JPH02149662A - 蒸着治具 - Google Patents

蒸着治具

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JPH02149662A
JPH02149662A JP1255361A JP25536189A JPH02149662A JP H02149662 A JPH02149662 A JP H02149662A JP 1255361 A JP1255361 A JP 1255361A JP 25536189 A JP25536189 A JP 25536189A JP H02149662 A JPH02149662 A JP H02149662A
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    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C14/00Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
    • C23C14/04Coating on selected surface areas, e.g. using masks
    • C23C14/042Coating on selected surface areas, e.g. using masks using masks
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/68Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere for positioning, orientation or alignment
    • H01L21/682Mask-wafer alignment

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 本発明は一般的には、薄膜の蒸着前に基板に対するコン
タクト・マスクの正確な位置づけに関し、特に薄膜蒸着
法を実施する際に用いられる単体の金属製コンタクト・
マスクに複数の小基板を正確に位置づける蒸着治具に関
する。
B、従来技術 半導体ウェハなどの基板上の材料の蒸着パターンを制御
するコンタクト・マスクはよく知られている。基板に蒸
着される材料の所要パターンに応じて、ある一定のパタ
ーンの開口がコンタクト・マスクに設けられる。コンタ
クト・マスクはこの後、基板の表面に押し付けられ、マ
スク上のパターンが描かれた開口を通して一種以上の材
料が蒸着される。コンタクト・マスクが頻繁に用いられ
るのは、金属材料が集積回路の半導体ウェハに蒸着され
、ウェハが様々な電子素子に装着される場合である。
しかしコンタクト・マスクを基板に位置づける従来技術
の方法は、単一の基板と単一のマスクの係合に限られる
。所定の蒸着過程で2つ以上の基板にパターンを形成す
る場合、従来法は、各基板に別のコンタクト・マスクを
使わなければならないとする。数千の非常に小さい基板
にマスクをかけなければならない場合には驚くほど時間
がかかることになる。従来法は、多数の小基板を整合し
て単一のコンタクト・マスクと位置合わせをする状況を
考慮していない。
複数の小基板と一つのマスクの位置合わせにはいくつか
問題があり、これらは一つのマスクや一つの基板の配置
ではみられないか、または複数の基板では複雑になる問
題である。コンタクト・マスクについてこれ以上に重要
な問題は、基板をこのマスクと一様に接触させなければ
ならない点である。他の場合、マスク下の被着した材料
によって基板上にハローイング(haloing )が
生じる。
すなわち材料が目的の部分の外側の領域に蒸着される。
ハローイングを防ぐには、マスクを基板に対して充分平
行にする必要がある。従来法では、コンタクト・マスク
を基板の平滑な面にきつく当たるようたわませることで
マスクとの接触を良くしている。この方法はしかし、厚
みが異なり、コンタクト・マスクが押し当てられる面が
均一、平滑でない複数の基板を扱うときは効果がない。
第2の問題は、XY面でチップや基板とマスクの整合を
とるとき生じる。これは従来法では単純に回避されてい
る。コンタクト・マスクと整合される基板が一つだけだ
からである。コンタクト・マスクと基板との位置合わせ
に対処する方法として、数個の位置決めピンとこれを補
助する位置決めピンを受ける手段がある。一般に基板は
保持具に固定され、基板の位置決めピンはこれを受ける
手段と係合する。この手段はコンタクト・マスク上か、
マスクが収容されるマスク保持具上に置かれる。これは
