JPH02179710A - 装飾部を有するモールディングの製造方法 - Google Patents

装飾部を有するモールディングの製造方法

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JPH02179710A
JPH02179710A JP63335046A JP33504688A JPH02179710A JP H02179710 A JPH02179710 A JP H02179710A JP 63335046 A JP63335046 A JP 63335046A JP 33504688 A JP33504688 A JP 33504688A JP H02179710 A JPH02179710 A JP H02179710A
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intermediate material
molding
decorative
foamed
decorative part
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JP63335046A
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Inventor
Toshiyuki Shigesawa
茂澤 利幸
Shinichi Otake
信一 大竹
Tatsuya Tamura
達也 田村
Tetsuo Hotta
堀田 鉄男
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Hashimoto Forming Industry Co Ltd
Original Assignee
Hashimoto Forming Industry Co Ltd
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Publication date
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J10/00Sealing arrangements
    • B60J10/70Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
    • B29K2105/00Condition, form or state of moulded material or of the material to be shaped
    • B29K2105/04Condition, form or state of moulded material or of the material to be shaped cellular or porous

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Molding Of Porous Articles (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は本体部と異色の装飾部を有するモールディング
、特に装飾部を有する車両用のモールディングの製造方
法に関するものである。
〔従来の技術〕
車両用の装飾部を有するモールディングの製造方法とし
て、装飾部と少なくとも発泡性樹脂部を有する樹脂部と
を一定断面で押出成形して中間材を形成し、この中間材
を所定の長さに切断後型内に配置し、加熱により中間材
の発泡性樹脂部を型形状に従って発泡または圧縮させて
、長手方向に関して断面異形にするモールディングの製
造方法が知られている(特開昭61−253243号)
しかしながら、このような従来のモールディングの製造
方法においては、装飾部は長手方向両端部および両側縁
部で樹脂と融着しているだけであるため、剥離しやすい
とともに、両端部には別体樹脂を入れて端末部材を形成
しているので、部品点数および作業工程が多いなどの問
題点があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、上記問題点を解決するため、少ない部
品点数および作業工程と簡単な操作により製造でき、し
かも所定位置に装飾部を形成して、固着強度を大きくで
