JP2969045B2 - 自動車用内装部品およびその製造方法 - Google Patents
自動車用内装部品およびその製造方法Info
- Publication number
- JP2969045B2 JP2969045B2 JP14622794A JP14622794A JP2969045B2 JP 2969045 B2 JP2969045 B2 JP 2969045B2 JP 14622794 A JP14622794 A JP 14622794A JP 14622794 A JP14622794 A JP 14622794A JP 2969045 B2 JP2969045 B2 JP 2969045B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- skin material
- mold
- layer
- resin core
- skin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 10
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 71
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 59
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 59
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 53
- 239000011162 core material Substances 0.000 claims description 37
- 239000006260 foam Substances 0.000 claims description 26
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 23
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 10
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 2
- 229920005992 thermoplastic resin Polymers 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 8
- 206010016322 Feeling abnormal Diseases 0.000 description 5
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 4
- -1 for example Substances 0.000 description 3
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 2
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 2
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 230000003685 thermal hair damage Effects 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 239000000454 talc Substances 0.000 description 1
- 229910052623 talc Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車用ドアトリム
等の自動車用内装部品およびその製造方法に関する。
等の自動車用内装部品およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の車体パネルに内装される
自動車用ドアトリム,リヤコーナートリム等の自動車用
内装部品の構成について、図9,図10に示す自動車用
ドアトリムを例示して説明すると、自動車用ドアトリム
1は、所望の曲面形状を備えたように成形された樹脂芯
材2と、この樹脂芯材2の表面側に一体化され、装飾性
ならびに、クッション性を備える表皮材3との積層成形
体から構成されている。
自動車用ドアトリム,リヤコーナートリム等の自動車用
内装部品の構成について、図9,図10に示す自動車用
ドアトリムを例示して説明すると、自動車用ドアトリム
1は、所望の曲面形状を備えたように成形された樹脂芯
材2と、この樹脂芯材2の表面側に一体化され、装飾性
ならびに、クッション性を備える表皮材3との積層成形
体から構成されている。
【0003】そして、樹脂芯材2の成形方法としては、
近時、造形上複雑な立体形状が要求されることから、成
形性の優れたモールドプレス成形工法が多用される傾向
にある。
近時、造形上複雑な立体形状が要求されることから、成
形性の優れたモールドプレス成形工法が多用される傾向
にある。
【0004】この場合、工程を短縮化する意味合いか
ら、樹脂芯材2のモールドプレス成形時に、表皮材3を
樹脂芯材2に対して一体化している。
ら、樹脂芯材2のモールドプレス成形時に、表皮材3を
樹脂芯材2に対して一体化している。
【0005】すなわち、図11に示すように、モールド
プレス成形用上型4に表皮材3を予めセットしておき、
モールドプレス成形用上型4を下降させて、上下型4,
5間を所定クリアランスに維持した状態で、モールドプ
レス成形用下型5の型面上に、溶融樹脂Mを分配供給
し、その後上下型4,5を係合圧締めすることにより、