、基板とマスクがそれぞれ一つの場合には有効である。
しかし複数の基板の長さや幅が異なる場合、限られた個
数の位置決めピンはこの役目に適さない。このほか従来
法で使われる手段には複数のカムや固定ピンなどがある
コンタクト・マスクを用いた蒸着でもう一つ問題になる
のは、蒸着後にチップをコンタクト・マスクから除去す
る過程である。コンタクト・マスクを通して基板に形成
される代表的な膜は、厚みのある金属膜で、引張強度や
接着力がかなり大きい。基板が一つであれば、これを保
持し、コンタクト・マスクを引き剥すのは比較的やさし
い、しかし個々のチップを所定位置に保持しながらコン
タクト・マスクを除去するのは大きな問題となる。
材料が所要のパターンで基板に付着した後、マスクと、
蒸着治具の少なくとも数カ所を洗浄しなければならない
。蒸着治具は、最小の労力ですむよう最少限の部品を洗
浄すればよく、製造時には蒸着治具に別の部品を要する
よう設計されているのが望ましい。
C0発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、XY面で単一のコンタクト・マスクに
対して複数の基板のそれぞれの位置合わせをすることに
ある。
本発明の目的は、Z方向で各基板をコンタクト・マスク
に押し付けて、基板に被着した材料のハローイングを防
ぐことにある。
本発明の目的は、厚み、長さ、幅の異なる複数、の基板
を、再使用できる蒸着治具に収納することにある。
本発明の目的は、再使用できる蒸着治具の中の洗浄すべ
き部品点数を最小にすることにある。
本発明の目的は、コンタクト・マスクを除去する際に蒸
着治具に各基板を固定することにある。
D1問題点を解決するための手段 本発明のこれらの目的は再使用できる蒸着治具において
達成される。この治具では、一連の薄い内板が底板と上
板によって保持される。内板の一つ(Zスプリング板)
には複数のスプリングがあって、これが、マスクされる
複数の基板に対応する。
各スプリングは各基板をコンタクト・マスクに押し付け
る。Zスプリング板は、基板厚の違いを吸収し、蒸着パ
ターンのハローイングを防止する。
もう一つの内板(XY位置決め板)には、各基板の位置
合わせができる複数のポケット(開口)がある。XY位
置決め板はXYスプリング板とともに働く。このスプリ
ング板のスプリングによって、基板がポケットの位置合
わせ面に押し付けられ、XY面で各基板が整合され固定
される。各基板がポケットに収まると、コンタクト・マ
スクが内板の上に取り付けられ、アセンブリ全体が上板
で覆われる。上板は、蒸着時に、再使用できる蒸着治具
の各部を遮蔽するため、洗浄が必要なのは上板とマスク
だけになり、治具(別に製造しなければならない)の点
数および洗浄に伴う作業コストを大幅に削減できる。X
Yスプリング板のスプリング力によって、コンタクト・
マスクを取り除く際に基板を所定位置に保持することが
できる。
E、実施例 第1A図は再使用できる蒸着治具が組み立てられたとき
の上面図、第1B図はその側面図、第1C図は下面図を
示す、再使用できる蒸着治具は、組立時には上板20、
底板22(これらがZスプリング板24を挟む)、第1
のXY位置決め板26、XYスプリング板28、第2の
XY位置決め板30、およびコンタクト・マスク32を
含む、再使用できる蒸着治具は、摺動棒34およびリー
フ・スプリング(板ばね)36.38によってXY面に
部分的に整合され、スプリング・クリップ40.41.
42およびクリップ・ピン43.44.45によってZ
方向に固定される。第1A図かられかるとおり、上板2
0は、このアセンブリの大部分を、被着した材料から遮
る。被着する材料は上板20の開口50を通過し、コン
タクト・マスク32に幾何学的に配置された開口によっ
て決定されるパターンで基板に被着する。
第2図は再使用できる蒸着治具の断面を示す。
図かられかるように、クリップ・ピン43(上板20の
一部)は底板22の開口を通過し、スプリング・クリッ
プ40で留められる。同様に摺動棒のピン35は底板2
2と中間板24.26.28.30.32の開口を通り
、再使用できる蒸着治具のXYスプリング板2Bを整合
し付勢しやすくする。#M動棒34はリーフ・スプリン
グ36.38の働きで摺動棒のピン35.37に押し当
てられ保持される。
再使用できる蒸着治具は、第1C図に示すとおり、最初
に摺動棒34が底板22の底面に固定されて組み付けら
れる。リーフ・スプリング36.38はスプリング・ピ
ン58.59.60.61と摺動棒ピン35.37の闇
に留められ、摺動棒34が底板22に固定される。*に
Zスプリング板24が底板22に、位置決めピン54.