き、装飾性に優れた装飾部を有するモールディングの製
造方法を提案することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は次の装飾部を有するモールディングの製造方法
である。
(1)外表面に商品する装飾部を有する合成樹脂製モー
ルディングの製造方法において、加熱により発泡する発
泡剤を含む誘電損失の大きい熱可塑性合成樹脂からなる
未発泡または中間発泡状態の発泡部と、一定幅の装飾部
とを有し、モールディングにほぼ対応する横断面形状一
定の長尺の中間材を押出成形する工程、 中間材をモールディングとほぼ同一または若干短い長さ
に切断する工程、 誘電損失の少ない材料からなり、装飾部当接部を有する
成形型に前記中間材を載置固定する工程、および 高周波誘電加熱により中間材を加熱して発泡剤の気化に
より発泡部を膨張させ、中間材と装飾部当接部の間隙に
中間材の一部を膨出させて、装飾部の一部を被覆する工
程を含むことを特徴とする装飾部を有するモールディン
グの製造方法。
(2)装飾部のm高幅を変化させるようにしたことを特
徴とする上記(1)記載の方法。
(3)部分的に装飾部の露出幅が0の部分を形成するよ
うにしたことを特徴とする上記(1)または(2)記載
の方法。
本発明において、モールディングとしては、ウィンドウ
モールディング、サイドモールディング、その他の車両
用のモールディングがある。
〔作 用〕
本発明のモールディングの製造方法においては、未発泡
または中間発泡状態の発泡部および一定帳の装飾部から
なり、モールディングにほぼ対応する横断面形状一定の
中間材を形成し、この中間材を所定の長さに切断して成
形型に載置し、装飾部当接部を装飾部に当接させ、高周
波誘電加熱により中間材を加熱して発泡剤の気化により
発泡部を膨張させ、装飾部の外表面側に中間材の一部を
膨出させ、装飾部の一部を被覆してモールディングを製
造する。
この製造方法では、発泡による圧力は小さいため、樹脂
の流動は少なく、装飾部が付着した状態で発泡が起こる
ため、発泡により装飾部がそのまま内部から押されて成
形型に張りつき、直線性を保った状態でモールディング
に一体化し、装飾部は一部が樹脂により被覆されるため
、取付強度が大きく、優れた装飾性が得られる。
装飾部の被覆部の幅を変えることにより、装飾部の露出
幅を変えることができ、装飾部を全幅にわたって被覆す
ることにより、装飾部の露出幅を0にすることができる
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について説明する。
第1図は実施例のウィンドウモールディングを取付けた
車両用ウィンドウ(フロントウィンドウ)の正面図、第
2図(a)はそのA−A断面図、(b)はB−B断面図
、(c)はC−C断面図である。図において、1はウィ
ンドウで、ウィンドウプレート2の周縁部を覆うように
装飾部としてのモールディング3が一体成形されている
。ウィンドウプレート2は透明なガラスまたは合成樹脂
からなる表面板2aおよび裏面板2b間に、ポリビニル
ブチラール樹脂のような接着性を有する透明な熱可塑性
合成樹脂製の中間膜4を有する合わせガラスからなる。
モールディング3は、車体パネルとウィンドウプレート
2の間隙を覆う本体部3aからウィンドウプレート2の
周縁部を表裏両面側から挟持するように伸びる挟持部3
b、3cを有し、外表面側に装飾部10が形成されてい
る。モールディング3の本体部3aおよび挟持部3b、
3cの内部は、多数の気泡を有する発泡部5からなり、
可塑剤を含み軟質でかつ誘電損失の大きい合成樹脂、例
えばDOP(フタル酸ジオクチル)などの可塑剤を含む
軟質ポリ塩化ビニル樹脂、ネオプレンゴム、ニトリルゴ
ムなどの発泡品からなるのが好ましい。
モールディング3の本体部3aおよび挟持部3bの外表
面側には、均一な表面を有する非発泡層6が一体的に形
成され、装飾部10はその外表面側に固着され、周縁部
が被覆部16で覆われている。
装飾部10としては異色の合成樹脂、フィルム、テープ
、金属箔などがあり、非発泡N6 (発泡部5に直接固
着されるときは発泡部5)と相溶性を有するものが好ま
しく、金属箔等の場合には相溶性を有する樹脂を積層し
たものが好ましい。装飾部10の周縁部は非発泡層6に
埋込まれ、その露出幅はサイド部1aの下部では太きく
