JPH0448418Y2 - - Google Patents

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JPH0448418Y2
JPH0448418Y2 JP667587U JP667587U JPH0448418Y2 JP H0448418 Y2 JPH0448418 Y2 JP H0448418Y2 JP 667587 U JP667587 U JP 667587U JP 667587 U JP667587 U JP 667587U JP H0448418 Y2 JPH0448418 Y2 JP H0448418Y2
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、複数の室外ユニツトと、複数の室内
ユニツトとを対応接続してなる複数の冷凍回路を
有する空気調和装置に係り、特に室内ユニツトと
室外ユニツトとを連絡する電気配線の誤配線のチ
エツク対策に関する。
(従来の技術) 従来より、マルチ型空気調和装置の取付け工事
時に冷媒配管と電気配線との不一致をエエツクす
る方法として、特公昭61−54147号公報に開示さ
れる如く、一台の室外ユニツトに複数台の室内ユ
ニツトを接続した空気調和装置において、各室内
ユニツトに電磁弁を配置し、該各電磁弁を順次1
個ずつ開いて他のものは閉じたままで空気調和装
置を運転し、対応する室内ユニツトの吹出空気温
度を測定することによつて、電磁弁と室内ユニツ
トとの電気配線の対応関係を確認しようとするも
のが知られている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、例えば第5図に示すように、複数の
室外ユニツトXおよびYにそれぞれ室内ユニツト
A〜FおよびG〜Lが冷媒配管で接続された2つ
の冷凍回路M,Nを備えたマルチ型の空気調和装
置において、上記冷媒配管の接続に対して、電気
配線の接続が正しく対応していない場合、例えば
第6図破線に示すように、室外ユニツトXに対し
て室内ユニツトGが接続され、室外ユニツトYに
対して室内ユニツトFが接続されている場合に
は、室内ユニツトFから運転を指令しても、室外
ユニツトYが作動して室外ユニツトXは作動しな
いので、冷凍回路Mに冷媒は循環せず、空調を行
うことができない。
このような冷媒配管と電気配線との対応関係の
不一致をチエツクするためには、上記従来のもの
を応用して、各室内ユニツトA〜F,G〜Lを一
台ずつ運転し、吹出空気温度と吸込空気温度との
温度差を測定することによつて、電気配線の正誤
を順次確認していくことが考えられる。
しかしながら、室外ユニツトX,Yが作動を始
めても、すぐに室内ユニツトA〜F,G〜Lで熱
交換が行われて吹出空気温度に変化が生じるわけ
ではないので、各室内ユニツトA〜F,G〜Lに
対してそのチエツクを行うには、かなりの時間が
掛かつてしまうことになる。しかも、他の原因で
室外ユニツトX,Yの圧縮機が作動しない場合に
は電気配線が正しいにも拘らず、誤配線であると
の判定をしてしまうという問題がある。すなわ
ち、確実に電気配線の誤配線をチエツクするため
には、正しく対応する室外ユニツトが作動せず、
かつ誤つて電気配線が接続された室外ユニツトが
作動することを確認しなければならない。
本考案は、電気配線の誤配線により、例えば冷
凍回路N側の室内ユニツトGが電気配線で冷凍回
路M側の室外ユニツトXに接続されているときに
は、室内ユニツトGからの冷房運転指令がなされ
ると、冷凍回路Mがポンプダウン運転状態になる
ことに着目してなされたものであり、その目的
は、ポンプダウン運転状態を検出する適切な検出
手段を講じることにより、簡易な構成でもつて確
実に電気配線の誤配線をチエツクすることにあ
る。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため本考案の解決手段は、
ポンプダウン運転状態を圧縮機の低圧の低下によ
り検知することにある。具体的には、第1図に示
すように、圧縮機1および室外熱交換器6を内蔵
する複数の室外ユニツトX,Yに対して、運転停
