JPH02151309A - ロールおよび被圧延材を冷却および潤滑するための方法およびこれを実施するためのエマルジョン循環装置 - Google Patents

ロールおよび被圧延材を冷却および潤滑するための方法およびこれを実施するためのエマルジョン循環装置

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JPH02151309A
JPH02151309A JP1269270A JP26927089A JPH02151309A JP H02151309 A JPH02151309 A JP H02151309A JP 1269270 A JP1269270 A JP 1269270A JP 26927089 A JP26927089 A JP 26927089A JP H02151309 A JPH02151309 A JP H02151309A
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/10Greenhouse gas [GHG] capture, material saving, heat recovery or other energy efficient measures, e.g. motor control, characterised by manufacturing processes, e.g. for rolling metal or metal working

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、場合によっては乳化剤および少な(とも一つ
の油相を含んでいるエマルジョンを供給しながら、非切
削により変形された金属および変形手段、特にロールス
タンド内でストリップを冷間圧延する際にロールおよび
/または被圧延材を冷却および潤滑するための方法に関
する。
本発明はまた上記の方法を実施するための装置にも関す
る。
金属の非切削による変形の場合、生産工程の間の製品の
品質に対する増大して来た要件を充足するため、金属の
技術的な潤滑と冷却はますます重要性を増して来た。冷
間圧延の際ストリップの表面および平坦度に関してスト
リップのより高度な製品品質を保証するため、特にロー
ルスタンド内で帯状の金属を変形する工程の間一定の温
度を可能な限り正確に維持すること並びにロールおよび
被圧延材の最適な表面の幾何学的な形状が要求される。
ロール胴の作業面とストリップ表面の液力学的な分離は
製品品質に対してより多くの影響を与える。技術的な潤
滑剤としては圧延活性を行う添加物を含有しているエマ
ルジョンが薄板の冷間圧延の際の上記の諸要件に適合し
ている。ロール間隙内の冷却、潤滑および動力伝達の作
用はエマルジョンのレオロジー機能によっておよびロー
ル間隙内への供給の際のエマルジョンの状態によって影
響をこおむる。上記の事柄に相応して、冷間圧延機の計
画および作業の際、冷却系および潤滑系のスケジュール
も重要な意味を有している。
冷間圧延機のための公知のエマルジョン循環装置は多数
のエマルジョン捕集容器を使用することによって作業が
行われる。この場合、冷間圧延−エマルジョンは一般に
、エマルジョンの安定性を保証する乳化剤が添加されて
いる水中油の分散液から成る。捕集容器の各々は他のエ
マルジョン特性を有する冷間圧延−エマルジョンを含有
している。これによって、冷間圧延機に色々な冷却−潤
滑−媒体もしくは冷却−潤滑−濃度濃縮物を供給するこ
とが可能となる。各々のロールスタンドにはポンプ、フ
ィルタ並びに測定区間および調整区間から成る別個のエ
マルジョン供給部が使用される。ノズル帯域における噴
霧ビームの分割によりストリップのストリップ幅全体に
わたるエマルジョンの量の分散が自由に選択制御可能で
ある。ロールスタンドの下方に設けられている捕集溝か
らエマルジョンがエマルジョン−捕集容器内に戻し圧送
される。各々のエマルジョン−捕集客器は、粘度および
密度もしくは冷却特性および潤滑特性および分散度のよ
うな他のパラメータにとって所定の特性を有するエマル
ジョンを含有しているので、圧延作業の間、この所定の
エマルジョンのそれぞれ一つを加減することが可能であ
るに過ぎない。更にこれらのエマルジョン捕集容器は寸
法を充分に大きく採らなければならない。何故ならこれ
らのエマルジョン捕集容器は同時にエマルジョンの予備
浄化を行うことが可能な沈積槽として働くからである。
このことは容器の構造および機械技術上の多額の出費並
びに装置技術上大きなスペースを要することを意味して
いる。また従来の冷間圧延−エマルジョンは異質不純物
