JPH05222823A - ユニットタイルの接続方法 - Google Patents

ユニットタイルの接続方法

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JPH05222823A
JPH05222823A JP9258892A JP5889292A JPH05222823A JP H05222823 A JPH05222823 A JP H05222823A JP 9258892 A JP9258892 A JP 9258892A JP 5889292 A JP5889292 A JP 5889292A JP H05222823 A JPH05222823 A JP H05222823A
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JP
Japan
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tiles
unit
sheet
tile
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JP9258892A
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Satoshi Osone
聡 大曽根
Hiroshi Yamamoto
浩 山本
Takashi Nakagome
隆 中込
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タイル間の目地の色と、ユニットタイル間の
目地の色とを簡単に統一し得るユニットタイルの接続方
法を提供する。 【構成】 同一面上に複数枚のタイル1を配列し、タイ
ル群の表面にシート2を貼り付けてユニットタイル3を
スキンパックし、複数枚のユニットタイル3を同一面上
に接続するユニットタイル3の接続方法において、互い
に接続すべきユニットタイル3の2辺に、シート2の端
部をコ字型に成形した接続部5を付設し、この接続部5
の最外側の端辺5aを相手方のユニットタイル3の端面
に貼り付けるユニットタイルの接続方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数枚のタイルをシー
トに貼り付けてユニットタイルをスキンパックし、その
ユニットタイルをさらに複数枚接続してカーテンウォー
ルを形成するためのユニットタイルの接続方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】カーテンウォールの一形態として、同一
面上に複数枚のタイルを配列し、その表面にシートを貼
り付けてユニットタイルをスキンパックし、複数枚のユ
ニットタイルを同一面上に接続したものが開発されてい
る。
【0003】ところで、前記ユニットタイル同士を接続
する従来技術では、図9に示すように、互いに接続すべ
きユニットタイル3,3とも、シート2を当該ユニット
タイル3の端のタイル1の角の部分1aで切断し、両ユ
ニットタイル3,3を目地に相当する間隔をおいて配置
し、その間隔内にウレタンフォーム等による発砲質製の
目地材4をはさみ、該目地材4とその両側のユニットタ
イル3,3とを接着剤により接着して接続していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術ではユニットタイル3,3間の目地部分の接続に
ウレタンフォーム等による発砲質製の目地材4を用いて
いるため、コストアップを招く問題がある。また、各ユ
ニットタイル3を構成しているタイル1,1間の目地は
シート2の色が視認され、ユニットタイル3,3間の目
地は発砲質製の目地材4の色が視認され、各目地の色の
濃淡がコンクリートからの水分の影響によって変わるた
め、カーテンウォール全体として、目地の色を同一にす
ることが非常に困難であるという問題もあった。すなわ
ち、このことは、シート2はコンクリートの水分の影響
を受けないのに対して、発砲質製の目地材4はコンクリ
ートの水分を吸水してしまうために、この吸水による色
目の変化が発生することに原因している。
【0005】本発明の目的は、タイル間の目地の色とユ
ニットタイル間の目地の色とを簡単に統一し得るユニッ
トタイルの接続方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は互いに接続すべきユニットタイルにおける
相手方のユニットタイルと接続するための少なくとも2
