JPH07117328B2 - 空気調和装置の運転制御装置 - Google Patents

空気調和装置の運転制御装置

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JPH07117328B2
JPH07117328B2 JP1085098A JP8509889A JPH07117328B2 JP H07117328 B2 JPH07117328 B2 JP H07117328B2 JP 1085098 A JP1085098 A JP 1085098A JP 8509889 A JP8509889 A JP 8509889A JP H07117328 B2 JPH07117328 B2 JP H07117328B2
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    • B65H49/00Unwinding or paying-out filamentary material; Supporting, storing or transporting packages from which filamentary material is to be withdrawn or paid-out
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    • B65H2701/00Handled material; Storage means
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    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、温度センサの検出値に応じてセンサの異常を
検知するようにした空気調和装置の運転制御装置に係
り、特に、センサの異常信号による装置の不必要な運転
停止の防止対策に関する。
(従来の技術) 従来より、例えば実開昭59−129034号公報に開示される
如く、空気調和装置において、圧縮機の吐出管温度を検
出するための温度センサを配置し、その温度に応じてイ
ンバータ周波数を制御するようにしたものや、特公昭61
−52375号公報に開示される如く、室内温度を検出する
ための温度センサを配置し、その温度に応じて装置の運
転状態を制御するようにしたものは公知の技術である。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上記従来のもののように、温度センサの検出
値に応じて装置の運転を制御する場合、温度センサとし
て使用されるサーミスタの特性上、所定の温度領域外の
低温又は高温時には温度センサが故障していると考えら
れる。すなわち、第9図に示すように、温度に応じて変
化するサーミスタ(th)の抵抗値rを測定するには、通
常、所定の抵抗r1を介して基準電圧vccを印加し、サー
ミスタ(th)の両端の電圧vを測定する方法がとられ
る。その際、故障であれば、サーミスタ(th)が短絡又
は絶縁状態になるので、電圧が「0」か「vcc」のとき
に故障と判断するべきであるが、実際には、検出誤差が
あるので、それよりも狭い領域内にあるか否かでサーミ
スタ(th)の故障を判定することになる。
しかしながら、上記のようにして、サーミスタ(th)の
故障を判断する場合、次のような問題がある。
例えば、吸入管に配置された温度センサにおいて、暖房
運転における正サイクルデフロスト運転時、室内への冷
風の供給を停止すべく室内ファンを停止して運転する
と、低圧が低下し、また外気温度が低いので高圧も低下
する傾向があり、その結果、低圧が極端に下がることが
ある。したがって、温度センサの検出値が異常に低下し
て故障と判断され、装置の運転停止を招く虞れがある。
また、吐出管に配置された温度センサについても、暖房
運転時、外気温度が低い状態におけるサーモオフ中は高
圧が極端に低下する場合があり、上記と同様の装置の運
転停止を招く虞れがある。
さらに、送風モード時など、温度センサが故障していた
としても装置の運転を停止する必要がない場合もある。
本発明は、斯かる諸点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的は、所定の条件下にあっては、温度センサの検出
値による装置の運転停止を回避する手段を講ずることに