からの浄化が不十分にしか行われない。
即ち、異質汚物が含有されていることからこのエマルジ
ョンは三物質混合物でなく、多物質混合物である。変形
工程により金属摩耗と油相からのクラック−生成物が生
じる。即ち、例えば液圧系の漏曳からの異質油の侵入に
よって、多相混合物が生成し、この多相混合物からは潤
滑能とストリップの清浄性を阻害する物質をもはや充分
にかつ正確に除去することは不可能である。更に、特に
変形工程から出る、殆ど専ら油相に粘着状態で結合する
鉄摩耗屑はエマルジョンの特性および潤滑性に不利な影
響を与える。
更に経験により、例えば多ロールスタンド冷間圧延機に
おいて個々のロールスタンド間の不十分な封隙によって
エマルジョンに帯同されて来る物質が一方の系から他方
の系へと入ることが避けることができず、これによりエ
マルジョンの色々な作用態様の発揮が不可能になる。予
混合されたエマルジョンの常時の循環はその内部構造お
よびその潤滑能をも変更させる。
ヨーロッパ特許公報第0 054 172号から、スト
リップ表面とロール表面間の摩擦値を加減することによ
りストリップを無張力下で圧延する方法が知られている
。ロールスタンド前方で測定されたストリップ張力係数
に依存して、ストリップがロール間隙内に入る以前に、
ロール間隙内に噴霧される圧延油−エマルジョンに加え
て圧延基本油がストリップの表面に塗布される。ストリ
ップへのこの付加的な基本油−塗布により、冷間ストリ
ップの相当する平坦度−調整を行うことが可能である。
もちろん、冷間圧延された薄板の製品品質に対する現在
的な大きな要求、特に冷間圧延機においてストリップを
冷間圧延する際のより高い生産率に対する作業員の要求
に対しては、ロール間隙内とロールにおける冷却工程お
よび潤滑工程に対してより、従来よりより合目的的に、
より正確に影響を及ぼすことが可能である場合、上記の
要求を充足することが可能である。即ち、生産に関係す
るより高い品質はロールと被圧延材間の間隙内での摩擦
係数の意識的な制御/調節およびロールに適用されるエ
マルジョンの性質を連帯な(変えて適合さゼることによ
り保証される。
このような技術的な背景の下に、本発明の課題は、エマ
ルジョン内の任意の各油濃度および任意の各分散度で何
時でもかつ可能な限り時間遅延を僅かにして調節するこ
とを可能にする冷間圧延機のための新しい冷却/循環系
を提供することである。
使用する油ばあえて圧延を効果的なものにする成分と混
合されていなければならない。圧延機の前方で捕集され
る媒体の浄化の改善は、使用済みのエマルジョンから分
離された液相をそれぞれ別個に処理し、浄化することに
よって保証されA0容器構造に要する経費およびこの容
器構造に伴う冷却−潤滑剤の浄化と供給のための機械上
の技術は、環境を汚染するエマルジョンの消費と同様に
低減されなければならない。
上記の課題は本発明により方法技術的に、エマルジョン
を先ずロールスタンドのロールのすぐ手前においておよ
びワークロールによって形成されるロール間隙内にスト
リップが入る直前にエマルジョンを形成する媒体を別個
に供給することによって形成すること、 およびエマルジョンをこれがその冷却/潤滑機能を果た
した後ロールスタンドの前方で集め、破壊し、解乳化し
、このようにして分離された液相を別個に処理し、再び
原料エマルジョンに使用することによって解決される。
差し当たり直にロールスタンド内で或いはロールスタン
ドの直前において所望の形でエマルジョンに統合されか
つその冷却機能/:IR滑機能を充足した後再び分離さ
れる、エマルジョンを形成する媒体を別個に案内するこ
とにより、多(の利点が得られる。即ち、殆ど平坦なス
トリップ上をロールが転動する際の潤滑フィルムの厚み
は冷間圧延されたストリップの表面品質を主として決定
する要素である。この場合、その都度の圧延工程に適合
された潤滑剤フィルムの構造は機械的なファクターに依
存しており、これらのファクターのうち特に潤滑剤ファ
クターが作用を及ぼし、この作用が有効となる所以は潤
滑剤の粘度、潤滑剤と水との混合比並びに水中における
潤滑剤の分散度にある。即ち、請求された構成により定
まったロール間隙領域内で潤滑剤フィルム厚みは短期間
にかつ連続して作用を及ぼし、かつ変化可能であり、こ
れによりストリップの冷間圧延の際のロール間隙内での
作業面間での液力学的な加圧野に対して作用が及ぼされ
る。従って短期間にストリップの表面品質および平坦度
に関して製品品質を並びに生産率を、その都度の圧延工
程に適合した粘度、濃度、耐久性等を有する、冷却作用
を行うおよび潤滑作用を行うエマルジョンを圧延機に供
給することによって、加減することが可能である。
