JPH02226534A - 光磁気再生装置 - Google Patents
光磁気再生装置Info
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- JPH02226534A JPH02226534A JP1045185A JP4518589A JPH02226534A JP H02226534 A JPH02226534 A JP H02226534A JP 1045185 A JP1045185 A JP 1045185A JP 4518589 A JP4518589 A JP 4518589A JP H02226534 A JPH02226534 A JP H02226534A
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- 230000010287 polarization Effects 0.000 claims description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 3
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 3
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 2
- 230000005415 magnetization Effects 0.000 description 2
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- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/12—Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
- G11B7/135—Means for guiding the beam from the source to the record carrier or from the record carrier to the detector
- G11B7/1365—Separate or integrated refractive elements, e.g. wave plates
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B11/00—Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor
- G11B11/10—Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field
- G11B11/105—Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field using a beam of light or a magnetic field for recording by change of magnetisation and a beam of light for reproducing, i.e. magneto-optical, e.g. light-induced thermomagnetic recording, spin magnetisation recording, Kerr or Faraday effect reproducing
- G11B11/10532—Heads
- G11B11/10541—Heads for reproducing
- G11B11/10543—Heads for reproducing using optical beam of radiation
- G11B11/10545—Heads for reproducing using optical beam of radiation interacting directly with the magnetisation on the record carrier
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/12—Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
- G11B7/135—Means for guiding the beam from the source to the record carrier or from the record carrier to the detector
- G11B7/1356—Double or multiple prisms, i.e. having two or more prisms in cooperation
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、光磁気記録媒体に垂直方向に磁化されて記
録された情報を光学的に読み取る光磁気再生装置に関す
る。
