磁弁、(33a)、 (33b)はそれ
ぞれキャピラリ(32a)、 (32b)を介して上
記第1.第2油分離器(4a)。
(4b)から第1.第2圧縮機(la ) 、 (l
b )に油を戻すための油戻し管である。
b )に油を戻すための油戻し管である。
また、図中、(HPS)は圧縮機保護用の高圧圧力開閉
器、(sp)はサービスポート、(GP)はゲージボー
トである。
器、(sp)はサービスポート、(GP)はゲージボー
トである。
そして、上記各電磁弁およびセンサ類は各主要機器と共
に後述の室外制御ユニット(15)に信号線で接続され
、該室外制御ユニット(15)は各室内制御ユニット(
16)・・・に連絡配線によって信号の授受可能に接続
されている。
に後述の室外制御ユニット(15)に信号線で接続され
、該室外制御ユニット(15)は各室内制御ユニット(
16)・・・に連絡配線によって信号の授受可能に接続
されている。
第3図は上記室外ユニット(A)側に配置される室外制
御ユニット(15)の内部および接続される各機器の配
線関係を示す電気回路図である。
御ユニット(15)の内部および接続される各機器の配
線関係を示す電気回路図である。
図中、(MC1)はインバータ(2a)の周波数変換回
路(INV)に接続された第1圧縮機(1a)のモータ
、(MC2)は第2圧縮機(1b)のモータ、(52C
,)および(52C: )は各々周波数変換回路(IN
V)およびモータ(MC2)を作動させる電磁接触器で
、上記各機器はヒユーズボックス(FS)、漏電ブレー
カ(BRI)を介して三相交流電源に接続されるととも
に、室外制御ユニット(15)とは単相交流電源で接続
されている。また、(MF)は室外ファン(6a)のフ
ァンモー、夕、(52Fi−+)及び(52FL)は該
ファンモータ(MF)を作動させる電磁接触器であって
、それぞれ三相交流電源のうちの単相成分に対して並列
に接続され、電磁接触器(52FH)が接続状態になっ
たときには室外ファン(6a)が強風(標準風量)に、
電磁接触器(52FL )が接続状態になったときには
室外ファン(6a)が弱風になるよう択一切換え可能に
なされている。
路(INV)に接続された第1圧縮機(1a)のモータ
、(MC2)は第2圧縮機(1b)のモータ、(52C
,)および(52C: )は各々周波数変換回路(IN
V)およびモータ(MC2)を作動させる電磁接触器で
、上記各機器はヒユーズボックス(FS)、漏電ブレー
カ(BRI)を介して三相交流電源に接続されるととも
に、室外制御ユニット(15)とは単相交流電源で接続
されている。また、(MF)は室外ファン(6a)のフ
ァンモー、夕、(52Fi−+)及び(52FL)は該
ファンモータ(MF)を作動させる電磁接触器であって
、それぞれ三相交流電源のうちの単相成分に対して並列
に接続され、電磁接触器(52FH)が接続状態になっ
たときには室外ファン(6a)が強風(標準風量)に、
電磁接触器(52FL )が接続状態になったときには
室外ファン(6a)が弱風になるよう択一切換え可能に
なされている。
次に、室外制御ユニット(15)の内部にあっては、電
磁リレーの常開接点(RY+ )〜(RY8)が単相交
流電流に対して並列に接続され、これらは順に、四路切
換弁(5)の電磁リレー(20S)、周波数変換回路(
INV)の電磁接触器(52C+ ) 、第2圧縮機(
1b)の電磁接触器(52Cz ) 、室外ファン用電
磁接触器(52F+)、 (52FL) 、ホットガ
ス用電磁弁(21)の電磁リレー(SVp)、インジェ
クション用電磁弁(29)の電磁リレー(SVT)及び
アンローダ用電磁弁(1f)の電磁リレー(SVL)の
コイルに直列に接続され、室外制御ユニット(15)に
直接又は室内制御ユニット(16)、・・・を介して入
力される各センサ(THI)〜(TH7)の信号に応じ
て開閉されて、上記各電磁接触器あるいは電磁リレーの
接点を開閉させるものである。
磁リレーの常開接点(RY+ )〜(RY8)が単相交
流電流に対して並列に接続され、これらは順に、四路切
換弁(5)の電磁リレー(20S)、周波数変換回路(
INV)の電磁接触器(52C+ ) 、第2圧縮機(