止指令により開閉する弁13および室内熱交換器
12を内蔵する複数の室内ユニツトA〜F,G〜
Lが対応接続されてなる複数の冷凍回路M,Nを
備えた空気調和装置を前提とする。そして、各室
外ユニツトX,Yに、室内ユニツトA〜F,G〜
Lからの運転指令による圧縮機1,1の運転時に
その吸入側の低圧を検出する低圧検出手段P1,
P1と、該低圧検出手段P1,P1の出力を受け
て、吸入側の低圧が所定値以下になつたときに誤
配線信号を出力する誤配線出力手段15a,15
aとを配置するとともに、上記各室内ユニツトA
〜F,G〜Lには、上記誤配線信号出力手段15
a,15aの誤配線信号を受けて、誤配線状態を
表示する表示手段LED……を設ける構成とする
ものである。
(作用) 以上の構成により、本考案では、例えば室内ユ
ニツトGが冷媒配管では冷凍回路N内で室外ユニ
ツトYに接続されているにも拘らず、電気配線で
冷凍回路M側の室外ユニツトXに接続されている
ときには、室内ユニツトGからの運転指令によ
り、室外ユニツトX側が作動して、冷凍回路Mが
冷房運転状態になる。そのとき、室外ユニツトX
の圧縮機1が作動するが、室外ユニツトXに冷媒
配管で接続されている冷凍回路M内の各室内ユニ
ツトA〜Fの弁13〜13は、すべて閉じられた
ままであるから、冷凍回路Mは、室内ユニツトA
〜Fの冷媒が室外ユニツトX側に回収されるポン
プダウン運転状態になる。よつて、室外ユニツト
Xの低圧検出手段P1により検出される圧縮機1
の吸入側の低圧がすぐに所定値以下に低下し、誤
配線信号出力手段15aによつて室内ユニツトG
側に誤配線信号が出力され、表示手段LEDによ
り誤配線状態が報知されることになる。この圧縮
機1の低圧の低下は非常に速やかに生じるので、
以上の操作をすべての室内ユニツトA〜F,G〜
Lについて行つてもその時間は短時間で済み、容
易に誤配線チエツクを行うことができる。しか
も、他の原因で室外ユニツトXの圧縮機1が作動
しない場合には、ポンプダウン運転状態は生じな
いので、そのような時に誤配線であるとの誤つた
判断を下すことはない。
(実施例) 以下、本考案の実施例を第2図以下の図面に基
づき説明する。
第5図は本考案を適用したマルチ型空気調和装
置の全体の接続を示し、2つの室外ユニツトXお
よびYに対してそれぞれ6個の室内ユニツトA〜
FおよびG〜Lが冷凍回路MおよびNを介して並
列に接続されている。該2つの冷凍回路M,Nは
同一構成であり、以下、一方の冷凍回路Mについ
てのみ説明する。
第2図は冷凍回路Mの冷媒配管系統を示し、上
記室外ユニツトXの内部には、圧縮機1と、該圧
縮機1から吐出されるガス中の油を分離する油分
離器4と、冷房運転時には図中実線の如く切換わ
り暖房運転時には図中破線の如く切換わるサイク
ル切換機構としての四路切換弁5と、冷房運転時
に凝縮器、暖房運転時に蒸発器となる室外熱交換
器6およびそのフアン6aと、過冷却コイル7
と、冷房運転時には冷媒流量を調節し、暖房運転
時には冷媒の絞り作用を行う室外電動膨張弁8
と、液化した冷媒を貯蔵するレシーバ9と、アキ
ユムレータ10とが主要機器として内蔵されてい
て、該各機器1〜10は各々冷媒の連絡配管11
で冷媒の流通可能に接続されている。尚、上記圧
縮機1は出力周波数を30〜70Hzの範囲で10Hz毎に
可変に切換えられるインバータ2aにより容量が
調整される第1圧縮機1aおよびパイロツト圧の
高低で差動するアンローダ2bにより容量がフル
ロード(100%)およびアンロード(50%)状態
の2段階に調整される第2圧縮機1bとを並列に
接続して構成されている。また、上記室内ユニツ
トA〜Fは同一構成であり、各々、冷房運転時に
は蒸発器、暖房運転時には凝縮器となる室内熱交
換器12……およびそのフアン12a……を備
え、かつ該室内熱交換器12……の液分岐管11
a……には、運転停止指令により開閉するととも
に、暖房運転時に冷媒流量を調節し、冷房運転時
に冷媒の絞り作用を行う弁、具体的には室内電動
膨張弁13……がそれぞれ介設され、液分岐管1
1a……の合流後、手動閉鎖弁17を介し連絡配
管11bによつて室外ユニツトXとの間を接続さ
れている。また、TH1……は各室内温度を検出