より、信頼性の向上を図ることにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため本発明の解決手段は、第1図に
示すように(一点鎖線部分を除く)、圧縮機(1)、熱
源側熱交換器(6)、減圧機構(13又は8)及びファン
(12a)を付設した利用側熱交換器(12)を接続し、冷
暖房サイクルの切換え可能に構成された冷媒回路(14)
を備えた空気調和装置を前提とする。
そして、空気調和装置の運転制御装置として、吸入管温
度を検出するための吸入管センサ(TH6)と、該吸入管
センサ(TH6)で検出される温度が所定範囲外にあると
きには、異常信号を出力する異常検知手段(51A)と、
該異常検知手段(51A)の出力を受け、異常信号出力時
には運転を停止するよう制御する運転制御手段(15a)
とを設けるものとする。
さらに、暖房運転中における逆サイクル運転時及びその
逆サイクル運転終了後の一定時間の間、上記異常検知手
段(51A)による異常検知を中止する異常検知中止手段
(52A)を設ける構成としたものである。
第2の解決手段は、第1図に示すように(破線部分を除
く)、圧縮機(1)、熱源側熱交換器(6)、減圧機構
(13又は8)及び利用側熱交換器(12)を接続してなる
冷媒回路(14)を備えた空気調和装置を前提とし、該空
気調和装置の運転制御装置として、吐出管温度を検出す
る吐出管センサ(TH4)と、該吐出管センサ(TH4)で検
出される温度が所定範囲外のときに異常信号を出力する
異常検知手段(51B)と、該異常検知手段(51B)の出力
を受け、異常信号の出力時には運転を停止するよう制御
する運転制御手段(15a)とを設ける。
さらに、暖房運転時、外気温度を検出する外気温検出手
段(TH7)と、該外気温検出手段(TH7)の出力を受け、
外気温度が所定値以下のときには、サーモオフ中及び圧
縮機(1)の運転開始後所定時間の間、上記異常検知手
段(51B)による異常検知を中止する異常検知中止手段
(52B)とを設けたものである。
(作用) 以上の構成により、請求項(1)の発明では、装置の運
転時、吸入管センサ(TH6)で検出される温度がサーミ
スタの特性からみて正常値とされる所定範囲外のときに
は、異常検知手段(51A)により異常信号が出力され、
運転制御手段(15a)により装置が停止するよう制御さ
れる。
その場合、暖房運転中の逆サイクル運転時及びその運転
終了後一定時間であって、ファン(12a)の停止に起因
して低圧が極端に低下する虞れのある間では、異常検知
中止手段(52A)により、上記異常検知手段(51A)によ
る吸入管センサ(TH6)の異常検知が行われないので、
吸入管センサ(TH6)が異常でないのに装置が停止する
ことがなく、空調の快適性が向上することになる。
請求項(2)の発明では、吐出管センサ(TH4)の検知
温度が所定範囲外のときに、異常検知手段(51B)によ
りサーミスタ異常が検知され、運転制御手段(15a)に
より装置が停止するよう制御される。
その場合、外気温度が所定値以下のとき、サーモオフ中
及び圧縮機(1)の運転開始後所定時間の間であって、
外気温度の低下に起因して吐出管温度が極端に低下する
虞れのある間では、異常検知中止手段(52B)により、
異常検知手段(51B)による異常検知が行われないの
で、吐出管センサ(TH4)が異常でないのに装置が停止
することがなく、空調の快適性が向上することになる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について、第3図以下の図面に基
づき説明する。
第3図は本発明の実施例に係るマルチ型空気調和装置の
冷媒配管系統を示し、(A)は室外ユニット、(B)〜
(F)は該室外ユニット(A)に並列に接続された室内
ユニットである。上記室外ユニット(A)の内部には、
出力周波数を30〜70Hzの範囲で10Hz毎に可変に切換えら
れるインバータ(2a)により容量が調整される第1圧縮
機(1a)と、パイロット圧の高低で差動するアンローダ
(2b)により容量がフルロード(100%)およびアンロ
ード(50%)状態の2段階に調整される第2圧縮機(1
b)とを逆止弁(1e)を介して並列に接続して構成され
る容量可変な圧縮機(1)と、上記第1,第2圧縮機(1
a),(1b)から吐出されるガス中の油をそれぞれ分離
する第1,第2油分離器(4a),(4b)と、冷房運転時に