図12に示すように、樹脂芯材2をモールドプレス成形
するとともに、樹脂芯材2の表面側に表皮材3を一体化
して、ドアトリム1を所望の製品形状に成形している。
プレス成形用上型4に表皮材3を予めセットしておき、
モールドプレス成形用上型4を下降させて、上下型4,
5間を所定クリアランスに維持した状態で、モールドプ
レス成形用下型5の型面上に、溶融樹脂Mを分配供給
し、その後上下型4,5を係合圧締めすることにより、
図12に示すように、樹脂芯材2をモールドプレス成形
するとともに、樹脂芯材2の表面側に表皮材3を一体化
して、ドアトリム1を所望の製品形状に成形している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに樹脂芯材2と表皮材3とをモールドプレス成形によ
り一体プレス成形して、自動車用内装部品を成形する従
来工法では、表皮材3の厚みがほぼ一定であるため、全
体を通して、ほぼ一定のクッション性能は付与される
が、例えば、乗員の体が触れやすいアームレスト部やウ
エスト部など、ソフト感が要求される部位を基準にして
表皮材3を設定した場合、それ以外の部位では過剰品質
となり、コスト高、重量化を招くという不具合があっ
た。
うに樹脂芯材2と表皮材3とをモールドプレス成形によ
り一体プレス成形して、自動車用内装部品を成形する従
来工法では、表皮材3の厚みがほぼ一定であるため、全
体を通して、ほぼ一定のクッション性能は付与される
が、例えば、乗員の体が触れやすいアームレスト部やウ
エスト部など、ソフト感が要求される部位を基準にして
表皮材3を設定した場合、それ以外の部位では過剰品質
となり、コスト高、重量化を招くという不具合があっ
た。
【0007】したがって、図13,図14に示すよう
に、ドアトリム1に対して中接部材6やアームレスト7
等の別部材を設置してソフト感を付与することが通常行
なわれているが、部品点数,取付工数等が増大し、製品
のコストアップを招来するという問題点がある。
に、ドアトリム1に対して中接部材6やアームレスト7
等の別部材を設置してソフト感を付与することが通常行
なわれているが、部品点数,取付工数等が増大し、製品
のコストアップを招来するという問題点がある。
【0008】さらに、モールドプレス成形工法において
は、成形時、展開率の高い部分で表皮材3が過度に伸ば
され、その部位が薄肉となり、クッション性能が低下し
たり、また、溶融樹脂Mの熱的ダメージを表皮材3が受
けやすく、製品表面に凹凸が生じる等、製品の外観性能
が低下するという欠点も指摘されている。
は、成形時、展開率の高い部分で表皮材3が過度に伸ば
され、その部位が薄肉となり、クッション性能が低下し
たり、また、溶融樹脂Mの熱的ダメージを表皮材3が受
けやすく、製品表面に凹凸が生じる等、製品の外観性能
が低下するという欠点も指摘されている。
【0009】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、モールドプレス成形工法により、樹脂芯材
と表皮材とを一体化した自動車用内装部品ならびにその
製造方法において、アームレスト部やウエスト部など、
ソフト感が必要とされる部位のみのクッション性を高め
ることができ、また、モールドプレス成形時、展開率の
高い部位で表皮材が伸ばされることがなく、クッション
性能ならびに外観性能に優れた自動車用内装部品ならび
にその製造方法を提供することを目的としている。
れたもので、モールドプレス成形工法により、樹脂芯材
と表皮材とを一体化した自動車用内装部品ならびにその
製造方法において、アームレスト部やウエスト部など、
ソフト感が必要とされる部位のみのクッション性を高め
ることができ、また、モールドプレス成形時、展開率の
高い部位で表皮材が伸ばされることがなく、クッション
性能ならびに外観性能に優れた自動車用内装部品ならび
にその製造方法を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、モールドプレス成形用型内で溶融樹脂を
所要形状に成形してなる樹脂芯材と、この樹脂芯材のモ
ールドプレス成形時、この樹脂芯材と一体化される表皮
材とから構成される自動車用内装部品において、上記表
皮材は、製品表面側から表皮層、肉厚部と薄肉部とをそ
れぞれ備え、部分偏肉状に設定された発泡層、断熱性を
有するバッキング層からなり、予め所要形状に成形され
ている積層成形体から構成されていることを特徴とす
る。
に、本発明は、モールドプレス成形用型内で溶融樹脂を
所要形状に成形してなる樹脂芯材と、この樹脂芯材のモ
ールドプレス成形時、この樹脂芯材と一体化される表皮
材とから構成される自動車用内装部品において、上記表
皮材は、製品表面側から表皮層、肉厚部と薄肉部とをそ
れぞれ備え、部分偏肉状に設定された発泡層、断熱性を
有するバッキング層からなり、予め所要形状に成形され
ている積層成形体から構成されていることを特徴とす
る。
【0011】上記表皮材の一部を構成する表皮層として
は、PVCシート等の合成樹脂シート、あるいはクロス
等の布地シートがよい。
は、PVCシート等の合成樹脂シート、あるいはクロス
等の布地シートがよい。
【0012】また、発泡層としては、熱可塑性樹脂発泡
体が好ましく、例えば、PEフォーム,PPフォーム等
が好適である。
体が好ましく、例えば、PEフォーム,PPフォーム等
が好適である。
【0013】また、バッキング層としては、熱圧縮ウレ
タンが溶融樹脂の熱的ダメージを排除できることから好
ましく、ウレタンの原反厚み、8〜10mmのものを1.
5mm厚み程度に圧縮加工されている。
タンが溶融樹脂の熱的ダメージを排除できることから好
ましく、ウレタンの原反厚み、8〜10mmのものを1.
