JPH02236327A - ラーメン式プレキヤストコンクリート構造物の構築工法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業−１二の利用分野） 本発明はラーメン式プレキャストコンクリート構造物の
構築工法に係ろものである。

（従来の技術） 従来この種の工法は大別して下記の２種頬の王法がある
。

第１の工法は柱５梁，小梁及び床板の４種類に分割し７
たＰＣ部材より構成され、所定位置に建込んだＰＣ柱（
ａｌ　４こＰ　Ｃ．粱（ト））を架設し，、同ＰＣ梁（
ｈ）間にＰＣ小梁（Ｃ）を架渡して半ＰＣ庫板（ｄｌを
載架したのち、梁」；端筋（ｅ）とスラブ鉄筋とを配筋
して、コンクリート（「）を柱梁接合部及びスラブ部に
打設する工法である．（第２９図乃至第３１図参照）図
中（川は梁下端筋、（ロ）は帯筋である， 第２の工法はＰＣ柱（ａｌの接合部（ａ′）を各階の中
間部とし、前記柱に１方向または２方向に梁端部片を一
体に岐出した柱梁連結部（Ｄを設け、相対する柱梁連結
部の梁端部片（ｉＪ間にＰＣ継梁（ｊ）を接合し、同ｐ
Ｃｌ梁（ｊｌ間に小梁（ｋ）を架設し、半ＰＣ床板（ｆ
）を赦架し，、梁上端鉄筋とスラブ鉄筋を配筋し、スラ
ブコンクリート（ホ）を打設する。また柱の接合部は柱
主筋をスプライススリーブ（ｎ）で結合し、同スリーブ
及び部材接合部にボリマーセメントモルタル（（１）等
をグラカトする工法である。（第３２図乃至第３４回参
照） （発明が解決しようとする課題） 前記第１の工法においては、横造上、最も重要な柱梁の
接合部において鉄筋が襟雑に交錯する上に、現場での配
筋となるため、配筋精度の確保が困難であり、且つ現場
打コンクリートによる施工のため工場生産品と異って強
度−ヒの信頼が乏し，い等の理由によって断面形状が大
きくなり、鉄筋量が増大し、施工管理が重要な課題とな
る。

前記第２の工法においては、柱梁連結部材の製造技術が
問題となり、製造コスト及び運搬コストが嵩み、現場の
建て方が難かし，いという問題点がある。

本発明は前記従来技術の問題点に鑑みて提案されたもの
で、その目的とする処は、施工が簡単で構造上の信軒性
が大で、且つ施工管理が容易なラーメン式プレキャスト
コンクリート構造物の構築工法を提供する点にある。

（課題を解決するための手段） 前記の目的を達成するため、本発明に係るラーメン式プ
レキャストコンクリート構造物の構築Ｔ法は、柱主筋の
下端部に鉄筋接合具が装着され、上端部が柱頭より突出
したＰＣ柱または現場打ち鉄筋コンクリート柱を下階柱
の突出柱主筋１−じ建込み、前記接合具を介して前記両
柱主筋を接合し５たのち、柱主筋縦貫孔を有する高さが
梁成に等し５い柱部片の外側面より夫々鉄筋の定着凹溝
を有し，且つ梁下端筋の先端部が一部コンクリートから
露出した梁端部片、及びスパン中央にまで延びたＰＣ梁
材を岐出してなるＰ　Ｃ．柱梁連結部材における前記柱
主筋縦貫孔を、前記柱主筋の突出部に嵌合したのち、相
対する前記ＰＣ柱梁連結部材の各梁端部片間に、両端に
夫々鉄筋定着凹溝を有するＰＣ継梁を配設するとともに
、相対する前記梁端部片、及びＰＣ梁材の梁下端筋突出
端部を仮止め溶接し、Ｉｉｉｌ記ＰＣ柱梁連結部材の柱
主筋縦貫孔にモルタルを注入し，、相隣る前記ＰＣ継梁
と梁端部片の各定着凹溝間、及び相隣る前記梁材の各定
着凹溝間に亘ってジョイント鉄筋を設置し，、次いで前
記ＰＣ継梁間にＰＣ小梁を配設するとともに半製品ＰＣ
床板を載架してスラブを構成したのち、梁上端筋を配筋
し、前記各定着凹溝の接合コンクリート及びスラブコン
クリートを打設し，、以下前記の工程を反覆するように
構成されている。

