JPH02165612A - 分布cr回路素子 - Google Patents

分布cr回路素子

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Publication number
JPH02165612A
JPH02165612A JP32170588A JP32170588A JPH02165612A JP H02165612 A JPH02165612 A JP H02165612A JP 32170588 A JP32170588 A JP 32170588A JP 32170588 A JP32170588 A JP 32170588A JP H02165612 A JPH02165612 A JP H02165612A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dielectric substrate
resistor layer
electrodes
substrate
common electrode
Prior art date
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Pending
Application number
JP32170588A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Sekimoto
関本 敏
Masahiro Ishikuri
石栗 真裕
Yukio Yoshino
幸夫 吉野
Toru Kasatsugu
笠次 徹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP32170588A priority Critical patent/JPH02165612A/ja
Publication of JPH02165612A publication Critical patent/JPH02165612A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、基板上に電極及び抵抗体等を積層してなる分
布CR回路素子の構造の改良に関する。
〔従来の技術〕
第2図(a)は、従来OCR回路素子の構造を示す断面
図である。絶縁性基板1上に、抵抗体層2が形成されて
おり、該抵抗体層2の上面に、電極3a、3bが所定距
離を隔てて形成されている。
従って、電極3a、3b間には、その間に存在する抵抗
体層2により抵抗素子が構成されている。
電極3aの上面には、誘電体層4が形成されており、さ
らに該誘電体層4を介して電極3aと重なり合うように
、電極3cが形成されている。この電極3aと電極3c
との間で、誘電体層4に基づく容量が取り出される。
従って、第2図(a)のCR回路素子では、コンデンサ
と抵抗素子とが直列に接続された第2図(b)に示すC
R回路が構成されている。
〔発明が解決しようとする技術的課題〕上記のCR回路
素子では、電極3aが抵抗素子とコンデンサとにおいて
共通とされているが、抵抗体層2及び誘電体層4の2種
類の材質の異なる層を基板1上に形成する必要がある。
従って、製造工程が煩雑であり、かつCRチップとして
用いる場合、小型化・高精度化の点で制約が大きかった
よって、本発明の目的は、比較的簡単な工程で製造する
ことができ、かつ小型化・高精度化の容易な構造を備え
たCR回路素子を提供することにある。
〔技術的課題を解決するための手段] 本発明の分布CR回路素子では、基板として誘電体基板
が用いられている。この誘電体基板の一方面側には抵抗
体層と、抵抗体層により接続された第1.第2の分割電
極とが形成されている。また、誘電体基板の他方面側に
は、第1.第2の分割電極と誘電体基板を介して重なり
合うように共通電極が形成されている。
〔作用〕
誘電体基板を用い、該誘電体基板の一方面側に形成され
た第1.第2の分割電極と他方面側に形成された共通電
極とによりコンデンサが構成されているため、コンデン
サを構成するための誘電体層を基板上に形成する必要が
ない、すなわち、誘電体基板を用いているため、コンデ
ンサを構成するには電極を形成するだけでよく、また基
板上には電極を除けば抵抗体層が形成されるだけである
ため、小型化・高精度化も容易である。
〔実施例の説明〕
第1図及び第3図は、本発明の一実施例の断面図及び平
面図である6本実施例の分布CI?回路素子は、誘電体
基板11を用いて構成されている。
誘電体基板11を構成する材料としては、特に限定され
るものではないが、大容量化のためには、より高誘電率
の材料を用いることが好ましい。
誘電体基板11の上面には、抵抗体層12が形成されて
いる。抵抗体層12は、Ta、N、NiC「または5i
O−Cr等の任意の抵抗性材料を用いて形成することが
でき、また形成方法についてもスパッタあるいは蒸着等
の任意の膜形成方法を用いることができる。
抵抗体層12の上面には、所定距離を隔てて第1、第2
の分割電極13.14が形成されている。
従って、第1.第2の分割電極13.14間において抵
抗体層12に基づく抵抗成分が取り出される。
他方、誘電体基板11の他方面すなわち下面側には、共
通電極15が全面に形成されている。この共通型8i1