5mm厚み程度に圧縮加工されている。
【0014】さらに、本発明に係る自動車用内装部品の
製造方法は、表皮層、発泡層、バッキング層を接着した
3層構造の積層シートを、予熱後、発泡層に、肉厚部と
薄肉部とを備えるように所要形状に成形する表皮材の成
形工程と、前記工程で成形された表皮材をモールドプレ
ス成形用下型の型面上に、所定クリアランスを介してセ
ットしたのち、モールドプレス成形用上型を下降させる
とともに、下型と表皮材裏面との間に溶融樹脂を分配供
給し、樹脂芯材を所要形状に成形するとともに、樹脂芯
材と表皮材とを一体化するプレス一体化工程と、からな
ることを特徴とする。
製造方法は、表皮層、発泡層、バッキング層を接着した
3層構造の積層シートを、予熱後、発泡層に、肉厚部と
薄肉部とを備えるように所要形状に成形する表皮材の成
形工程と、前記工程で成形された表皮材をモールドプレ
ス成形用下型の型面上に、所定クリアランスを介してセ
ットしたのち、モールドプレス成形用上型を下降させる
とともに、下型と表皮材裏面との間に溶融樹脂を分配供
給し、樹脂芯材を所要形状に成形するとともに、樹脂芯
材と表皮材とを一体化するプレス一体化工程と、からな
ることを特徴とする。
【0015】
【作用】以上の構成から明らかなように、表皮材の発泡
層として、肉厚部と薄肉部とをそれぞれ備え、部分偏肉
状に設定された発泡層を使用することにより、部位毎に
ソフト感を相違させることが可能となり、中接部材やア
ームレスト等、別部材を設置する必要がない。
層として、肉厚部と薄肉部とをそれぞれ備え、部分偏肉
状に設定された発泡層を使用することにより、部位毎に
ソフト感を相違させることが可能となり、中接部材やア
ームレスト等、別部材を設置する必要がない。
【0016】また、表皮材は予め製品形状に成形されて
いるため、モールドプレス成形時、樹脂芯材と表皮材と
の一体化工程において、表皮材が過度に伸ばされること
がなく、また、表皮材の樹脂芯材側には、熱圧縮ウレタ
ン等のバッキング層が位置しているため、溶融樹脂の熱
的ダメージを排除できる。
いるため、モールドプレス成形時、樹脂芯材と表皮材と
の一体化工程において、表皮材が過度に伸ばされること
がなく、また、表皮材の樹脂芯材側には、熱圧縮ウレタ
ン等のバッキング層が位置しているため、溶融樹脂の熱
的ダメージを排除できる。
【0017】また、本発明に係る製造方法においては、
所要形状に成形された3層構造体からなる表皮材を、モ
ールドプレス成形用下型上にセットするだけで済み、従
来の表皮材のセット作業に比べ、表皮材のセット作業が
簡単に行なえる。
所要形状に成形された3層構造体からなる表皮材を、モ
ールドプレス成形用下型上にセットするだけで済み、従
来の表皮材のセット作業に比べ、表皮材のセット作業が
簡単に行なえる。
【0018】
【実施例】以下、本発明に係る自動車用内装部品ならび
にその製造方法の実施例について、添付図面を参照しな
がら詳細に説明する。
にその製造方法の実施例について、添付図面を参照しな
がら詳細に説明する。
【0019】図1は本発明に係る自動車用内装部品の一
実施例である自動車用ドアトリムを示す外観図、図2は
同自動車用ドアトリムの構成を示す断面図、図3ないし
図7は本発明方法を示すもので、自動車用ドアトリムの
製造工程を示す各断面図、図8は本発明に係る自動車用
内装部品を自動車用ドアトリムに適用した別実施例の構
成を示す断面図である。
実施例である自動車用ドアトリムを示す外観図、図2は
同自動車用ドアトリムの構成を示す断面図、図3ないし
図7は本発明方法を示すもので、自動車用ドアトリムの
製造工程を示す各断面図、図8は本発明に係る自動車用
内装部品を自動車用ドアトリムに適用した別実施例の構
成を示す断面図である。
【0020】図1,図2において、自動車用ドアトリム
10は、所要形状に成形された樹脂芯材20と、この樹
脂芯材20の表面側に積層一体化された表皮材30とか
ら大略構成されている。
10は、所要形状に成形された樹脂芯材20と、この樹
脂芯材20の表面側に積層一体化された表皮材30とか
ら大略構成されている。
【0021】さらに詳しくは、上記樹脂芯材20は、タ
ルクを混入したポリプロピレン樹脂を使用し、所望の曲
面形状を備えたモールドプレス成形用型内に溶融状態で
分配供給したのち、モールドプレス成形により複雑な曲
面形状を備えるように成形されている。
ルクを混入したポリプロピレン樹脂を使用し、所望の曲
面形状を備えたモールドプレス成形用型内に溶融状態で
分配供給したのち、モールドプレス成形により複雑な曲
面形状を備えるように成形されている。
【0022】そして、表皮材30としては、製品表面側
から表皮層31,発泡層32,バッキング層33の3層
積層成形体から構成されており、表皮層31としては、
本実施例ではクロスが使用されているが、他の布地シー
トやPVCシート等の合成樹脂シートを用いてよく、装
飾性,手触り感の良いものであれば、その材質は特に問
わない。
から表皮層31,発泡層32,バッキング層33の3層
