JP2021102227A - 金属に圧延を行う過程に乳濁液を添加して除去する装置 - Google Patents

金属に圧延を行う過程に乳濁液を添加して除去する装置 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は金属に圧延を行う過程に乳濁液を添加して除去する装置を開示した。【解決手段】筐体を含み、前記筐体の中には左右に連通する圧延空間が設置され、、本願発明は作動する時、モータを始動することにより、モータ軸が回転し、圧延ロール機構が作動して金属に圧延を行い、圧延ロールが回転し、圧延ロール軸が回転し、遠心ケースが回転し、遠心ロッドが外側へ左側の第一プッシュ板を押し、第一プッシュ板が左方に運動し、第一プッシュロッドが左方に運動し、斜めブロックが左方に運動し、第二プッシュロッドが圧延空間に近接する方向に運動し、第二プッシュ板が圧延空間に近接する方向に運動し、第三プッシュ板が圧延空間に近接する方向に運動し、乳濁液は乳濁液管を介して圧延予定の金属に落ち、遠心ロッドが外側へ右側の第一プッシュ板を押し、第一プッシュ板が左方に運動し、第四プッシュ板が左方に運動する。【選択図】図1

Description

本願発明は金属の圧延技術分野に関わり、具体的には金属に圧延を行う過程に乳濁液を添加して除去する装置である。
金属ビレットを一対の圧延ロールの間の隙間に通し、圧延ロールの圧縮で材料の断面を縮めて長さを増やす圧力加工方法は、鋼材を生産するのによく使用される生産方法であり、主に金型材料と、板材とパイプ材料との生産に用いられる。
乳濁液はエネルギーを節約でき、圧延ロールの損耗を減少でき、また圧延製品の形を保証でき、金属が圧延ロールに貼り付くことを防ぎ、圧延製品の表面の質を高め、金属に圧延を行うまえに、乳濁液を添加する必要があり、加工後の金属製品の表面についた残留乳濁液は金属製品及び次の工程に不便を与え、現段階、一般的に人工操作によって行い、これは非常に不便かつ低効率である。
中国特許出願公開第105414216号明細書
上記の技術不足に対して、本願発明は金属に圧延を行う過程に乳濁液を添加して除去する装置を提供する。
本願発明に記載の金属に圧延を行う過程に乳濁液を添加して除去する装置は、筐体を含み、前記筐体の中には左右に連通する圧延空間が設置され、前記圧延空間には圧延ロール機構が上下対称に設置され、上方の前記圧延ロール機構には遠心空間が前後対称に設置され、前後の前記遠心空間の中には遠心機構が対称に設置され、前記筐体の中には前記遠心空間の左端に位置する乳濁液機構が対称に設置され、前記筐体の中には前記遠心空間の右端に位置する水噴射機構が前後対称に設置され、前記筐体の中にはモータが上下対称に設置され、上下の前記モータにおいて前記圧延空間に近接する一端にはモータ軸が設置され、前記筐体の中には前記モータにおいて前記圧延空間に近接する方向に位置する第一プーリ空間が上下対称に設置され、上下の前記モータ軸と前記第一プーリ空間に位置する第一プーリとが連結され、上下の前記第一プーリ空間の右端壁には第一歯車空間が設置され、上下の前記第一歯車空間の中には第二プーリが設置され、上下の前記第二プーリと前記第一プーリとが第一ベルトにより連結され、上下の前記第二プーリと第一プーリ軸とが連結され、上下の前記第一プーリ軸と前記筐体とが回転可能に連結され、上下の前記第一プーリ軸において前記圧延空間から離れた一端と第一歯車とが連結され、上下の前記第一歯車には第二歯車が前後対称に噛み合い、上下の前記第一歯車空間には第二プーリ空間が前後対称に設置され、上下の前記第一歯車空間にはカム機構が前後対称に設置されている。
