JP2010221233A - エマルション圧延油を使用する冷間圧延方法、冷延金属板の製造方法および冷間タンデム圧延機 - Google Patents
エマルション圧延油を使用する冷間圧延方法、冷延金属板の製造方法および冷間タンデム圧延機 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】循環使用されるエマルション圧延油の一部を油水分離手段に供給して、高濃度エマルションと低濃度エマルションに分離して、少なくとも1つ以上の圧延スタンドに供給する。油水分離手段は加熱手段によりその油水分離モジュールが加熱され、分離膜の閉塞が防止される。
【選択図】図1
Description
ここで、エマルション圧延油の循環給油方式(循環式圧延油供給方式ともいう)とは、圧延油を濃度1〜5質量%程度に希釈し、界面活性剤を用いて水に油が分散したO/Wエマルションにしたエマルション圧延油を圧延スタンドに供給し、そのエマルション圧延油をオイルパン等に回収して、引き続き循環使用する方式をいう。循環給油方式では、各スタンドのロールバイト入側において潤滑のための圧延油を供給するための供給手段を備えると共に、圧延ロールに冷却用の圧延油を供給するための供給手段を備えるのが通常であり、前記潤滑用と冷却用とを同一のエマルション圧延油によって行うものである。
これらの動向に対し、従来の循環式圧延油供給方式では圧下率や圧延速度を上昇させた厳しい圧延条件下では、ヒートスクラッチと呼ばれる焼付き疵が発生することがある。ヒートスクラッチはロールバイト内で油膜が破断し、ワークロールと鋼板が凝着して焼付くことにより生じる。ヒートスクラッチが生じると冷延鋼板としての品質をそこない、製品歩留りの低下を招くだけでなく、ワークロール上にも焼付き痕を残すためロール組替えを強いられ、そのために生産性の低下を招く。
(1)膜ろ過により油分濃度の高い高エマルション濃度のクーラント(高濃度エマルシ
ョン圧延油)と低エマルション濃度のクーラント(低濃度エマルション圧延油)
とに分離して使用する方法(特許文献2参照)や、
(2)ダーティタンク内にてバブリングにより油水分離を行う方法(特許文献3参照)
等がある。
また、膜ろ過に関して、特許文献4には、分離膜の洗浄方法について、逆洗により膜面の堆積物を剥離させ膜モジュール外に排出することが記載されている。
また、特許文献3はダーティタンク全体から油水分離を行うにはエマルションの処理量が多く、多大な設備コストを要する必要があった。
スカム自体は高粘性であるが、主成分は油分であるため、温度を上昇させることで少なからず粘性は低下していく。
従って、分離膜自体を高温に加熱する加熱手段を設けることで分離膜にスカムが付着しても、流動性が向上したスカムは膜を閉塞することなく、濃縮液の流出圧力により系外に放出される。
例えば、油水分離したエマルション圧延油の内、油分濃度の高いエマルション圧延油を圧延スタンドに補助的に供給すれば、油分濃度が大きく、潤滑性能が高いため、ハイブリッドシステムとして高速圧延時の潤滑不足に起因したチャタリングと呼ばれる圧延機の振動や、ヒートスクラッチと呼ばれる表面疵の発生を防止できる。
これは、鋼板だけでなくロールに供給した場合でも同様の効果が得られる。高速圧延領域ではロール周速が速い為、単位時間あたりにワークロールに噴射される冷却用エマルション量が減少し、サーマルクラウンと呼ばれる熱膨張に起因した凸クラウンが成長しやすくなる。サーマルクラウン成長によりロールプロフィールが経時変化すると、圧延後の板形状も乱れやすくなるため、冷却能が高い透過液の供給は極めて有効である。
いずれの場合も、循環系全体として含有油水分量がほとんど変化しないため、循環系濃度変動に伴う圧延不安定現象も解消できる。
[1]冷間タンデム圧延機の各圧延スタンドに、循環使用するエマルション圧延油を供
給して金属板を冷間圧延する金属板の冷間圧延方法において、循環使用するエマ
ルション圧延油の一部は、その外周に油水分離モジュールを加熱する加熱手段を
有する油水分離手段により、高濃度エマルション圧延油と低濃度エマルション圧
延油に分離したのちに、少なくとも1つ以上の圧延スタンドに供給することを特
徴とする、金属板の冷間圧延方法。
[2]前記低濃度エマルション圧延油を冷却手段で冷却したのちに、少なくとも1つ以
上の圧延スタンドに供給することを特徴とする、[1]に記載の金属板の冷間圧
延方法。