1b)の電磁接触器(52Cz ) 、室外ファン用電
磁接触器(52F+)、 (52FL) 、ホットガ
ス用電磁弁(21)の電磁リレー(SVp)、インジェ
クション用電磁弁(29)の電磁リレー(SVT)及び
アンローダ用電磁弁(1f)の電磁リレー(SVL)の
コイルに直列に接続され、室外制御ユニット(15)に
直接又は室内制御ユニット(16)、・・・を介して入
力される各センサ(THI)〜(TH7)の信号に応じ
て開閉されて、上記各電磁接触器あるいは電磁リレーの
接点を開閉させるものである。
また、端子CNには、室外電動膨張弁(8)の開度を調
節するパルスモータ(EV+ )のコイルが接続されて
いる。
節するパルスモータ(EV+ )のコイルが接続されて
いる。
なお、図中右側の回路において、(CHI)1(CH2
)はそれぞれ第1圧縮機(la)、第2圧縮機(IC)
のオイルフォーミング防止用ヒータで、それぞれ電磁接
触器(52C+ )、 (52Cz)と直列に接続さ
れ上記各圧縮機(la)。
)はそれぞれ第1圧縮機(la)、第2圧縮機(IC)
のオイルフォーミング防止用ヒータで、それぞれ電磁接
触器(52C+ )、 (52Cz)と直列に接続さ
れ上記各圧縮機(la)。
(1b)が停止時に電流が流れるようになされている。
さらに、(51(+)はモータ(MCt )の過電流リ
レー (49CI )、(49C2)はそれぞれ第1圧
縮機(1a)、第2圧縮機(1b)の温度上昇保護用ス
イッチ、(63H+)、 (63H2)はそれぞれ第
1圧縮機(la)、第2圧縮機(1b)の圧力上昇保護
用スイッチ、(51F)はファンモータ(MF)の過電
流リレーであって、これらは直列に接続されて起動時に
は電磁リレー(30Fx)をオン状態にし、故障にはオ
フ状態にさせる保護回路を構成している。
レー (49CI )、(49C2)はそれぞれ第1圧
縮機(1a)、第2圧縮機(1b)の温度上昇保護用ス
イッチ、(63H+)、 (63H2)はそれぞれ第
1圧縮機(la)、第2圧縮機(1b)の圧力上昇保護
用スイッチ、(51F)はファンモータ(MF)の過電
流リレーであって、これらは直列に接続されて起動時に
は電磁リレー(30Fx)をオン状態にし、故障にはオ
フ状態にさせる保護回路を構成している。
そして、室外制御ユニット(15)には破線で示される
室外制御装置(15a)が内蔵され、該室外制御装置(
15a)によって各室内制御ユニット(16)・・・あ
るいは各センサ類から入力される信号に応じて各機器の
動作が制御される。
室外制御装置(15a)が内蔵され、該室外制御装置(
15a)によって各室内制御ユニット(16)・・・あ
るいは各センサ類から入力される信号に応じて各機器の
動作が制御される。
次に、第4図は室内制御ユニット(16)の内部および
接続される各機器の主な配線を示す電気回路図である。
接続される各機器の主な配線を示す電気回路図である。
図中、(MF)は室内ファン(12a)のモータで、単
相交流電源を受けて各リレ一端子(RY、)〜(RY3
)によって風量の大きい順に強風、弱風及び微風に切換
え可能になされている。そして、室内制御ユニット(1
6)のプリント基板の端子CNには室内電動膨張弁(1
3)の開度を調節するパルスモータ(EVz)が接続さ
れる一方、室温サーモスタット(THI)および温度セ
ンサ(TH2)、 (TH3)の信号が入力されてい
る。また、各室内制御ユニット(16)は室外制御ユニ
ット(15)に信号線を介して信号の授受可能に接続さ
れるとともに、リモートコントロールスイッチ(RC8
)とは信号線で接続されている。そして、室内制御ユニ
ット(16)には破線で示される室内制御装置(16a
)が内蔵され、該室内制御装置(16a)によって、各
センサ類あるいは室外制御ユニット(15)からの信号
に応じて室内電動膨張弁(13)あるいは室内ファン(
12a)の動作が制御される。
相交流電源を受けて各リレ一端子(RY、)〜(RY3
)によって風量の大きい順に強風、弱風及び微風に切換
え可能になされている。そして、室内制御ユニット(1
6)のプリント基板の端子CNには室内電動膨張弁(1
3)の開度を調節するパルスモータ(EVz)が接続さ
