JPH0217196B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0217196B2 JPH0217196B2 JP62105535A JP10553587A JPH0217196B2 JP H0217196 B2 JPH0217196 B2 JP H0217196B2 JP 62105535 A JP62105535 A JP 62105535A JP 10553587 A JP10553587 A JP 10553587A JP H0217196 B2 JPH0217196 B2 JP H0217196B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hook
- bobbin
- needle
- thread
- axis
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000009958 sewing Methods 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 101100298225 Caenorhabditis elegans pot-2 gene Proteins 0.000 description 1
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B57/00—Loop takers, e.g. loopers
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B57/00—Loop takers, e.g. loopers
- D05B57/08—Loop takers, e.g. loopers for lock-stitch sewing machines
- D05B57/10—Shuttles
- D05B57/14—Shuttles with rotary hooks
- D05B57/146—Inclined axis type
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は、ミシンの垂直全回転かまに関する。
背景技術
典型的な先行技術は、第５図に示されている。
垂直全回転かまの外かま１には、内かま２が支持
され、この内かま２には、下糸３が巻回されたボ
ビン４を収納するための仮想線で示されたボビン
ケース５が装着される。外かま１は、水平な回転
軸６に固定されて回転駆動される。針７は、矢符
８で示されるように往復上下動し、針７の移動経
路における最下点は参照符９で示される。ボビン
４の回転軸線は、回転軸６の軸線とともに一直線
上にある。
垂直全回転かまの外かま１には、内かま２が支持
され、この内かま２には、下糸３が巻回されたボ
ビン４を収納するための仮想線で示されたボビン
ケース５が装着される。外かま１は、水平な回転
軸６に固定されて回転駆動される。針７は、矢符
８で示されるように往復上下動し、針７の移動経
路における最下点は参照符９で示される。ボビン
４の回転軸線は、回転軸６の軸線とともに一直線
上にある。
第６図は、内かま２を収納した外かま１の断面
図である。内かま２の外周面に形成された軸条１
０は、外かま１に形成された軸溝１１に嵌合して
いる。
図である。内かま２の外周面に形成された軸条１
０は、外かま１に形成された軸溝１１に嵌合して
いる。
上糸１２のループ１３は、剣先１４によつて補
えられ、外かま１の回転に伴つて第７図１の状態
から、第７図２に示される状態となり、上糸１２
は内かま２の底１４の下部１４ａに接触しつつ糸
越しし、さらに第７図３で示されるように内かま
２の底１４を摺動する。
えられ、外かま１の回転に伴つて第７図１の状態
から、第７図２に示される状態となり、上糸１２
は内かま２の底１４の下部１４ａに接触しつつ糸
越しし、さらに第７図３で示されるように内かま
２の底１４を摺動する。
発明が解決すべき問題点
このような先行技術において、ボビン４に巻回