積層成形体から構成されており、表皮層31としては、
本実施例ではクロスが使用されているが、他の布地シー
トやPVCシート等の合成樹脂シートを用いてよく、装
飾性,手触り感の良いものであれば、その材質は特に問
わない。
【0023】次に、表皮層31の裏面側に位置する発泡
層32としては、本実施例ではポリエチレンフォームが
使用されており、ウエスト部11やアームレスト部12
のように、乗員の肩や腰が触れやすい部位は肉厚部32
aとし、それほど乗員の体が触れることがない部位は薄
肉部32bとなるように、部分偏肉状に形成されてい
る。
層32としては、本実施例ではポリエチレンフォームが
使用されており、ウエスト部11やアームレスト部12
のように、乗員の肩や腰が触れやすい部位は肉厚部32
aとし、それほど乗員の体が触れることがない部位は薄
肉部32bとなるように、部分偏肉状に形成されてい
る。
【0024】さらに、発泡層32の裏面には、断熱性を
有するバッキング層33が位置しており、本実施例では
熱圧縮ウレタンが使用されている。
有するバッキング層33が位置しており、本実施例では
熱圧縮ウレタンが使用されている。
【0025】そして、この熱圧縮ウレタンは、原反厚み
8〜10mmのウレタンフォームを1.5mmまで圧縮加工
させたもので、200〜210℃前後の樹脂が接触して
も、その断熱作用により問題はなく、定板で加工すれ
ば、ウレタン面が平滑となり、後述するモールドプレス
成形時における樹脂の流動性を何等損なわない。
8〜10mmのウレタンフォームを1.5mmまで圧縮加工
させたもので、200〜210℃前後の樹脂が接触して
も、その断熱作用により問題はなく、定板で加工すれ
ば、ウレタン面が平滑となり、後述するモールドプレス
成形時における樹脂の流動性を何等損なわない。
【0026】上述したように、本発明に係る自動車用ド
アトリム10は、表皮材30として、表皮層31,発泡
層32,バッキング層33の3層構造体から構成し、樹
脂芯材20とモールドプレス成形により一体化する前
に、予め製品形状に成形されており、特に、発泡層32
は、肉厚部32a,薄肉部32bを備えるように、部分
偏肉状に設定されているため、ドアトリム10のウエス
ト部11やアームレスト部12のように、クッション性
が要求される部位とそれ以外の部位との間でソフト感の
差異を現出させることができ、別物の中接部材や別物ア
ームレストを設定するという従来構成に比べ、部品点数
や取付工数を大幅に削減でき、廉価に実施できる利点が
ある。
アトリム10は、表皮材30として、表皮層31,発泡
層32,バッキング層33の3層構造体から構成し、樹
脂芯材20とモールドプレス成形により一体化する前
に、予め製品形状に成形されており、特に、発泡層32
は、肉厚部32a,薄肉部32bを備えるように、部分
偏肉状に設定されているため、ドアトリム10のウエス
ト部11やアームレスト部12のように、クッション性
が要求される部位とそれ以外の部位との間でソフト感の
差異を現出させることができ、別物の中接部材や別物ア
ームレストを設定するという従来構成に比べ、部品点数
や取付工数を大幅に削減でき、廉価に実施できる利点が
ある。
【0027】また、表皮材30は、予め所要形状に成形
されているため、樹脂芯材20とのモールドプレス成形
時、曲率の高い部位において、表皮材30が過度に伸ば
され、薄肉化されることがなく、クッション性能が低下
することがない。
されているため、樹脂芯材20とのモールドプレス成形
時、曲率の高い部位において、表皮材30が過度に伸ば
され、薄肉化されることがなく、クッション性能が低下
することがない。
【0028】加えて、表皮材30の樹脂芯材20側に
は、熱圧縮ウレタン等の断熱性に優れたバッキング層3
3が位置しているため、溶融樹脂の樹脂熱の悪影響を排
除でき、しかも、ウレタン面が平滑であるため、樹脂の
流動性を高めることができることから、製品表面に凹凸
が生じることがなく、かつ成形精度も向上する。
は、熱圧縮ウレタン等の断熱性に優れたバッキング層3
3が位置しているため、溶融樹脂の樹脂熱の悪影響を排
除でき、しかも、ウレタン面が平滑であるため、樹脂の
流動性を高めることができることから、製品表面に凹凸
が生じることがなく、かつ成形精度も向上する。
【0029】このように、本発明に係る自動車用ドアト
リム10は、構成上種々の作用効果を備えているが、こ
の自動車用ドアトリム10の製造方法の一実施例につい
て、図3ないし図7を基に説明する。
リム10は、構成上種々の作用効果を備えているが、こ
の自動車用ドアトリム10の製造方法の一実施例につい
て、図3ないし図7を基に説明する。
【0030】図3ないし図5は、3層構造体からなる表
皮材30の成形工程であり、図6ないし図7は樹脂芯材
20と表皮材30とのモールドプレス成形工程をそれぞ
れ示している。
皮材30の成形工程であり、図6ないし図7は樹脂芯材
20と表皮材30とのモールドプレス成形工程をそれぞ
れ示している。