好ましくは、前記圧延ロール機構は前記圧延空間の間に設置されかつ前記筐体と回転可能に連結された圧延ロール軸を含み、前記圧延ロール軸と前記圧延空間の中に位置する圧延ロールとが連結され、前記圧延ロールにおいて前記圧延空間から離れた一端と前後対称に設置された支持ロールとが摩擦により連結され、前記圧延空間の上下端壁には前後対称に設置されかつ前記圧延空間に向かって開口した支持ロール溝が対称に形成され、前記支持ロールが前記支持ロール溝の中に位置し、前記支持ロールと前記支持ロール軸とが連結され、前記支持ロール軸と前記筐体とが回転可能に連結され、前記筐体の中には前記第一プーリ空間において前記圧延ロール空間に近接する方向に位置する傘歯車空間が上下対称に設置され、前記モータ軸において前記圧延ロール空間に近接する一端と前記傘歯車空間の中に位置する第一傘歯車とが連結され、前記支持ロール軸において前記モータ軸に近接する一端と前記傘歯車空間の中に位置する第二傘歯車が連結され、前後の前記第二傘歯車がいずれも前記第二傘歯車の上方に位置する前記第一傘歯車とが噛み合っている。
好ましくは、前記遠心機構は圧延ロール軸と連結されかつ前記遠心空間の中に位置する遠心ケースを含み、前記遠心ケースの中には内空間が設置され、前記内空間の壁には四つの内部と外部と連通する第一スライド溝が均等に形成され、前記第一スライド溝と遠心ロッドとがスライド可能に連結され、前記遠心ロッドの相対した内端壁が第一ばねにより連結され、前記遠心空間の左右端壁には左右に連通する第二スライド溝が上下対称に形成され、前記第二スライド溝と前記第二スライド溝の中に位置する第一プッシュロッドとがスライド可能に連結され、前記第一プッシュロッドにおいて前記遠心空間の中に位置する一端には第一プッシュ板が固定的に設置され、前記第一プッシュ板において前記遠心空間から離れた端壁と前記遠心空間の端壁とが第二ばねにより連結されている。
好ましくは、前記乳濁液機構は左側の前記第一プッシュロッドにおいて前記遠心空間から離れた端壁に固定的に設置された斜めブロックを含み、左側の前記第二スライド溝において前記遠心空間から離れた端壁には第一押し空間が設置され、前記第一押し空間と前記第一押し空間の中に位置する前記斜めブロックとがスライド可能に連結され、前記斜めブロックにおいて前記圧延空間に近接する方向には第二プッシュロッドがスライド可能に設置され、前記圧延空間の前後端壁には前記第一押し空間において前記圧延空間に近接する方向に位置するところには第二押し空間が対称に設置され、前記第二押し空間において前記圧延空間に近接する端壁には乳濁液容器が設置され、前記乳濁液容器において前記圧延空間に近接する端壁には乳濁液管が設置され、前記第二プッシュロッドにおいて前記圧延空間に近接する端壁には第二プッシュ板が固定的に設置され、前記第二押し空間において前記圧延空間から離れた端壁には前記圧延空間に向かって開口した第一ばね溝が形成され、前記第一ばね溝において前記圧延空間から離れた端壁と前記第二プッシュ板において前記圧延空間から離れた端壁とが第三ばねにより連結され、前記第二プッシュ板と前記乳濁液容器との間には前記第二押し空間とスライド可能に連結された第三プッシュ板が設置されている。
好ましくは、前記水噴射機構は右側の前記第一プッシュロッドにおいて前記遠心空間から離れた端壁に固定的に設置された第四プッシュ板を含み、右側の前記第二スライド溝において前記遠心空間から離れた端壁には右方に開口した第三押し空間が設置され、前記第三押し空間と前記第三押し空間の中に位置する前記第四プッシュ板とがスライド可能に連結され、前記第四プッシュ板の右端壁には前記第三押し空間の中に固定的に設置された浄水容器が設置され、前記浄水容器の右端壁には水噴射管が設置されている。
