JPH02272262A - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

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JPH02272262A
JPH02272262A JP9365989A JP9365989A JPH02272262A JP H02272262 A JPH02272262 A JP H02272262A JP 9365989 A JP9365989 A JP 9365989A JP 9365989 A JP9365989 A JP 9365989A JP H02272262 A JPH02272262 A JP H02272262A
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oil
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low
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Osamu Tanaka
修 田中
Takashi Matsuzaki
隆 松崎
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/07Details of compressors or related parts
    • F25B2400/075Details of compressors or related parts with parallel compressors
    • F25B2400/0751Details of compressors or related parts with parallel compressors the compressors having different capacities

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  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、複数台の可変容量型圧縮機を1系統の冷媒回
路に並列に接続してなる冷凍装置に関し、特に、各圧縮
機の潤滑油を均等にする均油運転の制御に関する。
(従来の技術) 一般に、この種の冷凍装置においては、各圧縮機から吐
出されたガス冷媒を集合して油分離器に送り、そこで冷
媒中の潤滑油を分離除去した後、凝縮器に供給する一方
、上記分離された潤滑油は油戻し管を経て各圧縮機に略
均等に戻されるようになされている。
しかし、各圧縮機の稼動時間の違いにより圧縮機内の潤
滑油の油量にアンバランスが生じることから、各圧縮機
を均油管で連通し、その均油管を介しての潤滑油の移動
により各圧縮機での油量の均一化を図ることが行われて
いる。
ところが、その場合、各圧縮機の運転容量が異なるとき
には、冷媒の吸込圧力の差により運転容量の小さい圧縮
機内の潤滑油が容量の大きい圧縮機に移動し、ついには
その運転容量の小さい圧縮機の潤滑油が不足する虞れが
ある。
そこで、本出願人は、斯かる問題の解決のために、油分
離器を各圧縮機に対応させて設けるとともに、各圧縮機
の運転容量を変化させることにより、大径の均油管を用
いることなく、かつ他の制御部品を要することなく、圧
縮機内油量を均一にできるようにしたものを提案してい
る(特開昭62−87770号公報参照)。
(発明が解決しようとする課題) ところで、複数台の可変容量型圧縮機がいずれも例えば
インバータ付圧縮機で効率が等しいときには、各圧縮機
の運転容量を順に高低に切り換えて潤滑油の油量を均一
にする均油運転モード時、高容量運転をどの圧縮機から
始めても、最後には各圧縮機内で潤滑油が均一に分配さ
れる。
しかしながら、例えばインバータ付圧縮機及びアンロー
ダ付圧縮機等、効率の異なる2種類の圧縮機を組み合わ
せた場合には、均油運転モード時における圧縮機の高容
量運転の順序如何によっては、均油運転終了後の定常運
転モードでの運転効率等に悪影響を及ぼす虞れがある。
すなわち、インバータ付圧縮機とアンローダ付圧縮機と
