JP2021527570A - エマルション循環設備 - Google Patents

エマルション循環設備 Download PDF

Info

Publication number
JP2021527570A
JP2021527570A JP2020570946A JP2020570946A JP2021527570A JP 2021527570 A JP2021527570 A JP 2021527570A JP 2020570946 A JP2020570946 A JP 2020570946A JP 2020570946 A JP2020570946 A JP 2020570946A JP 2021527570 A JP2021527570 A JP 2021527570A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lubricant
coolant
emulsion
oil
rolling stand
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP2020570946A
Other languages
English (en)
Inventor
デンカー・ヴォルフガング
Original Assignee
エス・エム・エス・グループ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エス・エム・エス・グループ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング filed Critical エス・エム・エス・グループ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング
Publication of JP2021527570A publication Critical patent/JP2021527570A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B45/00Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
    • B21B45/02Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills for lubricating, cooling, or cleaning
    • B21B45/0269Cleaning
    • B21B45/029Liquid recovering devices
    • B21B45/0296Recovering lubricants
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B45/00Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
    • B21B45/02Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills for lubricating, cooling, or cleaning
    • B21B45/0269Cleaning
    • B21B45/029Liquid recovering devices
    • B21B45/0293Recovering coolants
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B27/00Rolls, roll alloys or roll fabrication; Lubricating, cooling or heating rolls while in use
    • B21B27/06Lubricating, cooling or heating rolls
    • B21B27/10Lubricating, cooling or heating rolls externally
    • B21B2027/103Lubricating, cooling or heating rolls externally cooling externally
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B27/00Rolls, roll alloys or roll fabrication; Lubricating, cooling or heating rolls while in use
    • B21B27/06Lubricating, cooling or heating rolls
    • B21B27/10Lubricating, cooling or heating rolls externally
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/10Greenhouse gas [GHG] capture, material saving, heat recovery or other energy efficient measures, e.g. motor control, characterised by manufacturing processes, e.g. for rolling metal or metal working

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metal Rolling (AREA)

Abstract

【解決手段】本発明は、エマルション循環設備100、および、そのようなエマルション循環設備を有する圧延スタンド200に関する。エマルション循環設備は、第1のエマルションの様式における冷却剤Kを用いての、圧延スタンドのロールの冷却のための冷却装置110と、第2のエマルションの様式における潤滑剤Sによる、圧延スタンドの作業ロール210または圧延されるべき金属ストリップの潤滑のための潤滑装置120とを備えている。エマルション循環設備の油損失もしくは油排出を明確に低減するために、本発明に従うエマルション循環設備は、使用された冷却剤の蓄積のための冷却剤捕集槽116だけでなく、この冷却剤捕集槽から分離された、その潤滑剤の使用の後の該潤滑剤の捕集のための潤滑剤捕集槽125を設けている。潤滑剤と冷却剤とは、分離されて集積されるだけでなく、別個の冷却剤再生装置118、127内において、分離されて再生され、且つ、引き続いて、できる限り再利用される。特に、冷却剤再生装置118内における冷却剤の分離された再生は、再生された冷却剤の大きな量に基づいて、油排出の明確な低減を可能にする。