録された情報を光学的に読み取る光磁気再生装置に関す
る。
光磁気再生装置は従来種々のものが提案されている(例
えば特開昭63−184936号公報)。
えば特開昭63−184936号公報)。
第14図は従来の光磁気再生装置の構成を示すものであ
る。この光磁気再生装置においては、半導体レーザ1か
らのレーザ光をコリメータレンズ2、ビームスプリッタ
3および対物レンズ4を経て光磁気記録媒体5に投射し
、その反射光を対物レンズ4、ビームスプリッタ3およ
び172波長板6を経て偏光ビームスプリッタフに入射
させ、その透過光および反射光をそれぞれ光検出器8a
、 8bで受光してそれらの出力の差を差動増幅器9で
検出して再生信号を得るようにしている。
る。この光磁気再生装置においては、半導体レーザ1か
らのレーザ光をコリメータレンズ2、ビームスプリッタ
3および対物レンズ4を経て光磁気記録媒体5に投射し
、その反射光を対物レンズ4、ビームスプリッタ3およ
び172波長板6を経て偏光ビームスプリッタフに入射
させ、その透過光および反射光をそれぞれ光検出器8a
、 8bで受光してそれらの出力の差を差動増幅器9で
検出して再生信号を得るようにしている。
[発明が解決しようとする課題]
第14図に示す従来の光磁気再生装置において、光磁気
記録媒体5に入射する光を第15図に示すX軸方向の直
線偏光とすると、その反射光は原理的にはカー効果によ
り偏光面がθ8たけ回転して、符号Aで示す直線偏光と
なる。しかしながら、光磁気記録媒体5は、例えば「工
業材料」第34巻第4号P129〜p134に記載され
ているように、−般には第16図に示すように、性能を
向上させるために透明基板5aと記録層である磁性膜5
bとの間に誘電体層5cを設けて構成したり、更に多層
構造をもって構成する場合が多い。このように、光磁気
記録媒体5が多層構造をもって構成されている場合には
、磁性膜自身の特性や、その他の膜の光学特性により、
入射直線偏光方向とそれと直交する方向との成分間に位
相差が発生して、反射光が第15図に符号Bで示すよう
に楕円偏光となることが多い。このため、カー回転角が
第15図にθ、′で示すように、楕円偏光の長袖と入射
直線偏光方向との成す角度となって実質上低下し、信号
強度(C/N)が低下してしまうという問題がある。こ
のC/Nの低下は、位相差をδとすると、cos δに
比例する。このようなC/Nの低下は、光磁気再生装置
を構成する光学部品、例えば第14図に示すビームスプ
リッタ3や図示しないミラー等に位相差がある場合にお
いても同様に生じる。
記録媒体5に入射する光を第15図に示すX軸方向の直
線偏光とすると、その反射光は原理的にはカー効果によ
り偏光面がθ8たけ回転して、符号Aで示す直線偏光と
なる。しかしながら、光磁気記録媒体5は、例えば「工
業材料」第34巻第4号P129〜p134に記載され
ているように、−般には第16図に示すように、性能を
向上させるために透明基板5aと記録層である磁性膜5
bとの間に誘電体層5cを設けて構成したり、更に多層
構造をもって構成する場合が多い。このように、光磁気
記録媒体5が多層構造をもって構成されている場合には
、磁性膜自身の特性や、その他の膜の光学特性により、
入射直線偏光方向とそれと直交する方向との成分間に位
相差が発生して、反射光が第15図に符号Bで示すよう
に楕円偏光となることが多い。このため、カー回転角が
第15図にθ、′で示すように、楕円偏光の長袖と入射
直線偏光方向との成す角度となって実質上低下し、信号
強度(C/N)が低下してしまうという問題がある。こ
のC/Nの低下は、位相差をδとすると、cos δに
比例する。このようなC/Nの低下は、光磁気再生装置
を構成する光学部品、例えば第14図に示すビームスプ
リッタ3や図示しないミラー等に位相差がある場合にお
いても同様に生じる。
上記の位相差を補正する方法として、第17図に示すよ
うに、ビームスプリッタ3と172波長板6との間にバ
ビネーソレイユのコンペンセータ10を配置することが
知られている。このコンペンセータ10は、くさび形状
に研磨した右旋水晶10aと左旋水晶10bとをそれら
の光学軸(図において■↑で示す)を直交して貼り合わ
せたものを組み合ねて構成され、これにより任意の方位
に任意の位相差を与えることができる。したがって、こ
のコンペンセータ10を用いれば、位相差を補正して楕
円偏光を直線偏光にすることができるので、カー回転角
の減少を有効に補正することができる。しかし、上記の
バビネーソレイユのコンペンセータ10は構成が複雑で
かつ非常に高価であると共に、調整にも手間がかかるた
め、実際の使用は困難である。
うに、ビームスプリッタ3と172波長板6との間にバ
ビネーソレイユのコンペンセータ10を配置することが
知られている。このコンペンセータ10は、くさび形状
に研磨した右旋水晶10aと左旋水晶10bとをそれら
の光学軸(図において■↑で示す)を直交して貼り合わ
せたものを組み合ねて構成され、これにより任意の方位
に任意の位相差を与えることができる。したがって、こ
のコンペンセータ10を用いれば、位相差を補正して楕