の2種類の圧縮機を組み合わせた場合において、■運転
範囲が狭いときにはインバータ付圧縮機が高容量運転状
態になっても問題が少ないこと、及び■インバータ付圧
縮機の容量変化やアンローダ付圧縮機のフルロード状態
とアンロード状態との切換え等のタイミング上、容量が
下がり勝手になることの理由から、均油運転モード時、
先ず、インバータ付圧縮機を低容量運転させ、かつアン
ローダ付圧縮機をフルロード状態にし、次のステップで
は逆にインバータ付圧縮機を高容量運転状態にし、かつ
アンローダ付圧縮機をアンロード状態にするパターンの
均油運転が考えられる。
ところが、その場合、均油運転の終了時にはアンローダ
付圧縮機はアンロード状態に、インバータ付圧縮機は高
容量運転状態にそれぞれ収束する。
しかし、インバータ付圧縮機の効率はアンローダ付圧縮
機に比して悪いので、上記収束状態では、全体として効
率が低下するのは否めない。
また、上記の均油運転パターンでは、運転範囲を拡大す
る上で上限容量が制約を受けるときに、必ず、上記収束
状態となるので(例えば上限容量を160%とすると、
アンローダ付圧縮機が50%で、インバータ付圧縮機が
110%でそれぞれ運転される)、その運転パターンが
採用される。
しかし、そのときには負荷も大きいことから、インバー
タ付圧縮機に対する過電流による垂下制御或いはトリッ
プの虞れがあり、特に、垂下制御のときには、アンロー
ダ付圧縮機がアンロード状態で、またインバータ付圧縮
機が低容量運転状態でそれぞれ運転されるので、圧縮能
力の低下を避けられ得ない。
本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたものであり、その
目的とするところは、上記の如く、インバータ付圧縮機
及びアンローダ付圧縮機等、効率の異なる2種類の圧縮
機を組み合わせた場合において、均油運転モード時にお
ける圧縮機の高容量運転の順序を特定することで、均油
運転終了後の運転効率を上昇させ、インバータ付圧縮機
の垂下制御を回避して能力の増大を維持しようとするこ
とにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、請求項(1)に係る発明で
は、均油運転モードのパターンを、先ず、効率の低い圧
縮機を高容量運転させ、かつ効率の高い圧縮機を低容量
状態にし、次のステップでは逆に効率の低い圧縮機を低
容量運転させ、かつ効率の高い圧縮機を高容量状態にす
るパターンとする。
具体的には、第1図に示すように、効率の異なる複数台
の可変容量型圧縮機(1a ) 、  (1b )が1
系統の冷媒回路に並列に接続されてなる冷凍装置におい
て、上記各圧縮機(1a ) 、  (1b )のドー
ム(3a ) 、  (3b )内を潤滑油の運転油面
レベル位置にて連通する均油管(11)と、上記圧縮機
(1a)、  (1b)から吐出された冷媒から潤滑油
を分離する油分離器(4a)、  (4b)と、該油分
離器(4a)、  (4b)で分離された潤滑油を圧縮
機(1a ) 、  (1b )のドーム(3a ) 
、  (3b )内に戻す油戻し管(33a)、  (
33b)と、均油運転モードで上記圧縮機(1a)。
(1b)の運転容量を段階的に制御する制御手段(10
0)とを設ける。
そして、上記制御手段(100)は、均油運転モード時
、上記効率の低い圧縮機(1a)の容量を最大にし、か
つ効率の高い圧縮機(1b)の容量を最小にする第1の
均油ステップと、該第1の均油ステップの終了後、効率
の低い圧縮機(1a)の容量を最小にし、かつ効率の高
い圧縮機(1b)の容量を最大にする第2の均油ステッ
プとを行うように構成する。
また、請求項(aに係る発明では、上記第1の均油ステ
ップから第2の均油ステップに切り換わる際の冷媒圧力
の過度の上昇を抑える目的で、制御手段(100)に対
し、効率の高い圧縮機(1b)の容量を最小から最大に
切り換えるタイミングを、効率の低い圧縮機(1a)の
容量を最大から最小に切り換えるタイミングよりも所定
時間遅延させる遅延部(101)を設ける。
(作用) 上記構成により、請求項(1)に係る発明では、圧縮機
(1a ) 、  (1b )の均油運転モード時、制
御手段(100)により、先ず第1の均油ステップが実