は図中実線の如く切換わり暖房運転時には図中破線の如
く切換わる四路切換弁(5)と、冷房運転時に凝縮器、
暖房運転時に蒸発器となる室外熱交換器(6)および該
室外熱交換器(6)に付設された2台の室外ファン(6
a),(6b)と、冷房運転時には冷媒流量を調節し、暖
房運転時には冷媒の絞り作用を行う室外電動膨張弁
(8)と、液化した冷媒を貯蔵するレシーバ(9)と、
アキュムレータ(10)とが主要機器として内蔵されてい
て、該各機器(1)〜(10)は各々冷媒の連絡配管(1
1)で冷媒の流通可能に接続されている。また上記室内
ユニット(B)〜(F)は同一構成であり、各々、冷房
運転時には蒸発器、暖房運転時には凝縮器となる室内熱
交換器(12),…およびそのファン(12a),…を備
え、かつ該室内熱交換器(12),…の液冷媒分岐管(11
a),…には、暖房運転時に冷媒流量を調節し、冷房運
転時に冷媒の絞り作用を行う室内電動膨張弁(13),…
がそれぞれ介設され、交流後手動閉鎖弁(17)を介し連
絡配管(11b)によって室外ユニット(A)との間を接
続されている。すなわち、以上の各機器は冷媒配管(1
1)により、冷媒の流通可能に接続されていて、室外空
気との熱交換により得た熱を室内空気に放出するように
した主冷媒回路(14)が構成されている。
次に、(11e)は、吐出管と液管側とを吐出ガス(ホッ
トガス)のバイパス可能に接続する暖房過負荷制御用バ
イパス路であって、該バイパス路(11e)には、室外熱
交換器(6)と共通の空気通路に設置された補助熱交換
器(22)、キャピラリ(28)及び冷媒の高圧時に開作動
する電磁開閉弁(24)が順次直列にかつ室外熱交換器
(6)とは並列に接続されており、冷房運転時には常
時、暖房運転時には高圧が過上昇時に、上記電磁開閉弁
(24)がオンつまり開状態になって、吐出ガスの一部を
主冷媒回路(14)から暖房過負荷制御用バイパス路(11
e)にバイパスするようにしている。このとき、吐出ガ
スの一部を補助熱交換器(22)で凝縮させて室外熱交換
器(6)の能力を補助するとともに、キャピラリ(28)
で室外熱交換器(6)側の圧力損失とのバランスを取る
ようになされている。
さらに、(11g)は上記暖房過負荷バイパス路(11e)の
液冷媒側配管と主冷媒回路(14)の吸入ラインとの間を
接続し、冷暖房運転時に吸入ガスの過熱度を調節するた
めのリキッドインジェクションバイパス路であって、該
バイパス路(11g)には圧縮機(1)のオン・オフと連
動して開閉するインジェクション用電磁弁(29)と、キ
ャピラリ(30)とが介設されている。
また、(31)は、吸入管(11)中の吸入冷媒と液管(1
1)中の液冷媒との熱交換により吸入冷媒を冷却させ
て、連絡配管(11b)における冷媒の過熱度の上昇を補
償するための吸入管熱交換器である。
ここで、装置には多くのセンサ類が配置されていて、
(TH1),…は各室内熱交換器(12)の空気吸込口に配
置され、吸込空気温度を検出する吸込空気温度センサ、
(TH2),…および(TH3),…は各々室内熱交換器(1
2),…の液側およびガス側配管における冷媒の温度を
検出する室内液温センサ及び室内ガス温センサ、(TH
4)は圧縮機(1)の吐出管温度を検出する吐出管セン
サ、(TH5)は暖房運転時に室外熱交換器(6)の出口
温度から着霜状態を検出するデフロストセンサ、(TH
6)は上記吸入管熱交換器(31)の下流側の吸入管(1
1)に配置され、吸入管温度を検出する吸入管センサ、
(TH7)は室外熱交換器(6)の空気吸込口に配置さ
れ、吸込空気温度を検出する外気温センサ、(P1)は冷
房運転時には冷媒圧力の低圧つまり蒸発圧力相当飽和温
度Teを、暖房運転時には高圧つまり凝縮圧力相当飽和温
度Tcを検出する圧力センサである。なお、上記各主要機
器以外に補助用の諸機器が設けられている。(1f)は第
2圧縮機(1b)のバイパス路(11c)に介設されて、第
2圧縮機(1b)の停止時およびアンロード状態時に
「開」となり、フルロード状態で「閉」となるアンロー
ド用電磁弁、(1g)は上記バイパス路(11c)に介設さ
れたキャピラリ、(21)は吐出管と吸入管とを接続する
均圧ホットガスバイパス路(11d)に介設されて、サー
モオフ状態等による圧縮機(1)の停止時、再起動前に
一定時間開作動する均圧用電磁弁、(33a),(33b)は
それぞれキャピラリ(32a),(32b)を介して上記第1,
第2油分離器(4a),(4b)から第1,第2圧縮機(1
