JPH0219550A - 緯糸検知方法と装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は緯糸検知方法と装置に関するものであり、さ
らに詳しくはジェット織機における同口２本緯入れ方式
用緯糸検知技術に関するものである。

（従来技術） 従来から無杼織機においては回転の高速化により生産性
向上への要求に応えてきたが、ベツドシーツやタオルな
どの製品の場合には織物組織的にも受入れられることか
ら、同口２本緯入れ方式が要求されるようになつた。と
ころがレピア式織機の場合にはよいとしても、ジェット
織機では緯入れ方式（緯入れ検知センサーとしてエアー
ジェットの場合には光電式センサーをまたウォータージ
ェットの場合には電極式センサーをそれぞれ用いている
）が異ることから、同口２本緯入れにおける２本同時緯
入れ不良は検知できるとしても、いずれか１木のみが緯
入れ不良の場合にはこれを検知することが従来の技術で
は難しかった。

このためジェット織機において同口２本緯入れを採用す
ることは、従来理論的には考えられても、実現は不可能
であった。

（発明の要旨） この発明の目的はジェット織機における同口２本緯入れ
方式の実際的導入を可能とすることにある。

このためこの発明においては緯糸到達側に緯糸飛走路に
臨んでセンサーを設け、このセンサーへの第１と第２の
緯糸の到達時期を異ならしめ、センサーにより先に飛走
してくる第１の緯糸の有無を検知し、その後第１の緯糸
をセンサーの検知域から退避せしめ、つぎにセンサーに
より後に飛走してくる第２の緯糸を検知することを要旨
とするものである。

（実施態様） 第１〜２図に示すのはこの発明のうちセンサーへの各緯
糸の到達時期を異らせるために各緯糸の解舒態様を異ら
せる方法を実施する装置の基本的構成である。すなわち
同口２本緯入れには１個のメインノズルを用い、貯留装
置としてはドラム式のものを用いまたセンサーへの到達
時期制御には補助係止ピンを用いる例である。

まず緯糸噴射側について説明する。ここでは１個のメイ
ンノズルＮに対して２個の貯留装置Ｒ１とＲ２が用いら
れており、各貯留装置はそれぞれのパッケージから緯糸
を供給される。第１の緯糸Ｗ１を貯留する第１の貯留装
置Ｒ１は第１の係止ピンＰ１を具えている。第２の緯糸
Ｗ２を貯留する第２の貯留装置Ｒ２は第２の係止ピンＰ
２および補助係止ピンＰＡを具えている。この第２の係
止ピンＰ２と補助係止ピンＰＡとは第２図に示すように
貯留装置Ｒ２からの緯糸解舒方向に距離Ｌ１だけ離間し
ている。ここで第２の係止ピンＰ２は、正規の測長量を
規制するためのものであり、また補助係止ピンＰＡは、
第２の緯糸Ｗ２を第１の緯糸Ｗ１よりも遅らせてセンサ
ーＳに到達させるために緯入れ途中で一且緯糸飛走を停
止させるためのものである。そして係止ピンＰ２と補助
係止ピンＰＡとの距Ｉ！ＩＬ１は、第２の緯糸Ｗ２が補
助係止ピンＰＡにより一且飛走停止されたとき、その先
端がセンサーＳの検知域よりも手前になるような大きさ
に設定される。

なお、この明細書で、「測長量」とは、１回の緯入れに
消費される緯糸長さを指す。

ついで緯糸到達側について説明する。該到達側には緯糸
飛走路に臨んでセンサーＳが設けられており、後述する
ように緯糸Ｗ１およびＷ２の有無を検知するものである
。このセンサーＳおよび各係止ピンＰ１、Ｒ２、ＰＡは
制御部Ｃに電気的に接続されている。

また第１貯留装置Ｒ１からメインノズルＮに連なる緯糸
Ｗ１には緯糸引戻し機構Ｍが係合しており、この引戻し
機構Ｍも制御部Ｃに接続されている。この引戻し機構Ｍ
が待機状態にあるときは緯糸貯留装置Ｒ１から解除され
る緯糸Ｗ１は通常の解舒経路に沿って解除される。しか
し制御部Ｃから駆動信号を受けて引戻し機構Ｍが動作状
態になると緯糸Ｗｌはその通常の解舒経路から偏倚され
るのである。すなわちこの偏倚に対応する分だけ緯入れ
された緯糸Ｗ１は引戻されることになる。