行されて、低効率圧縮機(1a)が高容量運転され、高
効率圧縮機(1b)は低容量状態で運転される。そして
、次の第2の均油ステップでは、逆に低効率圧縮機(1
a)が低容量運転状態となり、高効率圧縮機(1b)は
高容量状態で運転される。このため、均油運転の終了時
には高効率圧縮機(1b)は高容量状態に、低効率圧縮
機(1a)は低容量運転状態にそれぞれ収束することと
なり、効率の高い高効率圧縮機(1b)により、全体と
しての効率を上昇させることができる。
また、均油運転の終了時は、高効率圧縮機(1b)は高
容量状態に、低効率圧縮機(1a)は低容量運転状態に
それぞれ収束するので、高負荷であっても、低効率圧縮
機(1a)としての例えばインバータ付圧縮機を垂下制
御する必要がなくなり、よって高い圧縮能力を維持する
ことができる。
請求項(′2Jに係る発明では、上記第1の均油ステッ
プから第2の均油ステップに切り換わる際、効率の高い
圧縮機(1b)の容量が最小から最大に切り換えるタイ
ミングが、効率の低い圧縮機(1a)の容量が最大から
最小に切り換えるタイミングよりも所定時間遅延するの
で、切換えに伴い冷媒圧力は過度に上昇することはない
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面に基づき説明する。
第2図は本発明の実施例に係るマルチ型空気調和装置の
冷媒配管系統を示し、(A)は室外ユニット、(B)〜
(F)は該室外ユニット(A)に並列に接続された室内
ユニットである。上記室外ユニット(A)の内部には、
出力周波数を30〜70Hzの範囲で10Hz毎に可変
に切り換えられるインバータ(2a)により容量が調整
される低効率圧縮機としての第1圧縮機(1a)と、パ
イロット圧の高低で差動するアンローダ(2b)により
容量がフルロード状態(100%)及びアンロード状態
(50%)の2段階に調整される高効率圧縮機としての
第2圧縮機(1b)とを逆止弁(1e)を介して並列に
接続して構成される容量可変な圧縮機(1)と、上記第
1及び第2圧縮機(1a)、  (1b)から吐出され
るガス中の油をそれぞれ分離する第1及び第2油分離器
(4a)。
(4b)と、冷房運転時には図中実線の如く切り換わり
、暖房運転時には図中破線の如く切り換わる四路切換弁
(5)と、冷房運転時には凝縮器に、暖房運転時には蒸
発器になる室外熱交換器(6)及び該熱交換器(6)に
付設された2台の室外ファン(6a)、  (6b)と
、冷房運転時には冷媒流量を調節し、暖房運転時には冷
媒の絞り作用を行う室外電動膨張弁(8)と、液化した
冷媒を貯蔵するレシーバ(9)と、アキュムレータ(1
o)とが主要機器として内蔵されており、これら各機器
(1)〜(10)は各々冷媒の連絡配管(11)により
冷媒の流通可能に接続されている。また、上記室内ユニ
ット(B)〜(F)は同一構成であり、各々、冷房運転
時には蒸発器に、暖房運転時には凝縮器になる室内熱交
換器(12)、  (12)・・・及びそのファン(1
2a)、  (12a)、・・・を備えている。上記室
内熱交換器(12)、  (12)、・・・の液冷媒分
岐管(l1a)、(l1a)。
・・・には、暖房運転時に冷媒流量を調節し、冷房運転
時に冷媒の絞り作用を行う室内電動膨張弁(13)・・
・がそれぞれ介設され、合流後、手動閉鎖弁(17)を
介して連絡配管(11b >によって室外ユニット(A
)との間を接続されている。すなわち、以上の各機器は
冷媒配管(11)により冷媒の流通可能に接続されてお
り、これらにより室外空気との熱交換により得た熱を室
内空気に放出するようにした主冷媒回路(14)が構成
されている。
(11e )は、吐出管と液管側とを吐出ガス(ホット
ガス)のバイパス可能に接続する暖房過負荷制御用バイ
パス路であって、該バイパス路(11e )には、室外
熱交換器(6)と共通の空気通路に設置された補助熱交
換器(22)と、キャピラリ(28)と、冷媒の高圧時
に開作動する電磁開閉弁(24)とが順次直列にかつ室
外熱交換器(6)とは並列に接続されており、冷房運転
時には常時、暖房運転時には高圧が過上昇時に、上記電
磁開閉弁(24)がONつまり開状態になって、吐出ガ
スの一部を主冷媒回路(14)から暖房過負荷制御用バ