56によって取り付けられ、Zスプリング板24と底板
22の整合がとられる0次に第1のXY位置決め板26
がZスプリング板24に、位置決めピン54.56によ
って取り付けられ、第1のXY位置決め板26が整2合
される。XYスプリング板28はこの後、第1のXY位
置決め板26に、摺動棒ピン35.37によって取り付
けられ、板28とアセンブリの他の部分の整合がとられ
る。次に、第2のXY位置決め板30がXYスプリング
板28に、位置決めピン54.56によって取り付けら
れる。アセンブリの全体はこの後、単独の棒を付勢する
治具(図示せず)に取り付けられる。この治具は第1C
図の”装着“位置まで摺動棒34を押す、実施例では摺
動棒34とXYスプリング板24は、摺動棒ピン35.
37を介して結び付けられるため、摺動棒34がどのよ
うに動いても、この動きによってXYスプリング板2B
が移動する方向は同じである。XYスプリング板28が
”装着”位置にあれば、各基板は、板26.28.30
が作り、底板の開口52の位置に対応する基板ポケット
に落ちる。各基板は、Zスプリング板24が支持する各
位置を占める。コンタクト・マスク32は、位置決めピ
ン54.56によって基板上に位置づけられ、マスク3
2が整合される。
実施例では板24.26.30とコンタクト・マスク3
2は、位置決めピン54.56を介して正確に位置づけ
られ、一方、XYスプリング板28は位置決めピン54
.56によって仮に整合され、摺動棒ピン35.37を
介して正確に整合される。
次に、単独の摺動棒機構が摺動棒を解除し、これにより
XYスプリング板が、摺動棒を介してXYスプリング板
に伝わるリーフ・スプリング36.38の力によって全
基板を同時にXY位置決め板26.30の位置決め面に
押し付ける。最後に、上板20がこのアセンブリに取り
付けられると、クリップ・ピン43.44.45が底板
22の開口を通るため、スプリング・クリップ40.4
1.42が、再使用できる蒸着治具のアセンブリ全体を
固定する。
第3A図は底板の上面、第3B図はその側面を示す、底
板22は、再使用できる蒸着治具の他の全部品のペデス
タル(台座)をなす、これらの図は、薄い内板24.2
6.30.32を正確に整合する基準点となる方形の位
置決めピン54と菱形の位置決めビ、ン56t−よりは
っきり示す、スプリング・ピン58.59.60.61
はリーフ・スプリング36.38を支持し、これらリー
フ・スプリングの力で摺動棒34が所定位置に収まる。
底板の各開口52は各基板の位置に対応するため、開口
52の個数は治具に取り付けられる基板の個数と同じで
ある。
第4A図と第4B図はZスプリング板24を示す、第4
A図は、Zスプリング板24の全体と位置合わせ孔66
.67.68を示す0位置合わせ孔66は方形の位置決
めピン54に、位置合わせ孔67.68は菱形の位置決
めピンにそれぞれ対応する。Zスプリング板24は反転
可能であるため、個々のZスプリング70が永久に曲が
ってしまうことはない、第4B図は一つのZスプリング
70を示す、基板にバイアスをかけるZスプリング板7
1は、Zスプリングの4つのモーメント・アーム72.
