JP3180066B2 - 流体噴射式織機の給糸緯糸継ぎ目の排除方法 - Google Patents

流体噴射式織機の給糸緯糸継ぎ目の排除方法

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JP3180066B2
JP3180066B2 JP26802897A JP26802897A JP3180066B2 JP 3180066 B2 JP3180066 B2 JP 3180066B2 JP 26802897 A JP26802897 A JP 26802897A JP 26802897 A JP26802897 A JP 26802897A JP 3180066 B2 JP3180066 B2 JP 3180066B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は複数の給糸体から緯糸
を連続して供給するに際して給糸体間における緯糸の継
ぎ目を系外に排除する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数の給糸体から連続して緯糸を供給す
る場合には、給糸体間に不可避的に緯糸継ぎ目が存在す
る。このような継ぎ目を含む緯糸が緯入れされ織り込ま
れると、特にガラス繊維織物においては重大な織欠点と
なって織物品質が低下するため、継ぎ目が織り込まれる
前に織機を停止させ、これを系外に排除することが一般
に行われる。このような継ぎ目を自動的に排除する技術
としては大きく分けて継ぎ目を給糸側で行うものと反給
糸側で行うものとがある。
【0003】緯糸継ぎ目排除を給糸側で行う例として
は、特開昭63−21952号に提案された方法があ
る。この技術においては、緯入れノズルであるメインノ
ズルと織布間に糸除去機構が設けてある。この糸除去機
構は、例えば噴気により緯糸を吹き上げる案内ノズルと
この吹き上げられた緯糸を吸引する吸引ノズルとで構成
されている。給糸体間の継ぎ目が繰り出されたことを検
知すると、織機停止信号を発生して継ぎ目が緯入れ直前
位置に到達する前に織機を停止させる。ついで、測長貯
留装置に貯留された緯糸を解舒可能な状態とし、メイン
ノズルと織布間に設けた糸除去機構、すなわち案内ノズ
ルと吸引ノズルを噴射させ、測長貯留装置から継ぎ目を
含む緯糸を引き出し系外に排除している。
【0004】緯糸継ぎ目排除を反給糸側で行う例として
は、特公昭60−14137号に提案された方法があ
る。この技術においては、織布より反給糸側に糸除去機
構が設けられている。この糸排除機構も例えば緯糸を吸
引する吸気ブロアで構成される。上記従来技術と同様
に、給糸体の巻量が残り少なくなったことを検知する
と、織機停止信号を発生して継ぎ目が緯入れ直前位置に
到達する前に織機を停止させる。ついで、経糸開口内に
緯糸を緯入れして緯糸を上記糸除去機構に受け渡し、そ
の後糸除去機構の吸気ブロアで緯糸を吸引して継ぎ目を
含む緯糸を系外に排除している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記いずれ
の従来技術にあっても、織機停止信号を発して織機を完
全に停止させた後に緯糸を糸除去機構に案内しているが
故に、糸除去機構に緯糸を案内する過程で緯糸の受け渡
しが不確実になるという共通の問題があった。例えば緯
糸継ぎ目排除を給糸側で行う従来技術にあっては、織機
停止信号を発し織機が慣性回転するとともに行われる筬
打ち時に、メインノズルと織布間に配置されるカッター
が作動し、メインノズルから織布に連なっている緯糸を
切断してしまう。つまり、緯糸はメインノズルの先端で
切断されている。それが故に織機が完全に停止し緯糸を
メインノズルより糸除去機構へ受け渡すとき、解放され
た緯糸の先端は案内ノズルの噴気により暴れる結果、吸
引ノズルへの案内が不確実になるという問題があった。
【0006】また、緯糸継ぎ目排除を反給糸側で行う従
来技術にあっても同様に、織機が経糸開口状態で完全に
停止した後に測長貯留装置の緯糸を解舒可能にし、メイ
ンノズルを噴射し緯入れして反給糸側にある糸除去機構
に緯糸を受け渡している。しかしやはり糸除去機構への