する室温サーモスタツト、TH2……およびTH
3……は各々室内熱交換器12……の液側および
ガス側配管における冷媒の温度を検出する温度セ
ンサ、TH4は圧縮機1の吐出管における冷媒の
温度を検出する温度センサ、TH5は暖房運転時
に室外熱交換器6(蒸発器)における蒸発温度を
検出する温度センサ、TH6は圧縮機1に吸入さ
れる吸入ガスの温度を検出する温度センサ、TH
7はデフロスト運転に必要な演算を行うために室
外熱交換器12の吸込空気温度を検出するための
温度センサ、P1は圧縮機1の吸入側に配置さ
れ、冷房運転時に低圧を検知する低圧検出手段と
しての圧力センサである。
なお、第2図において上記各主要機器以外に補
助用の諸機器が設けられている。1fは第2圧縮
機1bのバイパス回路11cに介設されたアンロ
ーダ2bのパイロツト圧切換え用電磁弁、21は
吐出管と吸入管とを接続する均圧ホツトガスバイ
パス回路11dに介設されたホツトガスバイパス
開閉用電磁弁である。また、11eは暖房過負荷
制御用バイパス回路であつて、該バイパス回路1
1eには、補助コンデンサ22および暖房運転時
室内熱交換器12……が高負荷時のとき開作動す
る高圧制御弁24が直列に接続されており、その
一部には運転停止時に液封を防止するための液封
防止バイパス回路11fが設けられている。さら
に、11gは上記暖房過負荷バイパス回路11e
の液配管と主配管の吸入ガス管との間を接続する
リキツドインジエクシヨンバイパス回路であつ
て、該バイパス回路11gには、圧縮機1のオ
ン・オフと連動して開閉するインジエクシヨン用
電磁弁29と、感温筒TP1により検出される吸
入ガスの過熱度に応じて開度を調節される自動膨
張弁30とが介設されている。
また、第2図中、HPSは圧縮機保護用の高圧
圧力開閉器、SPはサービスポートである。
次に、第3図は空気調和装置の上記室外ユニツ
トXの運転を制御する室外制御ユニツト15の内
部の回路構成および同ユニツト15に接続される
各機器の配線関係を示す電気回路図である。図
中、MC1はインバータ2aの周波数変換回路
INVに接続された第1圧縮機1aのモータ、MC
2は第2圧縮機1bのモータ、MFは室外フアン
6aのモータ、52F,52C1および52C2
各々フアンモータMF、周波数変換回路INVおよ
びモータMC2を作動させる電磁接触器で、上記
各機器は三相交流電源に接続されるとともに、室
外制御ユニツト15とは単相交流電源で接続され
ている。次に、室外制御ユニツト15の内部にあ
つては、電磁リレーの常開接点RY1〜RY8が単相
交流電流に対して並列に接続され、これらは順
に、四路切換弁5の電磁リレー20S、ホツトガ
ス用電磁弁21の電磁リレー20R1、インジエ
クシヨン用電磁弁29の電磁リレー20R2、ア
ンローダ用電磁弁1fの電磁リレー20RS、異
常運転時の表示ランプ点灯用電磁リレーWL、周
波数変換回路INVの電磁接触器52C1、第2圧
縮機1bの電磁接触器52C2および室外フアン
用電磁接触器52Fのコイルに直列に接続され、
室外制御ユニツト15に入力される後述のセンサ
類の信号に応じて開閉されて、上記各電磁接触器
あるいは電磁リレーの接点を開閉させるものであ
る。また、端子CN7〜CN12には、室外電動膨張
弁8の開度を調節するパルスモータ20E、低圧
検出用圧力センサP1および上記各温度センサ
TH6,TH4,TH5,TH1が順に接続されて
いる。そして、ピン端子P1〜P6とそれらに共通
のピン端子Nとは、端子台TS4上で各室内ユニ
ツトA〜Fに交流配線を介して信号の授受可能に
接続されている。
さらに、該室外制御ユニツト15の内部には、
図中破線で示すコントローラ15aが内蔵されて
おり、該コントローラ15aは、上記圧力センサ
P1の信号を受けて、吸入側の低圧が所定値Po
(例えば3KgG/cm2程度)以下になつたときに誤
配線信号を出力する誤配線信号出力手段としての
機能を有するものである。
なお、図中、中央の回路において、GH1
GH2はそれぞれ電磁接触器52C1,52C2と直
列に接続された第1圧縮機1a、第2圧縮機1b
のオイルフオーミング防止用ヒータであり、ま
た、51C2はモータMC2の過電流リレー、49