Description

本発明は、金属ストリップ、特に鋼ストリップの、特に冷間圧延のための、2つのロールを有する圧延スタンドのためのエマルション循環設備に関する。更に、本発明は、この様式のエマルション循環設備を有する圧延スタンド、並びに、このエマルション循環設備の作動のための方法に関する。
本発明は、専ら、冷却剤および潤滑剤としてそれぞれにエマルションが使用される使用分野だけに関する。このことは、特に、鋼ストリップの圧延の際の状況である。純粋なケロシンまたは純粋な圧延油の潤滑剤として、即ち如何なるエマルションも使用されない他の使用分野は、本発明の対象ではない。
従来技術において、冷間圧延における、ロールおよび金属ストリップの冷却および潤滑のための方法、および、装置、特にエマルション循環設備は、従って例えば特許文献1から、公知である。
この特許文献1は、本願請求項1の上位概念の全ての特徴を有するエマルション循環設備を開示している。このエマルション循環設備において、エマルションは、ロールの冷却のため、および、これらロールもしくは圧延されるべき金属ストリップの潤滑のために使用される。
冷却のために使用されるエマルションおよび圧延ロール間隙の潤滑のために使用されるエマルションは、上述された特許文献1に従い、圧延スタンドの下方に配置された捕集槽によって、中心的に捕集され、その際、互いに混合され、且つ、再生装置に供給される。上述されているように、同様に圧延ロール間隙の潤滑のために使用されるエマルションも、共通の捕集槽内において共に捕集されるので、捕集されたエマルションの油割合分は比較的に高い。エマルションの上述された再生装置内において、それぞれに、所定の油割合分が排出され、この油割合分は再利用され得ない。
例えば2百万トンの年間の生産量を有する旧来の冷間圧延ラインにおいて、1分当たり、エマルション循環設備内において、約30000リットルの潤滑剤エマルションおよび冷却剤エマルションが循環する。再利用可能でない油の排出は、3%の値であり;且つ、これは、上述の大きさの規模の冷間圧延ラインにおいて、140トン/年の再利用可能でない油の油損失もしくは油排出に相応する。
ヨーロッパ特許第0 367 967 B1号明細書
この従来技術を出発点として、本発明の根底をなす課題は、公知のエマルション循環設備、このエマルション循環設備の作動のための公知の方法、並びに、この様式のエマルション循環設備を有する公知の圧延スタンドを、再利用可能でない油の排出が明確に低減されるという趣旨で、改良することである。
この課題は、請求項1内において請求されたエマルション循環設備によって解決される。
このエマルション循環設備は、
潤滑装置が、更に:
その潤滑剤の使用の後の該潤滑剤の捕集のための潤滑剤捕集槽、および、この潤滑剤捕集槽と、流動体を導くように接続されている第2のタンクと;
第2の油相の分離による、および、潤滑剤生成装置への再生された潤滑剤の供給のための、第2のタンクからの使用された潤滑剤の再生のための潤滑剤再生装置と;
を有していること、および、
潤滑剤生成装置が、潤滑剤を、同様に再生された潤滑剤を基礎としてでも生成するように形成されていること、
によって特徴付けられている。
本発明に従い設けられた別個の潤滑剤捕集槽は、付加的に、および、既に従来技術から公知の冷却剤捕集槽に依存せずに、ここで第2のエマルションの様式における潤滑剤が、基本的に、冷却剤から分離されて捕集され、且つ、再生の後、再利用に供給され得ることの利点を提供する。
このことは、潤滑剤、即ち第2のエマルションが、典型的に、冷却剤、即ち第1のエマルションよりも高い油割合分を有することの背景から、特に有利である。潤滑剤と冷却剤とは、本発明に従い、これらの使用の後に分離されて蓄積され、且つ、再生され、且つ、それぞれに再利用される。
この分離に基づいて、もしくは、この分離を用いて、特に冷却剤再生装置の油排出を明確に減少することは可能である。この再生された冷却剤は、本発明に従う再生の後、典型的に、僅かにk<1%だけの油割合分を有し、これに対して、従来、2%<k<5%であった。冷却剤の極めて大きな循環する量において、油排出のこの低減は著しい。
本発明の実施例に従い、冷却剤再生装置および潤滑剤再生装置は、基本的に、類似して構成されている。両方の再生装置は、使用された潤滑剤または使用された冷却剤内における油含有量の低減のために、それぞれに使用された潤滑剤または冷却剤の上に浮かび上がる油相のすくい取りのための前フィルターと、マグネットフィルターと、及び/または、真空フィルターとを有している。
これら両方の再生装置は、しかしながら、明確に、これらの寸法において相違している:即ち、冷却剤再生装置が、旧来の冷間圧延ラインにおいて、数万リットルのために構成されているのに対して、本発明に従う潤滑剤再生装置は、同じ設備において、単に数百リットルのために構成されている必要があるだけである。
更にこれら両方の再生装置は、これらの油排出において相違している:即ち、
冷却剤再生装置が、使用された冷却剤内における油割合分を、約1%未満に低減することのために構成されている必要があるのに対して、
潤滑剤再生装置において、この潤滑剤再生装置が使用された潤滑剤内における油割合分を、例えば3%に低減するように形成されている場合、十分である。
請求されたエマルション循環設備の更に別の具体的な構成は、更に別の従属する請求項の対象である。
上述された課題は、更に、金属ストリップの冷間圧延のための圧延スタンドによって解決され、その際、
この圧延スタンドが、圧延ロール間隙を拡げる少なくとも2つの作業ロールを有しており、および、更に、本発明に従うエマルション循環設備を有している。
1つの実施例に従い、
潤滑剤ノズルが、作業ロール及び/または圧延されるべき金属ストリップに対する潤滑剤の噴射のために、圧延スタンドの入側に配置されていること、
冷却剤噴射ノズルが、圧延スタンドのロールに対する冷却剤の、そこでの塗布のために、圧延スタンドの出側に配置されていること、
冷却剤捕集槽が、その冷却剤の使用の後の該冷却剤の捕集のために、冷却剤ノズルの下方、有利には圧延スタンドの下方に配置されていること、
本発明に従い別個に形成された潤滑剤捕集槽が、その潤滑剤の使用の後の該潤滑剤の捕集のために、圧延スタンドの入側で、下側の作業ロールの領域内において配置されていることは有利である。
圧延スタンドの両方の異なる側での、冷却装置と潤滑装置との個々の構成要素の、この請求された分離された配置は、有利には、使用された潤滑剤と使用された冷却剤との、分離された集積および再生を可能にする。
圧延スタンドの出側での冷却装置と入側での潤滑装置とのこの構造的な分離にもかかわらず、圧延作業の間じゅうの油損失もしくは油排出は、完全に防止され得ない。従って、潤滑剤のほんの一部分が、金属ストリップの表面に付着し且つ圧延ロール間隙を通過する場合、潤滑剤、および、特に同様に潤滑剤内における油割合分も失われる。