イパス路(11e)にバイパスするようにしている。こ
のとき、吐出ガスの一部を補助熱交換器(22)で凝縮
させて室外熱交換器(6)の能力を補助するとともに、
キャビラIJ(28)で室外熱交換器(6)側の圧力損
失とのバランスを取るようになされている。
さらに、(11g )は、上記暖房過負荷バイパス路(
11e )の液冷媒側配管と主冷媒回路(14)の吸入
ラインとの間を接続して冷暖房運転時に吸入ガスの過熱
度を調節するためのリキッドインジェクションバイパス
路であって、該バイパス路(11g )には圧縮機(1
)の0N10FFと連動して開閉するインジェクション
用電磁弁(29)とキャピラリ(30)とが介設されて
いる。
また、(31)は、吸入管(11)中の吸入冷媒と液管
(11)中の液冷媒との熱交換により吸入冷媒を冷却さ
せて連絡配管(l1b)における冷媒の過熱度の上昇を
補償するための吸入管熱交換器である。
この装置には多くのセンサ類が配置されている。
すなわち、(THI)・・・は各室内温度を検出する室
温サーモスタット、(TH2)、  (TH2)・・・
は各々室内熱交換器(12)・・・の液側側配管におけ
る冷媒の温度を検出する室内液温センサ、(TH3)、
  (TH3)、・・・は同ガス側配管における冷媒の
温度を検出する室内ガス温センサ、(TH4)は圧縮機
(1)の吐出管温度を検出する吐出管センサ、(TH5
)は暖房運転時に室外熱交換器(6)の出口温度から着
霜状態を検出するデフロストセンサ、(TH6)は上記
吸入管熱交換器(31)の下流側の吸入管(11)に配
置され、吸入管温度を検出する吸入管センサ、(TH7
)は室外熱交換器(6)の空気吸込口に配置され、吸込
空気温度を検出する外気温センサ、(Pl)は冷房運転
時には冷媒圧力の低圧つまり蒸発圧力相当飽和温度Te
を、暖房運転時には高圧つまり凝縮圧力相当飽和温度T
cをそれぞれ検出する圧力センサである。
上記各主要機器以外に補助用の諸機器が設けられている
。(1f)は、第2圧縮機(1b)のバイパス路(11
c )に介設されて、第2圧縮機(1b)の停止時及び
アンロード状態時に「開」となり、フルロード状態で「
閉」となるアンローダ用電磁弁、(1g)は上記バイパ
ス路(11c )に介設されたキャピラリ、(21)は
、吐出管と吸入管とを接続する均圧ホットガスバイパス
路(11d )に介設されて、サーモオフ状態等による
圧縮機(1)の停止時、再起動前に一定時間開作動する
均圧用電磁弁、(33a)、  (33b)はそれぞれ
キャピラリ(32a)、  (32b)を介して上記第
1及び第2油分離器(4a)、  (4b)から第1及
び第2圧縮機(1a ) 、  (1b )に油を戻す
ための油戻し管である。また、図中、(HPS)は圧縮
機保護用の高圧圧力開閉器、(S P)はサービスポー
ト、(G P)はゲージボートである。
そして、上記各電磁弁及びセンサ類は各主要機器と共に
後述の室外制御ユニット(15)に信号線で接続され、
該室外制御ユニット(15)は各室内制御ユニット(1
6)、(16)、・・・に連絡配線によって信号の授受
可能に接続されている。
第3図は上記室外ユニット(A)側に配置される室外制
御ユニット(15)の内部及び接続される各機器の配線
関係を示す電気回路図である。図中、(MCI)はイン
バータ(2a)の周波数変換回路(INV)に接続され
た第1圧縮機(1a)のモータ、(MC2)は第2圧縮
機(1b)のモータ、(52(?+ )及び(52C2
)は各々周波数変換回路(INV)及びモータ(MC2
)を作動させる電磁接触器で、上記各機器はヒユーズボ
ックス(FS)、漏電ブレーカ(BRI)を介して三相
交流電源に接続されるとともに、室外制御ユニット(1
5)とは単相交流電源で接続されている。また、(MF
)は室外ファン(6a)のファンモータ、(52F)−
1)及び(52FL)は該ファンモータ(MF)を作動
させる電磁接触器であって、それぞれ三相交流電源のう
ちの単相成分に対して並列に接続され、電磁接触器(5
2F+−+)が接続状態になったときには室外ファン(
6a)が強風(標準風量)に、電磁接触器(52FL)
が接続状態になったときには室外ファン(6a)か弱風