73.74.75によって所定位置に固定される。一つ
のZスブリンク70は各基板をコンタクト・マスク32
に押し付ける。各基板はそれに対応するZスプリング7
0上にあるため、基板厚の違いはある程度吸収される一
方、全基板がコンタクト・マスク32に確実に押し付け
られる。基板厚の差は、モーメント・アームの設計、板
厚、板の材料によって異なる。第4A図と第4B図の設
計では、基板厚の差十/−0,002インチ(約0.0
508mm)が吸収される。
第5A図と第5B図は第1のXY位置決め板26を示す
。第5A図はXY位置決め板26の全体を示し、その位
置合わせ孔76.78により、位置決め板26が方形位
置決めピン54と菱形位置決めピン56のそれぞれに対
して位置合わせされる。XY位置決め板26は、XY面
における基板の位置を決定する働きをもつ。基板はXY
位置決め孔80の角に押し付けられ、XY位置合わせ面
82.83と向き合う右上の角に向けられる。この角の
逃げ(relief ) 81は基板のパリを逃がすも
のである。ここでもZスプリング板24と同様、XY位
置決めポケット80の個数はコンタクト・マスク32に
よって覆われる基板の個数と同じである。
第6A図と第6B図はXYスプリング板28を示す。第
6A図はXYスプリング板28の全体を示し、その位置
合わせ孔84.86により、XYスプリング板が、摺動
棒34に位置する摺動棒ピン35.37と位置合わせさ
れる。XYスプリング板28は、マスクが取り除かれた
後に基板を所定位置に保持し、XY力方向位置決めを補
助する働きをもつ、第6B図は、1つのXYスプリング
板の開口すなわちポケット90を示す、角基板がXYス
プリング板の開口90に取り付けられると、XYスプリ
ング91.92は基板を、XY位置合わせ面94.95
と向き合うXY位置決め板の開口80の右上の角に押し
付ける。XYスプリング91.92はたわみ、よって基
板の大きさの違いをある程度吸収することができる。第
6B図に示したスプリングの場合、基板の長さや幅の差
十/−0,002インチ(約0.0508mm)を吸収
することが可能である。
第2のXY位置決め板30は、第5A図と第5B図に示
した第1のXY位置決め板26と全く同一である。第2
のXY位置決め板30は必ず必要というわけではない。
基板のXY力方向位置決めはXY位置決め板26とXY
スプリング板28によって達成できるからである。しか
し第2のXY位置決め板30を追加することで、再使用
できる蒸着治具がより安定し、との治具による基板の保
持力が増す。
第7A図は代表的な蒸着マスク32を示す。第7B図は
一つのコンタクト・マスク箇所110を示す。コンタク
ト・マスクの開口111は幾何学的パターンで配置され
、ここに蒸着材料が配布される。この幾何学模様はコン
タクト・マスク箇所110が異なれば変化し、素子の特
性も変わることが考えられるが、一般にはコンタクト・
マスク32全体で同一であり、扱いやすい。再使用でき
る蒸着治具は、2つ以上の蒸着パターンが基板に形成さ
れるよう設計される。たとえばCr、Cu、Crの島状
パターンを第1のコンタクト・マスクで基板に直接蒸着
でき、第1コンタクト・マスクを、再使用できる蒸着治
具から除去し、第2のコンタクト・マスクを使ってCr
、Cu、Au、Pb5nの終端金属パターンがその島の
上に蒸着される。被着したCr、Cu、Crの島は厚み
がそれぞれ約250OA、450OA、200OAで、
終端金属の接続部をなす第2の蒸着部では、Cr、Cu
 s A u % P b S nの厚みがそれぞれ3
000A、4500A、100OA、0.1インチ(約
2.54mm)である。
第8A図は上板20の上面図、第8B図はその側面図で
ある。他の板と同じく、開口50の個数はマスクされる
基板の個数と同じである。蒸着材料は、開口50を通し
て付着し、開口111のパターンが角基板に転写される
。クリップ・ピン43.44.45は、スプリング・ク
リップ40.41.42とともに、アセンブリ全体を固
定するための手段である。上板20は、再使用できる蒸
着治具の大部分を蒸着材料に対してマスクするよう設計
される。蒸着後に洗浄する必要のあるのはマスク32と
上板20だけである。
第9A図と第9B図は方形の位置決めピン54とその頭