エマルジョンの濃度は所定の圧延条件および作業条件に
応じて広範囲に、即ち零より大きいか/同じ%の油分と
100%より小さいか/等しい油分間で調節することが
可能である。エマルジョン処理に関しての他の利点は、
環境を汚染させる乳化剤の不存在下で或いは極めて僅か
に使用しないので、水および廃油処理を好都合な経費で
かつ有害物質の発生が少ないこと、特にエマルジョンを
調製するために使用した循環油もしくは循環水の廃棄が
部分できにしか行われないことである。本発明にあって
は成る種の乳化剤は使用されない、何故なら、ロールス
タンドのすぐ近傍において生じるエマルジョンの安定性
が、ロールスタンドからずっと離れて設けられている大
きなエマルジョン槽を備えた従来のエマルジョン−循環
装置に比して、僅かであるからである。エマルジョンの
特性は圧延スケジュールによって予め与えられるその都
度の作業条件に応じて、特にストリップ内で検出された
部分引張力に応じて、或いは例えばロール間隙内での噛
込み条件−これはロール周速度と板速度との差から導出
される−を調節し、かつ、乳化される媒体の量およびタ
イプに相応した使用および適用される乳化技術によって
調節するのが有利である。
本発明による構成により、エマルジョンとして場合によ
ってはエマルジョン特性によって調整作用を行う乳化剤
を含んでいる水中油エマルジョンが使用され、このエマ
ルジョンの油分および水分が先ず加熱或いは冷却され、
所定の温度を変えることなく高圧下に分散装置に入れら
れ、かつこのようにして造られた分散液は直ちに引続き
ロールの表面上におよび/またはロール間隙内におよび
/またはストリップ上に噴霧される。これによって、冷
却/潤滑の三つの働き、即ちロールおよびストリップの
潤滑、冷却および浄化の意識的なかつ個別の加減が可能
となる。即ち、冷却/潤滑の三つの働きすべてがそれぞ
れ互いに無関係に可能な限り最良にかつ所望通りの方法
により充足される圧延状況が形成される。即ち、本発明
によりロール、特にロールスタンドのバックアップロー
ルに噴霧されるエマルジョンがロール間隙内に噴霧され
るエマルジョンに比して僅かな潤滑性を有している。
このことは、バックアップロール駆動の際周方をスリッ
プを伴うことなくワークロールに伝達するため、バック
アップロールとワークロール間の接触帯域が、ロール間
隙内の変形帯域に比して潤滑が比較的僅かしか行われな
い場合望ましい。本発明の特別な利点は、ロール間隙内
に噴霧されるエマルジョンの特性がロール軸線に沿って
時間的におよび/または帯域毎に制御され、これにより
特に圧延されたストリップの平坦度に対して有効に作用
が及ぼされた際得られる。
本発明の他の構成により、ロールスタンドの前方で集め
られた使用済みのエマルジョンはポンプ作用および流れ
作用によって誘起される渦流形成を充分に回避しながら
場合によっては解乳剤添加の下に乳化のための分離帯域
内に供給される。即ち、すべての油中水−混合物は自由
な場合ロールスタンドの下方の単純に形成された捕集槽
内に充分な層流で流入し、従って分離帯域内での物質の
分離とエマルジョンの分別が比較的迅速に行われる。こ
れにより、分離槽を比較的小型に形成でき、適切な経費
で形成可能である。水中油−混合物のための自由落差が
適用できない場合、経費のかからない渦の少ないポンプ
、例えばノンクロギングポンプの様式の、特に羽根車の
様式のポンプが使用される。
本発明の他の構成により、分離帯域内で分離された油を
あらためて鎮静され、場合によって未だ水を含んでいる
混合相を分離帯域内に戻し、一方精製された油相が解乳
装置剤に供給される。
本発明により、分離された水は濾過され、あらためて鎮
静化され、場合によって未だ油を含んでいる混合相は分
離帯域内に戻され、一方精製された水相は解乳剤に供給
される。油相および水相の別個の精製によりその中に含
まれている異物は著しく簡単かつ比較的効果的に除去さ
れ、両相は水と油を全使用時間にわたって一定な性質に
維持する。このような方法により変形プロセスから生じ
る鉄摩耗屑を特に効果的に殆ど完全に循環油から除去す
ることが可能である。
何故なら鉄摩耗屑は従来エマルジョンの特性と潤滑性に
とって不利な影響を及ぼしてきたからである。
本発明の他の構成により、エマルジョンを造るために使
用される循環油および循環水は新鮮油もしくは新鮮水に
添加されて精製される。これにより特別簡単な方法でエ
マルジョンを形成する媒体、即ち水と油の長い使用寿命
が保証される。、エマルジョンの性質を制御する乳化剤
を先ず新鮮油相内でもしくは新鮮水相内に溶解するのが
有利である。これにより特に迅速に、とりわけ色々に混