(W□)、上に行くほど小さく(W、)なり、長手方向
に変化してアッパ一部1bではOになっている。
モールディング3の本体部3aおよび挟持部3b、3c
のウィンドウプレート2との接合部分には、可塑剤が少
ないかまたは含まず、発泡部5の樹脂よりも誘電損失の
小さい硬質または半硬質の合成樹脂1例えば硬質ポリ塩
化ビニル樹脂、ABS樹脂等からなる固着層7が一体的
に形成されており、接着剤層を介してウィンドウプレー
ト2に固着されている。ウィンドウプレート2の中間膜
4とモールディング3の固着層7は融着部8において融
着している。9はウィンドウプレート2の周縁部内表面
側に形成された不透明プリント層である。
上記のウィンドウ1は、モールディング3で車体パネル
との間隙を覆うように、車体パネルに取付けて使用され
る。
上記のウィンドウ1においては、ウィンドウプレート2
の周縁部が、内部に長手方向に連続して発泡部5を有す
るモールディング3により、表裏両面から挟持されてい
るため、車体パネルへ取付けたときに、モールディング
3が高、低温下で伸縮しても、発泡部5の壁面部の弾性
変形でかなりの程度吸収され、ウィンドウ本体に好まし
くない曲げ応力や圧縮力をかけることがなく、またウィ
ンドウプレート2にかかる衝撃は分散され、耐破損性が
高くなる。
また合わせガラスからなるウィンドウプレート2の中間
膜4はモールディング3と融着部8において融着してい
るので、剥離等の損傷はなくなるとともに、シール性が
高まり、ウィンドウプレート2に沿って浸入する水を遮
断することができる。
モールディング3は、内部に形成される発泡部5が描出
すると表面が荒れやすいが、外表面側に非発泡層6を形
成すると、均一な表面が形成でき。
優れた外観が得られる。また装飾部10は非発泡層6の
外表面側に固着され、露出幅が変化しているので、装飾
性が向上する。そしてその周縁部は非発泡層6に埋込ま
れているので、剥離が生じにくい。ウィンドウプレート
2との接合部に固着層7を形成すると、発泡部5から可
塑剤が浸透して中間膜4および接着剤層を損傷するのを
防止できるとともに、挟持部3b、3cの挟持力を均一
化できる。
第3図(a)は中間材の斜視図、(b)、(e)は装飾
部の拡大断面図、第4図は製造工程を示す正面図、第5
図は成形型の平面図、第6図はそのD−D断面図、第7
図はその一部の拡大図、第8図(a)、(b)、(c)
はさらにその一部の拡大図で、(a)は第1図のA−A
相当断面図、(b)は同B−B相当断面図、(C)はC
−C相当断面図である。上記のウィンドウ1の製造方法
は、まず第3図に示すように、モールディング3とほぼ
同一またはやや小さい相似形の横断面形状を有する中間
材11を押出成形により形成する。中間材11は、モー
ルディング3の本体部3aおよび挟持部3b、3cに対
応して本体部11a、挟持部11b、llcからなる。
そして軟質塩化ビニル横腹のような誘電損失の大きい熱
可塑性樹脂に、加熱により発泡する発泡剤を混入し、発
泡剤が未発泡または中間発泡状態を保って。
発泡部5に対応して横断面形状一定の長尺状に形成した
発泡部5aと、非発泡層6に対応して外表面側に積層し
た発泡剤を含まない同種の樹脂からなる非発泡層6aと
、固着層7に対応してウィンドウプレート接合部に形成
した可塑剤の社が少ないかまたは含まず、発泡部5aの
樹脂よりも誘m損失の小さい同種の樹脂からなる固着層
7aとを多層押出成形により形成しており、装飾部10
が一定幅Wで外表面に露出するように、一体内に形成さ
れている。
非発泡層6aおよび固着層7aをこの工程で一体に成形
しておくのが好ましいが、別であってもよい。これらは
一体に成形する場合には、発泡部5aと互いに相溶性の
ある同一系の合成樹脂とするのが好ましく、例えば発泡
部5aを軟質のポリ塩化ビニル樹脂(可塑剤のDOPお
よび発泡剤を含む)とするときには、非発泡層6aを非
発泡の半硬質または軟質のポリ塩化ビニル樹脂、固着層
7aを半硬質または硬質のポリ塩化ビニル樹脂として組
み合せるのが好ましい。
装飾部10を形成する方法は、中間材11を形成すると
きに、中間材11の外表面の一部に外表面の色調とは異
なる色調のフィルム、テープ、箔等を被着して中間材1
1を押出成形する。この場合、クリア、その他有色に着
色した樹脂製のテープが適用でき、光輝色を要望される
ときは、内部に金属蒸着層を有する積層テープ、ステン