れる一方、室温サーモスタット(THI)および温度セ
ンサ(TH2)、 (TH3)の信号が入力されてい
る。また、各室内制御ユニット(16)は室外制御ユニ
ット(15)に信号線を介して信号の授受可能に接続さ
れるとともに、リモートコントロールスイッチ(RC8
)とは信号線で接続されている。そして、室内制御ユニ
ット(16)には破線で示される室内制御装置(16a
)が内蔵され、該室内制御装置(16a)によって、各
センサ類あるいは室外制御ユニット(15)からの信号
に応じて室内電動膨張弁(13)あるいは室内ファン(
12a)の動作が制御される。
第2図において、空気調和装置の冷房運転時、四路切換
弁(2)が図中実線側に切換わり、補助熱交換器(22
)の電磁開閉弁(24)が常時開いて、圧縮機(1)で
圧縮された冷媒が室外熱交換器(6)及び補助熱交換器
(22)で凝縮され、連絡配管(1lb )を経て各室
内ユニット(B)〜(F)に分岐して送られる。各室内
ユニット(B)〜(F)では、各室内電動膨張弁(13
)。
弁(2)が図中実線側に切換わり、補助熱交換器(22
)の電磁開閉弁(24)が常時開いて、圧縮機(1)で
圧縮された冷媒が室外熱交換器(6)及び補助熱交換器
(22)で凝縮され、連絡配管(1lb )を経て各室
内ユニット(B)〜(F)に分岐して送られる。各室内
ユニット(B)〜(F)では、各室内電動膨張弁(13
)。
・・・で減圧され、各室内熱交換器(12)、・・・で
蒸発した後合流して、室外ユニット(A)にガス状態で
戻り、圧縮機(1)に吸入されるように循環する。
蒸発した後合流して、室外ユニット(A)にガス状態で
戻り、圧縮機(1)に吸入されるように循環する。
また、暖房運転時には、四路切換弁(5)が図中破線側
に切換わり、冷媒の流れは上記冷房運転時と逆となって
、圧縮機(1)で圧縮された冷媒が各室内熱交換器(1
2)、・・・で凝縮され、合流して液状態で室外ユニッ
ト(A)に流れ、室外電動膨張弁(8)、・・・により
減圧され、室外熱交換器(6)で蒸発した後圧縮機(1
)に戻るように循環する。
に切換わり、冷媒の流れは上記冷房運転時と逆となって
、圧縮機(1)で圧縮された冷媒が各室内熱交換器(1
2)、・・・で凝縮され、合流して液状態で室外ユニッ
ト(A)に流れ、室外電動膨張弁(8)、・・・により
減圧され、室外熱交換器(6)で蒸発した後圧縮機(1
)に戻るように循環する。
ここで、上記室外制御装置(15a)及び室内制御装置
(16a)による制御内容について、第5図、第6図及
び第7図に基づき説明する。第5図は制御の状態遷移図
であって、冷房運転時又は送風運転時には制御状態「0
」で冷房時制御、暖房運転時には制御状態「1」で暖房
通常制御をそれぞれ行う一方、暖房運転中に油回収条件
が成立しかつ圧縮機(1)がONのときには、制御状態
「2」に移行し、各室内ファン(12a)、・・・を停
止させて油回収運転を行い、油回収運転が終了又は再起
動待機が終了すると制御状態「1」に戻る。また、暖房
運転中にディアイサ(デフロストセンサ)(TH5)の
信号がINになりかつ圧縮機(1)がONのときには制
御状態「3」に移行し、室内ファン(12a)を停止さ
せてデフロスト運転を行い、ディアイサ(TH5)の信
号がOUTになりかつ圧縮機(1)がONのとき、或い
は再起動待機が終了したときには制御状態「1」に戻る
ようになされている。
(16a)による制御内容について、第5図、第6図及
び第7図に基づき説明する。第5図は制御の状態遷移図
であって、冷房運転時又は送風運転時には制御状態「0
」で冷房時制御、暖房運転時には制御状態「1」で暖房
通常制御をそれぞれ行う一方、暖房運転中に油回収条件
が成立しかつ圧縮機(1)がONのときには、制御状態
「2」に移行し、各室内ファン(12a)、・・・を停
止させて油回収運転を行い、油回収運転が終了又は再起
動待機が終了すると制御状態「1」に戻る。また、暖房
運転中にディアイサ(デフロストセンサ)(TH5)の
信号がINになりかつ圧縮機(1)がONのときには制
御状態「3」に移行し、室内ファン(12a)を停止さ
せてデフロスト運転を行い、ディアイサ(TH5)の信