円偏光を直線偏光にすることができるので、カー回転角
の減少を有効に補正することができる。しかし、上記の
バビネーソレイユのコンペンセータ10は構成が複雑で
かつ非常に高価であると共に、調整にも手間がかかるた
め、実際の使用は困難である。
この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、簡単かつ安価な構成で、常にC/Nの高い再
生信号が得られるよう適切に構成した光磁気再生装置を
提供することを目的とする。
たもので、簡単かつ安価な構成で、常にC/Nの高い再
生信号が得られるよう適切に構成した光磁気再生装置を
提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、この発明では、光磁気記録媒
体に垂直方向に磁化されて記録された情報を光学的に読
み取る光磁気再生装置において、前記光磁気記録媒体か
らの反射光の光路中に、前記光磁気記録媒体への入射光
の直線偏光方向を基準として方位45″または一45″
′で、位相差が174波長の第1の光学素子を設けると
共に、この第1の光学素子により生じる楕円偏光の長軸
方向の成分と短軸方向の成分とを分離する第2の光学素
子を設ける。
体に垂直方向に磁化されて記録された情報を光学的に読
み取る光磁気再生装置において、前記光磁気記録媒体か
らの反射光の光路中に、前記光磁気記録媒体への入射光
の直線偏光方向を基準として方位45″または一45″
′で、位相差が174波長の第1の光学素子を設けると
共に、この第1の光学素子により生じる楕円偏光の長軸
方向の成分と短軸方向の成分とを分離する第2の光学素
子を設ける。
偏光状態について、X方向の振幅をE、、X方向と直交
するX方向の振幅をEy2位相差をδ(δ=ψ、−ψX
)とすると、ストークスパラメータは次のように表わさ
れる。
するX方向の振幅をEy2位相差をδ(δ=ψ、−ψX
)とすると、ストークスパラメータは次のように表わさ
れる。
右回り円偏光成分をそれぞれ表わし、これらS O+S
+ 、 S 2およびS、の間には、S、” =S、
” +S、”+S、” ・・−・−・・・・・(2)
の関係がある。したがって、空間直交座標系の各軸にS
、、S、およびS3をとれば、偏光状態を表わす座標S
l+ S !+ S sの点は強度S0を半径とする
第5図に示すポアンカレ球の球面上に位置することにな
る。
+ 、 S 2およびS、の間には、S、” =S、
” +S、”+S、” ・・−・−・・・・・(2)
の関係がある。したがって、空間直交座標系の各軸にS
、、S、およびS3をとれば、偏光状態を表わす座標S
l+ S !+ S sの点は強度S0を半径とする
第5図に示すポアンカレ球の球面上に位置することにな
る。
ここで、楕円偏光の長軸および短軸成分をそれぞれaお
よびbとすると、楕円率角βはβ=tan−’ −(
−45’ ≦β≦45°)となる。また、楕円長軸方
位角をθ(−90°≦θ≦90’ )とすると、上記(
1)式のS、〜S3 は上記(1)式において、So
は強度、Slは水平 となる。したがって、第5図に
示すポアンカレ球直線偏光成分、S2は45″直線偏光
成分、S3は において、緯度La、経度L0とする
と、となり、緯度は楕円率角の2倍、経度は楕円長軸方
位角の2倍となる。なお、第5図において、olは右回
り円偏光、0!は左回り円偏光、Pl+ Pgはx、
y方向の直線偏光、Q、、Q、は方位−45゜、+45
”の直線偏光に対応し、それぞれ第6図に示すようにな
る。
よびbとすると、楕円率角βはβ=tan−’ −(
−45’ ≦β≦45°)となる。また、楕円長軸方
位角をθ(−90°≦θ≦90’ )とすると、上記(
1)式のS、〜S3 は上記(1)式において、So
は強度、Slは水平 となる。したがって、第5図に
示すポアンカレ球直線偏光成分、S2は45″直線偏光
成分、S3は において、緯度La、経度L0とする
と、となり、緯度は楕円率角の2倍、経度は楕円長軸方
位角の2倍となる。なお、第5図において、olは右回
り円偏光、0!は左回り円偏光、Pl+ Pgはx、
y方向の直線偏光、Q、、Q、は方位−45゜、+45
”の直線偏光に対応し、それぞれ第6図に示すようにな
る。
今、第7図にP、で示す直線偏光を光磁気記録媒体に入
射させると、記録情報(磁化の向き)に応じてその反射
光R1,Rzは±θア回転する。
射させると、記録情報(磁化の向き)に応じてその反射
光R1,Rzは±θア回転する。
これをポアンカレ球上で考えると、第8図に示すように
P、に対して経度が±2θ、の赤道上の点R,,R,と
なる。ここで、方位45°、位相差90@の例えば17
4波長板を用いると、174波長板は方位0°の直線偏
光を右回りの円偏光とする作用があるので、第8図で考
えるとP+ は01に変換され、R2,Rzはそれぞれ
R,’、R2’に変換される。すなわち、R1’、Rz
’は第7図に示すようにそれぞれの長袖および短軸の長
さが同じで、方位が±45°傾いた楕円偏光となる。
P、に対して経度が±2θ、の赤道上の点R,,R,と