合した乳化剤を含んでいる多数の容器を使用した場合、
その都度必要なエマルジョンの特性を調節することが可
能である。
本発明による適当な構成により、分散装置中に油相が乳
化剤と一緒に加圧下に水相内に噴霧される。
本発明による他の構成により、ロール間隙−エマルジョ
ンノズルの少なくとも一部分に圧延基本油、例えば純粋
なケロシンが分散装置を迂回して添加され、これにより
僅かμ単位のストリップ厚みを有する薄板圧延のような
極端な圧延条件の際に薄板の破損が回避される。
本発明は、上記した本発明による方法を実施するための
装置にも関し、この装置の特徴とするところは、ロール
スタンドのロールに対しておよび/またはロール間隙に
対して立体的な近接状態で分散装置が設けられており、
この分散装置内に水相および油相のための圧力負荷下に
ある導管がそれぞれ開口しており、この場合分散装置が
エマルジョンのためのロール全長にわたって分散して設
けられている噴霧ノズルと結合されていること、 およびロールスタンドの下方に捕集槽が設けられており
、この捕集槽が使用済みのエマルジョンを解乳するため
の容器およびそれらの油分および水分を別個に処理する
ための容器と結合されており、これらの容器自体は分離
された液相油/水を分散装置に戻すための戻し案内導管
と結合されていることである。
ここに提案されているエマルジョン循環装置は、更に高
度な製品品質のための冷却系および潤滑系を提供するに
しては、従来の装置と比較して小型であり、かつ僅かな
経費で構成可能である。容器の構造は簡約化される。必
要とする機械技術も簡単なものである。
特に有利な方法により、別個の液相、即ち油/水の戻し
導管内に熱交換器もしくは加熱装置および圧送ポンプを
設けた場合、製造されるエマルジョンの性質を調節する
ことが可能である。
その際、分散装置の後方のエマルジョン導管内のエマル
ジョンの油濃度および分散度を監視するために測定装置
が設けられて、この測定装置が純粋油および純粋水のた
めの戻し導管内の圧力と温度のための制御装置および相
応する調節装置と結合されているのが有利である。
本発明によるエマルジョン循環装置の特別な利点は、ロ
ール軸線に沿っておよび/またはストリップの下方およ
び上方に多数のエマルジョンノズルが帯域毎にまとめて
設けられており、かつ所属している測定装置および調節
装置を備えた分散装置に所属しており、この場合個々の
分散装置が同時にエマルジョンのための噴霧ノズルであ
り、多数のこのような分散装置が噴霧ビーム上にロール
スタンドのロールのもしくはロール間隙の直前に設けら
れていることである。
純粋油導管およびは純粋水導管内の圧力および温度のた
めの調節装置がロールスタンドの前方におよびストリッ
プに対して横方向で設けられている引張力測定機構と結
合しているのが有利である。この装置技術は、エマルジ
ョンと分散装置の一定の潤滑特性および冷却特性のその
都度の圧延工程に最適に作用する調節を可能にし、所望
の分散度、即ち一定の油滴大きさおよびエマルジョンの
この性質が圧延技術状必要とされる水流内への均一な分
散を可能にする。
以下に添付した図面に図示した実施例につき本発明の詳
細な説明する。
第1図はバックアップロール駆動機構2と3を備えた冷
間圧延機のロールスタンド1を示している。第2図はエ
マルジョンが水および油に分離され、これらが分離され
た状態で貯蔵されかつフィルタと浄化装置との協働の下
に処理される容器の配役を示している。
第1図にかえって、バックアンプロール駆動機構を備え
た冷間圧延機ロールスタンドは二つのバックアップロー
ル4.5と二つのワークロール6.7を備えており、こ
れらのロール間で金属ストリップ8が矢印9で示した通
板方向で圧延される。ロールスタンド1の入側において
詳しく図示しなかった噴霧ビーム上に設けられる冷却水
のための噴霧ノズル10が存在している。ロール間隙1
1の直前およびストリップ8のロールスタンドI内への
入側帯域に、ストリップの下方および上方にエマルジョ
ンノズル12が設けられており、このエマルジョンノズ
ルは同様に詳しく図示しなかった噴霧ビーム上に存在し
ている。ストリップ8の通板方向9でロールスタンド1
の前方には他のエマルジョンノズル13が存在しており
、このエマルジョンノズルはワークロール6とバンクア
ップロール4もしくはワークロール7とバックアップロ
ール5間の接触帯域方向に指向されている。ロールスタ
ンドの前方で少し間隔をおいて同様に概略図示した他の
エマルジョンノズル14がストリップの上方および下方
で噴霧ビームに設けられている。
ロールスタンドlのバックアップロール4.5に対して