【0031】まず、図3ないし図5に基づいて、表皮材
30の成形工程について説明すると、まず、図3に示す
ように、表皮材30の素材である表皮層31,発泡層3
2,バッキング層33を、この順序で積層し、接着剤を
介して三層を接着固定した積層シートSを形成した後、
温風加熱機等のヒータ装置40により160〜200℃
に加熱する。
30の成形工程について説明すると、まず、図3に示す
ように、表皮材30の素材である表皮層31,発泡層3
2,バッキング層33を、この順序で積層し、接着剤を
介して三層を接着固定した積層シートSを形成した後、
温風加熱機等のヒータ装置40により160〜200℃
に加熱する。
【0032】そして、積層シートSを加熱軟化処理した
のち、図4に示すように、製品形状とほぼ同一の型面を
有するコールドプレス成形用上下型50,51間に、前
記工程により、軟化状態とした積層シートSの周縁を、
クランプ装置52により保持した状態で位置決めする。
のち、図4に示すように、製品形状とほぼ同一の型面を
有するコールドプレス成形用上下型50,51間に、前
記工程により、軟化状態とした積層シートSの周縁を、
クランプ装置52により保持した状態で位置決めする。
【0033】その後、図5に示すように、コールドプレ
ス成形用上型51が下降して、表皮材30は製品形状に
賦形される。
ス成形用上型51が下降して、表皮材30は製品形状に
賦形される。
【0034】このとき、発泡層32は、ウエスト部1
1,アームレスト部12に相当する箇所が肉厚部32a
に、また一般部は薄肉部32bになるように部分偏肉状
に形成される。
1,アームレスト部12に相当する箇所が肉厚部32a
に、また一般部は薄肉部32bになるように部分偏肉状
に形成される。
【0035】以上が表皮材30の成形工程である。
【0036】このように成形された表皮材30を、図6
に示すように、モールドプレス成形用下型60の型面上
に所定クリアランス(大体5mm程度)を介してセット
する。
に示すように、モールドプレス成形用下型60の型面上
に所定クリアランス(大体5mm程度)を介してセット
する。
【0037】このモールドプレス成形用下型60の上方
には、モールドプレス成形用上型70が位置しており、
ドアトリム10の製品曲面形状とほぼ同一の型面を備
え、昇降装置(図示せず)により、所定ストローク上下
動可能に構成されている。
には、モールドプレス成形用上型70が位置しており、
ドアトリム10の製品曲面形状とほぼ同一の型面を備
え、昇降装置(図示せず)により、所定ストローク上下
動可能に構成されている。
【0038】また、モールドプレス成形用下型60の型
面上に、樹脂芯材20の素材である溶融樹脂Mを供給す
るために射出成形機80がモールドプレス成形用下型6
0に接続されており、この射出成形機80を通じて溶融
樹脂Mは、下型60内のホットランナ61,ゲート62
を通じて、下型60の型面上の所定箇所に分配供給され
る。
面上に、樹脂芯材20の素材である溶融樹脂Mを供給す
るために射出成形機80がモールドプレス成形用下型6
0に接続されており、この射出成形機80を通じて溶融
樹脂Mは、下型60内のホットランナ61,ゲート62
を通じて、下型60の型面上の所定箇所に分配供給され
る。
【0039】そして、モールドプレス成形用下型60の
型面上に表皮材30をセットしたのち、モールドプレス
成形用上型70が下降して、上下型60,70間が所定
クリアランスに到達したとき、表皮材30のバッキング
層33と下型60の型面との間のキャビティー内に溶融
樹脂Mが供給され、さらに上型70の下降動作により、
溶融樹脂Mがキャビティー内に強制充填され、所定の冷
却時間を経たのち、樹脂芯材20が所要形状にモールド
プレス成形されるとともに、樹脂芯材20と表皮材30
とがプレス一体化される(図7参照)。
型面上に表皮材30をセットしたのち、モールドプレス
成形用上型70が下降して、上下型60,70間が所定
クリアランスに到達したとき、表皮材30のバッキング
層33と下型60の型面との間のキャビティー内に溶融
樹脂Mが供給され、さらに上型70の下降動作により、
溶融樹脂Mがキャビティー内に強制充填され、所定の冷
却時間を経たのち、樹脂芯材20が所要形状にモールド
プレス成形されるとともに、樹脂芯材20と表皮材30
とがプレス一体化される(図7参照)。
【0040】この樹脂芯材20と表皮材30とのモール
ドプレス成形工程において、図6に示すように、所要形
状に成形された表皮材30を、モールドプレス成形用下
型60の型面上にセットするだけでよく、従来のよう
に、上型に固定するセット作業に比べ、表皮材30のセ
ット作業が著しく簡素化でき、セット作業性が向上する
という利点がある。
ドプレス成形工程において、図6に示すように、所要形
状に成形された表皮材30を、モールドプレス成形用下
型60の型面上にセットするだけでよく、従来のよう
に、上型に固定するセット作業に比べ、表皮材30のセ
ット作業が著しく簡素化でき、セット作業性が向上する
という利点がある。