受渡しが不確実であるほか、噴射流体の消費量(噴射
量)が多く、エネルギー消費量の増大を招くという問題
があった。より具体的には、同じ緯入れノズルの噴射、
つまりメインノズルや杼口(経糸開口)内に挿入された
サブノズルを適切にリレー噴射を行ったとしても、織機
運転中の緯入れでは確実に緯糸を受け渡すことができ
る。しかし、織機が停止した状態での緯入れでたとえ織
機運転時と同じ緯入れを行ったとしても緯糸が反給糸側
に到達せず、緯糸の受渡しが不確実であった。このた
め、緯糸の受渡しを確実にしようとすれば、緯入れノズ
ルの噴射量を増大させることになり、逆にエネルギー消
費量が増大するという問題があった。
【0007】かかる従来技術の現状に鑑みてこの発明の
目的は、継ぎ目を含む緯糸を確実に糸排除機構に受け渡
すとともに、そのためのエネルギー消費量を抑制するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このためこの発明は複数
の給糸体の緯糸を連続して供給し、給糸体の切換りを検
知し織機停止信号を発して緯糸継ぎ目の織り込み前に織
機を停止させ、反給糸側に設けた糸排除機構により継ぎ
目を含む緯糸を排除する方式を採るものである。
【0009】上記の基本構成においてこの発明は上記織
機停止信号の発生後の織機慣性運転時に上記糸排除機構
に到達するに必要な長さの緯糸を緯入れすることを要旨
とするものである。
【0010】
【作用】この発明によれば、織機停止信号発生後の織機
慣性運転時に上記糸排除機構に到達するに必要な長さの
緯糸を緯入れするから、開口運動による影響を緯入れに
有効に作用させて緯糸を確実に受け渡すことができると
ともに緯糸受け渡しに要する流体噴射量、つまりエネル
ギー消費量を抑えることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1に示すのはエアージェット織
機の給糸側において給糸体間の緯糸の継目を排除するの
に用いる装置の一般的な例である。給糸体B1,B2は
図示しない給糸スタンド上に載置されており、緯糸Yは
給糸体B1から順次引き出される。給糸体B1の尻糸お
よび給糸体B2の頭糸は互いに糸結びあるいは接着され
テンサーTにより把持されている。給糸体B1に巻かれ
た緯糸に対面してセンサー1が付設されており、給糸体
B1上の緯糸の消尽を検知して糸信号を出力する。この
センサー1は給糸体に対応して設けられるもので、図示
しないが給糸体B2に対しても設けられている。
【0012】なお、センサー1は給糸体上の緯糸の消尽
を検知する場合と、継ぎ目が引き出されたことを検知す
る場合とがある。図1に示したのは前者の場合であっ
て、例えば緯糸と異なる色のボビンに緯糸を巻き付けた
給糸体B1と反射型光電センサーであるセンサー1とで
構成され、給糸体B1からの反射光量の変化により給糸
体上の緯糸の消尽を検知するものである。また後者の場
合には例えばテンサーTの近傍に透過型光電センサーで
あるセンサー1を配置して、給糸体間の継ぎ目を有する
緯糸が引き出されセンサー1を通過するのを検知するも
のがある。
【0013】また光量変化を検知してから織機停止信号
を発生させるまで所定の時間遅らせるように構成するこ
ともあるし、速やかに発生させるように構成することも
ある。前者のようにすれば緯糸の無駄がなくなるし、後
者のようにすればボビン巻き始め部分の緯糸の品質不良
による織布品質の低下を防止できる。
【0014】緯糸Yは給糸体B1よりヤーンガイド4を
介して測長貯留装置2に導かれ、緯糸を挿通したフライ
ヤーGの回転によりそのドラム上に巻き付けられる。さ
らにドラムに巻き付けられた緯糸Yは、係止ピンPの進
退運動のもとに、測長貯留装置2から解舒されてメイン
ノズル3に至る。メインノズル3、サブノズル9および
エアガイドを備えた筬11は図示しないスレー上に固定
され、スレーは筬打ちのために揺動駆動される。一方で
メインノズル3の噴射、経糸開口内に挿入されたサブノ
ズル9の噴射により緯糸Yはさらに加速され経糸開口内
に緯入れされる。メインノズル3と織布Fとの間には第
2のカッター7が設けられており、筬打ちされた緯糸Y
を順次切断する。また給糸側における糸排除手段は、案