空間的に近接しておよびワークロール6.7間で形成さ
れるロール間r!!11に対して空間的に近接して分散
装置15.16が設けられており、これらの分散装置内
に水相のための加圧下にある導管17.1日および少な
くとも一つの乳化剤を含んでいる油相のための加圧下に
ある導管19.20がそれぞれ開口している。分散装置
15.16とこれらの分散装置からエマルジョンが供給
されるエマルジョンノズル12.13間にはエマルジョ
ンの油濃度および分散度を監視するための測定装置13
が設けられている。ロールスタンド1の下方にはロール
スタンドから来る水−油一混合物のための捕集槽21が
存在しており、この捕集槽は使用済みのエマルジョンを
解乳するための捕集兼分離容器22と結合と結合してい
る。処理された水相のための加圧導管17.18内にそ
れぞれ一つのポンプ23.24とそれぞれ一つの熱交換
器もしくは加熱装置25.26が設けられている。油相
のための加圧導管19.20内にもそれぞれ一つの油ポ
ンプ27.28と熱交換器29.20が設けられている
。エマルジョンの油濃度および分散度を監視するための
、分散装置15の後方のエマルジョン導管内に設けられ
ている測定装置31はポンプ23と加熱装置もしくは熱
交換器25のための制御装置32と相応する調節機構3
2”、32”と結合されている。
制御装置32は測定技術上ロールスタンド1の前方にか
つストリップ8に対して横方向で設けられている引張力
測定機構52と結合されている。同じ様式の制御回路が
水相のための加圧導管18および油相のための加圧導管
19.20内に存在している。噴霧ノズル10と14は
圧送ポンプ35.36が存在している水導管33.34
に接続している。第1図に図示した系には純粋油導管3
8と純粋水導管39から来る浄化された循環油が供給さ
れ、捕集槽21と結合されている油−水一混合物一導管
37を介して排出される。
第2図により油−水一混合物一導管37は捕集兼分離容
器22内に導入される。油相を案内する導管51がこの
この捕集兼分離容器22から油捕集容器53に通じてお
り、この油捕集容器の出口導管40は油浄化装置41と
結合されている。その上残余水の分離が行われるこの油
浄化装置41から清浄油が結合導管42を経て清浄油容
器43に供給され、この清浄油容器から第1図において
分散装置15.16と結合されている清浄油導管38が
出ている。付加的に清浄油導管38内に新鮮油容器44
から来る導管が開口している。油浄化装置41から水を
含んでいる混合相が戻し導管45で捕集兼分離容器22
に戻される。
使用済みのエマルジョンのための捕集兼分離容器22か
ら水相を案内する加圧導管46がフィルタ47の間挿の
下に水捕集容器48内へと案内されており、この水捕集
容器の出口導管39は第1図による分散装置15.16
と結合されている。純粋水導管39には更に新鮮水容器
49から来る導管が開口している。新鮮水容器49から
油を含んでいる混合相を案内する出口導管50が戻って
捕集兼分離容器22に開口している。
圧延エマルジョンの製造は、ロール間隙のすぐ近傍にお
いて、先ず水相のための加圧導管内に設けられているポ
ンプ23が水の圧力を所望の圧力にまで上昇させること
によって行われる。
熱交換器25もしくは相応する加熱装置は、製造される
べきエマルジョンに関して続いて一定の粘度特性を調節
するために水の温度を所望の値にもたらす。ここで純粋
油導管38からポンプ27により一定量の油が取出され
、加熱装置29内で一定の温度に加熱され、高圧で分散
装置15内に噴霧される0分散装置は所望の分散度を形
成する。即ちこれにより一定の油滴大きさおよびその水
流内での均一な分配が可能となる。このようにして造ら
れた分散液はここで直接ロール間隙内に噴霧される。こ
れは多数のエマルジョンノズル12で行われ、これらの
エマルジョンノズルは場合によっては帯域毎にまとめら
れており、かつストリップ8の上方および下方で噴霧ビ
ーム上に存在している。測定装置31は絶えず制御装置
32により油濃度および分散度を監視する。この制御装
W32はストリップの測定機構52によって測定された
引張力の基準に応じた基準値ガイダンスの下に圧送ポン
プ23と加熱装置25の相当する調節機構32′、32
nを作動させる。同様な方法で測定装置31は、圧送ポ
ンプ27と加熱装置29−これら両者は油相のための加
圧導管19内に設けられている−を備えている詳しく図
示しなかった制御装置および調節機構と結合されている
もちろんストリップ8の上方および下方に設けられてい
る噴霧ビームのために異なる油−濃度および分散度を形
成することも可能である。