号がOUTになりかつ圧縮機(1)がONのとき、或い
は再起動待機が終了したときには制御状態「1」に戻る
ようになされている。
なお、上記デフロスト運転条件の成立及び終了は上記デ
フロストセンサ(TH5)の検知温度で判定するように
なされている。
フロストセンサ(TH5)の検知温度で判定するように
なされている。
次に、暖房運転時における具体的な制御内容について、
第6図のフローチャート及び第7図のタイムチャートに
基づき説明するに、ステップS1で逆サイクル運転条件
が成立するか否かを判別し、成立しない間はステップS
2で通常暖房運転の制御を行う。すなわち、各室内ユニ
ット(B)について、サーモオン時には室内ファン(1
2a)の風量を標準風量rHJに、サーモオフ時には室
内ファン(12a)の風量を微風rLLJにするよう制
御する(第7図(a)〜(c)の時刻t1参照)。一方
、逆サイクル運転条件が成立すると、ステップS3で四
路切換弁(5)を冷房サイクル側に切換えると共に圧縮
機(1)の運転を継続しく第7図(c)の時刻t1参照
)、ステップS4で室内ファン(12a)を停止して(
第7図(a)及び(b)の時刻t1参照)、上記油回収
又はデフロスト運転を行う。
第6図のフローチャート及び第7図のタイムチャートに
基づき説明するに、ステップS1で逆サイクル運転条件
が成立するか否かを判別し、成立しない間はステップS
2で通常暖房運転の制御を行う。すなわち、各室内ユニ
ット(B)について、サーモオン時には室内ファン(1
2a)の風量を標準風量rHJに、サーモオフ時には室
内ファン(12a)の風量を微風rLLJにするよう制
御する(第7図(a)〜(c)の時刻t1参照)。一方
、逆サイクル運転条件が成立すると、ステップS3で四
路切換弁(5)を冷房サイクル側に切換えると共に圧縮
機(1)の運転を継続しく第7図(c)の時刻t1参照
)、ステップS4で室内ファン(12a)を停止して(
第7図(a)及び(b)の時刻t1参照)、上記油回収
又はデフロスト運転を行う。
そして、ステップS5で逆サイクル運転の終了条件が成
立すると、ステップS6で四路切換弁(5)を暖房サイ
クル側に切換え、圧縮機(1)の運転を停止するととも
に(第7図(c)の時刻t2参照)、ステップS7でサ
ーモオフ状態にある室内ユニット(例えばB)にのみ室
内ファン(12a)の停止指令信号を出力する(第7図
(a)の時刻t2参照)。そのとき、サーモオン状態に
あった室内ユニット(例えばC)の室内ファン(12a
)は停止している(第7図(b)の時刻t2参照)。
立すると、ステップS6で四路切換弁(5)を暖房サイ
クル側に切換え、圧縮機(1)の運転を停止するととも
に(第7図(c)の時刻t2参照)、ステップS7でサ
ーモオフ状態にある室内ユニット(例えばB)にのみ室
内ファン(12a)の停止指令信号を出力する(第7図
(a)の時刻t2参照)。そのとき、サーモオン状態に
あった室内ユニット(例えばC)の室内ファン(12a
)は停止している(第7図(b)の時刻t2参照)。
以上により、圧縮機(1)の再起動待機制御を行ってか
ら、ステップS8の判別で3分経過すると、ステップS
9で圧縮機(1)を再起動して(第7図(a)〜(c)
の時刻t3参照)、制御を終了する。
ら、ステップS8の判別で3分経過すると、ステップS
9で圧縮機(1)を再起動して(第7図(a)〜(c)
の時刻t3参照)、制御を終了する。
上記フローにおいて、ステップS3、S6及びS9によ
り、暖房運転時、デフロスト運転又は油回収運転等の逆
サイクル運転の終了後、圧縮機(1)を所定時間停止し
たのち再起動させるよう制御する運転制御手段(51)
が構成され、ステップS2及びS4により、各室内ユニ
ット(B)の室内ファン(12)を、対応する室内ユニ
ット(B)のサーモオフ時には当該室内ファン(12a
)の風量を微風量に、逆サイクル運転時には各々の室内
ファン(12a)の運転を停止させるように制御する風
量制御手段(52)が構成されている。また、ステップ
S7により、上記運転制御手段(51)による逆サイク
ル運転終了後の圧縮機(1)の再起動待機時、サーモオ
フ状態にある室内ユニット−(B )の室内ファン(1