になるよう択一切換可能になされている。
上記室外制御ユニット(15)の内部にあっては、電磁
リレーの常開接点(RY+ )〜(RYa )が単相交
流電流に対して並列に接続され、これらは順に、四路切
換弁(5)の電磁リレー(2OS)、周波数変換回路(
INV)の電磁接触器(52C1)、第2圧縮機(1b
)の電磁接触器(52C2)、室外ファン用電磁接触器
(52FH)。
(52FL)、ホットガス用電磁弁(21)の電磁リレ
ー(SVp)、インジェクション用電磁弁(29)の電
磁リレー(S VT )及びアンローダ用電磁弁(1r
)の電磁リレー(SVL)のコイルに直列に接続され、
室外制御ユニット(15)に直接又は室内制御ユニット
(16)、・・・を介して入力される各センサ(THI
)〜(TH7)の信号に応じて開閉されて、上記各電磁
接触器あるいは電磁リレーの接点を開閉させるものであ
る。
また、端子CNには、室外電動膨張弁(8)の開度を調
節するパルスモータ(EV+ )のコイルが接続されて
いる。なお、図中右側の回路において、(CH+ )、
  (CH2)はそれぞれ第1圧縮機(1a)、第2圧
縮機(1c)のオイルフォーミング防止用ヒータで、そ
れぞれ電磁接触器(52C+ )、  C5202)と
直列に接続され上記各圧縮機(1a ) 、  (1b
 )が停止時に電流が流れるようになされている。さら
に、(51C+)はモータ(MC+)の過電流リレー 
(49C+ )。
(49C2)はそれぞれ第1圧縮機(1a ) 、第2
圧縮機(1b)の温度上昇保護用スイッチ、(63H+
 )、  (63Hz )はそれぞれ第1圧縮機(1a
 ) 、第2圧縮機(1b)の圧力上昇保護用スイッチ
、(51F)はファンモータ(MF)の過電流リレーで
あって、これらは直列に接続されて起動時には電磁リレ
ー(30Fx)をオン状態にし、故障にはオフ状態にさ
せる保護回路を構成している。そして、室外制御ユニッ
ト(15)には破線で示される室外制御装置(15a)
が内蔵され、該室外制御装置(15a )によって各室
内制御ユニット(16)・・・あるいは各センサ類から
入力される信号に応じて各機器の動作が制御される。
以上により、第2図において、空気調和装置の冷房運転
時、四路切換弁(2)が図中実線側に切換わり、補助熱
交換器(22)の電磁開閉弁(24)が常時開いて、圧
縮機(1)で圧縮された冷媒が室外熱交換器(6)及び
補助熱交換器(22)で凝縮され、連絡配管(11b 
’)を経て各室内ユニット(B)〜(F)に分岐して送
られる。各室内ユニット(B)〜(F)では、各室内電
動膨張弁(13)、・・・で減圧され、各室内熱交換器
(12)、・・・で蒸発した後合流して、室外ユニット
(A)にガス状態で戻り、圧縮機(1)に吸入されるよ
うに循環する。一方、暖房運転時には、四路切換弁(5
)が図中破線側に切換わり、冷媒の流れは上記冷房運転
時と逆となって、圧縮機(1)で圧縮された冷媒が各室
内熱交換器(12)、・・・で凝縮され、合流して液状
態で室外ユニット(A)に流れ、室外電動膨張弁(8)
、・・・により減圧され、室外熱交換器(6)で蒸発し
た後圧縮機(1)に戻るように循環する。
上記圧縮機(1)の運転中、第1圧縮機(1a)と第2
圧縮機(1b)との潤滑油量は均一になるようになされ
ている。その詳細を説明するに、第1図は圧縮機(1)
付近の概略配管構成を示し、第1圧縮機(1a)(イン
バータ付圧縮機)は密閉ドーム(3a)と、その内部上
側に配設されたに電動モータ(MCI)と、ドーム(3
a)内下部に配置され、モータ(MCI)に駆動連結さ
れた圧縮機本体(CPI)とを備えてなり、ドーム(3
a)内の底部には上記圧縮機本体(CPI)の潤滑部分
に供給される潤滑油が貯溜されている。
また、第2圧縮機(1b)(アンローダ付圧縮機)は、
上記第1圧縮機(1a)と同様に、底部に潤滑油を貯溜
せしめた密閉ドーム(3b)内に電動モータ(MC2)
及び圧縮機本体(CP 2)を備えている。上記側圧縮
機(1a ) 、  (1b )のドーム(3a ) 
、  (3b )は各々の内部を潤滑油の液面レベル位
置にて連通ずる均油管(I It )で連結されており
、この均油管(I It )により潤滑油をドーム(3
a ) 、  (3b )間で往来可能としている。