更なる油損失は、潤滑剤と冷却剤との一部が、小滴の様式で、圧延スタンドの周囲空気内において増加され、且つ、次いで、煙霧吸引装置によって、回復不能に吸引されることによって生じる。油損失の大きな割合分は、しかしながら、冷却剤再生装置および潤滑剤再生装置内において生じ;且つ、これら両方の装置内において、マグネットフィルターが、それぞれに、再利用可能でない油排出を発生させる。
煙霧吸引による油排出、および、圧延ロール間隙を通っての油によって湿潤された金属ストリップの通過は、同様に本発明によっても防止され得ないのに対して、本発明は、しかしながら、有利にはこの油排出の明確な低減を、潤滑剤と冷却剤との分離された集積および再生に基づいて生じさせる。
従来技術において、冷却剤および潤滑剤は、一緒に蓄積され、且つ、その際、互いに混合される。潤滑剤内におけるより高い油割合分に基づいて、その場合に、同様に混合物内における油割合分も比較的に高い。この混合物を同様に冷却剤として再利用可能とするために、再生の際に、油含有量を、冷却剤のために通常であるように、再び1%未満にするために、比較的に多くの油を排出することは必要である。排出された、即ち再利用可能でない油の多くの量は、付随的に発生する。何故ならば、必要とされる冷却剤の量が、極めて多い、例えば数万リットルであるからである。
冷却剤および潤滑剤の分離された集積に基づいて、本発明に従い、別個に蓄積された冷却剤内における油含有量は、従来技術においてよりも、最初から遥かにより少ない。何故ならば、その内において、今や、潤滑剤の如何なる油割合分も、もはや含んでいないからである。冷却剤の同じ量を再生するために、それ故に、本発明において、従来技術においてよりも、僅かに、遥かにより少ない油が排出されなければならないだけである。循環する冷却剤の大きな量において、油排出の低減は、それ故に著しい。
本発明に従うエマルション循環設備との関連における、圧延スタンドの更に有利な構成は、従属する圧延スタンドの請求項の対象である。
本発明の上述された課題は、同様に請求項13から15までによる本発明に従う方法によっても解決される。
この明細書に、図1が添付されており、この図1は、本発明に従うエマルション循環設備を有する圧延スタンドを示している。図2は、潤滑剤再生装置および冷却剤再生装置の構成を示している。
本発明を、以下で、実施例の様式におけるこれら図との関連のもとで、詳細に説明する。
本発明に従うエマルション循環設備を有する圧延スタンドの図である。 潤滑剤再生装置および冷却剤再生装置の構成の図である
図1は、先ず第一に、金属ストリップ、特に鋼ストリップの冷間圧延のために圧延ロール間隙を拡げる2つの作業ロール210を有する圧延スタンド200を示している。これら作業ロールは、有利には、上側および下側の支持ロールによって支持されている。
圧延スタンド200の周囲において、本発明に従うエマルション循環設備100が配置されている。このエマルション循環設備は、冷却装置110および潤滑装置120から成っている。
冷却装置110の説明:
圧延スタンドの出側に、圧延スタンドのロールに対する冷却剤Kの噴霧のための冷却剤ノズル114が、これらロールを冷却するために位置している。
この圧延スタンドの下方に、その冷却剤の使用の後の該冷却剤Kの捕集のための冷却剤捕集槽116が配置されている。この冷却剤捕集槽は、第1の油相O1の分離と新鮮水の供給とによる、冷却剤捕集槽116からの使用された冷却剤の再生のための冷却剤再生装置118と、流動体を導くように接続されている。
そのように再生された冷却剤は、第1のタンク112内において集積され、次いで、更なる使用もしくは更なる循環のために利用される。
具体的に、この再生された冷却剤は、再び冷却剤として、上述された冷却剤ノズル114に供給され、従って、これら冷却剤ノズルから冷却目的のために特に作業ロール210に対して噴霧される。この供給は、モーターMによって駆動されるポンプ140を用いて行われる。
潤滑装置120の説明:
具体的に、圧延スタンドの入側に、作業ロール及び/または金属ストリップに対する潤滑剤Sの噴射のための潤滑剤ノズル122が配置されている。これら潤滑剤噴射ノズル122は、潤滑装置120の一部である。
この潤滑装置は、これら噴射ノズル122以外に、潤滑剤噴射ノズル122から噴射される潤滑剤Sの生成のための潤滑剤生成装置130を備えている。この潤滑剤生成装置130は、異なる供給源から、潤滑剤の生成のための液状の成分を供給される。
潤滑剤ノズル122のための潤滑剤の生成のための、上述された潤滑剤生成装置130は、細部においては、以下の構成要素:即ち、本発明に従い潤滑剤再生装置127内において再生された潤滑剤との、冷却剤ポンプ140によって供給され再生された、第1のタンク112からの冷却剤の混合のための、第1の混合装置132から成っている。
第1の混合装置の出側において、その場合に、第1の中間エマルションZ1は準備ができている。第1の中間エマルションZ1は、第2の混合装置134に供給され、この第1の中間エマルションが、必要である限り、新鮮水タンク126からの新鮮水、即ち特に非ミネラル化された水と、第2のエマルションZ2へと混合する。
第2のエマルションは、他方また、第3の混合装置136を用いて、適当な量の比率において、新鮮油タンク128からの未だに使用されていない圧延油と、すぐそのまま使える潤滑剤Sへと混合される。これら潤滑剤ノズルに潤滑剤Sを供給するために、第3の混合装置136の1つの出側もしくは複数の出側は、流動体を導くように、潤滑剤ノズル122と接続されている。
潤滑剤ノズル122が、ハウジング119内に内蔵もしくは収容されていることは可能である。このハウジングは、場合によっては、圧延スタンド200の入側に組み付けられている。
このハウジング119の底部は、有利には、潤滑剤捕集槽125の様式において形成されており、且つ、このハウジング119の屋根が、有利には、更に別の冷却剤捕集槽117の様式において形成されている。この更に別の冷却剤捕集槽117は、特に、圧延スタンドの出側から入側へと到達する、凝縮された冷却剤煙霧の捕集のために利用される。
ハウジング119は、典型的に、単に金属ストリップの貫通案内のため、および、潤滑剤の供給および導出のため、並びに、作業ロールに対する潤滑剤の噴射のため、だけの複数の開口部を有する、ほぼ全面的に閉鎖されたボックスとして形成されている。作業ロールに向かって、このハウジングは、それ故に、開口して形成されている。
圧延スタンド200の入側Eおよび出側Aに、有利には、圧延スタンド200の周囲における、潤滑剤および冷却剤によって汚染された空気/煙霧の吸引のための煙霧吸引装置230が設けられている。この煙霧吸引装置230によって、周囲空気と共に吸引された潤滑剤および冷却剤の量、および、これに伴って同様にその中に含まれる油割合分も、回復不能に排出される。