辺に、シートの端部をコ字型に成形した接続部を付設
し、この接続部の最外側の端辺を相手方のユニットタイ
ルの端面に貼り付けるようにしたものである。
【0007】また、前記目的を達成するため、本発明は
互いに接続すべきユニットタイルにおける相手方のユニ
ットタイルと接続するための少なくとも2辺側のシート
の端部に、相手方のユニットタイルの表面側に延びる耳
部分と、この耳部分に連続するコ字型の部分とを有する
接続部を形成し、この接続部の少なくとも耳部分を相手
方のユニットタイルの表面の端部に貼り付けるようにし
たものである。
【0008】さらに、前記目的を達成するため、本発明
はユニットタイルにおけるシートとして、プラスチック
フィルムの一方の面に感圧接着剤層を形成したものを用
いるのが好適である。
【0009】本発明を図1〜図8により、さらに詳細に
説明する。
【0010】まず、図1〜図3に示す第1の型枠10内
にタイル1を並べ、複数枚のタイル1を同一面上に配列
する。前記第1の型枠10は、アルミ等の金属や、例え
ばフェノール樹脂のような硬質のプラスチックで形成さ
れている。前記第1の型枠10の内部には、縦,横に、
仕切り用の凸部11が設けられており、この凸部11に
よりタイル1を収容し配列するための凹部12が形成さ
れている。前記凸部11は、所望の目地の深さに応じて
形成されている。また、第1の型枠10の内部の少なく
とも隣り合う2辺には、図1〜図3に示すように、シー
ト2に接続部を形成するためのL字型の切欠部13が設
けられている。さらに、前記各凹部12の底部には、図
3に示すように、脱気用の穴14が設けられている。な
お、第1の型枠10の表面には、少なくともタイル1と
接当することの無い部分に離型剤処理が施されている。
かかる第1の型枠10内に形成された複数個の凹部12
に、それぞれ表面を上側に向けてタイル1を収容し、同
一面上に配列した後、この配列されたタイル群の表面側
にシート2を被せる。
【0011】前記シート2は、ポリエチレンテレフタレ
ート樹脂(PET),ポリ塩化ビニル樹脂,ポリオレフ
ィン樹脂,ポリエステル樹脂,ポリスチレン樹脂等によ
る厚さ0.2〜0.8mm程度のプラスチックシートで
形成されている。このシート2の一方の面には、予め接
着剤層9が施されている。この接着剤層9は、例えばア
クリル樹脂系感圧接着剤を20〜50μ程度の厚さにコ
ーティング加工して形成されている。
【0012】前述のごとく、タイル群の表面側に、シー
ト2を被せたのち、第1の型枠10と、これの内部に配
列されたタイル群と、これに被せられたシート2とを一
緒に、平行に定位置まで上昇させ、その位置に設置され
ているクランプ(図示省略)によりシート2の端部を押
さえる。次に、第1の型枠10の各凹部12に設けられ
た脱気用の穴14を通じて真空引きを行い、タイル1と
シート2との間の空気を抜き、タイル1の表面にシート
2を密着させる。
【0013】次いで、上側より、ヒータ(図示省略)で
シート2を加熱成形し、タイル群の表面に接着剤層9を
介してシート2を接着,成形する。このシート2の成形
時には、前述の真空引きを継続して行う。
【0014】前記タイル群の表面にシート2を接着,成
形したのち、ヒータを定位置まで上昇させ、真空引きを
停止させ、十分に冷却した後、第1の型枠10とタイル
群とシート2の組を下降させ、クランプによるシート2
の端部2の把持を解き、第1の型枠10とタイル群とシ
ート2の組を原位置に戻す。
【0015】その後、プレス(図示省略)等により切欠
部13の位置でシート2の端部を予め決められた寸法に
切断するとともに、この端部を図5および図7に示す場
合にはコ字型に成形して接続部5を形成し、図8に示す
場合には耳部分7と、これに連続するコ字型の部分8と
を有する接続部6を形成すると同時に、前記接続部5ま
たは接続部6を有するユニットタイル3を形成する。前
記接続部5の幅、および接続部6のコ字型の部分8の幅
を、例えば5mm等、目地とほぼ同じ寸法に形成する。
【0016】次に、図6に示す第2の型枠15内に前記
ユニットタイル3を並べ、複数枚のユニットタイル3を
同一面上に配置する。前記第2の型枠15も、第1の型
枠10と同様に、硬質のプラスチック等で形成されてい
る。
【0017】前記第2の型枠15内に、例えば縦,横と
も2枚ずつ、ユニットタイル3を同一面上に配置したの
ち、図7に示す場合には、コ字型の接続部5の最外側の
端辺5aを相手方のユニットタイル3の端面に接着す
る。また、図8に示す場合には接続部6の耳部分7のみ