内ノズル5、糸排除機構10およびメインノズル3と糸
排除機構10との間に配置される第1のカッター6によ
り構成される。さらに第1の糸排除機構10と織布Fと
の間にはキャッチャー8が移動可能に設けられている。
なお、案内ノズル5も上記のメインノズル3と同様にス
レー上に固定されている。
【0015】給糸側には糸排除機構10が給糸路に臨ん
で設けられている。糸排除機構はこれに内蔵された図示
しない部材、すなわち吸気ノズルと巻き取りローラーと
を含んだ構成である。
【0016】図2〜図8に示すのは給糸側における緯糸
継ぎ目排除プロセスであって、図2に示すのは給糸体B
1から緯糸Yが供給され織機連続運転の状態である。緯
糸Yは給糸体B1から順次引き出されて緯入れされてい
る。
【0017】図3に示すように給糸体B1上の緯糸が消
尽され給糸体の切換り状態になると、センサー1により
給糸体の切換りが検知され織機停止信号が出力される。
ついで織機の制動が開始され、案内ノズル5が噴射され
る一方で、測長貯留装置2から数ターン分の緯糸が解舒
される。するとこの解舒された緯糸Yは案内ノズル5の
気流により吹き上げられて、第2のカッター7による緯
糸切断を回避するとともに、糸排除機構10に吸引捕捉
される。詳しくは糸排除機構10に内蔵の図示しない吸
引ノズルにより吸引され、その吸引ノズルの下流に位置
する図示しない1対の回転ローラーに挟持される。この
間緯糸Yはまだその先端が織布Fに連なった状態である
ので、案内ノズル5の気流により暴れることはない。
【0018】その後継ぎ目を含む緯糸Yを排除する緯糸
引き出しが行われる。図4に示すようにまず測長貯留装
置2の係止ピンが退避し、緯糸を把持した上記1対の回
転ローラーが回転して測長貯留装置2のドラムに巻き付
けられた緯糸を牽引排除する。ついで図5に示すように
係止ピンが進出するとともに測長貯留装置2のフライヤ
ーGが回転して、ドラム上に緯糸Yが巻き付けられる。
そして緯糸の継ぎ目が確実に糸排除機構10に排除され
るまで、上記図4と図5のプロセスが繰り返される。
【0019】以上のように測長貯留装置2は給糸体から
緯糸引き出しを補助する一方で、上記回転ローラーで緯
糸を引き出す。なお、上記例では図4および図5のプロ
セスを順次繰り返して動作させているが、緯糸を巻き付
ける動作および緯糸を巻き付ける動作を並行して実行し
て、換言すれば測長貯留装置2の巻き量を維持させなが
ら緯糸を下流側に引き出すように構成して、一連のプロ
セス実行時間を短縮することがある。また上記の例では
図5のプロセス、つまり測長貯留装置2のフライヤーG
を回転させて緯糸をドラム上に巻いているが、上記回転
ローラーによる牽引力が充分に大きい場合には、このプ
ロセスを省くこともある。
【0020】もっとも糸排除機構10の内部構成は、上
記の緯糸を1対の回転ローラーで挟持して牽引する態様
に限定されるものではない。例えば吸引ノズルのみで構
成し吸引排除するようにすることもある。
【0021】また緯糸継ぎ目の排除は、旧給糸体B1の
緯糸残糸、継ぎ目および新給糸体B2に巻き付けた緯糸
の表層部分がなくなるまで行われる。このための緯糸排
除制御としては次のような種々の方法がある。第1は排
除量を測定しない概算制御である。これには排除開始か
ら所定時間(時間経過または図4〜図5の動作サイクル
数)経過したら継ぎ目が排除されたものとしてもよい
し、継ぎ目の現出を積極的に検知してこれを起点として
もよい。第2は排除量を実測する実測制御である。これ
には継ぎ目を含むドラム上に巻き付ける際の測長貯留装
置2のフライヤーGの回転数をカウントしたり、測長貯
留装置2からの緯糸解舒の際に生じるバルーニングを検
知して排除量を測定したり、糸排除機構10の実際の排
除量を測定(具体的には回転ローラーの回転数をカウン
ト)したりする。
【0022】ついで図6に示すように、メインノズル3
の先端に配置した第1のカッター6が作動して緯糸を切
断する一方で、キャッチャー8が糸排除機構10と織布
F間の糸経路上に進出して緯糸Yを係止するとともに、
第2のカッター7による切断可能な位置に緯糸Yを案内
する。この段階では第2のカッター7は作動せず、緯糸
は切断されない。