5と、上面側に形成された分割電極13.14との間で
、それぞれ、誘電体基板11に基づく容量が取り出され
る。従って、コンデンサの容量を大きくしたい場合には
、分割電極13゜14の面積をより大きくするか、誘電
体基板11を薄くすればよい。
上記した第1.第2の分割電極13.14及び共通電極
15は、Au、Ag、Cu、Ni等の任意の導電性材料
を、スパッタ、蒸着もしくはめっきまたはこれらの組み
合わせ等の任意の膜形成法により、単層あるいはこれら
の組み合わせにより多層状に形成することができる。
本実施例のCR回路素子の回路図を第4図に示す0本実
施例では、誘電体基板11を用いてその上面及び下面に
容量取出しのための第1.第2の分割電極13.14及
び共通型8i15を形成するだけでコンデンサが構成さ
れる。従って、抵抗体層12及び各電極13,14.1
5を形成するだけで、CR回路を構成することができる
なお、分割電極13.14及び共通電極15並びに抵抗
体層12のパターニングについては、フォトリソ・エツ
チング等の任意のパターニング技術を用いて行うことが
でき、このパターニングは誘電体基板11の片面側にお
いてのみ行ってもよく、必要に応じて両面において行っ
てもよい。
本実施例のCR回路素子では、コンデンサの容量は、パ
ターニングした電極面積、すなわち分割電極13.14
と共通電極15の対向面積で決定されるが、フォトリソ
・エツチングにより高精度に各電極を形成し得るので、
容量を高精度に形成することができる。
また、従来例のように基板上において電極の他に誘電体
層及び抵抗体層の双方を形成するものではないため、す
なわち抵抗体層及び電極部分のみを基板上に形成するも
のであるため、チップサイズの小型化も可能である。
誘電体基板11として、比誘電率a y !:i 30
00の材料からなるものを用い、上記実施例のCR回路
素子を構成したところ、1m”のサイズのチツブで容量
は約100pF、抵抗が50〜100Ω程度のCR回路
素子を得ることができた。
なお、上記実施例では、誘電体基板11の一方面側にの
み抵抗体層12を形成したが、他方面側にも抵抗体層を
形成してもよい、その場合には、抵抗体層のさらに下面
に共通電極15が形成されることになる。
また、誘電体基板11の上面側において抵抗体層12を
形成した後に、抵抗体1112の上面に第1、第2の分
割電極13.14を形成していたが、逆に第1.第2の
分割電極13.14を誘電体基板11の上面に形成し、
その上に第1.第2の分割電極にまたがるように抵抗体
層12を形成してもよい。
〔発明の効果〕
本発明では、誘電体基板を用い、該誘電体基板の一方面
側に分割電極を、他方面側に共通電極を形成してコンデ
ンサが構成されており、一方面側の分割電極間に接続さ
れる抵抗体層を形成することにより抵抗素子が構成され
ている。従って、第2図に示した従来例のように、コン
デンサを構成するために基板上に誘電体層を形成する必
要がないため、CR回路素子の製造工程を簡略化するこ
とができると共に、CR回路素子の小型・薄型化・高精
度化を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のCR回路素子の断面図、第
2図(a)は従来例の断面図、第2図(b)は従来例の
回路図、第3図は第1図実施例の平面図、第4図は第1
図実施例の回路図である。 図において、11は誘電体基板、12は抵抗体層、13
は第1の分割電極、14は第2の分割電極、15は共通
電極を示す。 第1図 第2図 3α

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 誘電体基板と、前記誘電体基板の一方面側に形成された
    抵抗体層と、前記誘電体基板の一方面側に形成されてお
    りかつ前記抵抗体層により互いに接続された第1,第2
    の分割電極と、前記第1,第2の分割電極と誘電体基板
    を介して重なり合うように、前記誘電体基板の他方面側
    に形成された共通電極とを備えることを特徴とする分布
    CR回路素子。
JP32170588A 1988-12-19 1988-12-19 分布cr回路素子 Pending JPH02165612A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH057063A (ja) * 1990-11-22 1993-01-14 Juichiro Ozawa コンデンサ内蔵型配線基板およびその製造方法
DE10037000C2 (de) * 2000-07-29 2002-10-17 Stephan Holten Elektronische Schaltung mit Tiefpasscharakteristik und Verfahren zu ihrer Herstellung

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH057063A (ja) * 1990-11-22 1993-01-14 Juichiro Ozawa コンデンサ内蔵型配線基板およびその製造方法
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