好ましくは、前記カム機構は前記第二歯車と連結された第二プーリ軸を含み、前記第二プーリ軸と前記筐体とが回転可能に連結され、前記第二プーリ軸と前記第二歯車の上方に位置する第三プーリとが連結され、前記第二プーリ空間の中には前記第三プーリにおいて前記第一歯車から離れた方向に位置する第四プーリが設置され、前記第四プーリと前記第三プーリとが第二ベルトにより連結され、前記第四プーリと前記カム軸とが連結され、前記筐体の中には前後対称に配置されて前記第二プーリ空間において前記圧延空間に近接する方向に位置するカム空間が上下対称に設置され、前記カム軸において前記圧延空間に近接する一端と前記カム空間の中に位置するカムとが連結され、前記カム空間の中にはカムブロックが設置され、前記カムブロックの中には上下に連通したカム溝が形成され、前記カム溝と前記カム溝の中に位置する前記カムとがスライド可能に連結され、前記カム空間において前記第一歯車に近接する端壁には前記第一歯車から離れた方向に開口した第二スライド溝が形成され、前記第二スライド溝と前記第二スライド溝の中に位置する第一スライダとがスライド可能に連結され、前記第一スライダが前記カムブロックにおいて前記第一歯車に近接する端壁に固定的に設置され、前記第一スライダにおいて前記第一歯車に近接する端壁と前記第二スライド溝において前記第一歯車に近接する端壁とが第四ばねにより連結され、前記カム空間において前記第一歯車から離れた端壁には前記第一歯車に向かって開口した第三スライド溝が形成され、前記第三スライド溝と前記第三スライド溝の中に位置する第二スライダとがスライド可能に連結され、前記第二スライダが前記カムブロックにおいて前記第一歯車から離れた端壁に固定的に設置され、前記第一スライダの右端壁には洗浄ロール機構が設置されている。
好ましくは、前記洗浄ロール機構は前記第一スライダの右端壁と固定的に連結された第三スライダを含み、前記第三スライダと前記カム空間の右端壁に設置されかつ左右に連通したスライド溝とがスライド可能に連結され、前記第三スライダにおいて前記圧延空間に近接する一端には第四スライダが固定的に設置され、前記第四スライダにおいて前記圧延空間に近接する一端の左右端壁の間には洗浄ロール軸が回転可能に連結され、前記洗浄ロール軸と前記洗浄ロールとが連結されている。
本願発明は作動する時、モータを始動することにより、モータ軸が回転し、圧延ロール機構が作動して金属に圧延を行い、圧延ロールが回転し、圧延ロール軸が回転し、遠心ケースが回転し、遠心ロッドが外側へ左側の第一プッシュ板を押し、第一プッシュ板が左方に運動し、第一プッシュロッドが左方に運動し、斜めブロックが左方に運動し、第二プッシュロッドが圧延空間に近接する方向に運動し、第二プッシュ板が圧延空間に近接する方向に運動し、第三プッシュ板が圧延空間に近接する方向に運動し、乳濁液は乳濁液管を介して圧延予定の金属に落ち、遠心ロッドが外側へ右側の第一プッシュ板を押し、第一プッシュ板が左方に運動し、第四プッシュ板が左方に運動し、浄水は水噴射管を介して洗浄ロールに噴射され、モータ軸が回転し、第一プーリが回転し、第二プーリが回転し、第一プーリ軸が回転し、第一歯車が回転し、カム機構が作動し、第一スライダが前後運動を繰り返し、洗浄ロールが前後運動を繰り返して圧延完了後の金属表面についた残った乳濁液を除去する。
下記に図1〜4をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:図1は本発明装置の正面図であり、本願に記載の各方向が、図1と同じ向きに装置を見た際の方向である。
図1は本願発明の構成概略図 図2は図1の「A―A」の概略図 図3は図2の「B―B」の概略図 図4は図3の「C―C」の概略図
本願発明に記載の金属に圧延を行う過程に乳濁液を添加して除去する装置は、筐体1を含み、前記筐体1の中には左右に連通する圧延空間25が設置され、前記圧延空間25には圧延ロール機構が上下対称に設置され、上方の前記圧延ロール機構には遠心空間8が前後対称に設置され、前後の前記遠心空間8の中には遠心機構が対称に設置され、前記筐体1の中には前記遠心空間8の左端に位置する乳濁液機構が対称に設置され、前記筐体1の中には前記遠心空間8の右端に位置する水噴射機構が前後対称に設置され、前記筐体1の中にはモータ28が上下対称に設置され、上下の前記モータ28において