【0023】ついで、図7に示すように、織機を起動位
置まで逆転させると、織機主軸に連結された第2のカッ
ター7が作動してキャッチャー8により係止されている
緯糸Yを切断する。さらに図8に示すように、糸排除機
構10の図示しない吸引ノズルが作動して、切断された
緯糸Yを吸引排除する。以上一連の動作により継ぎ目を
含む緯糸は糸排除機構10により系外に排除される。
【0024】最後に全ての要素は当初の状態に復帰し、
織機の運転が再開されて給糸体B2からの緯糸Yが順次
緯入れされる。
【0025】なお、以上に示す例にあっては案内ノズル
5の噴射方向および糸排除機構10の設定位置は限定さ
れるものではない。また糸排除機構10への緯糸の案内
も上記のように直接送り込むものに代えて、間接的に送
り込むように構成する場合もある。例えば案内された緯
糸を把持する手段と牽引機構とを別構成として、把持さ
れた緯糸を牽引機構が捕捉して牽引する。
【0026】また上記例では継ぎ目を含む緯糸を排除す
るのに糸排除機構10の牽引のみで行っている。しかし
これに代えて緯入れノズル(メインノズル)を合わせて
噴射させて測長貯留装置2からの緯糸の引出しを補助す
る場合もある。
【0027】さらに上記の緯糸排除方法は次のように変
化させることもできる。すなわち図示の構成からキャッ
チャー8を省いて構造的に簡略化して、継ぎ目排除に合
わせて経糸開口内の緯糸も排除することもある。この場
合には織機停止信号が出力され前記と同様に糸排除機構
10に緯糸が案内される一方で、織機を逆転させて緯糸
を織前に露出させる。糸排除機構10の作動により経糸
開口内の緯糸および測長貯留装置2上の緯糸を牽引す
る。継ぎ目および経糸開口内の緯糸が排除されたら、さ
らに織機を起動位置まで逆転させ、織機の運転を再開す
る。
【0028】図9〜図15に示すのはこの発明に対応す
る緯糸継ぎ目排除プロセスであって、反給糸側に配置さ
れた糸排除機構20が用いられている。またセンサー1
も前記給糸側の場合と同様の構成になっている。つまり
反給糸側にはこの発明を実施するための糸排除機構20
が緯糸飛走路に臨んで設けられている。該糸排除機構は
これに内蔵された図示しない部材、すなわち吸気ノズル
と巻き取りローラーとを含んだ構成である。
【0029】図9に示すのは給糸体B1から緯糸Yが供
給されている織機連続運転の状態である。緯糸Yは給糸
体B1から順次引き出され緯入れされている。
【0030】図10に示すように給糸体B1上の緯糸が
消尽されて給糸体の切換りの状態になると、センサー1
により給糸体の切換りが検知されて織機停止信号が出力
される。ついで、図11に示すように織機の制動が開始
され、織機は減速されながら回転を続けるとともに、測
長貯留装置2から緯糸受け渡しに必要な長さの緯糸が解
舒される。一方ではメインノズル3および経糸開口内に
挿入されたサブノズル9が噴射され、この解舒された緯
糸Yが緯入れされ、第2の糸排除機構20に吸引捕捉さ
れる。詳しくは糸排除機構20に内蔵の図示しない吸引
ノズルおよびこれより下流に配置される図示しない1対
の回転ローラーにより緯糸が挟持される。その後織機は
制動により経糸開口した状態で完全に停止する。
【0031】その後継ぎ目を含む緯糸Yを排除すべく測
長貯留装置2からの緯糸引き出しが行われる。図12に
示すようにまず測長貯留装置2の係止ピンPが退避して
緯糸Yが解舒される一方で、緯糸Yを挟持した糸排除機
構20の図示しない回転ローラーが回転して、測長貯留
装置2に巻き付けた緯糸Yを牽引して系外に排除する。
ついで、図13に示すように係止ピンPが進出して緯糸
Yを係止する一方で、測長貯留装置2のフライヤーGが
回転して測長貯留装置2のドラム上に緯糸Yを巻き付け
る。緯糸Yの継ぎ目が確実に糸排除機構20に排除され
るまで、上記図12および図13のプロセスが繰り返さ
れる。
【0032】以上給糸側の場合と同様に、測長貯留装置
2は給糸体からの緯糸引き出しを補助し、さらにこれよ
り下流の回転ローラーにより緯糸を引き出す。上記の例
では図12および図13のプロセスを順次繰り返して動
作させているが、勿論給糸側の場合と同様に、並行させ
て動作させれば一連のプロセス実行時間を短縮すること