2a)の上記風量制御手段(52)による風量制御を強
制的に停止して、該室内ファン(12a)の運転を停止
させるファン停止手段(53)が構成されている。
り、暖房運転時、デフロスト運転又は油回収運転等の逆
サイクル運転の終了後、圧縮機(1)を所定時間停止し
たのち再起動させるよう制御する運転制御手段(51)
が構成され、ステップS2及びS4により、各室内ユニ
ット(B)の室内ファン(12)を、対応する室内ユニ
ット(B)のサーモオフ時には当該室内ファン(12a
)の風量を微風量に、逆サイクル運転時には各々の室内
ファン(12a)の運転を停止させるように制御する風
量制御手段(52)が構成されている。また、ステップ
S7により、上記運転制御手段(51)による逆サイク
ル運転終了後の圧縮機(1)の再起動待機時、サーモオ
フ状態にある室内ユニット−(B )の室内ファン(1
2a)の上記風量制御手段(52)による風量制御を強
制的に停止して、該室内ファン(12a)の運転を停止
させるファン停止手段(53)が構成されている。
したがって、請求項(1)の発明では、暖房運転中、油
回収運転、デフロスト運転等の逆サイクル運転条件が成
立すると、運転制御手段(51)により、冷房サイクル
側における逆サイクル運転が行われた後、逆サイクル運
転の終了後所定時間の間は圧縮機(1)を停止して、均
圧の完了による圧縮機(1)の再起動を待機する。
回収運転、デフロスト運転等の逆サイクル運転条件が成
立すると、運転制御手段(51)により、冷房サイクル
側における逆サイクル運転が行われた後、逆サイクル運
転の終了後所定時間の間は圧縮機(1)を停止して、均
圧の完了による圧縮機(1)の再起動を待機する。
そのとき、風量制御手段(52)により、各室内ユニッ
ト(B)について、その室内ユニット(例えばB)がサ
ーモオン時にはその室内ファン(12a)が標準風It
rHJに、サーモオフ時には室内ファン(12a)が
微風量rLLJになるよう制御される。したがって、逆
サイクル運転に入る前にサーモオフ状態であった室内ユ
ニット(B)では、圧縮機(1)の再起動待機時に再び
。
ト(B)について、その室内ユニット(例えばB)がサ
ーモオン時にはその室内ファン(12a)が標準風It
rHJに、サーモオフ時には室内ファン(12a)が
微風量rLLJになるよう制御される。したがって、逆
サイクル運転に入る前にサーモオフ状態であった室内ユ
ニット(B)では、圧縮機(1)の再起動待機時に再び
。
サーモオフ状態となり、室内ファン(12a)が微風量
で運転され、逆サイクル運転時に蒸発器として機能して
いた室内熱交換器(12)の冷媒との熱交換で冷却され
た冷風が室内に供給されて、暖房運転中の空調感を損ね
る虞れが生じる(第7図(a)の破線部分■参照)が、
本発明では、フアン運転停止手段(53)により、室内
ファン(12a)が強制的に停止するように制御される
(同図(a)の時刻t2〜t3の間の実線部分■参照)
ので、そのような室内への冷風の吹出しが有効に防止さ
れ、よって、空調感の向上を図ることができるのである
。
で運転され、逆サイクル運転時に蒸発器として機能して
いた室内熱交換器(12)の冷媒との熱交換で冷却され
た冷風が室内に供給されて、暖房運転中の空調感を損ね
る虞れが生じる(第7図(a)の破線部分■参照)が、
本発明では、フアン運転停止手段(53)により、室内
ファン(12a)が強制的に停止するように制御される
(同図(a)の時刻t2〜t3の間の実線部分■参照)
ので、そのような室内への冷風の吹出しが有効に防止さ
れ、よって、空調感の向上を図ることができるのである
。
請求項(aの発明では、上記請求項(1)の発明に加え
て、風量制御手段(52)により、圧縮機(1)の再起
動待機時、サーモオン中の室内ユニ・ント(例えばB)
の室内ファン(12a)の運転が停止されるので、いず
れの室内ユニット(B)〜(F)においても、冷風の吹
出が有効に防止されることになり、よって、上記請求項
(1)の発明の効果をより顕著に発揮することができる
。
て、風量制御手段(52)により、圧縮機(1)の再起
動待機時、サーモオン中の室内ユニ・ント(例えばB)