圧延スタンドの入側で、潤滑剤捕集槽125によって蓄積された潤滑剤は、例えば、接続導管123を用いで、第2のタンク124内へと導かれ、且つ、そこで集積される。そこで集積された、使用された潤滑剤は、本発明に従い、潤滑剤再生装置127を用いて再生される。
図2に従い、潤滑剤再生装置127は、この目的のために有利には、第2のタンク124内における、使用された潤滑剤の表面からの第2の油相O2のすくい取りもしくは上澄みのすくい取りのための前フィルターI、使用された潤滑剤から成る更なる油割合分の排出のためのマグネットフィルターII、及び/または、有利には、同様に使用された潤滑剤から成る、なお更なる油割合分の排出のための真空フィルターIIIも有している。
上述されたフィルターI、II、IIIは、有利には、一列に、流動体を導くように互いに接続されている。そのように再生された、使用された潤滑剤は、上述されているように、本発明に従い、潤滑剤生成装置130内における第1の混合装置132に供給され、従って、第1の混合装置によって再生された冷却剤と共に第1の中間エマルションZ1へと混合される。
冷却剤捕集槽116からの使用された冷却剤の再生は、冷却剤再生装置118を用いて行われ;且つ、この冷却剤再生装置が、基本的に上述された潤滑剤再生装置127と同様に構成されている。
特に、図2に従う冷却剤再生装置118が、油割合分の排出による、使用された冷却剤の再生のために、同様に前フィルターI、マグネットフィルターII、および、真空フィルターIIIも有していることは可能である。上述されたフィルターI、II、IIIは、有利には、一列に、流動体を導くように互いに接続されている。そのように再生された冷却剤は、引き続いて、第1のタンク112に供給され、そこで、場合によっては新鮮水の供給の後、再利用のために使用される。
図1から見て取れるように、第1のタンク112からのこの再生された冷却剤は、冷却剤ポンプ140を用いて、直接的に冷却剤として冷却剤ノズル114に供給され得、または、潤滑剤Sのための原材料として潤滑剤生成装置130に、および、特にこの潤滑剤生成装置の中の再生された潤滑剤との混合のための第1の混合装置132に供給され得る。
100 エマルション循環設備
110 冷却装置
112 第1のタンク
114 冷却剤噴射ノズル
116 冷却剤捕集槽
117 更に別の冷却剤捕集槽
118 冷却剤再生装置
119 ハウジング
120 潤滑装置
122 潤滑剤噴射ノズル
123 接続導管
124 第2のタンク
125 潤滑剤捕集槽
126 新鮮水タンク
127 潤滑剤再生装置
128 新鮮油タンク
130 潤滑剤生成装置
132 第1の混合装置
134 第2の混合装置
136 第3の混合装置
140 冷却剤ポンプ
200 圧延スタンド
210 (作業)ロール
230 煙霧吸引装置
A 圧延スタンドの出側
E 圧延スタンドの入側
K 冷却剤
M 冷却剤ポンプのための駆動装置
O1 第1の油相
O2 第2の油相
S 潤滑剤
Z1 第1の中間エマルション
Z2 第2の中間エマルションZ2
k 冷却剤内における、水割合分に対する油割合分の量の比率
s 潤滑剤内における、水割合分に対する油割合分の量の比率
x 循環内において存在する潤滑剤量に対する、循環内において存在する冷却剤量の比率
I 前フィルター
II マグネットフィルター
III 真空フィルター
本発明は、金属ストリップ、特に鋼ストリップの、特に冷間圧延のための、2つのロールを有する圧延スタンドのためのエマルション循環設備に関する。更に、本発明は、この様式のエマルション循環設備を有する圧延スタンド、並びに、このエマルション循環設備の作動のための方法に関する。
本発明は、専ら、冷却剤および潤滑剤としてそれぞれにエマルションが使用される使用分野だけに関する。このことは、特に、鋼ストリップの圧延の際の状況である。純粋なケロシンまたは純粋な圧延油の潤滑剤として、即ち如何なるエマルションも使用されない他の使用分野は、本発明の対象ではない。
従来技術において、冷間圧延における、ロールおよび金属ストリップの冷却および潤滑のための方法、および、装置、特にエマルション循環設備は、従って例えば特許文献1から、公知である。
この特許文献1は、本願請求項1の上位概念の全ての特徴を有するエマルション循環設備を開示している。このエマルション循環設備において、エマルションは、ロールの冷却のため、および、これらロールもしくは圧延されるべき金属ストリップの潤滑のために使用される。
冷却のために使用されるエマルションおよび圧延ロール間隙の潤滑のために使用されるエマルションは、上述された特許文献1に従い、圧延スタンドの下方に配置された捕集槽によって、中心的に捕集され、その際、互いに混合され、且つ、再生装置に供給される。上述されているように、同様に圧延ロール間隙の潤滑のために使用されるエマルションも、共通の捕集槽内において共に捕集されるので、捕集されたエマルションの油割合分は比較的に高い。エマルションの上述された再生装置内において、それぞれに、所定の油割合分が排出され、この油割合分は再利用され得ない。
例えば2百万トンの年間の生産量を有する旧来の冷間圧延ラインにおいて、1分当たり、エマルション循環設備内において、約30000リットルの潤滑剤エマルションおよび冷却剤エマルションが循環する。再利用可能でない油の排出は、3%の値であり;且つ、これは、上述の大きさの規模の冷間圧延ラインにおいて、140トン/年の再利用可能でない油の油損失もしくは油排出に相応する。
ヨーロッパ特許第0 367 967 B1号明細書
この従来技術を出発点として、本発明の根底をなす課題は、公知のエマルション循環設備、このエマルション循環設備の作動のための公知の方法、並びに、この様式のエマルション循環設備を有する公知の圧延スタンドを、再利用可能でない油の排出が明確に低減されるという趣旨で、改良することである。
この課題は、請求項1内において請求されたエマルション循環設備によって解決される。
このエマルション循環設備は、
潤滑装置が、更に:
その潤滑剤の使用の後の該潤滑剤の捕集のための潤滑剤捕集槽、および、この潤滑剤捕集槽と、流動体を導くように接続されている第2のタンクと;
第2の油相の分離による、および、潤滑剤生成装置への再生された潤滑剤の供給のための、第2のタンクからの使用された潤滑剤の再生のための潤滑剤再生装置と;
を有していること、および、
潤滑剤生成装置が、潤滑剤を、同様に再生された潤滑剤を基礎としてでも生成するように形成されていること、
によって特徴付けられている。
本発明に従い設けられた別個の潤滑剤捕集槽は、付加的に、および、既に従来技術から公知の冷却剤捕集槽に依存せずに、ここで第2のエマルションの様式における潤滑剤が、基本的に、冷却剤から分離されて捕集され、且つ、再生の後、再利用に供給され得ることの利点を提供する。
