JPH06246858A - 内装材及びその製造方法 - Google Patents
内装材及びその製造方法Info
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- JPH06246858A JPH06246858A JP5038331A JP3833193A JPH06246858A JP H06246858 A JPH06246858 A JP H06246858A JP 5038331 A JP5038331 A JP 5038331A JP 3833193 A JP3833193 A JP 3833193A JP H06246858 A JPH06246858 A JP H06246858A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 オレフィン系熱可塑性エラストマからなり表
面３０に絞転写された表皮層３の裏面に、飽和ポリエス
テル樹脂にポリイソシアネート系架橋剤を添加した接着
剤を塗布硬化させた接着剤層３１を介してポリウレタン
樹脂の発泡体からなる発泡層６を接合して内装材とし
た。 【効果】 オレフィン系樹脂はポリウレタン樹脂に対し
て親和力が低く直接両者を接着すると剥離するおそれが
あるが、両者に対して親和力が高い接着剤層を介在させ
ることにより表皮層と発泡層とが剥離しないようにし
た。
面３０に絞転写された表皮層３の裏面に、飽和ポリエス
テル樹脂にポリイソシアネート系架橋剤を添加した接着
剤を塗布硬化させた接着剤層３１を介してポリウレタン
樹脂の発泡体からなる発泡層６を接合して内装材とし
た。 【効果】 オレフィン系樹脂はポリウレタン樹脂に対し
て親和力が低く直接両者を接着すると剥離するおそれが
あるが、両者に対して親和力が高い接着剤層を介在させ
ることにより表皮層と発泡層とが剥離しないようにし
た。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車のインス
トルメントパネル等の内装材及びその製造方法に関す
る。
トルメントパネル等の内装材及びその製造方法に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】ポリウレタン樹脂からなる発泡体の表面
をポリ塩化ビニルシートで被覆した内装材が従来使用さ
れていたが、このものでは表面を構成するポリ塩化ビニ
ルシートの絞転写性が良好でなく、表面の装飾性に欠け
るという欠点があった。そこで、ポリ塩化ビニルシート
より絞転写性に優れたオレフィン系熱可塑性エラストマ
を用いて内装材表面の絞転写性を向上させるものとし
て、例えば、実公平２−３１３１６号公報により、オレ
フィン系熱可塑性エラストマにオレフィン系樹脂である
ポリプロピレンを添加した樹脂シート表面に加熱状態で
絞転写すると共に、該シートの裏面側にポリウレタン樹
脂を注入発泡させ内装材であるインストルメントパネル
を製造する方法が知られている。
をポリ塩化ビニルシートで被覆した内装材が従来使用さ
れていたが、このものでは表面を構成するポリ塩化ビニ
ルシートの絞転写性が良好でなく、表面の装飾性に欠け
るという欠点があった。そこで、ポリ塩化ビニルシート
より絞転写性に優れたオレフィン系熱可塑性エラストマ
を用いて内装材表面の絞転写性を向上させるものとし
て、例えば、実公平２−３１３１６号公報により、オレ
フィン系熱可塑性エラストマにオレフィン系樹脂である
ポリプロピレンを添加した樹脂シート表面に加熱状態で
絞転写すると共に、該シートの裏面側にポリウレタン樹
脂を注入発泡させ内装材であるインストルメントパネル
を製造する方法が知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来方法で製造
される内装材では、絞転写性に優れたオレフィン系熱可
塑性エラストマを使用しているので、表面の装飾性は優
れるものの、オレフィン系樹脂はポリウレタン樹脂等の
他の樹脂材料に対して親和性が低く、そのため使用中に
ポリウレタン樹脂の発泡体と表面の樹脂シートとが剥離
するおそれがある。
される内装材では、絞転写性に優れたオレフィン系熱可
塑性エラストマを使用しているので、表面の装飾性は優
れるものの、オレフィン系樹脂はポリウレタン樹脂等の
他の樹脂材料に対して親和性が低く、そのため使用中に
ポリウレタン樹脂の発泡体と表面の樹脂シートとが剥離
するおそれがある。
【０００４】そこで、本発明は上記の問題点に鑑み、表
面を覆うシート材料の絞転写性を確保したままその裏面
の発泡体との間に剥離が生じない内装材及びその製造方
法を提供することを目的とする。
面を覆うシート材料の絞転写性を確保したままその裏面
の発泡体との間に剥離が生じない内装材及びその製造方
法を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１の発明は、オレフィン系熱可塑性エラスト