レス等の金属箔テープ、金属のストリップ材などを適用
できる。
第3図(b)はこのような装飾部10の例を示し、10
aは非発泡Jf46aと相溶性のあるベース樹脂層、1
0bはアイオノマー樹脂等の軟質樹脂層、10cはクロ
ム、アルミニウム等の金属蒸着層、10clはフッ化ビ
ニリデン樹脂等の耐候性樹脂層であり、ウィンドウプレ
ート2のコーナ一部等における面方向の曲げが可能とな
っている。第3図(c)は他の例を示し、10eは接着
剤層、10fはPET樹脂等の剛性樹脂層である。コー
ナ一部での曲げが不要で、ウィンドウプレート2の周縁
に沿って、はぼ直線状に装飾部10を形成するだけで足
りるものは゛第3図(c)に示すように、テープの内部
に比較的剛性を有するPET樹脂フィルム等の剛性樹脂
層10fを含んでもよいが、コーナ一部分で連続して面
方向に曲げを必要とするものは、これらの剛性を有する
フィルムを省略するか、あるいは比較的薄く(例えば5
〜10μm)シておくのが好ましい。
第1図に示すように、装飾部10の露出幅がOになる部
分の距離が長い場合は、剛性を有するものが好ましい。
また装飾部10の側縁部には被覆部16が形成されてい
るのが好ましい。このほか装飾部10を形成する方法と
して、中間材11の外表面の色調とは異なる色調の樹脂
を中間材11と多層成形して一体となるように中間材1
1を形成する方法がある。
中間材11のウィンドウプレート2に対応する溝部12
は、ウィンドウプレート2の厚さと同一またはやや大き
く形成し、また溝部12の最奥のコーナ一部に切込部1
3を形成して、ウィンドウプレート2を挿入しやすくす
る。
中間材11の溝部12内表面には、中間材11の押出成
形と同期して、または押出成形後に、加熱により活性化
して中間材11とウィンドウプレート2を接着する加熱
活性型接着剤層を形成しておくのが好ましいが、これに
代えて接着剤層はウィンドウプレート2側に形成しても
よく、あるいは併用しても差しつかえない。
次に第4図に示すように、中間材11をウィンドウプレ
ート2の外周縁に機械的に仮固着し、第5図ないし第8
図に示すように成形型20に載置固定する。仮固着の方
法は、ウィンドウプレート2のコーナ一部の曲率半径が
大きいもの、すなわち中、間材11を同一の曲率に曲げ
たときに変形やめくり上りのないものでは、中間材11
を連続してコーナ一部分を介して巻きつけるように固着
してもよいが、曲率半径の小さいものでは第4図に示す
ように、中間材11のコーナー相当部に予めノツチ15
を形成して曲げやすくすることができる。このほか仮固
着の方法としては、中間材11をサイド部1aおよびア
ッパ一部1bに対応する所定の長さに切断して、隣接す
る中間材11の端末を互いにつき合わせるようにして固
着したり、装飾部10を金属のストリップ材によって形
成した中間材11を所定の曲率になるように曲げ型にあ
ててテンシゴンをかけながら曲げたものをウィンドウプ
レート2に仮固着することもできる。
成形型20はウィンドウプレート2の外周縁に沿った平
面形状を有し、上電極プレート21に接続する上電極2
2を宥する上型本体23と、下電極プレート24に接続
する下電極25を有する下型本体26とからなり、その
上型本体23と下型本体26とで形成されるパーティン
グ27に連続したキャビティ28が形成されている。上
型本体23および下型本体26は誘電損失の少ない材料
から作られたものであり、例えばシリコン樹脂、ポリオ
レフィン系樹脂などから作られた樹脂型が一般的である
が、セラミックス材料を使用することもできる。上、下
電極22.25は、ウィンドウプレート2にモールディ
ング3を形成する部分に対応して設けられていて、その
水平方向の幅は、キャビティ28の水平方向の幅よりや
や大きく、かつキャビティ28とほぼ等しい距離を保つ
ように配置されている。キャビティ28は、モールディ
ング3に対応した形状となっている。
下型本体26の装飾部10へ当接する装飾部当接部26
aの幅は、サイド部1aの下部ではWl、上部ではW2
、アッパ一部1bではOとなっており、いずれも装飾部
10の露出部の@Wより小さくなっている(W≧W、>
wt)。
このような成形型20のキャビティ28に、ウィンドウ
プレート2に仮固着した中間材11を載置して、型締め
固定する。
この状態で上、下電極22.25間に高周波電圧を印加