このことは、潤滑剤、即ち第2のエマルションが、典型的に、冷却剤、即ち第1のエマルションよりも高い油割合分を有することの背景から、特に有利である。潤滑剤と冷却剤とは、本発明に従い、これらの使用の後に分離されて蓄積され、且つ、再生され、且つ、それぞれに再利用される。
この分離に基づいて、もしくは、この分離を用いて、特に冷却剤再生装置の油排出を明確に減少することは可能である。この再生された冷却剤は、本発明に従う再生の後、典型的に、僅かにk<1%だけの油割合分を有し、これに対して、従来、2%<k<5%であった。冷却剤の極めて大きな循環する量において、油排出のこの低減は著しい。
本発明の実施例に従い、冷却剤再生装置および潤滑剤再生装置は、基本的に、類似して構成されている。両方の再生装置は、使用された潤滑剤または使用された冷却剤内における油含有量の低減のために、それぞれに使用された潤滑剤または冷却剤の上に浮かび上がる油相のすくい取りのための前フィルターと、マグネットフィルターと、及び/または、真空フィルターとを有している。
これら両方の再生装置は、しかしながら、明確に、これらの寸法において相違している:即ち、冷却剤再生装置が、旧来の冷間圧延ラインにおいて、数万リットルのために構成されているのに対して、本発明に従う潤滑剤再生装置は、同じ設備において、単に数百リットルのために構成されている必要があるだけである。
更にこれら両方の再生装置は、これらの油排出において相違している:即ち、
冷却剤再生装置が、使用された冷却剤内における油割合分を、約1%未満に低減することのために構成されている必要があるのに対して、
潤滑剤再生装置において、この潤滑剤再生装置が使用された潤滑剤内における油割合分を、例えば3%に低減するように形成されている場合、十分である。
請求されたエマルション循環設備の更に別の具体的な構成は、更に別の従属する請求項の対象である。
上述された課題は、更に、金属ストリップの冷間圧延のための圧延スタンドによって解決され、その際、
この圧延スタンドが、圧延ロール間隙を拡げる少なくとも2つの作業ロールを有しており、および、更に、本発明に従うエマルション循環設備を有している。
1つの実施例に従い、
潤滑剤ノズルが、作業ロール及び/または圧延されるべき金属ストリップに対する潤滑剤の噴射のために、圧延スタンドの入側に配置されていること、
冷却剤噴射ノズルが、圧延スタンドのロールに対する冷却剤の、そこでの塗布のために、圧延スタンドの出側に配置されていること、
冷却剤捕集槽が、その冷却剤の使用の後の該冷却剤の捕集のために、冷却剤ノズルの下方、有利には圧延スタンドの下方に配置されていること、
本発明に従い別個に形成された潤滑剤捕集槽が、その潤滑剤の使用の後の該潤滑剤の捕集のために、圧延スタンドの入側で、下側の作業ロールの領域内において配置されていることは有利である。
圧延スタンドの両方の異なる側での、冷却装置と潤滑装置との個々の構成要素の、この請求された分離された配置は、有利には、使用された潤滑剤と使用された冷却剤との、分離された集積および再生を可能にする。
圧延スタンドの出側での冷却装置と入側での潤滑装置とのこの構造的な分離にもかかわらず、圧延作業の間じゅうの油損失もしくは油排出は、完全に防止され得ない。従って、潤滑剤のほんの一部分が、金属ストリップの表面に付着し且つ圧延ロール間隙を通過する場合、潤滑剤、および、特に同様に潤滑剤内における油割合分も失われる。
更なる油損失は、潤滑剤と冷却剤との一部が、小滴の様式で、圧延スタンドの周囲空気内において増加され、且つ、次いで、煙霧吸引装置によって、回復不能に吸引されることによって生じる。油損失の大きな割合分は、しかしながら、冷却剤再生装置および潤滑剤再生装置内において生じ;且つ、これら両方の装置内において、マグネットフィルターが、それぞれに、再利用可能でない油排出を発生させる。
煙霧吸引による油排出、および、圧延ロール間隙を通っての油によって湿潤された金属ストリップの通過は、同様に本発明によっても防止され得ないのに対して、本発明は、しかしながら、有利にはこの油排出の明確な低減を、潤滑剤と冷却剤との分離された集積および再生に基づいて生じさせる。
従来技術において、冷却剤および潤滑剤は、一緒に蓄積され、且つ、その際、互いに混合される。潤滑剤内におけるより高い油割合分に基づいて、その場合に、同様に混合物内における油割合分も比較的に高い。この混合物を同様に冷却剤として再利用可能とするために、再生の際に、油含有量を、冷却剤のために通常であるように、再び1%未満にするために、比較的に多くの油を排出することは必要である。排出された、即ち再利用可能でない油の多くの量は、付随的に発生する。何故ならば、必要とされる冷却剤の量が、極めて多い、例えば数万リットルであるからである。
冷却剤および潤滑剤の分離された集積に基づいて、本発明に従い、別個に蓄積された冷却剤内における油含有量は、従来技術においてよりも、最初から遥かにより少ない。何故ならば、その内において、今や、潤滑剤の如何なる油割合分も、もはや含んでいないからである。冷却剤の同じ量を再生するために、それ故に、本発明において、従来技術においてよりも、僅かに、遥かにより少ない油が排出されなければならないだけである。循環する冷却剤の大きな量において、油排出の低減は、それ故に著しい。
本発明に従うエマルション循環設備との関連における、圧延スタンドの更に有利な構成は、従属する圧延スタンドの請求項の対象である。
本発明の上述された課題は、同様に請求項12から14までによる本発明に従う方法によっても解決される。
この明細書に、図1が添付されており、この図1は、本発明に従うエマルション循環設備を有する圧延スタンドを示している。図2は、潤滑剤再生装置および冷却剤再生装置の構成を示している。
本発明を、以下で、実施例の様式におけるこれら図との関連のもとで、詳細に説明する。
本発明に従うエマルション循環設備を有する圧延スタンドの図である。 潤滑剤再生装置および冷却剤再生装置の構成の図である
図1は、先ず第一に、金属ストリップ、特に鋼ストリップの冷間圧延のために圧延ロール間隙を拡げる2つの作業ロール210を有する圧延スタンド200を示している。これら作業ロールは、有利には、上側および下側の支持ロールによって支持されている。
圧延スタンド200の周囲において、本発明に従うエマルション循環設備100が配置されている。このエマルション循環設備は、冷却装置110および潤滑装置120から成っている。
冷却装置110の説明:
圧延スタンドの出側に、圧延スタンドのロールに対する冷却剤Kの噴霧のための冷却剤ノズル114が、これらロールを冷却するために位置している。
この圧延スタンドの下方に、その冷却剤の使用の後の該冷却剤Kの捕集のための冷却剤捕集槽116が配置されている。この冷却剤捕集槽は、第1の油相O1の分離と新鮮水の供給とによる、冷却剤捕集槽116からの使用された冷却剤の再生のための冷却剤再生装置118と、流動体を導くように接続されている。