部62を示す。方形位置決めピン54は、第9C図と第
9D図に示した菱形の位置決めピン56とともに、内板
24.26.30.32と底板22の位置合わせに使わ
れる。
第10図は、被着材料のパターン101を持つ一つの基
板100を示す。基板100はロットごとに厚み、長さ
、幅が変わることがある。基板をコンタクト・マスク3
2に押し付け、XY力方向位置合わせをするための治具
のスプリングを使うことで、寸法誤差をかなりの程度ま
で補正することができる。再使用できる蒸着治具は現在
、寸法が約0.04インチ(約1.016mm)X約0
゜06インチ(約1.524mm)X約0.0フインチ
(約1.778mm)のセラミック製チップ・コンデン
サ(第10図)上に蒸着するため用いられている。チッ
プ・コンデンサは、積層セラミックの押抜き技術で製造
される金属電極のセラミック板が層状になったセラミッ
ク材を主原料とする積層からなる。この技術により、そ
れぞれの許容差をもつ複数のチップが作られ、この後、
チップの一面に蒸発材料を塗布しなければならない。
第11A図、第11B図に示すように、長方形基板の場
合、変更が可能である。第11A図は、第6A図、第6
B図に示したXYスプリング板の開口変更例である開口
120を示す。スプリング121.122.123.1
24は板の終端側で一部面げられ、第6B図に示す2つ
の平坦なスプリング91.92ではなく4つのスプリン
グである。第11B図は、XYスプリング板の開口90
のもう一つの変更例である開口130を示す、この第1
1B図では位置決めピン131.132が使われている
。これが可能なのは、基板寸法の許容差を最小にでき、
コンタクト・マスク32が除去されるとき蒸着材料が基
板に大きな力を加えない場合だけである。残念ながら量
産の場合、基板の許容差を最小に保つのは、基板の大幅
なコストアップにつながる。
本発明の原則により、上記実施例の再使用できる蒸着治
具を3つの板とコンタクト・マスクに簡素化することが
できる。上板は、蒸着材料に対して治具の他の部分をふ
さぐために必要である。XYスプリング板(比較的厚み
があるものなど)は、当該工程に不可欠のXY力方向位
置合わせを行い、各基板を治具に固定するため、単独で
も使用できる。基板を安定に位置づけるには、XY位置
決め板を加えるのが望ましい。最後に、Zスプリング板
は、各基板をコンタクト・マスクに対して揃えるために
必要である。底板を使わない場合、Zスプリング板は、
各図に示した薄板よりもさらに強固にする必要がある。
また、Zスプリングのモーメシト・アームは、寸法差を
補正するため比較的薄くしなければならないため、Zス
プリング板の耐用寿命をそれを逆向きにして伸ばすこと
はできなくなる。実施例を基に本発明を説明してきたが
、再使用できる蒸着治具の各板の形状が変更可能なこと
は当業者には明らかであろう。たとえば各図に示した治
具は方形または矩形の基板を対象としている。他の形状
の基板(円形、三角形の基板など)の場合、XY面で位
置合わせをし、固定するためにポケットの配置を変える
必要があるのは明らかである。
F8発明の効果 上述のように、本発明は、薄膜の蒸着に用いられる一つ
の金属製コンタクト・マスクと複数の小基板の正確な位
置合わせを行なう蒸着治具を提供する。
【図面の簡単な説明】
第1A図は、再使用できる蒸着治具が組み立てられたと
きの上面図である。 第1B図は、再使用できる蒸着治具が組み立てられたと
きの側面図である。 第1C図は、再使用できる蒸着治具が組み立てられたと
きの下面図である。 第2A図と第2B図は、再使用できる蒸着治具が組み立
てられたときの断面図である。 第3A図は底板の上面図である。 第3B図は底板の側面図である。 第4A図はZ方向スプリング板の上面図である。 第4B図はZスプリング板の部分図で、単一のZスプリ
ングを示す。 第5A図はXY位置決め板である。 第5B図はXY位置決め板の一部で、単一の基板ポケッ
トを示す。 第6A図はXYスプリング板の上面図である。 第6B図はXYスプリング板の部分図で、単一の基板ポ
ケットを示す。 第7A図は代表的なマスク板の上面図である。 第7B図はマスク板の部分図で、単一のマスク箇所を示