バンクアップロールとワークロール間の接触帯域のため
の潤滑エマルジョンの製造は上記と同じ方法で、ポンプ
24と加熱装置26により純粋水を、圧送ポンプ28と
加熱装置30により油相を分散装置16内の圧力の下で
エマルジョンに分散させて行われる。エマルジョンはエ
マルジョンノズル13によりバックアップロールとワー
クロール間の接触帯域方向に噴霧される。ロールスタン
ド内へエマルジョンを噴霧スるこの位置においてわざわ
ざ、変形帯域に比して油濃度を僅かにし、かつ潤滑を悪
るくし、これによりバックアップロール4とワークロー
ル6もしくはバックアップロール5とワークロール7が
互いにスリップしないようにされる。この場合、油−濃
度および分散度は上記したように、測定装置31′と相
応した、此処には詳しく図示しなかった制御装置によっ
て調節される。
ワークロール6.7およびストリップ8を冷却するには
、純粋水をポンプ35と導管34とを介して一定の圧力
下に噴霧ノズル10によりこれらのロールに供給するだ
けで充分である。
これによりロールおよびストリップの冷却が更に強力に
行われる。
ストリップの清浄可能性の改良のための他の可能性は、
水を純粋水導管39からポンプ36で吸引し、増圧して
高圧にすることである。ストリップ8の上方および下方
において適切なノズル14により鋭い噴霧流が形成され
、この噴霧流は(矢印9の)通板方向とは反対方向でス
トリップ8表面から不純物を除去する。ここで板を巻取
る以前にオイリングを行おうとする場合、噴霧水内に油
を混合し、かつ後続している噴霧ビームを介して所望の
水−/油濃度を板表面上に形成する。このような配設は
場合によっては板をセクション毎に潤滑するためにスト
リップ入側において行うことも可能である。
すべての水混合物/油混合物はロールスタンドlの下方
の捕集槽21内に流入し、ここから自由な場合或いはポ
ンプで油/水混合物導管37を経て捕集兼分離容器22
内に送られる。この場合、ポンプの作用および流れ作用
により物質、即ち油、水および汚物の渦流の形成が抑制
され、これにより引続き容器22内で行われるエマルジ
ョンの解乳が容易に行われるようにするのが重要である
。使用済みのエマルジョンから捕集兼分離容器内で分離
された油相は油捕集容器53内であらためて鎮静され、
引続き油浄化装置41内で金属成分の浄化と付加的な水
分離が行われる。水を含んでいる油相は、あらためて分
離が行われるよう戻し案内導管45を経て混合相として
捕集兼分離容器22に戻される。
浄化された油は純粋油容器43内に集められ、場合によ
っては新鮮油容器44から来る新鮮油が添加される。新
鮮油容器44内においてエマルジョンを制御する乳化剤
が混入される。製造されるべきエマルジョンを広範囲で
制御可能にするために、多数の容器を設けることも可能
である。純粋油導管38は第1図における同様に分散装
置15.16と結合されている。
捕集兼分離容器22内で分離された水相はフィルタ47
により汚物分を除去されて浄化され、純粋水容器に集め
られ、改めて鎮静される。場合によっては油相を含んで
いる混合相はあらたに相を分離するため導管50を経て
捕集兼分離容器22に戻される。純粋水は場合によって
は新鮮水容器49から来る新鮮水の混合の下に純粋水導
管39を経て第1図に関して記載した方法でエマルジョ
ンを造るために分散装置I5、16に供給される。
上記の本発明のエマルジョン循環装置により、それぞれ
エマルジョン内の任意の油濃度をいかなる時にも極めて
僅かな時間遅延をもって圧延工程のその都度の所定のガ
イダンス値に調節することが可能である。冷間圧延機の
ための冷却系および潤滑系の時間の遅延を伴わない自在
性により被圧延材の表面品質および平坦度に関して製品
の良好な品質が達せられる。更にエマルジョンの処理も
簡略化されかつ環境を汚染することもな(、この場合同
時に設備費も従来公知のエマルジョン循環装置に比較し
て低減することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はバックアップロールとエマルジョン循環装置と
を備えた冷間圧延機の基本構造の概略図、 第2図は使用済みの圧延エマルジョンのための処理装置
の基本作業フローシート。 図中符号は、 1 ・・・冷間圧延ロールスタンド、2.3 ・・・バ
ックアップロール駆動機構、4.5 ・・・バックアッ
プロール、6.7 ・・・ワークロール、8 ・・・ス
トリップ、9 ・・・通板方向、IO・・・冷却水、1
1・・・ロール間隙、12.13・・・エマルジョンノ
ズル、14・・・噴霧ノズル、15.16・・・分散装
置、17.18・・・水相用加圧導管、19.20・・
