JPH02259749A - 直接ポジ用ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

直接ポジ用ハロゲン化銀写真感光材料

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JPH02259749A
JPH02259749A JP1080492A JP8049289A JPH02259749A JP H02259749 A JPH02259749 A JP H02259749A JP 1080492 A JP1080492 A JP 1080492A JP 8049289 A JP8049289 A JP 8049289A JP H02259749 A JPH02259749 A JP H02259749A
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    • G03C1/005Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、安定性の高い処理液を用いて、直接ポジ画像
を迅速に形成せしめるハロゲン化銀写真感光材料および
それを用(・た画像形成方法に関するものであり、特に
コンピューターアウトプット用フィルム(COM用フィ
ルム)に用いられる写真感光材料およびそれを用いた画
像形成方法に関するものである。
(従来技術) コンピューターの急速な発展は今日の情報産業を興隆に
し、膨大な記録をアウトプットする方法の研究が盛んに
行なわれてきた。この分野では、記録材料として、反転
処理適性含有したハロゲン化銀写真感光材料が用いられ
ている。この反転現像法の処理工程は、第1現憶処理国
よってネガ像を作り、これを定着処理することなく漂白
処理してネガ像の還元銀を脱銀する。残っている未現像
のハロゲン化銀を露光し、第コ現像を行ないポジ信金作
成する。この方法は処理工程が、複雑なためフィルムの
仕上がり速度が遅く、最大濃度(Dmax)、最小濃度
(Dmin)が変動[、−?すい。
さらに漂白液に重クロム酸カリ・・・等の強力な酸化剤
を使用しなければならず、公害という点でも。
問題がある。
このような問題点を解決する方法として、反転処理工程
又はネガフィルムを必要とせずに、直接ポジ像全得る写
真法はよく知られている。
従来知られている直接ポジハロゲン化銀写真感光材料を
用いてポジ画像を作成するために用いられる方法は、特
殊なものを除き、実用的有用さを考慮すると、主として
λつのタイプに分けることができる。
1つのタイプは、あらかじめカブラされたハロゲン化銀
乳剤を用い、ソーラリゼー7ヨンあるいはバーシェル効
果等を利用して露光部のカブリ核(潜像)を破壊するこ
とによって現像後直接ポジ画像を得るものである。
もう1つのタイプは、かぶらされていない内部潜像型ハ
ロゲン化銀乳剤を用い、画像露光後かぶす処理を施した
後かまたはかぶり処理を施しながら表面現像を行い直接
ポジ画像を得るものである。
また上記の内部潜像型ハロゲン化銀写真乳剤とは、ハロ
ゲン化銀粒子の主として内部に感光核を有し、露光によ
って粒子内部に主として潜像が形成されるようなタイプ
のハロゲン化銀写真乳剤をいう。
この後者のタイプの方法は、前者のタイプの方法に比較
して、一般に感度が高く、高感度を要求される用途に適
しており、本発明はこの後者のタイプに関するものであ
る。
この技術分野におい′″Cは種々の技術がこれまでに知
られている。例えば、米国特許第2.!タコ。
250号、同第λ、≠4&、り!7号、同第2゜119
7.171号、同第2 、 !1rlr 、 YF3号
、同第j、j/7,3ココ号(同コ、ゲタ7、l75号
)、同第3.74/ 、コロ1ル号、同第3,76/、
コアを号、同第3.75’4.777号および英国特許
第1./!/、363号、同第1./!0 、111号
(同i、oii、oぶコ号)各明細書等に記載されてい
るものがその主なものである。
これら公知の方法を用いると直接ポジ型としては比較的
高感度の写真感光材料を作ることができる。
また、直接ポジ像の形成機構の詳細については?lJ、
tば、’l’、H,ジェームス著「ザ・セオリ・オブ・
ザ・フォトグラフィック・プロセスj (TheThe
ory  of  the  Photographi
cProcess)第弘版第7章ir、2頁〜/り3頁
や米国特許第3.76/、271p号等に記載されてい
る。
つまり、最初の像様露光によってハロゲン化銀内部に生
じた、いわゆる内部潜像に起因する表面減感作用により
、未露光部のハロゲン化銀粒子の表面のみに選択的にカ
ブリ核を生成させ、次いで通常の、いわゆる表面現像処
理を施す事によって、未露光部に写真像(直接ポジ像)
が形成されると信じられている。
上記の如く、選択的にカプリ核を生成させる手段として
は、一般に「光かぶり法」と呼ばれる感光層の全面に第
二の露光を与える方法(例えば英国特許第1./!r/
、3t3号)と「化学的かぶり法」と呼ばれる造核剤(
nucleating  agentを用いる方法とが
知られている。この後者の方法については、例えば「リ
サーチ・ディスクロージャーJ (Research 
Disclosure)誌第1j1巻應/J−/42(
/り7を年//月発行)、の7コ〜r7頁に記載されて
いる。
このような方法の中で、従来の化学的かぶり法ではp 
H/コ以上の高pHで始めて造核剤の効果が得られるも
のが使用され、そのためこの高pH条件下では空気酸化