ができる。また、上記回転ローラーによる牽引力が充分
な場合には、給糸側の場合と同様に図13のプロセスを
省いてもよい。
【0033】ついで図14に示すように継ぎ目部分が糸
排除機構20に排除された状態になり、織機は起動位置
まで回転して織機運転が再開される。継ぎ目排除の際に
経糸開口内に緯入れされた緯糸Yはそのまま織り込まれ
るとともに、織布Fから糸排除機構20に連なった緯糸
残糸は図示しないカッターにより切断され排除される。
なお、糸排除機構20に排除された緯糸は噴気により廃
棄箱に排出される。
【0034】この発明による排除方法において、織段な
どの発生を回避すべく、さらに所定の起動位置まで織機
を逆転させてから起動する必要があれば、糸排除機構2
0による緯糸の排除後所定の位相まで織機を回転させて
から起動すればよい。勿論起動位置によって緯糸の口出
しなどの問題が生じれば、先の継ぎ目排除で緯入れした
緯糸を織り込まずに排除するようにしてもよい。
【0035】この糸排除機構20への緯糸の案内方法
も、給糸側の場合と同様に特定されるものではない。緯
糸を直接糸排除機構に送り込むのに代えて、間接的に案
内するようにすることもできる。例えば、案内された緯
糸を把持する手段と牽引手段とを別途に構成し、把持さ
れた緯糸を牽引手段が捕捉するようにしてもよい。
【0036】ところで、継ぎ目を検知して織機停止信号
発生後織機の慣性運転中(すなわち制動され減速しなが
ら回転する状態)に緯糸を糸排除機構に受け渡ししてい
るから、以下の理由から特段の効果が得られて、受け渡
しが確実になるのである。
【0037】つまり緯糸Yが糸排除機構20に受け渡さ
れる過程で、緯入れノズルの噴射とともに織機の慣性運
転中に杼口の大きさが変化することが緯入れおよび緯糸
の受け渡しに好ましく作用する。すなわち経糸閉口状態
から開口状態に移る際に杼口(つまり、形成された経糸
開口内)の気圧が低下するから、緯入れ流体噴射時の噴
射気流の乱れが少なくなる。また経糸開口状態から閉口
状態に移る際に杼口の気圧が上昇するが、経糸、綜絖お
よびエアガイドなどの杼口を構成する部材の隙間から過
剰な噴気が排気され、やはり噴射気流の乱れが少なくな
るのである。これらの条件があいまって糸排除機構20
への緯糸の引渡しが確実になり、このための流体噴射量
も節減でき、エネルギー消費の増大を抑えることができ
る。
【0038】この発明は基本的には上記のような構成を
とるものであるが、その実施に際してはさらに緯入れ条
件、特に慣性運転時の緯入れ条件を適正に設定すること
が望ましい。以下この点について説明する。
【0039】一般に流体噴射式織機の通常運転中の緯入
れ条件は、織機回転により変化する経糸開口状態や緯糸
などの諸条件を考慮し、適切な時期に緯糸が織端に達す
るように、緯入れノズルの噴射タイミングなどの緯入れ
条件が適正に設定される。
【0040】ところがこの発明において給糸体切換り検
知後の緯入れが行われる慣性運転時には、織機の回転が
次第に減速するので、緯糸飛走状態も通常運転時のそれ
とは異なったものとなり、これが原因で種々の不都合が
でてくる。
【0041】ここで図18には通常運転時の緯入れ条件
と緯糸先端の位置の関係を表すグラフを示す。これは一
般には緯糸飛走曲線と呼ばれており、横軸にはクランク
角度を、縦軸には緯糸の先端位置を示し、メインノズ
ル、サブノズル1、サブノズル2…というように、緯入
れノズルの位置を示し、また影線を施した横方向の帯は
緯入れノズルが噴射状態、係止ピンが緯糸解舒状態であ
ることを示している。通常運転時の緯入れ条件では、緯
糸は図18の実線に示すように飛走する。
【0042】これに対し慣性運転時の緯入れでは、織機
回転が次第に減速されるにもかかわらず、通常運転時の
緯入れ条件で緯入れされると、経糸開口の進行に対して
緯糸先端の位置が先行する状態になる。なぜなら織機が
減速される一方でクランク角度に対応して緯入れ制御が
行われるため、図18の破線に示すように緯糸の進行に
対して緯入れノズルの噴射が相対的に遅れてしまうから
である。このように経糸開口の進行に対して緯糸先端の
位置が先行すると、充分開口していない経糸に飛走する
緯糸が引っ掛かり、いわゆる経糸掛かりが発生したり、