・油相加圧導管、21・・・捕集槽、22・・・捕集兼
分離容器、23.24・・・水相圧送ポンプ、25.2
6.29.20・・・加熱装置/熱交換器、27.28
・・・油ポンプ、31.31′測定装置、32・・・調
節装置、33.34・・・水導管、35.36・・・水
圧送ポンプ、37・油/水−混合物−導管、38・・・
純粋水導管、40・・・出口導管、41・・・純粋油導
管、42・・・結合導管、43・・・純粋油容器、44
・・・新鮮油容器、45・・・混合相用戻し導管、46
・・・水相加圧導管、47・・・フィルタ、48・・・
水捕集容器、49・・・新鮮水容器、50・・・混合相
用戻し導管、51・・・油相用導管、52・・・引張力
測定機構、53・・・油捕集容器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、場合によっては乳化剤および少なくとも一つの油相
    を含んでいるエマルジョンを供給しながら、非切削によ
    り変形された金属および変形手段、特にロールスタンド
    内でストリップを冷間圧延する際にロールおよび/また
    は被圧延材を冷却および潤滑するための方法において、 エマルジョンを先ずロールスタンドのロールのすぐ手前
    においておよびワークロールによって形成されるロール
    間隙内にストリップが入る直前にエマルジョンを形成す
    る媒体を別個に供給することによって形成すること、 およびエマルジョンをこれがその冷却/潤滑機能を果た
    した後ロールスタンドの前方で集め、破壊し、解乳化し
    、このようにして分離された液相を別個に処理し、再び
    原料エマルジョンに使用することを特徴とする、上記方
    法。 2、エマルジョン特性を圧延プロセスによって予め定め
    られているその都度の作業条件の基準に従って、特にス
    トリップの検出された部分的な引張力を基準として、も
    しくはロールとストリップ間の噛込み条件を基準として
    調節し、かつ乳化されるべき媒体を量およびタイプに即
    応して使用しかつ適用される乳化技術に応じて制御する
    、請求項1記載の方法。 3、エマルジョンとして場合によってはエマルジョン特
    性によって調整作用を行う乳化剤を含んでいる水中油エ
    マルジョンを使用し、このエマルジョンの油分および水
    分を先ず加熱或いは冷却し、所定の温度を変えることな
    く、高圧下に分散装置に入れ、かつこのようにして造ら
    れた分散液を直ちに引続きロールの表面上におよび/ま
    たはロール間隙内におよび/またはストリップ上に噴霧
    する、請求項1或いは2記載の方法。 4、ロールスタンドのロール、特にバックアップロール
    に噴霧されるエマルジョンとしてロール間隙内に噴霧さ
    れるエマルジョンに比して僅かな潤滑能を有するエマル
    ジョンを使用する、請求項1から3までのいずれか一つ
    に記載の方法。 5、ロール間隙内に噴霧されるエマルジョンの特性をロ
    ール軸線に沿って時間的におよび/または帯域毎に制御
    する、請求項1から4までのいずれか一つに記載の方法
    。 6、ロールスタンドの前方で集められた使用済みのエマ
    ルジョンをポンプ作用および流れ作用によって誘起され
    る渦流形成を充分に回避しながら場合によっては解乳剤
    添加の下に乳化のための分離帯域内に供給する、請求項
    1から5までのいずれか一つに記載の方法。 7、分離帯域内で分離された油をあらためて鎮静化し、
    場合によって未だ水を含んでいる混合相を分離帯域内に
    戻し、一方精製された油相を解乳装置に供給する、請求
    項1から6までのいずれか一つに記載の方法。 8、分離された水相を濾過し、あらためて鎮静し、場合
    によって未だ油を含んでいる混合相を分離帯域内に戻し
    、一方精製された水相を解乳装置に供給する、請求項1
    から7までのいずれか一つに記載の方法。 9、エマルジョンを造るために使用される循環油および
    循環水を新鮮油もしくは新鮮水を添加して精製する、請
    求項1から8までのいずれか一つに記載の方法。 10、制御可能な乳化剤を先ず新鮮油相もしく新鮮水相
    内に溶解する、請求項1から9までのいずれか一つに記
    載の方法。 11、分散装置内で油相を場合によっては乳化剤と共に
    加圧下に水相内に噴霧する、請求項1から10までのい
    ずれか一つに記載の方法。 12、ロール間隙−エマルジョンノズルの少なくとも一
    部分に圧延基本油を分散装置を迂回して添加する、請求