そのように再生された冷却剤は、第1のタンク112内において集積され、次いで、更なる使用もしくは更なる循環のために利用される。
具体的に、この再生された冷却剤は、再び冷却剤として、上述された冷却剤ノズル114に供給され、従って、これら冷却剤ノズルから冷却目的のために特に作業ロール210に対して噴霧される。この供給は、モーターMによって駆動されるポンプ140を用いて行われる。
潤滑装置120の説明:
具体的に、圧延スタンドの入側に、作業ロール及び/または金属ストリップに対する潤滑剤Sの噴射のための潤滑剤ノズル122が配置されている。これら潤滑剤噴射ノズル122は、潤滑装置120の一部である。
この潤滑装置は、これら噴射ノズル122以外に、潤滑剤噴射ノズル122から噴射される潤滑剤Sの生成のための潤滑剤生成装置130を備えている。この潤滑剤生成装置130は、異なる供給源から、潤滑剤の生成のための液状の成分を供給される。
潤滑剤ノズル122のための潤滑剤の生成のための、上述された潤滑剤生成装置130は、細部においては、以下の構成要素:即ち、本発明に従い潤滑剤再生装置127内において再生された潤滑剤との、冷却剤ポンプ140によって供給され再生された、第1のタンク112からの冷却剤の混合のための、第1の混合装置132から成っている。
第1の混合装置の出側において、その場合に、第1の中間エマルションZ1は準備ができている。第1の中間エマルションZ1は、第2の混合装置134に供給され、この第1の中間エマルションが、必要である限り、新鮮水タンク126からの新鮮水、即ち特に非ミネラル化された水と、第2のエマルションZ2へと混合する。
第2のエマルションは、他方また、第3の混合装置136を用いて、適当な量の比率において、新鮮油タンク128からの未だに使用されていない圧延油と、すぐそのまま使える潤滑剤Sへと混合される。これら潤滑剤ノズルに潤滑剤Sを供給するために、第3の混合装置136の1つの出側もしくは複数の出側は、流動体を導くように、潤滑剤ノズル122と接続されている。
潤滑剤ノズル122が、ハウジング119内に内蔵もしくは収容されていることは可能である。このハウジングは、場合によっては、圧延スタンド200の入側に組み付けられている。
このハウジング119の底部は、有利には、潤滑剤捕集槽125の様式において形成されており、且つ、このハウジング119の屋根が、有利には、更に別の冷却剤捕集槽117の様式において形成されている。この更に別の冷却剤捕集槽117は、特に、圧延スタンドの出側から入側へと到達する、凝縮された冷却剤煙霧の捕集のために利用される。
ハウジング119は、典型的に、単に金属ストリップの貫通案内のため、および、潤滑剤の供給および導出のため、並びに、作業ロールに対する潤滑剤の噴射のため、だけの複数の開口部を有する、ほぼ全面的に閉鎖されたボックスとして形成されている。作業ロールに向かって、このハウジングは、それ故に、開口して形成されている。
圧延スタンド200の入側Eおよび出側Aに、有利には、圧延スタンド200の周囲における、潤滑剤および冷却剤によって汚染された空気/煙霧の吸引のための煙霧吸引装置230が設けられている。この煙霧吸引装置230によって、周囲空気と共に吸引された潤滑剤および冷却剤の量、および、これに伴って同様にその中に含まれる油割合分も、回復不能に排出される。
圧延スタンドの入側で、潤滑剤捕集槽125によって蓄積された潤滑剤は、例えば、接続導管123を用いで、第2のタンク124内へと導かれ、且つ、そこで集積される。そこで集積された、使用された潤滑剤は、本発明に従い、潤滑剤再生装置127を用いて再生される。
図2に従い、潤滑剤再生装置127は、この目的のために有利には、第2のタンク124内における、使用された潤滑剤の表面からの第2の油相O2のすくい取りもしくは上澄みのすくい取りのための前フィルターI、使用された潤滑剤から成る更なる油割合分の排出のためのマグネットフィルターII、及び/または、有利には、同様に使用された潤滑剤から成る、なお更なる油割合分の排出のための真空フィルターIIIも有している。
上述されたフィルターI、II、IIIは、有利には、一列に、流動体を導くように互いに接続されている。そのように再生された、使用された潤滑剤は、上述されているように、本発明に従い、潤滑剤生成装置130内における第1の混合装置132に供給され、従って、第1の混合装置によって再生された冷却剤と共に第1の中間エマルションZ1へと混合される。
冷却剤捕集槽116からの使用された冷却剤の再生は、冷却剤再生装置118を用いて行われ;且つ、この冷却剤再生装置が、基本的に上述された潤滑剤再生装置127と同様に構成されている。
特に、図2に従う冷却剤再生装置118が、油割合分の排出による、使用された冷却剤の再生のために、同様に前フィルターI、マグネットフィルターII、および、真空フィルターIIIも有していることは可能である。上述されたフィルターI、II、IIIは、有利には、一列に、流動体を導くように互いに接続されている。そのように再生された冷却剤は、引き続いて、第1のタンク112に供給され、そこで、場合によっては新鮮水の供給の後、再利用のために使用される。
図1から見て取れるように、第1のタンク112からのこの再生された冷却剤は、冷却剤ポンプ140を用いて、直接的に冷却剤として冷却剤ノズル114に供給され得、または、潤滑剤Sのための原材料として潤滑剤生成装置130に、および、特にこの潤滑剤生成装置の中の再生された潤滑剤との混合のための第1の混合装置132に供給され得る。
100 エマルション循環設備
110 冷却装置
112 第1のタンク
114 冷却剤噴射ノズル
116 冷却剤捕集槽
117 更に別の冷却剤捕集槽
118 冷却剤再生装置
119 ハウジング
120 潤滑装置
122 潤滑剤噴射ノズル
123 接続導管
124 第2のタンク
125 潤滑剤捕集槽
126 新鮮水タンク
127 潤滑剤再生装置
128 新鮮油タンク
130 潤滑剤生成装置
132 第1の混合装置
134 第2の混合装置
136 第3の混合装置
140 冷却剤ポンプ
200 圧延スタンド
210 (作業)ロール
230 煙霧吸引装置
A 圧延スタンドの出側
E 圧延スタンドの入側
K 冷却剤
M 冷却剤ポンプのための駆動装置
O1 第1の油相
O2 第2の油相
S 潤滑剤
Z1 第1の中間エマルション
Z2 第2の中間エマルションZ2
k 冷却剤内における、水割合分に対する油割合分の量の比率
s 潤滑剤内における、水割合分に対する油割合分の量の比率
x 循環内において存在する潤滑剤量に対する、循環内において存在する冷却剤量の比率
I 前フィルター
II マグネットフィルター
III 真空フィルター

