JPH02150318A - 合成樹脂枠を有するウインドウの製造方法 - Google Patents

合成樹脂枠を有するウインドウの製造方法

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JPH02150318A
JPH02150318A JP63303639A JP30363988A JPH02150318A JP H02150318 A JPH02150318 A JP H02150318A JP 63303639 A JP63303639 A JP 63303639A JP 30363988 A JP30363988 A JP 30363988A JP H02150318 A JPH02150318 A JP H02150318A
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intermediate frame
synthetic resin
window
window plate
frame material
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JP63303639A
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Toshiyuki Shigesawa
茂澤 利幸
Shinichi Otake
信一 大竹
Tatsuya Tamura
達也 田村
Tetsuo Hotta
堀田 鉄男
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Hashimoto Forming Industry Co Ltd
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Hashimoto Forming Industry Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C70/00Shaping composites, i.e. plastics material comprising reinforcements, fillers or preformed parts, e.g. inserts
    • B29C70/68Shaping composites, i.e. plastics material comprising reinforcements, fillers or preformed parts, e.g. inserts by incorporating or moulding on preformed parts, e.g. inserts or layers, e.g. foam blocks
    • B29C70/74Moulding material on a relatively small portion of the preformed part, e.g. outsert moulding
    • B29C70/76Moulding on edges or extremities of the preformed part
    • B29C70/763Moulding on edges or extremities of the preformed part the edges being disposed in a substantial flat plane
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
    • B29K2105/00Condition, form or state of moulded material or of the material to be shaped
    • B29K2105/04Condition, form or state of moulded material or of the material to be shaped cellular or porous

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Composite Materials (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は車両用のウィンドウ、特にウィンドウプレート
の周縁部を覆うように一体成形された合成樹脂枠を有す
るウィンドウの製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
第1図は車両のウィンドウ(サイドウィンドウ)の正面
図である。図において、1はウィンドウで、ウィンドウ