【0041】さらに、表皮材30の裏面は断熱性を備え
たバッキング層33が位置しており、溶融樹脂Mの樹脂
熱が発泡層32等に及ぶことがなく、製品の外観性能を
低下させることがなく、良好なクッション性能が維持で
きるとともに、特に、熱圧縮ウレタンを使用した場合、
バッキング層33の裏面は平滑面であり、溶融樹脂Mの
樹脂流れが良好となり、成形精度が向上するという利点
がある。
たバッキング層33が位置しており、溶融樹脂Mの樹脂
熱が発泡層32等に及ぶことがなく、製品の外観性能を
低下させることがなく、良好なクッション性能が維持で
きるとともに、特に、熱圧縮ウレタンを使用した場合、
バッキング層33の裏面は平滑面であり、溶融樹脂Mの
樹脂流れが良好となり、成形精度が向上するという利点
がある。
【0042】加えて、従来の場合、展開率の高い部位で
は、表皮材は過度に伸ばされ、薄肉になり、クッション
性能が低下するという不具合があったが、本発明方法で
は、表皮材30は予め所要形状に成形されており、モー
ルドプレス成形時、表皮材30が過度に伸ばされること
がなく、表皮材30の薄肉化も防止できる。
は、表皮材は過度に伸ばされ、薄肉になり、クッション
性能が低下するという不具合があったが、本発明方法で
は、表皮材30は予め所要形状に成形されており、モー
ルドプレス成形時、表皮材30が過度に伸ばされること
がなく、表皮材30の薄肉化も防止できる。
【0043】次いで、図8は本発明に係る自動車用内装
部品を、第1実施例同様、自動車用ドアトリムに適用し
た第2実施例を示すもので、本実施例の場合、表皮材3
0として、表皮層31の表面側所定箇所に加飾部材34
を貼着したもので、表皮材30の成形工程でこの加飾部
材34も一体化しておけば、従来のように、ドアトリム
の成形後、加飾部材を後付け加工するのに比べ、作業工
程が簡素化できる利点があり、加飾部材34により装飾
効果が見込めるため、外観品質がさらに向上するという
利点がある。
部品を、第1実施例同様、自動車用ドアトリムに適用し
た第2実施例を示すもので、本実施例の場合、表皮材3
0として、表皮層31の表面側所定箇所に加飾部材34
を貼着したもので、表皮材30の成形工程でこの加飾部
材34も一体化しておけば、従来のように、ドアトリム
の成形後、加飾部材を後付け加工するのに比べ、作業工
程が簡素化できる利点があり、加飾部材34により装飾
効果が見込めるため、外観品質がさらに向上するという
利点がある。
【0044】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明は、以下に記
載する格別の作用効果を有する。
載する格別の作用効果を有する。
【0045】(1)本発明に係る自動車用内装部品は、
表皮材が予め所要形状に成形されており、特に、発泡層
は部分偏肉状に成形されているため、従来のように、中
接部材やアームレストを別途設定する構成に比べ、廉価
かつ簡単な構成で、内装部品のソフト感を部位毎に相違
させることができ、廉価に商品価値を高めることができ
るという効果を有する。
表皮材が予め所要形状に成形されており、特に、発泡層
は部分偏肉状に成形されているため、従来のように、中
接部材やアームレストを別途設定する構成に比べ、廉価
かつ簡単な構成で、内装部品のソフト感を部位毎に相違
させることができ、廉価に商品価値を高めることができ
るという効果を有する。
【0046】(2)本発明に係る自動車用内装部品は、
表皮材としては、表皮層,発泡層,バッキング層からな
る3層構造のものを予め所要形状に成形するという構成
であるため、樹脂芯材とのモールドプレス成形時、表皮
材が過度に伸ばされ薄肉化することがなく、良好なクッ
ション性能を維持することができるという効果を有す
る。
表皮材としては、表皮層,発泡層,バッキング層からな
る3層構造のものを予め所要形状に成形するという構成
であるため、樹脂芯材とのモールドプレス成形時、表皮
材が過度に伸ばされ薄肉化することがなく、良好なクッ
ション性能を維持することができるという効果を有す
る。
【0047】(3)本発明に係る自動車用内装部品は、
表皮層,発泡層,バッキング層の3層構造のものを予め
所要形状に成形するという構成であるため、特に、バッ
キング層は断熱性を備えているため、樹脂芯材とのモー
ルドプレス成形時、溶融樹脂の樹脂熱の悪影響をこのバ
ッキング層により排除でき、発泡層の溶融潰れ等がな
く、製品外観表面に凹凸が生じたり、あばた等が生じる
ことがなく、良好な製品外観を維持できるという効果を
有する。
表皮層,発泡層,バッキング層の3層構造のものを予め
所要形状に成形するという構成であるため、特に、バッ
キング層は断熱性を備えているため、樹脂芯材とのモー
ルドプレス成形時、溶融樹脂の樹脂熱の悪影響をこのバ
ッキング層により排除でき、発泡層の溶融潰れ等がな
く、製品外観表面に凹凸が生じたり、あばた等が生じる
ことがなく、良好な製品外観を維持できるという効果を
有する。
【0048】(4)本発明方法によれば、表皮層,発泡