Claims (15)

  1. 金属ストリップ、特に鋼ストリップの圧延のために、圧延ロール間隙を拡げる少なくとも2つのロール(210)を有する、圧延スタンド(200)のためのエマルション循環設備(100)であって、および、その際、
    前記エマルション循環設備が前記ロールための冷却装置(110)を有し、
    この冷却装置が、
    再生された第1のエマルションの様式における冷却剤(K)のための第1のタンク(112)と;
    前記ロールを冷却するための、前記圧延スタンド(200)の出側での、前記ロール(210)に対する前記冷却剤の噴霧のための冷却剤噴射ノズル(114)と;
    その冷却剤の使用の後の前記冷却剤の捕集のための冷却剤捕集槽(116)と;
    新鮮水、特に非ミネラル化された水のための新鮮水タンク(126)と;
    第1の油相(O1)の分離、および、新鮮水の供給による、前記冷却剤捕集槽(116)からの前記冷却剤の再生のための冷却剤再生装置(118)と;
    を有しており、
    前記エマルション循環設備が潤滑装置(120)を有し、
    この潤滑装置が、
    未使用の圧延油のための新鮮油タンク(128)と;
    前記新鮮水および前記未使用の圧延油との、再生された前記冷却剤の混合による、第2のエマルションの様式における潤滑剤の生成のための潤滑剤生成装置(130)と;
    それらロール/その金属ストリップを潤滑するための、それぞれに前記圧延スタンドの入側(E)での、前記ロール及び/または前記金属ストリップに対する、前記潤滑剤(S)の噴射のための潤滑剤噴射ノズル(122)と;
    を有している様式の上記エマルション循環設備において、
    前記潤滑装置(120)が、更に:
    その潤滑剤の使用の後の前記潤滑剤(S)の捕集のための潤滑剤捕集槽(125)、および、この潤滑剤捕集槽と、流動体を導くように接続されている第2のタンク(124)と;
    第2の油相(O2)の分離による前記第2のタンク(124)からの使用された前記潤滑剤(S)の再生のため、および、前記潤滑剤生成装置(130)への再生された前記潤滑剤の供給のための、再生潤滑剤再生装置(127)と;
    を有していること、および、
    前記潤滑剤生成装置(130)が、前記潤滑剤を、同様に再生された前記潤滑剤を基礎としてでも生成するように形成されていること、
    を特徴とするエマルション循環設備(100)。
  2. 前記潤滑剤生成装置(130)は、
    第1の中間エマルション(Z1)への、再生された前記潤滑剤との、前記第1のタンク(112)からの再生された前記冷却剤(K)の混合のための第1の混合装置(132)と、
    第2の中間エマルション(Z2)への、前記新鮮水タンク(126)からの前記新鮮水との、前記第1の中間エマルションの混合のための第2の混合装置(134)と、
    前記第2のエマルションの様式における前記潤滑剤(S)への、前記新鮮油タンク(128)からの前記圧延油との、前記第2のエマルション(Z2)の混合のための第3の混合装置(136)と、
    を有している:
    ことを特徴とする請求項1に記載のエマルション循環設備(100)。
  3. 前記冷却剤再生装置(118)は、
    前記第1のタンク内における前記冷却剤の上に浮かび上がる前記第1の油相(O1)のすくい取り/上澄みのすくい取りのための前フィルターと、
    前記冷却剤の油含有量に依存しての、前記冷却剤からの更なる油割合分の排出のためのマグネットフィルターと、及び/または、
    前記冷却剤からのなお更なる油割合分のフィルタリングのための真空フィルターと、
    を有し;および、
    前記第1のタンク内への、フィルタリングされた前記冷却剤の戻し案内のための接続導管を有している:
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のエマルション循環設備(100)。
  4. 前記第1のタンク(112)内における、再生された前記冷却剤K内における、水割合分に対する油割合分の比率kに関して:
    k<1%
    が成り立つことを特徴とする請求項3に記載のエマルション循環設備(100)。
  5. 前記潤滑剤再生装置(127)は、
    前記第2のタンク(124)内における、使用された前記潤滑剤の上に浮かび上がる前記第2の油相(O2)のすくい取りのための前フィルターと、
    使用された前記潤滑剤からの更なる油割合分の排出のためのマグネットフィルターと、及び/または、
    使用された前記冷却剤(S)からのなお更なる油割合分のフィルタリングのための真空フィルターと、
    を有している:
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載のエマルション循環設備(100)。
  6. 前記潤滑剤再生装置(127)の出側での、再生された前記潤滑剤内における、水割合分に対する油割合分の量の比率sに関して:
    2%<s<8%
    が成り立つことを特徴とする請求項5に記載のエマルション循環設備(100)。
  7. 金属ストリップ、特に鋼ストリップの冷間圧延のための圧延スタンド(200)において、この圧延スタンドが、
    圧延ロール間隙を拡げる少なくとも2つの作業ロール(210)と;
    請求項1から6のいずれか一つによるエマルション循環設備(100)とを有している、
    ことを特徴とする圧延スタンド(200)。
  8. 前記潤滑剤ノズル(122)は、前記圧延ロール間隙内への、前記潤滑剤(S)の噴射のために、前記圧延スタンドの前記入側に配置されていること;
    前記冷却剤ノズル(114)が、前記圧延スタンドのロール(210)に対する前記冷却剤(K)の塗布のために、前記圧延スタンドの前記出側(A)に配置されていること、
    前記冷却剤捕集槽(116)が、その冷却剤の使用の後の前記冷却剤(K)の捕集のために、前記冷却剤ノズルの下方、有利には前記圧延スタンド(200)の下方に配置されていること;
    前記潤滑剤捕集槽(125)が、その潤滑剤の使用の後の前記潤滑剤(S)の捕集のために、前記圧延スタンド(200)の前記入側(E)で、下側の前記作業ロール(210)の領域内において配置されていること、
    を特徴とする請求項7に記載の圧延スタンド(200)。
  9. 冷却剤及び/または潤滑剤の割合分の気化/蒸発によって圧延の際に生じる煙霧の吸引のための煙霧吸引装置(230)が設けられていることを特徴とする請求項7または8に記載の圧延スタンド(200)。
  10. 更に別の冷却剤捕集槽(117)が設けられており、
    この更に別の冷却剤捕集槽は、前記圧延スタンドの前記入側で、上側の前記作業ロールに上方に配置されており、且つ、流動体を導くように、前記冷却剤捕集槽(116)または前記冷却剤再生装置(118)と接続されている、
    ことを特徴とする請求項7から9のいずれか一つに記載の圧延スタンド(200)。
  11. 前記潤滑剤噴射ノズル(122)のためのハウジング(119)が設けられており、
    このハウジング(119)は、前記圧延スタンドの前記入側に、これら潤滑剤噴射ノズルの収容のために組み付けられており、および、
    このハウジング(119)の底部が、前記潤滑剤捕集槽(125)の様式において、および、このハウジングの屋根が、有利には前記更に別の冷却剤捕集槽(117)の様式において形成されている、
    ことを特徴とする請求項7から10のいずれか一つに記載の圧延スタンド(200)。
  12. 前記ハウジング(119)は、
    単に金属ストリップの貫通案内のため、前記潤滑剤噴射ノズルへの前記潤滑剤の供給のため、前記作業ロールに対する潤滑剤の噴射のため、および、前記潤滑剤捕集槽(125)からの前記潤滑剤の導出のため、だけの複数の開口部を有する、ほぼ全面的に閉鎖されたボックスとして形成されている、
    ことを特徴とする請求項11に記載の圧延スタンド(200)。
  13. 請求項1から6のいずれか一つによる前記エマルション循環設備(100)を作動するための方法において、
    循環内において存在する潤滑剤量に対する、循環内において存在する冷却剤量の比率xに関して:
    x<2
    が成り立つことを特徴とする方法。
  14. 前記冷却剤Kにおいて、水割合分に対する油割合分の比率kに関して:
    k<1%
    が成り立つことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 前記潤滑剤Sにおいて、水割合分に対する油割合分の量の比率sに関して:
    2%<s<8%
    が成り立つことを特徴とする請求項13または14に記載の方法。
JP2020570946A 2018-06-19 2019-06-19 エマルション循環設備 Ceased JP2021527570A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102018209854.9A DE102018209854A1 (de) 2018-06-19 2018-06-19 Emulsionsumlaufanlage
DE102018209854.9 2018-06-19
PCT/EP2019/066292 WO2019243468A1 (de) 2018-06-19 2019-06-19 Emulsionsumlaufanlage