これを第３図中に距離Ｌ２で示す、ここでこの距１１Ｌ
２が一且センサーＳの位置に達して検知された後引戻さ
れることにより緯糸Ｗ１がセンサーＳの検知域から退避
できる大きさになるように、偏倚の程度を選ぶ。

つぎに第４図によりかかる装置の動作の一例を説明する
。ここでは１ピック分として緯糸４ワインドが貯留装置
において貯留されるものとし、センサーからの糸有り信
号により関係各部が駆動されるものとする０図中係止ピ
ンについては立上り時にリリースしている（すなわち緯
糸の解舒を許している）ものとし、センサーについては
立上り時に糸有り信号が発生されているものとする。

また引戻し機構については立上り時に緯糸を引戻すもの
とする。

それぞれの貯留装置Ｒ１、Ｒ２から解舒された緯糸Ｗｌ
、Ｗ２はメインノズルＮにより杼口中に緯入れされる。

このとき係止ピンは全てリリース状態に保たれる。各貯
留装置上の３ワインド目の解舒終了後４ワインド目の解
舒が終るまでの間の所定の時期に、第１の貯留装置Ｒ１
において第１の係止ピンＰ１が係止状態にされ、第２の
貯留装置Ｒ２において補助係止ピンＰＡが係止状態にさ
れる。この結果、第１の緯糸Ｗ１は、４ワインド分解舒
された状態で係止され、また第２の緯糸Ｗ２は、４ワイ
ンド分よりも長さＬｌだけ短く解舒された状態で係止さ
れる。緯糸到達側においてはセンサーＳがまず先に飛走
してくる第１の緯糸Ｗ１の存在を検知して糸有り信号を
発生する。このとき第１の緯糸Ｗ１が緯入れ不良であれ
ば当然のことながら織機が停止する。この時点では第２
の緯糸Ｗ２は補助係止ピンＰＡによって、正規の測長量
よりも距１１ＬＩだけ短かい測長量で一且緯糸飛走が停
止されているので、まだセンサーＳの位置には到達して
いない、センサーＳからの糸有り信号を受けて第１の緯
糸Ｗ１の緯入れ完了直後に引戻し機構Ｍが駆動されて第
１の緯糸Ｗ１を引戻すから、−旦はセンサーＳの位置に
到達して検知された第１の緯糸Ｗ１はセンサーＳの検知
域から距１１Ｌ２だけ退避する（第３図参照）、これと
°時を同じくしてセンサーＳからの糸有り信号を受けて
第２の貯留装置Ｒ２上の補助係止ピンＰＡが再びリリー
ス状態になり、第２の係止ピンＰ２が係止状態になる。

この結果第２の緯糸Ｗ２はさらに距１ｉＬまたけ解舒緯
入れされてセンサーＳの位置に到達する。したがってセ
ンサーＳはこの緯糸Ｗ２の存在を検知して糸有り信号を
発生する。このとき第２の緯糸Ｗ２が緯入れ不良であれ
ば当然のことながら織機が停止する。

このようにこの発明によれば同口２本緯入れ方式である
にも拘らず、２木の緯糸の緯入れの成否を分離して検知
することができるから、ジェット織機であるにも拘らず
同口２本緯入れを円滑に実施することができるのである
。