前記圧延空間25に近接する一端にはモータ軸36が設置され、前記筐体1の中には前記モータ28において前記圧延空間25に近接する方向に位置する第一プーリ空間26が上下対称に設置され、上下の前記モータ軸36と前記第一プーリ空間26に位置する第一プーリ27とが連結され、上下の前記第一プーリ空間26の右端壁には第一歯車空間52が設置され、上下の前記第一歯車空間52の中には第二プーリ42が設置され、上下の前記第二プーリ42と前記第一プーリ27とが第一ベルト37により連結され、上下の前記第二プーリ42と第一プーリ軸44とが連結され、上下の前記第一プーリ軸44と前記筐体1とが回転可能に連結され、上下の前記第一プーリ軸44において前記圧延空間25から離れた一端と第一歯車43とが連結され、上下の前記第一歯車43には第二歯車47が前後対称に噛み合い、上下の前記第一歯車空間52には第二プーリ空間51が前後対称に設置され、上下の前記第一歯車空間52にはカム機構が前後対称に設置されている。
有益なように、前記圧延ロール機構は前記圧延空間25の間に設置されかつ前記筐体1と回転可能に連結された圧延ロール軸17を含み、前記圧延ロール軸17と前記圧延空間25の中に位置する圧延ロール32とが連結され、前記圧延ロール32において前記圧延空間25から離れた一端と前後対称に設置された支持ロール31とが摩擦により連結され、前記圧延空間25の上下端壁には前後対称に設置されかつ前記圧延空間25に向かって開口した支持ロール溝29が対称に形成され、前記支持ロール31が前記支持ロール溝29の中に位置し、前記支持ロール31と前記支持ロール軸30とが連結され、前記支持ロール軸30と前記筐体1とが回転可能に連結され、前記筐体1の中には前記第一プーリ空間26において前記圧延ロール空間25に近接する方向に位置する傘歯車空間35が上下対称に設置され、前記モータ軸36において前記圧延ロール空間25に近接する一端と前記傘歯車空間35の中に位置する第一傘歯車34とが連結され、前記支持ロール軸30において前記モータ軸36に近接する一端と前記傘歯車空間35の中に位置する第二傘歯車33が連結され、前後の前記第二傘歯車33がいずれも前記第二傘歯車33の上方に位置する前記第一傘歯車34とが噛み合っている。
有益なように、前記遠心機構は圧延ロール軸17と連結されかつ前記遠心空間8の中に位置する遠心ケース9を含み、前記遠心ケース9の中には内空間10が設置され、前記内空間10の壁には四つの内部と外部と連通する第一スライド溝61が均等に形成され、前記第一スライド溝61と遠心ロッド12とがスライド可能に連結され、前記遠心ロッド12の相対した内端壁が第一ばね11により連結され、前記遠心空間8の左右端壁には左右に連通する第二スライド溝5が上下対称に形成され、前記第二スライド溝5と前記第二スライド溝5の中に位置する第一プッシュロッド4とがスライド可能に連結され、前記第一プッシュロッド4において前記遠心空間8の中に位置する一端には第一プッシュ板7が固定的に設置され、前記第一プッシュ板7において前記遠心空間8から離れた端壁と前記遠心空間8の端壁とが第二ばね6により連結されている。
有益なように、前記乳濁液機構は左側の前記第一プッシュロッド4において前記遠心空間8から離れた端壁に固定的に設置された斜めブロック3を含み、左側の前記第二スライド溝5において前記遠心空間8から離れた端壁には第一押し空間62が設置され、前記第一押し空間62と前記第一押し空間62の中に位置する前記斜めブロック3とがスライド可能に連結され、前記斜めブロック3において前記圧延空間25に近接する方向には第二プッシュロッド2がスライド可能に設置され、前記圧延空間25の前後端壁には前記第一押し空間62において前記圧延空間25に近接する方向に位置するところには第二押し空間22が対称に設置され、前記第二押し空間22において前記圧延空間25に近接する端壁には乳濁液容器19が設置され、