による現像主薬の劣化が起こりやすく、その結果、現像
活性が著しく低下する欠点がある。また現像速度が遅い
ため処理時間が長(かかり、特に低pHの現像液を使用
するといっそう処理時間がかかるという欠点がある。ま
たpHが72以上であっても現像時間が長くかかるとい
う欠点がある。
一万、元かぶり法の場合には、高pH条件を要求される
事がなく、実用上比較的有利である。しかしながら、広
範な写真分野での各種の目的に供するためには、種々の
技術的問題点がある。即ち、光かぶり法は、ハロゲン化
銀の分光解によるカブリ核の形成に基づいているので使
用するハロゲン化銀の糧類や特性によって、その適性繕
光照度や露光鷺が異なる。そのため一定の性能を得るの
が困難であり、更に現像装置が複雑でしかも高価なもの
になるという欠点がある。更に現像時間が長いという欠
点がある。
このように従来のかぶり法では共に安定して良好な直接
ポジ画像を得る事が困難であった。この問題を解決する
手段として、p H/ J以下でも造核作用を発揮する
化合物が特開昭!コーtり613号、米国特許第i、t
iz、tiz号や同第3゜r!0.411号に提案され
ているが、これらの造核4jは処理前の感材の保存中に
ハロゲン化銀に作用して、もしくは造核剤自身が分解し
て結局処理後の最大画像濃度を低下させる欠点がある。
米国%ff第3.コ27 、112号にはハイドロキノ
ン霞導体を用いて中位濃度の現像速度を上げることが記
載されている。しかしこれを用いても現像の速さは十分
でなく、特にpH72以下の現像液で不十分な現像速度
しか得られなかった。
また特開昭to−i7or≠3号にはカルボン酸基やス
ルホン酸基をもったメルカプト化合物を添加し、最大画
像濃度を上げることなどが記載されている。しかし、こ
れらの化合物を添加した効果は小さい。
特開昭夕よ−734111≠r号には造核剤の存在下に
テトラザインデン系化合物を含有する処理液(pH/コ
、Q)で処理して最小画像濃度を低下させ、再反転ネガ
像の形成を防止することが述べられている。しかし、こ
の方法では最大画像濃度が高(ならず、また現像速度も
速(ならない。
また特公昭4tj−/270P号には光かぶり法で直接
ポジ画像を形成する感材にかぶり防止剤としてトリアゾ
リン−チオン、テトラゾリン−チオン糸化合物を添加す
ることが記載されている。しかし、これらの方法でも高
い最大画像濃度と、速い現像速度を達成することができ
なかった。
このように、高い最大画像濃度と低い最小画像濃度を有
する直接ポジ画像を短時間で得る技術は今までになかっ
た。
また、一般に感度の高い直接ポジ乳剤はど高照度露光に
於る再反転ネガ像の発生が多くでるという問題があり、
特にCOM用フィルムは短縛光での高感度が要求され高
照度露光での再反転ネガ像の防止は、重要である。
特開昭1.0−7362!号、同6O−14AJ号、同
jJ−r701を号、同43−101./>16号に前
記問題点を解決する技術が記載され℃いるが、この方法
でも再反転ネガ像の防止という点では不充分であった。
(発明の目的) 従って本発明の目的は、第1に造核剤の存在下に現像処
理し、高いDmaxと低いDmini有する直接ポジ画
像を迅速かつ安定に形成する予めかぶらされていない内
部潜像型ハロゲン化銀写真感光材料を提供することにあ
る。
第2は、予めかぶらされていない内部潜像型ハロゲン化
銀乳剤と造核剤による反転性を利用したC0Mフィルム
用直接ポジハロゲン化銀写真感光材料を提供することに
ある。
第3は高照度露光における再反転ネガ像の発生の少ない
直接ポジハロゲン化銀写真感光材料を提供することにあ
る。
(問題点を解決するための方法) 本発明のこれらの目的は、 支持体上に少な(とも−層の予めかぶらされていない内
部潜像型ハロゲン化鎌乳剤/ilを含有する直接ポジ用
ハロゲン化銀写真感光材料において前記内部潜像型ハロ
ゲン化銀乳剤が鉄錯体化合物の存在下で粒子形成された
ものであることを特徴とする直接ポジ用ハロゲン化銀写
真感光材料により達成された。
本発明に用いられる鉄錯体化合物とは、ヘキサシアノ鉄
(II)酸カリウムに4 (Fe <CN)6)・3)
120;ヘキサシアノ鉄(1)カリウムKa (Fe 
(CN )a );EDTA鉄錯塩などがある。これら
の鉄錯体化合物の添加量は、ハロゲン化銀1モル当り1
o−9〜10−2モルが好ましく10−10   モル
がより好ましい。またこれらの化合物は、コ橿以上を併
用してもよい。
これらの化合物の添加時期は、予めかぶらされていない
内部潜像型ハロゲン化銀乳剤の製造時の各段階において
適宜性なうことができる。すなわち予めかぶらされてい
ない内部潜像型ハロゲン化銀、粒子の製造法においてコ
ア粒子核形成時、コア粒子核成長時、コア粒子の化学熟
成時、あるいは該コアを被覆するシェル成長時のいずれ
の段階において添加されても良い。特にハロゲン化銀粒
子中に組み込まれることが好ましく、より好ましくはシ
ェル成長時にハロゲン化銀粒子中に組み込壕れることで
ある。予めかぶらされていない内部潜像型ハロゲン化銀
粒子への鉄の組み込みについては、特開昭AJ−/り1
ipzに処理依存性改良の観点から塩化第一鉄の使用と
して明示されているが特に鉄塩ではなく鉄錯体化合物の
みが高照度露光に対する再反転ネガを著しく抑えかつ脚
切り作用を有するという効果は全く予測することは出来
ない。
本発明に用いる予めかぶらさ虹てない内部潜像型ハロゲ
ン化銀乳剤はハロゲン化銀粒子の表面が予めかぶらされ