プレート2の周縁部を覆うように合成樹脂枠3が一体成
形されている。
従来、上記のようなウィンドウプレー1〜2に枠3が一
体成形されたウィンドウ1の製造方法として、射出成形
型にウィンドウプレート2の周縁部を挿入して、射出成
形により枠3を形成する方法が知られている(例えば特
開昭58−113480号、実開昭62−118724
号)。しかしながら、このような射出成形による製造方
法では、樹脂の射出圧が高いため、ウィンドウプレート
2が破損しやすいという問題点があった。
また別の方法として、加熱により発泡する発泡剤を含む
誘電損失の大きい熱可塑性合成樹脂から形成した未発泡
または中間発泡状態の横断面形状一定の長尺の中間枠材
をウィンドウプレート2の外周縁に固着し、これを成形
型のキャビティ内に載置して加熱することにより発泡さ
せて型内で膨張させ、枠3を形成する方法が知られてい
る(例えば特開昭62−251229号、 同62−2
57831号、同63−1121.43号)。 しかし
ながら、上記の方法では、中間枠材をウィンドウプレー
トの周縁部に無端状に仮止めして加熱成形しており、コ
ーナー部において中間枠材を無理に折曲げるため、コー
ナー部における樹脂量および発泡率が不均一になり、仕
上がりが不均一になるとともに、コーナー部の内周部に
均一な湾曲部を形成できないという問題点があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、上記問題点を解決するため、簡単な操
作により、ウィンドウプレートを破損することなく製造
でき、しかもコーナー部を均一に仕上げるとともに、コ
ーナー部の内周部に均一な湾曲部を形成することができ
、外観の優れた合成樹脂枠を有するウィンドウの製造方
法を提案することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は次の合成樹脂枠を有するウィンドウの製造方法
である。
(1)ウィンドウプレートと、このウィンドウプレート
の周縁部を表裏両面から挟持するように一体成形され、
かつ内部に発泡層を有する合成樹脂枠とを備えたウィン
ドウの製造方法において、加熱により発泡する発泡剤を
含む誘電損失の大きい熱可塑性合成樹脂から未発泡また
は中間発泡状態の合成樹脂枠にほぼ対応する横断面形状
一定の長尺の中間枠材を得る工程、 前記中間枠材の端末部をつき合わせ形状に切断する工程
、 前記中間枠材を、加熱活性型接着剤層を介在させた状態
で端末部をつき合わせてウィンドウプレートの外周縁に
仮固着する工程、 誘電損失の少ない材料からなる成形型に前記ウィンドウ
プレートを載置固定する工程、および成形型の枠成形部
に高周波電圧を印加し、中間枠材を自己発熱させて発泡
剤の気化により膨張させ、つき合わせ部を融着させると
ともに、コーナー部の内周部を内側に膨出させて湾曲部
を形成する工程を含むことを特徴とする合成樹脂枠を有
するウィンドウの製造方法。
(2)中間枠材を押出成形により形成するようにしたこ
とを特徴とする上記(1)記載の方法。
(3)中間枠材をポリ塩化ビニル樹脂で形成するように
したことを特徴とする上記(1)記載の方法。
上記の中間枠材を仮固着する工程と、ウィンドウプレー
トを成形型に載置固定する工程とは、どちらが先でもよ
い。
本発明において、ウィンドウとしてはフロントウィンド
ウ、バックウィンドウ、サイドウィンドウ、サンルーフ
など、コーナー部を有するすべての車両用ウィンドウを
含む。またウィンドウプレートとしては透明な無機ガラ
スや合成樹脂製の単板からなるもののほか、中間膜を有
する合わせガラスなどの積層ウィンドウプレートを含む
。合成樹脂枠はウィンドウプレートの2以上の辺に形成
することができる。
〔作 用〕
本発明により製造される合成樹脂枠を有するウィンドウ
においては、ウィンドウプレートの周縁部が、内部に発
泡部を有する合成樹脂枠により、表裏両面から挟持され
ているため、車体へ取付けたときに、ウィンドウプレー
トにかかる衝撃は分散され、耐破損性が高くなる。また
合成樹脂枠のコーナー部における仕上がりが均一となり
、コーナー部の内周部に均一な湾曲部が形成されるため
、優れた外観を呈する。
本発明のウィンドウの製造方法においては、未発泡また
は中間発泡状態の合成樹脂枠にほぼ対応する横断面形状
一定の中間枠材を形成して端末部を切断し、この中間枠
材を加熱活性型接層剤層を介在させた状態で、端末部を
つき合わせてウィンドウプレートの外周縁に仮固着し、
成形型に上記ウィンドウプレートを載置固定し、成形型
の枠成形部に高周波電圧を印加し、中間枠材を自己発熱
させて発泡剤の気化により膨張させ、つき合わせ部を融
着させるとともに、コーナー部の内周部を内側に膨出さ
せて湾曲部を形成してウィンドウを製造する。
この製造方法では、発泡による圧力は小さいため、ウィ