[3]前記低濃度エマルション圧延油の一部を前記高濃度エマルション圧延油と混合し
て、少なくとも1つ以上の圧延スタンドに供給することを特徴とする、[1]に
記載の金属板の冷間圧延方法。
[4]前記の高濃度エマルション圧延油と低濃度エマルション圧延油のうち、低濃度エ
マルション圧延油は圧延スタンドに供給しないで、高濃度エマルション圧延油の
みを、少なくとも1つ以上の圧延スタンドに供給することを特徴とする、[1]
に記載の金属板の冷間圧延方法。
[5]前記[1]〜[4]のいずれかに記載の方法で金属板を冷間圧延することを特徴
とする冷延金属板の製造方法。
[6]エマルション圧延油を循環使用する圧延油供給手段を備える冷間タンデム圧延機
であって、該圧延油供給手段は、循環式圧延油供給タンクを共有する第1の圧延
油供給手段および第2の圧延油供給手段を有し、第1の圧延油供給手段は該供給
タンクから供給されるエマルション圧延油を各圧延スタンドに供給する手段を
備え、第2の圧延油供給手段は、その外周に油水分離モジュールを加熱する加熱
手段を有する油水分離手段および該供給タンクから供給されるエマルション圧延
油を、該油水分離手段により分離して得られる高濃度エマルション圧延油と低濃
度エマルション圧延油のいずれか一方又は両方を、少なくとも1つ以上の圧延ス
タンドに供給する手段を備えることを特徴とする、冷間タンデム圧延機。
[7]前記第2の圧延油供給手段は冷却手段を有し、該冷却手段により低濃度エマルシ
ョン圧延油を冷却して、少なくとも1つ以上の圧延スタンドに供給することがで
きることを特徴とする、[6]に記載の冷間タンデム圧延機。
[8]前記第2の圧延油供給手段はミキサーを有し、該ミキサーにより分離後の低濃度
エマルション圧延油の一部と高濃度エマルション圧延油を混合して、少なくとも
1つ以上の圧延スタンドに供給することができることを特徴とする、[6]に記
載の冷間タンデム圧延機。
[9]前記油水分離手段は、その油水分離モジュール内に分離膜として、粗濾過、精密
濾過(MF)膜、限外濾過(UF)膜、ナノ濾過(NF)膜、および逆浸透(RO
)膜の群から選択される少なくとも1つの膜を収容することを特徴とする、[6
]乃至[8]のいずれかに記載の冷間タンデム圧延機。
図1は、本発明の一実施形態における、複数スタンドを有する循環式圧延油供給方式の冷間タンデム圧延機の概略構成の一例を示した図である。なお、図1は、被圧延材の金属板(例えば鋼板)1の入側から順に第1圧延スタンド〜第5圧延スタンド(#1STD〜#5STD)の5スタンドの圧延機を有する冷間タンデム圧延機の場合を示している。また、この冷間タンデム圧延機において、隣り合うスタンド間には図示しないテンションロールおよびデフロールが設置されている。
図1において、第1の圧延油供給手段は、循環式圧延油供給タンク(以下「供給タンク」と呼ぶことがある)5を有し、この供給タンク5から供給されるエマルション圧延油を各スタンドに供給する手段として、各圧延スタンドの入側に潤滑用クーラントヘッダー3を、各スタンド出側に冷却用クーラントヘッダー4をそれぞれ有している。それぞれのヘッダー3,4に設けられたスプレーノズルからエマルション圧延油がワークロールの鋼板入側および出側のロールバイト近傍に向けて噴射される。スプレーノズルから噴射されたエマルション圧延油は回収オイルパン8に回収されて供給タンク5に戻り、再び各圧延スタンドに供給されて循環使用される。なお、この実施形態では第5圧延スタンドでは、潤滑油クーラントヘッダー3は設けているが、後述する第2の圧延油供給手段の冷却ノズルヘッダー25があるため、冷却用クーラントヘッダー4は設けていない。両冷却ノズルヘッダー4および25を共に設けることもできる。
循環式圧延油供給タンク5内には温水(希釈水)と圧延油原液が収容され、そこで両者が混合される。この収容されて混合される温水と圧延油原液は、攪拌機10の攪拌羽の回転数を調整することにより、所望の平均粒径を有するエマルション圧延油17とされる。
また、圧延油に添加される界面活性剤としては、イオン系、非イオン系のいずれを用いても良く、通常の循環式クーラントシステム(循環式圧延油供給方式)で使用されるものを用いればよい。
そして、エマルション圧延油17としては、前述したような圧延油を、好ましくは濃度1〜5質量%程度、より好ましくは濃度1.2〜3.0質量%程度に希釈し、前述したような界面活性剤を用いて水に油が分散したO/Wエマルションにしたものが用いられる。なお、その平均粒径としては、好ましくは15μm以下、より好ましくは7〜10μm程度とする。