てな(、シかも潜像を主として粒子内部に形成するハロ
ゲン化銀を含有する乳剤であるが、更に具体的にμ、ハ
ロゲン化銀乳剤を透明支持体上に一定量塗布し、これに
Q、θ/ないしio秒の固定された時間で露光を与え下
記現像液A(内部型現像層)中で、コθ′。Cで6分間
現像したとき通常の写真濃度測定方法によって測られる
最大濃度が、上記と同量塗布して同様にして露光したハ
ロゲン化銀乳剤を下記現像液B(表面型現像液)中で/
rocで!分間現像した場合に得られる最大濃度の、少
くとも5倍大きい8度を有するものが好ましく、より好
ましくは少なくとも10倍大きい濃度を有するものであ
る。
表面現像液B メトール           2.!y!−アスコル
ビン酸      10  !!NaBO2・4L)1
20     3 j   9KBr        
        /   II水を加えて      
     il内部現@液A メトール           コ  y亜硫酸ソーダ
(無水)    タOg ハイドaキノン         rl炭酸ソータ”(
−水塩)      、t2.riKBr      
        j   IKI          
     06H)水を加えて           
/J向潜型乳剤の躾体例としては例えば、英国特許第1
0/1062号、米国特許第2.!92.2to号、お
よび、同、2.4(j4,5’弘3号に明細書に記載さ
れているコンバージョン型ハロゲン化銀乳剤やコア/7
エル型ハロゲン化銀乳剤を挙げる事ができ、該コア/フ
ェル型ハロゲン化銀乳剤とし又は、特開昭≠7−3.2
1/3号、同≠7−321114号、同j、2−/j!
7J/号、同!コー/j、!GA/!号、同!!−60
222号、同!3−56λ/I号、同j3−jp672
7号、同!j−/271≠り号、同、t7−/3ぶ6≠
1号、同!l−70.2.2/号、同jF−201r1
440号、同jターコ/413を号、同to−io76
4ti号、同AO−、24A72J7号、同A/−2I
ur号、同4/−3/37号、特公昭タロー/lり3り
号5.向5r−i4ti、、2号、同61−/Itlj
号、同jl−423!号、同try−iorrコを号、
特願昭A/−Ji<弘コμ号、米国特PRJλ0631
3号、同3377322号、同376/2tt号、同3
74/、274号、同3110437号、同3223!
/3号、同4103!/It号、同≠32jダ71号、
同pro≠!70号、ヨーロッパ%許0067/弘を号
、リサーチディスクロー誌RD / 4 J≠!号(l
り77年ii月)などに記載の乳剤が挙げられる。
ハロゲン化銀の組成としては、塩化銀、臭化銀のほかに
、混合ハロゲン化銀、例えば塩臭化銀、塩沃臭化銀、沃
臭化銀などが代表的である。本発明に好ましく使用され
るハロゲン化aに沃化銀を含まないか含んでも3%モル
以下の塩(沃)臭化銀、(沃)塩化銀または(沃)J4
.化銀である。
ハロゲン化銀粒子の平均粒子サイズ(球状もしくは球に
近い粒子の場合は粒子直径を、立方体粒子の場合は、校
長をそれぞれ粒子サイズとし投影面積にもとすく平均で
あられす)は、2μ以下で0、/μ以上が好ましいが、
特に好ましいのはlμ以下0./!rμ以上である。粒
子サイズ分布は狭(ても広くてもいずれでもよいが、粒
状性や鮮鋭度等の改良のために粒子数あるいは重層で平
均粒子サイズの±≠Oチ以内(より好ましくは±30%
以内、最も好ましくは士20%以内)に全粒子の5Po
ts以上、特に21%以上が入るような粒子サイズ分布
の狭い、いわゆる「単分散」ハロゲン化銀乳剤を本発明
に使用するのが好ましい。また感光材料が目標とする階
94′f:満足させるために、実質的に同一の感色性を
有する乳剤層において粒子サイズの異なる2種以上の単
分散ハロゲン化銀乳剤もしくは同一サイズで感夏の異な
る複数の粒子を同一層に混合または別層に重層塗布する
ことかでさる。さらに2種類以上の多分散ハロゲン化銀
乳剤あるいは単分散乳剤と多分散乳剤との組合わせを混
合あるいは重層して使用することもできる。
本発明に使用するハロゲン化銀粒子の形は立方体、八面
体、十二面体、十四面体の様な規則的(regular
))’j結晶体を有するものでもよく。
また球状などのような変則的(irregular)な
結晶形をもつものでもよく、またはこれらの結晶形の複
合形をもつものでもよい。また平板状粒子でもよく、特
に長さ/厚みの比の値が!以上とくにr以上の平板粒子
が、粒子の全投影面積の!Qチ以上を占める乳剤を用い
てもよい。これら種々の結晶形の混合から成る乳剤であ
ってもよい。
本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤は、ハロゲン化銀
溶剤の存在下で調製することができる。
ハロゲン化銀溶剤としては、米国特許第3,271.1
17号、同第3.!3/、212号、同第3!74t、
621号、特開昭j#−1015P号、同!弘−7jt
り17号等に記載された有機チオエーテル類、特開昭、
t # −r 2≠Or号、同タj−77737号、同
!!−4F12号に記載されたチオ尿層訪導体である。
本発明に使用するハロゲン化銀乳剤は、粒子内部または
表面に硫黄もしくはセレン増感、還元増感、貴金属増感
などの単独もしくは併用により化学増感することができ
る。
本発明の直接ポジ用ハロゲン化銀乳剤は、像露光後進核
剤の存在下で表面現fl’に施すことにより良好な直接
ポジ画像を得ることができる。
′本発明に有用な造核剤は、好ましくは下記の一般式(