ンドウプレートの破損は生じない。また中間枠材の端末
部をつき合わせ形状に切断するため、コーナー部では樹
脂量および発泡率が均一となるとともに、コーナー部の
内周部が溶融して湾曲部が形成され、仕上がりが均一に
なる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について説明する。
第2図は本発明の一実施例によるウィンドウを示す第1
図の部分拡大図、第3図はそのA−A断面図である。ウ
ィンドウ1はウィンドウプレート2の周縁部を覆うよう
に、合成樹脂枠3が一体成形されている。ウィンドウプ
レート2は透明なガラスまたは合成樹脂の単板からなる
が、ポリビニルブチラール樹脂のような接着性を有する
透明な熱可塑性合成樹脂製の中間膜を有する合わせガラ
スでもよい。
合成樹脂枠3は、車体パネルとウィンドウプレート2の
間隙を覆う枠本体3aからウィンドウプレート2の周縁
部を表裏両面側から挟持するように伸びる挟持部3b、
3cを有する。合成樹脂枠3の本体部3aおよび挟持部
3b、3cの内部は、多数の気泡を有する発泡部5から
なり、可塑剤を含み軟質の合成樹脂、例えばDOP (
フタル酸ジオクチル)などの可塑剤を含む軟質ポリ塩化
ビニル樹脂、ネオプレンゴム、ニトリルゴムなどの発泡
品からなるのが好ましい。合成樹脂枠3の枠本体3aお
よび挟持部3bの外表面側には、均一な表面を有する非
発泡層6が一体的に形成されており、この合成樹脂枠3
は接着剤層を介してウィンドウプレート2に固着されて
いる。
合成樹脂枠3は辺1aではり□の幅を有し、辺1bでは
v2の幅を有しくW2〉w□)、それぞれ正線状のもの
が、コーナー部1cにおいてつき合わせ部7で一体的に
接合されている6またコーナー部1cの外側には湾曲部
8、内側には湾曲部9が形成されている。
上記のウィンドウ1は従来のものと同様に、合成樹脂枠
3で車体パネルとの間隙を覆うように。
車体パネルに取付けて使用される。
上記のウィンドウ1においては、ウィンドウプレート2
の周縁部が、内部に長手方向に連続して発泡部5を有す
る合成樹脂枠3により、表裏両面から挟持されているた
め、車体パネルへ取付けたときに、枠3が高、低温下で
伸縮しても、発泡部5の壁面部の弾性変形でかなりの程
度吸収され。
ウィンドウ本体に好ましくない曲げ応力や圧縮力をかけ
ることがなく、またウィンドウプレート2にかかる衝撃
は分散され、耐破損性が高くなる。
合成樹脂枠3は、内部に、形成される発泡部5が露出す
ると表面が荒れやすいが、外表面側に非発泡層6を形成
すると、均一な表面が形成でき、優れた外観が得られる
第4図は中間枠材の斜視図、第5図は成形型に載置した
状態を示す平面図、第6図は成形型の断面図、第7図は
型締め状態を示す第5図のB−B断面図、第8図は同C
−C断面図、第9図は同C−C断面図である。
上記のウィンドウ1の製造方法は、まず第4図に示すよ
うに、合成樹脂枠3よりやや小さい相似形の横断面形状
を有する中間枠材11を形成する。
中間枠材11は合成樹脂枠3の辺1a、lbに対応して
@Wの異なるものを準備する。
中間枠材11は、ウィンドウプレート3の枠本体3aお
よび挟持部3b、3cに対応して、本体部11aおよび
挟持部11b、11cからなる。そして軟質塩化ビニル
樹脂のような誘電損失の大きい熱可塑性樹脂に、加熱に
より発泡する発泡剤を混入し1発泡剤が未発泡または中
間発泡状態を保って、発泡部5に対応して横断面形状一
定の長尺状に形成した発泡部58と、非発泡部6に対応
して外表面側に積層した発泡剤を含まない同種の樹脂か
らなる非発泡J16aとを多層押出成形により形成して
いる。
非発泡層6aをこの工程で一体に成形しておくのが好ま
しいが、別であってもよい。これらは−体に成形する場
合には、本体部5aと互いに相溶性のある同一系の合成
樹脂とするのが好ましく、例えば本体部5aを軟質のポ
リ塩化ビニル樹脂(可塑剤のDOPおよび発泡剤を含む
)とするときには、非発泡16aを非発泡の半硬質また
は軟質のポリ塩化ビニル樹脂として組み合わせるのが好
ましい。
中間枠材11のウィンドウプレート2に対応する溝部1
2は、ウィンドウプレート2の厚さど同一またはやや大
きく形成し、また溝12の最奥のコーナー部に切込部1
3を形成して、ウィンドウプレート2を挿入しやすくす
る。
中間枠材11の溝部12内表面には、中間枠材11の押
出成形と同期して、または押出成形後に、加熱により活
性化して中間枠材11とウィンドウプレート2を接着す
る加熱活性型接着剤層を形成しておくのが好ましいが、
これに代えて接着剤層はウィンドウプレート2側に形成
してもよく、あるいは併用しても差しつかえない。好ま
しい接着剤としては、例えばアクリル樹脂を固形分とす
る主剤に硬化剤としてフェノール樹脂成分を加えた二液