C1,49C2はそれぞれ第1圧縮機1a、第2圧
縮機1bの温度上昇保護用スイツチ、63H1
63H2はそれぞれ第1圧縮機1a、第2圧縮機
1bの圧力上昇保護用スイツチ、49Fはフアン
モータMFの過電流リレーであつて、これらは直
列に接続されていて起動時には電磁リレー30
Fxをオン状態にし、故障にはオフ状態にして各
圧縮機1a,1bおよび室外フアン6aを非常停
止させる保護回路を構成している。また、15b
はインバータ2a制御用のコントローラ、RBは
リレーボツクスで、該リレーボツクスRBの端子
A〜Cには室外ユニツトXの冷房運転、送風運転
および暖房運転の切換えを遠隔操作で行う室外ユ
ニツトX用のリモートコントロール装置SSが信
号線で接続されている。
次に、第4図は各室内制御ユニツト16……の
内部および接続される各機器の主な配線を示す電
気回路図である。これらは、いずれも第4図に示
されるような同一の内部構成を有している。第4
図でMFは室内フアン12aのモータで、単相交
流電源を受けて各リレー端子RY1〜RY3によつて
風量の大きい順に強風と弱風とに切換え、暖房運
転時室温サーモスタツトTH1の信号による停止
時のみ微風にするようになされている。そして、
室内制御ユニツト16のプリント基板には、室温
サーモスタツトTH1、温度センサTH2,TH
3および室内電動膨張弁13の開度を調節するパ
ルスモータEVが信号線で接続されている。さら
に、上記プリント基板には、空気調和装置の運転
を遠隔操作するためのリモートコントロール装置
RCSが信号の授受可能に接続されており、該リ
モートコントロール装置RCSには、遠隔操作用
のスイツチ類に加えて、発光ダイオードを内蔵
し、上記室外ユニツトXのコントローラ(誤配線
信号出力手段)15aから出力される誤配線信号
を受けて赤く発色することにより誤配線状態を表
示する手段としての表示ランプLEDが設けられ
ている。
そして、以上の室内制御ユニツト16……、室
外制御ユニツト15および各機器類の接続構成に
より、各室内ユニツトA〜Fのリモートコントロ
ール装置RCSからの操作に応じて、室外ユニツ
トX側で圧縮機1その他の各機器類の運転が行わ
れるようになされている。
第2図において、空気調和装置の冷房運転時に
は四路切換弁5は実線のように切換わり、圧縮機
1で圧縮された高圧のガス冷媒は、室外熱交換器
6で凝縮され、室外電動膨張弁8で流量を調節さ
れつつ受液器9に貯溜されて、受液器9から連絡
配管11bを介して各室内ユニツトA〜Fに流入
する。そして、各室内ユニツトA〜Fでは、室内
電動膨張弁13……で絞り作用を受けて室内熱交
換器12……で蒸発した後、低圧のガス状態で室
外ユニツトXの圧縮機1に戻つて冷媒の循環サイ
クルを完了する構成となつている。
したがつて、上記実施例では、2つの室外ユニ
ツトXおよびYにそれぞれ室内ユニツトA〜Fお
よびG〜Lの冷媒配管11……を接続して、さら
に、電気配線の接続を行うとき、例えば誤つて室
内ユニツトGの電気配線を室外ユニツトXに接続
したとすると、冷凍回路N側には冷媒が循環せず
に、冷凍回路M側で室外ユニツトXの運転が開始
される。そのとき、圧縮機1が作動して室外電動
膨張弁8が開くが、室内ユニツトA〜Fは作動し
ないので、各室内電動膨張弁13……は、いずれ
も閉じたままである。すなわち、ポンプダウン運
転状態となつて、各室内ユニツトA〜Fの冷媒が
室外ユニツトXの受液器9に回収されて行くの
で、圧縮機1の低圧は著しく低下してすぐに所定
値Po以下になる。よつて、圧力センサP1の信
号を受けて、室外ユニツトXのコントローラ15
aから誤配線信号が出力され、室内ユニツトGの
リモートコントロール装置RCSの表示ランプ
LEDが点灯して誤配線であることが報知される
ことになる。
以上の操作を各室内ユニツトA〜F,G〜Lに
ついて順次行うことにより、室外ユニツトXおよ
びYと室内ユニツトA〜FおよびG〜Lの対応関
係を確認することができ、電気配線の誤配線をチ
エツクすることができる。ここに、ポンプダウン
運転状態により低圧が低下するのは、室内ユニツ
トA〜F,G〜Lの吹出空気温度の変化が生じる