a),(1b)に油を戻すための油戻し管である。
また、図中、(HPS)は圧縮機保護用の高圧圧力開閉
器、(SP)はサービスポート、(GP)はゲージポートで
ある。
そして、上記各電磁弁およびセンサ類は各主要機器と共
に後述の室外制御ユニット(15)に信号線で接続され、
該室外制御ユニット(15)は各室内制御ユニット(1
6),…に連絡配線によって信号の授受可能に接続され
ている。
第4図は上記室外ユニット(A)側に配置される室外制
御ユニット(15)の内部および接続される各機器の配線
関係を示す電気回路図である。図中、(MC1)はインバ
ータ(2a)の周波数変換回路(INV)に接続された第1
圧縮機(1a)のモータ、(MC2)は第2圧縮機(1b)の
モータ、(52C1)および(52C2)は各々周波数変換回路
(INV)およびモータ(MC2)を作動させる電磁接触器
で、上記各機器はヒューズボックス(FS)、漏電ブレー
カ(BR1)を介して三相交流電源に接続されるととも
に、室外制御ユニット(15)とは単相交流電源で接続さ
れている。また、(MF)は室外ファン(6a)のファンモ
ータ、(52FH)及び(52FL)は該ファンモータ(MF)を
作動させる電磁接触器であって、それぞれ三相交流電源
のうちの単相成分に対して並列に接続され、電磁接触器
(52FH)が接続状態になったときには室外ファン(6a)
が強風(標準風量)に、電磁接触器(52FL)が接続状態
になったときには室外ファン(6a)が弱風になるよう択
一切換え可能になされている。
次に、室外制御ユニット(15)の内部にあっては、電磁
リレーの常開接点(RY1)〜(RY3)が単相交流電流に対
して並列に接続され、これらは順に、四路切換弁(5)
の電磁リレー(20S)、周波数変換回路(INV)の電磁接
触器(52C1)、第2圧縮機(1b)の電磁接触器(52
C2)、室外ファン用電磁接触器(52FH),(52FL)、ホ
ットガス用電磁弁(21)の電磁リレー(SVP)、インジ
ェクション用電磁弁(29)の電磁リレー(SVT)及びア
ンローダ用電磁弁(1f)の電磁リレー(SVL)のコイル
に直列に接続され、室外制御ユニット(15)に直接又は
室内制御ユニット(16),…を介して入力される各セン
サ(TH1)〜(TH7)の信号に応じて開閉されて、上記各
電磁接触器あるいは電磁リレーの接点を開閉させるもの
である。また、端子CNには、室外電動膨張弁(8)の開
度を調節するパルスモータ(EV1)のコイルが接続され
ている。なお、図中右側の回路において、(CH1),(C
H2)はそれぞれ第1圧縮機(1a)、第2圧縮機(1c)の
オイルフォーミング防止用ヒータで、それぞれ電磁接触
器(52C1),(52C2)と直列に接続され上記各圧縮機
(1a),(1b)が停止時に電流が流れるようになされて
いる。さらに、(51C1)はモータ(MC1)の過電流リレ
ー、(49C1),(49C2)はそれぞれ第1圧縮機(1a)、
第2圧縮機(1b)の温度上昇保護用スイッチ、(63
H1),(63H2)はそれぞれ第1圧縮機(1a)、第2圧縮
機(1b)の圧力上昇保護用スイッチ、(51F)はファン
モータ(MF)の過電流リレーであって、これらは直列に
接続されて起動時には電磁リレー(30FX)をオン状態に
し、故障にはオフ状態にさせる保護回路を構成してい
る。そして、室外制御ユニット(15)には破線で示され
る室外制御装置(15a)が内蔵され、該室外制御装置(1
5a)によって各室内制御ユニット(16),…あるいは各
センサ類から入力される信号に応じて各機器の動作が制
御される。
次に、第5図は室内制御ユニット(16)の内部および接
続される各機器の主な配線を示す電気回路図である。図
中、(MF)は室内ファン(12a)のモータで、単相交流
電源を受けて各リレー端子(RY1)〜(RY3)によって風
量の大きい順に強風と弱風とに切換え、暖房運転時室温
サーモスタット(TH1)の信号による停止時のみ微風に
するようになされている。そして、室内制御ユニット
(16)のプリント基板の端子CNには室内電動膨張弁(1
3)の開度を調節するパルスモータ(EV2)が接続される
一方、室温サーモスタット(TH1)および温度センサ(T
H2),(TH3)の信号が入力されている。また、各室内
制御ユニット(16)は室外制御ユニット(15)に信号線
を介して信号の授受可能に接続されるとともに、リモー