マからなり表面に絞転写された表皮層の裏面に、飽和ポ
リエステル樹脂にポリイソシアネート系架橋剤を添加し
た接着剤を塗布硬化させてなる接着剤層を介してポリウ
レタン樹脂の発泡体からなる発泡層を接合してなること
を特徴とする。
に、請求項１の発明は、オレフィン系熱可塑性エラスト
マからなり表面に絞転写された表皮層の裏面に、飽和ポ
リエステル樹脂にポリイソシアネート系架橋剤を添加し
た接着剤を塗布硬化させてなる接着剤層を介してポリウ
レタン樹脂の発泡体からなる発泡層を接合してなること
を特徴とする。
【０００６】また、請求項２の発明は、請求項１の発明
の表皮層が、表面に絞転写されたオレフィン系熱可塑性
エラストマからなるシートと、該シートの裏面に接合さ
れたオレフィン系樹脂の発泡体からなる発泡シートとの
２重構造であることを特徴とする。
の表皮層が、表面に絞転写されたオレフィン系熱可塑性
エラストマからなるシートと、該シートの裏面に接合さ
れたオレフィン系樹脂の発泡体からなる発泡シートとの
２重構造であることを特徴とする。
【０００７】請求項３の発明は、オレフィン系熱可塑性
エラストマからなるシートの裏面に飽和ポリエステル樹
脂にポリイソシアネート系架橋剤を添加した接着剤を塗
布硬化させて接着剤層を形成した後、該シートを軟化点
温度以上に加熱した状態で凹面状の絞面に圧接し該シー
トの表面に絞転写すると共に、接着剤層側にポリウレタ
ン樹脂を注入発泡させ発泡層を接着剤層に接合させるこ
とを特徴とする。
エラストマからなるシートの裏面に飽和ポリエステル樹
脂にポリイソシアネート系架橋剤を添加した接着剤を塗
布硬化させて接着剤層を形成した後、該シートを軟化点
温度以上に加熱した状態で凹面状の絞面に圧接し該シー
トの表面に絞転写すると共に、接着剤層側にポリウレタ
ン樹脂を注入発泡させ発泡層を接着剤層に接合させるこ
とを特徴とする。
【０００８】また、請求項４の発明は、請求項３の発明
のシートの裏面がオレフィン系樹脂の発泡体からなる発
泡シートで被覆されており、該発泡シート側に接着剤層
を形成したことを特徴とする。
のシートの裏面がオレフィン系樹脂の発泡体からなる発
泡シートで被覆されており、該発泡シート側に接着剤層
を形成したことを特徴とする。
【０００９】
【作用】飽和ポリエステル樹脂にポリイソシアネート系
架橋剤を添加した接着剤はオレフィン系樹脂及びウレタ
ン系樹脂の双方に対して親和力が高く両樹脂の双方に対
して接着剤として使用することができる。そこで、予め
オレフィン系熱可塑性エラストマからなる樹脂シートの
裏面に該接着剤を塗布硬化させ、該樹脂シートに対して
強固に接合した接着剤層を形成し、該樹脂シートの表面
に絞転写した後、該樹脂シートの裏面にポリウレタン樹
脂を注入発泡させれば、該ポリウレタン樹脂からなる発
泡層は接着剤層に対して強固に接合し、上記樹脂シート
からなる表皮層と該発泡層とは接着剤層を介して強固に
接合される。
架橋剤を添加した接着剤はオレフィン系樹脂及びウレタ
ン系樹脂の双方に対して親和力が高く両樹脂の双方に対
して接着剤として使用することができる。そこで、予め
オレフィン系熱可塑性エラストマからなる樹脂シートの
裏面に該接着剤を塗布硬化させ、該樹脂シートに対して
強固に接合した接着剤層を形成し、該樹脂シートの表面
に絞転写した後、該樹脂シートの裏面にポリウレタン樹
脂を注入発泡させれば、該ポリウレタン樹脂からなる発
泡層は接着剤層に対して強固に接合し、上記樹脂シート
からなる表皮層と該発泡層とは接着剤層を介して強固に
接合される。
【００１０】ところで、インストルメントパネルのよう
に内装材に弾性が要求される場合には、発泡層に適度の
弾性を持たせなくてはならず、このため発泡層を構成す
るポリウレタン樹脂は半硬質のものを使用しなければな
らない。ところが、発泡層に半硬質のポリウレタン樹脂
を使用すると発泡層自体の剛性が低いため、該発泡層に
硬質樹脂や金属板からなる芯材を形崩れ防止のため取り
付けなければならない。そこで、上記樹脂シートの裏面
に接着剤層を形成する前に、樹脂シートと同じくオレフ
ィン系樹脂からなる発泡シートを接合させておけば、こ
の発泡シートにより弾性を生ずることができ、従って発
泡体の材料として硬質のポリウレタン樹脂を使用するこ
とができる。これにより発泡層自体が剛性を発揮し、芯
材を用いなくても形崩れを防止することができる。
に内装材に弾性が要求される場合には、発泡層に適度の
弾性を持たせなくてはならず、このため発泡層を構成す
るポリウレタン樹脂は半硬質のものを使用しなければな
らない。ところが、発泡層に半硬質のポリウレタン樹脂
を使用すると発泡層自体の剛性が低いため、該発泡層に
硬質樹脂や金属板からなる芯材を形崩れ防止のため取り
付けなければならない。そこで、上記樹脂シートの裏面
に接着剤層を形成する前に、樹脂シートと同じくオレフ
ィン系樹脂からなる発泡シートを接合させておけば、こ