あるいは緯入れノズルのリレー噴射がうまく行かず、緯
糸が失速して送糸作用が充分に作用しなかったりして、
糸排除機構への受け渡しが確実に行われなくなる。
【0043】かかる不都合を回避するには、慣性運転に
対応する慣性運転緯入れ条件を予め設定しておき、慣性
運転中の緯入れに際し織機停止信号の発生に対応して通
常運転緯入れ条件からこの慣性運転緯入れ条件に切り換
えて緯入れするようにすればよい。織機減速により緯糸
飛走時間が比較的確保できることから、例えば経糸が充
分に開口してから緯入れする、すなわち緯入れの開始を
遅らせるように緯入れ条件を設定したり、緯糸飛走を遅
らせるべく緯糸搬送力に関する条件、例えば緯入れノズ
ルへの流体圧力を下げたり間欠噴射を行うなどの設定を
行えばよい。
【0044】設定すべき緯入れ条件としては緯入れノズ
ル(メインノズルおよびサブノズル)の噴射のタイミン
グ、噴射圧力および緯糸測長貯留装置の係止ピン動作タ
イミングなどが挙げられる。
【0045】図16には先の実施例を実現する流体噴射
式織機で、クランク角度に対応して緯入れを制御する緯
入れ制御機構30およびその周辺回路をより詳細に示し
ている。なお、これ以外の部分については先の実施例と
同じであり、同一の符号を付して説明を省略する。
【0046】織機主軸12にはエンコーダ21が連結さ
れており、クランク角度信号を緯入れ制御機構30に出
力している。また緯入れ制御機構30には、織機の起動
停止など織機全体動作を制御する主制御機構23が並設
されている。主制御機構23には、センサー1からの糸
信号が入力されている。主制御機構23は、上記入力糸
信号の変化により給糸替わりを検知して織機停止信号を
緯入れ制御機構30に出力する一方で、本発明の緯糸継
ぎ目排除動作や織機の起動停止など織機全体動作を制御
する。緯入れ制御機構30は、CPU31、設定器3
2、タイミングコントローラー33および圧力コントロ
ーラー34からなり、緯入れアクチュエータ(電磁弁2
5ならびに圧力変換器26など)を介して緯入れを制御
する。
【0047】CPU31には、エンコーダ21、設定器
32、タイミングコントローラー33および圧力コント
ローラー34が接続されている。設定器32には、緯入
れ条件すなわち、織機クランク角度を基準に設定される
緯入れノズルの噴射タイミング(噴射開始クランク角度
および噴射停止クランク角度)や噴射圧力および測長貯
留装置2の係止ピンPの動作タイミング(解舒クランク
角度および係止クランク角度)などが設定され、設定緯
入れ条件をCPU31(演算プロセッサ)に出力する。
CPU31はこれら緯入れ条件を記憶しており、記憶条
件および入力クランク角度信号に対応して緯入れノズル
の動作指令をタイミングコントローラー33および圧力
コントローラー34に出力する。
【0048】圧力コントローラー34は、各電磁弁の上
流側に配置される圧力変換器25に接続されており、C
PU31からの圧力指令値に対応する指令を圧力変換器
25に出力する。圧力変換器25には、例えば電空比例
弁などが用いられ、圧力流体源27からの圧縮流体を、
指令に対応する圧力でこれより下流にある電磁弁26に
供給する。また、タイミングコントローラー33には、
各緯入れノズルの噴射を個別に制御する複数の電磁弁2
6ならびに係止ピンPが接続されており、CPU31か
らの噴射指令に対応して電磁弁29を開・閉させ、圧力
変換器25から供給される流体をメインノズルならびに
各サブノズルに供給する一方、係止ピンPを進退駆動す
る。以上のようにして、緯入れノズルの噴射圧力や噴射
および係止ピンの駆動を制御することができる。
【0049】さて、この発明では、慣性運転中の緯入れ
に対応して緯入れを行うため、緯入れ制御機構30の設
定器32には通常運転中および慣性運転中のそれぞれに
対応する緯入れ条件が予め設定されている。
【0050】織機が回転すると、CPU31にはエンコ
ーダ21から刻々変化するクランク角度信号が入力され
る。織機の運転時にはCPU31は予め記憶した通常運
転時の緯入れ条件に対応してタイミングコントローラー
33および圧力コントローラー34に指令を出力し、緯
入れする。
【0051】給糸体の切換りが発生すると、センサー1