第５図に示すのはこのような装置の具体的構造の一例で
あり、特に第１図中の制御部Ｃの構成の具体例を示した
ものである。

緯糸噴射側において第１の係止ピンＰ１は制御回路１１
に、第２の係止ピンＰ２は制御回路１２に、補助係止ピ
ンＰＡは制御回路ＩＡまた引戻し機構Ｍは制御回路ＩＭ
にそれぞれ接続されている。緯糸到達側においてはセン
サーＳは検知回路２１にまた補助センサーＳａは検知回
路２２にそれぞれ接続されている。各制御回路と検知回
路はさらに織機の主軸Ｓに架設または対設された回転角
検出器３に接続されて、これから回転角情報を得る。各
制御回路１１．１２、ＩＡ、ＩＭは、この回転角情報に
基づいて、所定のタイミングで各係止ピンＰ１、Ｐ２、
ＰＡおよび引戻し機構Ｍを駆動し、また各検知回路２１
．２２は、この回転角情報に基づいて、所定の検知タイ
ミングで各センサーＳ、Ｓａからの糸有り信号の有無を
判別する。また検知回路２１．２２は織機の制御部ＬＣ
に接続され、各検知タイミング中に、センサーＳから糸
有り信号が得られなかったとき、またセンサーＳａから
糸有り信号が得られたとき、それぞれ制御部ＬＣは、織
機停止させる。また検知回路２１は、制御回路１２、Ｉ
Ａ％　ＩＭにも接続され、各制御回路１２、ＩＡ、ＩＭ
は、第１のセンサーＳｌからの糸有り信号を受けて、係
止ピンＰ２を係止状態に、補助係止ピンＰＡをリリース
状態に、また引戻し機構Ｍを引戻し状態にそれぞれ作動
させる。

なおこの例では、係止ピンＰ２、補助係止ピンＰＡの、
それぞれ、係止状態、リリース状態、および引戻し機構
Ｍの引戻し状態については、センサーＳ１からの糸有り
信号に基づいて作動させるようにしているが、検知回路
２１と各制御回路１２、ＩＡ、ＩＭとの接続を省略する
ことにより、上記各状態を回転角情報に基づいて所定の
タイミングで作動させるようにすることもできる。

ところでこの発明の実施のためには補助センサーＳａは
必須の要素ではない、しかし第１の緯糸Ｗ１が吹切れや
胴切れなどが原因で第２の緯糸Ｗ２の検知タイミング中
にセンサーＳの位置を通過すると緯入れの成否が誤認さ
れる危険がある。

この誤動作を防止するために図示の例では補助センサー
Ｓａを用いている。なおこの技術については実公昭５７
−５０３０３号公報に詳しく説明がなされている。

第６図は第３図のプロセスを緯入れの進行と係止ピンの
動作タイミングとの関係の観点から示したものである０
図中緯糸Ｗ１の引戻し長さＬ２は第３図中に示す引戻し
距１１１１Ｌ２に等しい。

以上第１〜６図に示す例においては各緯糸のセンサーへ
の到達時期を異らせるために第２の貯留装置Ｒ２におい
て補助係止ピンを用いている。

しかしこれに代えて第２の貯留装置Ｒ２において補助係
止ピンを用いずに、第２の停止ピンＰ２の動作タイミン
グの操作のみにより同様の効果を得ることも可能である
。いま仮に１ビツクに４ワインドの緯糸が緯入れされる
ものとする。係止ピンＰ２をリリース状態に保って１〜
３ワインドと緯入れを行わしめ、３ワインド目の緯糸解
舒中に係止ピンＰ２を係止状態にし、３ワインドを解除
した状態で一且緯入れを停止する。その後センサーＳか
らの糸有り信号を受けて（または所定のタイミングで）
、再び係止ピンＰ２をリリース状態にし、爾後即座に再
び係止状態に戻すことにより、残りの１ワインドの緯糸
を解除する。

係止ピンＰ２を係止および再リリース状態にする時期を
決定する方法としては種々のものが考えられる０例えば
貯留装置Ｒ２から解除される緯糸のワインド数を計数す
るセンサーを設けておき、このセンサーからの信号に基
いて時期を決定してもよい、係止ピンＰ２のリリース後
の時間で時期を決定するようにしてもよい、さらに予め
主軸のクランク角に対応させて設定クランク角で決定す
るようにしてもよい、このような制御態様は、他の各係
止ピンについても同様にして適用できる。

なお以上に説明した例では、引戻し機構Ｍは、第１の緯
糸Ｗ１がセンサーＳに到達してから次サイクルの緯入れ
が開始されるまでの期間にわたつて動作状態にしている
が、これに代えて第１の緯糸Ｗ１がセンサーＳに到達し
てから第２の緯糸Ｗ２がセンサーＳに到達するまでの期
間にわたってのみ動作状態にしてもよい。