された下糸量を増大するには、(a)ボビン４の外径
Ｄを大きくすること、および(b)ボビン４の軸線方
向の長さＨを長くすることのいずれかの変更が必
要となる。
された下糸量を増大するには、(a)ボビン４の外径
Ｄを大きくすること、および(b)ボビン４の軸線方
向の長さＨを長くすることのいずれかの変更が必
要となる。
(a)ボビン４の外径Ｄを大きくすると、外かま１
の軌溝１１および内かま２の軌条１０の径が大き
くなる。したがつて外かま１の回転速度が一定で
あつても、軌溝１１の周速が増加する。そのため
軌溝１１と軌条１０との摩擦力が増加する。この
結果、発熱量が増大することになる。
の軌溝１１および内かま２の軌条１０の径が大き
くなる。したがつて外かま１の回転速度が一定で
あつても、軌溝１１の周速が増加する。そのため
軌溝１１と軌条１０との摩擦力が増加する。この
結果、発熱量が増大することになる。
また摩擦力が増大する結果、上糸１２が内かま
２のかま止め凹所１５と、このかま止め凹所１５
に係合しているかま止め部材との当接部分を上糸
１２が通過するとき、上糸１２に大きな張力が生
じる。そのため糸締りが悪くなり、糸玉あるいは
タオル目が発生し易くなる。
２のかま止め凹所１５と、このかま止め凹所１５
に係合しているかま止め部材との当接部分を上糸
１２が通過するとき、上糸１２に大きな張力が生
じる。そのため糸締りが悪くなり、糸玉あるいは
タオル目が発生し易くなる。
また(b)ボビン４の軸線方向の長さＨを長くする
にあたつては、（b1）ボビン４を内かま２の開放
端側（第５図の右方）へ延ばすこと、および
（b2）内かま２の底１４を第５図の左方に大きく
してボビン４を底１４側に延ばすことの２通り
（b1）、（b2）が想定される。
にあたつては、（b1）ボビン４を内かま２の開放
端側（第５図の右方）へ延ばすこと、および
（b2）内かま２の底１４を第５図の左方に大きく
してボビン４を底１４側に延ばすことの２通り
（b1）、（b2）が想定される。
上述の（b1）ボビン４を内かま２の開放端側
へ延ばす構成としたときには、針７の上下往復動
において、最下点９では針先がボビン４に巻回さ
れている下糸３の外径よりも内径側に下降し、そ
のため針７は、ボビン４に巻回されている下糸３
を突き刺し、これによつてボビン４に巻回されて
いる下糸３の糸切れが生じる。
へ延ばす構成としたときには、針７の上下往復動
において、最下点９では針先がボビン４に巻回さ
れている下糸３の外径よりも内径側に下降し、そ
のため針７は、ボビン４に巻回されている下糸３
を突き刺し、これによつてボビン４に巻回されて
いる下糸３の糸切れが生じる。
上述の（b2）内かま２の底１４を第５図の左
方に延ばした構造とすると、第８図に示されるよ
うに仮想線１６で示される従来の底１４が、第８
図の左方に延びた形状となる。したがつて、上糸
１２は内かま２の底１４の下部１４ａに引つ掛か
つてしまい、糸越しが不可能となる。これによつ
て縫製が不可能になる。
方に延ばした構造とすると、第８図に示されるよ
うに仮想線１６で示される従来の底１４が、第８
図の左方に延びた形状となる。したがつて、上糸
１２は内かま２の底１４の下部１４ａに引つ掛か
つてしまい、糸越しが不可能となる。これによつ
て縫製が不可能になる。
本発明の目的は、第５図〜第７図に示された先
行技術において、ボビン４の外径Ｄを拡大し、ま
たはボビン４の長さＨを長くすることによつて生
じる上述の問題を解決して、ボビンに巻回される
下糸の量を増大することができるようにした垂直
全回転かまを提供することである。
行技術において、ボビン４の外径Ｄを拡大し、ま
たはボビン４の長さＨを長くすることによつて生
じる上述の問題を解決して、ボビンに巻回される
下糸の量を増大することができるようにした垂直
全回転かまを提供することである。
問題点を解決するための手段
本発明は、外かまの内周面に軌溝が形成され、
この軌溝に内かまの外周面に形成された軌条が嵌
まり込んで外かまが回転駆動され、前記軌条と軌
溝とは外かまの回転軸線にほぼ垂直な平面内にあ