トコントロールスイッチ(RCS)とは信号線で接続され
ている。そして、室内制御ユニット(16)には破線で示
される室内制御装置(16a)が内蔵され、該室内制御装
置(16a)によって、各センサ類あるいは室外制御ユニ
ット(15)からの信号に応じて室内電動膨張弁(13)あ
るいは室内ファン(12a)の動作が制御される。
第3図において、空気調和装置の冷房運転時、四路切換
弁(2)が図中実線側に切換わり、補助熱交換器(22)
の電磁開閉弁(24)が常時開いて、圧縮機(1)で圧縮
された冷媒が室外熱交換器(6)及び補助熱交換器(2
2)で凝縮され、連絡配管(11b)を経て各室内ユニット
(B)〜(F)に分岐して送られる。各室内ユニット
(B)〜(F)では、各室内電動膨張弁(13),…で減
圧され、各室内熱交換器(12),…で蒸発した後合流し
て、室外ユニット(A)にガス状態で戻り、圧縮機
(1)に吸入されるように循環する。
また、暖房運転時には、四路切換弁(5)が図中破線側
に切換わり、冷媒の流れは上記冷房運転時と逆となっ
て、圧縮機(1)で圧縮された冷媒が各室内熱交換器
(12)で凝縮され、合流して液状態で室外ユニット
(A)に流れ、室外電動膨張弁(8)により減圧され、
室外熱交換器(6)で蒸発した圧縮機(1)に戻るよう
に循環する。
そして、空気調和装置の運転中、上記各温度センサ(TH
1)〜(TH7)の信号に応じて、各機器の運転が制御され
るとともに、温度センサ(TH1)〜(TH7)の検知温度が
それぞれ所定範囲外のときには、サーミスタ異常と判断
されて、装置の運転を停止するようになされている。
ただし、所定の条件下では、温度センサの異常による装
置の運転停止を行わないようになされている。その例に
ついて、以下に説明する。
第6図は吸入管センサ(TH6)に対する異常制御のフロ
ーを示し、通常制御中、ステップS1で暖房運転中の逆サ
イクル運転(例えば、デフロスト運転、油回収運転等)
か否かを判別し、NOであれば、ステップS2で上記逆サイ
クル運転の終了後所定時間t0(例えば、3分間程度の時
間)が経過したか否かを判別して、経過後であればステ
ップS3で、サーミスタの異常時には装置の運転を停止す
る吸入管センサ(TH6)の異常検知モジュールの制御を
行う。一方、上記ステップS1,S2の判別で、暖房運転中
の逆サイクル運転中、又はその逆サイクル運転終了後所
定時間が経過する前のときには、吸入管温度が極端に低
下する虞れがあると判断して、上記ステップS3の異常検
知モジュールの制御は行わないで通常制御に戻る。
次に、第7図は吐出管センサ(TH4)の異常制御の内容
を示し、ステップS11で外気温センサ(TH7)で検知され
る外気温度T0が所定温度(本実施例では−10℃)以下か
否かを判別し、T0≦−10℃であれば、ステップS12で、
サーモオフ中又は圧縮機(1)の運転開始後10分間以内
か否かを判別する。そして、上記ステップS11又はS12
判別のいずれかがNOであれば、ステップS13で、吐出管
センサ(TH4)の検知温度が所定範囲外のときに運転を
停止する吐出管センサ(TH4)の異常検知モジュールの
制御を行う一方、上記ステップS11,S12のいずれの判別
もYESのときには上記異常検知モジュールの制御は行わ
ない。
また、第8図は送風モード時におけるサーミスタの異常
制御を示し、ステップS21で送風モードの運転中か否か
を判別して、送風モード運転中でなければ、ステップS
22で、各温度センサ(TH1)〜(TH7)の検知温度に応じ
て各機器の運転を制御する、つまりサーミスタ異常があ
れば装置の運転を停止するサーミスタ情報入力モジュー
ルの制御を行う一方、送風モード運転中であれば、サー
ミスタ情報入力モジュールの制御は行わず、各温度セン
サ(TH1)〜(TH7)の検知温度が所定の正常範囲を外れ
ていても、装置の運転を停止しないようにしている。
上記フローにおいて、請求項(1)の発明では、ステッ
プS3により、吸入管センサ(TH6)で検出される温度が
所定範囲外のときには異常信号を出力する異常検知手段
(51A)が構成され、ステップS1及びS2の判別により、
暖房運転中の逆サイクル運転中及びその逆サイクル運転
終了後の一定時間の間、上記異常検知手段(51A)によ
る異常検知を中止する異常検知中止手段(52A)が構成
されている。
請求項(2)の発明では、ステップS13により、吐出管
センサ(TH4)で検出される温度が所定範囲外のときに
