JP2962779B2 - 表皮付き深絞り樹脂成形体の製造法 - Google Patents
表皮付き深絞り樹脂成形体の製造法Info
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/14—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
- B29C45/1418—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles the inserts being deformed or preformed, e.g. by the injection pressure
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Description
などの表皮付き深絞り樹脂成形体の製造法の改良に関す
るものである。
レス同時成形により製造される。そして深絞り形状のド
アトリムの場合は、表皮を予め予備加熱した後、第9図
に示すように、この表皮21をコア型22とキャビ型23の間
にクランプ24にて支持し、しかる後にコア型22の射出ゲ
ート25より成形面26に溶融樹脂13を射出するとともに、
第10図に示すように、コア型22とキャビ型23を圧締し、
表皮21の成形と樹脂成形とを同時に行って、圧締した両
型を冷却し脱型して、第11図に示すように、樹脂層26A
と表皮21が接着成形された深絞り形状のドアトリム27の
製品を得る。
の製法は、加熱した表皮21を両型間に支持し圧締するま
でに表皮21の温度が下がり、成形したドアトリム用の成
形体の表面に表皮やぶれ、シボ流れあるいはテリなどが
生じて外観が不具合となり不良製品の原因となる問題が
あった。
せんとしたものであって、表皮やぶれ、シボ流れあるい
はテリなどの成形不良がなく、深絞りの良好な成形体が
得られるドアトリムなどの表皮付き深絞り樹脂成形体の
製造法を提供することにある。
部を有するキャビ型の成形面と、該キャビ型の深絞り形
状部に対応する凸状部を有するコア型の成形面との間
に、加熱した表皮を支持し、前記コア型の成形面に溶融
樹脂を供給し、両型をプレスして表皮と溶融樹脂とを同
時に成形して表皮付き樹脂成形体を得る方法であって、
前記コア型は該コア型の外面からコア型成形面の前記凸
状部に溶融樹脂を供給する第1射出ゲートを設けた型構
造とし、前記両型のプレスの際には第1射出ゲートより
溶融樹脂を供給し、前記深絞り形状部に配置される表皮
部分を加熱することを特徴とする。
ゲートより射出した溶融樹脂の熱によって加熱される。
プレスによって表皮と溶融樹脂との同時成形がされる。
表皮はキャビ型の深絞り形状部になじんで成形される。
説明する。
示す。固定されたコア型1と、この上方に配置されたキ
ャビ型5との間には、支持手段10により表皮12が支持さ
れる。前記キャビ型5は昇降可能に支持されていて、キ
ャビ型5の下面は深絞り形状部6Aを有する全体が凹状の
成形面6とされている。
手段10が配置され、表皮12をピン11止めして支持可能に
されている。本例の支持手段10はキャビ型5の外側面7
に取付けられていて、キャビ型5とともに昇降する。な
お、支持手段10はキャビ型5の昇降とともに昇降する構
造のものであればよく、キャビ型5に取付けた本例手段
のものに限定しない。
記キャビ型5の成形面6に対応する形状にされている。
このため、キャビ型5の深絞り形状部6Aに対しては成形
面2の高い凸状部2Aが対応するように形成されている。
前記凸状部2Aの表面にはコア型1の外面(外側あるいは
底面)、本例では底面3側より溶融樹脂13を射出する第
1射出ゲート4Aが貫設されている。また、成形面2の凸
状部2A外の適所にはコア型1の底面3側より、溶融樹脂
13を成形面2に射出する第2射出ゲート4Bが貫設されて
いる。第1射出ゲート4Aは凸状部2Aの形状、第2射出ゲ
ート4Bは凸状部2A外の成形面2の形状により各々位置及
び数を任意に設定することができる。コア型1にキャビ
型5を圧締した際は第1図の仮想線にて示すように、キ
ャビ型5の成形面6とコア型1の成形面2間に、表皮12
を挟んだ状態で樹脂の成形部Sが形成される。
樹脂13と接着する材質のシート材が用いられる。本例の
表皮12は第5図に示すように、ポリ塩化ビニルシートな
どの軟質樹脂シート9Aの裏面に、ポリプロピレン発泡体
などのクッション層9Bをラミネートした複層シートを用
いている。
口18の間に配置し、クランプ19で支持し、加熱する。し
かる後、加熱した表皮12はキャビ型5の成形面6を被う
ように配置し、表皮12の外周部を支持手段10に支持して
第1図の状態にする。次いで第2図に示すように、支持
手段10に表皮12を支持した状態でキャビ型5を下降さ
せ、キャビ型5の表皮12がコア型1の凸状部2Aに接近し
た状態で一時停止させる。
射出して、射出した溶融樹脂13の熱で表皮部分を熱す
る。しかる後、コア型1の第2射出ゲート4Bから溶融樹
脂13を射出し、コア型1の成形面2に供給する。溶融樹
脂13は成形部Sの形状を満たす量が第1射出ゲート4A及
び第2射出ゲート4Bより射出される。なお、第2射出ゲ
ート4Bを省略したコア型(図示せず)を用いる場合は、
成形面2に溶融樹脂13を直接に供給する。
せ、第3図に示すように、型締め、賦型、型冷却する。
そして、キャビ型5を元の位置に上昇させ、第4図に示
す成形体14を得る。成形体14は樹脂層13Aと表皮12の成