このように、第1の圧延油供給手段は、循環式圧延油供給タンク5、ポンプ6、圧延油供給ライン7、潤滑用クーラントヘッダー3、冷却用クーラントヘッダー4、回収オイルパン8、戻り配管9によって、供給されたエマルション圧延油17を回収し循環させるための循環系統を構成している。
この第2の圧延油供給手段は、油水分離手段15を備え、供給タンク5と油水分離手段15をつなぐ分離装置供給ライン14を介してポンプ13により供給タンク5内のエマルション圧延油の一部を油水分離手段15に通過させたのちに、圧延スタンドに供給するようになっている。
なお、図1においては作図の都合上、分離装置供給ライン14を循環式圧延油供給タンク5から分岐させているが、分岐箇所はこれに限定されず、圧延油供給ライン7から分岐させても良い。
油水分離手段を通過後にエマルション圧延油が分離されて得られた低濃度エマルション圧延油および高濃度エマルション圧延油は少なくとも1つ以上の圧延スタンドに供給されるようになっており、図1では低濃度エマルション圧延油を最終スタンドの第5スタンドのワークロールに鋼板出側から供給するとともに、高濃度エマルション19を第5スタンドのワークロールの入側に供給するようにしている。また、高濃度エマルションは、後記するように、低濃度エマルションにより希釈して濃度を調節できるようになっている。
油水分離フィルターが加熱されることで多孔質ろ過膜にスカムが付着しても、ろ過膜からの入熱によりスカムの流動性が向上する。流動性が向上したスカム分は多孔質ろ過膜に沿って接線方向に通過する高濃度エマルション19の流出圧力によって生じるせん断力によって多孔質ろ過膜から離脱し、高濃度エマルション19と共に油水分離手段15の系外に放出される。
まず、低濃度エマルション供給手段11は、図1に示すように、低濃度エマルション18をワークロール表面に供給するための冷却ノズルヘッダー25と、この冷却ノズルヘッダー25に所定温度の低濃度エマルション18を供給するための供給ポンプ20及び供給ライン21及び冷却装置23と、低濃度エマルション18の流量を制御する流量制御弁22とにより構成することができる。なお、後記するように、低濃度エマルション圧延油の一部は高濃度エマルション圧延油供給手段に供給することができる。このため供給ライン21は分岐して供給ライン32を介して高濃度エマルション圧延油供給手段のミキサーにもつながっている。
ちなみに、冷却装置23では、第1の圧延油供給手段から供給されるエマルション圧延油17よりも低温になるように低濃度エマルション18が作成されるが、その冷却方法としては、比較的効率の高い熱交換による冷却が好ましいが、これに限定されず、気体冷却といった方法でも良い。
また、低濃度エマルション18の吐出流量及び吐出面積の調整は、圧延速度やロール状態、鋼板サイズに応じて行う。このとき、低濃度エマルション18の吐出流量は、調整コントローラー24からの指令によって制御される。
なお、鋼板1への水膜流の漏れが完全に防止できない場合は、低濃度エマルション供給手段11を設置したスタンド(ここでは、第5スタンド)の出側にエアパージ装置(図示しない)を設置して鋼板1の水切りを行ってもよい。
以上のように、本発明では、循環式圧延油供給方式で循環使用されるエマルション圧延油の一部を油水分離手段により分離して得られた、高濃度エマルション圧延油と低濃度エマルション圧延油の特性を生かして、難圧延材等の圧延に対応することができる。
図1に示す実施形態の全5スタンドの冷間タンデム圧延機を用い、母材厚2.3mm、板幅850〜950mmの硬質ブリキ原板を仕上げ厚0.200mmまで、目標速度2200m/minとして20コイル圧延した。圧延油は合成エステル油をベースに植物油脂が添加された基油に対して、油性剤、酸化防止剤がそれぞれ1質量%ずつ添加され、界面活性剤としてノニオン系界面活性剤が対油濃度で3質量%添加されているものを使用した。第1の圧延油供給手段により各スタンドに供給され、循環使用されるエマルション圧延油17を、圧延油の濃度3.0質量%、平均粒径9μm、温度53℃のエマルション圧延油とした。循環式圧延油供給タンク5内のエマルション圧延油量は10万Lとした。
なお、比較例1としてフィルターを加熱する加熱装置16を使用しなかった場合を行い、前記以外の条件は本実施例と同様にして冷間圧延を行った。