までの時間に比べて極めて短時間であり、全部の
対応関係を確認するのは容易である。しかも、上
記誤配線のチエツクするときに、誤配線ではなく
他の原因で室外ユニツトX,Yの圧縮機1,1が
作動しない場合には、冷凍回路M,Nに冷媒が循
環せず、ポンプダウン運転状態が生ずることがな
いので、そのようなときに誤配線であるという誤
つた判定を下すことはなく、誤配線チエツクを確
実に行うことができる。
尚、以上の実施例の室内電動膨張弁13に代え
て、運転停止指令に応じて開閉する電磁弁と膨張
機構(例えば温度式自動膨張弁又はキヤピラリチ
ユーブなど)とを組み合わせたものでもよい。ま
た、本考案の空気調和装置に配置される室外ユニ
ツトX……の台数は、上記実施例に限定されるも
のではなく、3台以上の多数の室外ユニツトX…
…が配置された場合にも上記実施例と同様の効果
を発揮することができる。さらに、本考案の応用
として、1つの室外ユニツトX内に、複数の圧縮
機1……を内蔵して該圧縮機1……のそれぞれに
室内ユニツトA……が接続された複数の冷凍回路
を備えた空気調和装置についても同様に適用でき
ることはいうまでもない。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、複数の
室外ユニツトの各々に室内ユニツトを冷媒配管で
接続した複数の冷凍回路を備えた空気調和装置に
おいて、室外ユニツトに低圧検出手段を配置し、
誤つて室内ユニツトが接続された冷凍回路側でポ
ンプダウン運転状態が生じて低圧が低下したとき
には、誤配線信号を室内ユニツトに送つて表示手
段で表示するようにしたので、容易かつ確実に誤
配線のチエツクができるようになつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の構成を示す図である。第2図
以下の図面は本考案の実施例を示し、第2図はそ
の冷媒系統図、第3図は室外制御ユニツトの電気
回路図、第4図は室内制御ユニツトの電気回路
図、第5図は装置全体の接続を概略的に示すブロ
ツク図、第6図は室外ユニツトと室内ユニツト間
の電気配線の誤配線状態の説明図である。 1……圧縮機、6……室外熱交換器、12……
室内熱交換器、13……室内電動膨張弁、15a
……室外制御ユニツト(誤配線信号出力手段)、
X,Y……室外ユニツト、A〜F,G〜L……室
内ユニツト、P1……圧力センサ(低圧検出手
段)、LED……表示ランプ(表示手段)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧縮機1および室外熱交換器6を内蔵する複数
    の室外ユニツトX,Yに対して、運転停止指令に
    より開閉する弁13および室内熱交換器12を内
    蔵する複数の室内ユニツトA〜F,G〜Lが対応
    接続されてなる複数の冷凍回路M,Nを備え、か
    つ各室外ユニツトX,Yには、室内ユニツトA〜
    F,G〜Lからの運転指令による圧縮機1,1の
    運転時にその吸入側の低圧を検出する低圧検出手
    段P1,P1と、該低圧検出手段P1,P1の出
    力を受けて、吸入側の低圧が所定値以下になつた
    ときに誤配線信号を出力する誤配線信号出力手段
    15a,15aとが配置され、上記各室内ユニツ
    トA〜F,G〜Lには、上記誤配線信号出力手段
    15a,15aの誤配線信号を受けて、誤配線状
    態を表示する表示手段LED……が備えられてい
    ることを特徴とする空気調和装置。
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JP2801629B2 (ja) * 1989-03-29 1998-09-21 東芝エー・ブイ・イー株式会社 空気調和装置
JPH09145129A (ja) * 1995-11-24 1997-06-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 多室型空気調和システムの誤配管・誤配線検出装置

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