からの糸信号が変化し、主制御機構23がこれに対応す
る織機停止信号を出力し、緯入れ制御機構30のCPU
31に入力する。これに並行して主制御機構23は、織
機を停止させ、緯入れ制御を除く緯糸継ぎ目排除の一連
の動作を制御する。一方緯入れ制御機構30は、上記の
ように緯入れ条件を通常運転中のものから慣性運転中の
ものに変更し制御する。
【0052】図17に示すのは上記した方法によるこの
発明における緯糸飛走曲線の一例であって、ここでは慣
性運転中の緯入れ開始タイミングを遅らせたものであ
る。例えばメインノズルの噴射開始タイミングが図18
に示す場合に対し70度から110度に変更されてい
る。これにともなって係止ピンの解舒タイミングおよび
サブノズルの噴射開始タイミングなども同様に遅らせて
ある。これにより緯糸先端は図17の破線に示すように
飛走する。以降、糸排除機構20に受け渡された緯糸は
先の実施例と同様に排除される。
【0053】緯入れノズルの噴射開始タイミングは実際
の緯入れ状態を観察して、その結果に応じて適宜設定す
るものである。遅らせる設定には、全ての緯入れノズル
について遅らせる、一部の緯入れノズルについて遅らせ
る、および給糸側に近い緯入れノズルについてのみ遅ら
せるなど種々の態様が採用される。噴射については、少
なくとも噴射開始タイミングのみを遅らせればよいが、
これに合せて終了タイミングも必要に応じて変更でき
る。これら設定値は、経験により得た値を使用してもよ
いし、織機回転に関するデータに基づく演算から求めて
もよい。
【0054】なお、上記例では、緯入れノズルならびに
係止ピンの解舒タイミングの双方を遅らせているが、い
ずれか一方のみを遅らせるように設定しても、緯入れ開
始を遅らせることができる。さらに上記緯入れノズルの
噴射タイミングならびに係止ピンの動作タイミングは、
クランク角度に基づき設定されているが、基準クランク
角度からの経過時間により設定されているものに応用し
てもよい。また、図16に示したように上記実施例で
は、緯入れノズルの噴射態様について所定期間連続的に
噴射させているが、間欠的に噴射させてもよい。
【0055】また噴射タイミングだけでなく噴射圧力を
変更する、すなわち慣性運転中の噴射圧力を通常運転中
のそれとは別なものに設定することもできる。より具体
的には慣性運転中の噴射圧力を通常運転中の噴射圧力よ
り低く設定する。
【0056】これには図16に示す緯入れ制御機構30
の圧力コントローラー34が実質的に作用する。すなわ
ち主制御機構23から織機停止信号が出力されると、こ
れを受けて圧力コントローラー34が圧力変換器25に
指令を出力して噴射圧力を変更させる。もっとも圧力変
換器に代えて、異なる圧力レベルの流体源を用意して、
複数ポートを有する電磁弁29への接続により適宜切り
換えて供給するように構成してもよいし、流体経路上に
圧力流体を外部に排出する排出バルプを構成しておき、
適切な時期に過剰な圧力流体を排出するように構成して
もよい。
【0057】圧力は緯入れノズル毎に設定してもよい
し、クランク角度や慣性運転開始からの経過時間などに
対応して多段階に設定して切り換えてもよい。
【0058】この発明の実施に際しては、上記の設定態
様に限定されるものではない。すなわち噴射タイミング
および噴射圧力などの少なくとも1項目について適宜変
更すればよい。複数の項目について組み合わせて設定し
てもよい。
【0059】
【発明の効果】この発明によれば、上記と同様に織機停
止信号発生後の織機慣性運転中に糸排除機構に到達する
に必要な長さの緯糸を緯入れするから、経糸開口運動に
よる影響を緯入れに有効に作用させて、緯糸を確実に糸
排除機構に受け渡すことができる。
【0060】さらに緯糸受け渡しに要する流体噴射量、
すなわちエネルギー消費量を抑えることができる。
【0061】またこの発明において、上記のように織機
回転数の減速に対応して緯入れ条件を設定するので、経
糸掛かりや緯糸の失速などのトラブルが発生することな
く、継ぎ目を含んだ緯糸を糸排除機構に確実に受け渡す
ことができ、しかも上記のような設定をしない場合に比
べてノズルの噴射期間を短くできるので、それだけ流体