1)で表わされる化合物である。
一般式(1) Qは弘ないしlコ員の非芳香族炭化水素環、又は非芳香
族複素環を形成するに必要な非金属原子群を表わす。但
し、R1,Zlの置換基及びQの置換基のうち、少なく
とも−っはアル、キニル基を含む。さらに妃、zl、及
びQのうち少なくとも一つは、ハロゲン化銀への吸着促
進基含有してもよい。Yは電荷バランスのための対イオ
ンであり、nは電荷バランスをとるに必要な数である。
これらの化合物例およびその合成法は、例えば特願昭4
7−!/λrr及び同特許に引用された特許又は文献に
記載されている。
一般式(1)で表わされる化合物の興体例を以下にあげ
るが、本発明はこれらに限定されるわけではない。
式中、zlはjないしt員の複素環を形成するに必要な
非金属原子群を表わす。この複素環には更に芳香環又は
複素環が縮合していてもよい。R1(1−/ (■−4) (I−3 (I−7) (I−2) 1+ C)12頁H 1+ CH2(mc)i CH2c=ci−i CH2C=CH CH2C=:CH (I−≠) CI−j) CH2QヨCH l−6) また、前記の造核剤としての機能は実質的にないが、造
核剤の作用を促進して直接ポジ画像の最大濃度を高める
及び/または一定の直接ポジ画像濃度を得るに必要な現
像時間を速める目的で「造核促進剤」を用いることがで
きる。
本発明に有用な造核促進剤の具体例を以下にあげるが、
これらに限定されるわけで4ない。
これらの化合物例およびその合成法は例えば特願昭+5
−ri、2rr号及び同%肝に引用された特許又は文献
に記載されている。
n−/) n−j) n−,2) ■−7) ■−3) ■−グ) n−r> ■−!) ■−タ) また分光増感の目的で下記一般式(III)で表される
増感色素音用いることができる。
一般式Cm) で表わされるハロゲン化銀上の最長波長吸収極大が!り
Onm以下のシアニン色素 「式中、Zll及びZ12は、同一でも!14なってい
てもよく、!員またはt員の含窒素複素環核形成原子群
を表し、工11はQまたはlを表す。より好ましい複素
環核とし′Cは、IllがOの場合、Zll及びz12
H1同一でも異なっていてもよく、チアゾール、ベンゾ
チアゾール、ナフトチアゾール、ジヒドロナフトチアゾ
ール、セレナゾール、ベンゾセレナゾール、ナフトセレ
ナゾール、ジヒドロナフトセレナゾール、オキサゾール
、ベンズオキサゾール、ナフトオキサゾール、ベンズイ
ミダゾール、ナフトイミダゾール、ピリジン、キノリン
、イミダゾ〔弘、 z−b )キノキサリンまたは3゜
3−ジアルキルインドレニン等の複素環核であり、Il
lがlの場合には、Zllはチアゾリン、チアゾール、
ベンゾチアゾール、セレナゾリン、セレナゾール、ベン
ゾセレナゾール、オキサゾール、ベンゾオキサゾール、
ナフトオキサゾール、イミダゾール、ベンズイミダゾー
ル、ナフトイミダゾール、ピロリン等の複素環核を、Z
12はオキサゾリン、オキサゾール、ベンズオキサゾー
ル、ナフトオキサゾール、チアシリン1セレナゾリン、
ビロリン、ベンズイミダゾールまたはナフトイミダゾー
ル等の複素環核を表す場合である。
R11及びR121’i同一でも異なっていてもよ(、
総炭素数IO以下の置換され℃いてもよいアルキル基又
はアルケニル基を表す。
R,3及びRi5は、水素原子を表す。またR13は■
(11と、atSはR12と連結して!員または6員環
全形成してもよい。
R14は水素原子または低級アルキル基(置換されてい
てもよ(、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、
メトキクエチル基、7エネチル基等。
より好ましくは炭素数!以下のアルキル基)を表す。
Xllは酸アニオン残基を表す。
mllは、0またはlを表し、分子内塩の場合はQであ
る。」である。
以下に、一般式(III)で表わされる化合物の員体例
を示す。
1ll−/ ■−2 ■−J ■−弘 5O3K       5O3− (C)12)3803 −−r −r 2H5 (CH2)3SO3− (CH2)2COOH 2H5 2H5 (CH2)480a− これらの化合物例およびその合成法は、例えば特願昭6
3−4/、2rr号及び同特許に引用された特許又は文
献に記載されている。
本発明に用いられる感光材料には、感度上昇を目的とし
て本発明の増感色素以外に特開昭!!−jコO!Q号第
び夕頁〜J’J頁に記載された増感色素(例えばシアニ
ン色素、メロンアニン色素など。)を添加することがで
きる。
これらの増感色素は単独に用いてもよいが、それらの組
合せを用いてもよく、増感色素の組合せは特に、強色増
感の目的でしばしば用いられる。
増感色素とともに、それ自身分光増感作用をもたない色
素あるいは可視光を実質的に吸収しない物質であって、
強色増感を示す物質を乳剤中に含んでもよい。
有用な増感色素、強色増感を示す色素の組合せ及び強色
増感を示す物質は前述の他にリサーチ・ディスクロージ
ャ(Research Disclosure)774
巻/74μ、j(/り7を年11月発行)第、23頁■
のA−J項に記載されている。
ここで、増感色素等に、写真乳剤の製造工程のいかなる
工程に添加させて用いることもできるし、製造後塗布直
前までのいかなる段階に添加することもできる。前者の
例としては、粒子形成時、物理熟成時、化学熟成時があ
る。
本発明の乳剤層又は、その他の親水性コロイド層に、フ
ィルター染料として、あるいはイラジェーション防止そ