を相手方のユニットタイル3の表面に接着されているシ
ート2の端部に重ね、接着してもよく、この耳部分7の
ほかにコ字型の部分8の最外側の端辺を相手方のユニッ
トタイル3の端面に接着してもよい。前記接続部5また
は接続部6を相手方のユニットタイル3に接着するに
は、シート2に予め施されている接着剤層9を加熱具
(図示省略)により加熱,加圧して行う。
【0018】以上の工程により、接続すべきユニットタ
イル3の少なくとも2辺に形成された接続部5または接
続部6を介して相手方のユニットタイル3に接続し、例
えば縦方向に2枚,横方向に2枚のユニットタイル3を
接続した大番のカーテンウォールを得ることができる。
【0019】
【作用】本発明では、接続すべきユニットタイル3にお
ける少なくとも2辺に、シート2の端部をコ字型に成形
した接続部5を付設し、この接続部5の最外側の端辺5
aを相手方のユニットタイル3の端面に貼り付け、また
は接続すべきユニットタイル3における少なくとも2辺
のシート2の端部に、相手方のユニットタイル3の表面
側に延びる耳部分7と、この耳部分7に連続するコ字型
の部分8を有する接続部6を付設し、この接続部6の少
なくとも前記耳部分7を相手方のユニットタイル3の表
面の端部に貼り付けているので、カーテンウォールの全
体の目地の色を、シート2の色によって簡単に統一する
ことができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明ユニットタイルの接続方法の具
体的な実施例について説明する。
【0021】実施例1 タイル1として、縦95mm,横45mm,厚さ7mmのもの
を用いた。第1の型枠10は、フェノール樹脂で製作
し、内のりで縦600mm,横300mmに形成した。この
第1の型枠10の内部には、幅4.75mmの凸部11に
より、縦,横方向とも6個ずつ、合計36個の凹部12
を形成した。凹部12の1個の大きさを縦95.5mm,
横45.5mm,深さ3.0mmとした。また、第1の型枠
10の内部における隣合う2辺に、L字型の切欠部13
を形成した。この切欠部13は、幅5mm,平面までの高
さ3.0mmとし、この平面を前記凸部11の高さと同じ
に形成した。なお、各凹部12の底部に、直径8mmの脱
気用の穴14を設けた。前記第1の型枠10の各凹部1
2にタイル1を1個ずつ、表面を上側に向けて収容し、
第1の型枠10の内部に合計16個のタイル1を配列し
た。このタイル群の表面に、シート2を被せた。
【0022】前記シート2には、厚さ0.2mmのPET
を用いた。このシート2の一方の面には、アクリル系感
圧接着剤層9がコーティング加工により厚さ50μに形
成されており、該シート2の接着剤層9をタイル群の表
面側に向けて被せた。
【0023】次に、前記第1の型枠10とタイル群とシ
ート2の組を予め決められた位置にセットし、この位置
から定位置まで上昇させ、この定位置に設置されている
クランプによりシート2の端部を押さえた。ついで、脱
気用の穴14を通じて真空引きを行い、タイル群の表面
にシート2を密着させた。その後、ヒータを第1の型枠
10とタイル群とシート2の組におけるシート2の表面
に接近させ、400Wで36個のヒータにより約12秒
間、加熱した。この加熱の間にも真空引きを行い、第1
の型枠10における凸部11及び切欠部13の形状にシ
ート2を加熱成形した。
【0024】タイル群の表面にシート2を接着,成形
後、ヒータを定位置まで上昇させ、真空引きを停止さ
せ、第1の型枠10とタイル群とシート2の組を一緒に
下降させ、クランプによる把持を解除したのち、前記第
1の型枠10とタイル群とシート2の組を原位置に戻し
た。
【0025】タイル群とこれに接着されたシート2とを
充分冷却したのち、プレスによりシート2を、第1の型
枠10のL字型の切欠部13の位置で切断し、縦,横と
も4個ずつ、合計16個のタイル1をシート2に貼り付
けたユニットタイルを形成すると同時に、シート2の端
部にコ字型の接続部5を付設した。この接続部5の幅
を、目地の寸法とほぼ同じ4.75mmとした。
【0026】前述の工程により製造したユニットタイル
3を、第2の型枠15の内部に縦方向に2枚,横方向に
2枚並べて入れ、同一面上に合計4枚配置した。なお、
第2の型枠15はベークライトにより製作し、内のりで
縦1200mm,横600mmに形成した。
【0027】続いて、ユニットタイル3のシート2の端
部に付設された接続部5の最外側の端辺5aを、相手方
のユニットタイル3の端面に当て、前記端辺5aを加圧