（作用） 本発明によれば前記し７たように、ＰＣ柱を下階ＰＣ柱
の柱頭より突出した柱主筋に建込み、同下階柱の柱主筋
を前記Ｔ）Ｃ柱の柱主筋下端部に装着された鉄筋接合具
に接合することによって、−ヒ下ＰＣ柱が簡単でし，か
も確実に接合される。

更に前記ＰＣ柱の柱頭部より突出した柱主筋にＰＣ柱梁
連結部材における柱部片に設けた柱主筋ｔＵｔ孔を嵌入
し、モルタルを注入することよってｉＵＴ記ＰＣ柱梁連
結部材のＰＣ柱の柱頭部に対する取付が節単、確実に行
なわれる。

面して相対する前記ｐｃ＋．ｔ梁連桔部材における梁端
部片間にはＰＣ継梁を配設し７、相対する梁端部片とＰ
Ｃ継梁の下端筋を溶接仮止めするとともに、同両部材の
対向端部番こ設けた定着凹溝に亘ってジョイント鉄筋を
設置し７、また相対する前記ＰＣ柱梁連結部材より岐出
されたＰＣ梁材の梁下端筋を溶接仮止めするとともに、
同両ＰＣ梁材の対向端部に設けた定着凹溝に亘ってジョ
イント鉄筋を設置し，、前記各定着凹溝に接合コンクリ
ートを打設することによって、前記各ＰＣ柱間にプレキ
ャスト化された梁材が一体的番こ接合されるものである
。

更に前記ＰＣ継梁間にはＰＣ小梁を配設し、半製品ＰＣ
床板を載置してスラブを構成し、粱ヒ端筋を配筋して梁
上端筋を配筋し，、前記各定着凹溝内に対する接合コン
クリートの打設と同時にスラブコンクリートを打設する
ことによって、ラーメン式プレキャストコンクリート構
造物が構築されるものである。

（実施例） 以下本発明を図示の実施例について説明する。

囚はＰＣ柱で王面から梁下までの高さを有し，、柱主筋
（１）の下端部にスプライススリーブ（２）が定着され
、１二端部が柱頭部より粱成に鉄筋の継手長さを加算し
た長さだけ突出している。（第６図乃至第８図参照） 図中（３）は帯筋である。

｛ａはＰＣ柱梁連結部材で、前記ＰＣ柱の柱主筋突出部
に嵌入する柱主筋縦貫孔（４）を有する柱部片（５）よ
り、Ｘ方向には梁長がジョイント鉄筋の定着長に等しい
寸法を有し，、先端部にＰＣ継梁係上段部（６）が設け
られたＵ型断面の粱端部片（７）が突設され、Ｙ方向に
はスパン寸法から柱断而寸法を差し引いた１／２の梁長
を有し、先端部にジョイント鉄筋の定着長に相当する部
分だけ、Ｕ型断面の鉄筋定着凹溝（８）を有し、且つ端
面に係止段部（９）を有する梁部材００が岐出されてい
る。

なお前記各部材（５）　００）の頂面には肋筋（Ｉ１）
の一部が突設されている。

なお前記Ｐ　Ｃ．柱！ψ連結部材（印は構格の隅角部で
はＬ型平面形に、構格端部ではＴ型平面形に、中間部で
は十字型平面形になるように、柱部片（５）より梁端部
片（７）及び梁部材Ｏｉｌ）が岐出されている６（第９
図乃至第１５図参照） （０はＰＣ継梁で側面に小梁支持凹部０２）を有し、両
端に係止段部側が設けられ、両端部に鉄筋定着長に等し
い長さに亘ってＵ型断面の鉄筋定着凹溝Ｏ滲が設けられ
ている。更番二肋筋０５）の一部が頂面より突出してい
る。（第１６図及び第１７図参照）０はジョイント鉄筋
で、矩形の頂点も＝位置する−Ｅ下主筋００間にスター
ラップ０力が囲繞され、対角方向に対向する同水平鉄筋
θｅを口字形に成形し，）ψ状に配設された篭状鉄筋に
横成されている。図中（ロ）は溶接部である。（第２０
図及び第２１図参照）なお下部主筋の配筋旦は梁下端筋
の断而積以トになるように構成されている。