すると、中間材11の発泡部5aは誘電損失の大きい材
料から成形されているので、自己発熱する。この発熱に
伴って、内部に混入されている発泡剤が気化、膨張し、
これにより中間材11の発泡部5aが膨張する。発泡部
5aとして可塑剤を含む軟質塩化ビニル樹脂を用いると
、誘電損失が高いため、早く加熱されて発泡が起こる。
一方弁発泡層6aおよび固着Jf17 aは発泡部5a
の樹脂より誘電損失が小さいので、加熱は遅くなる。従
って発泡部5aにおける高温状態から中間膜4への伝熱
が遮断され、中間膜4の損傷は防止される。
中間膜4はポリビニルブチラール樹脂などからなり、固
着層7aとほぼ同一またはやや小さい誘電損失であるの
で、中間材11に比較して自己発熱は小さいが、固着層
7aが軟化、溶融した状態で。
伝導熱により加熱されて軟化し、中間材11と一体に融
着する。このとき融着部8が大きくなるように、中間膜
4をウィンドウプレート2の端部から突出させておくの
が好ましい。
このようにして中間材11の全体が膨張してキャビティ
28の内面に張りつき、中間材11をウィンドウプレー
ト2に仮固定したときのバラツキを吸収する。同時に装
飾部10は中間材11に付着した状態で内部から押され
て下型本体26の装飾部当接部26aに張りつき、非発
泡層6aと一体化する。そして非発泡JllJ6aの樹
脂の一部が幅W1、W2とWの間隙28aに入りこんで
、装飾部10の周縁部を覆う被覆部16を形成し、装飾
部10の周縁部を埋込んで、露出部のl1l(W、、W
 Z )を変化させるとともに、中間材11成形時の装
飾部10の露出幅のバラツキを吸収することができる。
このとき中間材11は軟化溶融し、これにより接着剤層
も加熱されて活性化され、ウィンドウプレート2と中間
材11をしっかり固着し、モールディング3を形成する
。アッパ一部1bにおいては、装飾部当接部26aはな
いが。
装飾部10として剛性のある材質を使用し、装飾部10
の裏側に非発泡層6aを形成しておくことにより、全幅
にわたって被覆部16を形成し、装飾部10の露出部を
Oとすることができる。
一方、成形型20は誘電損失の少ない材料から作られて
いるので、自己発熱することは少なく、軟化したりキャ
ビティ28が変形したりすることはない。またウィンド
ウプレート2には発泡部5aの発泡による膨張力が作用
するのみで、通常の射出成形のような高い圧力が作用し
ないため、ウィンドウプレート2の破損は発生しない。
高周波電圧の印加を停止し、モールディング3が冷却固
化するのを待って型開きし、ウィンドウ1を取り出し、
ウィンドウ1の製造を完了する。
この製造方法では、発泡による圧力は小さいため、ウィ
ンドウプレート2の破損は生じない。そして装飾部10
は中間材11に付着した状態で発泡が起こるため、装飾
部1oは移動することなく、直線状態を保った状態でモ
ールディング3の外表面の所定位置に形成され、長手方
向に幅W1、W2が変化して優れた装飾性を示す。
また発泡によって形成されるモールディング3が中間膜
4と融着するため、中間膜4の損傷は生じない。そして
中間材11に誘電損失の小さい固着1階7を形成すると
、発泡部5aからの伝熱を抑制し、中間膜4の損傷を防
止するとともに、中間膜4と適温で融着を行うことがで
きる。
上下型でモールディング3を成形する場合には、ウィン
ドウプレート2を外表面側が下側になるよう位置させて
載置するのが好ましい。これによりウィンドウプレート
2の位置決めがしやすく、作業性が向上するとともに、
高周波電圧印加により発泡部5aに発生する気泡が上側
に移動するため、外表面側に気泡が位置するのを防止で
き、きれいな外表面が得られる8 第9図は他の実施例により製造したモールディングの正
面図、第10図(a)はそのE−E断面図。
(b)はF−F断面図、第11図は中間材の正面図、第
12図はそのG−C断面図である。この実施例ではモー
ルディング3は車両のサイドモールディングであり、装
飾部10が長手方向に連続して幅が変化し、両端部では
W!畠部の幅が0になっている。
このようなモールディング3も前記実施例とほぼ同様に
して製造される。すなわち一定幅の装飾部10を有する
横断面形状一定の中間材11を、発泡剤を含み誘電損失
の大きい熱可塑性合成樹脂により中間発泡あるいは未発
泡状態で押出成形する。
次にこの中間材11を、モールディング3の完成時の形