前記乳濁液容器19において前記圧延空間25に近接する端壁には乳濁液管20が設置され、前記第二プッシュロッド2において前記圧延空間25に近接する端壁には第二プッシュ板21が固定的に設置され、前記第二押し空間22において前記圧延空間25から離れた端壁には前記圧延空間25に向かって開口した第一ばね溝24が形成され、前記第一ばね溝24において前記圧延空間25から離れた端壁と前記第二プッシュ板21において前記圧延空間25から離れた端壁とが第三ばね23により連結され、前記第二プッシュ板21と前記乳濁液容器19との間には前記第二押し空間22とスライド可能に連結された第三プッシュ板18が設置されている。
有益なように、前記水噴射機構は右側の前記第一プッシュロッド4において前記遠心空間8から離れた端壁に固定的に設置された第四プッシュ板13を含み、右側の前記第二スライド溝5において前記遠心空間8から離れた端壁には右方に開口した第三押し空間63が設置され、前記第三押し空間63と前記第三押し空間63の中に位置する前記第四プッシュ板13とがスライド可能に連結され、前記第四プッシュ板13の右端壁には前記第三押し空間63の中に固定的に設置された浄水容器14が設置され、前記浄水容器14の右端壁には水噴射管15が設置されている。
有益なように、前記カム機構は前記第二歯車47と連結された第二プーリ軸45を含み、前記第二プーリ軸45と前記筐体1とが回転可能に連結され、前記第二プーリ軸45と前記第二歯車47の上方に位置する第三プーリ46とが連結され、前記第二プーリ空間51の中には前記第三プーリ46において前記第一歯車43から離れた方向に位置する第四プーリ49が設置され、前記第四プーリ49と前記第三プーリ46とが第二ベルト48により連結され、前記第四プーリ49と前記カム軸50とが連結され、前記筐体1の中には前後対称に配置されて前記第二プーリ空間51において前記圧延空間25に近接する方向に位置するカム空間64が上下対称に設置され、前記カム軸50において前記圧延空間25に近接する一端と前記カム空間64の中に位置するカム57とが連結され、前記カム空間64の中にはカムブロック58が設置され、前記カムブロック58の中には上下に連通したカム溝56が形成され、前記カム溝56と前記カム溝56の中に位置する前記カム57とがスライド可能に連結され、前記カム空間64において前記第一歯車43に近接する端壁には前記第一歯車43から離れた方向に開口した第二スライド溝53が形成され、前記第二スライド溝53と前記第二スライド溝53の中に位置する第一スライダ55とがスライド可能に連結され、前記第一スライダ55が前記カムブロック58において前記第一歯車43に近接する端壁に固定的に設置され、前記第一スライダ55において前記第一歯車43に近接する端壁と前記第二スライド溝53において前記第一歯車43に近接する端壁とが第四ばね54により連結され、前記カム空間64において前記第一歯車43から離れた端壁には前記第一歯車43に向かって開口した第三スライド溝60が形成され、前記第三スライド溝60と前記第三スライド溝60の中に位置する第二スライダ59とがスライド可能に連結され、前記第二スライダ59が前記カムブロック58において前記第一歯車43から離れた端壁に固定的に設置され、前記第一スライダ55の右端壁には洗浄ロール機構が設置されている。
有益なように、前記洗浄ロール機構は前記第一スライダ55の右端壁と固定的に連結された第三スライダ38を含み、前記第三スライダ38と前記カム空間64の右端壁に設置されかつ左右に連通したスライド溝とがスライド可能に連結され、前記第三スライダ38において前記圧延空間25に近接する一端には第四スライダ40が固定的に設置され、前記第四スライダ40において前記圧延空間25に近接する一端の左右端壁の間には洗浄ロール軸41が回転可能に連結され、前記洗浄ロール軸41と前記洗浄ロール39とが連結されている。