異常信号を出力する異常検知手段(51B)が構成され、
ステップS11及びS12の判別により、外気温センサ(外気
温度検出手段)(TH7)の出力を受け、外気温度T0が所
定温度(−10℃)以下のときには、サーモオフ中及び圧
縮機(1)の運転開始後所定時間の間、上記異常検知手
段(51B)による異常検知を中止する異常検知中止手段
(52B)が構成されている。
したがって、請求項(1)の発明では、装置の運転時、
吸入管センサ(TH6)で検出される温度がサーミスタの
特性からみて正常値とされる所定範囲外のときには、異
常検知手段(51A)により異常信号が出力され、室外制
御装置(運転制御手段)(15a)により装置が停止する
よう制御される。
その場合、例えばデフロスト運転、油回収運転のような
暖房運転中における逆サイクル運転時には、室内への冷
風の供給を防止すべく、室内ファン(12a)は停止され
る。したがって、低圧が極端に低下するときがあり、吸
入管センサ(TH6)で検知される吸入管温度がサーミス
タの正常と判定される所定範囲外を越えてしまうことが
ありうる。例えば、第9図における印加電圧vccを5ボ
ルトとすると、本来サーミスタが絶縁状態になるか開放
状態になるかしたとき、つまり検知電圧Vが0ボルト又
は5ボルトのときにサーミスタ異常と判定すべきである
が、検知誤差があるので、実際には、例えば0.1〜4.9ボ
ルトの範囲外ではサーミスタの異常と判定するようにな
される。すなわち、従来のものでは、上記のような運転
条件に起因する低圧の低下にも拘らず、異常信号で装置
が停止してしまう虞れがあることになる。
それに対し、請求項(1)の発明では、暖房運転中の逆
サイクル運転時及びその運転終了後一定時間であって低
圧が極端に低下する虞れがある間では、異常検知中止手
段(52A)により、上記異常検知手段(51A)による吸入
管センサ(TH6)の異常検知が行われないので、吸入管
センサ(TH6)が異常でないのに装置が停止するのを有
効に防止することができ、よって、空調の快適性の向上
を図ることができる。
請求項(2)の発明では、吐出管センサ(TH4)の検知
温度が所定範囲外のときに、異常検知手段(51B)によ
りサーミスタ異常が検知され、室外制御装置(15a)に
より装置が停止するよう制御される。
しかし、外気温度T0が低い場合で、サーモオフ中、或い
はサーモオンにより圧縮機(1)が運転を開始しても所
定時間(10分間)の間は、室外熱交換器(6)の凝縮温
度が低下して吐出管温度Tdが正常範囲外の温度(例えば
−21℃以下)になることがありうる。その場合、従来の
ものでは、運転条件に起因する吐出管温度Tdの低下にも
拘らず、サーミスタ異常と判定されて装置が異常停止す
ることになる。
それに対し、請求項(2)の発明では、異常検知中止手
段(52B)により、異常検知手段(51B)による異常検知
が行われないので、吐出管センサ(TH4)が異常でない
のに装置が停止するのを有効に防止することができ、よ
って、空調の快適性の向上を図ることができるのであ
る。
なお、第2図に示すように、空気調和装置の運転制御装
置として、空気調和装置に設置される温度センサ(TH
1)〜(TH7)の検知温度に基づき異常信号を出力する異
常検知手段(51C)と、該異常検知手段(51C)の出力を
受け、異常信号の出力時には運転を停止するよう制御す
る運転制御手段(15a)と、送風モード時、上記異常信
号の運転制御手段(15a)への入力を阻止する入力阻止
手段(53)を設ける構成とすることもできる。上記第8
図のステップS22により、温度センサ(TH1)〜(TH7)
の異常に応じて異常信号を出力する異常検知手段(51
C)が構成され、ステップS21の判別により、送風モード
時に、異常信号の室外制御装置(15a)への入力を阻止
する入力阻止手段(53)が構成されている。
このような構成の場合、通常、空気調和装置に設置され
た各温度センサ(TH1)〜(TH7)の信号に応じた装置の
運転が行われ、温度センサ(TH1)〜(TH7)の検知温度
がそれぞれに設定される正常温度範囲外になったときに
は、室外制御装置(15a)により、装置が停止するよう
に制御される。しかし、送風モードの場合には、圧縮機
(1)は停止しており、冷媒が循環していないので、温
度センサ(TH1)〜(TH7)のうちいずれかの信号が極端
な値を示す場合があり、異常でないのに異常として運転