し、この端辺5aに予め施されている接着剤層9を介し
て貼り付けた。
【0028】更に、当該ユニットタイル3のシート2の
接続部5の端辺5aが相手方のユニットタイル3の端面
に接着されているか,否かを点検し、接着されているこ
とを確認した後にPC加工を施し、第2の型枠15から
製品であるカーテンウォールを取り外した。
【0029】このようにして、縦1200mm,横600
mmの寸法で、タイル1,1間の目地とユニットタイル
3,3間の目地とが統一されているカーテンウォールを
得ることができた。
【0030】なお、本発明では一つのユニットタイル3
を構成しているタイル1の枚数は16枚に限らず、また
一つのカーテンウォールを構成しているユニットタイル
3の枚数も4枚に限らないこと勿論である。
【0031】実施例2 タイル群の表面にシート2を接着し、ユニットタイル3
を構成したのち、シート2の隣り合う2辺に、耳部分7
と、これに連続するコ字型の部分8とを有する接続部6
を形成した。前記耳部分7を幅2mmとし、コ字型の部分
8を目地とほぼ同じく幅4.75mmとした。
【0032】次いで、当該ユニットタイル3に付設され
た接続部6の耳部分7を相手方のユニットタイル3の端
部におけるシート2の上面に重ねて加圧し、前記耳部分
7を予め施されている接着剤層9を介して貼り付け、ユ
ニットタイル同士を接続した。
【0033】この実施例2における他の工程は、前記実
施例1と同様に行った。なお、この実施例2において
も、タイル1,1間の目地とユニットタイル3,3間の
目地とが統一されているカーテンウォールを得ることが
できた。
【0034】
【発明の効果】以上に説明した通り、本発明の請求項1
記載の発明では、互いに接続すべきユニットタイルにお
ける相手方のユニットタイルと接続するための少なくと
も2辺に、シートの端部をコ字型に成形した接続部を付
設し、この接続部の最外側の端辺を相手方のユニットタ
イルの端面に貼り付けるようにしているので、タイル間
の目地の色と、ユニットタイル間の目地の色とを簡単に
統一し得る効果がある。
【0035】また、本発明の請求項2記載の発明では、
互いに接続すべきユニットタイルにおける相手方のユニ
ットタイルと接続するための少なくとも2辺側のシート
の端部に、相手方のユニットタイルの表面側に延びる耳
部分と、この耳部分に連続するコ字型の部分とを有する
接続部を形成し、この接続部の少なくとも耳部分を相手
方のユニットタイルの表面の端部に貼り付けるようにし
ているので、この発明においてもタイル間の目地の色
と、ユニットタイル間の目地の色とを簡単に統一し得る
効果がある。
【0036】さらに、本発明の請求項3記載の発明で
は、前記シートとして、プラスチックフィルムの一方の
面に、感圧接着剤層を形成したものを用いているので、
前記目地の色を統一した製品を、より一層簡便に製造し
得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、第1の型枠
と、これを用いてユニットタイルを形成する工程を示す
平面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図2のP部分の拡大図である。
【図4】接続部付きユニットタイル1枚の平面図であ
る。
【図5】図4のB−B線断面図である。
【図6】第2の型枠と、これを用いてカーテンウォール
を製造する工程を示す平面図である。
【図7】図6のC−C線拡大側面図であって、本発明の
一実施例により得られた製品の一部拡大側面図である。
【図8】本発明の他の実施例により得られた製品の一部
拡大側面図である。
【図9】従来技術を示す一部拡大側面図である。
【符号の説明】
1…タイル 2…シート 3…ユニットタイル 5…接続部 6…接続部 7…接続部の耳部分 8…接続部のコ字型の部分 9…シートの一方の面に施された接着剤層 10…ユニットタイルを形成するための第1の型枠 13…接続部を形成するための切欠部 15…ユニットタイルを接続するための第2の型枠
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年5月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】 ところで、前記ユニットタイル同士を
接続する従来技術では、図9に示すように、互いに接続
すべきユニットタイル3,3とも、シート2を当該ユニ
ットタイル3の端のタイル1の角の部分1aで切断し、
両ユニットタイル3,3を目地に相当する間隔をおいて