す。 第8A図は上板の上面図である。 第8B図は上板の側面図である。 第9A図は底板用の方形の位置決めピンの側面図、第9
B図はその上面図である。 第9C図は底板用の菱形の位置決めピンの側面図、第9
D図はその上面図である。 第10図は、再使用できる蒸着治具に固定されるセラミ
ック基板の斜視図である。 第11A図と第11B図は、第6A図と第6B図に示し
たXYスプリング板上の単一の基板ポケットの2つの実
施例である。 20・・・・上板、22・・・・底板、24・・・・Z
スブノング板、26・・・・XY位置決め板、34・・
・・摺動棒、50・・・・開口。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の基板と一つのコンタクト・マスクの位置合
    わせをする再使用できる蒸着治具であって、複数のスプ
    リングを持ち、前記複数の基板を前記コンタクト・マス
    クの押し当てて前記複数の基板上の蒸着材料のハローイ
    ングを防ぐ第1の板と、前記複数の基板のそれぞれをX
    Y位置合わせ面に対して保持して位置合わせをするため
    の複数の手段をもち、前記第1の板と前記コンタクト・
    マスクの間に位置する第2の板と、 前記第2の板と前記コンタクト・マスクとの正確な位置
    合わせをする手段と、 前記コンタクト・マスクの上にあり、蒸着材料を前記コ
    ンタクト・マスクのパターンで付着させる複数の開口を
    持ち、該開口以外の箇所は前記再使用できる蒸着治具の
    他の部分に蒸着材料が接触するのを防ぐ上板とを具備す
    る治具。
  2. (2)複数の基板と一つのコンタクト・マスクの位置合
    わせをする再使用できる蒸着治具であって、少なくとも
    2つの位置決めピンを持つ底板と、前記複数の基板を前
    記コンタクト・マスクに押し当てて、前記複数の基板上
    の蒸着材料のハローイングを防ぐ複数のスプリングと、
    第1の板と前記底板の正確な位置合わせをする前記位置
    決めピンに係合する位置合わせ用開口とを持つ前記第1
    の板と、 前記複数の基板のそれぞれをXY位置合わせ面に対して
    保持して位置合わせをする複数のスプリングと、第2の
    板と前記底板の正確な位置合わせをする位置合わせ手段
    とを持つ第2の板と、前記複数の基板のそれぞれの上の
    蒸着材料のパターンを決定する複数のパターン付開口と
    、前記コンタクト・マスクと前記底板の正確な位置合わ
    せをする前記位置決めピンに係合する位置合わせ用開口
    とを持つ前記コンタクト・マスクと、前記パターン付開
    口を通して蒸着材料を被着させる複数の開口を持ち、該
    開口以外の箇所では前記再使用できる蒸着治具の他の部
    分に対する蒸着を防ぐ上板とを具備する治具。
  3. (3)複数の基板と一つのコンタクト・マスクの位置合
    わせをする再使用できる蒸着治具であつて、前記再使用
    できる蒸着治具の他の部分と底板の位置合わせをする第
    1の手段を持つ底板と、前記複数の基板のそれぞれを前
    記コンタクト・マスクに押し当てて前記複数の基板上の
    蒸着材料のハローイングを防ぐ複数のスプリングと、第
    1の板と前記底板の正確な位置合わせをする前記第1の
    手段を受ける手段とをもつ前記第1の板と、前記複数の
    基板のそれぞれをXY位置合わせ面に対して保持して位
    置合わせをする複数のスプリングを持つ第2の板と、 前記第2の板と前記底板の位置合わせをする第2の板の
    位置合わせ手段と、 前記複数の基板のそれぞれの上の蒸着材料のパターンを
    決定する複数のパターン開口と、前記コンタクト・マス
    クと前記底板の正確な位置合わせをする前記第1の位置
    合わせ手段を受ける手段とを持つ前記コンタクト・マス
    クと、 前記パターン付開口を通して前記蒸着材料を被着させる
    複数の開口を持ち、該開口以外の箇所では前記再使用で
    きる蒸着治具の他の部分に対する蒸着を防ぐ上板とを具
    備する治具。
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