初期状態に、前記第一ばね11と、前記第二ばね6と、前記第三ばね23と、前記第四ばね54とがいずれも正常の引っ張られた状態にある。
本願発明の機械動作の順序は以下の通りである。
1.モータ28を始動することにより、モータ軸36が回転し、そして第一傘歯車34が回転し、前記第二傘歯車33が回転し、支持ロール軸30が回転し、さらに支持ロール31が回転し、圧延ロール32が回転し、金属に圧延を行い、
2.圧延ロール32が回転し、そして圧延ロール軸17が回転し、遠心ケース9が回転し、遠心ロッド12が左側の第一プッシュ板7を外側に押し、第一プッシュ板7が左方に運動し、第一プッシュロッド4が左方に運動し、斜めブロック3が左方に運動し、第二プッシュロッド2が圧延空間25に近接する方向に運動し、第二プッシュ板21が圧延空間25に近接する方向に運動し、第三プッシュ板18が圧延空間25に近接する方向に運動し、乳濁液は乳濁液管20を介して圧延予定の金属に落ち、
3.遠心ロッド12が右側の第一プッシュ板7を外側に押し、第一プッシュ板7が左方に運動し、第四プッシュ板13が左方に運動し、浄水は水噴射管15を介して洗浄ロール39に噴射され、
4.モータ軸36が回転し、第一プーリ27を回転させ、第二プーリ42を回転させ、第一プーリ軸44を回転させ、第一歯車43を回転させ、第二歯車47を回転させ、第二プーリ軸45を回転させ、第三プーリ46を回転させ、第四プーリ49を回転させ、カム軸50を回転させ、カム57を回転させ、カムブロック58に前後運動を繰り返させ、第一スライダ55に前後運動を繰り返させ、第三スライダ38に前後運動を繰り返させ、第四スライダ40に前後運動を繰り返させ、洗浄ロール39が前後に繰り返して運動して圧延完了後の金属表面についた残った乳濁液を除去し、
5.本願発明を復帰させる時、モータ28を止め、モータ軸36の回転を止め、第一傘歯車34の回転を止め、第二傘歯車33が回転を止め、支持ロール軸30の回転を止め、支持ロール31の回転を止め、圧延ロール32の回転を止め、圧延ロール32が回転を止めることにより、圧延ロール軸17が回転を止め、遠心ケース9の回転を止め、遠心ロッド12が外側へ左側の第一プッシュ板7を押す動作を止め、第一プッシュ板7が右方に運動し、第一プッシュロッド4が右方に運動し、斜めブロック3が右方に運動し、第二プッシュロッド2が圧延空間25から離れた方向に運動し、第二プッシュ板21が圧延空間25から離れた方向に運動し、第三プッシュ板18が圧延空間25から離れた方向に運動し、遠心ロッド12が外側へ右側の第一プッシュ板7を押し、第一プッシュ板7が右方に運動し、第四プッシュ板13が右方に運動し、モータ軸36が回転を止め、第一プーリ27が回転を止め、第二プーリ42の回転を止め、第一プーリ軸44が回転を止め、第一歯車43が回転を止め、第二歯車47が回転を止め、第二プーリ軸45が回転を止め、第三プーリ46が回転を止め、第四プーリ49が回転を止め、カム軸50が回転を止め、カム57が回転を止め、カムブロック58が運動を止め、第一スライダ55が運動を止め、第三スライダ38が運動を止め、第四スライダ40が運動を止め、洗浄ロール39が運動を止め、本願発明の復帰を完成する。
上記の実施例は本願発明の技術的構想と特徴を説明するだけであり、その目的は当業者に本願発明内容を了解させてさらに実施させるのであり、本願発明の保護範囲を制限することはできない。本願発明の精神の実質に基づいて行われたすべての等価的な変化又は修飾は、本願発明の保護範囲の中に含むべきである。

Claims (7)