の室内ファン(12a)の運転が停止されるので、いず
れの室内ユニット(B)〜(F)においても、冷風の吹
出が有効に防止されることになり、よって、上記請求項
(1)の発明の効果をより顕著に発揮することができる
。
(発明の効果)
以上説明したように、請求項(1)の発明によれば、風
量の調節可能な室内ファンを設置した複数の室内ユニッ
トを備えたマルチ形空気調和装置において、サーモオン
状態の室内ユニットの室内ファンは標準風量に、サーモ
オフ状態の室内ユニ・ソトの室内ファンは微風量に制御
するとともに、暖房運転中の逆サイクル運転終了後、圧
縮機の再起動待機時に、サーモオフ状態にある室内ユニ
ットの室内ファンを強制的に停止させるようにしたので
、室内への冷風の吹出を有効に防止することができ、よ
って、空調感の向上を図ることができる。
量の調節可能な室内ファンを設置した複数の室内ユニッ
トを備えたマルチ形空気調和装置において、サーモオン
状態の室内ユニットの室内ファンは標準風量に、サーモ
オフ状態の室内ユニ・ソトの室内ファンは微風量に制御
するとともに、暖房運転中の逆サイクル運転終了後、圧
縮機の再起動待機時に、サーモオフ状態にある室内ユニ
ットの室内ファンを強制的に停止させるようにしたので
、室内への冷風の吹出を有効に防止することができ、よ
って、空調感の向上を図ることができる。
請求項(′2Jの発明によれば、上記請求項(1)の発
明に加えて、圧縮機の再起動待機時、サーモオン状態に
ある室内ユニットの室内ファンの運転を停止するように
したので、全ての室内において、冷風の吹出を有効に防
止することができ、よって、上記請求項(1)の発明の
効果をより顕著に得ることができる。
明に加えて、圧縮機の再起動待機時、サーモオン状態に
ある室内ユニットの室内ファンの運転を停止するように
したので、全ての室内において、冷風の吹出を有効に防
止することができ、よって、上記請求項(1)の発明の
効果をより顕著に得ることができる。
第1図は本発明の構成を示すブロック図である。
第2図以下は本発明の実施例を示し、第2図は空気調和
装置の冷媒配管系統図、第3図は室外制御ユニットの電
気回路図、第4図は室内制御ユニットの電気回路図、第
5図は制御状態遷移図、第6図は制御内容を示すフロー
チャート図、第7図(a)、(b)及び(c)はそれぞ
れサーモオフ状態にあるときの室内ファン、サーモオン
状態にあるときの室内ファン及び圧縮機の運転状態の時
間に対する変化をそれぞれ示すタイムチャート図である
。 2a B〜F 圧縮機 室外熱交換器 室内熱交換器 ゛室内ファン 冷媒回路 運転制御手段 風量制御手段 ファン停止手段 室外ユニット 室内ユニット 第 図
装置の冷媒配管系統図、第3図は室外制御ユニットの電
気回路図、第4図は室内制御ユニットの電気回路図、第
5図は制御状態遷移図、第6図は制御内容を示すフロー
チャート図、第7図(a)、(b)及び(c)はそれぞ
れサーモオフ状態にあるときの室内ファン、サーモオン
状態にあるときの室内ファン及び圧縮機の運転状態の時
間に対する変化をそれぞれ示すタイムチャート図である
。 2a B〜F 圧縮機 室外熱交換器 室内熱交換器 ゛室内ファン 冷媒回路 運転制御手段 風量制御手段 ファン停止手段 室外ユニット 室内ユニット 第 図
Claims (2)
- (1)圧縮機(1)及び室外熱交換器(8)を有する一
台の室外ユニット(A)に対して、風量の調節可能な室
内ファン(12a)を付設した室内熱交換器(12)を
有する複数の室内ユニット(B)〜(F)を接続し、か
つ冷暖房サイクルの切換え可能に構成された冷媒回路(
14)を備えた空気調和装置において、 暖房運転時、デフロスト運転又は油回収運転等の逆サイ
クル運転の終了後、圧縮機(1)を所定時間停止したの
ち再起動させるよう制御する運転制御手段(51)と、
各室内ユニット(B)の室内ファン(12)を、対応す
る室内ユニット(B)のサーモオフ時には当該室内ファ
ン(12a)の風量を微風量に、逆サイクル運転時には
各々の室内ファン(12a)の運転を停止させるように
制御する風量制御手段(52)と備えるとともに、 上記運転制御手段(51)による逆サイクル運転終了後