なる。ここで、方位45°、位相差90@の例えば17
4波長板を用いると、174波長板は方位0°の直線偏
光を右回りの円偏光とする作用があるので、第8図で考
えるとP+ は01に変換され、R2,Rzはそれぞれ
R,’、R2’に変換される。すなわち、R1’、Rz
’は第7図に示すようにそれぞれの長袖および短軸の長
さが同じで、方位が±45°傾いた楕円偏光となる。
次に、光磁気記録媒体および/または光学系に位相差δ
がある場合を考えると、第9図に示すように反射光R1
,R1は楕円偏光となるが、ポアンカレ球上では第10
図に示すようにP、を中心としてδだけ回転させた位置
にR1,R1がくる。
がある場合を考えると、第9図に示すように反射光R1
,R1は楕円偏光となるが、ポアンカレ球上では第10
図に示すようにP、を中心としてδだけ回転させた位置
にR1,R1がくる。
さらに方位45°の1/4波長板を通った場合を考える
と、R,l 、R,Iは第11図にポアンカレ球を33
軸の方向から見た図を示すように、緯度は位相差がない
場合と同じで、経度がδずれた位置になる。
と、R,l 、R,Iは第11図にポアンカレ球を33
軸の方向から見た図を示すように、緯度は位相差がない
場合と同じで、経度がδずれた位置になる。
これは、第9図に示すように、第7図の2つの楕円偏光
と楕円率が同じで、方位がδ/2傾いた楕円偏光に相当
する。つまり、光磁気記録媒体および/または光学系に
位相差がある場合でも、方位45°の1/4波長板を用
いることにより、第12図に示すようにポアンカレ球上
で0.を中心としてθ。
と楕円率が同じで、方位がδ/2傾いた楕円偏光に相当
する。つまり、光磁気記録媒体および/または光学系に
位相差がある場合でも、方位45°の1/4波長板を用
いることにより、第12図に示すようにポアンカレ球上
で0.を中心としてθ。
の大きさできまる半径をもつ円(L)の円周の対向位置
に常にR1’ + R2′が存在することになる。
に常にR1’ + R2′が存在することになる。
換言すれば、第13図に示すように、楕円率が等しく、
長袖の方向が直交する2つの楕円偏光の方位が、位相差
δに対応してδ/2 だけ回転したものとなる。したが
って、例えば偏光ビームスプリッタのP偏光、S偏光の
方向を楕円偏光の長袖または短軸方向に合わせて、透過
光と反射光との差動をとることにより、光磁気記録媒体
および/または光学系の位相差に影響されるとことなく
、常にC/Nの高い再生信号を得ることが可能となる。
長袖の方向が直交する2つの楕円偏光の方位が、位相差
δに対応してδ/2 だけ回転したものとなる。したが
って、例えば偏光ビームスプリッタのP偏光、S偏光の
方向を楕円偏光の長袖または短軸方向に合わせて、透過
光と反射光との差動をとることにより、光磁気記録媒体
および/または光学系の位相差に影響されるとことなく
、常にC/Nの高い再生信号を得ることが可能となる。
第1図はこの発明の第1実施例を示すものである。この
実施例では、レーザ光源21からの光をコリメータレン
ズ22、ビームスプリッタ23および対物レンズ24を
経て光磁気記録媒体25に投射し、その反射光を対物レ
ンズ24、ビームスプリッタ23および1ノ4波長板2
6を経て平行ビームスプリッタ27に入射させ、その透
過光および反射光をそれぞれ光検出器28a、 28b
で受光してそれらの出力の差を差動増幅器29で検出し
て再生信号を得る。1/4波長板26は光磁気記録媒体
25への入射光の直線偏光方向を基準として方位45°
または一45°に配置する。また、偏光ビームスプリッ
タ27は入射軸を中心に回転調整可能に構成すると共に
、ここでの反射光を受光する光検出器28bは偏光ビー
ムスプリッタ27の回転に応じて位置調整可能に構成す
る。
実施例では、レーザ光源21からの光をコリメータレン
ズ22、ビームスプリッタ23および対物レンズ24を
経て光磁気記録媒体25に投射し、その反射光を対物レ
ンズ24、ビームスプリッタ23および1ノ4波長板2
6を経て平行ビームスプリッタ27に入射させ、その透
過光および反射光をそれぞれ光検出器28a、 28b
で受光してそれらの出力の差を差動増幅器29で検出し
て再生信号を得る。1/4波長板26は光磁気記録媒体
25への入射光の直線偏光方向を基準として方位45°
または一45°に配置する。また、偏光ビームスプリッ
タ27は入射軸を中心に回転調整可能に構成すると共に
、ここでの反射光を受光する光検出器28bは偏光ビー
ムスプリッタ27の回転に応じて位置調整可能に構成す
る。
かかる構成において、光磁気記録媒体25からの反射光
が174波長板26を透過すると、第7図または第9図
のRl’ + R2′のようにカー回転の方向により
第2図Aに示すように長袖方向が直交する同じ大きさの
楕円偏光となる。ここで、偏光ビームスプリッタ27は
楕円偏光の長軸方向または短軸方向の成分を全て透過ま
たは反射する向き、実際には再生信号の振幅が最大とな
る位置に入射光軸を中心に回転調整して配置すると共に
、それに応じてここでの反射光を有効に受光し得るよう
に光検出器28bを位置調整して配置する。このように