また、上記各圧縮機(1a)、  (1b)には冷媒を
ドーム(3a ) 、  (3b )内に吸入するため
の吸入管(11h )と、圧縮機本体(CPI)。
(CP 2)で圧縮された冷媒をドーム(3a)。
(3b)外に吐出させる吐出管(11k ”)とが連結
されている。上記吸入管(11h )は、集合吸入管(
111)と、該集合吸入管(111)から分岐された2
本の分岐吸入管(llj)、(11j)とからなり、各
分岐吸入管(llj)の下流端はそれぞれ圧縮機のドー
ム(3a ) 、  (3b )向上部に開口されてい
る。一方、上記吐出管(11k)は、各圧縮機(1a)
、(1b)の圧縮機本体(CPI)、(CF2)に接続
された2本の分岐吐出管(11N)、(11fl)と、
該分岐吐出管(111) 、  (11ft )の下流
端に連結された集合吐出管(l1m)とからなる。そし
て、低圧のガス冷媒を吸入管(11h )から各圧縮機
(1a ) 、  (1b )のドーム(3a ) 、
  (3b )内に吸入して圧縮機本体(CPI)、 
 (CF2)で圧縮するとともに、この圧縮された高圧
冷媒を吐出管(11k )を介してドーム(3a ) 
、  (3b)外に吐出するようにしている。よって、
側圧縮機(1a)、  (3a)は1系統の冷媒回路に
並列に接続されている。
上記各分岐吐出管(11g)、(11g)に油分ltl
器(4a ) 、  (4b )が配設され、この油分
離器(4a ) 、  (4b )にはそれぞれ油戻し
管(33a)、  (33b )の上流端が接続され、
該浦戻し管(33a)、  (33b )の下流端は、
対応する圧縮機(1a ) 、  (1b )の分岐吸
入管(11j)、  (llj)に連通されており、各
油分離器(4a ) 、  (4b )で分離された潤
滑油を浦戻し管(33a)、  (33b )及び吸入
管(11h )を介して吸入冷媒と共に圧縮機(1a)
、  (1b)のドーム(3a ) 、  (3b )
内に戻すようにしている。
さらに、上記第1圧縮機(1a)のインバータ(2a)
及び第2圧縮機(1b)のアンローダ(2b)は上記室
外制御ユニツ)(15)制御装置(15a)によって制
御されるように構成されている。この制御装置(15a
 )において均油運転時に行われる信号処理の手順につ
いて第4図により説明する。
すなわち、先ず、ステップS1で第2圧縮機(1b)が
OFF状態かどうかを判定し、この判定が圧縮機OFF
のYESと判定された後、ステップS2で均油運転モー
ドのために1時間程度のタイマTMIをセットして均油
運転の実行を待つ。
そして、ステップS3で上記タイマTMIのタイムアツ
プを検出し、タイムアツプの後、ステップS4で第1の
均油ステップを実行するために1分間程度のタイマTM
2をセットし、ステップs5で第1の均油ステップを実
行する。すなわち、この均油ステップでは、インバータ
(2a)に60fizの周波数指令信号を出力して、第
1圧縮機(1a)を100%の高容量で運転させる。同
時に、アンローダ(2b)に信号を出力して第2圧縮機
(1b)を50%の容量でアンロード運転させる。
この後、ステップS6で上記タイマTM2のタイムアツ
プを判定し、タイムアツプ後、ステップS7に進んで電
源周波数一致待ちのための数十秒程度のタイマTM3を
セットするとともに、ステップS8で電源周波数一致待
ちのステップを実行する。この待ちステップでは、イン
バータ(2a)に30Hzの周波数指令信号を出力して
、第1圧縮機(1a)を50%の低容量で運転させると
ともに、アンローダ(2b)に信号を出力して第2圧縮
機(1b)を50%の容量でアンロード運転させる。
そして、ステップS9で上記タイマTM3のタイムアツ
プを判定し、そのタイムアツプした後、ステップSIO
において第2の均油ステップのための1分間程度のタイ
マTM4をセットし、次いでステップSl+で第2の均
油ステップを実行する。
この均油ステップでは、インバータ(2a)に30Hz
の周波数指令信号を出力して、第1圧縮機(1a)を5
0%の低容量で運転させるとともに、アンローダ(2b
)に信号を出力して第2圧縮機(1b)を100%の高
容量でフルロード運転させる。そして、ステップS12