第２２図及び第２３図はジョイント鉄筋の他の実施例を
示し、各３本の上下主筋００より構成されてい面し・て
第１工程として前記ＰＣ柱八を下階柱の柱頭より突出し
た柱主筋｝−に建込み、間柱筋に前記ＰＣ柱因における
柱主筋（１）下端のスプライススリーブ（２）を嵌挿し
７、同スリーブ（２）内に、同スリーブに接続され、Ｐ
Ｃ柱囚表面に開口するグラウト注入口ＯＩよりボリマー
セメントモルタルをグラウトすることによって前記各柱
主筋（１）を接合し，、上下ＰＣ柱を接合する。（第１
図参照）図中０９）はステーを示す。

なお前記ＰＣ柱部分は現場打ちコンクリートによって胞
工してもよい。

次いで第２工程として前記ＰＣ柱囚の柱主筋（１）突出
端部にｐｃ柱梁連結部材（印における柱部片｛５）の柱
主筋縦貫孔（４）を嵌拝するとともに、Ｘ方向における
梁部材Ｏωのジョイント部を床而に配設したサポートで
仮受する。この場合、建て方順序は外端より内部一方向
に亘って行なう．（第２図参照）次いで第３工程として
Ｙ方向における前記ＰＣ柱梁連結部材｛Ｂの梁端部片（
７）（７）間にＰＣｍ粱（０を配設し、同継！９（０の
両端係止段部０３）を前記各粱端部片（７）の梁係止段
部（９）に係止し，、ジョイント部を床面に配設したサ
ポートで仮受する。（第３図参照） 前記工程が完了した、第４丁程として相隨る前記各梁部
材θ０の対向面、及び梁端部片（７）とＰＣ継梁（０と
の対向面Ｃこおいて一部コンクリートより露出する梁下
端筋同志を突合わせ熔接または添筋を介して溶接（ｗｉ
　Ｌ，て仮止めし，、（第２７図及び第２８図参照）前
記ＰＣ＋１梁連結部材｛印の柱主筋縦貫孔（４）にボリ
マーセメント干ルタルをグラカトして、同部材（Ｂｌを
ｐｃｔｔ囚に固定し５、相隣る前記′Ｌ９．部材Ｏｎ）
Ｉｌｍの各鉄筋定着凹溝（８）（８）及び梁端部片（７
）の凹部とＰＣ継梁（Ｑの鉄筋定着凹溝（１４）とに亘
ってジョイント鉄筋０を配設してラーメン部分を構築す
る。

（第２図及び第３図右方部分参照） 次いで第５工程として公知の工法と同じく相肘するＰＣ
継梁（ＱのＰＣ小梁支持凹部０ク間に第２４図及び第２
５図に示すＰＣ小粱を配設接合し，、第２６図に示す如
きトラス鉄筋０９）の一部が板而より突設された半ＰＣ
床板（日を架設してスラブを構成したのち、梁１端鉄筋
（至）及びスラブ鉄筋（２ｌ）を配筋し、スラブコンク
リート（２２）及び前記ジョイント鉄筋０が配設された
梁ジョイント部の接合コンクリート（２３）を打設する
。（第４図参照）なお第５図は前記実施例の工法の実施
状況を示す平面図で、（１）（ＩＴ）及び（ＩＩＩ）は
夫々第１第２及び第３工程の実施個所を示すものである
。

図巾（２４）はスラブ筋である。

（発明の効果） 本発明によれば前記したようＧに、ラーメン式プレキャ
ストコンクリート工法において最も重要な問題点であっ
た柱粱接合部の施工を、柱主筋の樅貫孔を有する高さが
梁成に等Ｌ５い柱部片の外側面より夫々ジョイント鉄筋
の定着溝を有する′９端部片及びスパン中央にまで延び
る梁材を岐出したＰＣ柱梁連結部材を使用することによ
って解決し，、施工管理を容易ならし，めたものである
。

更に前記ｐｃ柱梁連拮部材の柱部片の高さが梁成に等し
いため、製造型枠は平面的型枠でよく、また同部材の梁
端片方向の長さが、ほとんどの場合トレーラーの幅以内
に納められるので、トレーラーに平積みすることができ
るので、製造が簡単になり、製造コストやｉ！Ｉ！搬コ
ストをＩｌｆｆ減できる。

また現場の建て方は、前記ＰＣ柱梁速結部材の柱部片に
おける柱筋縦貫孔をｐｃＩｌｃこおける柱頭部から突出
した柱主筋に嵌入するとともに、梁ジョイント部をサポ
ートで仮受けするだけでよいので作業が簡単である。