すれば、光検出器28aに入射する偏光ビームスプリッ
タ27の透過光は第2図Bに示すようになり、また光検
出器28bに入射する反射光は第2・図Cに示すように
なる。すなわち、光検出器28a、 28bに入射する
光は、逆相で、振幅が記録媒体25の磁化の向きにより
変化し、かつ平均光量が等しいものとなる。したがって
、光検出器28a、 28bの出力の差を検出する差動
増幅器29からは、記録媒体25および/またはビーム
スプリッタ23等の光学系の位相差に影響されることな
く、常にC/Nの高い再生信号を得ることができる。
が174波長板26を透過すると、第7図または第9図
のRl’ + R2′のようにカー回転の方向により
第2図Aに示すように長袖方向が直交する同じ大きさの
楕円偏光となる。ここで、偏光ビームスプリッタ27は
楕円偏光の長軸方向または短軸方向の成分を全て透過ま
たは反射する向き、実際には再生信号の振幅が最大とな
る位置に入射光軸を中心に回転調整して配置すると共に
、それに応じてここでの反射光を有効に受光し得るよう
に光検出器28bを位置調整して配置する。このように
すれば、光検出器28aに入射する偏光ビームスプリッ
タ27の透過光は第2図Bに示すようになり、また光検
出器28bに入射する反射光は第2・図Cに示すように
なる。すなわち、光検出器28a、 28bに入射する
光は、逆相で、振幅が記録媒体25の磁化の向きにより
変化し、かつ平均光量が等しいものとなる。したがって
、光検出器28a、 28bの出力の差を検出する差動
増幅器29からは、記録媒体25および/またはビーム
スプリッタ23等の光学系の位相差に影響されることな
く、常にC/Nの高い再生信号を得ることができる。
第3図はこの発明の第2実施例を示すものである。この
実施例では、1/4波長板26を透過した光磁気記録媒
体25からの反射光を集光レンズ30を経て偏光ビーム
スプリッタ31に入射させる。偏光ビームスプリッタ3
1にはその偏光膜31aでの反射光を透過光とほぼ同方
向に反射させる反射面31bを形成し、これら反射光お
よび透過光を2分割した受光領域32a、 32bを有
する光検出器32で受光してそれらの出力を差動増幅器
29に供給して再生信号を得るようにする。ここで、偏
光ビームスプリッタ31および光検出器32は、174
波長板26からの楕円偏光の長袖方向の成分と短軸方向
の成分とを有効に分離するように、偏光ビームスプリッ
タ31への入射軸を中心に一体に回転調整して配置する
。
実施例では、1/4波長板26を透過した光磁気記録媒
体25からの反射光を集光レンズ30を経て偏光ビーム
スプリッタ31に入射させる。偏光ビームスプリッタ3
1にはその偏光膜31aでの反射光を透過光とほぼ同方
向に反射させる反射面31bを形成し、これら反射光お
よび透過光を2分割した受光領域32a、 32bを有
する光検出器32で受光してそれらの出力を差動増幅器
29に供給して再生信号を得るようにする。ここで、偏
光ビームスプリッタ31および光検出器32は、174
波長板26からの楕円偏光の長袖方向の成分と短軸方向
の成分とを有効に分離するように、偏光ビームスプリッ
タ31への入射軸を中心に一体に回転調整して配置する
。
その他の構成は第1図と同様に構成する。したがって、
この実施例においても第1実施例と同様に、位相差に影
響されることなく、常にC/Hの高い再生信号を得るこ
とができる。
この実施例においても第1実施例と同様に、位相差に影
響されることなく、常にC/Hの高い再生信号を得るこ
とができる。
第4図はこの発明の第3実施例を示すものである。この
実施例は、第3図に示す偏光ビームスプリッタ31に代
えてウォラストンプリズム33を用い、これにより17
4波長板26からの楕円偏光の長袖方向の成分と短軸方
向の成分とを分離して光検出器32の各受光領域32a
、 32bで受光するようにしたものである。ここで、
フォラストンプリズム33および光検出器32は、フォ
ラストンプリズム33への入射光軸を中心に一体に回転
調整できるよう構成する。
実施例は、第3図に示す偏光ビームスプリッタ31に代
えてウォラストンプリズム33を用い、これにより17
4波長板26からの楕円偏光の長袖方向の成分と短軸方
向の成分とを分離して光検出器32の各受光領域32a
、 32bで受光するようにしたものである。ここで、
フォラストンプリズム33および光検出器32は、フォ
ラストンプリズム33への入射光軸を中心に一体に回転
調整できるよう構成する。
なお、以上の各実施例では第1の光学素子として174
波長板26を用いたが、174波長板に代えて反射プリ
ズムを用いて同様の作用を行わせるよう構成することも
できる。
波長板26を用いたが、174波長板に代えて反射プリ
ズムを用いて同様の作用を行わせるよう構成することも
できる。
以上述べたように、この発明によればバビネーソレイユ
のコンベンセータを用いることなく、簡単かつ安価な構
成で、常にC/Nの高い再生信号を得ることができる。
のコンベンセータを用いることなく、簡単かつ安価な構