で上記タイマTM4のタイムアツプを判定し、タイムア
ツプにより均油運転を終了する。
よって、この実施例の場合、上記フローにおけるステッ
プS2〜S6 、S+o ”SI2により、均油運転モ
ードで圧縮機(1a ) 、  (1b )の運転容量
を段階的に制御し、効率の低い第1圧縮機(1a)の容
量を最大にし、かつ効率の高い第2圧縮機(1b)の容
量を最小にする第1の均油ステップと、該第1の均油ス
テップの終了後、第1圧縮機(1a)の容量を最小にし
、かつ第2圧縮機(1b)の容量を最大にする第2の均
油ステップとを行うようにした制御手段(100)が構
成されている。
また、同様に、ステップ87〜S9により、効率の高い
第2圧縮機(1b)の容量を最小から最大に切り換える
タイミングを、効率の低い第1圧縮機(1a)の容量を
最大から最小に切り換えるタイミングよりもタイマTM
3による所定時間(数十秒間)だけ遅延させるようにし
た遅延部(101)が構成されている。
したがって、上記実施例においては、空気調和機の運転
時、圧縮機(1a ) 、  (1b )の運転により
、そのドーム(3a ’) 、  (3b )内に低圧
のガス冷媒が吸入管(11h )から吸入され、この冷
媒は圧縮機本体(CPI)、  (CF2)で圧縮され
る。そして、この圧縮された高圧冷媒は吐出管(11k
 )を介してドーム(3a ) 、  (3b )外に
吐出されて凝縮器に供給される。
一方、上記吐出冷媒が吐出管(11k )の各分岐吐出
管(11fI)、(1,1jlりを流れる途中、油分離
器(4a)、  (4b)において冷媒から潤滑油が分
離され、この潤滑油はそれぞれ油戻し管(33a)、 
 (33b )及び吸入管(11h )を通って吸入冷
媒と共に圧縮機(1a)、(1b)のドーム(3a )
 、  (3b )内に戻される。
そして、上記第2圧縮機(1b)がOFF状態と判定さ
れると、圧縮機(1a ) 、  (1b )の運転モ
ードが均油運転モードに切り換わり、この均油運転モー
ドによりドーム(3a ) 、  (3b )間で不均
一に溜まっていた潤滑油が均油管(1it )を通って
移動し、このことによりドーム(3a)。
(3b)内の潤滑油が均一化される。すなわち、第5図
に示すように、先ず、第1の均油ステップが実行されて
、インバータ(2a)に60Hzの周波数指令信号が出
力されて第1圧縮機(1a)が100%で高容量運転さ
れる。一方、アンローダ(2b)にアンロード指令信号
が出力されて第2圧縮機(1b)は50%でアンロード
状態で運転される。このため、圧縮機(1)の容量は1
50%となる。
この第1の均油ステップが所定時間(1分間程度)継続
した後、インバータ(2a )E30H2の周波数指令
信号が出力されて第1圧縮機(1a)が50%で低容量
運転される。この間、圧縮機(1)の容量は第1圧縮機
(1a)の容量低下に伴って150%から100%に向
かって低下する。
そして、所定時間(数十秒)の経過後、インバータ(2
a)の周波数が指令周波数の30Hzに一致すると、第
2の均油ステップが実行されて、第1圧縮機(1a)は
そのまま50%で低容量運転され、一方、アンローダ(
2b)にフルロード指令信号が出力されて第2圧縮機(
1b)は100%でフルロード状態で運転される。この
ため、圧縮機(1)の容量は元の150%に戻り、この
第2の均油ステップが所定時間(1分間程度)経過する
と均油運転を終了する。
こうして均油運転モードが第2圧縮機(1b)をフルロ
ード状態に、第1圧縮機(1a)を低容量運転状態にし
て終了するため、均油運転の終了時には第2圧縮機(1
b)はフルロード状態に、第1圧縮機(1a)は低容量
運転状態にそれぞれ収束することとなる。その結果、均
油運転終了後の運転モードでは、効率の高い第2圧縮機
(1b)により、全体としての効率を上昇させることが
できる。
また、均油運転の終了時は、第2圧縮機(1b)はフル
ロード状態に、第1圧縮機(1a)は低容量運転状態に
それぞれ収束するので、高負荷であっても、第1圧縮機
(1a)を垂下制御する必要がなくなり、よって高い圧
縮能力を維持することができる。
さらに、上記第1の均油ステップから第2の均油ステッ