また貯留装置としてドラム式貯留装置を用いているが、
他の形式の公知の貯留装置を用いることもできる。たと
えばエアープール式の貯留装置を用いれば、係止ピンＰ
２、ＰＡを操作する代わりにクランパの動作タイミング
を操作してセンサーへの各緯糸の到達時期を異ならせる
ことができる。またドラム式の貯留装置であって、ドラ
ム局面に複数個の係止ピンを設け、いずれかの係止ピン
を選択して測長する形式の貯留装置を用いれば、本願の
補助係止ピンＰＡを新たに設けなくとも、制御プロプラ
ムを変更するのみで容易に対応できる。

さて以上第１〜６図に示す例においてはセンサーへの各
緯糸の到達時期を異らせるために貯留装置における緯糸
解舒態様を異らせていたが、緯糸の飛走速度を異らせる
ことによっても同様の効果を得ることができる。このよ
うに緯糸の飛走速度を異らせる方法としては種々のもの
が考えられるが、例えばそれぞれの貯留装置Ｒ１、Ｒ２
からメインノズルＮへの途中においてそれぞれの緯糸Ｗ
１、Ｗ２に対して別信のブレーキを用いるとよい。もり
とも２個のブレーキを用いる代りに緯糸Ｗ２に対しての
みブレーキを設けるようにしてもよい、またブレーキと
しては適宜公知のものを用いればよい０例えば緯糸を進
行方向から側方に一時的に（例えば緯入れ終了付近のタ
イミングに）強制偏倚させることによりブレーキ力を付
与してもよい。

さらにこれに代えてセンサーへの各緯糸の到達時期を異
らせるために、緯糸の飛走開始タイミングを異らせても
よい、このように緯糸の飛走開始タイミングを異ならせ
るには、係止ピンの動作タイミングをずれさせることな
どが考えられる。

さらに第１〜６図に示す実施態様においては第１の緯糸
Ｗ１をセンサーＳの検知域から退避させるために緯糸噴
射側において緯糸の引戻しを行っているが、これに代え
て緯糸到達側において緯糸の吸引を行ってもよい。

すなわち第７図に示すようにセンサーＳの近傍に吸引機
構Ｋを設けて引戻し機構Ｍの場合と同じように制御部Ｃ
からの駆動信号により吸引動作を行うようにし、引戻し
機構Ｍの場合と同じタイミング（第４図参照）でこれを
駆動するものである。センサーＳの位置に達した緯糸ｗ
１はまずその緯入れの成否を検知され、爾後吸引機構Ｋ
が動作してこの検知後の緯糸ｗ１を吸引してセンサーＳ
による検知域から退避させる。その後のタイミングで第
２の緯糸ｗ２がセンサーＳの位置に達して検知されるの
である。このとき第２の緯糸Ｗ２までも吸引されるのを
防止するために、吸引機構には、第２の緯糸がセンサー
の位置に達する前に吸引停止させる。吸引停止後、吸引
されていた第１の緯糸が抜は出るのを防止するために、
適宜、吸引機構に内に緯糸保持機構を設けることもでき
る。なお吸引機構にの配置は、図示とは反対にセンサー
Ｓの反緯入れ側にしてもよい。

また以上説明した実施態様においては同口２本緯入れを
行うに際して、いずれも１個のメインノズルに対して２
個の貯留装置を配する構成を前提としている。しかしこ
の発明においてはそれぞれの貯留装置に対して１個ずつ
、すなわち２個のメインノズルを用いることも可能であ
る。

このように２個のメインノズルを用いると、例えば緯糸
の飛走速度を異らせる場合には、それぞれのメインノズ
ルの流体噴射圧力を異らせることにより異る飛走速度を
与えることができる。また緯糸の飛走開始タイミングを
異らせる場合には、それぞれのメインノズルの噴射タイ
ミングを異らせることにより、異る開始タイミングを与
えることができる。また各メインノズルを緯入れ方向に
ずらして配置し、同時に緯入れ開始することにより、セ
ンサーへの各緯糸の到達時期を異ならせることもできる
。