の他、種々の目的で、水溶性染料を含有してもよい。フ
ィルター染料としては、写真感度をさらに低めるための
染料あるいはセーフライト光に対する安全性を高めるた
めの、主として3!Onm−&00nmの領域に実質的
な光吸収をもつ染料が用いられる。
これらの染料は、目的に応じて乳剤層に添加するが、あ
るいはハロゲン化銀乳剤層の上部、即ち、支持体に関し
てハロゲン化銀乳剤層より遠くの非感光性親水性コロイ
ド層に媒染剤とともに添加して固定して用いるのが好ま
しい。
染料のモル吸光係数により異なるが、通常i o−2,
9/rn2〜/ g/m2の範囲で添加される。好まし
くはro’ng〜200■/m である。
染料の具体例は特願昭ti−soPiby号に詳しく記
載されている。
本発明の感光材料には、感光材料の製造工程、保存中あ
るいは写真処理中のカブリを防止しあるいは写真性能を
安定化させる目的で、種々の化合物を含有させることが
できる。すなわちアゾール類たとえばベンゾチアゾリウ
ム塩、ニドロイ/ダゾール類、クロロペンズイミダゾー
ルカ1、ブロモベンズイミダゾール類、メルカプトチア
ゾール類、メルカプトベンゾチアゾール類、メルカプト
チアジアゾール類、アミノトリアゾール類、ベンゾチア
ゾール類、ニトロベンゾトリアゾール類、など;メルカ
プトピリミジン類;メルカプトトリアジン類;たとえば
オキサゾリンチオンのようなチオケト化合物;アザイン
デン類、たとえばトリアザインデン類、テトラアザイン
デン類(特にμmヒドロキシ[9(/、J、ja17)
テトラザインデン類)、はンタアザインデン類など;ベ
ンゼンチオスルフォン酸、ベンゼンスルフィン酸、ベン
ゼンスルフオン酸アミド等のよりなカブリ防止剤または
安定剤として知られた多くの化合物を加えることができ
る。
本発明の写真感光材料の写真乳剤層には感度上昇、コン
トラスト上昇、または現像促進の目的で、たとえばポリ
アルキレンオキシドまたはそのエーテル、エステル、ア
ミンなどの誘導体、チオエーテル化合物、チオモルフォ
リン類、四級アンモ;ラム塩化合物、ウレタン誘導体、
尿素性導体、イミダゾール誘導体、やジヒドロキシベン
ゼン類ヤ3−ビラゾリドジ類等の現像主薬を會んでも良
い。
なかでもジヒドロキシベンゼン類(ハイドロキノ7、 
 J−メチルハイドロキノ/、カテコールナと)や3−
ピラゾリドン類(l−7エニルー3−ピラゾリドン、l
−フェニル−弘−メチル−弘−ヒドロキンメチル−3−
ピラゾリドンなど)が好ましく、通常59/m2以下で
用いられる。ジヒドロキシベンゼン類の場合は、0 、
0/=/17/m2がより好ましく、3−ピラゾリドン
類の場合は、O1θ/−0,2I/m がより好ましい
本発明の写真乳剤及び非感光性の親水性コロイドには無
機または有機の硬膜剤を含有してよい。
例えば活性ビニル化合物(/、J、j−1リアクリロイ
ル−へキサヒドロ−5−1リアジン、ビス(ヒニルスル
ホニル)メチルエーテル、N、N’−メチレンビス−〔
β−(ヒニルスルホニル)フロピオンアミドJなど)、
活性710ゲン化合物(コ、≠−シクOA/ −6−ヒ
ドロキシ−s −ト’Jアジンなど)、ムコハロゲン酸
類(ムコクロル酸yzと)、”−カルバモイルピリジニ
ウム塩類((/−モルポリ)カルゼニルー3−ピリジニ
オ)メタンスルホナートなど)、ノ10アミジニウム塩
類(/−(/−クロロ−7−ピリジノメチレン)ピQ 
IJジニウム、λ−ナフタレンスルホ+−トなと)を単
独または組合せて用いることができる。なかでも、特開
昭タ3−弘lコ、2Q1同に!−!7コ!7、同j5’
−/4コ、t4t4、同to−iot4A乙に記載の活
性ビニル化合物および米国時1FFJ。
3コ!、コj7号に記載の活性ハロゲン化物が好ましい
本発明を用いて作られる感光材料の写真乳剤層または他
の親水性コロイド層には塗布助剤、帯電防止、スベリ性
改良、乳化分散、受着防止及び写真特性改良(例えば、
現像促進、硬調化、増感)等様々の目的で、種々の界面
活性剤を含んでもよ(1゜ 例えばサポニン(ステロイド系)、アルキレンオキサイ
ド誘導体(例えばポリエチレングリコール、ポリエチレ
ングリコール/ポリプロピレングリコール縮合物、ポリ
エチレングリコールアルキルエーテル類又はポリエチレ
ングリコールアルキルアリールエーテル類、ポリエチレ
ングリコールエステル類、ポリエチレングリコールアル
キルエーテル類、ポリアルキレングリコールアルキルア
ミン又はアミド類、シリコーンのポリエチレンオキサイ
ド付加物類)、グリシドール誘導体(例えばアルケニル
コハク酸ポリグリセリド、アルキルフェノールポリグリ
セリド)、多価アルコールの脂肪酸エステル類、糖のア
ルキルエステル頚などの非イオン性界面活性剤;アルキ
ルカルボン酸塩、アルキルスルフォン酸塩、アルキルベ
ンゼンスルフォン酸塩、アルキルナフタレンスルフォン
酸塩、アルキル硫酸エステル類、アルキルリン酸エステ
ル類、ヘーアシルーへ−アルキルタウリン灼、スルホコ
ハク酸エステル類、スルホアルキルポリオキシエチレン
アルキルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレンアル
キルリン酸エステル類などのような、カルボキシ基、ス
ルホ基、ホスホ基、硫酸エステル基、リン酸エステル基
等の酸性基を含むアニオン界面活性剤;アミノ酸類、ア
ミノアルキルスルホン酸類、アミノアルキル硫酸又はリ
ン酸エステル類、アルキルベタイン類、アミンオキシド
類などの両性界面活性剤;アルキルアミン塩類、脂肪族