るようにした垂直全回転かまにおいて、 前記内かまのボビン軸線は、針に最も近接した
ボビンの遊端部がその針の移動経路から遠ざかる
方向に外かまの回転軸線に対して傾斜し、 内かま２４の針落ち孔６０は、上方に向けて拡
つていることを特徴とする垂直全回転かまであ
る。
この軌溝に内かまの外周面に形成された軌条が嵌
まり込んで外かまが回転駆動され、前記軌条と軌
溝とは外かまの回転軸線にほぼ垂直な平面内にあ
るようにした垂直全回転かまにおいて、 前記内かまのボビン軸線は、針に最も近接した
ボビンの遊端部がその針の移動経路から遠ざかる
方向に外かまの回転軸線に対して傾斜し、 内かま２４の針落ち孔６０は、上方に向けて拡
つていることを特徴とする垂直全回転かまであ
る。
作 用
本発明に従えば、ボビンの軸線を外かまの回転
軸線に対して傾斜させることによつて、ボビンの
外径を大きくすることができ、および／またはボ
ビンの軸線方向の長さを長くすることができるよ
うになる。これによつてボビンの下糸量の増大を
図ることができるようになる。このとき、ボビン
を収納する内かまの外径は大きくする必要がな
く、したがつて外かまは既存の構成のままでよ
く、また天びんの上糸の繰り出し量は在来のまま
でよく、その繰り出し量を変更する必要がない。
したがつて前述の先行技術に関連して述べたよう
に発熱量が増大したり、糸締まりが悪くなつた
り、糸切れが生じたり、上糸の糸越しが困難にな
つたりするという問題が、本発明では、生じな
い。
軸線に対して傾斜させることによつて、ボビンの
外径を大きくすることができ、および／またはボ
ビンの軸線方向の長さを長くすることができるよ
うになる。これによつてボビンの下糸量の増大を
図ることができるようになる。このとき、ボビン
を収納する内かまの外径は大きくする必要がな
く、したがつて外かまは既存の構成のままでよ
く、また天びんの上糸の繰り出し量は在来のまま
でよく、その繰り出し量を変更する必要がない。
したがつて前述の先行技術に関連して述べたよう
に発熱量が増大したり、糸締まりが悪くなつた
り、糸切れが生じたり、上糸の糸越しが困難にな
つたりするという問題が、本発明では、生じな
い。
実施例
第１図は本発明の一実施例の断面図であり、第
２図はその実施例の斜視図である。外かま１８
は、外かま本体１９と、取付部２０とを含み、取
付部材２０は、水平な回転軸線を有する回転軸２
１に固定される。外かま本体１９には、内かま押
え２２が固定され、こうして軌溝２３が形成され
る。この軌溝２３は、回転軸２１の回転軸線に垂
直な仮想平面内で周方向に延びて形成される。内
かま２４の外周には、軌条２５が形成され、この
軌条２５は軌溝２３に嵌合して外かま１８に支持
される。外かま１８はさらに、剣先２６とばね２
７とを有する。内かま２４に形成された回り止め
凹所２８には、ミシンの機体などに固定されたか
ま止め部材２９の突部３０が嵌り込んで係止す
る。内かま２４の凹所３１には、第３図に示され
るボビン３２を収納したボビンケース５３が装着
される。
２図はその実施例の斜視図である。外かま１８
は、外かま本体１９と、取付部２０とを含み、取
付部材２０は、水平な回転軸線を有する回転軸２
１に固定される。外かま本体１９には、内かま押
え２２が固定され、こうして軌溝２３が形成され
る。この軌溝２３は、回転軸２１の回転軸線に垂
直な仮想平面内で周方向に延びて形成される。内
かま２４の外周には、軌条２５が形成され、この
軌条２５は軌溝２３に嵌合して外かま１８に支持
される。外かま１８はさらに、剣先２６とばね２
７とを有する。内かま２４に形成された回り止め
凹所２８には、ミシンの機体などに固定されたか
ま止め部材２９の突部３０が嵌り込んで係止す
る。内かま２４の凹所３１には、第３図に示され
るボビン３２を収納したボビンケース５３が装着
される。
ボビン３２には、下糸３３が巻回され、その中
央孔３４には、内かま２４の収納凹所３１の底３
１ａに立設されたスタツド３５が挿通する。スタ
ツド３５の軸線、したがつてボビン３２の回転軸