の発泡シートにより弾性を生ずることができ、従って発
泡体の材料として硬質のポリウレタン樹脂を使用するこ
とができる。これにより発泡層自体が剛性を発揮し、芯
材を用いなくても形崩れを防止することができる。
【００１１】
【実施例】図１を参照して、１は樹脂シート３の表面３
０に絞を転写する絞面１１を備えた雌型であり、下方に
位置する雄型２と該雌型１との間に予め軟化点温度以上
に加熱された状態の樹脂シート３を挟んで、該樹脂シー
ト３の表面３０に絞面１１の絞模様を転写するようにし
た。ところで、雌型１には絞面１１に開口し図外の真空
ポンプに接続された空気通路１２が設けられ、各空気通
路１２は絞転写する際に樹脂シート３と絞面１１との間
の空気を排出させ樹脂シート３を絞面１１に吸い付ける
ように構成されている。また、雄型２にも突起表面２１
に開口し図外の高圧ポンプに接続された空気通路２２が
設けられ、絞転写する際に樹脂シート３の裏面側から空
気圧力により樹脂シート３を絞面１１に押し付けるよう
に構成されている。
０に絞を転写する絞面１１を備えた雌型であり、下方に
位置する雄型２と該雌型１との間に予め軟化点温度以上
に加熱された状態の樹脂シート３を挟んで、該樹脂シー
ト３の表面３０に絞面１１の絞模様を転写するようにし
た。ところで、雌型１には絞面１１に開口し図外の真空
ポンプに接続された空気通路１２が設けられ、各空気通
路１２は絞転写する際に樹脂シート３と絞面１１との間
の空気を排出させ樹脂シート３を絞面１１に吸い付ける
ように構成されている。また、雄型２にも突起表面２１
に開口し図外の高圧ポンプに接続された空気通路２２が
設けられ、絞転写する際に樹脂シート３の裏面側から空
気圧力により樹脂シート３を絞面１１に押し付けるよう
に構成されている。
【００１２】ところで、該樹脂シート３は、モノマーの
結合ないし配列に規則性のないランダム共重合体のポリ
プロピレンを硬質セグメントとし同じくランダム共重合
体のエチレン−プロピレンゴムを軟質セグメントとする
熱可塑性エラストマ９０重量％に、同じくランダム共重
合体のポリプロピレンを１０重量％混合したものを０．
６〜０．９ｍｍの厚みに成形したシート材であり、絞転
写する前に飽和ポリエステル樹脂にポリイソシアネート
系架橋剤を添加した接着剤を該樹脂シート３の裏面に塗
布硬化させ接着剤層３１を形成しておいた。
結合ないし配列に規則性のないランダム共重合体のポリ
プロピレンを硬質セグメントとし同じくランダム共重合
体のエチレン−プロピレンゴムを軟質セグメントとする
熱可塑性エラストマ９０重量％に、同じくランダム共重
合体のポリプロピレンを１０重量％混合したものを０．
６〜０．９ｍｍの厚みに成形したシート材であり、絞転
写する前に飽和ポリエステル樹脂にポリイソシアネート
系架橋剤を添加した接着剤を該樹脂シート３の裏面に塗
布硬化させ接着剤層３１を形成しておいた。
【００１３】このように、樹脂シート３の表面３０への
絞転写が完了すると、該樹脂シート３を取り出し、図２
に示すように、樹脂シート３の上下を反転させ接着剤層
３１を上側にして保持型５にセットする。そして、その
上から上型４を合わせて接着剤層３１と上型４との間に
空間４２を形成する。該空間４２には上型４側に予め硬
質樹脂板からなる芯材４３がセットされており、該空間
４２に連通して上型４内に設けられた内部通路４１を介
して半硬質ポリウレタン樹脂を注入し発泡させ発泡層６
を形成するようにした。
絞転写が完了すると、該樹脂シート３を取り出し、図２
に示すように、樹脂シート３の上下を反転させ接着剤層
３１を上側にして保持型５にセットする。そして、その
上から上型４を合わせて接着剤層３１と上型４との間に
空間４２を形成する。該空間４２には上型４側に予め硬
質樹脂板からなる芯材４３がセットされており、該空間
４２に連通して上型４内に設けられた内部通路４１を介
して半硬質ポリウレタン樹脂を注入し発泡させ発泡層６
を形成するようにした。
【００１４】次に、発泡層６が形成されたものを上型４
及び保持型５から取り出し、周囲にはみ出した余分な樹
脂シート３を切り取り内装材として仕上げる。この内装
材は図３及び図４に示すように、樹脂シート３からなる
表皮層と、接着剤層３１を介して半硬質のポリウレタン
樹脂の発泡体からなる発泡層６と、芯材４３とが積層さ
れた構造となる。
及び保持型５から取り出し、周囲にはみ出した余分な樹
脂シート３を切り取り内装材として仕上げる。この内装
材は図３及び図４に示すように、樹脂シート３からなる
表皮層と、接着剤層３１を介して半硬質のポリウレタン
樹脂の発泡体からなる発泡層６と、芯材４３とが積層さ
れた構造となる。
【００１５】ところで、上記実施例では樹脂シート３の
裏面に直接接着剤層３１を設けたものを用いたが、図５
に示すように樹脂シート３の裏面にオレフィン系樹脂で
あるポリプロピレンの発泡体からなる発泡シート３２を