成で、常にC/Nの高い再生信号を得ることができる。
すなわち、再生信号のC/Nは前述したようにcooδ
に比例し、例えば記録媒体および/または光学系に30
°の位相差がある場合、cos 30°#0.87によ
り約−1,2dBのCハの劣化があり、またδ=45”
の場合には約−3dBのC/Nの劣化があるが、この発
明によれば位相差δを補正してC/N の劣化を零に
することができる。また、第2の光学素子を構成する偏
光ビームスプリッタやウォラストンプリズムの方位回転
角は位相差によって決まり、位相差δのときの最適方位
は記録媒体に対する入射直線偏光方向に対して例えば4
5゜+δ/2となる。したがって、第2の光学素子の最
適方位角を測定することにより、その系の位相差を知る
ことができるので、例えば光学系の位相差を予め測定し
ておくことにより、第2の光学素子の最適方位角から記
録媒体の位相差を測定したり、逆に位相差が既知の記録
媒体を用いて光学系の位相差を測定することもできる。
に比例し、例えば記録媒体および/または光学系に30
°の位相差がある場合、cos 30°#0.87によ
り約−1,2dBのCハの劣化があり、またδ=45”
の場合には約−3dBのC/Nの劣化があるが、この発
明によれば位相差δを補正してC/N の劣化を零に
することができる。また、第2の光学素子を構成する偏
光ビームスプリッタやウォラストンプリズムの方位回転
角は位相差によって決まり、位相差δのときの最適方位
は記録媒体に対する入射直線偏光方向に対して例えば4
5゜+δ/2となる。したがって、第2の光学素子の最
適方位角を測定することにより、その系の位相差を知る
ことができるので、例えば光学系の位相差を予め測定し
ておくことにより、第2の光学素子の最適方位角から記
録媒体の位相差を測定したり、逆に位相差が既知の記録
媒体を用いて光学系の位相差を測定することもできる。
第1図はこの発明の第1実施例を示す図、第2図A−C
はその動作を説明するための各部の偏光状態を示す図、 第3図はこの発明の第2実施例を示す図、第4図は同じ
く第3実施例を示す図、 第5図〜第13図はこの発明の詳細な説明するための図
、 第14図〜第17図は従来の技術を説明するための図で
ある。 21・・・レーザ光源 22・・・コリメータ
レンズ23・・・ビームスプリッタ 24・・・対物レ
ンズ25・・・光磁気記録媒体 26・・・174波
長板27・・・偏光ビームスプリッタ 28a、 28b・・・光検出器 29・・・差動増
幅器30・・・集光レンズ 31・・・偏光ビームスプリッタ 32・・・光検出器 33・・・ウォラストンプリズム。 第1図 第2図 第6図 第7図 P− 第15図 第16図 第17図 第12図 第13図 第14図 手 続 補 正 平成元年 5月!2日
はその動作を説明するための各部の偏光状態を示す図、 第3図はこの発明の第2実施例を示す図、第4図は同じ
く第3実施例を示す図、 第5図〜第13図はこの発明の詳細な説明するための図
、 第14図〜第17図は従来の技術を説明するための図で
ある。 21・・・レーザ光源 22・・・コリメータ
レンズ23・・・ビームスプリッタ 24・・・対物レ
ンズ25・・・光磁気記録媒体 26・・・174波
長板27・・・偏光ビームスプリッタ 28a、 28b・・・光検出器 29・・・差動増
幅器30・・・集光レンズ 31・・・偏光ビームスプリッタ 32・・・光検出器 33・・・ウォラストンプリズム。 第1図 第2図 第6図 第7図 P− 第15図 第16図 第17図 第12図 第13図 第14図 手 続 補 正 平成元年 5月!2日
Claims (1)
- 1、光磁気記録媒体に垂直方向に磁化されて記録された
情報を光学的に読み取る光磁気再生装置において、前記
光磁気記録媒体からの反射光の光路中に、前記光磁気記
録媒体への入射光の直線偏光方向を基準として方位45
°または−45°で、位相差が1/4波長の第1の光学
素子を設けると共に、この第1の光学素子により生じる
楕円偏光の長軸方向の成分と短軸方向の成分とを分離す
る第2の光学素子を設けたことを特徴とする光磁気再生
装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1045185A JP2706128B2 (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | 光磁気再生装置 |
US07/483,016 US5099470A (en) | 1989-02-28 | 1990-02-22 | Apparatus for reproducing information from opto-magnetic record medium |
DE69018860T DE69018860T2 (de) | 1989-02-28 | 1990-02-27 | Gerät zur Wiedergabe von Information aus einem magneto-optischen Aufzeichnungsmedium. |