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021527570A true JP2021527570A (ja) 2021-10-14

Family

ID=67060390

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020570946A Ceased JP2021527570A (ja) 2018-06-19 2019-06-19 エマルション循環設備

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP3810346A1 (ja)
JP (1) JP2021527570A (ja)
DE (1) DE102018209854A1 (ja)
WO (1) WO2019243468A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114768375A (zh) * 2022-05-21 2022-07-22 佛山市瑞丰恒业机械有限公司 一种针对锂电池壳加工的乳化液过滤循环系统

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02151309A (ja) * 1988-10-18 1990-06-11 Sms Schloeman Siemag Ag ロールおよび被圧延材を冷却および潤滑するための方法およびこれを実施するためのエマルジョン循環装置
JPH05237537A (ja) * 1992-02-26 1993-09-17 Sumitomo Metal Ind Ltd 表面清浄度の優れた冷延鋼帯の製造方法
JPH067809A (ja) * 1992-06-25 1994-01-18 Kawasaki Steel Corp 高潤滑対応圧延機
JPH09239429A (ja) * 1996-03-05 1997-09-16 Hitachi Ltd 冷間圧延機および冷間圧延方法
JPH11123414A (ja) * 1997-10-16 1999-05-11 Hitachi Ltd 熱間圧延設備及び熱間圧延機の潤滑方法
JP2003136112A (ja) * 2001-10-31 2003-05-14 Nisshin Steel Co Ltd 圧延機クーラントの清浄方法および装置
JP2005305473A (ja) * 2004-04-19 2005-11-04 Nisshin Steel Co Ltd 冷間圧延における循環式圧延液供給方法
CN101596557A (zh) * 2008-06-06 2009-12-09 湖南华菱涟源钢铁有限公司 热轧带钢轧制工艺用润滑装置
JP2011051001A (ja) * 2009-09-04 2011-03-17 Jfe Steel Corp 冷間圧延における潤滑油供給方法および冷間圧延機ならびに冷延鋼板の製造方法
US20150020845A1 (en) * 2012-02-01 2015-01-22 Siemans Aktiengesellschaft Cleaning device and method for removing a lubricant from the rolls of a roll stand

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5930417A (ja) * 1982-08-10 1984-02-18 Kawasaki Steel Corp 冷間圧延油の供給方法
GB2126507B (en) * 1982-09-02 1985-07-31 Sumitomo Metal Ind Method for producing clean cold strip
JPS63177908A (ja) * 1987-01-16 1988-07-22 Nippon Steel Corp 冷間圧延におけるロ−ル冷却方法

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02151309A (ja) * 1988-10-18 1990-06-11 Sms Schloeman Siemag Ag ロールおよび被圧延材を冷却および潤滑するための方法およびこれを実施するためのエマルジョン循環装置
JPH05237537A (ja) * 1992-02-26 1993-09-17 Sumitomo Metal Ind Ltd 表面清浄度の優れた冷延鋼帯の製造方法
JPH067809A (ja) * 1992-06-25 1994-01-18 Kawasaki Steel Corp 高潤滑対応圧延機
JPH09239429A (ja) * 1996-03-05 1997-09-16 Hitachi Ltd 冷間圧延機および冷間圧延方法
JPH11123414A (ja) * 1997-10-16 1999-05-11 Hitachi Ltd 熱間圧延設備及び熱間圧延機の潤滑方法
JP2003136112A (ja) * 2001-10-31 2003-05-14 Nisshin Steel Co Ltd 圧延機クーラントの清浄方法および装置
JP2005305473A (ja) * 2004-04-19 2005-11-04 Nisshin Steel Co Ltd 冷間圧延における循環式圧延液供給方法
CN101596557A (zh) * 2008-06-06 2009-12-09 湖南华菱涟源钢铁有限公司 热轧带钢轧制工艺用润滑装置
JP2011051001A (ja) * 2009-09-04 2011-03-17 Jfe Steel Corp 冷間圧延における潤滑油供給方法および冷間圧延機ならびに冷延鋼板の製造方法
US20150020845A1 (en) * 2012-02-01 2015-01-22 Siemans Aktiengesellschaft Cleaning device and method for removing a lubricant from the rolls of a roll stand

Also Published As

Publication number Publication date
EP3810346A1 (de) 2021-04-28
WO2019243468A1 (de) 2019-12-26
DE102018209854A1 (de) 2019-12-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE60319109T2 (de) Unabhängiges doppeltank- und ölsystem mit einer einfüllöffnung
DE2451157A1 (de) Verfahren zum abscheiden von in abluft auftretenden kohlenwasserstoffen und einrichtung zur durchfuehrung des verfahrens
EP2821599B1 (de) Strahltriebwerk mit wenigstens einem Ölabscheider
DE102019126914A1 (de) Schmiermittelversorgungssystem für eine Antriebsvorrichtung eines elektrisch betriebenen Fahrzeugs
JP2021527570A (ja) エマルション循環設備
EP3737488A1 (de) Mehrstufiger aerosolabscheider, vorabscheider-stufen-modul, nachrüst- und betriebsverfahren dafür
DE202018101071U1 (de) Hochdruckreinigungsvorrichtung für Endlosmaterial
EP2749341A1 (de) Vorrichtung und Verfahren zum Reinigen von Rauchgas einer metallurgischen Anlage
DE9207241U1 (de) Einrichtung zur Abluftreinigung
DE102016114394A1 (de) Vorrichtung einer Strömungsmaschine zum Abscheiden von Öl aus einem Luft-Öl-Volumenstrom
JPH05293314A (ja) 金属加工流体を管理する方法及びシステム
EP3149389B1 (de) Verfahren und vorrichtung zum erzeugen eines kühlschmierstoffgemischs, umformwerk zum umformen von halbzeugen und verwendung eines kühlschmierstoffgemischs
WO1998040148A1 (de) Verfahren zum reinigen flüssiger kühlschmierstoffe
DE2900409A1 (de) Verfahren und zugehoerige vorrichtung zum kuehlen von schleifscheiben
EP1498167A1 (de) Vorrichtung zum Filtern von verunreinigten Flüssigkeiten, wie Kühlschmiermittel, insbesondere aus Werkzeugmaschinen
JPS5829168B2 (ja) 冷間圧延機における圧延油供給法
WO2020243758A1 (de) Brennkraftmaschine und verfahren zum betreiben einer solchen
DE102016104678B4 (de) Kühlschmierstoffeinrichtung für eine Werkzeugmaschine
DE102006022463B4 (de) Verfahren und Vorrichtung zur Behandlung des einem Zerspanungsprozeß zugeführten Kühlschmierstoffes sowie Verwendung der Vorrichtung
DE102007043745A1 (de) Verfahren zum Abscheiden von flüssigen und/oder festen Emissionen aus Öl enthaltendem Rohgas, insbesondere bei Maschinen zum Druckumformen, insbesondere bei Warmfließpressen
DE2718908A1 (de) Ver- bzw. entsorgungsvorrichtung fuer schleifmaschinen
EP3914812B1 (de) Zylinderkopf
JP2000135508A (ja) 圧延機及び圧延方法並びに分離装置とその分離方法
DE2719566A1 (de) Kompressoreinheit fuer ein waermepumpensystem
DE4116919A1 (de) Verfahren und vorrichtung zur vorklaerung von schmutzwasser

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210126

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210126

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220412

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220427

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220708

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220727

A045 Written measure of dismissal of application [lapsed due to lack of payment]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045

Effective date: 20221130