停止してしまう虞れがある。一方、送風モード時には、
冷媒の循環がないので、よしんば温度センサ(TH1)〜
(TH7)のいずれかに異常が生じたとしても、運転を続
行するに支障はない。
ここにおいて、入力阻止手段(53)により、異常検知手
段(51C)の室外制御装置(15a)への入力が阻止される
ので、そのまま運転を続行することができ、よって、空
調の快適性の向上を図ることができる。
(発明の効果) 以上説明したように、請求項(1)の発明によれば、デ
フロスト運転、油回収運転等、暖房運転中の逆サイクル
運転中及びその運転終了後一定時間の間は、吸入管セン
サによるサーミスタ異常検知を中止するようにしたの
で、室内ファンの停止に起因する吸入管温度の低下で温
度センサが異常でないのに装置が停止するのを有効に防
止することができ、よって、空調の快適性の向上を図る
ことができる。
請求項(2)の発明によれば、外気温度が所定値以下の
とき、サーモオフ中及び圧縮機の運転開始後所定時間の
間には、吐出管センサによるサーミスタ異常検知を中止
するようにしたので、外気温度の低下に起因する吐出管
温度の低下で温度センサが異常でないのに装置が停止す
るのを有効に防止することができ、よって、空調の快適
性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示すブロック図である。第2図
〜第8図は本発明の実施例を示し、第2図は本発明の実
施例に含まれる制御の一例を示すブロック図、第3図は
空気調和装置の冷媒系統配管図、第4図は室外制御ユニ
ットの電気回路図、第5図は室内制御ユニットの電気回
路図、第6図及び第7図は、それぞれ吸入管センサ及び
吐出管センサの異常制御の内容を示すフローチャート
図、第8図は送風モード運転における制御内容を示すフ
ローチャート図である。第9図はサーミスタ温度検知の
原理を示す電気回路図である。 1……圧縮機 6……室外熱交換器 8……室外電動膨張弁(減圧機構) 12……室内熱交換器 12a……室内ファン 13……室内電動膨張弁(減圧機構) 14……冷媒回路 15a……室外制御装置(運転制御手段) 51……異常検知手段 52……異常検知中止手段 TH4……吐出管センサ TH6……吸入管センサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機(1)、熱源側熱交換器(6)、減
    圧機構(13又は8)及びファン(12a)を付設した利用
    側熱交換器(12)を接続し、冷暖房サイクルの切換え可
    能に構成された冷媒回路(14)を備えた空気調和装置に
    おいて、 吸入管温度を検出するための吸入管センサ(TH6)と、
    該吸入管センサ(TH6)で検出される温度が所定範囲外
    にあるときには、異常信号を出力する異常検知手段(51
    A)と、該異常検知手段(51A)の出力を受け、異常信号
    出力時には運転を停止するよう制御する運転制御手段
    (15a)とを備えるとともに、 暖房運転中における逆サイクル運転時及びその逆サイク
    ル運転終了後の一定時間の間、上記異常検知手段(51
    A)による異常検知を中止する異常検知中止手段(52A)
    を備えたことを特徴とする空気調和装置の運転制御装
    置。
  2. 【請求項2】圧縮機(1)、熱源側熱交換器(6)、減
    圧機構(13又は8)及び利用側熱交換器(12)を接続し
    てなる冷媒回路(14)を備えた空気調和装置において、 吐出管温度を検出する吐出管センサ(TH4)と、該吐出
    管センサ(TH4)で検出される温度が所定範囲外のとき
    に異常信号を出力する異常検知手段(51B)と、該異常
    検知手段(51B)の出力を受け、異常信号の出力時には
    運転を停止するよう制御する運転制御手段(15a)とを
    備えるとともに、 暖房運転時、外気温度を検出する外気温度検出手段(TH
    7)と、該外気温検出手段(TH7)の出力を受け、外気温
    度が所定値以下のときには、サーモオフ中及び圧縮機
    (1)の運転開始後所定時間の間、上記異常検知手段
    (51B)による異常検知を中止する異常検知中止手段(5
    2B)とを備えたことを特徴とする空気調和装置の運転制
    御装置。
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