更にまた本発明によれば相対する！９端部片とＰｃ．ｍ
ａの各定着凹溝及び相対するＰＣ梁材の定着凹溝間にジ
ョイント鉄筋を嵌入して接合コンクリートを打設するこ
とによって、梁接合部の施工が簡単に行なわれ、且つ同
接合部の強度が確保されるものである。

請求項２の発明は前記ｐ　Ｃ柱を床面から梁下までの長
さを有し、柱主筋の−ヒ端部は柱頭ト方に突設し，、下
端部にはスプライススリーブを定着したことによって、
上下ＰＣ柱を簡単且つ確実に継接しうるようにしたもの
である。

請求項３の発明は、前記ＰＣ柱梁連結部材を梁成と同一
寸法で柱主筋縦貫孔を有する柱部片からＬ字型に梁端部
片及びスパン中央にまで延びる梁部材を突設し，、柱梁
の接合構造の施工を容易且つ確実ならしめ、且つ＋ｉｉ
Ｉ記梁端部片をＵ型断面に形成するとともに、梁部材先
端にＵ型断面の鉄筋定着凹溝を設けたごとじよって旧記
各梁構成部材の接合作業が節単且つ確実に行なわれるよ
うにしたものである。

請求項４の発明は前記ＰＣ柱粱連結部材を柱部片よりＴ
字型に梁端部片及び梁部材を岐出せし７めだことによっ
て、構造物の構格端郎の柱梁連結用に供したものである
。

請求項５の発明は前記柱部片よりＴ字型に梁端部片及び
梁部材を岐出せし５めることによって、構格中間部の柱
梁連結用のＰＣ柱梁連結部材を構成し７たものである。

請求項６の発明は、前記ＰＣｍ粱の側面にＰＣ小梁支持
用凹部を設け、両端部には鉄筋の定着長に相当する部分
にＵ型断面の定着凹溝を設けたことによって、小！Ωの
架設に使用ならし，ぬるとともに、前記ｐ　Ｃ．柱梁連
結部材の梁端部片との接合作業が簡単ｎつ値実に行なわ
れるようにしたちのである。

請求項７の発明は、前記ジョイント鉄筋を四角形の頂点
に配設した上下水平鉄筋にフープ筋を囲繞するとともに
、対角方向に対向する水平鉄筋を口字形に成形し，欅状
に配筋して篭状鉄筋に構成したことによって、前記Ｐ　
Ｃ．柱梁連結部材における梁・瑞部片とＰＣ継梁との接
合部及び前記ＰＣ柱梁部材の梁部材間を剛強に接合する
ものである。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第４図は本発明に係るラーメン弐プレキャス
トコンクリート構造物の構築工法の一実施例の工程を示
す正面図、第５図はその実施状況を示す平面図、第６図
はＰＣ柱の一部を欠截して示した斜視図、第７図はその
右半部縦断正面図、第８図はその横断平面図、第９図及
び第ｌＯ図は夫々隅角部用のＰＣ柱梁連結部材の側面図
並に平面図、第１１図及び第１２図は夫々端部用のＰＣ
柱梁連結部材の側面図並に平面図、第１３図及び第１４
図並に第１５図は夫々内部用ｐｃ４梁連結部材の斜視図
及び側面図並に平面図、第１６図及び第１７図は夫々Ｐ
ＣＩ！梁の斜視図並に側面図、第１８図及び第１９図は
夫々ｐｃ柱梁連結部材の梁部材の接合部を示す側面図並
に縦断面図、第２０図及び第２１図は夫々ジョイント鉄
筋の一実施例を示す斜視図並に平面図、第２２図及び第
２３図は夫々ジョイント鉄筋の他の実施例を示す正面図
並に平面図、第２４図及び第２５図は夫々ＰＣ小梁の側
面図並に縦断面図、第２６図は半ＰＣ床板の斜視図、第
２７図は梁部材の端部を示す斜視図、第２８図は！雲部
材の接合部を一部欠截して示し５た側面図、第２９図は
従来のラーメン式プレキャストコンクリート構造物の構
格を示す縦断面図、第３０図はその平面図、第３１図は
第２９図の部分Ｘの詳細図、第３２図は従来のラーメン
式プレキャストコンクリート構造物の構格の他の例を示
す縦断面図、第３３図はその平面図、第３４図はその要
部拡大縦断面図である。 （自）一ＰＣ柱、　　　１８１−Ｐ　Ｃ柱梁連結部材、
ＰＣ継梁、　　０−ジョイント鉄筋、 ｐｃ小梁、　　（Ｆ１−・半ＰＣ床板、柱主筋、　　　
（２）一　スプライススリーブ、柱主筋縦貫孔、（６）
一・−ＰＣ継梁係止段部、梁端部片、　　（８）・・鉄
筋定若凹溝、粱係止段部、　ＯＩ一梁部材、 小梁支持凹部、Ｑ４）・・・鉄筋定着四溝、主筋、　　
　　　０ク・−スターラップ、梁ト端筋、　　　（２２
）−スラブコンクリート、接合コンクリート。 代理人　弁理士　岡　本　重　文 外２名 Ｆ 第１１図 第１３図 第２７図 ￥正図 第２９図