  1. 筐体を含み、前記筐体の中には左右に連通する圧延空間が設置され、前記圧延空間には圧延ロール機構が上下対称に設置され、上方の前記圧延ロール機構には遠心空間が前後対称に設置され、前後の前記遠心空間の中には遠心機構が対称に設置され、前記筐体の中には前記遠心空間の左端に位置する乳濁液機構が対称に設置され、前記筐体の中には前記遠心空間の右端に位置する水噴射機構が前後対称に設置され、前記筐体の中にはモータが上下対称に設置され、上下の前記モータにおいて前記圧延空間に近接する一端にはモータ軸が設置され、前記筐体の中には前記モータにおいて前記圧延空間に近接する方向に位置する第一プーリ空間が上下対称に設置され、上下の前記モータ軸と前記第一プーリ空間に位置する第一プーリとが連結され、上下の前記第一プーリ空間の右端壁には第一歯車空間が設置され、上下の前記第一歯車空間の中には第二プーリが設置され、上下の前記第二プーリと前記第一プーリとが第一ベルトにより連結され、上下の前記第二プーリと第一プーリ軸とが連結され、上下の前記第一プーリ軸と前記筐体とが回転可能に連結され、上下の前記第一プーリ軸において前記圧延空間から離れた一端と第一歯車とが連結され、上下の前記第一歯車には第二歯車が前後対称に噛み合い、上下の前記第一歯車空間には第二プーリ空間が前後対称に設置され、上下の前記第一歯車空間にはカム機構が前後対称に設置されていることを特徴とする金属に圧延を行う過程に乳濁液を添加して除去する装置。
  2. 前記圧延ロール機構は前記圧延空間の間に設置されかつ前記筐体と回転可能に連結された圧延ロール軸を含み、前記圧延ロール軸と前記圧延空間の中に位置する圧延ロールとが連結され、前記圧延ロールにおいて前記圧延空間から離れた一端と前後対称に設置された支持ロールとが摩擦により連結され、前記圧延空間の上下端壁には前後対称に設置されかつ前記圧延空間に向かって開口した支持ロール溝が対称に形成され、前記支持ロールが前記支持ロール溝の中に位置し、前記支持ロールと前記支持ロール軸とが連結され、前記支持ロール軸と前記筐体とが回転可能に連結され、前記筐体の中には前記第一プーリ空間において前記圧延ロール空間に近接する方向に位置する傘歯車空間が上下対称に設置され、前記モータ軸において前記圧延ロール空間に近接する一端と前記傘歯車空間の中に位置する第一傘歯車とが連結され、前記支持ロール軸において前記モータ軸に近接する一端と前記傘歯車空間の中に位置する第二傘歯車が連結され、前後の前記第二傘歯車がいずれも前記第二傘歯車の上方に位置する前記第一傘歯車とが噛み合っていることを特徴とする請求項1に記載の金属に圧延を行う過程に乳濁液を添加して除去する装置。
  3. 前記遠心機構は圧延ロール軸と連結されかつ前記遠心空間の中に位置する遠心ケースを含み、前記遠心ケースの中には内空間が設置され、前記内空間の壁には四つの内部と外部と連通する第一スライド溝が均等に形成され、前記第一スライド溝と遠心ロッドとがスライド可能に連結され、前記遠心ロッドの相対した内端壁が第一ばねにより連結され、前記遠心空間の左右端壁には左右に連通する第二スライド溝が上下対称に形成され、前記第二スライド溝と前記第二スライド溝の中に位置する第一プッシュロッドとがスライド可能に連結され、前記第一プッシュロッドにおいて前記遠心空間の中に位置する一端には第一プッシュ板が固定的に設置され、前記第一プッシュ板において前記遠心空間から離れた端壁と前記遠心空間の端壁とが第二ばねにより連結されていることを特徴とする請求項1に記載の金属に圧延を行う過程に乳濁液を添加して除去する装置。
  4. 前記乳濁液機構は左側の前記第一プッシュロッドにおいて前記遠心空間から離れた端壁に固定的に設置された斜めブロックを含み、左側の前記第二スライド溝において前記遠心空間から離れた端壁には第一押し空間が設置され、前記第一押し空間と前記第一押し空間の中に位置する前記斜めブロックとがスライド可能に連結され、前記斜めブロックにおいて前記圧延空間に近接する方向には第二プッシュロッドがスライド可能に設置され、前記圧延空間の前後端壁には前記第一押し空間において前記圧延空間に近接する方向に位置するところには第二押し空間が対称に設置され、前記第二押し空間において前記圧延空間に近接する端壁には乳濁液容器が設置され、前記乳濁液容器において