消費量が少なくなり、運転コストが低減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】給糸側における緯糸の継目除去に用いる装置の
一例の全体的構成を示す平面図である。
【図2】給糸側における緯糸排除プロセスを示す平面図
である。
【図3】給糸側における緯糸排除プロセスを示す平面図
である。
【図4】給糸側における緯糸排除プロセスを示す平面図
である。
【図5】給糸側における緯糸排除プロセスを示す平面図
である。
【図6】給糸側における緯糸排除プロセスを示す平面図
である。
【図7】給糸側における緯糸排除プロセスを示す平面図
である。
【図8】給糸側における緯糸排除プロセスを示す平面図
である。
【図9】この発明による緯糸排除プロセスを示す平面図
である。
【図10】この発明による緯糸排除プロセスを示す平面
図である。
【図11】この発明による緯糸排除プロセスを示す平面
図である。
【図12】この発明による緯糸排除プロセスを示す平面
図である。
【図13】この発明による緯糸排除プロセスを示す平面
図である。
【図14】この発明による緯糸排除プロセスを示す平面
図である。
【図15】この発明による緯糸排除プロセスを示す平面
図である。
【図16】緯入れ条件を適正に設定したこの発明の方法
を実施する運転制御システムの一例を示す平面図であ
る。
【図17】緯入れ条件を適正に設定してこの発明の方法
を実施した場合の緯糸飛走曲線の一例を示すグラフであ
る。
【図18】緯入れ条件を適正に設定しないでこの発明の
方法を実施した場合の緯糸飛走曲線の一例を示すグラフ
である。
【符号の説明】
1 :センサー 2 :測長貯留措置 3 :メインノズル 5 :案内ノズル 6 :第1のカッター 7 :第2のカッター 8 :キャッチャー 9 :サブノズル 10 :糸排除機構 11 :筬 12 :織機主軸 20 :糸排除機構 21 :エンコーダ 23 :主制御機構 25 :圧力変換器 26 :電磁弁 30 :緯入れ制御機構 31 :CPU 32 :設定器 33 :タイミングコントローラー 34 :圧力コントローラー B :給糸体 Y :緯糸 F :織布 P :係止ピン G :フライヤー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−149949(JP,A) 特開 昭63−21952(JP,A) 特開 平2−264036(JP,A) 特開 昭59−82445(JP,A) 特開 平6−65840(JP,A) 実開 平6−47383(JP,U) 特公 昭60−14137(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D03D 51/00 D03D 47/28 - 47/38

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の給糸体の緯糸を連続して供給し、給
    糸体の切換りを検知し織機停止信号を発して緯糸継ぎ目
    の織込み前に織機を停止させ、反給糸側に設けた糸排除
    機構により継ぎ目を含む緯糸を排除する方式であって、
    上記織機停止信号の発生後の織機慣性運転時に糸排除機
    構に到達するに必要な長さの緯糸を緯入れすることを特
    徴とする流体噴射式織機の給糸緯糸継ぎ目の排除方法。
  2. 【請求項2】前記反給糸側に設けた糸排除機構に緯糸を
    受け渡すに際し、織機慣性運転時の緯入れ条件を予め設
    定しておき、前記織機停止信号発生に対応して織機通常
    運転時の緯入れ条件から前記織機慣性運転時の緯入れ条
    件に切換えて緯入れすることを特徴とする請求項に記
    載の流体噴射式織機の給糸緯糸継ぎ目の排除方法。
  3. 【請求項3】前記織機慣性運転に対応して設定する緯入
    れ条件は、緯入れノズルの噴射開始タイミング、あるい
    は緯糸測長貯留装置の係止ピンの解舒タイミングのうち
    少なくとも1項目であることを特徴とする請求項に記
    載の流体噴射式織機の給糸緯糸継ぎ目の排除方法。
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