タイプのものを挙げることができる。
中間枠材11はウィンドウプレート2の外周縁に取付け
たときに、端末部が対向するように、それぞれの端末部
をつき合わせ形状に切断する。つき合わせ形状は第5図
のようにそれぞれを鋭角状につき合わせるものが好まし
い。コーナー部1cの外周部にはトリミングにより、合
成樹脂枠3のコーナー部1cの湾曲部8の形状より若干
小さい湾曲部8aを形成するが、内周側はつき合わせに
より鋭角状の内周部9aを形成する。
次に第5図に示すように、中間枠材11をウィンドウプ
レート2の外周縁に機械的に仮固着し、第5図ないし第
9図に示すように成形型20にfi装固定する。仮固着
の方法は、中間枠材11をそれぞれの辺1a、1b・・
・に対応するように所定の長さに切断したものを、隣接
する中間枠材11の端末に互いにつき合わせるように固
着する。このときつき合わせ部7は完全に接していても
よいが、若干間隙が形成されていてもよい。
成形型20はウィンドウプレート2の外周縁に沿った平
面形状を有し、上電極プレート21に接続する上電極2
2を有する上型本体23と、下電極プレート24に接続
する下電極25を有する下型本体26とからなり、その
上型本体23と下型本体26とで形成されるパーティン
グ27に連続したキャビティ28が形成されている。上
型本体23および下型本体26は誘電損失の少ない材料
から作られたものであり、例えばシリコン樹脂、ポリオ
レフィン系樹脂などから作られた樹脂型が一般的である
が、セラミックス材料を使用することもできる。上、下
電極22゜25は、ウィンドウプレート2に枠3を形成
する部分に対応して設けられていて、その水平方向の幅
は、キャビティ28の水平方向の幅よりやや大きく、か
つキャビティ28とほぼ等しい距離を保つように配置さ
れている。キャビティ28は、合成樹脂枠3に対応した
形状となっている。
このような成形型20のキャビティ28に、ウィンドウ
プレート2に仮固着した中間枠材11を載置して、型締
め固定する。このとき下型本体26と中間枠材11との
間に形成される片側の間隙の@v3、v4は、合成樹脂
枠3の幅が5〜50mm程度の場合。
0.5〜2fflI11程度の小さい間隙となるように
する。
この状態で上、下電極22.25間に高周波電圧を印加
すると、中間枠材11の発泡部5aおよび非発泡層6a
は誘電損失の大きい材料から成形されているので、自己
発熱する。この発熱に伴って、内部に混入されている発
泡剤が気化、膨張し、これにより中間枠材11の発泡部
5aが膨張する。発泡部5aおよび非発泡層6aとして
可塑剤を含む軟質塩化ビニル樹脂を用いると、誘電損失
が高いため、早く加熱されて発泡が起こる。
このように中間枠材11の発泡部5aおよび非発泡部6
aが加熱により軟化した状態で発泡が起こるので、非発
泡ff16aが発泡部5aに押されて伸び、全体が幅方
向に膨出して、キャビティ28の間隙W3、す、を埋め
る。コーナー部1cでは、つき合わせ部7は長手方向に
も膨出して融着して一体化し、湾曲部8aは外側へ膨出
して均一な湾曲部8を形成する。またコーナー部1cの
ウィンドウプレート2側の鋭角状の内周部9aも内側に
膨出して湾曲部9を形成する。
このようにして中間枠材11の全体が膨張してキャビテ
ィ28の内面に張りつく、このとき中間枠材11の軟化
溶融により接着剤層も加熱されて活性化され、ウィンド
ウプレート2と中間枠材11をしっかり固着し、合成樹
脂枠3を形成する。
一方、成形型20は誘電損失の少ない材料から作られて
いるので、自己発熱することは少なく、軟化したりキャ
ビティ28が変形したりすることはない。またウィンド
ウプレート2には発泡部5aの発泡による膨張力が作用
するのみで、通常の射出成形のような高い圧力が作用し
ないため、ウィンドウプレート2の破損は発生しない。
高周波電圧の印加を停止し、枠3が冷却固化するのを待
って型開きし、ウィンドウ1を取り出し、ウィンドウ1
の製造を完了する。
この製造方法では、発泡による圧力は小さいため、ウィ
ンドウプレート2の破損は生じない。またキャビティ2
8により若干幅の狭い中間枠材11を用いると、キャビ
ティ28への挿入が容易であり、また加熱膨張により一
定の外形に成形されるため、中間枠材11のバラツキが
吸収される。
こうして得られるウィンドウはウィンドウプレート2の
破損はなく、外形が一定し、優れた外表面を有する。特
にコーナー部ICでは、樹脂量および発泡率が均一とな
り、均一な仕上がりを有する外表面が形成される。また
中間枠材11のつき合わせにより形成された鋭角状の内
周部9aが溶融して均一な湾曲部9が形成されるため、
優れた外観を有する合成樹脂枠3が形成される。
上下型で合成樹脂枠3を成形する場合には、ウィンドウ
プレート2を外表面側が下側になるよう位置させて載置