あるいは芳香族第μ級アンモニウム塩類、ピリジニウム
、イミダゾリウムなどの複素環第μ級アンモニウム塩類
、及び脂肪族又は複素環ヲ含むホスホニウム又はスルホ
ニウム塩類などのカチオン界面活性剤を用いることがで
きる。
また、帯電防止のためには特開昭6o−rot弘2号な
どに記載された含フッ素系界面活性剤を用いることが好
ましい。
本発明の写真感光材料には写真乳剤層その他の親水性コ
ロイド層に接着防止の目的でシリカ、酸化マグネシウム
、硫酸バリウムストロンチウム、ポリメチルメタクリレ
ート等のマット剤を含むことができる。
本発明で用いられる感光材料には膜物性改良目的で水不
溶または難溶性合成ポリマーの分散物を含むことができ
る。たとえばアルキル(メタ)アクリレート、アルコキ
シアクリル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)
アクリレート、などの単独もしくは組合わせ、またはこ
れらとアクリル酸、メタアクリル酸、などの組合せを単
量体成分とするポリマーを用いることができる。
写真乳剤の結合剤または保護コロイドとしては、ゼラチ
ンを用いるのが有利であるが、それ以外の親水性コロイ
ドも用いることができる。たとえばゼラチン誘導体、ゼ
ラチンと他の高分子とのグラフトポリマー、アルジミン
、カゼイン等の蛋白質;ヒドロキシエチルセルロース、
カルボキシメチルセルロース、セルロース硫酸エステル
類等の如キセルロース誘導体、アルギン酸ソーダ、殿粉
誘導体などの糖誘導体、ポリビニルアルコール、ポリビ
ニルアルコール部分アセタール、ポリ  −ビニルピロ
リドン、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、ポリアク
リルアミド、ポリビニルイミダゾール、ポリビニルピラ
ゾール等の単一あるいは共重合体の如き多価の合成親水
性高分子物質を用いることができる。
ゼラチンとしては石炭処理ゼラチンのほか、酸処理ゼラ
チンを用いてもよく、ゼラチン加水分解物、ゼラチン酵
素分解物も用いることができる。
本発明で用いられるハロゲン化銀乳剤層には、アルキル
アクリレートの如きポリマーラテックスを含有せしめる
ことができる。
本発明の感光材料の支持体としてはセルローストリアセ
テート、セルロースジアセテート、ニトロセルロース、
ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレートなどを用い
うる。特にC0Mフィルムはアンチスタチック性にすぐ
れていることが重要であり導電性のよい支持体が好まし
い。
本発明の感光材料を現像するには、知られている種々の
現像主薬を用いることができる。すなわちポリヒドロキ
ンベンゼン類、たとえばハイドロキノン、−一クロロハ
イドロキノン、λ−メチルハイドロキノン、カテコール
、ピロガロールなど;アミノフェノール類、たとえばp
−アミノフェノール、N−メ+ルーp−アミノフェノー
ル、λ。
p−・ジアミノフェノールなど;3−ピラゾリドン類、
例えばl−フェニル−3−ピラゾリドン類、/−フェニ
ル−弘1μmジメチルーJ−ヒラy’ IJトン、l−
フェニル−弘−メチル−≠−ヒドロキシメチルー3−ピ
ラゾリドン、j、!−ジメチルー/−フェニルーJ −
ヒ= ソIJトン等;アスコルビン酸類などの、単独又
は組合せを用いることができる。風体的に虹、特願昭j
4−/j≠//l。
号明細書に記載されている現像液などが使用できる。
又、色素形成カプラーの存在下に色素像を得るには、芳
香族−級アミン現像主薬、好ましく1″l:p−フ二二
レンジアミン系の現像主薬を用いることができる。その
具体例は、弘−アミノ−3−メチル−N、N−ジメチル
アニリンハイドロクロライ)’、N、N−ジエチル−p
−7二二レンジアミン、3−メチル−≠−アミノーヘー
エチルーヘーβ−(メタン−スルホアミド)エチルアニ
リン、3−メチルーダーアミノーヘーエチル−へ−(β
−スルホエチル)アニリン、3−エトキシーグーアミノ
ーヘーエチル−N−(β−スルホエチル)アニリン、≠
−アミノーへ一エチルーへ−(β−ヒトaキシエチル)
アニリンである。このような現像薬は、アルカリ性処理
組成物(処理要素)の中に含ませてもよいし、感光要素
の適当な層に含ませてもよい。
本発明においてDAR化合物を用いる場合、これをクロ
ス酸化できるものであれば、どのようなハロゲン化銀現
像薬でも使用することができる。
現像液には保恒剤として、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カ
リウム、アスコルビン酸、レダクトン類(たとえばピペ
リジノヘキソースレダクトン)などを含んでよい。
本発明の感光材料は、表面現像液を用いて現像すること
により直接ポジ画像を得ることができる。
表面現像液はそれによる現像過程が実質的に、ハロゲン
化銀粒子の表面にある潜像又はカブリ核によって誘起さ
れるものである。ハロゲン化銀溶解剤を現像液に含まな
いことが好ましいけれども、ハロゲン化銀粒子の表面現
像中心による現像が完結するまでに内部潜像が実質的に
寄与しない限り、ハロゲン化銀溶解剤(たとえば亜硫酸
塩)を含んでもよい。
現像液にはアルカリ剤及び緩衝剤として水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、
リン酸3ナトリウム、メタホウ酸ナトIJウム等を含ん
でよい。これらの薬剤の含有機は、現像液のpHを10
−/、2、好ましくは/1、!以下、より好ましくは!