前記圧延空間に近接する端壁には乳濁液管が設置され、前記第二プッシュロッドにおいて前記圧延空間に近接する端壁には第二プッシュ板が固定的に設置され、前記第二押し空間において前記圧延空間から離れた端壁には前記圧延空間に向かって開口した第一ばね溝が形成され、前記第一ばね溝において前記圧延空間から離れた端壁と前記第二プッシュ板において前記圧延空間から離れた端壁とが第三ばねにより連結され、前記第二プッシュ板と前記乳濁液容器との間には前記第二押し空間とスライド可能に連結された第三プッシュ板が設置されていることを特徴とする請求項1に記載の金属に圧延を行う過程に乳濁液を添加して除去する装置。
  5. 前記水噴射機構は右側の前記第一プッシュロッドにおいて前記遠心空間から離れた端壁に固定的に設置された第四プッシュ板を含み、右側の前記第二スライド溝において前記遠心空間から離れた端壁には右方に開口した第三押し空間が設置され、前記第三押し空間と前記第三押し空間の中に位置する前記第四プッシュ板とがスライド可能に連結され、前記第四プッシュ板の右端壁には前記第三押し空間の中に固定的に設置された浄水容器が設置され、前記浄水容器の右端壁には水噴射管が設置されていることを特徴とする請求項1に記載の金属に圧延を行う過程に乳濁液を添加して除去する装置。
  6. 前記カム機構は前記第二歯車と連結された第二プーリ軸を含み、前記第二プーリ軸と前記筐体とが回転可能に連結され、前記第二プーリ軸と前記第二歯車の上方に位置する第三プーリとが連結され、前記第二プーリ空間の中には前記第三プーリにおいて前記第一歯車から離れた方向に位置する第四プーリが設置され、前記第四プーリと前記第三プーリとが第二ベルトにより連結され、前記第四プーリと前記カム軸とが連結され、前記筐体の中には前後対称に配置されて前記第二プーリ空間において前記圧延空間に近接する方向に位置するカム空間が上下対称に設置され、前記カム軸において前記圧延空間に近接する一端と前記カム空間の中に位置するカムとが連結され、前記カム空間の中にはカムブロックが設置され、前記カムブロックの中には上下に連通したカム溝が形成され、前記カム溝と前記カム溝の中に位置する前記カムとがスライド可能に連結され、前記カム空間において前記第一歯車に近接する端壁には前記第一歯車から離れた方向に開口した第二スライド溝が形成され、前記第二スライド溝と前記第二スライド溝の中に位置する第一スライダとがスライド可能に連結され、前記第一スライダが前記カムブロックにおいて前記第一歯車に近接する端壁に固定的に設置され、前記第一スライダにおいて前記第一歯車に近接する端壁と前記第二スライド溝において前記第一歯車に近接する端壁とが第四ばねにより連結され、前記カム空間において前記第一歯車から離れた端壁には前記第一歯車に向かって開口した第三スライド溝が形成され、前記第三スライド溝と前記第三スライド溝の中に位置する第二スライダとがスライド可能に連結され、前記第二スライダが前記カムブロックにおいて前記第一歯車から離れた端壁に固定的に設置され、前記第一スライダの右端壁には洗浄ロール機構が設置されていることを特徴とする請求項1に記載の金属に圧延を行う過程に乳濁液を添加して除去する装置。
  7. 前記洗浄ロール機構は前記第一スライダの右端壁と固定的に連結された第三スライダを含み、前記第三スライダと前記カム空間の右端壁に設置されかつ左右に連通したスライド溝とがスライド可能に連結され、前記第三スライダにおいて前記圧延空間に近接する一端には第四スライダが固定的に設置され、前記第四スライダにおいて前記圧延空間に近接する一端の左右端壁の間には洗浄ロール軸が回転可能に連結され、前記洗浄ロール軸と前記洗浄ロールとが連結されていることを特徴とする請求項6に記載の金属に圧延を行う過程に乳濁液を添加して除去する装置。
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