層,バッキング層からなる3層構造の積層体を所要形状
に成形して、表皮材を形成した後、モールドプレス成形
用下型上に表皮材をセットするため、従来のように、表
皮材を上型にセットする作業に比べ、セット作業が簡素
化でき、作業性が向上するという効果を有する。
層,バッキング層からなる3層構造の積層体を所要形状
に成形して、表皮材を形成した後、モールドプレス成形
用下型上に表皮材をセットするため、従来のように、表
皮材を上型にセットする作業に比べ、セット作業が簡素
化でき、作業性が向上するという効果を有する。
【図1】本発明に係る自動車用内装部品を自動車用ドア
トリムに適用した一実施例を示す外観図。
トリムに適用した一実施例を示す外観図。
【図2】図1中II−II線断面図。
【図3】本発明方法における表皮材の予熱工程を示す断
面図。
面図。
【図4】本発明方法における表皮材のプレス型へのセッ
ト工程を示す断面図。
ト工程を示す断面図。
【図5】本発明方法における表皮材のプレス成形工程を
示す断面図。
示す断面図。
【図6】本発明方法におけるモールドプレス成形用金型
への表皮材のセット工程を示す断面図。
への表皮材のセット工程を示す断面図。
【図7】本発明方法におけるモールドプレス成形工程を
示す断面図。
示す断面図。
【図8】本発明による自動車用内装部品を自動車用ドア
トリムに適用した別実施例の構成を示す断面図。
トリムに適用した別実施例の構成を示す断面図。
【図9】従来の自動車用ドアトリムを示す斜視図。
【図10】図9中X−X線断面図。
【図11】従来のモールドプレス成形工程前の表皮材の
セット工程を示す断面図。
セット工程を示す断面図。
【図12】従来のモールドプレス成形工程を示す断面
図。
図。
【図13】中接部材を設置した従来の自動車用ドアトリ
ムの構成を示す断面図。
ムの構成を示す断面図。
【図14】アームレストを設置した従来の自動車用ドア
トリムの構成を示す断面図。
トリムの構成を示す断面図。
10 自動車用ドアトリム 20 樹脂芯材 30 表皮材 31 表皮層 32 発泡層 33 バッキング層 50,51 コールドプレス成形用金型 60 モールドプレス成形用下型 70 モールドプレス成形用上型
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29L 31:58
Claims (4)
- 【請求項1】 モールドプレス成形用型(60,70)
内で溶融樹脂(M)を所要形状に成形してなる樹脂芯材
(20)と、この樹脂芯材(20)のモールドプレス成
形時、この樹脂芯材(20)と一体化される表皮材(3
0)とから構成される自動車用内装部品において、 上記表皮材(30)は、製品表面側から表皮層(3
1)、肉厚部(32a)と薄肉部(32b)とをそれぞ
れ備え、部分偏肉状に設定された発泡層(32)、断熱
性を有するバッキング層(33)からなり、予め所要形
状に成形されている積層成形体から構成されていること
を特徴とする自動車用内装部品。 - 【請求項2】 バッキング層(33)は、熱圧縮ウレタ
ンにより構成されていることを特徴とする請求項1記載
の自動車用内装部品。 - 【請求項3】 発泡層(32)は、PEフォーム,PP
フォーム等の熱可塑性樹脂発泡体から構成されているこ
とを特徴とする請求項1,2記載の自動車用内装部品。 - 【請求項4】 所要形状に成形してなる樹脂芯材(2
0)と、この樹脂芯材(20)の表面側に貼着される表
皮材(30)とから構成される自動車用内装部品の製造
方法において、 表皮層(31)、発泡層(32)、バッキング層(3
3)を接着した3層構造の積層シート(S)を、予熱
後、発泡層(32)に、肉厚部(32a)と薄肉部(3
2b)とを備えるように所要形状に成形する表皮材の成
形工程と、 前記工程で成形された表皮材(30)をモールドプレス
成形用下型(60)の型面上に、所定クリアランスを介
してセットしたのち、モールドプレス成形用上型(7
0)を下降させるとともに、下型(60)と表皮材(3
0)裏面との間に溶融樹脂(M)を分配供給し、樹脂芯
材(20)を所要形状に成形するとともに、樹脂芯材
(20)と表皮材(30)とを一体化するプレス一体化
工程と、 からなることを特徴とする自動車用内装部品の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14622794A JP2969045B2 (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | 自動車用内装部品およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14622794A JP2969045B2 (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | 自動車用内装部品およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0811145A JPH0811145A (ja) | 1996-01-16 |