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. （１）柱主筋の下端部に鉄筋接合具が装着され、上端部
   が柱頭より突出したＰＣ柱または現場打ち鉄筋コンクリ
   ート柱を下階柱の突出柱主筋上に建込み、前記接合具を
   介して前記両柱主筋を接合したのち、柱主筋縦貫孔を有
   する高さが梁成に等しい柱部片の外側面より夫々鉄筋の
   定着凹溝を有し且つ梁下端筋の先端部が一部コンクリー
   トから露出した梁端部片、及びスパン中央にまで延びた
   ＰＣ梁材を岐出してなるＰＣ柱梁連結部材における前記
   柱主筋縦貫孔を、前記柱主筋の突出部に嵌合したのち、
   相対する前記ＰＣ柱梁連結部材の各梁端部片間に、両端
   に夫々鉄筋定着凹溝を有するＰＣ継梁を配設するととも
   に、相対する前記ＰＣ梁材の梁下端筋突出端部を仮止め
   溶接し、前記ＰＣ柱梁連結部材の柱主筋縦貫孔にモルタ
   ルを注入し、相隣る前記ＰＣ継梁と梁端部片の各定着凹
   溝間、及び相隣る前記梁材の各定着凹溝間に亘ってジョ
   イント鉄筋を設置し、次いで前記ＰＣ継梁間にＰＣ小梁
   を配設するとともに半製品ＰＣ床板を載架してスラブを
   構成したのち、梁上端筋を配筋し、前記各定着凹溝の接
   合コンクリート及びスラブコンクリートを打設し、以下
   前記の工程を反覆することを特徴とするラーメン式プレ
   キャストコンクリート構造物の構築工法。
2. （２）前記柱は床面から梁下までの長さを有し、柱主筋
   の下端にはスプライススリーブが定着され、上端部は柱
   頭部より上方に突設された請求項１記載のラーメン式プ
   レキャストコンクリート構造物の構築工法。
3. （３）前記ＰＣ柱梁連結部材は、梁成と同一寸法で、柱
   主筋縦貫孔を有する柱部片から、互いに直交する２方向
   に亘ってＬ字型に、Ｕ型断面に形成され、且つ先端にＰ
   Ｃ継梁係止段部を有する梁端部片、及びスパン中央にま
   で延び、且つ先端にＵ型断面の鉄筋定着凹溝を有する梁
   部材を岐出して構成された請求項１記載のラーメン式プ
   レキャストコンクリート構造物の構築工法。
4. （４）前記ＰＣ柱梁連結部材は、前記柱部片よりＴ字型
   に前記梁端部片及び前記梁部材を岐出して構成された請
   求項１記載のラーメン式プレキャストコンクリート構造
   物の構築工法。
5. （５）前記ＰＣ柱梁連結部材は、前記柱部片より十字型
   に前記梁端部片及び前記梁部材を岐出して構成された請
   求項１記載のラーメン式プレキャストコンクリート構造
   物の構築工法。
6. （６）前記ＰＣ継梁は側面にＰＣ小梁支持凹部を有し、
   両端部には鉄筋の定着長に相当する部分にＵ型断面の定
   着凹溝を設けた請求項１記載のラーメン式プレキャスト
   コンクリート構造物の構築工法。
7. （７）前記ジョイント鉄筋は四角形の頂点に配設された
   上下水平鉄筋にフープ筋を囲繞するとともに、対角方向
   に対向する同水平鉄筋をロ字形に成形し襷状に配筋した
   篭状鉄筋に構成された請求項１記載のラーメン式プレキ
   ャストコンクリート構造物の構築工法。