形性が良好なものであった。なお、成形体14は第4図に
示すように、外周の表皮余剰部12Bを切断線16にて切断
し、残存する外周表皮部12Aを裏面に折曲げ接着処理し
た後、第7図及び第8図に示すドアトリム17の製品とす
る。
好に接着成形され、表皮12の深絞り部分15はシワやシボ
流れなどがなく、美しい仕上がりであった。
ついて説明したが、本発明はこれに限定するものではな
く、表皮付き深絞り樹脂成形体の製法に適用することが
できる。
該コア型の深絞り形状部に対応する凸状部を有するコア
型の成形面との間に、加熱した表皮を支持し、前記コア
型の成形面に溶融樹脂を供給し、両型をプレスして表皮
付き樹脂成形体を得る方法において、両型のプレスの際
には深絞り形状部に対応する凸状部に溶融樹脂を射出し
て、深絞り形状部を被う表皮部分を加熱するので、深絞
り形状部において表皮のなじみが良く、良好な表皮付き
深絞り樹脂成形体を得ることができる。すなわち、本発
明は加熱した表皮の深絞りする部分を溶融樹脂で再度加
熱してプレス成形するので、表皮と溶融樹脂との同時成
形が良好に行われ、成形性の良い表皮付き深絞り樹脂成
形体が得られる。得られた成形体は表皮のやぶれ、シボ
流れあるいはテリなどの不良部分がなく、外観の美しい
仕上がりとすることができる。
型とキャビ型の配置状態図、第2図は溶融樹脂の射出工
程図、第3図は樹脂成形工程図、第4図は成形体の形状
図、第5図は表皮の構成図、第6図は表皮の加熱工程
図、第7図はドアトリム製品の斜視図、第8図は第7図
IIX−IIX線における拡大断面図である。 第9図〜第11図は従来製法を示し、第9図はコア型とキ
ャビ型の配置状態図、第10図は樹脂成形工程図、第11図
はドアトリム製品の断面図である。 1……コア型 2,6……成形面 4A……第1射出ゲート 5……キャビ型 6A……深絞り形状部 10……支持手段 12……表皮 13……溶融樹脂 14……成形体 15……深絞り部分
Claims (1)
- 【請求項1】深絞り形状部を有するキャビ型の成形面
と、該キャビ型の深絞り形状部に対応する凸状部を有す
るコア型の成形面との間に、加熱した表皮を支持し、前
記コア型の成形面に溶融樹脂を供給し、両型をプレスし
て表皮と溶融樹脂とを同時に成形して表皮付き樹脂成形
体を得る方法であって、前記コア型は該コア型の外面か
らコア型成形面の前記凸状部に溶融樹脂を供給する第1
射出ゲートを設けた型構造とし、前記両型のプレスの際
には第1射出ゲートより溶融樹脂を供給し、前記深絞り
形状部に配置される表皮部分を加熱することを特徴とす
る表皮付き深絞り樹脂成形体の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18034090A JP2962779B2 (ja) | 1990-07-07 | 1990-07-07 | 表皮付き深絞り樹脂成形体の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18034090A JP2962779B2 (ja) | 1990-07-07 | 1990-07-07 | 表皮付き深絞り樹脂成形体の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0467919A JPH0467919A (ja) | 1992-03-03 |
JP2962779B2 true JP2962779B2 (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=16081514
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18034090A Expired - Fee Related JP2962779B2 (ja) | 1990-07-07 | 1990-07-07 | 表皮付き深絞り樹脂成形体の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2962779B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4337697C1 (de) * | 1993-11-04 | 1994-11-17 | Lignotock Gmbh | Verfahren zur Herstellung von formstabilen, kaschierten Formteilen, wie Innenverkleidungen von Kraftfahrzeugen |
DE19505155A1 (de) * | 1995-02-16 | 1996-08-22 | Magna Zippex Autotechnik Gmbh | Verfahren zum Herstellen eines Auskleidungsteiles aus Kunststoff und ein insbesonders nach diesem Verfahren hergestelltes Auskleidungsteil |
-
1990
- 1990-07-07 JP JP18034090A patent/JP2962779B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH0467919A (ja) | 1992-03-03 |
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