以上から明らかなようにこの発明によれば、同口中の２
本の緯糸を分離して検知することができるので、ジェッ
ト織機であるにも拘らず同口２本緯入れを成功裡に実施
することが可能となるのである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施態様の装置の構成の概略を示
す説明図、第２図はその貯留装置上の係止ピンと補助係
止ピンとの位置的関係を示す正面図、第３図は緯糸引戻
し動作の説明図、第４図は第１図の装置の動作の一例を
示すタイミングチャート、第５図は第１図に示した装置
の具体的構成を示すブロック線図、第６図は第３図のプ
ロセスにおける緯入れの進行と関係各部の動作タイミン
グとの関係を示すタイミングチャート、第７図はこの発
明の他の実施態様を示す平面図である。 Ｒ１，Ｒ２・・・貯留装置　　Ｐｌ、Ｐ２・・・係止ピ
ンＰＡ・・・補助係止ピン　　　Ｗｌ、Ｗ２・・・緯糸
Ｓ・・・センサー　　　　　　Ｎ・・・メインノズルＬ
１・・・係止ピン間圧＠　　　Ｌ２・・・引戻し距離Ｍ
・・・引戻し機構　　　　　Ｋ・・・吸引機構特許出願
人　　津田駒工業株式会社 特許出願代理人　　弁理士　管厚　一部巳 矛 圓

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ［１］同口２本緯入れであって、 緯糸到達側において緯糸飛走路に臨むセンサーを用い、 このセンサーへの第１の緯糸と第２の緯糸との到達時期
   を異らしめ、 センサーにより、先に飛走してくる第１の緯糸の有無を
   検知し、 その後第１の緯糸をセンサーの検知域から退避せしめ、
   かつ その後センサーにより、後に飛走してくる第２の緯糸の
   有無を検知する ことを特徴とする緯糸検知方法。 ［２］センサーによる検知後緯糸噴射側において第１の
   緯糸を引戻すことにより、第１の緯糸をセンサーの検知
   域から退避させる ことを特徴とする請求項１に記載の方法。 ［３］センサーによる検知後緯糸到達側において第１の
   緯糸を吸引することにより、第１の緯糸をセンサーの検
   知域から退避させる ことを特徴とする請求項１に記載の方法。 ［４］第１の緯糸の係止前に第２の緯糸を一且係止し、
   第１の緯糸の係止後に第２の緯糸を再びリリースするこ
   とにより、センサーへの各緯糸の到達時期を異ならしめ
   る ことを特徴とする請求項１ないし３に記載の方法。 ［５］第１と第２の緯糸の飛走速度を異ならしめること
   により、センサーへの各緯糸の到達時期を異ならしめる ことを特徴とする請求項１ないし３に記載の方法。 ［６］第１と第２の緯糸の飛走開始タイミングを異なら
   しめることにより、センサーへの各緯糸の到達時期を異
   ならしめる ことを特徴とする請求項１ないし３に記載の方法。 ［７］同口２本緯入れ方式であって、 緯糸到達側には緯糸飛走路に臨んでセンサーがが設けら
   れており、 緯糸噴射側には１個のメインノズルに対して、それぞれ
   が係止ピンを具えた２個のドラム式貯留装置が設けられ
   ており、 第１の貯留装置とメインノズル間において、センサーの
   位置に先に到達する第１の緯糸に引戻し機構が係合して
   おり、かつ 上記のセンサーと各係止ピンおよび引戻し機構が制御部
   に接続されている ことを特徴とする緯糸検知装置。 ［８］同口２本緯入れ方式であって、 緯糸到達側には緯糸飛走路に臨んでセンサーがが設けら
   れており、 緯糸、噴射側には１個のメインノズルに対して、それぞ
   れが係止ピンを具えた２個のドラム式貯留装置が設けら
   れており、 センサーには緯糸飛走路を指向する吸引機構が付設され
   ており、かつ 上記のセンサーが各係止ピンおよび吸引機構が制御部に
   接続されている ことを特徴とする緯糸検知装置。 ［９］センサーの位置に後に到達する第２の緯糸のため
   の貯留装置において、係止ピンに対して緯糸解舒方向に
   離間して補助係止ピンが設けられており、かつ この補助係止ピンも上記の制御部に接続されている ことを特徴とする請求項７または８に記載の装置。 ［１０］前記の２個の貯留装置のうち、少なくとも第２
   の緯糸のための貯留装置から解舒される緯糸に対してブ
   レーキ力を作用させるブレーキ機構が設けられており、
   かつ 該ブレーキ機構が前記の制御部に接続されている ことを特徴とする請求項７または８に記載の装置。