0.0〜ii、。
とするように選ぶ。
現像液にはベンジルアルコールなどの発色現像促進剤を
含んでもよい。現像液にはまた直接ボジ画像の最小濃度
をより低(するために、たとえばベンズイミダゾール類
、たとえば!−ニトロベンズイミダゾール;ベンゾトリ
アゾール類、たとえばベンゾトリアゾール、!−メチル
ーベンゾトリアゾール等、通常カブリ防止剤として用い
られる化合物を含むことが有利である。
〔実施例〕
以下、木発8Aを実施例によって媒体的に説明するが、
本発明がこれらによって限定されるものではない。
実施例 1 下記の方法により乳剤Aを得た。
乳剤A−/(比較用) 臭化カリウムの水溶液と硝酸銀の水溶液をAg1モルあ
たリコ、rXio   gのコーmercapto−j
 、 u−methylthiazole  溶剤の存
在下ゼラチン水溶液に激しく攪拌しなから7!0C′f
″!分を要して同時に添加し、平均粒子径が0.70μ
mの八面体臭化銀乳剤を得た。この乳剤に#i1モル当
りそれぞれ//j−1n9のチオ硫酸ナトIJウム及び
塩化金酸(弘水塩)を加え7!0Cで10分間加熱する
ことにより化学処理を行なった。こうして得た臭化銀粒
子をコアとして、第1回目の沈澱環境と同様にただし溶
液のpAgが7.!θになるようにコントロールしなが
ら4Ao分間処理することによりさらに成長させ、最終
的に平均粒子径0゜)、jμmの立方体単分散コア/シ
ェル臭化銀乳剤金得た。水洗・脱塩後この乳剤に銀1モ
ル当りそれぞれ3.グ■量のチオ硫酸ナトリウム及び塩
化金酸(弘水塩)を加え7!0Cでto分間加熱して化
学増感処理を行い、内部潜像型ハロゲン化銀乳剤A−/
を得た。
シェル形成時に各乳剤において第1表に示す金属化合物
を各々Ag1モルあたり第1表の量を添加したことを除
いて乳剤A−/と全く同様に乳剤A−2〜7を製造した
第1表 次に上記乳剤の反転写真特性音調べるために乳剤A−/
〜7をそれぞれ分割して例示化合物(I−2)の造核剤
をコ、zXio−6モル/Ag1モル、造核促進剤とし
て例示化合物(II−/)をr −7X / 0   
モに/ A g / モ/’/、増感色素として例示化
合物(III−4)をi、、2xio   モルA g
 1モル添加し、安定剤としてμmヒドロキシ−t−メ
チA/−/、!、!+la−テトラザインデンおよび!