プに切り換わる際、効率の高い第2圧縮機(1b)の容
量がアンロード運転からフルロード運転に切り換えられ
るタイミングが、効率の低い第1圧縮機(1a)の容量
が100%容量から50%容量に切り換えられるタイミ
ングよりも所定時間遅延するので、切換えに伴い冷媒圧
力は過度に上昇することはない。
尚、上記第1圧縮機(1a)の切換タイミングの遅延は
タイマ(TM3)によらずに、インバータ(2a)に対
する実際の電源周波数の低下を検出して行うようにして
もよい。
また、本発明は、上記実施例の如き空気調和機に限らず
、それ以外の冷凍装置に対しても適用できるのは勿論で
ある。
(発明の効果) 以上説明したように、請求項(1)に係る発明によれば
、効率の異なる2M類の圧縮機を冷媒回路に並列に接続
してなる冷凍装置に対し、同圧縮機を均油管により連通
し、均油運転モード時、先ず、低効率の圧縮機を高容量
で、また高効率の圧縮機を低容量でそれぞれ運転させ、
次の均油ステップでは逆に低効率の圧縮機を低容量で、
また高効率の圧縮機を高容量でそれぞれ運転させるよう
にしたことにより、均油運転の終了時にはそのまま高効
率圧縮機は高容量運転状態に、低効率圧縮機は低容量運
転状態にそれぞれ収束させて、全体としての効率を上昇
させることができる。
また、請求項(2)に係る発明によると、上記高効率圧
縮機が高容量に切り換えるタイミングを、低効率圧縮機
が低容量に切り換えるタイミングよりも所定時間遅延さ
せるようにしたことにより、切換えに伴う冷媒圧力の過
度の上昇を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は圧縮機付近の詳
細な配管図、第2図は空気調和機の冷媒回路図、第3図
は室内制御装置の内部構成図、第4図は均油運転モード
での制御手順のフローチャート図、第5図は均油運転モ
ードにおける容量変化の特性を示すタイミングチャート
図である。 (1a)・・・第1圧縮機(効率の低い圧縮機)(1b
)・・・第2圧縮機(効率の高い圧縮機)(2a)・・
・インバータ (2b)・・・アンローダ (3a ) 、  (3b )  ・・・ドーム(4a
)、  (4b)・・・油分離器(1it )・・・均
油管 (11h )・・・吸入管 (11k )・・・吐出管 (15a)・・・室外制御装置 (33a)、  (33b ) −油戻し管(100)
・・・制御手段 (100)・・・遅延部 特許出願人 ダイキン工業株式会社 代理人弁理士前1)弘(ほか、2.名、):’第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)効率の異なる複数台の可変容量型圧縮機(1a)
    、(1b)が1系統の冷媒回路に並列に接続されてなる
    冷凍装置において、 上記各圧縮機(1a)、(1b)のドーム(3a)、(
    3b)内を潤滑油の運転油面レベル位置にて連通する均
    油管(11)と、 上記圧縮機(1a)、(1b)から吐出された冷媒から
    潤滑油を分離する油分離器(4a)、(4b)と、 上記油分離器(4a)、(4b)で分離された潤滑油を
    圧縮機(1a)、(1b)のドーム(3a)、(3b)
    内に戻す油戻し管(33a)、(33b)と、 均油運転モード時、上記効率の低い圧縮機(1a)の容
    量を最大にし、かつ効率の高い圧縮機(1b)の容量を
    最小にする第1の均油ステップと、該第1の均油ステッ
    プの終了後、効率の低い圧縮機(1a)の容量を最小に
    し、かつ効率の高い圧縮機(1b)の容量を最大にする
    第2の均油ステップとを行うように圧縮機(1a)、(
    1b)の運転容量を段階的に制御する制御手段(100
    )とを備えたことを特徴とする冷凍装置。
  2. (2)制御手段(100)は、効率の高い圧縮機(1b
    )の容量を最小から最大に切り換えるタイミングを、効
    率の低い圧縮機(1a)の容量を最大から最小に切り換
    えるタイミングよりも所定時間遅延させる遅延部(10
    1)を有することを特徴とする請求項(1)記載の冷凍
    回路。
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