接合し、この発泡シート３２に接着剤層３１を形成する
ようにしてもよい。この樹脂シート３と発泡シート３２
とは接着剤で接合してもよいが、熱溶着により接合した
方が剥離強度や軽量化及びコストの点で有利であり、ま
た接着剤という異物質を含まないためリサイクルも容易
になる。尚、樹脂シート３と発泡シート３２とは共にオ
レフィン系樹脂からなるため両者は容易に、かつ強固に
相互接着することができる。そして、このように発泡シ
ート３２を設けると、この発泡シート３２が弾性を有す
るので発泡層６の材料として硬質ポリウレタン樹脂を使
用することができ、この場合には芯材４３を用いなくて
も内装材の形崩れを防止することができ、より軽量な内
装材を製造することができる。また、発泡シート３２が
接合された樹脂シート３を使用すると上記図１に示した
絞転写工程において、図外の加熱装置から雌型１と雄型
２との間に搬送する際、樹脂シート３のドローダウン量
が樹脂シート３のみを使用した場合より少なくなり、雄
型２の上面等との干渉が避けられる。
裏面に直接接着剤層３１を設けたものを用いたが、図５
に示すように樹脂シート３の裏面にオレフィン系樹脂で
あるポリプロピレンの発泡体からなる発泡シート３２を
接合し、この発泡シート３２に接着剤層３１を形成する
ようにしてもよい。この樹脂シート３と発泡シート３２
とは接着剤で接合してもよいが、熱溶着により接合した
方が剥離強度や軽量化及びコストの点で有利であり、ま
た接着剤という異物質を含まないためリサイクルも容易
になる。尚、樹脂シート３と発泡シート３２とは共にオ
レフィン系樹脂からなるため両者は容易に、かつ強固に
相互接着することができる。そして、このように発泡シ
ート３２を設けると、この発泡シート３２が弾性を有す
るので発泡層６の材料として硬質ポリウレタン樹脂を使
用することができ、この場合には芯材４３を用いなくて
も内装材の形崩れを防止することができ、より軽量な内
装材を製造することができる。また、発泡シート３２が
接合された樹脂シート３を使用すると上記図１に示した
絞転写工程において、図外の加熱装置から雌型１と雄型
２との間に搬送する際、樹脂シート３のドローダウン量
が樹脂シート３のみを使用した場合より少なくなり、雄
型２の上面等との干渉が避けられる。
【００１６】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
１及び請求項３の発明によれば、絞転写性に優れた表皮
層と内部の発泡層とが強固に接合され剥離するおそれの
ない内装材が得られる。
１及び請求項３の発明によれば、絞転写性に優れた表皮
層と内部の発泡層とが強固に接合され剥離するおそれの
ない内装材が得られる。
【００１７】また、請求項２及び請求項４の発明によれ
ば、芯材を用いなくても内装材の形崩れを防止できるの
で、より軽量で、かつ製造コストが安い内装材が得られ
る。
ば、芯材を用いなくても内装材の形崩れを防止できるの
で、より軽量で、かつ製造コストが安い内装材が得られ
る。
【図１】 絞転写用の型構成を示す図
【図２】 発泡層形成用の型構成を示す図
【図３】 内装材の断面図
【図４】 内装材の部分断面図
【図５】 他の実施例における内装材の部分断面図
１ 雌型 ２ 雄型 ３ 樹脂シート ６ 発泡層 ３１ 接着剤層 ３２ 発泡シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ６０Ｋ 37/00 Ａ 8711−3Ｄ // Ｂ３２Ｂ 7/12 9267−4Ｆ Ｂ６０Ｒ 13/02 Ｚ Ｃ０８Ｊ 5/12 ＣＥＳ 9267−4Ｆ ＣＦＦ 9267−4Ｆ Ｂ２９Ｋ 75:00 105:04 Ｂ２９Ｌ 9:00 4Ｆ 31:58 4Ｆ (72)発明者 根岸 正一郎 埼玉県狭山市新狭山１丁目10番地１ ホン ダエンジニアリング株式会社内
Claims (4)
- 【請求項１】 オレフィン系熱可塑性エラストマからな
り表面に絞転写された表皮層の裏面に、飽和ポリエステ
ル樹脂にポリイソシアネート系架橋剤を添加した接着剤
を塗布硬化させてなる接着剤層を介してポリウレタン樹
脂の発泡体からなる発泡層を接合してなることを特徴と
する内装材。 - 【請求項２】 上記表皮層は、表面に絞転写されたオレ
フィン系熱可塑性エラストマからなるシートと、該シー
トの裏面に接合されたオレフィン系樹脂の発泡体からな
る発泡シートとの２重構造であることを特徴とする請求
項１記載の内装材。 - 【請求項３】 オレフィン系熱可塑性エラストマからな
るシートの裏面に飽和ポリエステル樹脂にポリイソシア
ネート系架橋剤を添加した接着剤を塗布硬化させて接着
剤層を形成した後、該シートを軟化点温度以上に加熱し
た状態で凹面状の絞面に圧接し該シートの表面に絞転写
すると共に、接着剤層側にポリウレタン樹脂を注入発泡
させ発泡層を接着剤層に接合させることを特徴とする内
装材の製造方法。 - 【請求項４】 上記シートは、裏面がオレフィン系樹脂