の圧縮機(1)の再起動待機時、サーモオフ状態にある
室内ユニット(B)の室内ファン(12a)の上記風量
制御手段(52)による風量制御を強制的に停止して、
該室内ファン(12a)の運転を停止させるファン停止
手段(53)を備えたことを特徴とする空気調和装置の
運転制御装置。 - (2)風量制御手段(52)は、圧縮機(1)の再起動
待機時にはサーモオン中の室内ユニット(B)の室内フ
ァン(12a)の運転を停止させるよう制御することを
特徴とする請求項(1)記載の空気調和装置の運転制御
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1090974A JPH0784971B2 (ja) | 1989-04-11 | 1989-04-11 | 空気調和装置の運転制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1090974A JPH0784971B2 (ja) | 1989-04-11 | 1989-04-11 | 空気調和装置の運転制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02272249A true JPH02272249A (ja) | 1990-11-07 |
JPH0784971B2 JPH0784971B2 (ja) | 1995-09-13 |
Family
ID=14013486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1090974A Expired - Lifetime JPH0784971B2 (ja) | 1989-04-11 | 1989-04-11 | 空気調和装置の運転制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0784971B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009150628A (ja) * | 2007-12-22 | 2009-07-09 | Samsung Electronics Co Ltd | 空気調和装置に用いられる高圧シェル圧縮機の均油システム |
CN114294719A (zh) * | 2022-01-14 | 2022-04-08 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种空调器的控制方法、装置、空调器和存储介质 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3767586B2 (ja) | 2003-08-19 | 2006-04-19 | ダイキン工業株式会社 | 冷凍装置 |
-
1989
- 1989-04-11 JP JP1090974A patent/JPH0784971B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009150628A (ja) * | 2007-12-22 | 2009-07-09 | Samsung Electronics Co Ltd | 空気調和装置に用いられる高圧シェル圧縮機の均油システム |
CN114294719A (zh) * | 2022-01-14 | 2022-04-08 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种空调器的控制方法、装置、空调器和存储介质 |
CN114294719B (zh) * | 2022-01-14 | 2023-01-06 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种空调器的控制方法、装置、空调器和存储介质 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0784971B2 (ja) | 1995-09-13 |
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