| JP2969045B2 true JP2969045B2 (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=15402991
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14622794A Expired - Lifetime JP2969045B2 (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | 自動車用内装部品およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2969045B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7070221B2 (en) | 2004-03-08 | 2006-07-04 | Lear Corporation | Automotive interior trim component with soft feel |
| US20060082175A1 (en) * | 2004-10-19 | 2006-04-20 | Cowelchuk Glenn A | Automotive trim part with multi-feel cover and method of making the same |
| JP2008230037A (ja) * | 2007-03-20 | 2008-10-02 | Polymatech Co Ltd | 加飾シート及びその加飾シートを用いた加飾成形体並びに加飾成形体の製造方法 |
-
1994
- 1994-06-28 JP JP14622794A patent/JP2969045B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0811145A (ja) | 1996-01-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2901051B2 (ja) | 積層成形体の成形方法 | |
| CN101203404B (zh) | 多色内部装饰部件 | |
| US20130260112A1 (en) | In-mold grain skin lamination for interior trim panel with decorative appliqué | |
| CN106232316A (zh) | 用于汽车内饰配件的多层模制体和生产这种模制体的方法 | |
| US20200031034A1 (en) | Method for Producing a Foamed Decorable Support Part for a Motor Vehicle, Sheet for Use in Such a Method and Foamed Decorable Support Part | |
| JPH08507013A (ja) | 装飾材料からの貼合せ物を有するプラスチック成形部材の製法 | |
| JPH1148877A (ja) | 自動車用内装部品 | |
| JP3181661B2 (ja) | インストルメントパネルとその製造方法 | |
| JP2969045B2 (ja) | 自動車用内装部品およびその製造方法 | |
| JPH0788019B2 (ja) | 自動車用内装部品の製造方法 | |
| JP2803790B2 (ja) | 自動車用内装部品の製造方法 | |
| JP4440426B2 (ja) | 成形品及びその製造方法 | |
| JP2907416B2 (ja) | 自動車用内装部品の製造方法 | |
| JP3090252B2 (ja) | 発泡性基材の成形方法 | |
| JP2669513B2 (ja) | 自動車用内装部品の製造方法 | |
| JPH06246858A (ja) | 内装材及びその製造方法 | |
| JPH0618722B2 (ja) | 積層内装材の製造方法 | |
| JP2525973B2 (ja) | 表皮材の真空貼着方法 | |
| JP2935447B2 (ja) | 自動車用内装部品の製造方法 | |
| JPS61245384A (ja) | 自動車用内装部品の製造方法 | |
| JPH02206513A (ja) | 自動車用内装部品の製造方法 | |
| JPH11115643A (ja) | 自動車用内装部品並びにその製造方法 | |
| JPS5921306B2 (ja) | 積層樹脂成形品の貼着加工方法 | |
| JP3187686B2 (ja) | 自動車用内装部品 | |
| JP2962779B2 (ja) | 表皮付き深絞り樹脂成形体の製造法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990806 |