−メチルベンゾトリアゾール、硬膜剤として7.3−ジ
ビニルスルホニル−一−プロパノールを、添加した。−
万、表面保護層用のゼラチン溶液にマット剤として平均
粒径/、0μmO[酸ハIj I;7ムストロンチウム
、ハイドロキノン!Qダ/m2、下記構造式■の化合物
、20■7 m 2塗布助剤としてp−ドデシルベンゼ
ンスルホン酸ンーダーおよび下記構造式■の界面活性剤
を添加し、乳剤層と共に同時塗布法によりポリエチレン
テレフタレートフィルム上にAg量/ 、 (、g 7
m2になるように塗布し試料l〜7を作成した。
σ) ■ C3F17SO2NCH2COOK3H7 これらの試料をJ、7jX105Luxのキセノンフラ
ッシュ光で70  秒間連続ウェッジを介して露光した
各試料1Kodak社のブロスタープラスQ[液(pH
=10.j&)を用いて3!0Cで30秒間現像を行い
常法に従って停止、定着、水洗しポジ画像を得た。得ら
れた結果を第2表に示す。表中においてDmaxは、反
転像の最大濃度を、Dminは最小濃度を、また5p−
dfは中点感度を意味する。
中点感度は、 9”°゛+9”1°0.工、e、、えうヤヤ、。、う。
λ 1ogE値で定義する。基準値は、logE値が大きい
程感度が高くなるように選んだ。また△logEO,λ
は、Dmim−)−c)、コの濃度を与える反転感度と
Dmim+Q、、2の濃度を与える再反転ネガ感度の差
IA!ogE 値の差で定義したもので感度幅と呼ぶ。
定義から明らかなように感度幅が大きいことは、再反転
ネガが現れにくいことを意味する。
第2表かられかるように/I61のコントロールに比し
て鉄塩を含む比較試料/16λ〜弘は、著しくDmax
が低下し、Dmin、 8 p−d f、△logEo
、zの点でも良好な写真性を示さない。−万本発明の態
様である鉄錯体化合物を含む試料/16j〜7ii、/
%/のコントロールに比してl)maxの低下が小さく
、Dm i n カ低く、8p−dfが高く、△log
Eo、zが著しく大きく良好な写真性能を示すことが理
解される。とりわけ再反転ネガを低減する効果が大きい
ことがわかる。また鉄錯体化合物の中ではヘキサシアノ
鉄(It)酸カリウムの効果が著しいことがわかる。
実施例 2 実施例1で乳剤A−/のシェル形成時にヘキサシアノ鉄
(n)酸カリウムをAg1モルあたり第3表のitヲ添
加したことを除いて実施例1と同様の塗布(試料/16
/〜6)及び露光、処理を行った。
得られた結果を第μ表に示す。
(第参表) 第μ表かられかるように本発明のヘキサシアノ鉄(1)
酸カリウムを添加した試料は、添加itt増加すること
によりDmaxの低下に比べて著しく再反転ネガ像を低
減するという良好な写真性能を示すことが理解される。
しかしながらヘキサシアノ鉄(unカリウムは添加量を
多(しすぎると最大画像濃度(Dmax)が低くなって
しまう欠点があるので、その乳剤にとって好ましい添加
量で使用するのが好ましい。
実施例 3 比較用乳剤13−/、(’−/の調製 臭化カリウムの水溶液と硝酸銀の水溶液をチオエーテル
の存在下ゼラチン水溶液に激しく攪拌しながら7!0C
で!分を要して同時に添加し、平均粒子径が0.10μ
mの八面体臭化銀乳剤を得た。この乳剤に銀1モル当り
それぞれ3r即のチオ硫酸ナト17ウム及び塩化金酸(
l水塩)を加え7!0Cで10分間加熱することにより
化学増感処理を行なった。こうして得た臭化銀粒子をコ
アとして、第1回目の沈#環境と同様にただし溶液ノp
 A g カ、ツレぞしe 、 、2 o及び7.70
11C’rLるようにコントロールしながら参〇分間処
理することによりさらに成長させ、最終的に平均粒子径
Q、コ!μmの八面体及び十四面体単分散コア/シェル
臭化銀乳剤を得た。水洗・脱塩後この乳剤に銀1モル当
りそれぞれts、o■量のチオ硫酸ナトリウム及び塩化
金酸(4A水塩)f、加え7j’Cで50分間加熱して
化学増感処理を行い、内部潜像型ハロゲン化銀乳剤B−
/及びC−/を得た。
Jaurnal  of  Imaging 5cie
nce。
コタ:tgr<1yrz)に記載された方法で、各々の
乳剤に含まれる全粒子の表面において100面の占める
割合を測定した。また他の面は(///)面であった。
すなわちB−/fl十四面体粒子、C−tは八面体粒子
であった。
シェル形成時に各乳剤において第!表に示す金属化合物
を各々Ag1モルあたり第!表の量を添加したことを除
いて乳剤B−/、(’−/と全く同様に乳剤B−λ〜7
.C−コ〜7′1に製造した、尚B−λ〜7は十四面体
粒子、C−2〜7は八面体粒子である。
上記乳剤の反転写真特性を調べるために各乳剤を分割し
て酸化スズ(8n02)を含有する下塗り層を有するポ
リエチレンテレフタレートベース(相対湿度10%以下
での電導度10  Ω/ )にする以外は実施例1と同
様の塗布(試料/16/〜/4()及び棒先、処理を行
った。
得られた結果を第6衣に示す。
(第4表) Dminが低く、かつ著しく再反転ネガを低減するとい
う良好な写真性能を示すことが理解される。
実施例 4 実施例1で用いたサンプル試・料/I6j〜7を、実施
例1と同様の露光を行った後、下記現像液を用いて3!
’CIO秒間現像を行い、常法に従ってのすぐれたポジ
特性が得られた。このことから本発明の直接ポジ用ハロ
ゲン化銀写真感光材料はすぐれた処理液適性を有するこ
とが理解される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)支持体上に少なくとも一層の予めかぶらされていな
    い内部潜像型ハロゲン化銀乳剤層を含有する直接ポジ用
    ハロゲン化銀写真感光材料において該内部潜像型ハロゲ
    ン化銀乳剤が鉄錯体化合物の存在下で粒子形成されたも
    のであることを特徴とする直接ポジ用ハロゲン化銀写真
    感光材料。 2)鉄錯体化合物がヘキサシアノ鉄(II)酸カリウムま
    たはヘキサシアノ鉄(III)酸カリウムあるいはEDT
    A−鉄塩であることを特徴とする特許請求の範囲第一項
    記載の直接ポジ用ハロゲン化銀写真感光材料。 3)内部潜像型ハロゲン銀乳剤層又は、その他の親水性
    コロイド層中に造核剤及び造核促進剤を含有し、かつ現
    像処理が11.5以下のpHで行なわれることを特徴と
    する特許請求の範囲第一項記載の直接ポジ用ハロゲン化
    銀写真感光材料。
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