の発泡体からなる発泡シートで被覆されており、該発泡
シート側に接着剤層を形成したことを特徴とする請求項
３記載の内装材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5038331A JPH06246858A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 内装材及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5038331A JPH06246858A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 内装材及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06246858A true JPH06246858A (ja) | 1994-09-06 |
Family
ID=12522302
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5038331A Pending JPH06246858A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 内装材及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06246858A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1226915A1 (en) * | 2001-01-25 | 2002-07-31 | Kaneka Corporation | Cellular molded article in mold pattern having a surface skin and a producing method thereof |
| WO2000071341A3 (de) * | 1999-05-20 | 2002-10-03 | Magna Eybl Gmbh | Kaschierverfahren |
| US6808810B2 (en) | 2000-12-20 | 2004-10-26 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Resin composition, laminate and production of laminate |
| JP2008110566A (ja) * | 2006-10-31 | 2008-05-15 | Toyobo Co Ltd | プラスチック成型体 |
| JP2013082775A (ja) * | 2011-10-06 | 2013-05-09 | Kubota-Ci Co | 複合成形体およびその製造方法 |
-
1993
- 1993-02-26 JP JP5038331A patent/JPH06246858A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000071341A3 (de) * | 1999-05-20 | 2002-10-03 | Magna Eybl Gmbh | Kaschierverfahren |
| US6808810B2 (en) | 2000-12-20 | 2004-10-26 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Resin composition, laminate and production of laminate |
| US7087678B2 (en) | 2000-12-20 | 2006-08-08 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Resin composition, laminate and production of laminate |
| EP1226915A1 (en) * | 2001-01-25 | 2002-07-31 | Kaneka Corporation | Cellular molded article in mold pattern having a surface skin and a producing method thereof |
| JP2008110566A (ja) * | 2006-10-31 | 2008-05-15 | Toyobo Co Ltd | プラスチック成型体 |
| JP2013082775A (ja) * | 2011-10-06 | 2013-05-09 | Kubota-Ci Co | 複合成形体およびその製造方法 |
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