線３６は、外かま１８の回転軸線３７に対して角
度θを成して傾斜される。ボビン３２は、下糸３
３が巻回されスタツド３５が挿通する中央孔３４
を形成する直円筒状の筒体３８と、その筒体３８
の両端部に固定される一対のフランジ３９，４０
とを有する。針４１は、矢符４２の方向に上下動
し、その移動経路における針４１の最下点は、参
照符４３で示される。ボビン３２の軸線３６の角
度θは、針４１の第１図における上下に延びる移
動経路を避けるようにして、その針４１の最下点
４３で針４１がフランジ３９に衝突しないよう
に、定められ、たとえばθは５度以上である。
央孔３４には、内かま２４の収納凹所３１の底３
１ａに立設されたスタツド３５が挿通する。スタ
ツド３５の軸線、したがつてボビン３２の回転軸
線３６は、外かま１８の回転軸線３７に対して角
度θを成して傾斜される。ボビン３２は、下糸３
３が巻回されスタツド３５が挿通する中央孔３４
を形成する直円筒状の筒体３８と、その筒体３８
の両端部に固定される一対のフランジ３９，４０
とを有する。針４１は、矢符４２の方向に上下動
し、その移動経路における針４１の最下点は、参
照符４３で示される。ボビン３２の軸線３６の角
度θは、針４１の第１図における上下に延びる移
動経路を避けるようにして、その針４１の最下点
４３で針４１がフランジ３９に衝突しないよう
に、定められ、たとえばθは５度以上である。
このようにしてボビン３２の軸線３６を外かま
１８の回転軸線３７に対して角度θだけ傾斜する
ことによつて、そのボビン３２のフランジ３９，
４０の外径を大きくし、またボビン３２の長さ、
すなわちフランジ３９，４０を連結して下糸３３
が巻回される筒体３８の軸線方向の長さを長くす
ることができ、これによつて下糸３３の巻回量を
前述の先行技術に比べて、たとえば50％程度増加
することが可能になる。
１８の回転軸線３７に対して角度θだけ傾斜する
ことによつて、そのボビン３２のフランジ３９，
４０の外径を大きくし、またボビン３２の長さ、
すなわちフランジ３９，４０を連結して下糸３３
が巻回される筒体３８の軸線方向の長さを長くす
ることができ、これによつて下糸３３の巻回量を
前述の先行技術に比べて、たとえば50％程度増加
することが可能になる。
しかもまた内かま２４の底４４は大略的に偏平
であり、その底４４の上端部４４ａは外かま４８
と上糸が通過することができるだけのわずかな間
隔ｄを有していればよい。そのため在来の第５図
に示されるように比較的大きな間隙ｄ１を利用
し、無駄な空間を利用することができる。さら
に、内かま２４の開放端側におけるボビン３２の
フランジ側面は、従来技術においては、上下動す
る針の位置より開放端側にはみ出させることがで
きなかつたのに対し、本実施例においては、針の
最下点より下方側では、針の移動経路に関係な
く、内かま２４の開放端側へボビン３２のフラン
ジ側面を出すことができ、前記同様無駄な空間を
利用することができる。こうして本発明に従え
ば、外かま１８は在来の構成のものでよく、内か
ま２４とボビン３２とボビンケース５３とを、既
存のミシンにおいて交換すればよい。これによつ
て下糸の巻回量を大幅に増大することが可能にな
るという優れた効果が達成される。
であり、その底４４の上端部４４ａは外かま４８
と上糸が通過することができるだけのわずかな間
隔ｄを有していればよい。そのため在来の第５図
に示されるように比較的大きな間隙ｄ１を利用
し、無駄な空間を利用することができる。さら
に、内かま２４の開放端側におけるボビン３２の
フランジ側面は、従来技術においては、上下動す
る針の位置より開放端側にはみ出させることがで
きなかつたのに対し、本実施例においては、針の
最下点より下方側では、針の移動経路に関係な
く、内かま２４の開放端側へボビン３２のフラン
ジ側面を出すことができ、前記同様無駄な空間を
利用することができる。こうして本発明に従え
ば、外かま１８は在来の構成のものでよく、内か
ま２４とボビン３２とボビンケース５３とを、既
存のミシンにおいて交換すればよい。これによつ