配置し、その間隔内にウレタンフォーム等による発泡質
製の目地材4をはさみ、該目地材4とその両側のユニッ
トタイル3,3とを接着剤により接着して接続してい
た。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術ではユニットタイル3,3間の目地部分の接続に
ウレタンフォーム等による発質製の目地材4を用いて
いるため、コストアップを招く問題がある。また、各ユ
ニットタイル3を構成しているタイル1,1間の目地は
シート2の色が視認され、ユニットタイル3,3間の目
地は発質製の目地材4の色が視認され、各目地の色の
濃淡がコンクリートからの水分の影響によって変わるた
め、カーテンウォール全体として、目地の色を同一にす
ることが非常に困難であるという問題もあった。すなわ
ち、このことは、シート2はコンクリートの水分の影響
を受けないのに対して、発質製の目地材4はコンクリ
ートの水分を吸水してしまうために、この吸水による色
目の変化が発生することに原因している。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】 次に、図6に示す第2の型枠15内に
前記ユニットタイル3を並べ、複数枚のユニットタイル
3を同一面上に配置する。前記第2の型枠15は、鉄骨
等の金属で形成されている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】 前記第2の型枠15内に、例えば縦,
横とも2枚ずつ、ユニットタイル3を同一面上に配置し
たのち、図7に示す場合には、コ字型の接続部5の最外
側の端辺5aを相手方のユニットタイル3の端面に接着
する。また、図8に示す場合には接続部6の耳部分7の
みを相手方のユニットタイル3の表面に接着されている
シート2の端部に重ね、接着してもよく、この耳部分7
のほかにコ字型の部分8の最外側の端辺を相手方のユニ
ットタイル3の端面に接着してもよ
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】
【作用】本発明では、接続すべきユニットタイル3にお
ける少なくとも2辺に、シート2の端部をコ字型に成形
した接続部5を付設し、この接続部5の最外側の端辺5
aを相手方のユニットタイル3の端面に貼り付け、また
は接続すべきユニットタイル3における少なくとも2辺
のシート2の端部に、相手方のユニットタイル3の表面
側に延びる耳部分7と、この耳部分7に連続するコ字型
の部分8を有する接続部6を付設し、この接続部6の少
なくとも前記耳部分7を相手方のユニットタイル3の表
面の端部に貼り付けているので、カーテンウォールの全
体の目地の色を、シート2の色に簡単に統一するこ
とができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一面上に複数枚のタイルを配列し、そ
    の表面にシートを貼り付けてユニットタイルをスキンパ
    ックし、その複数枚のユニットタイルを同一面上に接続
    するユニットタイルの接続方法において、互いに接続す
    べきユニットタイルにおける相手方のユニットタイルと
    接続するための少なくとも2辺に、シートの端部をコ字
    型に成形した接続部を付設し、この接続部の最外側の端
    辺を相手方のユニットタイルの端面に貼り付けることを
    特徴とするユニットタイルの接続方法。
  2. 【請求項2】 同一面上に複数枚のタイルを配列し、そ
    の表面にシートを貼り付けてユニットタイルをスキンパ
    ックし、その複数枚のユニットタイルを同一面上に接続
    するユニットタイルの接続方法において、互いに接続す
    べきユニットタイルにおける相手方のユニットタイルと
    接続するための少なくとも2辺側のシートの端部に、相
    手方のユニットタイルの表面側に延びる耳部分と、この
    耳部分に連続するコ字型の部分とを有する接続部を形成
    し、この接続部の少なくとも耳部分を相手方のユニット
    タイルの表面の端部に貼り付けることを特徴とするユニ
    ットタイルの接続方法。
  3. 【請求項3】 ユニットタイルにおけるシートとして、
    プラスチックフィルムの一方の面に、感圧接着剤層を形
    成したものを用いることを特徴とする請求項1または請
    求項2記載のユニットタイルの接続方法。
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