また、比較例2として特許文献2及び4に記載の透過液の逆洗機構を設けて、1コイル毎に透過液を膜内部に加圧流通させた場合を実施し、上記以外は本実施例と同様にして冷間圧延を行った。なお、比較例2における透過液の逆洗条件は、加圧0.4MPa、逆洗時間1minにて行った。
また、比較例2では、透過液の加圧逆洗によって、膜閉塞の改善が見られたものの、スカムによる閉塞を完全には除去しきれずに濃度低下が進行し、20コイル圧延後には軽度のヒートスクラッチが発生した。
2:圧延油供給手段(第1の圧延油供給手段)
3:潤滑用クーラントヘッダー
4:冷却用クーラントヘッダー
5:循環式圧延油供給タンク
6:ポンプ
7:圧延油供給ライン
8:回収オイルパン
9:戻り配管
10:攪拌機
11:低濃度エマルション圧延油供給手段
12:高濃度エマルション圧延油供給手段
13:分離装置供給ポンプ
14:分離装置供給ライン
15:油水分離手段
16:加熱装置
17:エマルション圧延油
18:エマルション圧延油(低濃度)
19:エマルション圧延油(高濃度)
20:供給ポンプ
21:供給ライン
22:流量制御弁
23:冷却装置
24:調整コントローラー
25:冷却ノズルヘッダー
26:非接触型水切りシール
27:供給ポンプ
28:供給ライン
29:流量制御弁
30:ミキサー
31:潤滑ノズルヘッダー
32:供給ライン
Claims (9)
- 冷間タンデム圧延機の各圧延スタンドに、循環使用するエマルション圧延油を供給して金属板を冷間圧延する金属板の冷間圧延方法において、循環使用するエマルション圧延油の一部は、その外周に油水分離モジュールを加熱する加熱手段を有する油水分離手段により、高濃度エマルション圧延油と低濃度エマルション圧延油に分離したのちに、少なくとも1つ以上の圧延スタンドに供給することを特徴とする、金属板の冷間圧延方法。
- 前記低濃度エマルション圧延油を冷却手段で冷却したのちに、少なくとも1つ以上の圧延スタンドに供給することを特徴とする、請求項1に記載の金属板の冷間圧延方法。
- 前記低濃度エマルション圧延油の一部を前記高濃度エマルション圧延油と混合して、少なくとも1つ以上の圧延スタンドに供給することを特徴とする、請求項1に記載の金属板の冷間圧延方法。
- 前記の高濃度エマルション圧延油と低濃度エマルション圧延油のうち、低濃度エマルション圧延油は圧延スタンドに供給しないで、高濃度エマルション圧延油のみを、少なくとも1つ以上の圧延スタンドに供給することを特徴とする、請求項1に記載の金属板の冷間圧延方法。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法で金属板を冷間圧延することを特徴とする冷延金属板の製造方法。
- エマルション圧延油を循環使用する圧延油供給手段を備える冷間タンデム圧延機であって、該圧延油供給手段は、循環式圧延油供給タンクを共有する第1の圧延油供給手段および第2の圧延油供給手段を有し、第1の圧延油供給手段は該供給タンクから供給されるエマルション圧延油を各圧延スタンドに供給する手段を備え、第2の圧延油供給手段は、その外周に油水分離モジュールを加熱する加熱手段を有する油水分離手段および該供給タンクから供給されるエマルション圧延油を、該油水分離手段により分離して得られる高濃度エマルション圧延油と低濃度エマルション圧延油のいずれか一方又は両方を、少なくとも1つ以上の圧延スタンドに供給する手段を備えることを特徴とする、冷間タンデム圧延機。
- 前記第2の圧延油供給手段は冷却手段を有し、該冷却手段により低濃度エマルション圧延油を冷却して、少なくとも1つ以上の圧延スタンドに供給することができることを特徴とする、請求項6に記載の冷間タンデム圧延機。
- 前記第2の圧延油供給手段はミキサーを有し、該ミキサーにより分離後の低濃度エマルション圧延油の一部と高濃度エマルション圧延油を混合して、少なくとも1つ以上の圧延スタンドに供給することができることを特徴とする、請求項6に記載の冷間タンデム圧延機。
- 前記油水分離手段は、その油水分離モジュール内に分離膜として、粗濾過、精密濾過(MF)膜、限外濾過(UF)膜、ナノ濾過(NF)膜、および逆浸透(RO)膜の群から選択される少なくとも1つの膜を収容することを特徴とする、請求項6乃至8のいずれか1項に記載の冷間タンデム圧延機。
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