て下糸の巻回量を大幅に増大することが可能にな
るという優れた効果が達成される。
しかもまた内かま２４の底４４は、第４図にも
また示されるように、その上端部４４ａに向けて
外かま１８の基端部側（第１図および第４図の左
方）に膨らんだ形状をしている。そのため上糸４
５は底４４を矢符４６の方向に円滑に摺動して移
動し、上糸４５が底４４の下部４７において引つ
掛かることはなく、確実な糸越しが可能になる。
また示されるように、その上端部４４ａに向けて
外かま１８の基端部側（第１図および第４図の左
方）に膨らんだ形状をしている。そのため上糸４
５は底４４を矢符４６の方向に円滑に摺動して移
動し、上糸４５が底４４の下部４７において引つ
掛かることはなく、確実な糸越しが可能になる。
さらにまた上述のように在来のミシンの外かま
１８に、本発明に従う内かま２４、ボビン３２お
よびボビンケース３３を装着してボビン３２の下
糸３３の巻回量を増加したとき、ミシンの天びん
の上糸の繰り出し量を変更する必要がないという
利点がある。このことによつてもまた本発明を既
存のミシンに関連して容易に実施することができ
る。
１８に、本発明に従う内かま２４、ボビン３２お
よびボビンケース３３を装着してボビン３２の下
糸３３の巻回量を増加したとき、ミシンの天びん
の上糸の繰り出し量を変更する必要がないという
利点がある。このことによつてもまた本発明を既
存のミシンに関連して容易に実施することができ
る。
本発明の他の実施例として、内かま２４とボビ
ンケース３３とが一体的に構成されたミシンに関
連してもまた本発明を実施することができる。内
かま２４には、スタツド３５が設けられていなく
てもよい。
ンケース３３とが一体的に構成されたミシンに関
連してもまた本発明を実施することができる。内
かま２４には、スタツド３５が設けられていなく
てもよい。
さらにまた本発明では、内かま２４の針４１が
挿通する針落ち孔６０は、第１図に明らかなよう
に上方に向けて第１図の左方に拡つている。した
がつて針４１が針落ち孔６０の内周面に接触して
も、円滑にその針落ち孔６０に挿通することがで
きる。これによつて、内かま２４の軸線が外かま
の軸線に対して傾斜していても、針４１が針落ち
孔６０に円滑に挿通することができる。
挿通する針落ち孔６０は、第１図に明らかなよう
に上方に向けて第１図の左方に拡つている。した
がつて針４１が針落ち孔６０の内周面に接触して
も、円滑にその針落ち孔６０に挿通することがで
きる。これによつて、内かま２４の軸線が外かま
の軸線に対して傾斜していても、針４１が針落ち
孔６０に円滑に挿通することができる。
効 果
以上のように本発明によれば、ボビンの軸線
を、ボビンが針の移動経路を避けるように、外か
まの回転軸線に対して傾斜させるので、既存の外
かまの無駄な空間を利用するなどして、そのボビ
ンの外径を大きくし、またそのボビンの軸線方向
の長さを大きくすることができるようになり、こ
れによつて下糸の巻回量を増大することが可能に
なる。
を、ボビンが針の移動経路を避けるように、外か
まの回転軸線に対して傾斜させるので、既存の外
かまの無駄な空間を利用するなどして、そのボビ
ンの外径を大きくし、またそのボビンの軸線方向
の長さを大きくすることができるようになり、こ
れによつて下糸の巻回量を増大することが可能に
なる。
しかも、本発明によれば、外かまは在来のもの
を使用することができ、また天びんの糸の繰り出
し量は従来通りでよく、少なくとも内かまとボビ
ンとを交換すればよいので、既存のミシンに関連
して広範囲に実施することができるという優れた
効果が達成される。
を使用することができ、また天びんの糸の繰り出
し量は従来通りでよく、少なくとも内かまとボビ
ンとを交換すればよいので、既存のミシンに関連
して広範囲に実施することができるという優れた
効果が達成される。
さらに本発明によれば、内かま２４の針落ち孔
６０は上方に向けて拡つているので、針４１が円
滑に針落ち孔６０を円滑に挿通することができ、
このことは特に、内かま２４の軸線が水平面に対