状と同一あるいはほぼ相似形の外周形状に切断する。そ
して中間材11を第6図ないし第8図と同様の構造(た
だし、全体形状はモールディング3に沿った形状である
)の成形型20に挿入し、長手方向に幅の異なる装飾部
当接部26aを装飾部10に当接させる。この時中間材
11の装飾部10の幅は一定であるのに対し、成形型2
0の装飾部当接部26aの幅が異なるため、成形型20
に中間材11をセットした状態においては、成形型20
の内面と装飾部10との間に成形空間が形成される。こ
の状態で高周波電圧を印加して中間材11を自己発熱さ
せ、発泡剤の気化により膨張させて非発泡層6aを上記
成形空間に膨出させ、幅の異なる被覆部16を形成して
、装飾部10の謂出帳を変化させる。そして冷却固化後
成形型20よりモールディング3を取り出し、モールデ
ィング3の製造を終る。
なお、上記の説明ではモールディング3として、ウィン
ドウモールディング、サイドモールディングを例示した
が、他の車両用モールディングも同様にして製造可能で
ある。
〔発明の効果〕
本発明の製造方法によれば、未発泡または中間発泡状態
のモールディングにほぼ対応する横断面形状一定の中間
材に装飾部を固着した状態で成形型に挿入し、高周波誘
電加熱により加熱発泡させてモールディングを形成し、
装飾部を融着するようにしたので1通常のインジェクシ
ョン成形のような高い射出圧力が必要とされず、装飾部
は直線性を保った状態で幅が変化するように形成でき、
その周縁部を被覆するため固着性および外観の優れたモ
ールディングが得られる。そして成形型は高い圧力に耐
えなくてもよいので、簡素なものでよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はウィンドウの正面図、第2図(a)はそのA−
A断面図、(b)はB−B断面図、(c)はC−C断面
図、第3図(a)は中間材の斜視図、(b)、<c)は
装飾部の拡大断面図、第4図は製造工程を示す正面図、
第5図は成形型の平面図、第6図はそのD−D断面図、
第7図はその一部の拡大図、第8図(a)〜(c)はさ
らにその一部の拡大図で、(a)は第1図のA−A相当
断面図、(b)は同B−B相当断面図、(c)はC−C
相当断面図、第9図は他の実施例で製造されたモールデ
ィングを示す正面図。 第10図(a)はそのE−E断面図、(b)はF−F断
面図、第11図は中間材の正面図、第12図はそのG 
−C断面図である。 各図中、同一符号は同一または相当部分を示し、1はウ
ィンドウ、2はウィンドウプレート、3はモールディン
グ、4は中間膜、5.5aは発泡部、6.6aは非発泡
層、7,7aは固着層、8は融着部、10は装飾部、1
1は中間材、20は成形型、22は上電極、23は上型
本体、25は下電極、26は下型本体、26aは装飾部
当接部、28はキャビティである。 代理人 弁理士 柳 原   成 第3図 第4図 第7図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)外表面に露出する装飾部を有する合成樹脂製モー
    ルディングの製造方法において、 加熱により発泡する発泡剤を含む誘電損失の大きい熱可
    塑性合成樹脂からなる未発泡または中間発泡状態の発泡
    部と、一定幅の装飾部とを有し、モールディングにほぼ
    対応する横断面形状一定の長尺の中間材を押出成形する
    工程、 中間材をモールディングとほぼ同一または若干短い長さ
    に切断する工程、 誘電損失の少ない材料からなり、装飾部当接部を有する
    成形型に前記中間材を載置固定する工程、および 高周波誘電加熱により中間材を加熱して発泡剤の気化に
    より発泡部を膨張させ、中間材と装飾部当接部の間隙に
    中間材の一部を膨出させて、装飾部の一部を被覆する工
    程を含むことを特徴とする装飾部を有するモールディン
    グの製造方法。
  2. (2)装飾部の露出幅を変化させるようにしたことを特
    徴とする請求項(1)記載の方法。
  3. (3)部分的に装飾部の露出幅が0の部分を形成するよ
    うにしたことを特徴とする請求項(1)または(2)記
    載の方法。
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