    項1から11までのいずれか一つに記載の方法。 13、場合によっては乳化剤および少なくとも一つの油
    相を含んでいるエマルジョンを供給しながら、非切削に
    より変形された金属および変形手段、特にロールスタン
    ド内でストリップを冷間圧延する際にロールおよび/ま
    たは被圧延材を冷却および潤滑するためのエマルジョン
    −循環装置において、ロールスタンド(1)のロール(
    4、6;5、7)に対しておよび/またはロール間隙(
    11)に対して立体的な近接状態で分散装置(15、1
    6)が設けられており、この分散装置内に水相 (17、18)および油相(19、20)のための圧力
    負荷下にある導管が開口しており、この場合解乳装置(
    15、16)がエマルジョンのためのロール全長にわた
    って分散して設けられている噴霧ノズル(12、13)
    と結合されていること、 およびロールスタンド(1)の下方に捕集槽(21)が
    設けられており、この捕集槽が使用済みのエマルジョン
    を解乳するための容器およびそれらの油分および水分を
    別個に処理するための容器(41、43、53、48)
    と結合されており、この容器自体は分離された液相−油
    /水を分散装置(15、16)に戻すための戻し案内導
    管(38、39)と結合されていることを特徴とする、
    上記エマルジョン−循環装置。 14、分離された液相/油/水の戻し案内導管(38、
    39)内に熱交換器もしくは加熱装置(25、26;2
    9、30)と加圧ポンプ(23、24;27、28)が
    設けられている、請求項13記載の装置。 15、分散装置(15、16)の後方のエマルジョン導
    管内にエマルジョンの油濃度および分散度を監視するた
    めの測定装置(31’)が設けられており、この測定装
    置が純粋油(38)および純水(39)のための戻し導
    管内の圧力と温度のための調整装置(32)と相応する
    制御機構(32′、32″)と結合されている、請求項
    13或いは14記載の装置。 16、ロール軸線に沿っておよび/またはストリップ(
    8)の上方或いは下方に多数のエマルジョンノズル(1
    2、13)が帯域毎にまとめて設けられており、かつ所
    属する測定兼調整装置(31、32)を備えた分散装置
    器 (15、16)に所属している、請求項13から16ま
    でのいずれか一つに記載の装置。 17、使用済みのエマルジョンのための捕集兼分離槽(
    22)から油相を案内するための導管(51)が油捕集
    容器(53)に開口しており、この油捕集容器が循環油
    のための油浄化装置(421)および純粋油容器(43
    )並びに場合によっては新鮮油槽(44)と結合されて
    おり、引続き純粋油導管(38)が分散装置(15、1
    6)と結合されており、かつ混合相を案内する油浄化装
    置(41)の出発導管(45)が捕集兼分離容器(22
    )へと戻り案内されている、請求項13から16までの
    いずれか一つに記載の装置。 18、使用済みのエマルジョンのための捕集兼分離容器
    (22)から水相を案内する加圧導管(46)がフィル
    タ(47)の間挿の下に純水容器(48)に案内されて
    おり、この純水容器の一方の出口導管が純水−導管(3
    9)として分散装置器(15、16)と結合されており
    、他方の混合相を案内する出発導管 (50)が捕集兼分離容器(22)に戻り案内されてい
    る、請求項13から17までのいずれか一つに記載の装
    置。 19、個々の分散装置(15、16)が同時にエマルジ
    ョンのためのノズル(12、13)であり、このような
    分散装置(15、16)の多数が噴霧ビーム上にロール
    (4、6;5、7)もしくはロールスタンド(1)のロ
    ール間隙(11)の直前に設けられている、請求項13
    から18までのいずれか一つに記載の装置。 20、純粋油導管(19、20)もしくは純粋水導管(
    17、18)内の圧力および温度のための調整器(32
    )が測定技術的にロールスタンド(1)の前方でかつス
    トリップ(8)に対して横方向で設けられている引張力
    測定機構(52)と結合している、請求項13から19
    までのいずれか一つに記載の装置。
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