して傾斜していることに鑑み、重要なことであ
る。
６０は上方に向けて拡つているので、針４１が円
滑に針落ち孔６０を円滑に挿通することができ、
このことは特に、内かま２４の軸線が水平面に対
して傾斜していることに鑑み、重要なことであ
る。
第１図は本発明の一実施例の断面図、第２図は
第１図に示された実施例の斜視図、第３図はボビ
ン３２の斜視図、第４図は内かま２４の側面図、
第５図は先行技術の断面図、第６図は第５図に示
された先行技術の内かま２の側面を示す断面図、
第７図は先行技術の動作を説明するための外かま
２の側面図、第８図は先行技術の問題点を説明す
るための内かま２の側面図である。 １８……外かま、２１……回転軸、２２……内
かま押え、２３……軌溝、２４……内かま、２５
……軌条、２６……剣先、３１……収納凹所、３
２……ボビン、３３……下糸、４１……針、４４
……底、５３……ボビンケース。
第１図に示された実施例の斜視図、第３図はボビ
ン３２の斜視図、第４図は内かま２４の側面図、
第５図は先行技術の断面図、第６図は第５図に示
された先行技術の内かま２の側面を示す断面図、
第７図は先行技術の動作を説明するための外かま
２の側面図、第８図は先行技術の問題点を説明す
るための内かま２の側面図である。 １８……外かま、２１……回転軸、２２……内
かま押え、２３……軌溝、２４……内かま、２５
……軌条、２６……剣先、３１……収納凹所、３
２……ボビン、３３……下糸、４１……針、４４
……底、５３……ボビンケース。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 外かまの内周面に軌溝が形成され、この軌溝
に内かまの外周面に形成された軌条が嵌まり込ん
で外かまが回転駆動され、前記軌条と軌溝とは外
かまの回転軸線にほぼ垂直な平面内にあるように
した垂直全回転かまにおいて、 前記内かまのボビン軸線は、針に最も近接した
ボビンの遊端部がその針の移動経路から遠ざかる
方向に外かまの回転軸線に対して傾斜し、 内かま２４の針落ち孔６０は、上方に向けて拡
つていることを特徴とする垂直全回転かま。
Priority Applications (12)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62105535A JPS63283697A (ja) | 1987-04-28 | 1987-04-28 | 垂直全回転かま |
| US07/076,717 US4884520A (en) | 1987-04-28 | 1987-07-20 | Loop taker and sewing machine |
| EP87201532A EP0288612B1 (en) | 1987-04-28 | 1987-08-13 | Loop taker for sewing machine |
| ES198787201532T ES2033805T3 (es) | 1987-04-28 | 1987-08-13 | Tomador de mallas para maquina de coser. |
| DE8787201532T DE3780810T2 (de) | 1987-04-28 | 1987-08-13 | Fadengreifer fuer naehmaschinen. |
| CN87106053A CN1006649B (zh) | 1987-04-28 | 1987-09-02 | 缝纫机的钩线器 |
| KR8710030A KR890004813B1 (en) | 1987-04-28 | 1987-09-10 | Shuttle and sewing machine |
| SU874203497A SU1724018A3 (ru) | 1987-04-28 | 1987-10-16 | Челнок швейной машины и челночна швейна машина |
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