するのが好ましい。これによりウィンドウプレート2の
位置決めがしやすく、作業性が向上するとともに、高周
波電圧印加により発泡部5aに発生する気泡が上側に移
動するため。
外表面側に気泡が位置するのを防止でき、きれいな外表
面が得られる。
なお、上記実施例においては、中間枠材をウィンドウプ
レートの外周縁に仮固定した後に成形型に載置固定する
ようにしたが、ウィンドウプレート、中間材の形状によ
ってはウィンドウプレートを成形型に載置した後に中間
枠材を押し込むようにして仮固着することもできる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、未発泡または中間発泡状態の合成樹脂
枠にほぼ対応する横断面形状一定の中間枠材を端末部を
つき合わせて成形型に挿入し、加熱発泡させて枠を形成
し、つき合わせ部を融着させるとともに、コーナー部の
内周部を内側に膨出させて湾曲部を形成するようにした
ので、コーナー部を均一に仕上げて、外観の優れた合成
樹脂枠を形成することができるとともに、コーナー部の
内周部に均一な湾曲部を形成することができる6また通
常のインジェクション成形のような高い射出圧力が必要
とされず、ウィンドウプレートに高温、高圧がかからな
いため、ウィンドウプレートの破損がなくなる。そして
成形型は高い圧力に耐えなくてもよいので、簡素なもの
でよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はウィンドウの正面図、第2図は本発明の一実施
例によるウィンドウを示す第1図の部分拡大図、第3図
はそのA−A断面図、第4図は中間枠材の斜視図、第5
図は成形型に載置した状態を示す正面図、第6図は成形
型の断面図、第7図は型締め状態を示す第5図のB−B
断面図、第8図は同C−C断面図、第9図は同D−D断
面図である。 各図中、同一符号は同一または相当部分を示し、lはウ
ィンドウ、2はウィンドウプレー ト、3は合成樹脂枠
、5.5aは発泡部、6.6aは非発泡層、7はつき合
わせ部、8.8a、9は湾曲部、9aは内周部、11は
中間枠材、20は成形型、22は上電極、23は上型本
体、25はド電極、26は下型本体、28はキャビティ
である。 代理人 弁理士 柳 原   成 手 続 参10 正 書 平成2年2月23[」 昭和63年特許願第303639号 2、発明の名称 合成樹脂枠を有するウィンドウの製造方法3、補正をす
る者 事件との関係  特許出願人 代表者 大木清吾 7、補正の内容 (1)明細書第9頁第9行「正線状」を「直線状」に訂
正する。 (2)同第10頁第20行「ウィンドウプレート」を「
合成樹脂枠」に訂正する。 (3)同第13頁第8行r辺1a、 +b・−・Jを「
辺1a。 1bJに訂正する。 (4)同第16頁第12行「により」を「より」に訂正
する。 (5)同第17頁第15行「中間材」を「中間枠材」に
訂正する。 (6)図面中、第8図および第9図を別紙の通り訂正す
る。 4、代 〒105 電話436−4700 6、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄および図面、l□I5 ;パ″・、”1.、j勺

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ウィンドウプレートと、このウィンドウプレート
    の周縁部を表裏両面から挟持するように一体成形され、
    かつ内部に発泡層を有する合成樹脂枠とを備えたウィン
    ドウの製造方法において、加熱により発泡する発泡剤を
    含む誘電損失の大きい熱可塑性合成樹脂から未発泡また
    は中間発泡状態の合成樹脂枠にほぼ対応する横断面形状
    一定の長尺の中間枠材を得る工程、 前記中間枠材の端末部をつき合わせ形状に切断する工程
    、 前記中間枠材を、加熱活性型接着剤層を介在させた状態
    で端末部をつき合わせてウィンドウプレートの外周縁に
    仮固着する工程、 誘電損失の少ない材料からなる成形型に前記ウィンドウ
    プレートを載置固定する工程、および成形型の枠成形部
    に高周波電圧を印加し、中間枠材を自己発熱させて発泡
    剤の気化により膨張させ、つき合わせ部を融着させると
    ともに、コーナー部の内周部を内側に膨出させて湾曲部
    を形成する工程を含むことを特徴とする合成樹脂枠を有
    するウィンドウの製造方法。
  2. (2)中間枠材を押出成形により形成するようにしたこ
    とを特徴とする請求項(1)記載の方法。
  3. (3)中間枠材をポリ塩化ビニル樹脂で形成するように
    したことを特徴とする請求項(1)記載の方法。
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