EP90302041A EP0385701B1 (en) | 1989-02-28 | 1990-02-27 | Apparatus for reproducing information from an opto-magnetic recording medium |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1045185A JP2706128B2 (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | 光磁気再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02226534A true JPH02226534A (ja) | 1990-09-10 |
JP2706128B2 JP2706128B2 (ja) | 1998-01-28 |
Family
ID=12712215
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1045185A Expired - Lifetime JP2706128B2 (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | 光磁気再生装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5099470A (ja) |
EP (1) | EP0385701B1 (ja) |
JP (1) | JP2706128B2 (ja) |
DE (1) | DE69018860T2 (ja) |
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JPH07118105B2 (ja) * | 1989-06-02 | 1995-12-18 | 日立電線株式会社 | 光フアイバ形光磁気ヘッド |
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CA2073310A1 (en) * | 1991-07-08 | 1993-01-09 | Koji Tsuzukiyama | Method of detecting information from magnetooptical recording medium, method of detecting information from optical recording medium, and optical recording medium |
US5559639A (en) * | 1992-04-20 | 1996-09-24 | Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Beam receiving position adjusting device |
JPH06314438A (ja) * | 1993-03-05 | 1994-11-08 | Olympus Optical Co Ltd | 光学ヘッド |
JPH07129992A (ja) * | 1993-11-06 | 1995-05-19 | Asahi Optical Co Ltd | 情報記録再生装置 |
KR960006101B1 (ko) * | 1993-11-11 | 1996-05-08 | 대우전자주식회사 | 광자기 디스크재생시스템의 광픽업장치 |
US5506969A (en) * | 1993-11-29 | 1996-04-09 | Sun Microsystems, Inc. | Method and apparatus for bus bandwidth management |
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US5563870A (en) * | 1995-02-14 | 1996-10-08 | Eastman Kodak Company | Optical write/read head with laser power control |
US6034938A (en) * | 1996-07-30 | 2000-03-07 | Seagate Technology, Inc. | Data storage system having an optical processing flying head |
US5828630A (en) * | 1997-05-07 | 1998-10-27 | Eastman Kodak Company | Diffraction-based direct read during write using magneto-optic recording media |
FR2802696B1 (fr) * | 1999-12-17 | 2002-07-19 | Thomson Csf | Lecteur magneto optique optimise par le polariseur de lumiere incidente |
JP2007035204A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-08 | Hitachi Media Electoronics Co Ltd | 光ピックアップ及び光ディスク装置 |
JP2007072087A (ja) * | 2005-09-06 | 2007-03-22 | Fujinon Sano Kk | 光学素子及び光ピックアップ |
JP5051475B2 (ja) * | 2008-10-27 | 2012-10-17 | セイコーエプソン株式会社 | 1/4波長板、光ピックアップ装置及び反射型液晶表示装置 |
CN102082394B (zh) * | 2010-12-08 | 2012-06-06 | 山西飞虹激光科技有限公司 | 一种大功率半导体激光偏振耦合装置及其耦合方法 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0719402B2 (ja) * | 1984-07-09 | 1995-03-06 | 株式会社日立製作所 | 光磁気デイスク再生装置 |
JPS61160845A (ja) * | 1985-01-09 | 1986-07-21 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | 光デイスクの記録再生装置 |
JPS61177655A (ja) * | 1985-01-31 | 1986-08-09 | Olympus Optical Co Ltd | 光磁気差動再生装置 |
AU600280B2 (en) * | 1986-07-02 | 1990-08-09 | Sony Corporation | Apparatus for optically recording and reproducing information in record tracks on a rotatable record disc |
JPS63102031U (ja) * | 1986-12-22 | 1988-07-02 | ||
US4951274A (en) * | 1987-01-23 | 1990-08-21 | Nec Corporation | Magneto-optical head capable of separating beams for reading recorded information and servo information by use of one optical element |
JPS63184936A (ja) * | 1987-01-28 | 1988-07-30 | Nikon Corp | 光デイスク装置の光ヘツド |
DE3802538A1 (de) * | 1987-01-28 | 1988-08-11 | Olympus Optical Co | Vorrichtung zum erfassen von fotomagnetischen signalen |
US4774615A (en) * | 1987-02-17 | 1988-09-27 | Eastman Kodak Company | Magneto-optic read-out method and apparatus with polarization correction means |
JPH01165056A (ja) * | 1987-09-21 | 1989-06-29 | Sharp Corp | 光情報記録再生装置 |
-
1989
- 1989-02-28 JP JP1045185A patent/JP2706128B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1990
- 1990-02-22 US US07/483,016 patent/US5099470A/en not_active Expired - Lifetime
- 1990-02-27 DE DE69018860T patent/DE69018860T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1990-02-27 EP EP90302041A patent/EP0385701B1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69018860T2 (de) | 1995-08-24 |
EP0385701A2 (en) | 1990-09-05 |
EP0385701B1 (en) | 1995-04-26 |
JP2706128B2 (ja) | 1998-01-28 |
US5099470A (en) | 1992-03-24 |
EP0385701A3 (en) | 1991-12-04 |
DE69018860D1 (de) | 1995-06-01 |
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